Archives for "モンサンミッシェル(Mont Saint-Michel)"
Go to Paris パリ シャンゼリゼ通りへ
今日でモンサンミッシェルとはお別れ。
朝ホテル近くを散歩し、最後のモンサンミッシェルのある景観を楽しむ。
●本当のモンサンミッシェル
現在、モンサンミッシェル周辺は改修工事を行っており、完成予想イメージのパネルなども展示されている。
人々がモンサンミッシェルを訪れやすくするため築いた2km近い堤防が、本来の潮の流れを阻害し、島周辺に砂が堆積してしまっているため、元々あった潮の満ち引きによる島と陸地が地続きになったり離島になったりという現象が今は見られなくなってしまっているという。
それを、堤防を作る前と同じような潮の流れにするため、今の堤防を橋に置き換えるそうだ。
完成予定は2025年とのことなので、本来のモンサンミッシェルに戻る橋の完成後にまた見に来たい。
●レンヌ市内を観光
11時くらいのバスでモンサンミッシェルからレンヌへ戻る。
電車の時間までしばらく空いたので、レンヌ市内を観光することに。
街中をぶらぶらし、途中パン屋さんでパンを買って食べたり、ケバブ屋さんでケバブを食べたり、街歩きをしているだけで楽しい。
駅からちょっと足を伸ばして、サンピエール大聖堂を見学する。
厳かな雰囲気はどこの大聖堂も一緒でとても穏やかな気分になる。
●夜のパリでフランス料理
さて、2~3時間くらいレンヌの町を堪能し、TGVでパリへ戻る。
パリに着いてから、初日に満室だった(その時に予約した)宿へチェックイン。
荷物を降ろして、夜のパリへ出かける。
地下鉄でルドリュロランからフランクリンデルーズベルト駅へ。
夜のシャンゼリゼ通りは雨が降っており、いい雰囲気。
駅から凱旋門を目指し歩く。途中、フランス料理のお店で日本語堪能のお兄さん(9月に友達がいる京都に行く)に呼び止められ、ちょうど夕食時のお客さんで込み合っており、価格も手ごろだったためここらで夕食に。
牛肉のステーキのような料理は、ソースがすごくおいしい。
フランス料理はどこもソースにこだわっている。
●光輝く夜のエッフェル塔
夕食後、ライトアップされた凱旋門を眺め、エッフェル塔を目指す。
時間もいい時間(23時過ぎ)だったため、人通りも少なく若干不安だったが、エッフェル塔が見えてきた。
きらきらと点滅するイルミネーションには2人とも興奮。急ぎ足でエッフェル塔の下まで到着。
やっぱり東京タワーとは違う。
タワー根本から下段部にかけてのデザインがとても力強く、そこからてっぺんまでの曲線がとてもきれいだ。
確かに鉄骨だけで多少無骨なこの塔は、石造りの建物であふれるパリには似合わないかもしれないが(当時建設に反発があったらしい)今はこの街に完全に融合している。
黒人さんが土産物を売り歩き(ぴかる竹とんぼみたいなやつとか、エッフェル塔の置物とか)、夜もいい時間なのに、かなりの数の観光客が集まっていた。
ということで、パリの有名どころを夜の時間に楽しみ、優雅な気分でユースな宿へ地下鉄で帰るのでした。
●パリの安宿「Bastille Hostel」
パリ中心部の安宿。部屋はちょっと味気ないが、設備などまあまあ。ネットに繋がったPCは有料のため、WiFiを使うには向かいのバーへ。簡単な朝食付き。
宿泊費用:ダブル1泊1室 42ユーロ
かつや
Church at Mont Saint-Michel 様々な歴史を経て今もなお生き続けるフランスの財産
今日は1日かけてモンサンミッシェルを満喫する。昨日は着いたのが夜だったため入れなかった修道院を今日は見学。
●幾重にもなる建物の構造
徒歩でホテルからモンサンミッシェルまで移動し、修道院見学のためのチケットを購入。
大きな石造りの建物は幾度の増改築を経て今の形になったそうだ。
建物は島の地形に沿って作らており、建物自体も何層にもなっているため、結構な高さがある。
入り口から大階段を上り、建物の中に入っていく。
順路を進むごとにそこから望む風景や建物の構造、装飾の美しさなど入る部屋ごとに違っており、とても興味深い。特に、天井にかけての柱のアーチやステンドグラスで彩られた窓などその部屋(建物)が作られた時代ごとに違った特色がありおもしろい。
その辺の解説は、オーディオガイドが日本語で行ってくれるので、時代背景など心行くまで楽しむことができる。
一番上の層までたどり着くと、回廊のようになっており、その時代の修道士になったような気分になれる。
その先、階を降りていくのだが、行きのルートとは違った部屋を通る。
2時間くらいかけて中を見学するが、最後までとても興味深かった。
○モンサンミッシェル修道院入場費用(1人分)
入場費用:8.5ユーロ
オーディオガイド:4.5ユーロ
●今日は部屋で夕食
修道院の見学の後は、周りのおみやげ屋さんを物色したり、島からちょっと離れてライトアップされたモンサンミッシェルを楽しみつつ宿の近くのスーパーで食べ物をゲットし、今日はホテルの部屋で夕食となる。
ヨーロッパの物価は高いので、少しでも節約していかねば。。
かつや
Mont Saint-Michel 古城のような素敵なモンサンミッシェル
昨日パリに着いたばかりだが、今日は、世界遺産にも認定されている修道院のある「モンサンミッシェル」へ移動する。
宿は昨日のうちにネットで抑えてあるのでひとまず安心だ。
●パリからモンサンミッシェルへ移動
モンサンミッシェルへは、パリの地下鉄のモンパルナス駅からTGVに乗りレンヌ駅まで行く。
2人で242ユーロとこれまた結構高い。
パリからは1時間半ほどでレンヌ駅へ到着し、そこからはバスで移動となる。
次のモンサンミッシェル行きのバスの発車まで2時間近くあったため、駅前でクレープリーを堪能する。
メインの修道院のある島とホテルは、2kmほどの一本道でつながっている。
バスは修道院まで行ってしまうので、手前のバス停で教えてもらうよう運転手に伝えバスに乗り込む。
○パリからモンサンミッシェルまでの行き方&移動費用(1人)
①パリ モンパルナス駅からTGVでレンヌ駅まで 移動費用:121ユーロ
②レンヌ駅前のバスターミナルからバスでモンサンミッシェルへ 移動費用:11.1ユーロ
●モンサンミッシェル近くのホテルで素敵なホテルライフ
タイ、インド、イギリスと1か月程ゲストハウスやホステルなどに泊まってきたので、今日のホテルはとても素晴らしい部屋に感じた。
まず何より部屋や水回りがとても清潔。そしてバスタブがある。
日本にいたときは当たり前だった”宿”のサービスが、1か月ぶりだととてもありがたく感じる。
それより何より、窓からモンサンミッシェルが見えるのがうれしい。
遠くから見るとお城のようにそびえ立ち、その姿がとても素晴らしい。
●2kmの道のりを歩いてモンサンミッシェルへ
さて、宿で一息ついたら早速モンサンミッシェルへ向かう。
2kmの道のりは若干険しく(歩道が整備されていない。。)、近づく修道院を写真に納めつつ、そして美しいつくりに感動しつつゆっくりとした足取りだったため1時間程かけてようやく到着。
目の前にそびえ立つその姿はとても壮大だ。
到着したのは18時を回ったくらいだろうか。
既にモンサンミッシェル内のお店は結構閉まっていたため(ヨーロッパのお店は閉まるのが早い。。)、おいしそうなフランス料理のお店に入り夕食をとることに。
フランス初日の昨日はピザだったので、初のフランス料理だ。
前菜、メイン、デザートとシンプルなコースだったが非常においしかった。
ソースに魂を感じる料理に感動。
夜のモンサンミッシェルをしばらく楽しみ、ようやくあたりが暗くなってきた21時半くらいからホテルへ帰ることに。
昼間ただでさえ大変だった歩道は、夜の闇にさらに大変になり(街灯などもちろんなし)、ケータイのピクチャーライトに助けられ、なんとかホテルへ到着。夜のモンサンミッシェルには、手持ちのライトが必須。
ライトアップさらたモンサンミッシェルを窓から眺めながら、久しぶりのホテルライフを満喫した夜でした。
●モンサンミッシェルの安宿「Le Relals Du Roy」
モンサンミッシェル近くの素敵なホテル。ちゃんとしたホテルなので、もちろん部屋やロビーなど設備は清潔。何より、部屋の窓から24時間モンサンミッシェルの眺めを楽しめるのがいい(ちっちゃく見えるだけだけど)。
宿泊費用:ダブル1泊1室 91.9ユーロ
かつや