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Posted by Katsuya on 13th 9月 2010

Go to Pisa ピサの斜塔と花の聖母教会ドゥオーモ

ホントに倒れそうなピサの斜塔

今日は午前中にピサに行き、午後フィレンツェへ戻りフィレンツェの見どころを散策する。

●時間には余裕を

フィレンツェからピサへは電車で1時間程の距離。宿からバスでフィレンツェ SMN駅まで行き、券売機でピサ行きのチケットを購入。ホームが分からないにも関わらず、チケット購入時に、直後の時間を選択したため朝からフィレンツェ駅を右に左にダッシュ。結局電車は見つからず発車時間も過ぎていたため、次の電車が来るホーム1Aでおとなしく待機。

チケットは自由席なので問題なかったが、時間ギリギリの購入は気を付けようと心に誓う。朝からそんなバタバタでチケットの刻印も忘れ(検札が来なくて良かった。。)、ピサにはあっという間に到着。

○フィレンツェからピサへの行き方

フィレンツェSMN駅からダイレクトでピサまで電車が出ています。本数も結構あるので便利。また、ピサ駅から斜塔のあるドゥオーモ広場までは歩いて20分くらい。バスでも行けるはず。

フィレンツェからピサへの移動費用:1人 5.8ユーロ(片道)

●迫ってくる勢いのピサの斜塔

ピサ駅に到着し、斜塔のあるドゥオーモ広場へ徒歩で移動。建物の色がカラフルでピサの街並みはなかなかきれい。

ピサ駅から20分くらい歩いたところで、ドゥオーモ広場に到着。目の前には、美しくて立派な3つの建物が並ぶ。左に洗礼堂、中央にドゥオーモ、そして右側にピサの斜塔がそびえ立っている。

名前からしてその通りだが、ピサの斜塔はホントに斜めだ。まるでこちらに迫ってくるかのように前のめりに建っており、今にも倒れそう。もちろん、ただ斜めなだけではなく、白い大理石で作られた鐘楼はとても美しい。

緑の芝生に覆われた広場では、おなじみのポーズで写真を撮る観光客でにぎわう。しばらく、斜めになった鐘楼を眺め、恒例の写真を撮ったらピサは満足。フィレンツェに滞在できるのも明日までなので、急いでピサからフィレンツェへ戻る。

●イタリアのiPadにはイタリアンレザーのケースを

良質な革製品が並ぶ中央市場 イタリアンレザーのiPadケースもある

イタリアと言えば、ピザとパスタ、そして革製品だ。この間、ローマのApple Storeで購入したiPadは、持ち運びの際、シリアのアカバでナッツを買った時にもらった紙袋にしまっている。さすがにこれでは残念なので、iPadにぴったりの革のケースをフィレンツェの中央市場で探すことに。

フィレンツェSMN駅から歩いて5分程の位置にある中央市場は、周辺に露店のような形でたくさんのお店が軒を連ねている。中でも革製品を扱うお店は多い。さすがイタリア。

お店を順番に見ていく。革ジャンが並ぶお店、革のバッグが並ぶお店、どこの国でも見かけるI Love ITALYのTシャツが並ぶお店、そんな中、革でできたブックカバーやファイルケースなどを扱うお店もちらほら。iPadのサイズにちょうど良さそうなのを端から見ていく。

ブックカバー類は、最大のサイズでもまだiPadよりも小さい。逆に、ファイルケースはサイズが大きかったり、iPadを保護するにはちょっと心もとない構造だったりとなかなかちょうどいいのが無い。

そんな中、ついに発見!なんと、iPad専用に作られたイタリア革のケース。価格は55ユーロ。イタリアの革は確かに品質が良く、それからすると決して高くはない値段のためしばらく悩む。ただ、色のバリエーションが少なく面白みのない色だけだったので、一旦保留に。

気を取り直して他のお店をあたると、専用ではないもののぴったりのサイズのファイルケースがあった。しかもこのサイズは残り1個。色も赤っぽいブラウンでいい感じ。しかも、35ユーロとさっきのケースよりも安かったためこれに決定。

入れてみるとかなりしっくりくる。やっぱりイタリアのiPadにはイタリアンレザーのケースだね。

●花の都フィレンツェを堪能

フィレンツェのドゥオーモ広場は色鮮やか

その後、イタリアの大衆食堂トラットリアでランチを食べた後、フィレンツェのドゥオーモ広場へ。

これぞ花の都フィレンツェ!洗礼堂、ジョットの鐘楼、ドゥオーモが並ぶこの広場は色鮮やかで(今日は天気が悪くちょっと残念だけど)、まるで中世の世界に迷い込んだよう。「ガラスケースに入れておくべき工芸品」と歩き方に書いてあったが、すごく分かる。

ドゥオーモの内部に入ると、中は広い空間で思いのほかシンプル。一番の見どころは一番奥の天井画。状態も良く、色鮮やかに聖書の世界が描かれていた。

その後、ミケランジェロ広場まで行ってみようと思ったが、雨がひどくなってきたので断念。高台からのフィレンツェの街並みは見れなかったけど、それ以外は花の都を満喫。

明日は、ウッフィツィ美術館を見に行った後、ヴェネツィアに移動する。