Archives for "キャフタ(Kahta)"
Go to Cappadocia 1日かけてカッパドキアを目指す
今日はキャフタからカッパドキアへ移動する。
朝ちょっとゆっくりし午後にでも動こうかと思ったが、この時期バスも混んでいて朝9:30のバスを逃すと、もう1日動けなくなると宿のスタッフの方が教えてくれた。急いで荷物をまとめ、バスチケットを買いたいとスタッフに伝えると直ぐに車を走らせターミナルまで買いに行ってくれた。しかも、バスを宿に寄るよう手配してくれスムーズにバスに乗ることができた。
ネムルトダーゥのツアーはちょっと高かったが、評判通り親切な方だ。
●長いバス移動も有意義に過ごす
さて、カッパドキアへの移動で日本人の方とご一緒することになった。彼は中国で孤児院を運営する医師。これまで何度も世界旅行をし、今回もエイズ撲滅活動をしながら世界旅行中だそうだ。中国のど真ん中や台湾でたくさんの孤児と生活し、中国の孤児院で抱えている70名の孤児も全員エイズだそうで、医師でありながら70人の親として生活をしている。道中、そのような話を聞いたり、世界の良いところを教えて頂いたり、とてもためになった。
カッパドキアまでのダイレクトバスは既に売り切れだったため、1日がかりで乗り継ぎカッパドキアを目指す。キャフタからまずはカフラマンマラシュへ8時間くらいかけて移動する。そこで新たにチケットを購入し、カフラマンマラシュからカイセリへ移動。カイセリに着くころには日も暮れ始めておりもう夜の20時。
しかも、カイセリ行きのバスは冷房が壊れており、しかも観光バスなので窓は開かない。夏のトルコの陽ざしにバスは暖められ、バスの中はハマム状態。地元の青年たちとトルコ語の指さし手帳で会話を楽しめたのはせめてもの救い。
とても社交的で明るいトルコ人だが、アルメニア人やクルド人はトルコ人を殺したから嫌いという考えや、若くてもしっかりとした宗教観を持っていたりと中東の現状を象徴するかのようだった。日本人の持つ価値観とは全く違うところがとても勉強になる。ちなみに、彼らは日本のことはとても好きらしい。テクノロジーやサッカーなど日本の印象はいいようだ。
●ようやくギョレメへ
カイセリに到着してから、20時30分のギョレメ行きのバスに乗り換え。1時間半くらいでようやくギョレメに到着。ギョレメのオトガルに着くと、バス会社のスタッフが宿に電話してくれ、宿の人が迎えに来てくれた。
ギョレメ最初の宿は洞窟部屋。今日は移動に着かれたのですぐに就寝。
●ギョレメの安宿 Ufuk
ギョレメのオトガルからすぐ近く。「Ufuk」は、歩き方にも載っている宿で、情報ノートもある。ドミの洞窟部屋は若干難あり(カビくさい)。
1泊ドミ1名:15TL
Sunset in Nemrut dagi ネムルトダーゥで日没を迎える
昨日の21時にアンタクヤを出発したバスは、朝5時にマラテヤへ到着。
朝のバスターミナルは思いのほか静か。30分程待ってオフィスが開いてからキャフタ行きのチケット(1人15TL)を購入。マラテヤからキャフタ行きのバスは6:30にバスターミナルを出発。10時くらいにようやくアドゥヤマンに到着。ここで、バスを降ろされセルビスに乗り換え。30分程でキャフタに到着。
●ネムルトダーゥのツアーに参加
キャフタでは、ネムルトダーゥへのツアーを行っている宿にチェックイン。早速、ツアーに申し込む。ツアーのスタートは14時。ネムルトダーゥの手前でいくつかの見どころに寄り、サンセットをネムルトダーゥで見るというツアー内容だ。
14時にスタートしたツアーは、ミニバス一杯の12名でスタート。カラクシュやジェンデレ橋、アルサメイアなど周辺の見どころを見て回り、途中地元の人がバーベキューなどを楽しむ川でクールダウン。やっぱり夏のトルコは暑い。アルサメイアでは、ちょっとした夕食がふるまわれトルコのおいしいフルーツなどを堪能できた。
●夕日に染まる!?ネムルトダーゥ
日も傾いてきたので、いよいよネムルトダーゥへ。山道を車で登り、駐車場からさらに徒歩で山を登る。15分程山道を登ったところでいよいよ山頂に並ぶ石像の前へ出た。
地震で転げ落ちたとされる頭の部分がきれいに並び、皆同じ方向を見つめている。地元の子供たちと触れ合いつつサンセットを迎える。一点を見つめた石像が夕日に染まる…ん?石像の色に変化が無いまま日が沈んでったぞ。これはおかしい。もしかして、山の逆側にも像が並んでいるのか!
急いで反対側へ。やはり、こちらにはたくさんの見物客と頭から先が転げ落ちた石像が。。夕日に染まる瞬間を見逃した。。まあ、十分満喫できたのでよしとしよう。
ツアーで一緒だったイタリアンファミリーが何より楽しかった。ツアーの満足度は、見どころもそうだが一緒に参加するメンバーも重要だ。ファミリーの次男が日本好きということもあって家族全員とても友好的で、イタリアのお母さんのテンションも高くいいご家族だった。
ふもとのカフェでチャイをタダでもらい、一路宿に戻る。明日はいよいよカッパドキアに向かう。
◇ネムルトダーゥ ツアー代
1人:50TL
Go To Turkey アレッポからキャフタまで大移動!
思いのほか長く滞在してしまったシリアを今日離れる。
昨日、近くのバスターミナルで買ったシリア(アレッポ)からトルコ(アンタクヤ)行きのバスが14時発なので、それまでにチェックアウトなど済ます。
イスラエルで出会い、アレッポのこの宿でもたまたま一緒だった日本人の方と話す。彼は、最近体の調子が悪く、急性肝炎の疑いがあるとのことで、トルコ行きを変更しダマスカスの大きな病院(アレッポの無料の病院は大したことをしてくれなかったらしい)へ行くそうだ。ホント旅は何が起こるか分からない。
チェックアウト後、宿のロビーでトルコの予習をしたり、韓国の方と話したりしているうちにあっという間にバスの時間。たまたま見つけた宿だったが、安く快適にシリアの最後を過ごすことができた。
●快適なシリアからトルコ行きの国境越えバス
バスターミナルへ向かい、昨日チケットを買ったオフィスでチェックイン。アンタクヤ行きのバスは14:45くらいに出発。
さて、シリアのバスは思いのほか快適。道中、コーヒーやコーラなどドリンクのサービスがあったり、国境を超える際もバスのスタッフの方が色々とリードしてくれる。シリアの出国では出国税1人550SPを窓口で払い、後はバスのスタッフが乗客分まとめて裏口からスタンプの依頼をしていたので至ってスムーズ。
ちなみに、シリアビザは3日のトランジットビザで3日の滞在はとっくにオーバーしていたが、何の問題もなく出国スタンプをゲット。噂によると、シリアの観光ビザは取得がめんどくさいらしく、係員側もトランジットをすすめているくらいなので、多少は目をつぶるようだ。
その後もバスのスタッフの誘導にお任せでトルコへの入国が完了し、ボーダーから1時間でアンタクヤに到着。入出国はスムーズだったが、バスの移動は時間がかかる。なんだかんだでもう18時だ。
●アンタクヤからマラテヤまで夜行バス
さて、トルコ第一の目的地キャフタへは、アンタクヤ21時出発のバスで行くことに。早速、ターミナル内のATMでトルコリラをゲットし、アンタクヤのバスターミナルでチケット(1人30TL)を買う。その後、ターミナル内で夕食を食べるなどし、あっという間に出発の時刻。
アンタクヤを21時に出発したトルコのバスも快適。こちらもドリンクのサービス付きだ。残念ながらキャフタへのダイレクトバスは無かったので、まずは拠点となるマラテヤまで久しぶりの夜行バスで移動。
◇アレッポからキャフタへの行き方
①シリアのアレッポからトルコの国境の街アンタクヤまでバスで3時間ちょっと
②アンタクヤからマラテヤまで夜行バスで8時間くらい
③マラテヤからキャフタまで(といってもアドゥヤマンでバスをおろされ、そこからセルビス)4時間くらい
◇移動費用(1人分)
①250SP(+シリア出国税550SP)
②30TL
③15TL