Archives for "ティベリア(Tiberias)"

Posted by Katsuya on 20th 7月 2010

Tiberias to Jerusalem とにかく歩くティベリア

こじんまりとしてかわいい山上の垂訓教会

今日は朝5:30起きなのに、ドミの中年太りのおじさんのいびきがうるさくてあまり眠れず。。

眠い目をこすりながら宿を出発。なんとか6:50のバスに間に合い、まずは山上の垂訓教会へ。

●早起きするも眠気には勝てず

バス停を降りてから少し歩くと教会のあるHOLYプレイスへ到着。敷地内にはホテルもあり、気持ちの良いきれいな場所。8時のOPENまで少し時間があるので、教会前のベンチで仮眠を取る。すでに日差しは強くなってきているが、木陰は涼しく鳥がさえずり心地よい。あまりの心地よさにぐっすり寝てしまい、OPEN後垂訓教会を見学するもあまり記憶に残らず。。こじんまりとしたかわいい教会でした。

○ティベリアから山上の垂訓教会近くのバス停への移動費用:15NIS(1人)

続いて、カペナウムへ。

この辺は移動手段が徒歩のみ(タクシーすらいない)で、詳しい道も分からないので、その辺のおじさんに道を尋ねつつ目的地を探す。山上の垂訓教会から畑道を通り山を下る。バナナの葉が生い茂る山道を抜けると、目の前には朝日に照らされたガラリア湖が広がる。とても美しい光景だ。

畑道から舗装道路へ出て、湖沿いにしばらく歩く。何とかカペナウムへ到着することができたが、そのころには眠気と暑さとで疲れがピークに。またもや木陰のベンチで休む。やっぱり木陰は気持ちがいい。

チェックアウトが迫っているため、結局あまり見れず、宿に戻る時間に。

○カペナウム入場費用:6NIS(1人)

●やっとのことでティベリア行きのバスに乗れた

カペナウムを後にし、ティベリア行きのバス停を探す。といっても見当もつかないので、カペナウムの出口で待っていたツアーバスの運転手に聞くと近くのバス停までここから3km程あるそうだ。もちろん、タクシーもいないので仕方なくバス停まで歩くことに(ツアーが羨ましい…)。

湖沿いにしばらく歩く。聖ペトロ首位権教会、パンの奇蹟の教会を横目に(時間がなくて内部は見れず。。残念。。)、バスの運ちゃんに教えてもらったメインの通りの90号線をひたすら目指す。ようやくティベリア行きのバス停を発見。また、昨日みたいに待つことになるのかと不安を感じながらバスを待つ。

すると30分程でティベリア行きのバスが到着。無事、チェックアウトの時間11時に間に合った。

○ティベリアへの帰りのバス移動費用:10.5NIS(1人)

そして、ここからまた移動。

ティベリアからエルサレムへはセントラルバスターミナルから12時30分発のバスに乗る。ティベリアへ来た時ほどではないが、軍人さんが乗り降りしながら15時過ぎくらいにエルサレムのセントラルバスターミナルに到着。またしてもバスターミナル建物内に入る際に面倒なセキュリティチェックを受ける。安全を何よりも優先するイスラエルなのでしょうがない。

○ティベリアからエルサレムへのバス移動費用:40NIS(1人)

●旅仲間とも今日でお別れ

セントラルバスターミナルから市バスに乗り換え、ヤッフォ門で降りる。前回と同じく、PalmHostelへチェックイン。今度は前回よりも少しましな部屋(ちゃんと電気が付く!)だ。

その後、明日のエリコ行きのバスを聞きにInfoへ。エリコ行きのバスは、宿からも近いダマスカス門から出ているそうだ。

いよいよ今日でアンマンから一緒に旅をしていたシュンさんともお別れ。1人3NISで作った夕食を食べ、どちらも明日は早く起きるので別れは名残惜しいが早めに就寝。

Posted by Katsuya on 19th 7月 2010

Go to Nazareth 効率良くナザレを見るもティベリアへ戻れない。。

立派な受胎告知教会

今日はティベリアからちょっと足を延ばしてナザレへ行く。

●短時間でナザレの見どころを回る

ティベリアのセントラルバスターミナルからナザレ行きのバスが出ており、1時間くらいでナザレへ着くことができた。ナザレの後、今日のうちにガラリア湖畔の北の方も行きたいので、ナザレは教会のお昼休み前までが勝負。

受胎告知教会、聖ヨセフ教会、シナゴーグ教会、メンザクリスティ、マリアの井戸、聖ガブリエル教会と、ナザレの見どころを回る。街自体小さいため、徒歩で回ることができ効率が良い。

初めの2つの教会はとても立派で装飾も美しい。ツアー客も多く、ここは大事な巡礼地なんだなと実感する。

次の2つは、ナザレの見どころの中でも小さ目。そのためツアー客も来ないが、その分ゆっくりと見ることができる。特にメンザクリスティは印象的で、普段は門に鍵が締まっているが近所の人に声をかけると鍵を開けてくれる。ここでは、イエスが復活後、弟子と一緒に食事をしたテーブルだと言われる大きな一枚岩を見ることができた。

最後の2つは、ちょっと離れたところにある。マリアの井戸は残念ながら落書きが多く、折角の名所が台無し。聖ガブリエル教会は今も地下に水が流れており、とてもきれいな教会だった。

急いで見どころを回り切り、ティベリアへ戻る。

○ティベリアからナザレへのバス移動片道費用:18.3NIS(1人)

●待てど暮らせどバスは来ない。。

ところが、到着したバス停で帰りのバスを待つもなかなか来ない。

時刻表だと30分に1本くらいの間隔で走っているはずだが、1時間待ってもバスは来ない。さらにもう1時間待つもバスは来ないので、バスは諦めタクシーの運ちゃんと値段交渉を始めると、ちょうどその時ティベリア行きのバスが到着。

出発地点でバスの乗客が少なく、スキップしたのだろうか。ここでもバスに乗り込む人は少ない。しかも、ナザレに来たバスと全く一緒だったので、やはり間引き運行をしていたのだろう。

折角、急いでナザレを回ったにも関わらず、ティベリアに着くころにはもう夕方。

今日はガラリア湖は諦め、スーパーで食材を買い夕食を作る。イスラエルは他の中東と比べ物価が高いので、宿にキッチンがあると助かる。ちょうど中東のご飯にも飽きていたので自炊ができて良かった。

ということで、ガラリア湖へは明日エルサレムへ戻る前に行くことに。早朝6:50のバスに乗るぞ。

Posted by Katsuya on 18th 7月 2010

Go to tiberias エルサレムからティベリアへ

多くの軍人さんと乗り込むティベリア行きのバス

今日はエルサレムからティベリアへ移動する。

8:30にエルサレムのホテルをチェックアウトし、セントラルバスステーションに向かう。

○ダマスカス門からセントラルバスステーションへの行き方

ダマスカス門から新門方面に歩き、ヤッフォ通りを右に曲がるとバス停があります。1人6.2NIS。

●物々しい雰囲気のイスラエル

市内バスでセントラルバスステーションへ到着。セントラルバスステーションの入り口には金属探知ゲートや荷物のX線など、まるで空港のような厳重なセキュリティ設備が用意されている。荷物の上げ下ろしなどめんどくさい気持ちにもなりながらも、そうここはイスラエル。安全を何よりも優先する国なのだ。

セキュリティチェックを終え、建物3階にあるチケットセンターへ。チケットセンターでエルサレムからティベリアまでのチケットを購入し、搭乗ゲートでバスの時間になるのを待つ。

ここでは、クレジットカードが使えたため、無事今日から改めて海外旅行保険期間だ。(始めの3ヶ月は自動付帯、残る期間は交通機関で使用するとそこから適用されるタイプの保険)

時刻表にある9:40のバスはスキップされ、10:05のバスがようやく到着し、なぜかたくさんの軍人さんと一緒にバスに乗り込む。

この街では、兵役に就いている若い軍人さんをよく見かける。もちろん、1人1丁の銃(M-16のようなライフル)を肌身離さず持っており、一見物々しいが、銃と併せてギターを持っていたりバックパックを持っていたりと、軍の装備を身に付けている以外はその辺にいるごく普通の若者だ。

男性だけでなく女性も同じ様に銃を持ち軍服を着ている。戦争は起きて欲しくないが、これもこの国、この世界の現状。

●洗礼の地ヤルデニットへ

小さな魚が住む洗礼の地ヤルデニット

13時過ぎにティベリアのセントラルバスステーションへ到着。

ティベリアはエルサレムより暑く、熱風のような風が全身に襲いかかってくる。ティベリアの宿は昨日予約しておいたので、ベスターミナルから10分程歩き早速チェックイン。

荷物を置いてから再びバスステーションへ。

今日はイエスが洗礼を受けたとされるヤルデニットを訪れる。

ティベリアのバスステーションから市内バスに乗りヤルデニットへ。ガラリア湖からヨルダン川に流れる聖なる水は、透明度こそ高くはないがきれいな水で、その証拠に小さな魚がたくさん泳いでいる。

足だけ水に浸かると、その魚達が足の回りに群がりつんつんちょっかいを出してくる。イエスも同じ様に魚達からも洗礼を受けたのだろうか。

●セントピーターズフィッシュを食らう

ガラリア湖ということで、今日の夕食はセントピーターズフィッシュ。ティベリアの色々なお店でセントピーターズフィッシュのディナーを提供しており、早速交渉開始。以外と値段はそこまで下がらず、重要な魚の味もまあまあって感じ。

久しぶりの魚ってことと、いい記念ってことで比較的高いディナーに納得。

●旅仲間と語る

ヨルダン・イスラエルの国境越えから、ほぼ一緒に旅をしてきたシュンさんと3人で飲む。

彼は脳外科医。さすが命を救う仕事をしている人の話は深い。ただでさえ宗教的な国なのに、本当に色々と考えさせられる。

こうやって色々な人の価値観を共有できるのも旅の大きな魅力だろう。

すっかり夜も遅い時間に。ドミの人に迷惑がかからないように早く寝ないと。

●ティベリアの安宿「Hagalile Hostel」

キッチンや冷蔵庫、部屋にはクーラーもあり、安宿にしては清潔で快適な宿。久しぶりに蚊に悩まされずに眠れそうだ。

ドミ1泊1名宿泊費用:46.5NIS