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Posted by Katsuya on 13th 5月 2010

2010 F1 Monaco GP day 1 2010F1モナコGP開幕!

プールサイドシケインのスタンド下のトイレ前でシケイン通過のF1マシンが間近で見れる

いよいよ、2010 F1 モナコGPが開幕。

しかし、一つだけ問題が。

●F1のチケットを持っていない!?

F1のチケットは半年くらい前にオンラインで購入していたが、特に手元に現物のチケットはない。購入時、仕事で忙しく、しかもオフィシャルのF1サイトで購入したため、英語の説明をあまり詳しく見ていなかった。

昨日改めて購入通知が来たGmailを見てみると(前日になってようやく確認。。)、「このページからバウチャーを印刷して現地のチケット交換ブースへ持ってこい」と書いてある。

ん?印刷?

印刷用のページにはバーコードも表示されているし、管理Noをチケット交換ブースの人に伝えるだけじゃダメそうだ。

せっかくここまで来たのにF1を見られないということだけは避けたい。

とは言っても宿にプリンターは無いしってことで、当日(今日)朝一番でニース市内のネットカフェへ。

●チケットを印刷し急いでモナコF1会場へ

ものすごい爆音でモナコのプールサイドシケインを通過する木曜日のアロンソ

ニースヴィレ駅近くのインターネットショップで(大通りに看板が出ている)3日分の2人のバウチャーを速攻で印刷し、モナコ行きのSNCFに飛び乗る。

昨日、モナコの下見をしていたので何となく地理は分かる。

カジノスーパー裏のチケット交換所で印刷ほやほやのバウチャーとパスポートで難なくチケットをもらえた。おまけにもらえる首から下げるチケットホルダーと耳栓はうれしい。

すでに10時半。F1のセッションは始まっており、マシンのエンジン音が遠くで唸っている。

はやる気持ちを抑え、チケット裏に書かれたコースレイアウトと入り口の番号を確かめ人ごみをかき分けて進む。

スタンド入口でまずチケットチェック。

次にチケットの右端が切り取られるチェックポイント。

席に上がる前でさらにもう一部右端が切り取られる。

3か所でのチケットチェックを終え、スタンドへ上がる。今日はプールサイドシケインのスタンドだ。

目の前を通るマシンの音は予想していたよりもすさまじく、さっそくもらった耳栓を付ける。

シケインを通過するマシンの挙動は1台1台異なって見え、TVで観戦していた時には見えない細かい動きまでしっかり見える。

これが、現地観戦の醍醐味だろう。

木曜日のチケットには席番号は特になく、色々な席でフリー走行を見ることができた。

●ランチの後、モナコGPフリー走行午後のセッション

順当にP2のセッションを終える2010 F1 モナコGP

P1のセッションが終わり、一旦スタンドからモナコの街中へ戻る。

戻るときに、先ほど切り取られた半券が戻される。午後のセッションでスタンドに入るときにまたチケットチェックがあるためだ。

カジノスーパー裏のピザで軽くランチを済ませ、近くのカフェで休憩の後、午後のセッションを見るため、同じスタンドに戻る。

天気も良く、海からの風も気持ちいい。

上位チームはちょこちょこ走り、セッティングを詰めていく。下位チームほど長く走っているように感じた。

レッドブルやフェラーリ、マクラーレンはやはり調子良いタイムを刻み、P2のセッションは波乱もなく終了。

明日の予選が楽しみだ。

●モナコF1からの帰り道、エズで山登り

F1の後、エズで山登り

日の長いヨーロッパはまだまだ明るい。

午後のセッションは16時前には終わったので、ニースへの帰り道でエズに寄ってみることに。

ニースからエズへはSNCFですぐだ。

鷹の巣村と呼ばれる要塞村は山の上にあるのだが、電車で行くとそのふもとに着いてしまう。駅前のInfoも着いた頃には閉まっており、上に行くための方法がわからない。

周りにいた人もそんな感じで困っている。

地図やその辺の標識を見ると、1時間くらい歩いて登ることもできるみたいだ。まあ、道に迷ったら戻ればいいだけだし、行っちゃおうと2人で歩き出す。

初め広かった道もだんだんと山道になってきた。

登りも若干きつい。

ただ、休み休みに見る山からの地中海はとてもきれいで、快適な気候なのでいい運動だ。

そうこうしているうちにちょうど1時間くらいでエズの村へ到着。

幸いにも、駅から村への山道「ニーチェの道」は分かりやすく、迷うことはなかった。

エズの村は建物が入り組み、迷路のようになっている。

夕方だったため、お店もちらほら閉まっており、展望台も終了していたが、道を進んでいると、さっきいたところに戻ったりとまるで迷路の村は歩くのに楽しいところだった。

帰りは近くのバス停からニースへ帰ることに。

いつもより一段高いニース行きの道は地中海が一望でき、ニースまであっという間だった。

F1初日の2回のセッション観戦と山登りと、とても充実した1日を過ごした。

かつやcat