Archives for "ミコノス島(Mykonos)"

Posted by Katsuya on 29th 8月 2010

Go To Athens From Mykonos さらばミコノス島

やっぱり早いミコノス島からの高速フェリー HighSpeed5と何もないニューポート

ミコノス島の滞在もあっという間に終わり、今日アテネへ戻る。

さて、乗り込む港を確認しようとフェリーのチケットを見ると、行きの時には書いてあった乗り場の欄が空白だ。ミコノス島には、オールドポートとニューポートの2か所港がある。はたしてどっちだ。

●ミコノス島からピレウスへはニューポートから

フェリー会社のWEBサイトを見ても、当たり前のごとくどっちの港かは載っていない。ためしにホテルのフロントの人に聞いてみると「ああ、それならニューポートだよ」と、これまた当たり前のように教えてくれた。この感じ、間違いなさそうだ。では、ミコノスタウンからニューポートへはどうやって行くのだろう。

これもホテルのフロントの人に聞いてみる。もちろん、ホテルから直接タクシーという手もあるが、安く済ませるならオールドポートまで徒歩で移動し、そこからシャトルバスでニューポートへ行けるそうだ。ということで、皮肉にもミコノス島最終日になって暑くなってきた日差しの下、ミコノスタウンからオールドポートへ歩く。

●バスが無い!?

炎天下の中、20分程歩き続け、ミコノス島の白い街をようやく通り抜けられた。オールドポートへ到着だ。さて、オールドポートのバスステーションに行ってみると、何やらニューポート行きの時刻表が書いてある。ふむふむ、今は10時15分でウチらが乗るフェリーは11時10分。なので、次のバスに乗れば間に合う…だめだ。10時の次は11時だ。11時のバスだと危うい。

しかし、歩くにも距離がありすぎる。ええい、タクシーに乗っちゃえ。っていっても、ミコノス島のタクシーはそんなに多くない。しばらく途方に暮れているとちょうどオールドポートへ到着するタクシーがお客を乗せてやってきた。チャンス!乗客の荷物を降ろしている運転手に話しかけ、ニューポート行きの交渉成立。何やらその後運転手と乗ってきた乗客で「あれ?こっからフェリーでないの?(客) そうなんだよ。昔はオールドポートだったけど、今は小さいボートだけだよ。こっちは。(運)」と、気になる会話をしていたが、ごめん。もう乗っちゃった。運転手さん、ニューポートまでよろしく。

◇オールドポートからニューポートまでのタクシー料金

ミコノス島のタクシーは、ちゃんとメーターでした。大きな荷物2つの料金も合わせ、オールドポートからニューポートへのタクシー料金は 8ユーロ。

●ミコノス島のニューポートは名ばかり

到着当日にも思ったが、明るい状態で見るニューポートはホント何もない。ほったて小屋の待合所はすでにフェリー待ちの客でいっぱい。昨日に引き続き、海辺で夏の日差しをいっぱいに浴びつつ、フェリーを待つ。ニューポートへ到着したフェリーは立派。今日乗るフェリーは高速バージョンで、船体の下の部分が2つに分かれているタイプだ。

ちなみに船の名前はHighSpeed 5。船体に描かれたvodafoneの広告とマッチしていてかっこいい。ただ、船内のWiFiはエラーでつながらず。。ちなみに、行きは普通のフェリーで4時間半かかったが、帰りの高速フェリーは3時間でアテネへ到着!

◇今回乗ったミコノス島からピレウス行きのフェリー

船会社:Hellenic Seaways
チケット受け取りの事務所の場所:ピレウス港の南側(GATE7の辺)
ミコノス島出発時間:11:10
ピレウス到着時間:14:10
運賃:1人52.5ユーロ(エコノミー)
乗り場:ミコノス島 ニューポート

●アテネの考古学博物館は広い!日曜日のアテネはシャッター街

アテネに着いた後、まず明日のカランバカ行きの電車のチケットを取りにラリッサ駅へ。長蛇の列に並び、ようやく窓口にたどり着いたと思ったら「故障してるから明日以降の予約はできない。当日のみだから明日来て。」と。駅構内の発車時刻案内版も故障しているし、走っている電車は落書きだらけだし、ちょっと不安。

その後、今朝予約したホテルにチェックインし、アテネ観光へ出かける。

今日は日曜日のため、ほとんどのお店が閉まっている。大きなデパートやスーパーまでもシャッターで閉ざされているなんて、ちょっと意外。シャッター街をしばらく歩いた後、アテネの国立考古学博物館へ。

50室程の展示室からなる考古学博物館は、とにかく広い。所狭しと、ギリシャの歴史的な石像が並んでいる。また、なぜかエジプトの遺跡コーナーもあり、エジプトで見た展示物よりも状態のいい(なぜ!?)石像や棺など見ることができた。見るのに時間はかかるがその分大満足だ。

◇アテネ 国立考古学博物館 入場料

1人 3ユーロ(S割引)

●アテネの安宿「HOTEL LOZANNI」

オモニア広場周辺にあるため、ホテル周辺は若干治安が悪い雰囲気もあります。暗くなってからは出歩きたくない。但し、歩き方に載っている一番治安の悪い通りよりは安全。たぶん。hostelbookerで予約できます。

部屋は清潔できれい。スタッフの感じも良く、コストパフォーマンスの高い宿だと思います。ホントは無料でWiFiも使えるけど、またしても壊れてるという、安宿に良くあるパターン。ネットにつながったPCも1台あり、無料で使えます。

ドミ(6人部屋)1泊:12ユーロ(1人)

Posted by Katsuya on 28th 8月 2010

Super Paradise Beach in Mykonos ミコノス島のヌーディストビーチへ行く

ミコノス島のヌーディストビーチ スーパー・パラダイス・ビーチ

今日は昨日行ったパラダイス・ビーチより奥のスーパー・パラダイス・ビーチへ行く。

ミコノスタウン南のバスステーションからバスに乗り、まずはプラティ・ヤロスへ。そこから、ボートに乗りパラガ、パラダイスに続く3つ目のスーパー・パラダイスビーチへ到着。はたして、何が”スーパー”なのか。

●ミコノス島のヌーディストビーチ

昨日のパラダイスビーチにも何人かのヌーディストはいたが、スーパー・パラダイスビーチはまさしくヌーディストビーチ。男女問わず何人ものヌーディスト達が気持ちよさそうに海で泳いだり、焼いたりしている。

午後になり、ビーチが海水浴客で賑わってくるとその数は減ってきたものの、全く恥ずかしがる素振りもなくオープンな感じ(もちろん、全体から見るとヌーディストは一部で、ほとんどの海水浴客は普通の水着)。日本のビーチでは考えられない、異文化な光景。さすが、スーパー・パラダイスビーチ。

昨日と同じくエーゲ海はとても美しい。海水の透明度は高く、スーパー・パラダイスビーチは少しの浅瀬の後、すぐに深くなるが気持ちよく泳いでられる。サンベッドに寝っころがって海を眺めたり、暑くなったら海へ入ってみたりとビーチでゆったりと過ごす。

あっという間に、日は傾いてきた。まだまだ、日差しは強いがここらで引き上げることに。帰りも、ボートでプラティ・ヤロスへ行き、そこからバスでミコノスタウンへ帰る。

ちなみに、ミコノス島はヌーディストだけでなく、ゲイも多いことで有名。確かに、スーパー・パラダイスビーチにもたくさんのカップルがいた。

◇スーパー・パラダイスビーチへの行き方

①ミコノスタウン南のバスターミナルからプラティ・ヤロス行きのバスに乗り終点で下車(20分くらい)
②プラティ・ヤロスからビーチ行きのボートに乗車(15分くらい)
③パラガ→パラダイスの次に、スーパー・パラダイス・ビーチへ到着

◇料金(1人分)

①1.4ユーロ
②6ユーロ
③サンベッド2つとパラソル使用で12ユーロ

Posted by Katsuya on 27th 8月 2010

Paradise Beach ミコノス島のパラダイス・ビーチへ

ミコノス島のパラダイス・ビーチ

今日は、ミコノス島のビーチへ出かける。

ミコノスタウンからは、基本的にパブリックバスに乗って(1.4ユーロ)ビーチへ出かけるというスタイル。今日のビーチは、昨日下調べが出来た(たまたま泊まったキャンプ場に隣接していた)ビーチ「パラダイス・ビーチ」へ。

到着したのは午後のため、結構賑わっているが余裕で席は確保できた。もう完全なピークは過ぎたのだろうか。海に入ってみると水は冷たく、陸上でも汗をだらだらかくほど暑くはない。また、風も強く海から上がると寒いため、ちょっとだけ泳いで、あとはビーチでゆっくり過ごす。

海の透明度はさすがエーゲ海。遠浅のパラダイス・ビーチには小さな魚も多く、潜ると水もきれいで楽しい。ちょっとしたダイビング気分。ビーチもきれいに整備されていてお店もある。もちろん、ベッドなどの使用料は回収係りが回ってきて徴収されるがビーチには大満足。

サンベッドとパラソルの使用料金:2人で12ユーロ

#ちなみに、キャンプ場(パラダイス・ビーチ・リゾート&キャンピング)併設のため、キャンプ場のトイレやシャワーも使えました。ホントは泊まっている人だけかも。

◇ミコノスタウンからパラダイス・ビーチへの行き方遠浅で魚も泳いでいるパラダイス・ビーチ

ミコノスタウン南側のバスターミナルから、パラダイス行き(バスのフロントガラスにPradiseと書いてある)に乗車。20分くらいで到着する。バスは1時間に1本はある。片道1人1.4ユーロ。

Posted by Katsuya on 26th 8月 2010

In Mykonos ミコノス島へ到着!

白い街並みとエーゲ海が美しいミコノス島

昨日の21:30にアテネのピレウスを出発したフェリーは、夜中の2時にミコノス島へ到着。ミコノス島への到着アナウンスがなく、危うく降り過ごすところだった。

ミコノス島は、不夜城と言われるくらい夜中も盛り上がっていると聞いていたため、フェリー乗り場で夜を明かせばいいやと考えていたため、夜中到着の便を選んでいた(この便が安かったし)。

しかし、到着した港はミコノス島のニューポートと呼ばれる、街から北に結構離れた場所で意外と静まり返っている。しかも、フェリー乗り場っていうよりただの港で待合所など無い。若干、途方に暮れていると、宿の客引きが登場。

●キャンプ場で1泊

客引きが言うに、1泊5ユーロと格安だ。港で朝を迎えるよりはと、早速キャンプ場のバスに乗り込む。

到着したキャンプ場は「パラダイス・ビーチ・リゾート&キャンピング」。地球の歩き方にも載っていて、ビーチがすぐ近くの便利なキャンプ場だ。ただ、さすが1泊5ユーロ。用意されたのは、何となく区画されたただの空き地。簡単に言うと、安全な野宿。セキュリティもうろうろしているので、確かに安全で大型ロッカーもありバックパックなど荷物もしまえるのは便利。

転がっていたベンチを良い位置にセッティングし、寝袋を広げ就寝。キャンプ気分でちょっと楽しい。ビーチも近く便利な場所なので、わざわざ高いホテルは必要なかったかも。

●ミコノスタウンを練り歩く夜でも活気あふれる白い街ミコノスタウン

ミコノス島に次々と発着する飛行機の音で目を覚ます。

身支度を整え、予約していたホテルへ移動する。今回予約したホテルはミコノスタウン側なので、パラダイス・ビーチからミコノスタウンへのパブリックバスに乗り、昨日到着した島の東側に戻る。

チェックインを済ませ、しばし休憩の後、不夜城ミコノスタウンへ繰り出す。

日が暮れてからも街は活気にあふれている。真っ白な建物で構成された迷路のようなミコノスタウンは、土産物やご飯屋さんなど人であふれかえっている。まさに、ヨーロッパのバカンス。ギリシャ名物のギロを食べたり、ウィンドウショッピングをしたり街を散策する。しばらく歩き、気付いたら街の入り口に戻ってきていたという、まさにミコノスタウンは迷路だ。

●ミコノス島の安宿 Anastasios Sevasti

バカンスシーズンのため、事前に安宿は見つけられず、まあまあいいホテルをBooking.comの直近割引でなんとか抑えられた。安く抑えるなら、上記のパラダイス・ビーチのキャンプがおすすめ(歩き方にも5ユーロで泊まれるとか書いてくれればいいのにね)。

ミコノス島で3泊する「Anastasios Sevasti」は、ミコノスタウン南側のバスターミナル近くなので、バスに乗ってビーチに行ったり、夜の街を楽しむのに便利。設備はさすがホテルって感じで問題なし。WiFiもフリーで使える(ロビーのみだけど)。ちなみに、安い部屋は半地下のため、ホテルの部屋からミコノス島の景色は楽しめません。

1泊ダブル:100ユーロ

Posted by Katsuya on 25th 8月 2010

Parthenon & Go To Mykonos アテネと言えばパルテノン神殿

力強いパルテノン神殿

今日は、夜のフェリーでミコノス島へ移動する。

なので、日中はアテネの見どころを回る。

アテネと言えばやっぱりパルテノン神殿だ。ということで、地下鉄を乗り継ぎアクロポリスのあるモナスティラキ駅へ。

●アテネと言えばパルテノン神殿

地下鉄を降りると、早くも駅構内から遺跡が展示してある。地下鉄建設中に出てきた遺跡だろうか。さらに、駅を出ると古代アゴラの遺跡群が目の前に広がる。アテネ観光っぽくなってきた。

古代アゴラの遺跡群を横目に、ちょっとした坂を上っていくと5分程でアクロポリスへ到着。さあ、アテネ観光のハイライト、アクロポリスへエントリーだ。小高い場所にあるため、アクロポリスから見るアテネの街並みがきれい。イロド・アティコス音楽堂を見た後に、プロピレア(前門)を通ると、いよいよ目の前にパルテノン神殿が現れる。

パルテノン神殿は、思いのほか大きく、とても力強く見える。この建物が力強く見える大きな要素は、柱の構造(エンタシスだっけ?昔学校で習った気がする)と言われているが、聞いたり、読んだりしただけではあの柱の感じは伝わらない。建物自体の大きさはもちろん、あの柱の力強さは、間近で見るとやっぱりすごいね。

近くのエレクティオンや、その辺に転がっている遺跡を眺めつつアクロポリス見学を終了。いいところでした。

◇入場料

通常12ユーロだけど、Sディスカウントでアート系の名前だからか無料でした。

●ミコノス島へ向けて出発分かりづらいピレウス港のミコノス島行きフェリー

既にネットで予約していたフェリーのチケットを受け取りにピレウスへ移動。地下鉄のLine1の終点がピレウスなので、1日券を使って簡単に行くことができて便利。チケットの受け取りは、港の中にある事務所でブッキングNoを伝えるだけで、ミコノス島への行きとミコノス島からの帰りのチケット両方がもらえた。

その後は、コロナキ地区をウィンドウショッピング。高級店が並ぶ地区だが、閉まっている店も多く(シエスタの時間?今日は休日?)特に活気はない。ということで、ホテルへ荷物を取りに帰った後、再度ピレウスの港へ向かう。

フェリーの出発は21:30のため、1時間前の20:30に港へ到着する。しかし、港が大きすぎてフェリー乗り場が分からない。。チケットをもらったフェリーの事務所は閉まっているし、その辺の人に聞いても「あっちの方だよ」とか適当なことを言われるだけ(しかも全然逆方向だったし)。。彷徨い続けて出発寸前にようやく搭乗できた。危ない危ない。ミコノス島へ向けて出発!

◇ミコノス島行きフェリーの乗り方@ピレウス

ピレウス駅を降りたら、まず港へ。港に着くと、港の北側(GATE5の辺)に港内フリーバスの乗り場がある。そこで、チケットに書いてある目的のGATEへ移動。ちなみに、フリーバスで目的のGATEに行くのも、特にバス内で案内は無いので大変。停泊している船に書かれた船会社の名前や、運転手への頻繁な確認などが必要だ。

◇今回乗ったピレウスからミコノス島行きのフェリー

船会社:Hellenic Seaways
チケット受け取りの事務所の場所:港の南側(GATE7の辺)
ピレウス出発時間:21:30
ミコノス島到着時間:01:55
運賃:1人31ユーロ(エコノミー)
乗り場:GATE2(フリーバスの終点かな)

基本的にギリシャ人はそんなに親切じゃないし、乗るまで結構大変でした。港到着は是非お早めに。