Archives for "オスロ(Oslo)"
Go to London ロンドンへ!が、空港を間違えた!
今日でお世話になったヘルガさんご夫婦ともお別れ。朝5時に空港へ向かうバスの停留所まで車で送って頂き、次は日本で会う約束をしお別れ。
●空港が違う!
朝5時の空港行きのバスに乗りしばらくして、ターミナル番号はいくつだろうと印刷したチケットを確認する。
オスロに到着したのはガーデモエン空港。今日の朝のチケットにはOslo(Rygge)と書いてある。Rygge…リーゲ…あれ?ガーデモエンはどこいった??
リーゲってなんだ!?まずい。。出発する空港確認するの忘れてた。。
急いで、バスの運転手さんに聞いてみる。
「リーゲ空港に行きたいんですけど。。」
「このバスはガーデモエン空港にしか行かないよ。」
「知ってます・・・。」
フライトの時間を確認すると、ハンドルを大きく右にきる。
気が付くと違うバスが目の前に。
「早く降りて、このバスに乗れ!」
間に合うか、リーゲ。
●中心部からリーゲ空港は遠かった。。
乗り替えたバスは、中央バスターミナル行き。このバスで一旦街の中心まで戻る。
この時点で6時。フライトは7時。果たして間に合うか。
その辺を歩いていた運転手を捕まえる。
「リーゲ空港に行きたいんです。」
「フライトは何時?」
「7時です。」
「残念だけど、2時間前にはここを出ないと。。」
「・・・」
リーゲ空港って遠いのね。。
●気を取り直して新しいフライトを予約
しばらく途方に暮れていたが、どう頑張ってももう7時のフライトは間に合わないので、オスロ中央駅のインターネットポイント(90分30NOK)でフライトスキャン。
当日ともなると、やはり高くダイレクトで3万円はくだらない。ただ、ポーランドを経由すると1万ちょっとで行けることが判明。
今度は、Oslo Torp空港(また、違う空港。。)から12:35のフライトを予約。この格安航空会社も他社同様、自分で搭乗券の発行までしないといけないが、朝の中央駅付近ではプリントアウトできる場所もなく、ペナルティ覚悟でトープ空港行きのバスに乗車。
オスロ中央駅から空港行きのバスに乗り、2時間弱で到着。
幸いにもトープ空港にはセルフチェックイン機があったので、ペナルティなしで搭乗券を発行できた。
●ポーランドのイミグレが意外とめんどくさい。。
12:35のフライトでオスロを離陸。1時間ちょっとでポーランドのGdansk空港へ到着。
空港でしばらく待機し、次のロンドン行きの手続きを進める。
Gdansk空港には残念ながらセルフチェックイン機がなく、搭乗券発行手数料の約10ユーロ(1枚辺り)を払いチェックイン。
最近、EU圏内を回っていたため、国境を超える手続きはあってないようなものだった。しかし、この空港ではちゃんとした出国手続きが
必要で、イミグレへパスポートを出す。
これまでの国境超えで、手こずったことはほとんど無かった。日本人のパスポートは最強のビザと言われるのも分かる。しかし、審査官の機嫌が悪かったのか、やたらと質問を浴びせかけてくる。
しまいには、そこの椅子でちょっと待機してろと。どうやらシェンゲン条約のEU 90日間が引っかかっているようだ。
ここまで来て、ロンドン行きのフライトを逃す訳にはいかない。
フライトの時間が迫る中、別の審査官が登場。
「ポーランドには何しに来たの?」
「オスロの前は?」
「その前は?」
「いつEUに入った?」
などなど。
確かにEU圏内ではパスポートにスタンプを押すことはほとんど無いし、EUに入ってからも出たり入ったりしているので、適当に押されたスタンプからは何日間EUにいるかを判断するのは不可能だろう。
「このスタンプはどこの国?」なんて質問をしてくるくらいだし。
審査官の質問にきちんと答えていると、ようやくOKを貰えた。
ちゃんと管理したいなら、パスポートの仕組から変えた方がいいかもね。スタンプの順番はバラバラだし、中にはちゃんと映っていないスタンプもあるし。そもそも、今どきスタンプって。。
●ようやくロンドンへ到着
無事、ポーランドのイミグレを通過し飛行機に乗り込む。1時間ちょっとでロンドンのLuton空港へ到着。今日は全てマイナーな空港。
5月に一度ロンドンに来てから、約5ヶ月ぶりのロンドン。
街は洗練されている感じで、ロンドンはやっぱり都会だ。
バスでヴィクトリア駅まで行く。ヴィクトリア駅はかなり広く、駅の案内標識などを見るとロンドンな感じがする。
早速、オイスターカードを購入し、ヴィクトリア駅から宿のある駅まで移動。もうすっかり夜になってしまった。
今日は空港ミスで1日無駄にした。これからはちゃんと空港を確認しよう(当たり前だけど・・・)。
○今日の格安航空会社:オスロからロンドン
今日臨時で当日予約をした格安航空会社は「Wizz Air」。ポーランドのイミグレ意外は問題なし。空港にセルフチェックイン機があれば、搭乗券を自分で印刷して持っていかなくても大丈夫。
オスロからロンドンへの移動費用:1人当たり
Oslo TorpからGdanskへ:1079NOK
GdanskからLondon Lutonへ:517PLN
○今日の安宿「Smart Hyde Park Inn」
ロンドン中心部にあり観光に便利。ロンドンの安宿って感じで、建物や部屋自体はちょっと狭いが、WiFiも無料で使え設備も問題なし。スタッフの対応など、ちょっと?なところもあるが、まあいいかな。
ドミ1泊1名: 11.99GBP
In Oslo オスロの美術館巡り
今日は、一日かけてオスロを観光する。
歩き方情報では、ちょうど今の時期休みと書いてあったムンク美術館が、ヘルガさん情報でやっていることが分かった。
●「叫び」をはじめムンクの作品を見る
地下鉄に乗りムンク美術館へ到着。過去に何度も盗難の被害にあっているだけあって、ムンク美術館の警備は厳重だ。空港並のセキュリティチェックを潜り、ムンク美術館の中へ入る。
ムンクの作品というとやはり「叫び」が有名だが、それ以外にも素敵な作品が数多く展示されていた。
絵の中心となる人物を取り巻く渦のような独特のタッチは、見る人にとってその絵に様々な解釈を与える。ムンクの作品は他の美術館になかなか展示されていないだけに、間近で見るムンクの作品はとても貴重な体験だった。
●さらに状態のいいムンクの「叫び」を見る
続いて向かったのはオスロ国立美術館。入場料は無料の美術館だが、ここの展示作品はなかなかレベルが高い。
特に良かったのがオスロが誇る芸術家ムンクの展示室だ。
この部屋にはムンクの代表作が凝縮して展示してあり、中でも「叫び」はムンク美術館のそれよりも状態が良かった。ちなみにこれらの作品は寄贈されたものや寄付金により購入されたものらしい。
さすがお金持ちは太っ腹だ。
●ちょっと奇抜な現代美術館
続いて向かったのがオスロの現代美術館。特に目玉の作品は無かったが、現代美術なだけあってどれも奇抜。
これだけ自由に発想できるのがうらやましい。
●まさに彫刻の森「ヴィーゲラン公園」
オスロ観光は実質今日一日だけなので、まだまだ見る。トラムに乗ってヴィーゲラン公園へ。
鉄製の凝った門を潜り、公園の中へ入る。広い公園には、犬を散歩する人やベンチでお話ををする人、ジョギングをする人などいてゆったりとした時間が流れている。
そのまま進んでいくとまさに彫刻の森。左右に人物の彫刻がびっしりと並んでいる。なんとこの公園には650体以上もあるらしい。
そして公園のシンボルは、121体の人物で構成された高さ17mの人柱だ。この光景には圧巻される。
どの彫刻も生き生きとしているヴィーゲランの作品を堪能。
●中央駅付近の街を歩く
街の雰囲気を見に中央駅付近を散策。特別見どころはなし。街行く人がおしゃれなのはコペンハーゲン、家具やインテリアが揃っているのがストックホルム、そしてオスロは芸術の街って感じ。
街中でやっていた新商品のプロモーションイベントで、新製品のチョコレートムースとTシャツをもらい、そろそろいい時間なので中央駅のバスターミナルからヘルガさん宅へ戻る。
北欧はマーケティング活動の一環で、結構街中で新商品を配っている。まるで日本のようだ。
●ノルウェーサーモンをわさび醤油で頂く
ヘルガさんと中国人の奥さんミンさんは、結構日本のことが好き。日本茶や日本米、炊飯器にもこだわっていて、今日の夕飯は日本米と本場ノルウェーサーモンを刺し身で(もちろん醤油とワサビ付き!)、そしてミンさん得意のタイスープをご馳走してくれた。
ノルウェーで食べる刺し身と日本米は格別。
いよいよ今日で北欧最終日。
明日は朝の便でロンドンに向かう。
Go to Oslo キアズマを見たあとオスロへ飛ぶ
今日は、フィンランドのヘルシンキからノルウェーのオスロに移動する。
昨日、夜遅くまで作業をしていたため、ちょっと遅めに起き、午後からヘルシンキの街に出掛ける。
●現代美術館キアズマでヘルシンキの芸術に触れる
昨日は月曜日だったため、美術館巡りができず、本日ようやくヘルシンキで行きたかった美術館「国立現代美術館キアズマ」へ行く。
やっぱり現代美術はおもしろい。
表現の領域がキャンバスという範囲を超え、液晶ディスプレイを用いた絵画的な静止映像(?)や、プロジェクターとスピーカーを使った映像作品、そして中でも印象的だったのが、古いブラウン管とヘッドホンを使い99年間の誰かの生涯(作者自身かも)を物語としてまとめた作品だ。
幼いころ父親を無くしたり、精神的に病んだりしながらも、結婚してからは充実した人生を送り、最終的に「私の人生はとてもインタレスティングだった」と99年間を振り返り映画の幕が閉じるというストーリー。自分が死ぬ時に自分の人生をどう評価できるか。楽しかったと評価できるように生きていきたいものだ。
他にも魅力的な作品が数々展示されていた。
ダイヤで出来た巨大なドクロや、中に人間の抜けた跡がある大きなバナナの皮、北欧らしいカラフルな水玉模様のキャンバスや、そして美術館の大きなガラス窓から見える美術館裏の工事中の風景。
国立現代美術館キアズマ、なかなか良い美術館でした。
と、残念ながらオスロへのフライトが控えているので、ここで美術館巡りは終了。宿に戻り、預けていた荷物をピックアップする。
現代美術館キアズマ 入館費用 : 6ユーロ(Sディスカウント)
●今日もノーゲンでフライト
オリンピックスタジアムからヘルシンキ空港までは、ここへ来たバス「FinAir(フィンエアー)」で向かう。
ヘルシンキ空港へ到着し、ラウンジで食料をゲットしたりネットで調べごとをしたりで、あっという間にフライトの時間。
今日のフライトもnorwegianだが、問題なく定刻通り離陸。1時間ちょっとで第27ヶ国目ノルウェーへ到着!
○今日の格安航空:ヘルシンキからオスロ
北欧の格安航空会社といえばやっぱりNorwegian Air。今日のフライトも問題なく時間通り。
ヘルシンキからオスロへの飛行機移動費用:39.82ユーロ(1人あたり)
●ノルウェー在住のご夫婦宅へ泊めて頂く
今日から2泊、カウチサーフィンで知り合ったノルウェー在住のヘルガさんご夫婦のお宅へ泊めて頂く。
オスロのガーデモエン空港に到着し、早速ご夫婦に連絡をしようとやり取りしていたメールを見る。ところが、ここに電話してねの文章の先になぜか電話番号が載っていない。今までサイト上でしかやり取りをしていなかっただけに、会う直前で電話番号が分からないのは大ピンチ。
急いでガーデモエン空港の有料WiFiに接続し、電話ちょうだいメッセージを送信。ただ、いつメールを見るか分からないし、もう夜も遅いので、今日は空港に泊まることになるだろうか。と考えていたその時、ケータイが鳴る。
「ハロー!俺の電話番号はこれだぜ。」
良かった。なかなか、渋い感じの優しい声にほっと一安心。
そこから教えて頂いたバスに乗り、指定されたバス停で下車。夜のオスロは一段と冷え込む。2〜3度の寒空の中、5分程待つとトヨタ ヤリスに乗ったヘルガさんがやって来た。
家に着くと、奥さんが出迎えてくれた。奥さんは中国人で9年はノルウェーに住んでいる。
こっちでは高い日本のグリーンティーを頂きながら、しばらくお話をする。中でも印象的だったのは、ノルウェーでは5週間のバカンス期間を取るのが一般的とのこと。日本人は働きすぎなんだろうか。
明日は朝からオスロ観光。用意して頂いたベッドに潜り込む。寒い空港のベンチじゃなくて良かった。。