Archives for "ペトラ(Petra)"

Posted by Katsuya on 13th 7月 2010

Go to Amman ペトラからアンマンに移動。そして死海へ

死海に浮かぶペトラから一緒だった旅人と現地の人

今日は、ペトラからアンマンに移動する。

●アンマン市内に入るも突然のマシントラブル

昨日、ホテルで予約したセルビスが8時に迎えに来る。セルビスシェアの約束をした4人で乗り込み出発。

砂漠の道をひたすら進み、3時間程でアンマン市内に入る。

と、ここでドライバーが緊急停止。

ボンネットを開け、何やら調子を見ている。

これまで調子良く走っていたが、ブレーキに問題が見つかったらしい。

アンマン市内は交通量も多く、シビアなブレーキングが要求されるので、念のため車を乗り換えてくれとのこと。

何やら怪しいが、ブレーキトラブルがホントだったら走り続けるのも確かに危ない。

代わりのタクシーが到着し、乗り換える。

これまた人相の怪しいドライバーにますます不安は募るが、結局何の問題もなく目的のホテルへ到着。乗り換えたタクシーでも約束通り料金は発生せず良かった。

●日本人宿として有名なマンスールホテル

さて、到着したホテルはあの有名なマンスールホテル。

地球の歩き方にもその方の名前が出ている程、日本人好きのスタッフがいることで有名。

到着するなり、早速冷蔵庫からジュースを出してくれたり、タバコをいきなり箱ごとくれたり、今日死海に行きたいと伝えるなり特別料金でセルビスを手配してくれたりと、至れり尽くせりだ。

もし、事前にここのホテルの情報を知らずこの待遇だったら間違いなく怪しさ満天だが(まさにタダより高いものは無いって感じ)、ペトラから一緒にセルビスシェアで来た方がペトラに来る前にもここに泊まっており、その時の待遇を聞いていたので、逆にその通りで驚いた程。

その待遇の良さからか、宿には他にもたくさんの日本人が泊まっていた。

情報ノートも充実しており、イスラエルのノースタンプのノウハウをしっかりと予習する。

●定番の楽しみ方で死海を満喫

さて、死海へはホテルを15時半に出発。

宿からタクシーで1時間程で死海に到着。

噂通り死海の体験は楽しい。死海に入るとホントに勝手に体が浮き上がる。そして、ほんのちょっとでも死海の水が目に入るとヤバイくらい痛いし、口に入ると苦い。

さらに、タクシーのドライバーがすばらしい状態の泥を秘密の場所から発掘し、死海で定番の泥パック体験。

そして、定番の死海に浮きながら新聞を読む写真を撮り大満足。

ただ、はしゃぎすぎて、塩の結晶で手を切ってしまった。。

マンスールホテル名物!?の特性スパイスおにぎりをみんなで作る

ホテルへ戻ると、ルアイさんが特製スパイスのご飯を炊いてくれ、宿のみんなでおにぎりを作る。

おにぎり片手に、夜遅くまで旅の話しで盛り上がる。

●アンマンの安宿「マンスールホテル」

アンマンの有名な日本人宿マンスールホテル。スタッフのルアイさんが日本人好きで、旅の相談など色々親切に教えてくれる。設備は多少老朽化しているが、特に問題無し。

宿泊費用ドミ1泊: 4JD(1人)

かつやcat

Posted by Katsuya on 12th 7月 2010

Petra ダイナミックで神秘的なペトラ遺跡

ペトラ遺跡の顔の巨大なエル・ハズネ

今日は1日かけてペトラ遺跡を見て歩く。

●これぞペトラ!いきなり現れる巨大な神殿風の彫刻

ホテルからの無料送迎が朝7時なので、6時半から朝食を食べ、その後無料送迎のハイエースに詰め込めるだけ詰め込まれ(なんと助手席に3人!)、5分程でペトラ遺跡に到着。

遺跡内は暑く、しかも1日がかりなので、2人で1.5?の水3本を持っていく。遺跡内は間違いなく足元見られる価格だろうし、と水にばかり気を取られていたら帽子を宿に忘れた。。

朝の日差しはまだ緩く、はじめの道は左右に大きな岩盤がある隙き間の道なので、日陰で風も通り涼しい。

左右にちょこちょこ祠らしき穴などを眺めつつシークを進むと、ペトラ遺跡の顔とも言えるエル・ハズネが見えてきた。

岩盤をくり抜いて創った神殿風の建物の彫刻は、結構巨大でとても精巧な作り。そして、昔の作品とは思えないくらい保存状態もいい。

建物の正面入口から中が続いているのかと思ったが、中をのぞき込むとすぐ壁になっている。昔の人は何のために、この建造物を創ったのだろう。

とても神秘的だ。

●当時は立派だっただろう街の中心部

その先の道も左右にを岩盤に挟まれる格好で狭い通路が続く。

先へ進むと道も開け、至る所に墓のような岩をくり抜いた祠がある。

円形劇場を左に見ながら、さらに先へ。この時点で、既に結構な距離を歩き、日差しも強くなってきた。水を大量に持ってきて良かった。

昔はここに人が住んでいたのだろうか、川の跡のようなものと、一本道のメインストリートに差し掛かる。

そして、Great Templeと書かれた遺跡を散策する。

建っていたころはきっと立派な建物だったのだろう。今では柱が少し残り、その面影をかろうじて感じられる程度だ。

さらに奥へ進んだところで、一旦広い道は終了。

●頑張れロバ!

ペトラ遺跡は広い。移動のためのらくだやロバはそこらじゅうに

と、ここでロバ引きに「ここから先はロバに乗っていかないと進めないよ」と声をかけられる。またまた?と、今までしきりに呼びかけてくるロバ引きと同じ様に断ろうと思ったが、ここから先の道は険しそうで「ガイド付きじゃないとダメ」というネンキの入った看板も立っている。

仕方なく交渉開始。

1人10JDから始まり5JDまで下がったが、そこから先はロバ引きは一歩も引かない。仕方ない。5JDで交渉成立。

ロバにまたがり、山道を進む。

だんだんときつくなる坂にロバの息も上がる。

頑張れロバ!

途中、徒歩&ノーガイドで登っている人(やっぱりロバに乗らなくてもいいんじゃん!)を追い越しつつ、20分程登ったところで最終ポイントへ。

この気温でこの坂を自力でここまで登るのは、かなりきついだろう。これで、ロバ5JDは有り。

ただ、ここからは徒歩。最後の5分を自力で登り山の頂上付近へたどり着く。

●BEST OF VIEW IN PETRA

山を登り終えるとペトラ遺跡最大のエド・ディルが

開けたその場所には最初に見たエル・ハズネよりも大きく立派なエド・ディルが。

岩山の一部になっているその神殿はホントにすごい。人間が作ったとは思えない程ダイナミックで、元々の岩盤の模様も美しい装飾となっている。

ここで周りを見渡すと、BEST OF VIEW IN PETRAと書かれた看板が、山のてっぺんに掲げられている。

これは登らねば。

いくつかのビューポイントを登り、ペトラ遺跡からの眺めを楽しむ。

乾いた大地の山々は、日本の風景とは全く違う。

「この世の終わり」というビューポイントもあったが、まさにそんな感じ。

そこで、持ってきた昼食を済ませ、ゆっくりと下山を開始する。

●ナチュラルなペトラ遺跡

正午も回り、いよいよ周辺の岩も熱を帯びてきた。

直射日光を地球の歩き方で遮るも(帽子を忘れちゃったので。。)、全身がどんどん熱くなってくる。

日陰を見つけては休み、行きと同じくらいの時間をかけて戻る。

ペトラ遺跡は思ったほど観光地化されていない雰囲気で、所々ある店の客引きもそこまで積極的ではない。

また、遺跡内が広大なため観光客の密度も低く、ルート表示もNo Entry表示も無く、すごく自由に動き回れてとても楽しめた。

時には柵も全くない断崖絶壁に不安も感じたが、その適当な感じもアラブっぽくていい。

○ペトラ遺跡入場費用:33JD(1人)

●宿で日本人と情報交換

ホテルへの帰りの送迎は17時。1時間程、外のレストランでコーラを飲みながら待つ。

迎えの車で宿に戻ると、たくさんの日本人がいた。ホテルの夕食を一緒に食べ、色々と情報交換をする。

やっぱり実際に回ってきた人の話を聞くと、これから訪れる場所がとても楽しみになる。

さて、明日はアンマンに移動する。

ちょうど、明日アンマンに移動する日本人が2人いたので、4人でタクシーを予約。ホテルの手配で1人7.5JD。

ホテルから見えるペトラの街の夜景を楽しみつつ、早めに就寝。

かつやcat

Posted by Katsuya on 11th 7月 2010

Go to petra アカバからペトラへ移動

アカバのナッツは一度食べると病みつきになる味

1泊だけしたアカバを後にし、今日はペトラへ向かう。

●アカバのナッツには要注意

その前にアカバでヨルダンディナールを調達しておかねば。

近くの銀行へ行ってみるが混んでいたため、両替商で手持ちのエジプトポンドをヨルダンディナールへ両替する。港の両替所よりもレートは良く、1JD=8LEで小銭も全てレート通りに変えてくれた。

加えて銀行のATMで現金を引き出し、アカバのナッツを買ったら準備完了。

アカバはナッツが有名ということは知っていたが、まさかここまで美味しいとは。何気なく試食したが最後、400gを3JDで購入してしまった。日本では食べたことない、ナッツのバーベキュー味。これはうまい。

●アカバからペトラへはバスで移動

その足で、ペトラ行きのバスが出るアカバのバスターミナル(ムジャンマ)へ。もちろん、時刻表もバスの番号も無いが、ムジャンマに着くなり客引きのおじさんが声をかけてくるので、直ぐにバスに乗ることができた。

アカバからペトラまで1人5JD(荷物込み)とちょっと高かったので、値切りにかかったが、おじさんは一歩も引かず。

タクシーと違い、複数の供給がある訳ではないのが需要側からすると弱い。

ムジャンマに何台か止まっているペトラ行きのバスに端から客を乗せていき、席が埋まった段階で発車するからだ。

仕方なく5JDでバスに乗り込む。

○アカバからペトラへの行き方

アカバ中心部のムジャンマからペトラ行きのバスが出ています。マイクロバスタイプのバスは直ぐに乗客で一杯になるので、待ち時間はそんなに無く出発します。

アカバからペトラへの移動費用:5JD(荷物台込み)

●暑苦しいバスでペトラへ到着

バスはきれいだったが、日本でいうマイクロバスタイプのバスなので結構狭い。しかも、なぜか途中でエアコンがOFF。横の席のおじさんもでかくてなおさら暑い。

アカバからペトラまで2時間半ほどバスに揺られ、15時くらいにペトラのワディ・ムーサに到着。ちょうど歩き方で目を付けていたホテルの客引きが車で来ていたので、バスの終点からホテルの車でそのホテルまで行く。

●ヨルダンの物価は以外と高いか

宿から見るペトラの街の夜景はすばらしい

ドミの安宿なのに、2人2泊で47JDとヨルダンの物価は思いの外安く無い(今日の昼と、朝夕付きだけど)。宿近くの商店でも日本円換算でコーラが100円する。エジプトの物価が懐かしい。

ヨルダン滞在の目的はペトラ遺跡なので、ペトラの安宿は夕食、朝食付きを選択。また、この宿はペトラ遺跡までの無料送迎も付いているため便利。

夕食はビュッフェ形式でヨルダン料理を満喫。久しぶりに米が食べられて良かった。

明日は早いので、宿からのペトラの街の夜景を楽しみながら今日は早めに就寝。

●ペトラの安宿「Valentine inn」

アカバからのバスの終点にホテルの客引きが来ています(車に「Valentine inn」と書いてある)。12ベッドくらいの大きなドミ部屋内に水回りがあり、設備に問題無し。部屋に電源が少ないのは不便かも。

朝食と夕食付きを選べ、ビュッフェ形式の夕食はおすすめ。ホテルからのペトラの街の夜景もきれい。

宿泊費用 ドミ1泊1名: 11JD(朝食・夕食付き)

かつやcat