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Posted by Katsuya on 18th 4月 2010

Open water day 1 オープンウォーター講習開始!

今日も暑いタオの町

今日はいよいよオープンウォーターの講習が始まる。午後から、ビデオ講習と学科の授業だ。

●水が貴重なタオ島

その前に、既に渡されていた教科書で宿題を出されていたので、午前中のうちに終わらせねば。

取りあえず、朝ご飯を近くのタイフードのお店で食べる。メインの通りからはちょっと離れたところにあるお店は、若干メイン通りの相場よりは安く、雰囲気も外国人向けのような華やかさはない。蠅がたくさんいたが、ご飯はおいしく、安く食べられたので大満足だ。

さて、タオ島ではちゃんとした給水設備がないとのこと。そこのお店では自前のタンク(コンクリートで作った筒のような設備)にずっとポンプで吸い上げておそらく地下水を汲み上げていた。

この後の学科の授業で学んだのだが、地球上の淡水はほんのわずかだそうだ。いたるところで、井戸を構え、水をくみ上げて使っているタオ島にいると、ますます水のありがたみを感じる。

●オープンウォーター講習開始。まずはビデオ

午前中なのに、既に気温はかなり上がっている。海で遊びたいのもやまやまだが、宿題がたんまり残っている。残り時間も2時間弱と問題の量(100問くらい)を短時間で仕上げ、午後の授業に望む。

今回のSSIオープンウォーター講習の担当インストラクターはアスカさん。

日本を離れ、中国から南下しダイビングをするためオーストラリアを目指していたが、タオ島につかまってしまったらしい。もう何回も聞いたことのある話だ。この島やこの仕事にそこまで魅力があるというのは素敵なことだ。

さて、クーラーの壊れた蒸し暑い教室で、ビデオ講習が始まる。2時間くらいの内容だったので、途中かなり暑かったが、内容はとても新鮮でダイビングの基本を学ぶ。仕事をしていた時のような、つまらないミーティングの2時間に比べ、とても内容の濃い時間を過ごすことができた。

●ダイビングの教育プログラムはすごい

その後は、学科講習。SSIの教科書の章に沿って、今日は半分くらいまで進んだ。

今まで色々なスポーツを経験してきたが、ここまで体系的に考えられたダイビングの教育プログラムには感心する。

やはり水の中という一歩間違えたらとても危険な状況になるからか、まるで車の免許を取るかのようにきっちりとそのスポーツの仕組みを学ぶことができる。ちなみに、ダイビングの事故率は同じスポーツのカテゴリでいうとボーリングの事故率と同等だそうだ。

この教育プログラムを踏まえなければできないスポーツのためか、とても安全なスポーツだ。

●皆でディナー

その後は、ユタカさんの誘いで、日本人のダイバー+インストラクターの人たち10人くらいで、近くのタイフードのお店へ。

久しぶりの大人数での食事で、たくさんの種類のタイ料理が食べられ、また不思議な縁でタイに集まった人たちとたのしい時間を過ごすことができた。

昭和20年生まれの女性は、第二の人生をタイで過ごし、友達(といっても20代)と一緒にダイビングに来て、今日オープンウォーターを取得し終わったとのこと。女性はいつまで経ってもエネルギッシュだ。

また、ゴルフやダイビングを楽しみにタイへ来た女性(40代くらいかな)や、この後暇つぶしにクアラルンプールへ飛ぶアドバンスドライセンスを持っている女性(23歳だっけか?)、そしてダイビング好きのおじさんなど、色々な境遇の日本人が食卓を囲んだ。

そして、話題は日本食に。

タイに何年かいるユタカさんに聞いてみると、やっぱり日本食は恋しくなる、というか昼食は毎日日本米で炊いたおにぎりだそうだ。そして、たまに日本に帰るとみりんやめんつゆを買って帰り、その調味料で昨日は肉じゃがを作ったそうだ。

一応、バンコクでも日本の調味料は売っているが、日本円換算で日本の3倍くらいになってしまうらしい。やっぱり生まれ育った国の味は一生もの。

●蚊の多いタオ島

隙間だらけのバンガローはとにかく蚊が多い

宿に戻ると、香取線香をたくことがタオ島へ来て新たな日課になった。

今回泊まっている宿は、ダイビング施設内のバンガロー。さすが1泊200バーツ(約600円)と安いだけあって、そこらじゅうに隙間があり、とにかく蚊が多く入ってくる。

一応、ベッドに蚊帳が付いているのだが、蚊帳の中はものすごい暑さでいるだけで汗が止まらない。そのため、部屋の中では常に香取線香をたく必要があるのだ。

もちろん、日本からも持ってきたが、せっかくなのでタイの香取線香をセブンで購入した。

こっちの香取線香はなんとラベンダーの香り。実際にたいてみるとほのかな香りだが、日本の香取線香よりも刺激が少なくいい感じだ。日本でも、あのオリジナルの香り以外にも、お香的な香りを売り出せばいいのに。

明日は、午前中学科の続き、午後はいよいよ潜水と非常に楽しみ。

朝は8時から授業開始のため、海辺のレストランではまだまだレッチリが大音量だが、今日は早めにおやすみなさい。

かつやcat

Posted by Katsuya on 17th 4月 2010

Arrival tao タオ島へ到着!

タオ島初日の夕日。素敵な場所だ

朝の4時に夜行バスでチュンポンへ到着し、7時にようやくタオ島行の船が出発。

●ダイビングショップ、宿泊施設、そして海!

船に揺られること3時間ちょっとで、ダイビングの島 タオ島へ到着。

船を降りると、今回お願いしたダイビングショップ「BigBlue」のスタッフが迎えに来てくれていた。ソンテオ風トラックに乗り込み、海岸から島を登り、再び降りたところに今回オープンウォーターライセンスを受講するダイビング施設へ到着。

宿泊施設やスタッフの事務所、教室や器材の保管場所などが立ち並び、そこを抜けるとダイビングショップとレストラン、そして海だ。

到着してしばらくすると、受付及びオリエンテーションを受ける。

初回オリエンテーション担当のユタカさんは、関西生まれ沖縄育ち、そしてタオ島に流れ着いた坊主頭の良く似合う23才のダイビングインストラクターだ。バンコク支店の佐藤さんもそうだったが、たまたまタイに遊びに来て、タイに魅せられてしまう方は多いのだろう。

●タオ島めぐり

タオ島で絶品イタリアンを食べる

さて、本格的な授業は明日からということなので、今日はユタカさんに教えてもらった、施設周辺の島めぐりをすることに。

ただ、今日もかなり暑い(40度近いんじゃないかな…)ので、そこまで遠出をする余裕はない。まずは、昼食。本格的なイタリアンが食べられるレストランを紹介していただいたので、そこでマルゲリータとFinoというシーフード入りのペペロンチーノみたいな料理を注文。

イタリアで修業をした風のタイ人シェフがピザの生地を薄くのばし、自慢の石釜で焼いたピザは香ばしく、またパスタもこがしにんにくが効いていてうまい。久しぶりのイタリアンだったが、やっぱり素敵な料理。今からイタリアでの本場のイタリアンが待ち遠しい。

その後は、軽くショッピングをし、近くのセブンイレブンで水などを購入し宿へ帰る。

タオ島は、バンコク市内と比べ物価が2倍近く(もちろんピンキリだが、例えばバンコク市内で10バーツで売っている水が20バーツしたり、屋台のフルーツシェイクが20バーツが40バーツしたりと)、外貨を稼ぐ観光地としての成功がうかがえた。

というのも、非常に外国人が多い。

特に、欧米人。きっと、日本のように休みが取りづらい環境ではないのだろう。タイで2週間程リフレッシュできるような環境なら、どれだけ仕事の効率が高まるだろうか。限られた時間の中で、最大限の成果をあげられる工夫を日本人はもっとしなくてはならないかも。

●タオ島はやっぱり暑い

溶けそうな暑さの午後の時間は、その辺にたくさんいる野良犬もみんな溶けている。

ファンの付いている部屋でしばらく動けず、日が暮れてから再び街へ繰り出す。タオ島では、バイクのレンタルが盛んに行われていて、遊びに来た外国人がバイクを乗り回している。もちろん、ヘルメットなどかぶらず、ナンバープレートなども付いていない。

久しぶりに乗ってみたかったが、道も悪く交通状況も良くないのでやめておいた方がいいよとユタカさん。確かに、行きかうバイクや車の量は多く、信号もない。しかも、バイクに乗っている人のほとんどは免許などないだろうから、危ないのは間違いない。

今のところ必要もなさそうなので、またの機会に。

●イサン料理を試してみる

タオ島でイサン料理を食べる

今日の夕食は、近くのタイフードのお店でレッドカレーとイサン料理を注文。

イサン料理とは、タイの東北地方の料理なのだそうだが、野菜中心でしかもちょっとすっぱい感じの味付けであまり好みの味ではなかった。これぞタイ料理というようなすっぱい味付けが好きならいけるかも。

夜でもまだタオ島は暑く、最安のアイスをセブンで購入し、ロックでさらに熱気を帯びた施設内レストランの音楽をBGMに、タオ島初日の夜はふけていくのでした。

かつやcat

Posted by Akie on 17th 4月 2010

DIVING IN TAO! タオ島でダイビング!

タイといえば・・

タイ料理に金ピカ仏像、お買いものにマッサージなど
見逃せないスポットがたくさ~んありますが

とうとうやってきました!

タイのビーチ、タオ島

ここでダイビングのライセンスを取っちゃいます!

きゃー楽しみic_heart

今回お世話になるのはタオ島にある「ビッグブルーダイバーズ」

日本人インストラクターのいるダイビングショップです。

Posted by Katsuya on 16th 4月 2010

Go to tao タオ島へ向けての夜行バス

ソンクランも暴動も終わり平和な雰囲気のカオサン

ダイビングを行うタオ島へ行くため、昨日に引き続き今日も夜行バスの旅だ。

●バンコクのソンクランは白い粉

チェンマイと違い、バンコクでのソンクランは水だけでなく、白い粉などをかけられるらしい。

そこで、街が静かな午前中のうちにダイビングショップへ荷物を運んでおくことに。チェンマイに行く前の街の様子とはうって変わって、宴の後の残骸がそこらに散らばっている。たくさんのゴミや白い路面、汚れた車、そして新たな商売「ほうき売り」。

そんな街を抜け、今回お願いするダイビングショップ「Big Blue」へ。

日本人スタッフ佐藤さんから、カオサンのソンクランの状況などを聞いたところ、やはりひどいバカ騒ぎだったとのことだ。こちらでは、「明けましておめでとう」と顔に白い泥をぬられるらしい。

さて、今回のダイビングの支払でカードか現金かの選択肢があったが、カードだと5%上乗せされるとのことだったので、現金を近くにATMで引き出すことに。こちらでATMは使ったことがなかったので佐藤さんに案内してもらい、CITIバンクから20,000バーツを引き出すことに成功。

ちなみに手数料は150バーツと、こちらの物価で考えるとかなり高い額に設定されていた。

●ソンクランも終わり平和な雰囲気に

突き抜けるうまさのカオサンのあんかけ焼きそば屋さん

料金の19,000バーツの支払を済ませた後は、カオサン周辺を散策。

街の汚れはそれぞれのお店のスタッフにより徐々にきれいになってきており(ソンクランは昨日で終了でした)、カオサン通りではタクシン派の撤退と共に、街がとても平和な雰囲気になっていることに気付く。

白人が昼からビールを飲み、閉まっていたお店もお客さんの呼び込みに息を吐いている。

まずは、昼食をとるために佐藤さんに紹介していただいたあんかけ焼きそば屋さんへ。

日本語がすごく上手なお兄さんに席へ案内していただき、料理を注文する。驚いたのは、そのお兄さんのバラエティ豊かな日本語。「突き抜けるうまさ」から始まり、「お会計は18,000円になります。金がねーなら裏で1年くらい皿洗って行けよ」と、流暢な冗談まで持ち合わせている(ちなみに会計は90バーツ)。

特に、このような屋台では、大きなお金は嫌がられがちだが、1000バーツ札にも「なんくるないさー」と快く受け取ってくれた。

もちろん、他の国の方には流暢な英語で対応し、最後には「これからも日本語をひたむきに勉強します」だそうだ。

●カオサンから離れた商店街を散策

その後は、カオサン通りからちょっと離れた通りの地元向けの商店街を散策するが、売っている物の相場が一気に安くなっている。

靴屋さんでは、先日露店でかったサンダルよりも安く売られているし、その他食べ物なども安い。売っている服のセンスなどは若干劣るが、地元向け商店街では英語や日本語での客引きがなく、カオサン通りのように多言語でコミュニケーションができるだけで、観光地としてのバリューを生むんだなと実感。

●タイマッサージとお買い物

今日の出発はダイビングショップを19時30分出発だ。それまでに、まだまだ時間があるので、タイマッサージをうけることに。タイマッサージは、2人で500バーツととても安く、夜行バスの疲れが取れたようだった。

タイマッサージは、足の重点的なマッサージと、運動の前の柔軟を手伝ってもらうような感じのコースで、結構痛かったのでしばらくはいいかな。

マッサージの後はカオサンでお買い物。最終的には、朝宿からカオサン通りに向かう途中にちょっと見たお店の商品で決定。改めて夕方見に行ったところ、朝のやり取りをばっちり覚えていて、しかも大きくディスカウントしてくれたからだ。

このような商売のセンスはたくさんのお客さん(観光客)を相手にし、たくさんのお店がある中から生き残らなければならないという環境から磨かれていくのだろう。

準備も整ったので、夜行バスに乗り込み、まずは最初の目的地チュンポンへ向けて出発。

かつやcat

Posted by Katsuya on 15th 4月 2010

Back to bangkok チェンマイ最終日そして夜行バスでバンコクへ

露店にバケツが並ぶソンクラン

今日はチェンマイで過ごす最後の日。午前中のうちに、ソンクランを楽しんでおこうと水鉄砲を用意し、早速街へ繰り出す。

●プラシン寺院と赤い集団

まだ9時前だからだろうか。まだ街は動き出したばかりで、人もまばら。いても、お店の準備をしていたりとソンクランはまだのようだ。

街の中心部のお堀の方まで歩いていき、ご飯の上にフライドチキンがのった軽い朝食をとる。その後、お堀なかほどのプラシン寺院へ足を進めると、赤い服を着た集団が何やら集会のようなものを開いている。

ただ、雰囲気はデモのようなものでもなく、周りに警察もいない。現地の情報では、タクシン派はバンコクの一か所に集結しているとのことだったので、チェンマイではちょっとした集まりのようだ。

引き返そうと思ったが、あきえの嗅覚では大丈夫と判断したので、ちょっと通り過ぎてみることに。すると、方や赤い服グッツを売っている売店があり、方や先日の衝突のすさまじさを表現する写真が展示してあった。

色々なWebニュースで情報を収集していたものの、実際の写真を見るとことの惨状に閉口する。

もし、自分の仲間があんな目にあってしまったとしたら、自分ならどういった行動をとるだろうかと考える。これでは、ますます憎しみに憎しみを重ねることになってしまうだろう。

現タイ政府には平和的解決を何とか進めてほしいと願った朝のプラシン寺院だった。

●宿に戻るもソンクランで外に出られず

その後、お堀へ戻りゲストハウスへ戻るのだが、特にソンクランははじまらず、3日目ともなると街行く人にも疲れの色も見える。

そんな中、大きなトラブルが発生。あきえが昨日、首長族のところで買った見事な首飾りがバラバラに。。しかも、パーツが落ちたところが泥水の水たまり。2人でパーツを拾い集め、水鉄砲の水で(こんなところで役に立つとは…)手をすすぎ、落胆の中ゲストハウスへの帰り道を急ぐ。

途中、おいしそうなフルーツシェイクのお店があったので、パイナップルとパパイヤをオーダー。お店には日本語のガイドブックが置いてあり、日本人観光客が多い街ということが伺える。

店員さんの名前はトム。色々話しかけてくれた。

さて、宿に到着し、12時のチェックアウトを済ませ、併設するカフェでひとまず待機。

夜行バスの出発は19時30分なので、18時には宿を出るにしても、ようやく3日目のソンクランにエンジンがかかってきた午後は出歩くこともできず(服が濡れても着替えたりできないし、濡れた服を持ち歩くのも大変だし…)、お昼はマックをデリバリーすることに。チキンとハンバーガーとその他なんやらで352バーツ。こちらの物価からすると、マックはぜいたく品だ。これでここに一泊できてしまう。

その後、インドの下調べや猫と遊ぶなどし、あっという間に出発の時間に。

●バスステーションに向かう間にやられた。。

チェンマイのゲストハウス「Banilah」の仲良し猫

先日、ワロロット市場へ向かった際のタクシーのおばさんが迎えに来てくれ、宿を後にすること。三泊お世話になった美人3姉妹(姉妹かどうかは定かではない)の運営する、かわいい3匹の猫がいるゲストハウス「バニラ」はホントにいいところでした。お世話になりました!

バスステーションへ向かうタクシーは、ピックアップトラックを改造したソンテオ。これから長い時間バスに乗るので、もし水をかけられたら困る。そこで、タクシーを手配してもらう時に「ソンテオで大丈夫?」と聞いたところ、「時間的にももう終わってるだろうし、大きい通りに出たらかけられることはないよ」とのことだった。

しかし、悪がきにやられた。

コップ一杯の水をソンテオの中めがけて乗り口(ドアはない)から3発!おかげで2人ともびっちょり。。まあ、涼しくなったからいいか。

お世話になったソンテオのおばちゃんともお別れし(1回100バーツは高い気もするけど)、昨日悪戦苦闘したバスステーションへ。今日は特にトラブルもなく、すんなりと乗車。初めてのタイでの夜行バスにちょっと緊張するも、非常に快適な席に通して頂いた。

●タイの夜行バスは寝られない。。

チェンマイからバンコクへ向かうバスの中。席は快適だけど。。

バスは2階建てで、1階部分は10人程度でパーティーができるような席になっている。

1人あたりのスペースも広く、1階に通してもらったのはラッキー。ただ、バスの中での文化にはちょっとびっくり。

日本で夜行バスといったら、たいてい乗客は寝て過ごすので、車内は静かなものがだ、出発してすぐに大音量でタイのお笑い番組らしきものがスタート。まあ、1時間くらいで終わるだろうと思って見ていたが、1時間たっても2時間たっても終わらない。。

夜中の1時2時まで大音量で、ブラマヨ小杉風芸人と、はるな愛風芸人が歌えや踊れやでテレビは大盛り上がり。やっとのことで、番組もフィナーレを向かえ、テレビの中ではゲスト全員が拍手喝采。夜中の2時くらいにようやく終了し(それまで大音量は続いた)。

ちょっとうとうとしかけていたら、今度はタイポップの歌詞付きPVが流れ出した(もういいよ…)。どのPVも歌も映像も似たり寄ったりで、映像のストーリーまでほぼ同じような起承転結。男と女の出会いがあり、接近したと思ったらすれ違いになり、最後はめでたく結ばれる(もしくは他の男にとられる)みたいな感じ。

そんなこんなで、恐れていた盗難等もなく、朝のバンコクへ到着。

●早朝のバンコクは移動が大変

朝のバンコクのバスステーションでは、タクシーのおっちゃんがふっかけてくる。

400バーツとか350バーツとか300バーツ以下では相手にしてくれない(高い!)。

ようやく250バーツでOKというタクシーの斡旋屋がいて、カオサンへ向かう。メータータクシーが並んでくれていればいいのだが、たまにぽろぽろ現れては現地の人が運転手と交渉し、次々と断られていた。メータータクシーは行く場所によっては断るそうだ。

早朝のバンコクは、タクシーしか移動手段が無いので大変。

さて、今回も宿はとっていなかったので、最初に泊まったゲストハウス「ハッピーハウス」へ向かう。

今日も無事空きがあったので、チェックインを済ませ、バスでの悪夢(映像)を忘れるべく寝ることに。

明日は、ダイビングの申し込みと午前中のうちに荷物をダイビング屋へ持っていかないと。バンコクのソンクランは水だけじゃなく、白い粉を付けられたりするから、はじまる前に荷物を運び終えないと。

かつやcat

Posted by Katsuya on 14th 4月 2010

Go to trekking ture in Chiang Mai 首長族に会いに行く

首長族の女の子と今日のツアーのガイドさん

今日はトレッキングのツアー(1人1,000バーツ)に参加するので、いつもより早起き。8時には準備を済ませ、迎えの車を待つ。

●象の動物園で賢い象を見る

8時30分前にはツアーの車(ワンボックス)が到着し、早速乗り込む。車内を見渡す限り、各国からの観光客のようだ。車が出発し、キャプテンから今日のコースの説明がはじまる。もちろん、英語で。話の内容の1/3くらいしか理解できなかったが、まあなんとかなるかとツアーがスタート。

ツアー1番目のコンテンツはエレファントパーク。

入り口で早速象の親子が出迎えてくれた。初めて触った象の皮膚は厚く、不思議な感触。伸びてきた鼻の先は濡れていて、持っていたバッグが濡れる程だ。

さて、象のショーが行われるメイン会場で、ショー開始前の象に直接触れられることができた。

象の背中に乗っている人もいれば、象と一緒に写真(写真の時象は鼻を高く上げるポーズをしてくれる)を撮っている人もいる。目の前の象は、鼻で人を持ち上げるという技が得意。柔軟な鼻で持ち上げられる瞬間は、意外にもフワっと軽々と持ち上げてくれる。巨大な象にとってみると人間一人なんて軽いもんだ。

いよいよ象のショーがスタート。

サッカーやバスケをしたり、3頭協力して木材を持ち上げたりととても高度な技術を披露してくれた。

中でも驚いたのが、象のお絵かきだ。鼻で筆を持ち、適当にキャンバスに色を塗りたくるなんてのを想像してたのに、その期待を大きく裏切ってくれた。なんと、象がきちんとした象の絵を完成させたのだ。

象によって絵のレベルは違うが、一番うまい象は輪郭を書き、輪郭にそって塗りつぶすという見事な筆さばきだけでなく、構図などもとてもよかった。象ってホントに利口。もちろん、その絵が直後に2,000バーツもの値段で売られていたのはお約束。

●象にまたがり野山を歩き回る

象のパワーと賢さはすごい

続いてのアトラクションは、象に乗って野山を歩き回る「エレファントライド」というもの。

アフリカ象と違い、タイの象はちょっと小柄だと解説を受けたので、人間を3人も(うち一人は象乗り)乗せるのはいくら象でも大変だろうなと思ったが、もし体重が2tくらいなら体重に対して乗せる重さは大したことない。

人間がちょこっとリュックをしょうくらいなんだろう。体重の30%以上の重さになるバックパックよりは間違いなく楽なはずだ。

ただ、乗った象は若干お疲れ気味。しきりに象乗りが気合の声をかける。挙句の果てには坂道で後ろの象何頭かに抜かれる始末。そのように象の心配をしているとうまい具合に「象のバナナが30バーツだよ」と、コース上の売店で話しかけてくる。そりゃ、買っちゃうよ。

1時間近くエレファントライドを楽しみ、ゴール地点へ到着。

もちろん、ゴール地点では観光客相手の商売が待ち構えている。かわいいアクセサリーなどが安く売っており、交渉の末、あきえはブレスレット2点と民族っぽいズボンを購入。これで400バーツなら、いい買い物だと思う。

ゴール地点からスタート地点への帰り道は、やぎ版馬車みたいな車。途中、道端の子供に水をかけられるなどしながら(ソンクランだからね)、同乗したイスラエルの2人とやぎ車?を楽しむ。

イスラエルはホントにいいところらしい。誇りを持って語る口調が素敵だった。今回のタイへの旅行はハネムーンで来たとのこと。タイの人は平和で物価も安くホントにいい国だと言っていた。確かにそうだ。

●同じツアーの方と話す

続いては、ブッフェスタイルのランチ。そのまま、イスラエル人夫婦とテーブルを囲み、ランチを楽しむ。

さて、次のアトラクションは、日本でいう川下り「バンブーラフティング」。

バンブーボートの停留所に到着すると、次のスタートまで1時間はある。とりあえずたばこを吸っていると、「いっしょにいいかい?」と同じツアーの方が来た。この方は、バーレーン出身。「ああ、あのでっかいビルのあるところね。」というと、「何言ってんだよ。あれはドバイだ。あんな小っちゃい国と一緒にすんな。」と。

ごめん。。じゃあ、F1だ。というところから車の話へ。

バーレーンでは、三菱の車が人気でトヨタは人気ないらしい。トヨタは気候があわず、エンジンオイルがすぐに劣化し、エンジンがダメになってしまうそうだ。そこは、ダカールラリーで強かった三菱。頑丈ですばらしいとのこと。彼の愛車や今度ほしいパジェロなどをソニエリの携帯で見せて頂き(もちろん、「あ、ソニーだね」ってところから電子機器の話で盛り上がり)、ひとしきり話をする。

やっぱり万国共通で、男は車や電子機器好きなんだね。

ちなみに、彼らもハネムーンでタイへ訪れたとのこと。

やっぱり、タイの人は優しいし、ピースフル、ちょっと暑いけど物価が安くていいと言っていた。「そろそろ、ワイフのところへ戻らなきゃ」とのことで、待合所へ戻る。すると、あきえは彼の奥さんと話をしており、あきえも奥さんからバーレーン出身だよと言われたときに「ああ、あのでっかいビルのあるところね。」と言ったらしい。違うよ。そりゃドバイだよ。。

●テンションの高いバンブーラフティング

テンションの高い前の船の船頭さん

やっと時間になり、バンブーボートが到着。

いよいよテンションの上がってきたイスラエル人夫婦と一緒に乗り込み、川下りスタート。

途中、エレファントライドのコースで川を渡る箇所など、象の存在も近く、そのため象の糞があちこちにある。川の水も日本のように澄んではいないし、残念ながら泳ぐことはできなかった。。

昨日、ブッダの教えで「毒蛇を恐れて旅をすると、楽しくないしそれこそ毒蛇にかまれるよ」みたいなことが書いてあったが、この先長い旅路だし、一旦セーフティに行っておこう。

前の船は恐らく別のツアーの日本人夫婦。前の船の船頭さんのテンションが異様に高く、こちらの船のイスラエル人(旦那)と息ぴったり。ますますテンションは上がり、大暴れする前の船の船頭さんと、イスラエル人に前の船の日本人夫婦の奥さんは引き気味。。

こちらの船は大盛り上がりで、1時間の川下りもあっというまに終了。船を降りると、前の船の船頭さんとイスラエル人はMy Friendとがっちり握手。

●首長族に会いに行く

さて、次のコースは、首長族の村を訪問。

10代~20代前半の女の子(たまにばあちゃんもいたが)が首に輪っかを付け、軒先で編み物などをしている。

ここでもガイドさんが色々説明してくれたが、あまり理解できず。。それぞれのお家の軒先で女の子が編んだ商品や民芸品などを売っている。あきえはかわいい首飾りを購入。首長族の方たちと写真を撮り、村を後にする。この村の女の子達は、この村で生まれ、みんなあの首輪をし、あの仕事をするのだろうか。

これでツアーは終了。明日のバンコク行きのバスチケットを買うために、帰りの途中バスステーションで降ろしてもらった。

●バンコク行きのバスはどこ?

さあ、ここからが大変。

バスステーションについてみると、たくさんのバス会社のカウンターが並ぶ。一体、宿の人はどこのバス会社を予約してくれたのだろうか。インフォメーションにあっちのカウンター(たくさん並ぶバス会社のカウンターを指し)で買ってという。

全く持って状況がつかめていないので、宿の人に電話しようと公衆電話へ。ん~使い方がわからない。コインを入れてダイヤルするも、コールしない。近くにあったツーリストポリスへ相談するもオッチャンとのコミュニケーションがうまく取れない。再度、公衆電話をチャレンジするが、今度は日本でいう話中みたいな音が鳴り続ける(話中だったのかな?)。

近くを通りかかったバスの運転手に試してもらう。バスの運転手がやるとすんなり繋がり、受話器をチェンジ。ゲストハウスの人と話をするも、話をあまり理解できずこちらの伝えたいこともうまく言えない。。結局のところ、予約はしてなかったようで、その場でカウンターへ行きチケットを購入。中途半端にしかコミュニケーションができないと、色々と支障が出る。

購入したチケットは1人500バーツくらい。ちょっと安いのが気になるが、帰れる足が確保できて一安心。さて、次は夕食だ。タイの伝統料理カオソーイが食べられるお店へ。お店のおばちゃんが優しく、さっきまでの疲れが和らいだ(料理は辛かった^^;)。

帰り道は、トゥクトゥクと交渉するも高かったので、ソンテオに決定。宿までの道のりで水をかけられたのは1回だけ。さすがに夜になるとソンクランも静かになる。いよいよ今夜がチェンマイ最後の夜だ。

かつやcat

Posted by Katsuya on 13th 4月 2010

SONGKRANG 水かけ祭りは半端ねぇ

人で溢れかえるチェンマイのソンクランお祭り会場

今日の朝食は、ゲストハウス併設のカフェでおしゃれなブレックファースト。

朝起きて、朝食探しに出かけようと思ったが、スタッフのおねえさんの説明を聞くとなんだかめんどくさそう(一言で言うと全身ずぶ濡れになる)だったので、そんな流れに。そのまま、明日行く予定のトレッキングの相談をし、要望を満たす(エレファントライド、首長族、バンブーラフティング)一人1,000バーツのコースを提供している会社へ決定。

その場での支払いだったが、手持ちがなかったので街へ両替に行くことに。

●くるわくるわ水の応酬

ソンクランは見つかったらアウト。バケツで水の攻撃に合う

今日はソンクラン初日。

先ほど、宿のカフェでタイの情勢をネットで調べていたら、後ろから「どうですか?様子は」と日本語で話しかけれ、こんなところで日本人に遭遇。どうしてもソンクランに来たかった女性2人組み。もうその辺で始まっているらしく、既に朝やられたそうだ。ということは、ちょこっと両替に行くだけでは済まなそう。

早速、昨日市場で買った水鉄砲に水を充填し、お金やパスポートなど持ち物すべてをウォータープルーフにし(ジップロックに入れる)気合を入れて出発。

宿を出た瞬間、道のあちこちからくるわくるわ、水の応酬。

水鉄砲で攻撃してくる人もいれば、ホースで直接かけてきたり、挙句の果てにはバケツで頭からかけられたいりなんて技も。

こっちは、小さな水鉄砲なので、ほとんど反撃できず速攻でずぶ濡れに。ただ、今日も気温は40度近いのですごく気持ちいい。まあ、何よりみんな笑顔。道行く人やバイク、車やトゥクトゥクなど通るものすべてが水をかけられまくるのだが(よくバイクとか転ばないね)、快く新年を祝いあっている感じがとてもピースフルでいい!タクシン派と政府軍の衝突も水鉄砲でやればいいのに。

●やっとのことでメインの通りに

街中ではバンドの演奏に盛り上がるソンクラン

右手に水鉄砲、左手にデジカメ(もちろん防水ケース入り)で、とてもゆっくり地図が見れない。

ってことで何度か道を間違え、ようやく銀行のあるメインのストリートに到着。お祭り初日のチェンマイの活気はものすごい。ストリートの左右に大きなステージが設置され、スカバンドの演奏に盛り上がる観客がいたり、トンランスをがんがんかけて踊る人たちがいたり、パンクをかけながらビールを売っているお店があったりと街中大盛り上がりだ。

結構、メインの通りで特に道路の封鎖をしているわけではないので、人であふれた道路を通行する車は大変そう。こりゃ、そこらじゅう大渋滞だろう。

そんな、なんでもありの無礼講テンションに見えて、ちゃんと礼節をわきまえているのもこの民族の平和さを感じる。例えば、行く人行く人ところ構わず水をかけるのだが、交通整理をしているおじさんには水をかけないとか、トゥクトゥクも客が乗っている後ろの席だけ狙うとか、飲食店にはかからないようになど、色々注意して楽しんでる。

もちろん、到着した目的の銀行の入っている大きなショッピングモール内では一切水鉄砲の引き金には手をかけないし、悪乗りをしている若者がいなかったのは意外だった。

●やっとのことで両替を完了し宿に戻る

さて、今回2回目の両替。前回同様1万円を両替し、これでひとまず安心だ。

日本では当たり前のクレジットカードでの支払いが難しく、現金がある程度ないと不安だったからだ。恐らく、往復30分もあれば十分な距離を2時間以上かけてゲストハウスに戻り、まずは着ている服を洗濯ロープに吊るす。トレッキングの費用も払い、ダイビングのメールのやり取りなどを済ませ一息ついたところで、次の移動手段を考えることに。

バンコクからチェンマイへは、AirAsiaで来たのだが、帰りは夜行バスで帰る予定。ただ、チケットはまだとっておらず、その旨宿のおねえさんに相談。すると、一同「まだ取ってないの?この時期は混んでてやばいよ」との渋い反応が。

ちょっと調べてみると色々バス関連をあたってくれていたので、こちらで念のため飛行機をチェック。一応、飛行機は空いているようだが、一人3,000バーツ前後と高めだ。バスの調べてくれた結果を待って、ダメそうなら予約しよう。

その間に、今日の夕食についても相談する。地球の歩き方に載っていた伝統のタイ料理が食べられそうなお店について聞いてみるも、お正月はCLOSEだそうだ。他にも、いくつか知っているとのことだったので、あたってもらったがFullやCloseと残念な返答が帰ってきた。

ところが、1件だけ近くにいい店が開いていたとのことで、今日の夕食は決定!しかも、バスもチケットが取れたよとのこと。ようやくバンコク行きの足が確保できて安心だ。

●これからディナーでも容赦なし

いつでも容赦なく水をかけてくる

さて、日も落ちてきたので、トゥクトゥクを呼んでもらい、紹介してもらったお店へ向かうことに。あたりは、昼間と違い若干涼しくなってきた。

これからディナーに向かう観光客でしかも涼しくなってきてるからと、タイ人のモラルを信じていたのが甘かった。レストランにつくころにはびっちょり。。さすがに寒い。。これは、タイ人のモラルの範疇らしい。まあ、正月だし無礼講とトゥクトゥクを降りると、きれいな服を着たお店のスタッフが出迎えてくれた。

非常に伝統的で素敵な建物のお店だ。

入り口を開けてもらい、お店へ入ろうとすると「ここで靴を脱いでください」と流暢な日本語が。昼間、街中でも「これ、おいしそうだね~」なんてあきえと話していたら「日本人ですか~?」と日本語でタイ人に話しかけられた。

レストランの店員さんも街中で話しかけた女の子も日本語を勉強し始めてそんなに経っていない(1年くらいだそうだ)という。なぜ、今まで自分は語学をもっと勉強しなかったんだろうとちょっと後悔。

高級レストランでタイ料理ディナー

注文を決めるころ、「寒いですよね~」と大きなタオルを貸してくれた。夜道で水をかけられ、着いたお店でタオルをもらう。人の優しさが何倍にも感じるとてもいいお祭りだ。

さて、レストランの会計では、普段の屋台の10倍くらいのバーツを支払い、呼んでもらった車を待つ間、店員さんと日本語で世間話。「タイの結婚式は1万バーツくらいでできるよ」とか「このレストランでこの間日本人とタイ人で披露宴をやった」、「コップンカはチェンマイではコップンチャーオという(女性だけ)」などタイの文化を教えて頂く。

迎えに来てくれたのは、レストランのオーナーのご子息。最初、100バーツと言われた送迎代をタダにしてくれ、水をかけられても濡れない素敵な(普通の)車で送っていただいた。

●洗面台に大量の蟻!

明日はトレッキングだ。

そういえば、朝8時くらいに迎えに来るから、その前までに朝食を済ませておいてねと言われていた。早速近くのセブンへ朝食を買出しに。すでにタイで何度セブンへ行ったか分からないほど、利用している。というか、コンビニはセブンしかないのかな。

明日の朝は早いが、世界一周の旅はホントにやることが多い。洗濯やらメールのやり取りやら、今後の計画やらお金の管理やらで今日も夜はふけていく。

と、寝る前に歯磨きをしようとしたら、洗面台に大量の蟻が!!(あれ、洗面台って黒かったっけ?って思うほど。。)朝、ワインを洗面台に捨てたのが原因みたい。。

かつやcat

Posted by Katsuya on 12th 4月 2010

Go to Chiang Mai ソンクランの本場チェンマイへ

スワンナプーム空港にもソンクランの展示が

今日は、12時50分発でスワンナプーム空港よりチェンマイへ向かうため、いつもよりちょっと早起き。

●カオサンからタクシーでスワンナプームへ

乾ききっていない洗濯物をしまい、今回の旅で初めての宿を何事もなく無事チェックアウト。チェックアウト後でも宿のWiFiは使えるので、チェンマイの宿の人とメールのやり取りを行う。とりあえず、今日の宿は確保できた。

フライトの時間も迫って来たので、スワンナプーム空港への足を探しにカオサン通りへ向かう。

全ての荷物をしまい込んだバックパックはやっぱり重く、朝から35度を超える気温に汗が止まらない。。しかも、昨日、目星を付けておいた空港へのワンボックスのバスの看板があるところへ行ってみるが、治安のせいか正月だからか休みのよう。

そのバスは、空港まで@80バーツと安かったのだが、悠長に他を探している時間もないので、タクシーで行くことに。

バックパックを背負って歩いていると、その辺に止まっているタクシーの運転手はしきりに話しかけてくる。もうさすがに暑いので、そこまで比較検討する余裕もなく移動するタクシーを決定。有料道路もチップも込みで400バーツでいいよというので、OKと交渉成立(ちょっと高いけど、重いし暑いのでしょうがないか…)。

●AirAsiaにチェックイン

おとといの市内へ向かう道はすいていたが、今日の空港への道はすごく混んでいる。

時々、全く進まなくなるのだが、それが、信号待ちなのかなんなのかタイの交通ルールが分からず、ちょっとだけ不安に。また、ところどころ警察が道を封鎖してたりして、若干物々しい雰囲気でもあるようだ。

幸いにも市街地を抜けるにつれ、道はすいてきて、フライトまでは余裕の10時30分くらいに到着。空港には、タイの正月のお祭り「ソンクラン」のディスプレイもあり気分は盛り上がってくる。

チェンマイへのフライトは日本でチケットを取ってあったAirAsia。

早速、チェックインをするが、荷物が規定の15kgから4kgほどover。。日本の航空会社だと多少多くても止められたことはなかったのだが、AirAsiaはきっちりしているのか「これじゃダメだ」とのこと。

しかたなく、手荷物を増やし15kg以内に。航空機としての総重量は変わらないんだから、どっちでもいい気がするんだけど。。

それともう一点いつもと勝手が違ったのが、搭乗ゲートの荷物チェック。

日本だと、細かい(ケータイとか時計とか身につけてる)ものは、トレーに乗せて機械に通してたのに、細かいものはバックに入れろとのこと。しかも、荷物一個につきトレー一個とか、トレーとの引き換え券みたいなものを渡されたりとか、すごくきっちりしている。その反面、引き換えの際に券を渡したのに、もらってないとか、機内のCAが日本風ギャルだったりとか適当なとこもある。

●チェンマイの宿にチェックイン

お祭り前日なのに既に水を掛け合うチェンマイ

ということで、今度は短い1時間ちょっとのフライトで、スワンナプーム空港からチェンマイ空港へ。あまり寝てないせいか、気付いたらチェンマイ空港へ到着。

到着後、空港のタクシーカウンターで予約した宿の住所を伝えたところ、タクシー代は250バーツとのこと。高いなと思ったものの、ソンクラン期間中は最低250バーツはかかると看板が出ていた。特別料金。

感じの良いタクシーのオッチャンに連れられ、タクシーへ乗車。ゲストハウスへの途中、そこらじゅうですでに水をかけ合っている。でも、お祭りの開始は明日から。タクシーのオッチャンに「なんで、もう始まってるんですかね?」と聞くと、「暑いからじゃん」とのこと。そうだね。。

落ち着いた雰囲気のチェンマイのゲストハウス「Banilah」。すごくいい宿

さて、今日から3泊する宿「Banilah」に到着。

チェックインの手続を、併設のカフェスペースで行う。出てくるお茶や雰囲気が穏やかでおしゃれで、しかもかわいい猫が3匹いてすごくいい宿。メールのやり取りは大変だったけど、落ち着いた雰囲気の南国アンティークな家具や蚊帳などとてもいい部屋。エアコンなしの部屋だけど、バンコク市内と比べ、風がさわやかで暑さは比較的問題なさそうだ。

しかも、宿のスタッフのおねえさんがとても親切。宿周辺の地図で有名スポットを教えてくれたり、話を理解するまで何度も話してくれる。やっぱり、猫好きに悪い人はいない。スタッフのおねえさんより、ナイトバザールよりワロロット市場の方がいいよと教えて頂き、しかもタクシーの手配までしてくれた。まあ、両方とも近いのでワロロットのあと、ナイトバザールも行ってみよう。

●ワロロット市場へ

地元色の強いワロロット市場

さて、10分程待つとタクシーのおばちゃんが迎えに来てくれた。

タクシーと言っていたので普通のタクシーを想像していたが、ピックアップトラックの荷台が座れるように改造された車だ。乗ってみると、走っているのに外の空間と車内が完全に仕切られていない感覚は日本では経験したことのないちょっと危険な感じ。

しかも、古い車もたくさん走っているので(このタクシーも恐らく20年以上前の車だろう)、とにかく空気が悪い。排気ガスたっぷりの道を30分程走り、ワロロット市場へ到着。タクシーのおばちゃんに80バーツを渡し、市場へ繰り出す。

昨日のカオサンとは違い、ワロロット市場は地元色の強いにおいのする市場だ。

とりあえずフランクフルトみたいな食べ物と水を購入し、市場を散策。売っているものの質は若干落ちるが、相場は安い。明日のソンクランに備え、水鉄砲を29バーツで購入し、続いてナイトバザールへ。

●ナイトバザールへへ

地図的には歩いていけそうだったので、歩きで出発したが、人がほとんどいない歩道もない暗い道。。

少し不安を感じたが、とにかく進んでみる。途中、お店を発見したので、水を買いほっと一息。ようやく、街が見えてきた。

まずは、トレッキング(あさってする予定)のお店で、話を聞くことに。①首長族に会う ②像に乗る ③ラフティングをする これらを満たすと1,100バーツのコースになる。「この辺じゃ、いちばん安いよ」とのことだったが、宿でもたくさん情報があったので、一旦持ち帰りで検討することに。

ようやく、ナイトバザールへ到着。まず、目に入ったのが、コピー品の数々。

先ほどの市場では、ブランド品っぽい時計が100バーツ程で売っていたが、こちらのは完全にコピー品。時計中央にはきちんとブランドロゴが入っており、どれもこれもホンモノなら何十万もする時計だ。ただ、よく見ると作りが安っぽい。参考までにいくらか聞いてみると、1,800バーツだそうだ。ギャグで買うにはちょっと高いので、夕食のお店を探すことに。

地元色の強かった先ほどの市場と違い、こちらは観光客も多く、お店もきらびやかだ。

バーガーキングやスターバックスなど知っているお店も数多くある。久しぶりにハンバーガーを食べたかったが、屋台を一通り見てから決めようと歩いていると、おいしそうな屋台を発見。おんぼろの小屋が建っている空き地にテーブルとイスを並べたお店だが、ご飯とヌードル、ジュースを頼んで60バーツととても安く、味もおいしかった。

その後は、ショッピングを楽しむことに。

もちろん、バックパックにこれ以上荷物を積むのは厳しいため、そこまで買う気はない。ただ、とてもエキゾチックで素敵なクッションカバーを発見したあきえは、交渉の末2枚購入。その他にも色々なお店で声をかけられ、交渉を行っていくと、タイの夜店の販売手法は共通だなと思った。

まず、価格は表示しない。いくら?と聞いて初めて値段を言うが、その価格は周辺のお店の同様の商品と同等であり、きちんと相場が形成されている。その金額ではちょっと高いなと思うくらいなので、当然もうちょい下げてくれとこちらは言う。すると、だいたい2~3割くらいまで下げた値段を提示するが、こちらがそれでも難色を示すと、「じゃあ、いくらならいいんだよ。好きな額を言ってくれ。」と言う。

とは言っても、こちらからは中々言いづらい。だって、好きな額っていったって半額まで下げるのはちょっと忍びないし、こちらから金額を言ってしまったら最後買わなきゃいけない雰囲気になるだろうし、ってことで「ちょっと、検討するね」といってその場を離れようとする。そうすると、最初に提示した額の半額近くまで下がって交渉成立という流れだ。

ちなみに、その手法で帰りのトゥクトゥクも交渉してみたが、100バーツから最終的に60バーツまで下がった。明らかに安すぎると思ったが、その額で交渉に応じてくれ運転手のオッチャンもすごく良い人だった。

ゲストハウスについてからは、日課になった洗濯(一個一個手で絞るのは結構大変)をし、部屋は禁煙なので外でたばこを吸いながら守衛さんとちょこっとお話をしたりで、心地よい夜風を楽しみながらチェンマイ初日の夜を楽しむ。

●チェンマイの安宿「Banilah」

ソンクランのお祭り会場にも近く、便利なチェンマイのゲストハウス。こだわりのある家具や清潔な水周りなどとにかく快適。3匹の猫と3人のスタッフのお姉さんはとても親切で、いい宿です。フリーのWiFiやネットに繋がったPC有り。

宿泊費用:ダブル1泊1室 400バーツ

かつやcat

Posted by Akie on 11th 4月 2010

Khaosan road 銃撃戦後のカオサン

昨日、深夜に寝たのに朝9時ごろ目がさめてしまう。
喉が渇いたので宿の近くのコンビニへ。

タイは至る所にコンビニがあって超便利!しかもほぼセブンイレブン。
コンビニでお水を買い、コンビニすぐ横の屋台で絞りたてみかんジュースを買う。おいしい☆
朝ごはんは宿の近くの屋台で。

お肉と卵のついたバジルごはんと、タイ風ヌードルを食べる。二人で65B。
タイの屋台ごはんは安くておいしくて幸せ!タイに来た事を実感する。

昨日宿のお兄さんに危ないって言われたけど、カオサン周辺の様子が気になる。おそるおそる行ってみることに。
プラプラ歩いていくと、あまりいつもと変わらない雰囲気にも見える。
ツーリスト・おみやげ屋さん・ごはん屋さんで賑わってる。
とりあえず今すぐ銃撃戦が起こりそうな感じはしない。

本当にこの近くで昨日銃撃戦があったんだろうか?一見平和そうにみえるカオサン通り。

歩いていると暑くて汗だくに。
宿に戻ってシャワー浴びて、かつやがお腹減ったという事で宿のごはん屋さんへ。
(ん?2度目の朝ご飯?)
かつや→ガーリックチキンとフライドポテトが乗ったごはん+オレンジシェイク
私は→ソーダwithレモン20Bをチョイス。

その後、食べたりないかつやは、コンビニでお水(13B)とスナック菓子(日本ぽい味。10B)を買ってきてくれる。
暑いなか、お水買ってきてくれてありがとうー。

もうすぐタイのお祭りソンクランがはじまる。旧正月を祝う行事で、皆で水を掛け合って涼を楽しむのだ。

私達はタイの中でもソンクラーンが一番激しい場所「チェンマイ」に行く予定。

今から楽しみ。

Posted by Katsuya on 11th 4月 2010

In khaosan やっぱりタイはアツい

物々しい雰囲気のカオサン。バリケードと赤い集団

今日もタイは暑くなりそうだ。

●安くて暑いカオサン

昨日、成田で世界の天気予報が待合所で流れており、「タイ 最高気温38度」と恐ろしい気温が表示されていた。

恐らく、今日もそのくらいまで上がるんだろうっていうくらい、朝から日差しが強い。そんな中、ぶらぶらと屋台を物色。おいしそうな屋台を発見。ヌードルとバジルご飯(?)二人で65バーツ也。

さて、65バーツってどんなもんかというと、昨日とりあえず1万円をExchengeしたら3,273バーツになったので、単純に考えて1バーツ=3円くらい。なので、65バーツだと200円くらい。

ちゃんと朝ご飯を二人で食べて、200円はさすが物価が安いだけのことはある。ただ、タイの労働賃金などの面で考えると、1バーツ=10円くらいの価値らしい(地球の歩き方より)。為替と物価のかい離は、暑い国特有のゆったりとした時間の流れが原因かもしれない。

●カオサンの街には赤い服の集団

その後、街を散策。

噂のカオサン通りを進むと、赤い服を着た集団が何やら集会を開いている。

周辺には、ポリス、封鎖された道路、そしてシャッターを閉ざした周辺のお店。物々しい雰囲気ではあるが、お互い武力行使などはせず昨日の教訓が生かされているようだ。ただ、いつ何時タマが飛んでくるか分からないので、一旦宿へ引き返すことに。

●宿でタイランチ

今泊まっているゲストハウスでタイランチ

ホテルの下のランクの宿をタイではゲストハウスと呼ぶらしいが、今回の宿はそのゲストハウス。

部屋は確かに狭いが、1階のレストランはいい雰囲気で、料金を考えると申し分ない。南国のゆったりとした時間を楽しむには十分のそのレストランで昼食。フライドチキンガーリックオンライスみたいな感じのメニューと2人でスムージーを注文。それでも、合計119バーツ。しかも、タイの料理はおいしい。

さて、明日からはタイのお正月のメインイベント「ソンクラン(水かけ祭り)」が行われるチェンマイに移動する。

移動する飛行機(AirAsia)のチケットは日本で抑えてあったが、またしても宿はこれからの状態。一応、いいゲストハウスの目星は付いていたので、早速、ホームページのフォームから予約をする。タイは今が正月で10連休&ソンクラン開催時期ともあれば、観光客も多いだろうし、宿が取れるか心配だ。まあ、後は一旦待つしかないので、街へ出かけることに。

●改めてカオサンの街へ

タイの屋台で食べるパッタイはハンパなくうまい

カオサン通りはやっぱりにぎやかで、ところ狭しと露店が並ぶ。まずは、屋台で腹ごしらえだ。今日の夕食は、トムヤムクンとパッタイ、バジルライスとタイフードを堪能する。今夜は落ち着いてカオサンの夜の街を散策することができるのだが、そうすると色々なことに気付く。

まず、海外のたくさんの文化が融合されている街であること。肌のちょっと黒いタイ人が屋台で呼び込みをし、白人のお客さんがパッタイを食べてたりする。その後ろでは、ヨーロッパのサッカー中継がされたビジョンがあったり、ロックががんがんと流れる飲み屋で色々な国の若者が遊んでいたりと。

そして、タイは観光都市として成功してるんだなと思うこと。

特に、バケーションの時期でもないのに白人がホントに多い。会う人、会う人「Where are you from?」が挨拶として交わされるのだが、ロンドンから来てたり、アメリカから来てたりとなぜここまで遠いアジアの国が外国人を魅了する国になったのだろうか。

ひとつ重要な要素になっているのは、タイの人の温かさだろう。困っていることがあれば、丁寧に教えてくれるし、自由に過ごしている様子などを見ていると、すごく心に余裕があるのを感じる(まあ、この暑い気候だとゆったりしちゃうよね)。

その他には、日本の製品はやっぱりすごいんだなってこと。

街行く車やバイク(とにかくたくさん走ってて道を渡るのが難しい。。)は、すごーく古いものから新しいものまで、トヨタやいすゞ、ホンダなど日本でおなじみの車種ばかり。たまに、その他の国の車を見かけるが、恐らく日本よりも日本車率は高いのではないだろうか。しかも、道路も日本と同じ左側通行だし。

車以外だと、やっぱり電化製品。SONYの製品を販売しているところを良く見かけるが、お店で使ってるテレビがアクオスだったり、まあとにかく日本の技術力ってすごいんだなと外国で実感する。

●世界一周は初めての事ばかり

さて、そんなことを感じながら夕食を食べていたのだが、ふとあきえから一言。

「昨日のこの時間ってまだ機内だよねー」と。

う~ん、まだ一日しか経っていないなんて。見るもの聞くものすべてが新鮮に感じると、一日がこんなにも長く感じるなんて。よく、年をとればとるほど1年が短く感じるなんて言うけど、それは新しい事を体験していないからなんて説がある。

確かにそうだと思う。そんな新しいことばかり経験できる世界一周の旅はいいもんだ。

夜になっても湿度と気温は高いけど、たまに吹く風が心地よく、日が落ちてからようやく本格的に動ける時間に。街もそんな感じ。一日にいったい水を何リットル消費するんだろうというくらい汗もかくけど、暑いのも悪くない。

●ダイビングを予約

タイへの滞在予定は4月23日(金)まで。

滞在の最終週は、タオ島でダイビングのライセンスを取得予定。ただ、もちろんどこで取るかもまだ決まっていないので、情報収集のために最初の日に満室だった日本人宿へ向かう。

今日も満室と表示されていたが、フロントでダイビングのチラシをゲット。幸運にも、そのお店は近くにあったので、ちょっと寄ってみることに。

出迎えてくれたのはスタッフの佐藤さん。久しぶりに日本人と会話をし、改めてタイの情勢が緊迫していることと、そうはいってもタイ人は楽観的なことを認識し、予約の空き状況は現地スタッフと明日確認しメールを頂くことに。

●カオサンでお買い物

続いては、カオサンでお買い物。

今回の目当ては、ソンクランに備えてビーチサンダルを買うこと(靴だと濡れちゃうからね)。

タイの屋台で売っている食べ物以外は、ほとんど値札が付いていない。いいなと思ったら「How much?」で交渉スタート。

今回、良いと思って購入したDIESELのサンダル(ホンモノか分からないけど。。)は、250バーツスタートで、最終的には180バーツで交渉成立。まあ、だいたい半分くらいまでは下がるみたいだ。

買い物も済み、ゲストハウスへ帰る途中、暑さしのぎにセブンでスムージーを注文。

コンビニの店員さんが食べ物を作るというのは日本でもよくあるが、そのクオリティを標準に考えてはいけないようだ。

味は良かったのだが、作るのにとにかく時間がかかる。。1個作るのに10分くらいかかったんじゃないかと思ったら、その容器を洗い出して2個目を作り出す始末。しかも、横で別の店員さんは残り物の商品を食べてるし。。

逆にタイでは、そんなのが当たり前のようで、お客さんも特に何も言わない。「郷に入れば郷に従え」。

その後、宿に戻り、明日のチェンマイの宿の人からの返信チェックなどメールのやり取り、その他情報収集で夜中までインターネット。明日、12時にはフライトだから、早起きしないと。。

かつやcat

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