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Rurrenabaque Day 3 ルレナバケのアマゾンツアー3日目
いよいよ、ルレナバケのパンパツアーも今日で最終日。
●朝から大雨。でもピラニアはしっかりゲット!
今日の最初のイベントは、サンライズを見に行くこと。
日の出の時間に合わせ早起きするも、ロッジの屋根を叩く嫌な音がする。
急いで外を見ると、かなりの大雨。。
もちろん、これでは朝日どころか、パンパツアー最後のイベントであるピラニア釣りも厳しいのではないか。
朝食の後、ここのロッジの飼い猫「ネグロ」に挨拶。
人懐っこい猫なので、ここに来て以来癒されっぱなし。
しかし、そんな彼にも天敵がいる。
それは、ここの飼いワニ「ネルソン」。
勝手口から中を覗き込むネルソン。
テーブルの影からネグロが警戒する。
一触即発な雰囲気。
まあ、お互いいつもこんな状態だろうから、幸いイルカとアナコンダのような関係にはならず、気づいたら2匹ともどこかへいっていた。
さて、今日のメインイベントであるピラニア釣りはどうなるか。
ガイドのシモンに確認すると、やはりボートを出して釣りに行くのは厳しいとのこと。
ただ、「ここで釣れるよと」ロッジの前を指差す。
ホントに??
半信半疑のみんな。
ただ、シモンは釣り糸と餌の鶏肉を用意している。
たしかに、川を見るとさっきから水鳥がなにやら漁をしている。
ということで、ロッジの前でピラニア釣りスタート。
と、始めるやいやな、クニくんがピラニアゲット!
サイズはちっちゃいが、このピラニアはレッドピラニアといい結構獰猛な種類らしい。
実際、やってみると、川に糸をたらした瞬間にちょいちょい食いついてくる。まさに、入れ食い状態のピラニアに満たされた川だが、なかなか釣り上げるのが難しい(そういえば、昨日この川で泳いだな・・・)。
雨の中、しばらくやっていると、徐々にコツが掴めてきた。
食いつくかつかないかの瞬間に糸をピッと引くと、口に針が引っかかり釣り上げることができる。
少しでもタイミングが遅いと、餌の鶏肉だけ取られ後の祭り。
釣れたピラニアは、バケツに入れておく。
ネグロは興味しんしん。
次の瞬間。
「ネグロが川に落ちた!」
何が起きたのかびっくりし、声の方向を見ると、焦りながらも必死に川からロッジへ飛び戻るネグロ。とりあえず、無事でよかった。
猫は本来、水が苦手なはず。なのに、なぜ川に飛び込んだのか。
後でバケツを確認すると、ピラニアが一匹減っていた。
●簡単には帰らせてくれないアマゾン
ルレナバケからラ・パスへ戻るためのフライトが迫っている。
最後のおいしいママ(ロッジの食事係)のご飯を堪能し、急いでボートへ乗る。
パンパツアー初日、大雨にやられた川を下っていく。
朝降っていた雨もやみ、何事もなく帰れるかと思っていた矢先、川の真ん中でボートのエンジンが止まった。
実は今朝、ボートのガソリンが少ないから買いに行きたいんだけど現金を持ってなくて貸して欲しい、とシモンから頼まれ、お金を貸した。
そのお金でガソリンを買ったはずだから、ガソリン切れってことは無いはず。
しかし、皆の期待を裏切りシモンは言う。
「どうやらガソリンが切れたようだ」
いやいや、だって今朝お金貸したでしょ!
そのとき、ちょうど仲間のボートが近くを通る。馴れた手つきでシモンは仲間のボートからガソリンを分けてもらうとエンジン始動。何事も無かったかのように、ボートは川を進み始めた。
このボートは、相当燃費が悪いのか、それとも。。
ボートは予定時刻をちょっとだけ押し、岸へ到着。迎えに来ていた車に急いで乗車し、ルレナバケの町を目指し、ひたすら悪路を進む。
ルレナバケの町へ到着すると、その足で空港まで行ってもらう。なんとか、時間には間に合いそうだ。
到着したルレナバケの空港は、相変わらず閑散としている。
その様子にそこまで疑問は持っていなかったが、空港職員と話すシモンの様子がなんだかおかしい。
「今日の飛行機はキャンセルだって。。」
さすがはボリビアクオリティ。
この国を旅する時は、先の予定を組んではいけないかもしれない。
ツアー会社まで送ってもらい、シモンとお別れした後、ラ・パスとルレナバケを結ぶ飛行機を飛ばすAmazonesのオフィスへ。
飛ばないのは当然でしょというような表情で、お菓子片手に手続きをするAmazonesのスタッフ。
「明日の8時にここに来て」
その一言で手続き終了。
結構慣れたけどね。そんな対応にも。
今日も、ルレナバケへ来た初日と同じ「ハポネス」という名の、日本人のいない安宿に宿泊し、たまたまこのツアーに一緒に参加することになった4人で、最後のルレナバケの夜を楽しむ。
なんだかんだあったけど、メンバーにも恵まれ楽しいツアーでした。
かつや
Rurrenabaque Day 2 ルレナバケのアマゾンツアー2日目
ついこの間まで高地にいたからあまり意識していなかったが、4月の南米はまだまだ暑い。そして、ここはジャングル。川の中に立てられたロッジの中は湿度満点で、まるでサウナの中。ということで、あまりの暑さに気持ちよく寝ることができず、アマゾン最初の朝を迎える。
●パンパツアーといえば巨大ヘビ アナコンダ
朝食を済ませ、ガイドのシモンから今日一日のスケジュールを聞く。
まずは、アナコンダ探しからパンパツアー2日目が始まる。
昨日のスコールがうそのように空は晴れ渡り、うちらを乗せたボートもなんとなく滑らかに川を進んでいく。
目的のアナコンダは、結構川を登った奥地にいるらしく、しばらくボートで進んでいくためちょっとしたアマゾンクルーズ。
そこでは、様々な動物が顔を出してくれる。
逆光で分かりづらいけど、たぶんカラフルな南米っぽい鳥。
おなじみトゥカン。
水辺にはカラフルな鴨。
そして、サルも。
ジャングルの様々な動物を楽しんでいると、だんだんと川幅は狭くなり湿地帯のようなところに入ってきた。
いよいよ、アナコンダの住みかへ突入するらしい。
「ここから先へはボートでは行けない。」とシモン。
恐る恐るボートから降りてみるも、履いていた長靴では用が足りず、川の水がばっちり入ってきた。ウワサには聞いていたが、雨季のアナコンダ探しは川が増水しているため、長靴の意味はなく、ひざ下はびっしょり。
そして何より蚊の量がハンパない。
むしろ、ヘビどころの騒ぎではない。
完全防備(白シャツ+現地の蚊避け薬)でいったため、そこまで刺されはしなかったが、気になってしょうがない。なので、常にこんな感じ。
ところで、巨大ヘビ アナコンダは?
いました!直系10cmほどの木の空洞の中に。。
写真だと大きさは分からないけど、まあちっちゃいです。
ただのヘビです。
実は、雨季のこの時期は、川の水かさが増していることから、アナコンダはほとんど見られないそうな。。
ロッジへの帰路でも、たくさんの動物が。
日向ぼっこするカメのファミリー。
鶴のような鳥。
変な色のキツツキ。
そして、ワニ。
ワニ!?
しかも、ここはなんとうちらのロッジの庭的なところ。
しかし、スタッフは全くあせる様子もなく、ワニも大人しい。
なんと餌付け説。
スタッフが「ご飯の時間だよ~」と餌をあげていた。
ちなみに、このワニの名前はネルソン。昨日の赤い目もこいつだったのか。
●ピンクイルカと泳ぐ
昼食後、しばしハンモックに揺られる。
心地よい時間をゆったりと楽しみながら、昨日水没したパソコンを起動してみる。
十分乾かしたとはいえ、さすがに水没となると厳しいかなと思ったが、電源ボタンを押すと”Panasonic”の青い画面が表示され、続いてWindowsの読み込み中のような画面が。
そして、全く問題なくいつもどおり起動完了。
パソコン復活。さすがLet’s note。多少のアマゾンの水くらいには負けない。
さて、午後のイベントはピンクイルカと泳ぐというもの。
早速水着に着替え、ボートに乗り込む。
相変わらず空は晴れ渡り、とても気持ちいい。
しばらくボートは進むと、いくつかの支流が交わる川の広い場所で停止した。
周りを見渡すと、所々で水しぶきが上がる。
イルカだ!
いつ水面に出てくるか分からないので、なかなかうまいようには写真に写らないけど、何枚か撮ったらとりあえず着ていたTシャツを脱ぎ、川へ飛び込む。
まあ、一緒に泳ぐっていっても、イルカはどこにいるかさっぱり分からないし、海水と違って浮力が少ない分、川で長時間泳ぐのは結構辛い。
ということで、しばらく暑さから逃れ、水の中を楽しむ。
ピンクイルカと泳ごうイベントも終了し、ボートはロッジへ向かい出発。
「ほら、これアナコンダの亡骸だよ。イルカが食べるんだ。」とシモン。
なんとなく愛らしいイルカという響きと、全く不釣合いな頭の無くなったアナコンダ。
自然って残酷。
いつものように川に生息する鳥を撮っていると、ヤツは何かをくわえていた。
よく見ると、大きな鳥のくちばしの先で、ねずみが「チュー」となっていた。
そのそばで、くじゃくのような鳥が子育てをしていたりもする。
すごく、リアルな自然。
●ジャングルの中で誕生日を迎える
サンセットを眺めながら、ロッジへ帰る。
すっかり日も暮れて、少しだけ涼しくなってきた。
いつものように、ダイニングへ行くと既に夕食が食卓に並んでいる。
皆が席に着き、いただきますのタイミングを見計らっていると、なんと奥からケーキとワインが運ばれてきた。そして、ハッピーバースデーの合唱がはじまる。
「Feliz Compreanos!」
まさか、ジャングルのこんな奥地で誕生日を祝ってもらえるなんて思ってもみなかった。これはうれしい。完全なサプライズ。
だって、ケーキもワインもこんなジャングルの奥地じゃ、普通に考えたら手に入れるのは不可能。
サプライズを仕掛けてくれたみんなありがとう!
最高の誕生日でした。
今日の南十字星は、いつもより輝いて見える。
おやすみなさい。
かつや
Rurrenabaque Day 1 ルレナバケのアマゾンツアー1日目
9時にルレナバケの代理店の前に集合。いよいよアマゾンツアーがスタートする。
●ボートで川を進むも突然のスコール
用意されていた車に乗り込んだのは、運転手+ガイド+ご飯のおばちゃん+うちら4人。
通常、パンパツアーだとランクルなどの4駆の車の席にベンチシートが縦に並んだタイプのようだが、うちらの車は普通車(トヨタのイプサム)。
タイヤも普通だし、もちろん4駆でもない。こんなのでジャングルの道を進めるか不安。
しかも、途中結構な雨が降ってきて道もぐちゃぐちゃ。乾燥していると服が埃まみれになる(特にランクルのようなジープタイプの車だと)らしいが、雨が降っていると車を右に左にスライドさせながらのなかなかスリリングなドライブになる。
途中、とてつもない大雨や南米な感じの鳥、なまけものなどと出会い、移動中も結構楽しめた。
しばらくジャングルの泥道を走ったところで、国立公園か何かのエントリーフィー1人150ボリを払い、車をちょっと走らせるといよいよ移動手段をボートにチェンジ。
ここから3時間、ジャングルの川をボートで進む。
ホントはここでロッジまでボートでゆっくり動物を観察しながら進むはずが・・・
止んでいた雨がポツポツ、、、
そして、急に土砂降り!
スコール発生!
アマゾンの天気恐るべし。
ボートの上では、雨具を体に巻き付けとにかく強い雨に耐える。
もちろん、アマゾンの動物もこの雨に姿を見せず。
ちなみに、ボートには屋根などなく、あまりの雨量にあっという間にボートにも水が溜まり、ミネラルウォーターが入っていたペットボトルをカットし、水を外に汲みだす。
汲んでも汲んでも水は溜まっていく。
靴なんてあっという間にずぶ濡れだし、ボートが沈むのも嫌なので、靴でも水をすくって水をかきだす。
アマゾンてかなりサバイバル。
そうこうしている間に、やっとロッジへ到着。
●アマゾンの雨に荷物が完全に水没
さて、荷物を。。
やけに荷物が重い。
と、バックパックから大量の水が溢れ出す。
荷物が濡れた、どころか完全に水没。
バックパックカバーに水が溜まって、おかしな膨らみができている。
もちろん、バックパックにはパソコンをはじめ、電子機器が入ってる。
諦め気分の中、部屋へ通され、荷物をあける。
一応、ビニールで包んでいたけど、やっぱり完全な水没には歯が立たず。
パソコンと充電器類水没。
充電器類が入っているビニール袋は、濡れているどころか中に完全に水が溜まっている。
とりあえず、パソコンの電池を抜いて、充電器類もベッドの上で乾燥させる。
さあ、アマゾンの湿気に勝てるか。
●ワニの赤い目を探しに行く
このロッジには、ネグロという猫が飼われている。懐っこくて猫好きにはたまらない。
このまま、猫と戯れる時間でも良かったが、夕食の後は、ワニの赤い目探検ツアーに出かける。
ちなみに、川にはものすごい量の蚊がいる。暗闇に向かってカメラのフラッシュを焚くと、光に映った蚊の大群がまるで雪のよう。。
ただ、まだこの辺は雨季らしく、川の水位が高いため結局ワニの姿は見れぬまま、宿へ引き返すことに。
すると、今回のツアーガイドのシモンは言う。
「きっと、君たちの部屋の下にいるよー。ハハー。」
また。また。
ボリビアンジョーク。
ところが、ボートがロッジに到着するとシモンが本気で部屋の下を探し出した。
数秒たって突然「ワニがいたぞ!」
ライトで照らすと確かに赤く光る物体が見える。
しかし、遠すぎて何ともいえず、出来過ぎな感もあり、うやむやなまま本日のツアーは終了。
仕込みか何かじゃねーの、なんて声も。
まあ、明日のツアー楽しもう!
蚊帳をセッティングして、おやすみなさい。
かつや
Go to Rurrenabaque プライベートセスナでラ・パスからルレナバケへ
今日のラ・パスからルレナバケ行きのフライトは16時半なので、余裕を持ってチェックアウトの準備ができる。
●ルレナバケ行きのフライトキャンセル!?
ところが、10時を回った頃ドアのノックに部屋のドアを開ける旅行代理店の人が来ていた。
どうやら、今日のルレナバケ行きのフライトで問題が発生したようだ。今ここでどうこうできる話ではないので、一緒にルレナバケのパンパツアーを申し込んだ4人で代理店へ来てほしいとのこと。
急いで、4人で旅行代理店へ。
なんと、今日の飛行機はキャンセル。
ラ・パスからルレナバケへ行くAmasonasという飛行機会社は、アマゾンの天候が原因なのかよくフライトがキャンセルになるらしい。
そのため、16時半のフライトがキャンセルになっても次の日のツアーには参加できるように、次の最終便、翌朝の始発と乗る飛行機がずれても大丈夫なように、余裕を持って予定を組んだはずなのに、次乗れる飛行機は翌日の同じ時間16時半の飛行機だという。
いやいや、うちらにも次の予定があるし。。
アマゾン行きを諦めることも視野に入れて話を進める。
すると、遅れて入ってきたお兄さんから提案が。
4人乗りのプライベートセスナなら用意ができる。
但し、1人当たり+100ボリかかる。
100ボリ追加か~・・・。
ちょっと悩むも、宿から空港への送迎もしてくれる&空港使用料も無しでOKということで、空港までタクシーで50ボリはかかるらしいし、ちょいのせで今日行けるなら(しかもプライベートセスナだし)ということで、その特別機をお願いする。
代理店のスタッフのタダの友達かと思ったら、なかなかすごいお兄さん。
しかも、出発は1時間後ということで、宿に戻り急いで荷物まとめる。
ピックアップに来たタクシーに乗り込み、20分程走ると空港へ到着。
ん?何かがおかしい。
軍服を着た兵士が空港入り口にいるし、空港敷地内に入ると軍用機まであちこちに停まってる。
そして、今日の君らのパイロットだ。と紹介してもらった操縦士は完全に空軍な格好をしている。
代理店のお兄さん、一体何者??
1人+100ボリでボリビアの軍を動かすなんて。
そして、目の前に現れたのは4人乗りのプライベートセスナ機。
操縦士、副操縦士、乗客4人とちょっとした荷物入れ。
かなりちっちゃい飛行機。まるで車に羽が生えたかのよう。
ホントに飛べるか不安だったが、PMに見送られながら(そんな重要人物じゃないよ。。)バラバラと音を立てて回りだしたプロペラはゆっくりと飛行機を前進させ、小さな主翼で揚力を生み出すとあっという間にラ・パスの街が小さくなっていった。
ふらゆらと右に左に揺れながら、徐々に高度を上げていく。
ちなみに、普通の旅客機と違い、アナログな操作計器の並ぶセスナでは、離陸時の電子機器規制などももちろんないため、写真も摂り放題。
それ以外にも、旅客機と違う点は他にもある。
例えば空に浮かぶ雲。
ぶつかると致命的なのか、大きな雲はかならず避けて通る。
そして、上昇する速度。
非常にゆっくりで、いつまでも地上の景色を楽しむことができる。
オンボロセスナ万歳。
20分程すると、もうそこはジャングル。密林とくねくねまがった茶色い川を上空から眺めつつ、空中散歩を楽しむ。
景色も良く、小型セスナは気持ちいい。
小さな街が見えてきたと思うと、右に大きく旋回。そして、徐々に高度を下げ、小さな滑走路に無事着陸。それにしても、ルレナバケの空港は小さい。唯一短い滑走路だけが舗装されているだけで、駐機場(って言っても草ボウボウ)に向かう道は砂利&泥の道のため、空の上よりも気を遣って飛行機を運転している気がする。
もちろん、ターミナル的なものはオンボロの小屋があるのみ。飛行場の敷地内には、馬や牛がちらほら。何はともあれ、無事到着した飛行機から降りると、もうそこはジャングルの気候。肌にまとわりつくような湿度と気温。
いよいよジャングルの生活が始まる。
インカツアーの人が迎えに来てくれていたので、ルレナバケの飛行場から町まで送ってもらう。
しかし、オフィスに到着すると何とタクシーの運転手が1人10ボリだと言い出した。出た!と思いつつも、インカツアーのルレナバケオフィスの人に聞いてみると、空港から町までの送迎はツアー料金に含まれていないという。
いやいや、ラ・パスのオフィスで確認した時は、ルレナバケの空港から町まで無料送迎だよといってたし。
しばらく、ルレナバケオフィスとラ・パスのオフィスで電話やり取りが続き、空港からのタクシー代はインカツアー持ちということで一件落着。
●ルレナバケの安宿「Residencial Japon」
Residencial Japonは、インカツアーの1ブロック隣にある安宿。特に日本人宿という訳ではないが、日本人も多く泊まるらしく、評判も良い為ルレナバケの宿はここに決定。
部屋は広く快適。シャワーは水のみでトイレの電気も付かず、WiFiも無し、部屋のファンも言わないと回してもらえないなど宿の設備は最低限だが、1泊寝るだけだしキレイな宿なので問題なし。
ルレナバケの安宿「Residencial Japon」宿泊費用:1人20ボリ
●ルレナバケの町を散策
ルレナバケの町はコンパクト。
宿は中心部にあり、宿から3ブロックも行けばもうそこにはジャングルの川が流れている。
今日は特にやることもないので、ルレナバケの町をぶらぶらしてみる。
ラ・パスで買えなかった、アマゾンツアー必需品の白シャツと帽子をゲット。
さすが、ルレナバケ。
ジャングルツアー用に必要なものがそこら中に売っている。
折角なので、川まで出てみる。
鳥がペットのオレンジジュース屋さんで、川を見ながら絞りたてオレンジジュースを飲んでいると突然の雨。これが噂のスコールか。あたり一面あっという間に雲に包まれ、地面は一瞬で水浸し。雨の勢いがハンパない。パンパツアーでも降られるかもしれない。
20分もすると、何事も無かったかのように雨は上がり、また町は動き出す。
夕食は、ルレナバケで食べられるフランス料理という案もあったが、高かったので地元の食堂へ。炭火焼のバーベキューは、格別だった。
明日はいよいよパンパツアー。晴れますように。
かつや
Ready to Rurrenabaque ラ・パスでWiFiカフェとルレナバケ行きの準備
いよいよ明日からルレナバケのパンパツアーに行く。
●アマゾンに必要なものをラ・パスで揃える
アマゾンに行くとなると、何かと必要なモノが出てきた。
既にルレナバケのパンパツアーに参加した旅人から必要なモノを教えてもらい、ラ・パスにいる間に出来るだけ揃えておく。
聞いた感じ、今持っていない物はこんなところか。
・蚊避け
・白シャツ
・薄い色のズボン
・帽子
・サングラス
・ライト
アマゾンはとにかく蚊が多い。
現地で人気の(効果のある)蚊避け薬は「REPLEX ultra」というスプレーらしい。
早速、ラ・パスの薬屋さんを探してみると、ばっちり売っていた。
そして、蚊は黒など濃い色に寄ってくるらしく、逆に白など明るい色には寄って来にくいらしい。さらに、アマゾンではとにかく服が汚れるので、捨ててもいいような服が必要。
しかし、なかなかちょうどいい白シャツが売っていない。ルレナバケの町でも白シャツは売っているらしいので、ラ・パスでは薄い色のボリパンを2つ買い、蚊対策は一旦OK。
続いて、アマゾンの強い日差しを防ぐため、サングラスと帽子を探す。
サングラスは、ちょうどこの間バックの中で真っ二つになってしまったため、この旅で3つ目のサングラスを探す。
ラ・パスは何でも売っている。街を歩いていると何件もサングラス屋さんがあり、しかもちゃんとしたやつが1個15ボリ(約180円)とかなり安い。さすがボリビア。
ただ、いい感じの帽子は見つけられなかったので、これもルレナバケへ持ち越し。
また、パンパツアーではナイトサファリで夜のワニ探しをするらしいので、ライトが必要。
日本から持ってきた性能抜群のライトは、イースター島に行く時にバックパックから盗まれてしまったので、ちょっと性能の劣るライトを電池とセットで30ボリで購入。劣るっていってもLEDで明るさばっちり。やっぱりボリビア安い。
午後には、昨日旅行代理店でオーダーした航空券も宿に届き、これでルレナバケ行きは準備万端。
●ラ・パスでWiFiとチーズケーキ「アレキサンダーカフェ」
宿のWiFiは不安定で、昨日の夜から今日もずっと使えない状態。
今日は時間もあるので、チーズケーキがうまくWiFiも早いという噂のアレキサンダーカフェへ行ってみる。
アレキサンダーカフェへ着くと、警備員さんが入り口を開けてくれた(カフェに警備員!?)。
カフェの中に入ると、ボリビアの雑多な雰囲気から一転先進国へ。そして、メニューを見ると、これまた先進国へ。メルカドで7ボリ(約85円)も出せば定食が食べられるのに、ここはケーキ一切れ20ボリとかする。
まあ、WiFiも早いって聞いたし、名物チーズケーキはかなりうまいらしいので、久しぶりに先進国感覚でチーズケーキ2種とコーヒーをオーダー。
チーズケーキは、噂どおりかなりおいしかったが、WiFiは激遅。。Facebookがやっと見れるか見れないかという速度じゃ、ブログのアップも厳しいので、チーズケーキを普通に堪能し、宿へ帰ることに。
まあ、ボリビアで新しくなったFirefox4の速度アップを体感するのは無理な話か。。
かつや
Lucha Libre in La Paz ラ・パスでおばちゃんプロレスを観戦
一晩考えた結果、ルレナバケへは飛行機で行くことに決定。
●ルレナバケのアマゾン(パンパ)ツアー申し込み
ラ・パスの安宿エル・ソラリオには、多くの日本人旅行者が集まる。
ちょうど部屋でルレナバケの相談をしていると、部屋の外でルレナバケの話しが聞こえた。
今日、チェックインしてきた旅人の中で、ちょうどウチらと同じタイミングでルレナバケへ行くというので一緒に行くことに。
昨日の時点では、まだ3日後の火曜日の便は全て残っていたが、旅行代理店の人に空席状況を調べてもらうと1日4便あるルレナバケ行きが、既に火曜日は最後のフライトのみ残すところとなっていた。
1フライトに18人しか乗れない小型セスナ機。
早く決めないと、どんどんとルレナバケ行きが遅れてしまう。
パンパツアーは、ルレナバケの現地で申し込むことも考えていたが、確実性がないことと、4人で申し込むことで700ボリを600ボリに値下げしてくれたので、ツアー+航空券往復をここで申し込むことに。
●エル・アルトで迷子
今日は日曜日。
ラ・パスで日曜日行われるイベントと言えば、おばちゃんプロレス。
おばちゃんとは、ボリビアの民族衣装を着たおばちゃん(普通にその辺を歩いている姿と一緒)がプロレスのリングに立つという、ラ・パスで一番人気のエンターテイメントだ。
と、もう一つのラ・パスの日曜名物が泥棒市。
この市には、ヨーロッパなどからの古着が格安で並ぶらしい。
おばちゃんプロレスまでは時間があるので、まずは泥棒市から行ってみることに。
「CEJA(セーハ)」行きのミクロに乗れば行けるとのことだったが、運転手に降ろされたところは、皆目検討が付かない場所。
その辺の人に聞くも、皆言っていることが違う。
プロレスまで時間が迫ってきたので、ミニバス、タクシーと乗り継ぎようやく会場へ到着。
しかし、何やら全く盛り上がっていない。
リングの周りに席がちょっとあるだけだし、本来あるはずの外国人料金なんてのも存在しなさそうだ。
その辺のおじさんに聞いてみると、なんとここは違うプロレス会場と。
タクシーの運転手にやられた!
気をとりなして、その辺の人に聞きつつ徒歩で目的のプロレス会場になんとか到着。
すでに試合は始まっているが、終了までにはまだまだ時間がある。着いて良かった。。
●ラ・パスのおばちゃんプロレス
リングの上に、民族衣装を着たおばちゃんが登場。
そして、悪役をやっつけるという定番の試合はかなり盛り上がったが、それ以外のおばちゃんが出ない試合は結構なあなあな感じで、観客のツーリストは、もっているポップコーンや紙コップなど、試合お構いなしに投げる投げる。
試合も進むにつれ、観客も減っていき最後はだらーと終了。
まあ、プロレス好きの方が見たら、また違う印象かも。
○ラ・パスのルチャリブレ(プロレス)観戦費用:50ボリ
●今日もけんちゃん
今日も日本食のけんちゃんに来てしまいました。
トゥルーチャ定食もトゥルーチャちらしもやっぱり絶品。
そして焼きそばもかなりヤバイ。
けんちゃん、美味しすぎ。
ごちそうさまでした。
かつや
Find the Rurrenabaque ture ルレナバケのアマゾン(パンパ)ツアーを探す
ウチらがウユニへ行っている間に、南極ツアーで一緒だったトモコちゃんはルレナバケのアマゾンツアーに行っていた。
●アマゾンはボリビアから行け
その後もラ・パスの宿がエル・ソラリオで一緒だったため、アマゾンツアーの感想を聞くと、まあまあ良かったとのこと。
まあまあというのも、本当のシーズンは乾季で、雨季終わりの今は川の水も多く、動物がそこまで多く見れないからだそうだ。
それでも、アマゾンという響きには惹かれる。
アマゾンといえば、ブラジルのイメージが強いが、そういえば南米を旅してきた旅人からよく「アマゾンはボリビアから行け」と言われていた。
そう。理由は簡単。安いから。
ということで、ラ・パスの旅行代理店を当たり、ルレナバケのアマゾンツアーを探してみる。
●ラ・パスからルレナバケは飛行機かバスか
旅行代理店を何軒か聞いてみる。
大抵、ルレナバケのアマゾンツアーを扱っており、2泊3日のコースは「パンパツアー」という。ジャングル=密林に対して、パンパ=草原。言ってみれば、アマゾンツアーのライト版。
1週間もジャングルにこもるつもりは無かったので、パンパツアーを中心に旅行代理店へ聞き込み。
ツアー自体の相場は、1人700ボリ前後。
2泊3日で宿、食事、移動全込みなので、ツアー自体は安い。
しかし、問題はラ・パスからルレナバケへの移動方法。
方法は2つで、飛行機かバス。
飛行機の場合、ラ・パスからルレナバケまで45分とかなり短いが、バスの場合20時間以上(中には26時間というところも)かかるという。
まあ、バスで20時間以上の旅はこれまで何度も経験してきたし、費用が1/10以下なのでとバスで行こうかと思ったが、その後エル・ソラリオにある情報ノートを読むと、なんとその途中に本当のデスロードがあるらしい。
それは、バスでラ・パスからルレナバケに行く道はかなり険しく、崖っぷちすれすれを進んだり、対向車とのすれ違いの度にその道をバックしたり、時には車内に獣の匂い(?)が充満したり・・・。
そして、その道では年間約200人が事故で無くなっており、情報ノートには、つい1年前に崖から転落したバスに乗っていたという体験記も載っていた。
そんな事故に巻き込まれるなんて、ものすごく低い確率だってことは分かるし、さすがに何年も前の道路状況から比べればかなり改善されているはず。
しかし、最近のことを書いたブログにも事故らないにしても、直角のシートで大変だったとか、崖っぷちスレスレで死ぬ思いだったとか、バスでルレナバケへ行くのは結構大変そうだ。
とりあえず、一晩悩んで答えをだそう。
かつや