Archives for "コスメル(Cozmel)"
Snorkeling in Cozmel コスメル最終日。スノーケリングとバーベキュー
朝から南国の太陽がまぶしい。
皮肉なことに、コスメルへ来た日から徐々に天候は回復し、帰る日が最高のコンディション。
●貸切のエメラルドグリーンのカリブ海
ということで、ダイビングの予定も無い今日、何もしないのはくやしいので、宿でスノーケリングのマスクと自転車を借り、情報ノートに書いてあったスノーケリングポイントへ。
フェリー乗り場を通り越し、飛行場を越えたところで、小道から海へ出る。
そこに砂浜は無いが、目の前にはエメラルドグリーンのカリブ海が広がる。しかも、ビーチではないので人は全くおらず貸切状態。
早速、マスクを装着し海へ入ろうとするも、海水に侵食された岩盤はまるでやすりのようにぎざぎざしており、なかなか海へのエントリーポイントを見つけられない。
階段っぽいところがあったので、海へ入ってみるも波が激しくぎざぎざの岩に押し付けられる始末。そんな状態なので、海から上がるのも大変。手や足に傷を負いながら、なんとか陸へ。その後もポイントを変え、何箇所か試してみるがどうもしっくり来ない。
チラッと見た海の中には確かにきれいな魚もウニもいたが、波が荒いとスノーケリングは大変。ダイビングの方が楽でいいや。
●コスメル最後の夜は宿の皆でバーベキュー
宿に戻り、宿の皆でバーベキュー。
コスメルで3泊した日本人宿「カサ・コスメレーニャ」は、6ベッドしかないため常に満室状態。初日から6人以上が宿泊しており(溢れた場合はハンモックかソファー)、非常に人気。
ベッド数以上の人数が宿泊するのも分かるくらい、この宿は居心地が良い。オーナーの人柄だろうか、ここに集まる旅人達が皆素敵だ。
ただ、残念ながら楽しい時間には限りがある。
メキシコに滞在できる日数に限りがあるため、今日中にはカンクンに戻らないといけない。
皆に見送られ、後ろ髪引かれる思いで宿を出発。コスメルのフェリー乗り場からカンクン行きのフェリーへ乗船。コスメル、まるで楽園のような島でした。
カンクンでは、荷物を預けてある日本人宿「ロサス7」に再度宿泊。
偶然にもアンティグアで宿が一緒だったヒデキさんと再会。ホントに世界は狭い。次は、南米で会いましょう~。
○プラヤ・デル・カルメンからカンクン(セントロ)への行き方
プラヤ・デル・カルメンのフェリー乗り場からすぐ近く(徒歩5分くらい)にADOのバスターミナル有り。そこから、カンクンのセントロまでダイレクトなので便利。バスは10~15分間隔で出ています。
プラヤ・デル・カルメンからカンクン(セントロ)へのバス移動費用:44ペソ(1人)
かつや
Diving in Cozmel コスメルの海で海がめと泳ぐ
今朝も早起き。朝一でダイビングショップへ行く。
風はまだ少しあるが、海の様子は昨日と比べだいぶ良くなっている。
●小さめのボートでダイビングへ出発!
ダイブショップへ着くと、早速機材のフィッティングをしようと。お、今日は行けるってことだ。
合わせた機材をタクシーに積み込み(今日は2人ともウェットスーツ2枚重ね)、ボートの待ち受ける港へ。
小さなダイビングボートはインストラクター含めスタッフ4人と、ダイバー8人を乗せ、良くなったとは言え、まだ波のある海へ出発。
●コスメルでダイビング1本目
1時間ほど航行したところポイントでボートは停止。1本目のダイブサイトは「Palancar Jardines」。
ウェットスーツを2枚着込み、機材をセッティングする。
ウチらと同じチームの2人の欧米人はウェットスーツ無しで、BCなど機材を身に着けている。さすが、彼らは寒さに強い。
さあ、いよいよ1本目。
コスメルの海は魚が豊富だ。
そして、地形もおもしろい。
サンゴの隙間を縫って泳いだり、トンネルをくぐったり。
ダイブマスターについていき、島の外側に沿って形成されたコーラル沿いにドリフトダイブ。コーラルよりも沖の方を見ると一気にドロップオフしており、暗黒の海が不気味にも感じる。
1本目は水深21mまで潜り、あっという間に約40分の海底探索は終了。
水深5m付近で3分間の安全停止をし、浮上する。
今回のボートは小さいため、ボートに上がる前にBCやタンクなどを脱ぎスタッフへパス。フィンとマスクだけの状態で、ボートを半周し最後にフィンを脱ぎ、梯子を上る。ただ、今日は若干波が荒く、半周するだけでも結構大変。
●コスメルでダイビング2本目
岸へ戻って、十分な水面休息時間を取る。
続いてのポイントは「La Fransesa」。
2本目もそこまでディープなところには行かない為、日の光に照らされた海底は美しく、コスメルの海のたくさんの命を感じることができた。
岩に潜むロブスター、色とりどりのサンゴ、最小様々な群れをなす魚たち、そしてこの間イスラ・ムヘーレスで海へ帰るのを待ちわびていたウミガメ。
魚と戯れているウミガメはこちらが近づいても全く驚くそぶりは見せず、我関せずのウミガメはしばらく一緒に泳ぐと、生身の人間では進むことの出来ないディープな海中へ消えていった。
コスメルの海はまさしく竜宮城。
こんなきれいな海は後世に引き継いでいかないといけない。
全てのダイバーはナチュラリスト。「取るのは写真だけに。命を頂くのは限られた時だけに。海に残すのは泡だけに。」
今回コスメルのダイビングをお願いしたダイブショップのSTUDIO BLUEのスタッフウェアはそんなテキストがプリントされたTシャツを着ていた。
○コスメルダイビング費用:77USドル(1人)
ダイビングショップからボートが停泊する港までの往復送迎とボート、機材、2タンク、軽食など全て込み。ダイブショップは町の中心部にあり、コスメルのフェリー乗り場からも近く便利。スタッフの対応も良く、今回行った2つのポイントも素晴らしかった。
●コスメルにもう一泊
特別な時間はあっという間に終了。
あまりにコスメルがいいところなので、予定を延ばしコスメルにもう1泊。
それに伴い、この後の予定がぎちぎちなので、メキシコシティ→サンティアゴのフライト(One World)を変更する。電話をしたのはJALメキシコオフィス。電話もすぐにつながり、日本語で対応してもらえるので、簡単に予定の変更ができた。
○JALメキシコオフィス電話番号:TEL <52> (55)52420150
今日は手作りタコスの夕食。いよいよ明日でコスメル最終日。天候にも悩まされたが、楽園のような島の生活もあっという間だ。
かつや
Diving in Cenote 神秘的なセノーテダイビング
今朝も早起き。7時出発のフェリーで、コスメルからプラヤ・デル・カルメンに戻る。
昨日は天候不順のため、コスメルでダイビングができず、昨日の段階でも今日は恐らくコスメルの海は回復しないとダイビングショップの人のアドバイスもあり、行ったり来たりになってしまうが、セノーテがあるプラヤ・デル・カルメンで今日はダイビングをする。
●神秘的な地底世界セノーテ
セノーテとは、ここメキシコのカンクン周辺、ユカタン半島特有の地形が生み出した地下の泉のこと。ここは太古からの雨水を貯水している。透明度が高く、神秘的な空間。泉内には光のカーテンが降り注ぎ神秘的な空間を作り出している。
・・そう、そんな神秘的な場所で淡水ダイビングができちゃうんです。
8時前にプラヤ・デル・カルメンにフェリーが到着し、コスメルで申し込んだダイビングショップの姉妹店のDive Mikeへ向かう。
フェリー乗り場から徒歩10分くらいでダイブショップに到着。
陽気なテンションでマイクさんが迎えてくれ、早速機材のセッティング。寒がりのあきえはウェットスーツを2枚オーダーし、BCやマスクなども車に積み込む。
セノーテのあるポイントまでは、プラヤ・デル・カルメンの港から車で30分くらい。1インストラクターに対して4人のダイバーで今日は行動する。ウチら以外は、ポーランドとフィンランドから来た奥様方。2人とも今まで30本くらい潜っているので、ウチらよりベテラン。
ハイウェイを右に折れ、舗装された道路から一転、密林の中の未舗装道路を4駆のピックアップトラックは進む。
こんなところでダイビングができるなんて。なんか、不思議。
●真っ青な水、天から降り注ぐ光のカーテン
セノーテに到着し、まずは場所の説明。
マイクに着いていき、エントリーポイントへ。
そこは洞窟のように岩が削られた場所が真っ青な水を湛え、地上と水中世界をつなぐ入り口となっていた。
やばい。ものすごくキレイ。小魚もたくさん泳いでいる。
車に戻り、重いタンクや機材を運びセットアップ。
マイクから懐中電灯を渡され、5人で真っ青な湖へエントリー。
水は以外と冷たい。
デフレーターボタンを押し、BCの空気を一気に抜く。ウエイトを着けた体はぐいぐいと洞窟の底に引き込まれていく。
初めての淡水ダイブは、耳抜きがちょっと大変。マイクを先頭に、洞窟の奥へずんずん進んでいく。
セノーテダビングは、所々地上と繋がっている部分があるものの、洞窟ダイビングのようなもの。完全な洞窟ダイビングともなると、潜るには特別な訓練が必要らしいが、セノーテも海と比べると危険のようで、インストラクターは予備のタンクも含め2本しょっていたり、5人の隊列もきちんと決められ進み方もかなりゆっくり。
暗い洞窟を手持ちの明かりで照らしながら進んでいく。海と違って地味な色の魚が多い。
すると突然、目の前に天から降り注ぐエメラルドの光のカーテンが広がる。これか。セノーテの神秘的な光景。
水中用の撮影機材を持っていないため、写真を撮れなかったのが非常に残念。
その後も、遠くの方に見える地上と繋がった部分のグリーンや、これでもかというくらいクリアで透明度の高い水を楽しみ、40分程のダイビング1本目が終了。
はじめてみる神秘的な光景に大満足の1本目絵のダイビングだったが、案の定体はブルブル。2本目までに体を温めておかねば。
●長い年月をかけて大地が作り出した不思議
軽い昼食の後、2本目のダイブ。
まだ体は寒いが、震えるほどではないので、先ほどと同じ場所からエントリー。
今回のルートはさっきとは違う。マイクに着いていき、2本目のセノーテダイブを楽しむ。
1本目に光のカーテンを楽しんだ後は、洞窟の地形を楽しむ。
いわゆる鍾乳洞。洞窟内は、長い年月をかけて鉱物が染み出してきたのだろうか、ツララのようなものが天井からぶら下がっている。中にはそれらが、天井から水底まで繋がっているものもあり、まるで神殿の柱のようだ。
「DEAD ZONE!ここから先へ行ったら死神が待ってるよ」的な看板もあったりと(そこから先の洞窟はホントに真っ暗だった)少し不気味な雰囲気もするが、それが逆にここが特別な場所だと実感できる。
ある程度水で満たされた洞窟内を進んでいくと、突然マイクから「浮上」のサインが。
まだエグジットするには早すぎる。
何かと思い、水上へ浮上するとそこにはぽっかりと空気の満たされた空間が広がっていた。
ダイバーでなければ、経験できない洞窟探検。
海の世界と異なり生命が溢れる空間ではないが、水中世界はやっぱり特別だ。
○セノーテダイビング費用:95USドル(1人)
コスメルのSTUDIO BLUEで申し込むと、通常かかる機材代が無料。
コスメルからだとプラヤ・デル・カルメンまでの交通費は自己負担なので、コスメルからカンクンへの帰りに寄りたいポイント。
プラヤ・デル・カルメンのダイビングショップはDIVE MIKE。
インストラクターのマイクさんは、陽気で細やかな気遣いのできる素敵なインストラクター。
セノーテダイビングのコースは、セノーテまで往復の車と2タンク(2ダイビング)、軽い昼食などすべて込みのため、水着とログブックだけ持っていけば大丈夫。
●明日こそコスメルの海で
ダイビングも終わり、セノーテからプラヤ・デル・カルメンへは14時過ぎには戻ってきたので、しばらくプラヤ・デル・カルメンの街を散策。
そういえば、日本の海水浴場周辺ってこういう雰囲気の街ってないかも。世界のリゾート地と言われるような所は、大体こんな雰囲気なのに。
その後、プラヤ・デル・カルメンのきれいな砂浜で帰りのフェリーまでゆったり過ごし、コスメルの宿へ帰る。
セノーテでの耳抜きが失敗だったか、サイナスが痛い。今日は、早めに寝よう。
明日こそ、コスメルで潜れますように。
かつや
Go to Cozmel コスメルでダイビング!の予定が・・・
今日からいよいよダイバー憧れの地(らしい)コスメルへ移動する。
●朝6時に宿を出発
昨日のうちに、コスメルの日本人宿「カサ・コスメレーニャ」さんにお願いし、今日のダイビングの予約をしておいた。
ということで、ダイビングのボートの出発に合わせて、8時にカンクンの南にあるプラヤ・デル・カルメンから出るフェリーに乗らないといけない。
カンクンのセントロからプラヤ・デル・カルメンまでのバスは、昨日のうちに発車場所を確認しておいたので、宿を朝6時に出発しバスターミナルへ。
定員になると発車する中型のバスは地元客ですぐ一杯になり、心配していた早朝のバス本数も問題無し。プラヤ・デル・カルメン行きのバスや15分に1本くらい続々と発車していく。
カンクンのセントロからプラヤ・デル・カルメンまでは1時間半くらい。しかし、バスが終点に到着するもフェリー乗り場が見当たらず、運転手のおじさんへたずねる。すると、流暢な英語でフェリー乗り場までの行き方を教えてくれた。
プラヤ・デル・カルメンのバス終着点から、歩いてフェリー乗り場に向かう。フェリー乗り場でチケットを買い、いざ世界有数の美しい海があるコスメル島へ!
○カンクン(セントロ)からコスメル島までの行き方
①カンクン中心部にあるADOバスターミナル前からプラヤ・デル・カルメン行きのミニバスが出ています。
②1時間半くらいでプラヤ・デル・カルメンのミニバスのターミナルに到着。そこからフェリー乗り場までは徒歩10分くらい。
③1時間か2時間(時間帯による)に一本、コスメル島行きのフェリーが出ています。
○カンクン(セントロ)からコスメル島までの移動費用(1人)
①34ペソ
③140ペソ(片道)
●波がうねりフェリーも揺れる。不安は的中。。
今朝、大雨の音で目が覚めた。
昨日見た天気予報でも雨だったが、幸いにも宿を出るときには雨は上がっており天候が好転することを期待していたが、雨の後は強い風。おかげで、海は荒れコスメルへ向かうフェリーも大きく揺れる。
さらに、到着したコスメルのフェリー乗り場前は、普段は客引きが大勢いるであろうブースが並んでいるだけで、客引きの姿はほとんどない。嫌な予感がする。。
フェリー乗り場から、昨日予約の際教えてもらった道順でダイブショップへ向かう。
残念ながら、不安は的中。。
到着したダイブショップで予約した旨、スタッフに伝えると「今日はボートが出せない」と。
まあ、こんな状況で沖に向かっても満足にダイビングも出来ないだろうし、明日の分を改めて予約し、おとなしく宿でゆっくりする。
明日こそダイビングができますように!
○コスメルで今回お願いしたダイブショップと費用
今回のコスメルでのダイビングをお願いしたショップは、コスメルの日本人宿「カサ・コスメレーニャ」さんに紹介してもらった「STUDIO BLUE」。フェリー乗り場からも近く、スタッフの対応も良い。さらに、この辺にしては比較的安い。
・コスメル オーシャンダイビング 77USドル
・プラヤ・デル・カルメン セノーテダイビング 95USドル
※全て機材レンタル費用込み
●コスメルの安宿「カサ・コスメレーニャ」
コスメルにある日本人宿「カサ・コスメレーニャ」。ビーチまでも近く、いいスノーケリングポイントもあるらしい。(今日は海が荒れているので未確認。。)
宿の雰囲気はすごく良く、共有スペースやドミ部屋などとにかく綺麗。キッチンも清潔で道具も揃っており、無料のWiFiもあり。ドミ1部屋(6ベッド)のみの宿なので、事前に予約した方が良い。
オーナーのユキコさんも親切丁寧。ダイビングショップの紹介もしてくれるので、コスメルの海でゆっくりしたい方におすすめの宿です。
宿泊費用:ドミ1泊1名 120ペソ
かつや