Archives for "クスコ(Cusco)"
Arrival at La Paz 国境を越えボリビアの首都ラ・パスへ到着
快適なクスコからのバスは、朝の6時過ぎくらいに最初の乗り換え地点プーノへ到着。
●国境を越えボリビアの首都ラ・パスへ到着
プーノで7時発のボリビアのコパカバーナ行きのバスに乗り換える。
しばらく走り国境へ到着。
国境では不思議な飲み物が売られていた。
うん。あんまりおいしくない。。
近くにいた女の子はうれしそう。
ちなみに、ペルー出国、ボリビア入国ととてもスムーズ。
巨大なティティカカ湖をボートに乗って越え、少し走るとコパカバーナへ到着。
ここで、またバスを乗り換え。
ただ、乗り換えまで1時間あり、ちょうど昼時だったこともあり、その辺で昼食を取ることに。
ウロウロしてみると、地元の人で賑わういい感じの屋台を発見。
地元の人が頼んでいる品を見よう見まねで注文。
日本円にして約80円のランチの味は果たしてどうか。初ボリビア料理に、期待と不安で一杯になった最初のスプーンを口に運ぶ。
なんだこりゃ、ヤバイ!
期待をはるかに上回る美味しさ。
注文したビステという料理は、白いご飯に玉ねぎをスパイスで煮込んだようなソースに牛肉のステーキが入ったような感じで、味付けが日本人好み。素材の深い味がする。
近くに売っていた、ゼリーのようなものも頼んでみる。
これも20~30円くらいなのに、味はかなりいける。これから先、ボリビアにいる間見つけ次第買ってしまうだろう味。
入っていきなり、ボリビアのとりこ。
そして、約束の時間にラ・パス行きのバスに乗り込み、コパカバーナを出発。
昨日の20時にクスコを出てから、約20時間。ようやく、ラ・パスへ到着。予定だと13時くらいに着くはずだったのに、3時間押し。かといって、道中至ってスムーズでどこかで遅れた感じもしなかった。
ということで、クスコからラ・パスへのバス移動時間はこんなもんなんだろう。
●ボリビアで本格的な日本食を堪能
コパカバーナからのバスは、バスターミナルではなく、ラ・パスの中心部が終点。
ちょうど、目星を付けていた安宿が近かったので、歩いて移動しチェックイン。
すると、見覚えのある顔が。
南極で一緒だったともこちゃんとこんなところで再会!
せっかくなので、ラ・パスで有名な日本食レストランのけんちゃんへ、皆で行くことに。
海外で日本食はあまり食べたことはないが、けんちゃんのレベルはかなり高い。
十分日本でもやって行けるレベル。
まずは餃子。
そして、スタミナラーメン。
トゥルーチャ(ティティカカ湖で獲れる魚)ちらし。その身はまるで極上なサーモンのよう。
からあげ定食。
しかも、ボリビアの物価なので、東京の食堂と比べると結構安く、ついいっぱい頼んでしまった。
3,650mの高地で食べ過ぎは注意。
●ラ・パスの安宿「エル・ソラリオ」
ラ・パスで有名な安宿「エル・ソラリオ」。南米を旅する日本人旅行者のほとんどがこの宿を知っている。
何故かというと、ここは泥棒宿としてあまりにも有名だから。
とはいっても、最近はドミを無くしたり、改善がされているようなので、実質最安値のエル・ソラリオに泊まることに。
設備は清潔で、ツインの部屋はかなり広い。無料のWiFiやキッチンもあり、宿としては全く問題無し。
※結局、ここに計10泊くらいしましたが、最後の最後で貴重品ロッカーに預けていた現金(ペルーのソル)が無くなったり、預け荷物に入れていたヘッドホンが無くなりました。貴重品ロッカーには自前の鍵(南京錠)もし、常にスタッフが常駐していました。
夜は貴重品ロッカーのあるレセプションの扉も閉まり、中にはスタッフだけという、外部の人間が取るのは難しい状況。さらに、預け荷物のバックは受け取るといつも鍵をしていない部分のチャックが開いていたりと、噂どおりかなり注意が必要な宿です。
また、預け荷物の取り扱いがかなり乱暴だったので、荷物を宿に預ける際は壊れ物など要注意です。
宿泊費用:ツイン 1室 60ボリ
かつや
Go to La paz クスコでオーダメイドの靴が完成。夜行バスでラ・パスへ
今日でクスコ最終日。の予定。
●なかなかできないクスコのオーダメイドの靴
というのも、マチュピチュに行く前にオーダーしていた靴が、納期の昨日の夜の段階ではまだ出来上がっておらず、朝一で工房を訪れるも完成はまだとのこと。
何せ、職人のおじさんと弟子の2人でやっているような小さな工房に、同じ宿に泊まっている日本人6人で同時に発注したもんだから、そりゃ工房はてんやわんや。
ということで、靴を受け取れないとクスコを出発できないので(とはいってももうバスチケット買っちゃったけど)、今日がクスコ最終日の”予定”。
●クスコの街でお土産を物色
クスコと言えば、民芸品を中心としたお土産天国。
うちらの世界一周の旅は、2010年4月にスタートし1年の予定なので、そろそろ終盤。
そして、ちょうどここはお土産天国のクスコ。
所狭しと並ぶ民芸品を時間をかけて吟味。
結構な量のお土産をゲット。クスコのお土産屋さんは値段交渉に応じてくれるので買い物が楽しい。
●豪華絢爛なクスコのカテドラル
クスコに来て以来、アルマス広場は何度となく通っており、そこに建つカテドラルの存在はとても大きなものだった。
ちょうどオーダーメイドの靴はまだまだ出来なそうなので、クスコの中心的存在のカテドラルの中を見学することに。
カテドラルの見学なのに、結構いい入場料を取るだけあって、オーディオガイドが無料で付く。
順路通りにオーディオガイドを聞きながら、カテドラルを見学。
オーディオガイドでは、「カテドラルコンプレックス」と表現されるくらいとにかくこのカテドラルは巨大。
特に印象に残ったのは、黄金やシルバーに輝く装飾と最後の晩餐の絵に描かれたクイ(ペルーで食べられるネズミの料理)。
カテドラル内にいくつもある祭壇は、どれもこれもペルー産の金や銀を使っていたり、最後の晩餐のクイもペルーにとっては欠かせないものだからとかオーディオガイドでは説明されていたが、その説明を聞くのはちょっと複雑。
カテドラルの説明のベースには、ペルーの生活に根ざしてきたかのような設定になっており、元々この地域に暮らしていたインカをスペインが侵略し、インカの全てを壊し、宗教までも入れ替えたという歴史は一切出てこない。
マチュピチュも見てきたことだし、せっかくなので、もう少しフラットな立場の説明が聞きたかった。
まあ、カテドラル自体はものすごく素晴らしかった。
カテドラル入場費用:12.5ソル(S割引)
●オーダーメイドの靴完成!そしてラ・パスへ
午前中に工房を訪れた時に約束した完成の時間は15時。
ただ、とても15時までに完成しそうではなかったので、1時間遅れの16時に工房へ。
すると、95%は出来上がっており、あとは仕上げの靴紐を通す穴を付けることくらい。
良かった。これで、今日ラ・パスへ向かうことができそうだ。
そして、工房の外で靴の完成を待つ。
30分程待ったところで、待望の靴が完成。
とても1足3,000円の靴には思えない程、完璧な出来栄え。
これで、世界一周残りの旅路も楽しく歩けそうだ。
宿に預けてあった荷物を受け取り、バスターミナルへ。
22時発のバスは予定通り、クスコを出発。
今日もセミカマのバス2階席の一番前。見晴らし最高の席で、最初の乗り換え地点のプーノを目指す。
かつや
Back to Cusco 快適なペルーレイルでマチュピチュからクスコへ
クスコからマチュピチュへ来る時は、最も費用のかからない方法で来た。
しかし、安い分かなりきつかったため、帰りは真っ当な方法でマチュピチュからクスコへ帰ることに。
●快適なペルーレイルのバックパッカー
歩き方には、最安の「バックパッカー」はあまり乗りたくならないような書き方がされていたが、実際に乗ってみるとかなり快適。
前日のうちに、マチュピチュ村のマチュピチュ駅でチケットを買っておき、9時ちょっと過ぎの電車に乗車。
車内は、ビスタドーム同様車両の上部がガラス張りになっており、座席も広々快適。
しかも、軽食のサービスまである。
これで33USドルなら、行きもペルーレイルで来れば良かったかとちょっと後悔。
電車を使わないでマチュピチュへ行くのも、なかなかアドベンチャーだったからまあ良かったけど。
ちなみに、ここで見かけた現地の新聞には日本の津波のニュースが一面から出ていた。
遠く離れたペルーでも日本のことを連日報道している。
2時間くらいで、マチュピチュからの終点オリャンタイタンボ駅へ到着。
オリャンタイタンボ駅からクスコ中心部までは、コレクティーボで移動。
オリャンタイタンボ駅に着くと同時に、客引きに声をかけられついて行くと、そこはコレクティーボ乗り場。
はじめに声をかけてきた客引きとは、オリャンタイタンボ駅からクスコ中心部まで1人10ソルで話がついていたが、いざ車を見てみると乗る人数よりも座席が少ない。
マチュピチュ行きのコレクティーボのぎゅうぎゅう詰め状態が、クスコから一緒に行動していた皆の頭に浮かぶ。
そして、ちょうど横の車の運転手が声をかけてきた。
こっちの車は、ツーリストバスで座席も余裕で車両もベンツの新しいやつ。
しかも、クスコまで1人8ソルだって。
客引きのおじさん、ごめん!
そして、快適な車で3時間程走りクスコへ到着。
○マチュピチュからクスコへの移動費用
マチュピチュからオリャンタイタンボ(ペルーレイル):1人 33USドル
オリャンタイタンボからクスコ(コレクティーボ):1人 8ソル
●クスコのサン・フランシスコ広場からバスターミナルへ
オリャンタイタンボからのコレクティーボは、クスコのサン・フランシスコ広場へ到着。
いつもは、宿が近いということもありアルマス広場を中心に動いていたが、サン・フランシスコ広場周辺の方が地元エリアになっており、ご飯なども安い。
早速、サン・フランシスコ広場前で軽いランチ。
その後、明日のラ・パスへの移動のため、サン・フランシスコ広場前からコレクティーボで長距離バスターミナルへ。
クスコのコレクティーボはよくわからなかったが、お店のおばちゃんに教えてもらい、無事コレクティーボでバスターミナルに到着。
○クスコ中心部から長距離バスターミナルへの行き方
タクシーだと5〜6ソル。コレクティーボを使う場合は、サン・フランシスコ広場の西側から乗れる。コレクティーボが次々と来るので「アウトブステルミナル?」と聞けばOK。運賃は1人0.6ソル。
●財布の残金0.5ソル(約15円)
バスターミナルでラ・パス行きのチケットを購入。
クスコからラ・パス行きのバスは何社も出しているので、条件などを確認し、簡単に買うことができる。
○クスコからラ・パスへの移動費用
夜行バス運賃:1人 50ソル
バスチケットは買えたものの、そろそろ財布の中のペルー現地通貨ソルが少なくなってきた。
一旦、宿に戻り、海外での引き出し用の口座にメインバンクからお金を入れようとすると、なんとみずほダイレクトが死んでいる。
日本のニュースで話題になっていた、みずほのシステムダウンがこんなところにまで影響している。
いざという時はクレジットカードで何とかはなるが、とりあえず日本の週明けにあたる明日までみずほの出方を待ってから対応を考えよう。
ということで、財布の中の現金を計算しつつ、サン・フランシスコ広場前の安いレストランで夕食。
それでも、ここはペルー。物価が安いことが幸いし、少ない現金でお腹一杯食べることができた。
宿へ帰る途中、1ソルの水を買うと財布の中の現金は2人合わせても残り0.5ソル。
みずほさん、明日には復活してますように。
かつや
Go to Machu Picchu クスコからマチュピチュへ格安に移動する
クスコからマチュピチュへの行き方は2通りあると言われている。一つは一般的な方法でペルーレイル(電車)を使う方法、もう一つは地元の人が使うコレクティーボを乗り継いでいく方法。
●過酷なコレクティーボでマチュピチュへ。まずはサンタマリア
朝、6時半。宿を出発し、アルマス広場に停まっているタクシーを捕まえ、まずは第一の目的地「サンタマリア」行きのコレクティーボ乗り場へ。
サンタマリアまでのコレクティーボ料金は30ソルだという。
事前の情報では、相場が20~25ソル。さらに、出発時間が近くなると空席を埋めるため、簡単に10ソルくらいまで下がるらしい。
次のサンタマリア行きのコレクティーボは7時発ということで、ギリギリまでちょっと粘ってみる。
しかし、今日の仕切り屋は女将さん。
7時ギリギリになっても、決して値段を下げることはなく、結局25ソルで交渉成立した段階で次のコレクティーボは7時半に。
しかも、9人乗りくらいのワンボックスに12人以上は乗っている。
ぎゅうぎゅう詰めのコレクティーボは、8時過ぎに出発。
途中、悪路も続き、ようやく舗装道路に出たかと思うと、今度は山道をくねくねと上がったり下がったり。
雲の上まで道が続いていた。
高地に住んでいる貧しい女の子に、コレクティーボの中から現地の女の人が食べ物をあげたり、
あまりの激しいワインディングロードに、乗り物酔いの末期のご家族がヤバかったりと、マチュピチュ行きのコレクティーボの旅は続く。
乗客全員がぐったり仕切った5時後にようやくサンタマリアへ到着。
安くクスコからマチュピチュへ行く方法、結構きつい。
●まさかの土砂崩れで通行止め。サンタテレサ経由で水力発電所へ
次の目的地は、サンタテレサを経由して「水力発電所(イドロエレクトロニカ)」へ。
サンタマリアに到着すると、早速コレクティーボの客引きが声をかけてくる。
ちょっと休憩の後、コレクティーボで水力発電所を目指す。
するといきなりの悪路にコレクティーボは立ち往生。
泥沼のような路面に、車がスタックする可能性があるため乗客は全員降りて車重を軽くし、勢いをつけて突破。
オフロード仕様のバイクですらあまりの悪路に苦戦。
もちろん、乗客はそこを徒歩で通過。靴もズボンもぐっちゃぐちゃ。
少しでもコースを外れるとすぐ崖という、車1台やっと通れるような道を進んでいく。
サンタテレサに着く前に、またしてもコレクティーボがストップ。
また悪路かなと思いきや、これ以上コレクティーボは進めないという。どうやら、数日前の土砂崩れで車が通れないらしい。
ここからサンタテレサを目指し、徒歩で移動。
途中、バラバラと山の上から道へバラバラと石が降ってくるミニ土砂崩れエリアを通過し、いよいよ土砂崩れ現場へ。
たくさんの重機が道の復旧を目指し、土砂を片付けている。
今までどんな悪路も物ともしなかったバイカーも、さすがに立ち尽くす。
徒歩だと何とか通過することができ、ちょうど通行止めの反対側でコレクティーボが待っていたので、水力発電所まで連れて行ってもらうことに。
サンタテレサを経由し、さっくりと水力発電所へ到着。
●最後は徒歩でマチュピチュを目指す
15時過ぎ。水力発電所にあるトレッキングのエントリーで名前を記入し、トレッキング開始。
エントリーのおじさんに教えてもらった方向に歩くと、すぐにペルーレイルの駅に到着。ここからは、線路沿いに歩けばマチュピチュに到着するらしい。
しかし、線路に沿って先に進むと、いきなり線路が土砂に埋まっている。
工事のおじさんに進む方向を聞き、山の中を登る。すると、目の前に線路が現れた。
あとは、とにかく線路沿いに歩く、歩く。
この辺は雨も多いのか、近くを流れる川は茶色く濁った濁流、歩く足元の道も良くない。
線路の敷石も、これまた歩きづらい。
途中、狭いトンネルの中で正面から迫ってくる電車に驚かされたりしながら、なんとかマチュピチュ村(アグアスカリエンテス)へ到着。
ここまで、かなり辛い道のりだった。
そういえば、どこかで会った旅人が言っていた。
「電車を使わないでマチュピチュへ行くのは結構ハードだよ。」
うん。帰りは電車にしよう。
●クスコからマチュピチュへ電車を使わず安く行く方法まとめ
①クスコ市内からタクシーでサンタマリア行きのコレクティーボ乗り場へ
②コレクティーボでサンタマリアへ(乗り物酔いに注意)
③コレクティーボでサンタテレサを経由し、水力発電所(イドロエレクトロニカ)へ
④ペルーレイルの線路沿いにひたすら歩けばマチュピチュ村へ到着
費用および所要時間
①タクシー料金1台 5ソル 5~10分
②コレクティーボ料金1人 25ソル 5時間
③コレクティーボ料金1人 15ソル 1時間
④徒歩 2.5時間
※③は途中通行止めが無ければ
●マチュピチュの入場チケットを購入
アルマス広場にある観光案内所(ツーリストInfo)隣のチケット売り場で、マチュピチュの入場チケットを購入。日曜日だったので、チケット売り場が閉まっているのではと心配していたが、営業時間は20時くらいまでのよう。
その後、みんなで近くのペルー料理で15ソルのディナー。
片道8USドルのマチュピチュ行きのバスチケットを買い、明日の早起きに備えて早めの就寝。
○マチュピチュ入場費用 1人:63ソル(S割引)
●マチュピチュ村の安宿「Hostal Sayac-Marca」
マチュピチュ行きのバス乗り場すぐ近くにあるマチュピチュ村の安宿「Hostal Sayac-Marca」は、この辺では最安値ラインの安宿。
バス乗り場すぐ近くなので、早朝並ぶのにはかなりの好立地。また、マチュピチュ村のセントロ「アルマス広場」や、マチュピチュ駅にも近いのでかなり便利。
ただ、古いホテルのような作りのため、欧米系ホステルのような快適さは無い。部屋も若干カビ臭く、朝食やWiFi、キッチンなどのサービスも無し。
マチュピチュに行くためだけで、とにかく安くマチュピチュ村に泊まりたいという方にはおすすめ。
宿泊費用:ドミ1泊 15ソル(1人)
場所:マチュピチュ駅から民芸品マーケットを抜けた西側の橋を渡って、アグアス・カリエンテス川沿いの通りに降りるスロープの途中(Sinchi Roca通り)にある。
水力発電所から歩きの場合は、マチュピチュ村に入って始めに見える人が渡る用の橋のたもとの路地を左に入るとすぐHostalの看板が見える。
かつや
Oder shose in Cusco クスコといえばオーダーメイドの靴
他の国でペルーに行ってきた旅人に会うと、かなりの確率で「クスコで靴作ったよ」と聞かされてきた。
クスコでは、完全オーダーメイドで民族調のブランケットをあしらった本革の靴を格安で作ることができる。
1年近く履いてきたスニーカーも世界中の大地を踏みしめすぎてボロくなってきたので、これはちょうどいい機会。
●革から布からオーダーメイドの靴 in クスコ
既に靴をオーダーしていた旅人サンボさんに連れられ、靴職人のおじさんのお店へ。
お店の奥の工房から出てきたおじさんは、いい感じのまさに職人さん。
おじさんに連れられ、サンプル品の並ぶお店へ行ってみると、これは意外。
色とりどりの靴がきれいに並ぶ、おしゃれな靴屋さんだ。
しかし、オーダーってなかなか難しい。
デザインはこれで、革の色はこれで、布はこれを使って、ん〜・・・出来上がりが想像出来ない。。
同じ宿の日本人総勢5人で行ったので、みんな悩む悩む。
全員のオーダーが決まったのは、お店に到着してから2時間後。
ちなみに、製作費用は日本円で約3,600円と本革の靴としては破格。
出来上がりが楽しみだ。
クスコのオーダー靴製作費用:120ソル
●マチュピチュ行きの準備
明日、いよいよマチュピチュへ行く。
事前にクスコの街でマチュピチュの入場チケットを買おうと、インフォにチケットを買える場所を聞くも、土曜日の営業時間は午前中で終わりらしく、クスコでは結局買えず。
マチュピチュは食料品が高いらしいので、クスコのスーパーで水やパンを調達。これで、準備万端。
ちょうど雨季は終わったらしいので、天候は問題なさそうだけど、明日、明後日と晴れますように!
かつや
In Cusco クスコの街で土産物とインドカレー
高山病もかなり改善されてきたので、今日はクスコの街を散策する。
●クスコの街と土産物
ペルーといえば、民族系の土産物。
今でも、民族衣装を着たセニョーラたちが土産物片手に街を歩いている。
そして、街中には所狭しと土産物屋が並んでおり、どれもこれもかわいく、値段もかなりかわいい。アルゼンチン、チリと回ってきた後なだけに、ペルーの物価には驚かされる。
宿近くに並ぶお店や、道端で商品を作りながら売っているおばちゃんの露店を物色しながら、アルマス広場へ。
そこから、Av. El Solをセントロ・アルテサナル(民芸品ショッピングセンター)を目指して南下していく。
すると、通りの左右にはメルカドさながらのお土産を扱うお店のかたまりが点在していた。全てを見るには結構な労力がかかり、見るほどに扱う商品の違いが分からなくなってくる。。
途中、普通のスーパーに寄りつつ、セントロ・アルテサナルへ到着。ここはさらに所狭しと土産物屋が並んでおり、一店舗当たりのスペースも狭いため、もうお土産お土産・・・。
今日は見るだけで精一杯。
ある程度、相場は分かったので購入はバックパックのスペースと相談してからに。
●クスコの街とインドカレー
高山病の影響で回復したとはいえ、未だに食欲不振のため、こんな時はスパイシーな食べ物が必要。
ということで、今日はインドカレーを食べに行くことに。
カレー屋さんの場所はアルマス広場近くで、Av. El SolとMantas通りのぶつかるInfo側の角にある飲食店がたくさん入った建物の2階。
カレーのスパイシーな香りに満たされたお店に入った途端、不思議と食欲が湧いてくる。インドってすごい(インド自体には良い思い出はないけど)。
しかも、甘いのから辛いのまで色々な種類のカレーやご飯が取り放題のバイキング形式。
ガーリックチキンのカレーがやばかった。
バイキング 15ソル + スペシャルオファードリンク 1ソル(1人)
カレーのおかげで高山病も回復。
そろそろ、マチュピチュ行きを考えようかな。
かつや
Mountain sickness in Cusco クスコの街と高山病
クスコの街は、標高約3400m。昨日からの高山病の症状は相変わらず改善しない。
●一日宿でゆっくりする
そもそも高山病とは、2000m以上の高地に48時間以内に到達した場合にかかる低酸素に体が順応できずに起こる一連の症状らしく、睡眠時の高度が高いほど重症化するらしい。
うちらは、リマ(高度ほとんど0m)から、恐らく5,6時間で一気に4000mまでバスで上がっている。
しかも、その時間は夜中なので爆睡。
そりゃ、最悪な状況にも陥るだろう。
ということで、まずはこの高地に体を慣らすために今日は一日宿でゆっくりすることに。
●クスコの安宿の朝ごはん
それでも、昨日と比べて多少は食べられるようにもなってきた。
今泊まっているクスコの安宿「サマナパタ(SAMANAPATA)Ⅱ」は、1泊20ソルと格安の割に朝ごはんがかなりしっかりしている。
中でも美味しいのが特製パンケーキ。
宿のスタッフの方がその場で焼いてくれ、何もつけずに食べるのがサマナパタ流。
その他にも、シリアルやパン、飲み物はオレンジジュース、牛乳、コーヒー、紅茶、コカ茶と豊富で、立派なホテル並。
クスコのご飯相場を考えたら、この朝食だけで10ソルはくだらない。
部屋もきれいで、無料のWiFiも飛んでいて、かなりおすすめのクスコの安宿です。
かつや
Arrival at Cusco 高山病と共にクスコへ到着
なんだか気持ちが悪い。夜中ふと目を覚ます。
●リマからクスコ 高度4000mの道
リマからの夜行バスは、山道をぐいぐいと登っていく。山道なので、バスは右へ左へ大きく揺れる。
車酔いなのか、これが噂の高山病なのか分からないがとにかく気持ちが悪い。
しかし、”揺れ”については、ドレーク海峡で鍛えてきたし、スタッフのお姉さん曰くここは4000m近く高度があるとのことで、これが高山病ってやつなのだろう。
とにかく、胃がぐわっとするような気持ちの悪さ。少し寝て、また目を覚ますと今度は頭も痛い。恐るべし高山病。
朝になっても、バスはまだまだ登ったり降りたりの連続。
朝食、昼食と食事が出るが、ほとんど手を付けられず、とにかく気持ちの悪さに耐えるしかない。
途中、土砂崩れの箇所があってバスの行く手を阻まれたり、道とクロスするように川が流れていたりとクスコまでの道のりはかなりサバイバル。
昨日の16時にリマを出発したバスは、予定よりも5時間遅れの17時過ぎにようやくクスコへ到着。
バスターミナル内のタクシーはやっぱり高いので、頭痛と戦いながらターミナルを脱出しタクシーを拾い、目星を付けていた安宿へ。
●クスコの安宿「サマナパタ(SAMANAPATA)Ⅱ」
アルマス広場近くでなかなか便利な場所。ペンション八幡の2本隣の路地にある。
共有スペースはあまり広くないが、宿全体が清潔でドミ部屋にもシャワー、トイレ付き。部屋の窓からはクスコの街並みが一望でき、無料の朝食やWiFiもある。
この時期、若干寒いが、この値段でWiFiと朝食付きは大きい。クスコの安宿として、なかなかおすすめ。
宿泊費用:ドミ1名 1泊 20ソル
宿についてからも、高山病の症状は回復せず、今日チェックアウトの心優しい旅人に高山病予防の薬をいただき、以前どこかで頂いた酸素と共に服用し、今日は早めの就寝。。
かつや
Go to Cusco 夜行バスでリマからクスコへ
今日の夕方発の夜行バスで、リマからクスコへ移動する。
●高級店マックでWiFi
今泊まっている宿サンフランシスコにはWiFiが無い。
性格に言うとあるらしいが、故障中で使えないため、マックへランチがてらWiFiへ繋ぎに行く。
アルゼンチンやチリなど、ペルーと比べると先進国な所では、観光客の来るような街だと、必ずWiFiが使えるカフェがあった。
しかし、ペルーのような途上国な香りのする国だと、WiFiが使える場所はなかなか無い。
そんな時頼りになるのがマック。
WiFiはばっちり無料で使えるし、席によってはちゃんと電源もある。そして、店舗内は清潔でクーラーまで効いていて、ここはまるで先進国。さらに、門番&巡回の警備員もいるので、安心してパソコンを広げられる。iPadなんて目立ってしょうがないから、こういう所じゃないと使えない。
ただ、そのクオリティよろしく値段も先進国。
クオーターなんちゃらのおいしそうなセットが16ソルもする。日本円にすると500円弱なので若干安いが、6ソルも出せばセビッチェの前菜付きのおいしいランチがお腹いっぱい食べられる国ってのを考えるとなかなかなもんだ。
久しくマックを食べていなかったので、WiFi代込みということでセットを注文。
世界共通の味。やっぱりマックはおいしい。
一通り日本の津波関係の情報や、今後の調べごとなど。
ネットをしていると時間が経つのはあっという間。もうすぐバスの時間だ。
●クスコへ向けてリマを出発
急いで宿へ戻り、預けていた荷物を受け取り、宿の外へ出ると早速「タクシー?」とお声がかかる。
いつもはなかなかウザいこの掛け声も、急いでいる時は渡りに船。ちょっとだけディスカウントしていただき、8ソルでバス乗り場まで。
バス乗り場へ向かう道は結構混んでおり、そこら中で「どけ、どけ」とクラクションがこだまする。
「地震の影響で信号が止まった交通量の多い交差点でも、感謝のクラクション以外は耳にしませんでした」というさっき見た日本のニュースが蘇る。
ただの国民性の違いだとは思うけど、やっぱり日本ていい国だな。
時間ギリギリで到着したCIVA社のバス乗り場は、結構立派なターミナルになっている。
情報ノートには、CIVA社は危ないからやめた方がいい。と書いてあったが、今は全くそんな感じがしない。
荷物預けの窓口でクレームタグと引き換えに荷物を預け、予定より30分押しでバスへ乗車。
恐らくアルゼンチンなどで使っていた車両の払い下げだろうけど、なかなか快適。なんたって、2階の最前席を確保したし、一応セミカマなので足元は結構広々で視界もかなり良い。
リマの街を抜け、夕食の時間に。
バス内で配られた食事はチキンとピラフ。
LAN航空の機内食よりおいしいし、スタッフの対応もかなり良い。
CIVAにして良かった。
○リマからクスコへの夜行バス移動費用:100ソル(1人)
かつや