Archives for "フローレス(Flores)"

Posted by Akie on 27th 11月 2010

3rd bus’s travel 3等バスの旅

●怒涛の移動日

朝5時ピックアップのシャトルバスで
グアテマラのフローレス→メキシコのパレンケを目指す。

このシャトルバス
グアテマラ間はよかったんだけど、メキシコ入ってからがひどかった。
シャトルバスのランクも落ちるし、専用シャトルのはずなのに
追加で現地の人も乗せまくる・・!
3人席に4人、5人と押し込められぎゅうぎゅう。はんぱない。
これってただの乗り合いバスと一緒じゃ・・

別名ジャングルツアーと言われてるこの国境越えルート。
グアテマラとメキシコの国境は川。
20分くらい?国境の川を小船に乗って進んでいく。

まぁまぁ楽しかった。ジャングルツアーてゆーほどたいした事はないけど。。
昨日のティカル遺跡がまさにジャングルツアだったなー

パレンケに到着したのは13時くらい。
2等バスより更に安い3等バスのチケットを購入した。
出発時間は17時と、待ち時間が少なくてよかった。(1,2等だと深夜発)

●やっぱりおいしい!メキシコのタコス

待ち時間に久々のタコスを食べる。
やっぱりメキシコ。タコスがおいしい!
バスターミナル近くのタコス屋。めちゃくちゃおいしかった~:ribon:
今までで一番かも
やっぱメキシコはタコスだな。安いしおいしい。
野菜もいっぱいとれるし、トッピングの種類が豊富。
軽食なはずのタコスでお腹いっぱい。大満足。

●メキシコへ

17時発のバスは人でぎゅうぎゅう。ほぼ満杯だった。
リクライニングが壊れてて、まったく背もたれが動かない(とゆーかほぼ直角。。)
なのに前の人の座席は壊れてないらしく
リクライニング全開にしてくるから席はMAX狭い・・

3等バス、はんぱない。
けど安いからしょうがないっか。

途中トイレ&食事休憩が2回もあったのはさすが。
グアテマラだと一回もないからね・・

●フローレスからパレンケへの行き方

ホテルでパレンケまでのシャトルバスを申込み。国境の川までのバス、川を渡るボート、国境を超えてからのパレンケまでのバスなど全て込みなので、簡単に移動できる(イミグレの40ケツァールは別途自己負担)。道なき道を走るので、バスを乗り継いでいくなど自分で移動するとなると結構大変かも。

フローレスからパレンケへのバス移動費用:225ケツァール

●パレンケからカンクンへの行き方

シャトルバスが到着したところからちょっと歩くと(その辺の人にアウトブステルミナル?と聞けば分かるはず)1等~3等のバスターミナルがある。ADOのカウンターがあり、その先に行けば行くほどバスのランクが下がるため安くなる。客引きと交渉してみましょう。3等は1等の1/3くらいの値段。

パレンケからカンクンへのバス移動費用:230ケツァール

あきえ:a_house:

Posted by Katsuya on 26th 11月 2010

Tikal in The Jungle 密林の中のティカル遺跡

ティカル遺跡4号神殿からの景色はやばい

今日は、マヤ遺跡最大の規模を誇るといわれているティカル遺跡を見に行く。

正直、マヤ遺跡はメキシコのテオティワカン行ったし・・・とか思ってたけど、ティカル遺跡は意外と良かった。

●スパイダーモンキーがお出迎え

朝、フローレス島内のATMで現金を調達したり、明日のパレンケ行きのチケットを手配するなどして、ティカル遺跡行きのシャトルバス最終の10時にぎりぎり乗車。

10人乗りくらいのワンボックスで、ティカル遺跡を目指す。

12時半くらいにバスはティカル遺跡へ到着。

今回、宿でお願いしたツアーは移動のみという内容なので、1人150ケツァールの入場料(高!)を払いティカル遺跡へエントリー。

入場ゲートをくぐってからもしばらく車で移動し、駐車場に到着すると、ガイドがティカル遺跡トレッキングコースの入り口まで案内してくれた。

一番の見所は4号神殿とガイドがしきりに言っていたので、途中の見所を見つつティカル遺跡一番奥にある4号神殿まで行ってみることに。

ティカルの森の入り口でスパイダーモンキーがお出迎え

森の中を進んでいくと、早朝のツアーでもウリになっていたスパイダーモンキーが木の上で何やらうごめいている。まさしく、森の住人な雰囲気。なかなか幸先のよいティカル遺跡見学。

更に森を進んでいくと、道はぬかるみ木々は静けさを増し、鳥の声や時折動物の動く気配がする。観光客にはほとんで出会わない。密林の雰囲気をじっくり味わいつつ、途中ぽつぽつ密林が開けコンプレックス(ピラミッドの複合体)に出くわす。

遺跡そのものもすごいが、この密林が他の遺跡にない魅力を感じる。

この中に遺跡が隠れているのでは?と思えるような、不自然な山の形をした場所に木々が生えていたり、次の見所まで密林をひたすら進まなくては行けないなど、整備された遺跡では味わえないような冒険体験ができる。

そして、何よりティカル遺跡発見当時のことを考えてしまう。

道も何にも無い密林の中に突如現れる不思議な建造物。考えるだけでゾクっとする。

●ティカル遺跡4号神殿からの景色はやばい

ティカル遺跡の「失われた世界」へ登る

そんなことを考えながらひたすら密林を進む。

すると目の前がぽかっと開け、まさしく密林の中に突如不思議な建造物が現れる。4号神殿だ。

今回、残念ながら修復工事中だったため、発見当時の感動は味わえなかったが、急な階段を登り神殿のてっぺんからティカル遺跡全体を見渡すと、当時の発見者達が味わったであろうミステリアスな光景が目の前に広がっていた。

遺跡の上からみるティカル遺跡はほとんどが密林。普通の森の景色。しかし、所々ぽつんと遺跡が頭を出している。

ティカルが繁栄していた当時は、ここから見える景色もだいぶ違っただろう。そして、街が滅亡し、自然界の生命力がそれを飲み込む。ジブリの世界みたいだ。

その後、定番の失われた世界や1号神殿などを見て回る。

歩きつかれて、駐車場に戻り16時出発のミニバスでフローレスへ。

○ティカル遺跡への行き方

パブリックトランスポーテーションは無いので、フローレスにある宿や旅行会社でツアーを申込みましょう。ちなみに、うちらはホテル⇔ティカル遺跡の往復送迎のみを申込み。

ティカル遺跡へのバス移動費用:60ケツァール(1人)
ティカル遺跡入場費用:150ケツァール(1人)

●明日は早朝出発。パレンケへ

宿に着くころには、フローレスの湖に太陽が半分浸かっていた。

そして、明日はパレンケへ向けて早朝(5時!)出発。ということで、結局フローレス島を楽しむことはできずちょっと残念。

最後のグアテマラ料理を宿近くのレストランで食べ、長かったグアテマラを去る支度をする。

かつやcat

Posted by Katsuya on 25th 11月 2010

Biotopo del Quetzal to Flores 幻の鳥ケツァールを待つ

ケツァールの木に集まるめずらしい鳥たち

宿の若女将(8歳)に教えてもらった時間の朝5時半に、ケツァールの木の前で待つ。

●会えるか!?幻の鳥ケツァール

昨日の朝は、残念ながら大雨。

もちろん、そんな状態ではケツァールのケの字も期待できたなかったが、今日は雨も降っておらず万全のコンディション。

夜明け前の5時半からケツァールの木の前で、ひたすら木の上を見上げて幻の鳥が来るのを待つ。

遠くの山がうっすら青くなってきた。そろそろ夜明けだ。

遠くから鳥の声が聞こえだす。

いよいよ、ケツァールの木にも小鳥達が集まってきた。

ケツァールが好んで食べる実がなっているこの木は、高さが結構あるため、木の上のほうで鳥の気配がしても肉眼でその種類を確認するのは結構厳しい。ただ、ケツァールの特徴的な尾っぽは未だ確認できない。

1時間待つ。

くちばしだけ黄色い黒い鳥や、緑色をした小鳥など、日本では見たことの無い鳥が、森のどこからともなくこの木にやってくる。リスも冬に備えてだろうか、木の上でむしゃむしゃ木の実を食い散らかしている。この森は生命に満ち溢れている。

さらに、1時間待つ。

すっかり日も昇ってきた。

木に生い茂る葉っぱの緑が朝日に照らされ美しい。

森の木々たちからは朝露が蒸発し、白い湯気のようなものが出ている。神秘的な世界。

ただ、ケツァールは来ない。

朝の8時を回る。

近くの道を行き来する車の量も増え、いつもの朝の姿になってきた。ケツァールの木に集まる鳥もいよいよ少なくなり、逆に地上を飛び交う虫の動きが活発になってきた。

仕方ない。諦めよう。

●コバンへ移動

コバンの町の中心部。セムクチャンペイは今回パス

次のフライトの予定も迫っており、これ以上ここにステイする日程的な余裕が無いため、なくなくチェックアウト。

宿の看板娘イザベルちゃん(だっけ?)ともお別れし、宿近くからバスを拾い、隣町コバンへ移動する。

1時間半程でコバンの街へ到着。

バスの終点から歩いて街の中心部まで移動する。

そこから、目的の宿へ行き、行くか行かないかまだ決まっていなかったが、セムクチャンペイのツアーの値段を聞いてみる。

1人260ケツァールもするか。しかも、もうシーズンではないのだろう。洞窟内も泳げないらしい。

ということで、セムクチャンペイは今回見送り、ティカル遺跡の近くの街フローレスに移動することに。

○ビオトポデルケツァールからコバンへの行き方

ケツァールが出没するはずの宿「Los Ranchitos del Quetzal」の前の通りから時々通るミニバスを拾えば、コバンへ移動できる。午前中なら15分に1本くらいは何かしらコバン行きのバスが通っているはず。午後でも1時間に2~3本くらいはあるかと。

ビオトポデルケツァールからコバンへのバス移動費用:10ケツァール(1人)

●コバンからフローレス、なかなか遠い。。

レイクビューの部屋から望むフローレスの満月

地図からしてそんな距離でもないし、明るいうちにフローレスに到着できるかなと思っていたが、コバンからフローレス、なかなか遠い。

コバンの街を発着するミニバスが集まるバスターミナルに行くと、客引きが声をかけてきた。

フローレスに行きたいことを伝え、バスを案内される。

ミニバスのシートが埋まり、いよいよ出発。

3時間程、車窓からの景色を楽しんでいると、どこかのポイントに到着。フローレスへはここで乗り換えと車掌さんから指示。指定されたミニバスに乗り換え、さらに2時間。

ようやく到着したころには、辺りも暗くなってきた。

「フローレスはあっちだぜ」

バスを降りる間際、運転手が指差す方向を見ると川がある。

おお、川の向こうがフローレス島か。ただ、橋が見当たらない。まあ、いっか。と、川を渡す小さな舟に乗り対岸へ。

全く、ここがどこかつかめていないが、イメージしていたのよりだいぶ地味な雰囲気。ここはフローレスか?

舟で対岸に着いてから、道をちょっと歩いてみる。

辺りは真っ暗。何も無い。これはおかしい。

舟が着いた場所に引き返し、そこで待っていたミニバスの運転手に聞いてみる。

「フローレスはどこ?」

すると、まだここから60km以上離れているとのこと。どうやら、ここはコバンからフローレスに行く途中に乗り換えるポイントのサヤスチェのようだ。さっきの乗り換えはなんだったんだろう?

ちょうど、そのバスはフローレス行きだったので乗車。辺りも真っ暗になった18時半にサヤスチェを出発。

真っ暗の密林の道を1時間半程走り、ようやく終点フローレスへ到着。

バスターミナルで待ち受けるトゥクトゥクに乗り、フローレス島へ。

歩き方で目星を着けていた安宿にチェックインし、明日のティカル遺跡行きのバスチケットを購入する。

中米の移動は結構大変。。

○コバンからフローレスへの行き方

①コバンの町のはずれにあるミニバスのターミナルからサヤスチェ行きのミニバスに乗る。途中、なぞの乗り換えをし、5時間くらいでサヤスチェへ到着。②渡し舟で川を渡り、③フレーレス行きのミニバスへ乗り換え。1時間半くらいでフローレスのターミナルへ到着。④トゥクトゥクに乗りフローレス島へ。5~10分くらいで到着。

①コバンからサヤスチェへのバス移動費用:50ケツァール(1人)
②サヤスチェの川の渡し舟移動費用:2ケツァール(1人)
③サヤスチェからフローレスへのバス移動費用:20ケツァール(1人)
④フローレスからフローレス島へのトゥクトゥク移動費用:10ケツァール

○フローレスの安宿「ミラドール・デル・ラゴ」

フローレス島にある安宿。歩き方にも掲載されている。

レイクビューの部屋がおすすめ。部屋は広く、バルコニーもあり。ティカル遺跡へのツアーや、メキシコ行きのシャトルなどの手配もしているため便利。設備も清潔で、商売熱心のスタッフは値段交渉にも応じてくれ対応も良い。WiFiは使わなかったけど、たぶん無料で利用可能。

宿泊費用ダブル1泊:定価140ケツァール
(※交渉可。いくらまで下がったかは・・宿のおじちゃんとの約束のため秘密・・)

かつやcat