Archives for "ダラス(dallas)"

Posted by Katsuya on 19th 10月 2010

In Dallas JFKの暗殺されたシックスフロアへ行く

ダラスシックスフロアミュージアム。このビルの6階からジョン・F・ケネディは狙撃された

ベンチで仮眠を取り2時間くらいすると、寒さと大勢の人の気配に起きてしまう。

まだ早朝の4時過ぎ。早朝から目的の飛行機に乗り遅れまいと皆忙しそうだ。また、ダラスはまだこの時期暖かく外は半袖でも大丈夫なのに、空港内は真冬の様な寒さ。冷房強すぎで、風邪ひきそう。。

●前回泊まったダラスの宿へ

しばらく空港でウトウトしながら、宿のチェックインの時間を待つ。

ようやく街も動き出す時間になったので、この間ニューヨークに行く前に泊まったDallas Irving Backpackers Stopへ。TREでの移動は痛い目を見たので、今日はバスで移動。費用も安くあがり、待ち時間が少ない分、バス移動の方が快適。

10時チェックインで予約したのに、宿に到着するとスタッフはおらず、電話をすると11時に来るとのこと。結局、スタッフが来たのは12時前で、前回もチェックインは待たされたので、この宿は居心地は良いが時間に余裕があるときでないと厳しいかもしれない。

○ダラスフォートワース空港からSouth Irving駅への行き方

ダラスフォートワース空港から南リモートパーク行きのフリーシャトルバスで南リモートパークへ。そこから、408番のバスに乗ると30分程で到着します。

ダラスフォートワース空港からSouth Irving駅バス移動費用:1.75ドル(1人)

●偉大なるJFKの暗殺されたシックスフロア

ようやく宿のチェックインも完了し、ダラス観光へ出発。

South Irving駅からダウンタウンへバスで移動し、ジョン・F・ケネディの暗殺されたシックスフロアへ。

これまで、ジョン・F・ケネディのことを詳しく知らなかったが、このシックスフロアミュージアムでいかに彼が偉大だったかを初めて知ることになった。

このミュージアムでは、ジョン・F・ケネディの活躍した60年代アメリカの文化の紹介から始まり、アメリカが抱える問題、そしてジョン・F・ケネディがどのようにそれらを解決していったか、そして彼がどのような最後を迎えたかなどが、パネルや日本語のオーディオガイド、ショートムービーやその他展示物などで詳しく紹介されている。

キューバ危機、アフリカ系アメリカ人に対する人種差別、冷たい戦争、核戦争の危機、日米和平など様々な問題を解決し、そして人類への偉大なる資産であるアポロ計画を実現するなど、あの短期間でこれだけの仕事をこなすことができたのは、彼のカリスマ性やリーダーシップが計り知れないものだったのだろうと実感した。これだけの案件を抱えるのを想像しただけで、ぞっとする。。

そして、印象的だったのは、彼が政治家として絶頂期に他界してしまったことで、無限の可能性を永遠のものにしたということと、人類が戦争を終わりにしなければ、戦争が人類を終わりにしてしまうというジョン・F・ケネディの一言。

ジョン・F・ケネディはホントに偉大な大統領だったのだろう。

○シックスフロアミュージアム入場費用:13.5ドル(1人)

●ダラスといえば大型スーパー

日本でおなじみのドーナツもダラスのスーパーでは安く売ってる

前回、ダラスにステイした時もお世話になった宿近くのスーパーへ夕食の買い物に。

アメリカ郊外のスーパーはとにかく売り場も売っている物もビックサイズ。1kg近いバケツアイスが1ドルちょっとで売っていたり、コーラも販売最小単位が2ℓだったり、肉の大きさもハンパない。さらに、ニューヨークやカナダと比べてずっと安い。そりゃアメリカ人の体型もああなるわなと納得。

今日のメニューは親子丼。宿にはフリーの醤油も置いてあり、久しぶりの日本食を満喫。

明日は、いよいよアメリカを離れメキシコへ移動する。

かつやcat

Posted by Katsuya on 18th 10月 2010

Back to Dallas ダラスのフォートワース空港で空港泊

朝を迎えたダラスフォートワース空港

今日は、メキシコ行きの飛行機に乗るためにダラスへ戻る。

ニューヨークでお世話になったエリスちゃんともいよいよお別れ。いい人に出会えてよかった。

●US Airwaysでダラスへ

大事な腕時計を空港で破損。急ぎは禁物。。

今日のダラス行きは、ニューヨークへ来た時と同じUS Airways。

いつもと同じようにチェックインカウンターで搭乗手続きをし、続いてセキュリティチェックへ。

アメリカ、特にニューヨークはせっかちな人が多い。セキュリティチェックのために荷物をトレイに広げている時など、早くしろばりに後ろからトレイを押してきたりする。空港だし忙しいのは分かるけど、ここで急いだってしょうがないでしょ。

無事、セキュリティゲートを通過。

チェックを通った荷物をしまっていると、またしても後ろからおばちゃんがつっついてくる。分かったよ。急いでしまうから。とその時、嫌な音が。

「パリーン」

空港の石材が敷き詰められた床に、ブルガリアで買った大事な腕時計が落下。打ち所が悪く、無残にもフェイスが割れてしまった。やっぱり焦りは禁物だな。修理にいくらかかるんだろう。海外旅行保険の使い方を調べないと。

それ以外トラブルはなく、フィラデルフィアで便を乗り換え、無事ダラスへ到着。

○今日の格安航空:ニューヨークからダラス

今日搭乗する格安航空会社はニューヨークに来たのと同じUS Airways。フライトも時間通りでセキュリティゲートでの事故以外問題なしでした。

ダラスからニューヨークへの飛行機移動費用:160.4ドル + 荷物代25ドル(1人あたり)

●ダラスフォートワース空港で夜明かし

ベッドまで貸してくれたダラスフォートワース空港の夜

ダラスへ到着したのは、夜の9時過ぎ。

フォートワース空港から安宿まで距離があるし、車社会のダラスでは公共交通機関での移動が大変なので、物騒な夜のダラスでの移動は控えることに。ということで、今日はダラスフォートワース空港で空港泊。

到着したターミナルは既にほとんどのカウンターが締まっており、照明も消えている場所もある。ここに朝までいれるか不安だが、まあ大丈夫だろう。安全そうな場所を探し、防犯カメラの目の前に陣取る。

空港で時間ができたので、色々と作業をするためにまずは電源を探す。すると、清掃係のおじさんがおすすめの電源プラグがあるポイントを教えてくれ、バッテリーが底をついていたPCをつなぐことができ、ちょっと奥まったところスペースでゆっくりと作業することができた。

しばらくPCで作業をし、さっきの席へ戻るとなんと簡易ベッドが用意されていた。あきえが一人でベンチにいると、セキュリティのおじさんが「ここで寝るの?じゃあ、ベッド持ってきてあげるよ」と簡易ベッド、枕、ブランケットと3点セットを用意してくれたらしい。

ダラスフォートワース空港の夜。係員の人たちが妙に優しい。

そういえば、前回ダラスのフォートワース空港に来た際、チェックインカウンター横に謎の簡易ベッドが置いてあった。本来は飛行機の遅延など緊急用だろうが、他の人たちも結構このベッドを使って寝ていた。

残念ながらベッドは1つだけなので、今日はベンチで仮眠。

Posted by Katsuya on 12th 10月 2010

Go to NY ニューヨークへ到着!

ダラス上空から@PENジオラマモード

今日のフライトもダラスFort Worth空港から。

昨日の教訓を活かし、今日はTRE(電車)を使わず、駅前から直接バスで空港へ向かう。

South Irving駅前から7:00出発の#408のバスに乗る。40分くらいで、空港の駐車場South Remote Parkingへ到着。そこから無料のシャトルバスでダラスFort Worth空港へ8時過ぎに到着。昨日の電車2時間待ちがうそのように、空港までの移動は非常にスムーズ。路線さえ分かれば小回りの利くバスの方が足としては便利なのかもしれない。

●US Airwaysを乗り継ぎ、いざニューヨークへ

チェックインカウンターで預け荷物代1個25ドル(WEBチェックインだと23ドルだったのに。。)を払い、セキュリティーゲートをくぐる。国内線の移動となると、入国の時のような執拗なチェックはない。いつものように空港ラウンジで無料の朝食をゲットし、アメリカ国旗を尾翼に記したUS Airwaysの機体に乗り込む。

ダラスからニューヨークへの経由地シャーロットダグラス空港。外はUS Airwaysばっかり

ダラスFort Worth空港を10時過ぎに出発したエアバスは、現地時間13時半に乗り継ぎ地であるシャーロットダグラス空港に到着。ここでもラウンジ利用を楽しみにしていたのに、US Airwaysのプレミア会員専用のラウンジばかりで通常のラウンジがない。何気なく外を眺めると、US Airwaysの同じカラーリングの飛行機しか停まっていない。以前使った空港でも、EasyJet一色のところもあったし、ここも同様なんだろう。格安航空会社の勢いを感じる。

空港のバーガーキングでアメリカンなランチを取り、16時過ぎのニューヨーク行きに搭乗する。気圧の変化についていけなかった変な感じの鼓膜をそのままに、寝不足のフライトはあっという間に到着地ニューヨークへ。

○今日の格安航空会社:ダラスからニューヨーク

ダラスからニューヨークへはUS Airwaysの便を使用。ヨーロッパと比べ、そこまで激安の航空券は見つからなかったが、そんな中 US Airways は安い方かも。その分、ダラスからニューヨークへはダイレクトではなく、乗り継ぎ便となった。

ダラスからニューヨークへの移動費用:1人当たり

運賃64.19 + TAX24.71 +荷物25 = 113.9USD

●Five Asians!

今日からニューヨークで2泊お世話になるのは、あきえのカウチサーフィン友達エリスちゃん宅。彼女は、英語、インドネシア語、中国語をネイティブに操る、グラフィックデザイナーのアジアンニューヨークガールだ。

到着したニューヨークLaguardia空港から、バス、地下鉄と乗り継ぎ、彼女の住む街の地下鉄駅へ。駅に到着し電話をすると、駅まで迎えに来てくれた。顔はウチらと同じく完全にアジアンだが、彼女の持つおしゃれな雰囲気はまさに”クールなニューヨーカー”な感じ。世界の中心で活躍している同年代と会うと、少し羨ましいがそれと同時に大きな刺激を受ける。

駅から会話をしつつ家へ帰ると、到着したエリスちゃん宅の玄関にはもう2人のアジアンが帰りを待っていた。ウチらが泊まらせて頂くのと同時に台湾から旅行中のカップルも現在ステイしているのだ。ちなみに、台湾人のお二人も世界一周の旅行中とのこと。

Mac miniかG5のどっちかでオーダーしたドミノピザを囲みながら、5人のアジアン+猫のシロ(Shiro)はもちろん旅行話で盛り上がり、NY初日の夜は更けていくのでした。

Posted by Katsuya on 11th 10月 2010

Go to dallas アメリカ入国!

ダラスFort Worth空港最寄の駅。何もないうえ、電車2時間待ち

カルガリー空港で1時間程睡眠をとり、フライト2時間前の朝5時にチェックイン。

セルフチェックイン機でチェックインすると、またしても搭乗券ではなく、unableなんちゃらと書かれたドキュメントが印刷されてきた。嫌な予感。。

●アメリカ入国にはやはり厳しいチェックが

急いでカウンターへ聞きに行くと、今回はノーシートではなくESTAの登録の有無を確認するためだった。良かった。

以前登録したESTAの登録完了画面をiPadに表示し、カウンターのお姉さんにパス。iPadの画面から登録番号を確認し、無事ボーディングパスが発見された。すんなりと画面の拡大やスライドなどiPadを操作するしぐさを見ていると、iPhoneユーザーだろうか。もはや世界標準となったiPhoneのユーザーインターフェースにちょっと感心。

いつものようにチェックインカウンターではバックパックを預けず、荷物を持ったままアメリカ行き専用のパスポートコントロールへ進む。入出国の用紙を記入し、審査官の元へ。このところ、審査官にはなぜかたくさん質問をされるが、カナダ出国(アメリカ入国)でも同様だった。アメリカではどこに泊まるのか、アメリカの次はどこへ行くのか、いつ日本に帰るのかなど、その他様々な質問をされ、最後に両手の全ての指と顔写真を採取され無事イミグレを通過。

ここでようやくバックパックを預かってもらえた。アメリカ入国を拒否される可能性もあるので、荷物預かりはパスポートコントロールの後なのだろう。

続いて、セキュリティチェック。手荷物のX線や金属探知のゲートなど設備はいつもと同様なのだが、かなりチェックが徹底している。手荷物は何度も何度もX線を行ったり来たりし、バッグの中身を全部出さされている人もいた。2時間前にはチェックインカウンターに並んでいたが、セキュリティチェックに並ぶ間に残すところ30分とフライトまでの時間が迫ってきた。それでも、列はなかなか進まない。

ようやく順番が回ってきて、手荷物のチェックと金属ゲートをくぐり、さらにCTスキャンのような全身スキャンを撮られ無事チェックをパス。急いで免税店でタバコを買い、搭乗ゲートへ歩いていく。空港のアナウンスで早く来てねと名前を呼ばれつつも、何とかぎりぎり間に合った。チェックインカウンターには2時間前からチェックイン開始と書いてあったが、2時間だと結構ぎりぎり。

●移動するだけで一苦労のダラス

カナダのカルガリー空港を7時に出発したAmericanAirlineの飛行機は、現地時間11:45にダラスFort Worth空港へ到着。第29か国目アメリカ合衆国へ上陸!

昨日予約したホステルへ向かうため、行き方を確認する。空港からバスに乗り、電車に乗り換えればすぐに着きそうだ。まずは最初の目的TRE(電車)の駅を目指す。

ダラスFort Worth空港からは無料のシャトルバスが出ているため、シャトルバスに乗りまずは中継地点であるSouth Remote Parkingへ。空港の駐車場だが、空港からは結構離れている。

空港の駐車場でTREの駅行きバスを待ち、ようやく到着したバスに乗車。駐車場から最寄の駅まで、これまた結構離れている。ようやく最寄のTREの駅に到着し、これであとは電車に乗れば2駅で宿最寄の駅だ。

駅の券売機でチケットを買い、ホームにある時刻表を見る。今は12時45分。12時代の電車はもう行ってしまった後だ。次の電車は…、14時半。。ダラス、電車なさすぎ。。

●宿でも待ち時間

駅周辺には屋台のホットドック屋が一つあるのみで、見渡す限り何もない。駅にある自販機は全て現金を投入する部分が壊されている。何もないプラットフォームでとにかく待つしかないか。。

10月のダラスは思いのほか暑い。カルガリーから移動してきたからかもしれないが、Tシャツ一枚でも日向にいると汗をかくくらいだ。1.5ドルのホットドックは簡単なものだが、アメリカを感じさせる味付けで結構いける。

ホームには徐々に人が集まってきた。乗る方面を間違ったら命とりなので何度も方向を確認し、目的のダラス方面の電車がようやく到着。市内行きの電車なのに2階建ての車両が長く連なったやけに大げさな列車に少し不安になりながらも、乗車した電車は2駅で目的の駅へ到着。

駅から徒歩で移動し、宿に到着すると閉ざされたエントランスには張り紙が。人の気配が一切無い、一軒家風の安宿にまたしても不安に。張り紙に書いてあった番号に電話すると15分待って!と。普段、宿にスタッフは常駐していないのだろうか。

電話してから約30分。ようやくスタッフが到着。昨日、今日と移動と待ち時間ばかり。。

●それでも物価は安いダラス

これだけ買っても1人400~500円。アメリカ意外と安い

一息入れた後、ご飯を食べに外へ出る。スタッフお勧めのステーキハウスは残念ながらCLOSEだったので、スーパーで食材を調達することに。

意外と物価の高かったカナダと比べると、ダラスの物価は安い。大型スーパーだからかもしれないが、今日の夕食、明日の朝、昼と食材を山ほど買っても日本円換算で1,000円くらい。輸出企業はじめ日本の経済にとってはマイナスだが、円高米ドル安の恩恵をひしひしと感じる。

ということで、宿のキッチンで豪華なディナー(って言っても1人500円にも満たない)を作りテキサスのサーロインステーキを堪能。

明日は午前中の便でニューヨークへ移動する。

●ダラスの安宿「Dallas Irving Backpackers Stop」

ダラスFort Worth空港からも、ダウンタウンからも近く(電車の本数は少ないけど。。)、最寄のSouth Irving駅や近くの大型スーパーからも歩ける距離なのでもろ車社会のダラスでは便利な安宿。

一軒家に少し手を加えた感じのホステルなので、リビングスペースやキッチンは立派。ベッド数も少ないため、共有スペースが混むこともなくゆったりと使える。無料WiFiや無料のPCもあり、不安になる外観とは異なり快適な安宿。

4ベッドドミ1泊1名:25.56USD