Archives for "リオ・ガジェゴス(Rio Gallegos)"

Posted by Katsuya on 9th 3月 2011

Go to Bariloche 夜行バスでエル・カラファテからバリローチェへ

夜行バスでエル・カラファテからいざバリローチェへ

ようやくパタゴニアの大地を後にする時が来た。

●ATM現金不足の問題も解消

昨日のATM現金不足による引き出し不能の問題も、アルゼンチンの休日も終わった今日になると無事解決され、何とか現金を調達。

その足で、今日のエル・カラファテ発のバリローチェ行き夜行バスチケットをゲット。

エル・カラファテからバリローチェへの行き方

エル・カラファテのバスターミナルでチケットの購入が可能。16時発でTAQSA/MARGA社が毎日運行している。

バリローチェまでは所要27時間。

移動費用

エル・カラファテからバリローチェまで夜行バス運賃:1人 449ペソ(セミカマ)

●Fuji旅館の仲間に別れを告げ、いざバリローチェへ

エル・カラファテの日本人宿 Fuji旅館でお世話になった旅仲間ともいよいよお別れ。シゲルさんに餞別まで頂き、名残惜しいがバスの発車時間が迫っていたため急いでターミナルへ。

バスチケットを買っていたTAQSA/MARGA社のバスに乗り込み、チケットに書いてあった座席番号を探す。

うちらの席は7と8。

ここが5、6か。

てことは、次の席が・・・

なぜ、9、10?

7番の席は離れた場所に1つ見つけたが、8なんて存在すらしていない。

てんでバラバラな座席番号。自由席でもないので、適当に座ると乗客同士でかぶるし。

バスの2階席では、何人も自分の席を探し右往左往。

荷物の積み込みをしていたバスの運転手を呼び出し、何とか席を確保。

と、一安心して席に着くと、このバス全ての席がカマ仕様なことに気づく。1階席も2階席も全て3列シートで前席との間もかなり広い。

セミカマでチケットを買っていたのに、ラッキーかと思いきや、3時間程走ると見覚えのあるバスターミナルにバスが停車。

なんとリオ・がジェゴスでバスを乗り換え。

乗り換えたバスは、残念ながら4列シートのセミカマにダウングレードし、一路バリローチェを目指す。

所要27時間のバスの旅は、まだまだ続く。

車窓にはパンパだけが広がるエル・カラファテからバリローチェへの夜行バスの道のり

かつやかつや

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Posted by Katsuya on 31st 1月 2011

Go to Ushuaia 世界最南端の町ウシュアイアへ

リオ・ガジェゴスからウシュアイアへ。バスでマゼラン海峡を渡る

リオガジェゴスを朝9時に出発したバスは、いよいよ世界最南端の町ウシュアイアへ向かう。

●国境を越え、ウシュアイアへ

アルゼンチンのリオガジェゴスを出発し、アルゼンチンのウシュアイアに到着する。

しかし、南部パタゴニアはチリとの国境が入り組んでいるため、ウシュアイア行きの幹線道路でどうしてもチリ国境をまたぐことになる。

そのため、バスに乗っていきなりチリ入国カードを手渡されることに。チリ入国では、以前梅干を没収された経験がある。チリ国内へ、野菜や種子、肉などを持ち込んではいけないからだ。

そして、今回はそんなことが無いように、事前に荷物で持っている食べ物類を確認し、準備を整えてきた。今回の懸念は、マテ茶と米。これらは、持ち込んではいけない野菜や種子に該当するのだろうか。

バスは出発して1時間ほどでアルゼンチンを出国。アルゼンチンの出国は、バスの添乗員さんが全員のパスポートを集め、30分程バスの中で待っているとスタンプを押されたパスポートが帰ってくるという楽チンタイプ。

そして、いよいよチリ入国。

緊張の一瞬。チリ入国のイミグレ

荷物を持ってバスを降り、ちゃんとしたチリのイミグレオフィスへ向かう。

出国スタンプの後、いよいよ荷物検査。X線の機械に荷物を通す。何か係員に聞かれるかなと思っていたが、全くのスルー。バスでその日のトランジット入国なので、形式上検査をやるだけなのだろうか。

●海峡を渡り、アルゼンチン入国。そしてウシュアイアへ

車窓に見えるバンパの景色を見ながら、夜でもないのでヒマな時間を過ごす。

ウシュアイアへ向かうバスの車窓から見えるバンパの景色。ヒマな時間が続く

そして、南に向かう道は一旦終わる。

ここでフェリーにバスごと乗り込み、マゼラン海峡を渡る。特に、船に乗り換える必要もなく、あっという間に南米の南の果てフエゴ島に上陸。

ここでバスごとフェリーに乗り込みマゼラン海峡を渡る

しばらく未舗装の道をバスが進み、ようやくチリ出国。イミグレオフィスでは、スタンプ ポンの流れ作業。続く、アルゼンチン入国も6,7時間前の出国と同じく、添乗員おまかせタイプ。

リオ・グランデで半分程乗客が降り、日も傾いてきた21時過ぎ。ついに、南の果ての町ウシュアイアへ到着。

移動費用
リオ・ガジェゴスからウシュアイアまでのバス運賃:290ペソ(1人)

●ウシュアイアの安宿「上野山荘」

ウシュアイアに来る日本人の旅人は、ほとんどがここに宿泊するというくらい有名な安宿。

残念ながら、上野山荘を開いたご夫婦はもういらっしゃらないが、最南端にある日本人宿の醸し出す雰囲気はとても良い。

宿の設備としては典型的な日本人宿といった感じで、キッチンや共有スペースなど設備は充実。WiFiはないが、愛犬トゥルーチャと五右衛門風呂が南の果てまで辿り着いた旅人を癒してくれる。

ドミ1泊宿泊費用:40ペソ(2泊以上でそれ以下に)

ウシュアイア 上野山荘への行き方

町中を走っているコレクティーボのB線(バスターミナルの近くだとDeloqui通りを走っている)に乗り、10分ほどで丘を登ったところの住宅地へ入る。鉄塔を目印にコレクティーボを降りると分かりやすい(詳しくは上野山荘オフィシャルHPを参照)。

といっても、バスで夜着くと、コレクティーボを乗るところも降りるところも分かりづらいし、めんどくさいという方にはタクシーがおすすめ。ウシュアイアのタクシーにはちゃんとメーターも着いている(乗る前に念のため確認を)ので、ボラれることも無い。ちなみに、バスターミナルから上野山荘まで16ペソ前後。

かつやcat

Posted by Katsuya on 30th 1月 2011

Arrival at Rio Gallegos リオ・ガジェゴスへ到着!しかしウシュアイア行きのバスは・・

プエルト・マドリンを出た夜行バスはリオ・ガジェゴスへ到着

昨日14時にプエルト・マドリンを出た夜行バスは、朝8時半にリオ・ガジェゴスへ到着。

●ウシュアイア行きのバスは残念ながら無し

リオ・ガジェゴスへ到着し、早速昨日調べた空席があるはずのバス会社へ行くも、既に今日の分は売り切れ。恐るべし南米のバカンスシーズン。

仕方なく、明日のウシュアイア行きのバスチケットを購入し、リオ・ガジェゴスの安宿探し。

リオ・ガジェゴスで足止めをくらうことを考え、事前にリオ・ガジェゴスの安宿を調べていたが、なかなか情報が無く、リオ・ガジェゴスの宿は高いという噂もあり心配していたが、バスターミナル内のInfoで聞いたところ、近くに安宿があるとのことで一安心。

●リオ・ガジェゴスの安宿「Hospedaje Elcira」

バスターミナルから徒歩15分くらいのところにある安宿。

民家を改造したような作りのホステルで、非常に清潔。無料のWiFi、キッチン・冷蔵庫など設備は整っており、ドミ部屋もクローゼットがあるなど快適なステイができる。

きれいなリオ・ガジェゴスの安宿「Hospedaje Elcira」

ちなみに、恐らくここに泊まっているほとんどの人がバス待ち。。

ドミ1泊宿泊費用:50ペソ(1人)

●リオ・ガジェゴスって。。

それにしても、リオ・ガジェゴス。

バスターミナルのInfoのオフィスに入るやいやな、「どこから来たの?」「で、どこに行くの?」と。

そして、宿に着くやいなや、「どこから来たの?」「で、どこに行くの?」と。

普通、どこに行くの?はこの街のどこに行くの?だが、この街の人たちの質問はリオ・ガジェゴスじゃなくて、本当の目的地は?という感じ。

観光業に就く人々の発言が、完全にこの街はスルーすること前提。

この街、何もないんだね。。

何も無い町?リオ・ガジェゴス

かつやcat

Posted by Akie on 29th 1月 2011

Go To Rio Gallegos カマでプエルト・マドリンからリオ・ガジェゴスへ

プエルト・マドリンからリオ・ガジェゴスまで夜行バスで移動

今日は移動日。プエルト・マドリンからリオ・ガジェゴスまで夜行バスで移動する。

●南米の最高級夜行バス

プエルト・マドリンからウシュアイアを目指したかったが、昨日プエルト・マドリンのバスターミナルを片っ端から確認しても、ウシュアイア行きは月曜日まで満席。プエルト・マドリンで2日間足止めはもったいない。

ということで、ウシュアイアの手前リオ・ガジェゴスまでは行くバスが見つかったので、とりあえずリオ・ガジェゴスまで行き、現地でウシュアイア行きのバスを見つけようという作戦。

プエルト・マドリンのバス会社の人に南米のバス検索サイトを教えてもらい、調べたところプエルト・マドリンには窓口のないバス会社でリオ・ガジェゴスからウシュアイアまで若干の空きがあるみたい。

○南米のバス会社検索サイト

南米の長距離移動といえば、飛行機かバス。飛行機の検索には様々なサイトがあるが、バスの検索サイトで優れたものはあまりない。ということで、業界の方も使っている南米のバスの検索サイトを教えてもらったので紹介します。

スペイン語のサイトだが、使い方は至って簡単。路線やバス会社、日時や運賃など調べることができます。

Plataforma 10 http://plataforma10.com/

●南米初のカマクラス

今まで南米の移動では、費用的な問題からセミカマのバスを選んでいたが、今回たまたまセミカマよりも安いカマを発見したので、南米初のカマクラスでプエルト・マドリンからリオ・ガジェゴスへ移動。

そうはいっても南米クオリティ。

プエルト・マドリン出発予定時刻の13時を1時間過ぎてもターミナルにバスが来ない。

14時半を回ったあたりでようやくバスが来たかと思うと、隣町トレレウで一旦バスを降ろされ何も無いバスターミナルで2時間待ち。

なぜ、セミカマより安いか分かった気がする。。

それ以外はさすがカマ。

3列シートとか

南米の高級バス。カマの3列シート

料理とか

南米の高級バス。カマで出される料理

ワインとか

南米の高級バス。カマで出されるワイン

飛行機のビジネスクラスに乗っているみたいでした。

料理はメインが付き(昼食は鶏肉、夕食は牛肉を使ったメインでした)。

そして、味もおいしい。

飲み物もサービス係のお兄さんがサーブしてくれます。(コーラ・スプライト・ワイン・お水)

ただ、セミカマと違って、自分で飲み物注ぎに行っちゃいけないんだって!

移動費用

プエルト・マドリンからリオ・ガジェゴスまでのバス運賃:325ペソ(1人)

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