Archives for "カランバカ(Kalambaka)"
Go To Tirane ギリシャからアルバニアへ
今日は移動日。ギリシャのカランバカからアルバニアのティラナに向かう。
●カランバカからテッサロニキへ
カランバカの快適なホテルをチェックアウト後、マラテヤの奇岩を見納めつつカランバカの駅へ向かう。カランバカの駅でテッサロニキまでの切符を買い、電車を乗り継ぎカランバカからテッサロニキまで移動。
◇カランバカからテッサロニキへの行き方
カランバカ 10:24発
ラリッサ 11:46着(ここで乗り換え)11:58発
テッサロニキ 12:51着
運賃(1人):15.4ユーロ
●アルバニアへ入国!
テッサロニキ駅に到着したものの、はたしてティラナ行きのバスはどこから乗るのだろうか。駅前のバスターミナルのチケット売り場で聞くと「駅構内のInfoで聞いてみて」と。やっぱり駅前のバスターミナルは市内バス専用のようだ。そこで、駅構内のInfoで聞くと、バスターミナルの向こう(スクエアの向こう)だよ、と。バスターミナルを超え、道を渡りちょっと行くと右側に色々な国の行き先が書かれたオフィスを発見。
なんとかティラナ行きのバスチケットをゲット。テッサロニキ発は21時なので、しばらくテッサロニキ市内をぶらぶらする。ギリシャ第二の都市とはいえ、やはりアテネとは違ってそこまで都会な感じではい。市場や飲食店、服のお店など見ながら、海まで歩く。海辺では飲食店が昼間からにぎわい、まるでビーチのようなゆるいムード。過ごしやすそうな街だ。
バスチケットを購入したオフィスの前からティラナ行きのバスは定刻よりちょっと早めに出発。日付が変わる前くらいにアルバニアとの国境に到着し、ギリシャの出国、アルバニアの入国手続きを行う。基本的にはバスの運転手に乗客全員がパスポートを預け、まとめて処理してもらう形式。ただ、出国時全員バスから降り、係員から一人ずつパスポートを返却してもらうのだが、外がものすごく寒かった。もう夏は終わったのか、標高が高いのか。震える手でパスポートを受け取り、無事17か国目アルバニアへ入国完了。
◇テッサロニキからティラナへの行き方
テッサロニキ駅前バスターミナルを超えたところ周辺に国際バスチケットを扱うオフィスが多数あり。そこでチケットを購入できます。
テッサロニキ発 21:00
ティラナ着 7:00(ギリシャ時間)
料金(1人):28ユーロ
Go To Meteora メテオラの奇岩群と修道院
昨日のうちにカランバカのInfoでメテオラ行きのバスの時間は聞いておいた。
朝の9時発のバスでメテオラへ出発!
●メテオラの奇岩群と修道院はすごい
奇岩群といえばカッパドキアは、とても良かった。ただ、メテオラの奇岩群もカッパドキアとは異なる壮大さを持っている。
■とても力強い地形とその上に建つ修道院
岩に洞窟を掘るタイプのカッパドキアとは異なり、メテオラの修道院は大きな岩の上に建っている。しかも、今でも多くの修道士達がそこで暮らしており、観光地というよりきちんとした修道院だった。そして、メテオラの景色を構成する大きな奇岩群はとても力強く、岩一つ一つがなぜそんな形をしているのか、なぜそこにあるのか「浸食で形造られた」の一言では片づけられない、何か神秘的なものを感じる。
■修道院内の教会に描かれた美しいフレスコ画
訪れた修道院内の教会全てで、フレスコ画が美しかった。教会に入ってすぐの部屋、奥のお祈りをする部屋の2つに分かれており、2つ目の部屋では、通常の宗教画が天井から壁まで色鮮やかにびっしりと描かれており、また1つ目の部屋では、何故かキリスト教徒が処刑をされているおぞましい絵が描かれていた。なぜそうなっているか後で調べてみよう。
さて、メテオラへはカランバカからバスで行き、各修道院を1日かけて徒歩で巡り、カランバカへはメテオラからトレッキングコースで帰ってくるというかなり足が棒なコース取りをした。今日のコースはこんな感じ。
①カランバカからメガロ・メテオロン修道院へバス(15分くらい)
②メガロ・メテオロン修道院から徒歩でヴァルラーム修道院へ(15分くらい)
③ヴァルラーム修道院からルサヌー修道院を眺めつつ徒歩でアギオス・ステファノス修道院へ(1時間くらい)
※ルサヌー修道院は水曜日が休みだったため
④アギオス・ステファノス修道院から徒歩でアギア・トリアダ修道院へ(20分くらい)
⑤アギア・トリアダ修道院から徒歩でトレッキングコースを通りカランバカ市内へ(1時間くらい)
◇メテオラの行き方と料金
メテオラへはカランバカのバスステーション(タウンホール広場から下ったところ)から9時発でメガロ・メテオロン修道院までのバスが出ています。帰りは、メガロ・メテオロン修道院から13:10が最終なので、それを過ぎたら徒歩かタクシーになります。バイクのレンタルでもしたら楽かも。
バス料金(1人):1.4ユーロ
修道院入場料(1人):一律2ユーロ
In Kalambaka カランバカを散策
今日は、一日カランバカを散策。
とは言っても、カランバカはメテオラ観光の拠点となる小さな町なので特に見どころもない。ただ、街から見るメテオラの奇岩の様子はとても壮大で、また、ようやくギリシャらしい温かい街の人々に触れることができた。
●ギリシャはやっぱりこうでなくっちゃね
アテネでは、人々の印象や街の印象はあまり良くない(ギリシャ人いかれてる?)。どこの国もそうだが、やっぱり田舎に住む人の方が穏やかで余裕があるせいか、旅人にもやさしい。
そして、ウチらがどこの国でも実践してきたことが、その国のあいさつやありがとう、おいしいなどを現地の言葉でちゃんと話すということだったが、ギリシャに来てすっかり怠っていた。それは、人とのかかわりが楽しくなかったアテネや、欧米人であふれていたミコノス島に行っていたからかもしれない。ということで、ギリシャ最後のカランバカではきちんと実践しよう。
ギリシャ語で「ありがとう」はエフファリストー、「こんにちは」と「さようなら」はヤサス、おいしいは「オレオ」。よし、一旦こんなところでOK。
夕食は宿近くのレストランでギリシャ料理(続きはあきえの食べログで)。オレオ!の一言で店員さんとも仲良しに。
明日は、いよいよメテオラへ行く。
Go to Kalambaka メテオラ観光拠点の街カランバカへ
今日はアテネからカランバカへ移動する。
●抜け毛に効果あり!?と噂の石鹸「AMALTHIA(アマルシア)」
と、その前にアテネで買っておかなければならないものが。
最近、ずっと暑いところにいるからか、食べ物が変わったからか、それともストレスか分からないが抜け毛が増えた気がする。そこで、ギリシャ名物の髪の生える石鹸「AMALTHIA(アマルシア)」を買いに、オモニア広場にあるHondos Centre(ホンドスセンター)へ。
ホンドスセンターは、日本のデパートのような感じ。化粧品や服、本やレストランなど階ごとに分かれた大きなショッピングセンターだ。特に、入り口のエスカレーター上がってすぐの薬局的な階は人気があり、目的の石鹸AMALTHIA(アマルシア)もそこの階に売っている。
さて、歩き方に載っていた写真を参考に探していくと、普通の石鹸やシャンプーなどが陳列されている中にひとつだけとびきり高い石鹸があった。これだ。この価格はホンモノだ。隣にある一般的な石鹸の20倍くらいする。ちょっと高いなーと思いつつも、2つ購入。
###果たして効果は?
その効果はまだ分からないが、使ってみた感じはすごくいい。というか、今まで気が付かなかったが、一般的なシャンプーは体に良くないのかもと感じるくらい。やっぱり天然の素材で作った石鹸なので、頭皮への負担など無いのだろう。きめの細かい泡で、泡立ちも全く問題ない。
◇AMALTHIA(アマルシア)の価格
1個:12.96ユーロ
(2010年8月30日 アテネのホンドスセンターにて)
●電車を乗り継ぎカランバカへ
オモニア駅からラリッサ駅まで地下鉄で移動。
昨日「予約はできないよ」と言われたため、改めて今日のチケットを買うため窓口へ並ぶ。やはり窓口は長蛇の列で、発車直前にようやくカランバカ行きのチケットをゲット。1番ホームに泊まっていた電車に飛び乗る。
ゆっくりと北上していく電車に揺られ、約4時間で乗換駅のPaleofarsalos(パレオファルサロス)へ。そこで隣のホームで待つこと20分、カランバカ行きの落書き電車が到着。ギリシャの電車はほとんどの車両が落書きの被害にあっているが、車内はいたって快適。
さて、辺りも暗くなってきた20時過ぎに電車はカランバカへ到着。目星を付けていたホテルの場所を駅員さんに聞き、メテオラの奇岩を眺めつつホテルまで移動。部屋が空いてて良かった。
◇アテネ(ラリッサ)からカランバカまでの行き方
ラリッサ駅発 14:53 → パレオファルサロス駅着 18:54
パレオファルサロス駅発 19:20 → カランバカ駅着 20:00
運賃(1人):18.6ユーロ
このホテル歩き方には載ってません。カランバカの中心の通り「トリカロン通り」を北西に上っていき、タウンホール広場を過ぎてさらに200mくらいのところにあります。カランバカ駅の駅員さんに聞くと、駅に備え付けのマップで教えてくれます。
Hotel Odysseonは安宿というより、中級ホテル。部屋もきれいで、ベランダもついており洗濯物もすぐに乾きます。クーラーやWiFiも無料で部屋で使えるので快適。スタッフの対応も良いです。
ダブル1室1泊:35ユーロ