Archives for "コペンハーゲン(Copenhagen)"

Posted by Katsuya on 24th 9月 2010

Go to Sweden コペンハーゲンからスウェーデン ストックホルムへ

フライトがキャンセルのため購入したiPadで使うApple純正bluetoothキーボード

今日は、コペンハーゲンからスウェーデンのストックホルムへ移動する。

早朝、お世話になったアンちゃんとお別れし、バス、地下鉄と乗り継ぎコペンハーゲン・カストロップ国際空港へ。今日のフライトは北欧のメジャーな格安航空会社「Norwegian Air」。出発は8:35の予定なので、早速Norwegianのチェックインカウンターを探す。

●フライトキャンセル!?

チェックインカウンターに向かう途中、何気なく見た出発ボード。7時半前だったので、まだ搭乗ゲートは決まっていないだろうなと思いつつ、8:35発のストックホルム行きの文字を探す。7時代のフライトがずらっと続き、続いて8時代のフライトが並ぶ。お、あった。8:35ストックホルム行き。そのまま視線を右にずらしていくと搭乗ゲートの番号が書かれるはずのスペースに「Canseled」の文字が。キャンセル?なんだ?キャンセルって。まさか飛ばないってことか?

急いでNorwegianのカウンターへ。

「おねえさん、このフライトキャンセルって書いてあったけど。」

「はい。このフライトはキャンセルです。次の便は15時なので、あっちのチケットセンターでブッキングしなおしてください。」

「ちょっとちょっと、困るよ。なんでキャンセルなの?」

「テクニカルです。」

「・・・。」

さらっとテクニカルでキャンセルって。。航空会社的にどうなのよ。

次の便、15:15のストックホルム行きはチケットセンターで問題なくブッキングできたが、終始「ご迷惑をおかけして申し訳ありません」という言葉や態度は一切なし。むしろ、これが当たり前といった感じ。謝ったら負けを認めるということか。キャンセルがあり得るということは、恐らくチケットを買う時の規約に書いてあるのだろう。ただ、お客様に対するこの対応。何か残念な気がする。

●時間があったのでiPadのキーボードを購入

iPadをローマで購入し、しばらく使ってみたが今のところの一番の問題点は文字入力がハンパなく不便なこと。メールを書くくらいなら問題ないが、ブログを書くなどのテキスト打ちは厳しい。ソフトウェアキーボードの配列はPCとあまり変わらないが、いかんせん画面上に表示されたバーチャルなキーボードなので、”F”と”J”のポッチが無くホームポジションが分からない。いちいちキーボードを見ながら入力するのは慣れてないし、感覚で指を動かしてもいつの間にか手全体が微妙にずれて大変な文字が入力される。

ということで、ちょうど空港にデジタルグッツが売っているお店が何軒かあったので、iPadにちょうどいいキーボードを探す。

検討した結果、Apple純正のbluetoothのキーボードが一番しっくりくる。そこで、お店の人に相談すると「これはMac OS専用なのでiPadでは使えません」と。そして、iPad用のApple純正キーボードをしきりに勧めてくる。iPad用のキーボードはマウント部分にかなりの重量があり、普段の持ち運びは現実的ではないためこれは買えない。

お店を一旦後にし、空港のラウンジでWiFiにつなぎ検索してみる。

どうやら使えるようだ。

もう一度、お店へ行きAppleのオフィシャルでも使えるって書いてあるよと言ってみる。店員さんはいまだに半信半疑。お互いの気持ちをすっきりさせるために、お店にあった実機で試してみる。無事、bluetoothの認識が完了しキーボードとして機能してくれた。

これでようやくまともに文字が入力できる。

●物価の高い国ほど空港のラウンジは便利

コペンハーゲン・カストロップ国際空港のラウンジサービス。WiFiも使える

北欧の空港は水を飲むだけで300円かかる。

そこで威力を発揮するのが、空港のラウンジサービス。元々は旅行保険用にとセゾンでクレジットカードを作ったのだが、無料でラウンジサービスが使えるカードも発行できた。これがあると、空港のラウンジサービスが費用負担なしに好き勝手使える。そして、ラウンジ内にある飲み物や食べ物はすべてタダ。

大抵WiFiも飛んでおり、電源もばっちりある。空港によってはサンドイッチなどちゃんとした食べ物があったり、アルコール類も置いてあったりする。空港は何かと高いのでこれは助かる。

●空港到着8時間後、ようやく離陸

15:15発のフライトもやっぱりディレイ。これから先、ロンドンに戻るまで全てNorwegianってちょっと不安。。安いには訳があったってことか。。

15:40くらいから搭乗開始で、そこからはスムーズに離陸。1時間後には、第25か国目スウェーデンに到着。たった1時間のフライトに1日が潰れるなんてすごく無駄。。

ストックホルムの空港内で、市内行きのバスチケット(1人167SEK)を購入し45分でストックホルム中心部へ到着。空港から街まで近くて便利。フライトキャンセルが無ければ、最高だったのにねー。

○今日の格安航空:コペンハーゲンからストックホルム

今日搭乗する格安航空会社はNorwegian Air。北欧では有名な格安航空会社らしい。この先のフライトが不安。。

コペンハーゲンからストックホルムへの飛行機移動費用:46.65イギリスポンド(1人あたり)

●ストックホルムの安宿「Interhostel」

北欧は宿も高い。そんな中、比較的安い「Interhostel」は駅からも近く便利。ただ、宿の良いところと言えば、設備が新しくてきれいなのと、キッチンがあるということくらい。WiFiもネットにつながったPCも無く(HostelbookersにはWiFiフリーと書いてあったが…)、リネンも有料。その上、スタッフの対応も悪く、レセプションが時々クローズしていて不便。そのため、レセプション前は常に宿泊客vsスタッフの状態。ベッド数に対し、共有スペースやキッチンが狭く、共有の水回りも少ない。

街の中心部と駅には近いよ!

6ベッドドミ宿泊費用:25.14ユーロ(1泊1人) + リネン5.47ユーロ(1人)

Posted by Katsuya on 23rd 9月 2010

In Copenhagen デザインとヒッピーの街コペンハーゲン

カラフルな街並みニューハウン

今日は午前中コペンハーゲンの見どころを回り、午後からアンちゃんにお勧めの場所へ連れて行ってもらう。

●昔も今も美しいデザイン

まずは街の中心部東にあるニューハウンを目指す。

運河が流れるニューハウンは、その両岸に立ち並ぶカラフルな家屋が特徴。建物の大きさや色合いが見事に統一され、しかしただ単に同じ色にして統一しているという訳ではないというのがデンマーク流。黄色や水色、赤などカラフルな壁が並ぶが、計ったように全体のバランスが取れている。北欧のデザインが優れているというのも良くわかる。この街で生まれ育ったら自然とデザインのセンスが着くはずだ。

続いて、ローゼンボー離宮。

ローゼンボー離宮の大きな目玉は、王室の豪華な宝物が置かれる宝物館にある王冠だ。そう、あの王様がかぶっている王冠のホンモノ。漠然とイメージは持っていたが、実際に見てみるとこれがすごい。ゴールドの土台にこれでもかと宝石がちりばめられてる。さらに、細部までこだわった装飾が施されており、時価でいくらくらいなんだろうかと思わず考えてしまうほど豪華。

また、近くに王妃の冠も展示されているが、こちらも形状はイメージ通りクイーンな形をしている。王妃の場合、冠よりもネックレスなどのアクセサリーの方がものすごく豪華だった。もちろん、ただ豪華なだけでなく、美しいフォルムや宝石の配置、全体から醸し出されるきらびやかさなど、デザイン技術の高さが見て取れる。

締めは、デンマーク・デザイン・センター。

絶妙な組み合わせのライト@デンマーク・デザイン・センター

デンマークデザインを象徴する家具が展示されており、北欧家具の優れたデザインのルーツを感じることができた。天井から吊るされたいくつものライトは、これまた色、形、大きさ全てにおいて絶妙な組み合わせ。そして、一日中座っていたいと思わせるようなチェアーや、色合いの優れた雑貨類など、こんな部屋に住んでみたいと想像が膨らんでしまう。

やっぱり北欧の家具は素敵だ。

○入場費用
ローゼンボー離宮 入場料:1人 45DKK(Sディスカウント)
デンマーク・デザイン・センター 入場料:1人 25DKK(Sディスカウント)

●ピースフルな別世界 クリスチャニア

コペンハーゲンの見どころを一通り見終わった後、学校から帰ってきたアンちゃんと合流。おススメの場所、クリスチャニアへ一緒に行く。

クリスチャニアに入る前に、アンちゃんからいくつかの注意点を教えてもらう。

①写真撮影禁止
②騒いではいけない
③マリファナを吸っている人がたくさんいるけど安全な場所 

一体、どんな場所なんだろう。

クリスチャニアのゲートをくぐり、一歩中に入るとそこはまるで別世界。レンガ造りの家々が並び、街の所々に思い思いのアートが飾られている。たくさんの若者がくつろぎ、とてもピースフルな雰囲気。このヒッピーたちによる自治区クリスチャニアは、一昔前のそれもコペンハーゲンではないどこか違う場所にタイムスリップしてしまったかのような錯覚に陥ってしまう街だ。

しばらく街を散策してみる。道は未舗装で幅も狭い。そのため、車は一台も走っておらずとても静か。そして、所々若者が道端のベンチなどでくつろいでおり、手には見慣れぬタバコのようなものを持っている。そう、クリスチャニアはコペンハーゲンで唯一マリファナが合法の場所なのだ。

ヒッピーによるヒッピーのための自治区。少し響きは古くも感じるが、そこだけ時代が止まったように穏やかでとてもピースフルな場所でした。

その後、アンちゃん宅に友達が集まり夜遅くまでパーティー。ごちそうしてもらった手作りのデンマーク料理は格別だった。

明日は、朝8:30のフライトでスウェーデン ストックホルムへ移動する。朝早くの起床のため、隣の部屋でパーティーが続く中、お先においとま。

Posted by Katsuya on 22nd 9月 2010

Go to Legoland ビルンのレゴランドへ!

ビルン空港ではレゴがお出迎え

今日はビルンにあるレゴランドへ行くために、朝8時のフライトでコペンハーゲンからビルンへ行く。

しかし、、ビルン行きの航空券を手配した直後、今日から2日間レゴランドが休館ということを知った。もちろん、格安航空会社の一番安いチケットなので、日程の変更やチケットの払い戻しなどは一切不可。昨日、このチケットを捨てるかどうするかで悩んだが、とりあえず行ってみることに。

○今日の格安航空:コペンハーゲンからビルン

今日搭乗する格安航空会社はCimber Sterling。コペンハーゲンからビルンへ飛行機で行くのは、たぶんこの会社だけ。ただ、ビルン行きのフライトはそこまで需要が無いらしく、ジェット機ではなく小さなプロペラ機でした。

コペンハーゲンからビルンへの飛行機移動費用:70.73ユーロ(往復、1人あたり)

●ということでオーフスへ

実際の飛行時間は30~40分くらいでビルンへ到着。今日はレゴランドが休みのためか、ビルンの空港はとても静か。空港におかれたレゴで作られた人形が出迎えてくれた。

今日の予定は、オーフスへ行くこと。昨日、ビルンからオーフスへの行き方をデンマーク版乗り換え案内で調べておいたので、予定通りバス、鉄道と乗り継ぎオーフスへ到着。

北欧の物価はホントに高い。ちょっとしたサンドイッチが日本円で600~700円したり、コンビニ(セブンイレブンがある)のコーラが300円したり、赤いきつねが450円したりする。

そんな中でも比較的納得できるのが中華のビュッフェだったので、北欧初の料理に中華を選択。意外とレベルが高くてびっくり。ヨーロッパでアジアの料理が人気なのも分かる。

○ビルンからオーフスへの行き方

ビルン空港前のバスターミナルから907Xのバスに乗り、ヴァイレ駅へ(40~50分)。ヴァイレから鉄道でオーフスへ(45分)行けます。

ビルンからオーフスへの移動費用:バス 61DKK、鉄道79DKK

●北欧アートを堪能

建物もおしゃれなアロス・オーフス美術館

オーフスへ来た目的は、アロス・オーフス美術館へ行くこと。アロス・オーフス美術館は北欧最大級の現代美術館で、建物自体も魅力的な美術館だ。

チケットを購入し、美術館の各階を見学する。映像やイラスト、絵画やインスタレーションなどとても見ごたえがあった。現代美術は楽しい作品が多いので、美術に詳しくなくても楽しめるのがいい。アロス・オーフス美術館の顔ともいえる「少年」の像はかなり巨大で、にも関わらず細部まで人間そのものに作ってあったのが印象的だった。

その後、グロウバレマンを見にモースゴー先史博物館にも行きたかったが、閉館時間に間に合わなそうだったのでオーフスの街をしばらく散策する。他のヨーロッパ諸国と比べ、街行く人々がファッショナブルでお店の商品も魅力的なものが多い。さすが北欧。ただ、オーフスのメインの通りには3軒おきくらいに(言い過ぎ?)H&Mが出店していて、1つの通りに10店舗くらいあるんじゃないかとも思えるくらいのH&Mぶりだった。

●コペンハーゲン行きのフライトはディレイ

New Time 0000 結局ビルン空港最後のフライトに

ビルンからコペンハーゲンへの帰りの飛行機は21:20の予定。ヴァイレからビルン空港へのバスの本数が非常に少ないので(3時間に1本くらい)、事前に時刻表をもらっておき、19:40ヴァイレ発の最終バスで30分後にビルン空港へ到着。

さて、搭乗ゲートは何番かなと出発ボードを見上げると、何やらコペンハーゲン行きは遅れている様子。しまいにはNew Timeが0000と意味不明な表示。12時ってことじゃなければいいけど。。

ビルン空港を出発する便も、いよいよロンドン行き(この便もホントは20時発)とコペンハーゲン行きだけとなった。こんなとき、ラウンジが使えればいいが、ビルン空港のラウンジは20時までで残念ながら着いた時には片づけをしていた。

500mlの水が300円以上するので水も買えず、喉の渇きと戦いながら出発ボードに搭乗ゲート番号が表示されるのをかたずをのんで待つ。22時30分を過ぎてようやく搭乗する飛行機が到着。急いでゲートに向かうと、同じ境遇で待っていた人はウチらの他6人のみ。

中東のセルビス並みの搭乗人数で、コペンハーゲン行きの飛行機は離陸。心なしか機体も軽そうだ。

結局、家に帰れたのは12時過ぎ。。オーフスなんて電車で3時間で行けるのに。。

イレギュラーで休みになっていたりするので、レゴランドに行く場合は必ずオフィシャルのHPで確認を!

Posted by Katsuya on 21st 9月 2010

Go to Copenhagen いざ北欧へ!まずはデンマークのコペンハーゲン

今日の格安航空会社は日本でもおなじみeasyjet

今日は夕方のフライトでコペンハーゲンへ移動する。

●やっぱり日本食が人気 in ベルリンのスーパー

夕方まで時間があるので、チェックアウト後も宿のネットを使い、色々と作業を進める。カナダのオーロラツアーを調べるも、10月という季節がらなかなかヒットしない。見られるだろうか。

飛行機の移動となると、まず空港まで移動しなくてはならないし、搭乗手続きでなんだかんだ時間がかかるので、15時前には宿を出発。

今回のコペンハーゲン行きの飛行機は格安航空会社なので、ベルリンのメイン玄関であるテーゲル空港ではなく、シェーネフェルト空港を使う。ちなみにここは、旧東ベルリンの空港だったらしい。

シェーネフェルト空港へ向かう途中、ベルリン中央駅の構内にあるスーパーへ立ち寄る。北欧は恐ろしく物価が高いため、ドイツにいるうちに食料を詰めるだけゲットしないといけないからだ。

ベルリン中央駅のスーパーはさほど広くない。とりあえず、サラミやチーズ、パンなどをカゴへ入れ店の奥に進むと、なんと日本食コーナーともいえるべき品揃えの懐かしい食べ物が並んでいる。焼きそばや出前一丁、カップヌードルなどインスタント麺が豊富で、もちろん日本米や醤油をはじめとする各種調味料が揃っていた。

2人で1kgずつバックパックが重くなったところで、ベルリン中央駅からシェーネフェルト空港へ出発。

○ベルリン中央駅からシェーネフェルト空港への行き方

ベルリン中央駅からシェーネフェルト空港まで1時間に1,2本快速電車が出ています。市内交通ABCの2.8ユーロチケットで乗車可能。発車時刻はベルリン中央駅内のInfoで確認を。

●やっぱりおしゃれ。デンマークの空港

北欧デザインのコペンハーゲン・カストロップ国際空港

いつも通り30、40分押して、コペンハーゲン・カストロップ国際空港へ到着。既に空港から北欧デザインは始まっている。建物自体がおしゃれに作られているのはもちろん、ロビーのベンチやカフェの椅子などちょっとしたものがおしゃれだ。

第24か国目、デンマークへ入国!これから4か国、大いに北欧デザインへ触れる。

○今日の格安航空:ベルリンからコペンハーゲン

今日搭乗する格安航空会社はEasyJet。ベルリンのシェーネフェルト空港の一角はEasyJet一色で、パブリックの空港には見えないくらいだった。さすが格安航空会社の老舗。

ベルリンからコペンハーゲンへの飛行機移動費用:36.365ユーロ(1人あたり)

●日本語を勉強するデンマークの学生

今日から、日本語を勉強するデンマークの学生アンちゃんのお宅に泊めて頂く。カウチサーファーあきえが、カウチサーフィンで知り合い宿泊リクエストに快諾してくれた心優しき人。

コペンハーゲン・カストロップ空港からA5のバスで市内へ。結構夜遅くまで運行しており、便利に使えそうだ。ただ、さすが北欧。結構な運賃を取る。

50分程でコペンハーゲン中心部からちょっと離れたアンちゃん宅へ到着。秋のコペンハーゲンはちょっと肌寒い。

彼女はコペンハーゲンの大学で日本語を学んでいる学生。もちろん、英語はエキスパートで、さらにこれから日本語を学んでいくそうだ。日本語を習い始めてまだ3週間だというのに、結構な種類の単語をマスターしている。欧米人の語学能力ってすごい。

ちなみに、デンマークの学校は全て無料だそうだ。他にも病院や図書館などの公共サービスも無料。公共サービスの充実により、税金が高いことに対する不満は一切ない。日本はなんで税金が高いだけなの??

明日は、朝8時のフライトでビルンに行くので、会話もそこそこに用意して頂いたベッドで就寝。

○カストロップ空港からコペンハーゲン中心部へのバス移動費用:34.5DKK(1人分)