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Go To Turkey アレッポからキャフタまで大移動!
思いのほか長く滞在してしまったシリアを今日離れる。
昨日、近くのバスターミナルで買ったシリア(アレッポ)からトルコ(アンタクヤ)行きのバスが14時発なので、それまでにチェックアウトなど済ます。
イスラエルで出会い、アレッポのこの宿でもたまたま一緒だった日本人の方と話す。彼は、最近体の調子が悪く、急性肝炎の疑いがあるとのことで、トルコ行きを変更しダマスカスの大きな病院(アレッポの無料の病院は大したことをしてくれなかったらしい)へ行くそうだ。ホント旅は何が起こるか分からない。
チェックアウト後、宿のロビーでトルコの予習をしたり、韓国の方と話したりしているうちにあっという間にバスの時間。たまたま見つけた宿だったが、安く快適にシリアの最後を過ごすことができた。
●快適なシリアからトルコ行きの国境越えバス
バスターミナルへ向かい、昨日チケットを買ったオフィスでチェックイン。アンタクヤ行きのバスは14:45くらいに出発。
さて、シリアのバスは思いのほか快適。道中、コーヒーやコーラなどドリンクのサービスがあったり、国境を超える際もバスのスタッフの方が色々とリードしてくれる。シリアの出国では出国税1人550SPを窓口で払い、後はバスのスタッフが乗客分まとめて裏口からスタンプの依頼をしていたので至ってスムーズ。
ちなみに、シリアビザは3日のトランジットビザで3日の滞在はとっくにオーバーしていたが、何の問題もなく出国スタンプをゲット。噂によると、シリアの観光ビザは取得がめんどくさいらしく、係員側もトランジットをすすめているくらいなので、多少は目をつぶるようだ。
その後もバスのスタッフの誘導にお任せでトルコへの入国が完了し、ボーダーから1時間でアンタクヤに到着。入出国はスムーズだったが、バスの移動は時間がかかる。なんだかんだでもう18時だ。
●アンタクヤからマラテヤまで夜行バス
さて、トルコ第一の目的地キャフタへは、アンタクヤ21時出発のバスで行くことに。早速、ターミナル内のATMでトルコリラをゲットし、アンタクヤのバスターミナルでチケット(1人30TL)を買う。その後、ターミナル内で夕食を食べるなどし、あっという間に出発の時刻。
アンタクヤを21時に出発したトルコのバスも快適。こちらもドリンクのサービス付きだ。残念ながらキャフタへのダイレクトバスは無かったので、まずは拠点となるマラテヤまで久しぶりの夜行バスで移動。
◇アレッポからキャフタへの行き方
①シリアのアレッポからトルコの国境の街アンタクヤまでバスで3時間ちょっと
②アンタクヤからマラテヤまで夜行バスで8時間くらい
③マラテヤからキャフタまで(といってもアドゥヤマンでバスをおろされ、そこからセルビス)4時間くらい
◇移動費用(1人分)
①250SP(+シリア出国税550SP)
②30TL
③15TL
In Syria シリアでもう一泊
今日トルコへ移動する予定だったが、このところのタイトなスケジュールが影響してか、あきえの調子がおもわしくない。
そこで、今日の移動は明日に変更。その間に、今後の予定を立てることに。トルコ、ギリシャ、中欧、ヨーロッパ、北欧と5冊の地球の歩き方を読み漁り行きたい国や地域をピックアップし日程を組む。OneWorldのチケットの次のフライトは9/15にロンドンからカルガリーだが、このままだとロンドンに戻れるのが最短で11/1だ。フライトの変更をしないと。
●シリアの物価はやっぱり安い
お昼ご飯を買いにアレッポの街へ繰り出す。めぼしいお店が無かったので昨日も食べたシャワルマ屋さんに。ここのシャワルマは地元の人にも人気のようでいつも混んでいる。
その後も引き続き今後の予定と格闘。予定組みに飽きたら、明日のトルコ行きのバスチケットを買いに近くのバスターミナルへ。アンタクヤまでのチケットを購入。2人で500SP(日本円で約1,000円)と相変わらずのシリアの物価の安さに驚く。
宿に戻ってから今後の予定組みを再開。久しぶりにじっくりと時間をかけてこういったことができる。ヨーロッパ、北欧ととても楽しみな国ばかりだ。
●素敵な国シリア
そういえば、シリアは他のアラブの国と違って道端に物乞いがほとんどいないし、みんな幸せそうに暮らしている。日本よりもよっぽど楽しそうに人々が生きている(ごみのポイ捨ての激しさは相変わらずアラブだけど)。
こんな素敵なシリアともいよいよ明日でお別れ。たまたま泊まったこの宿もすごく良かった。明日には、あきえの体調が良くなってますように。
Souks in Aleppo アレッポのスークを練り歩く
ちょっと疲れているので、トルコへの移動は明日にして、今日はゆっくりとアレッポ観光。
午後からスークにお出掛け。スークに行く途中にアレッポ石鹸を物色する。どうやらスターの数でクオリティが違うらしい。他店も色々と見比べるもランクごとの値段はほとんど同じだ。
スークの近くでは野菜や果物、魚や肉などが売られている。シリアの人々はホントに社交的で歩いているだけで、売り物をタダでくれたり(エジプトのノーマネー商法とは違うよ)、一緒に写真を撮ろうぜなんて言ってくる。しかも、この国でバクシーシをせびる人なんてのもいない。
●アレッポのスークはスマートで見やすい
さて、色々寄り道をしてようやくスークに到着。メインの通りをまっすぐ進む。きれいに整備されたスークは見やすい。また、客引きもスマートで、ゆっくり品定めができる。スーク内でアンバーの香りの石鹸を購入。売り方はスマートとはいえ、価格交渉はもちろんアラブ式で50SPスタートの最終20SPで交渉成立。
さらにスークをまっすぐ進むと、アレッポ城に出た。特に見る予定はなかったけど、とても立派なお城だ。しばらく外から眺める。そして、もちろん地元の人と一緒に記念撮影。特にそれ以外、スークで欲しいものはなく(基本スークはいつも見るだけで楽しめちゃう)、地元の人とのやり取りを満喫する。
最初のアレッポ石鹸のお店で8スター(最上級)の石鹸を購入。最上級っていってもかなりでかい塊で、85SP(日本円で170円くらい)と格安。
夕食は近くのシャワルマ屋さんでシャワルマと、違うお店でスープ。宿に戻って今後の予定を考える。トルコ、ギリシャ、そして中欧、北欧と結構日数がかかりそうだ。
明日は、いよいよトルコへ移動する(バスに乗れれば)。朝早起きし、バスチケットを買いに行こう。
Go To Aleppo アレッポでもシリアの人は良い人
今日はハマからアレッポへ移動する。
朝ホテルをチェックアウトし、ガラージュ・ブルマンへタクシーで向かう。タクシー料金は、ホテルの人から40SPで十分だと聞いていたので、降りる際に40SPを手渡し立ち去ろうとすると運ちゃんが少ないと言ってきた。
あまりにうるさいので、あと5SPを彼の手のひらに追加。それでも、一向に彼の欲求は満たされない。しばらく騒いでいると、それを見かねて周りの運ちゃん仲間が仲裁に入ってくれ結局45SPで何とかおさまってくれた。
●シリアの人々は旅人に優しい
ガラージュ・ブルマンでアレッポ行きのバスチケットを購入。12時発でハマからアレッポ行きのバスは発車。バスはスムーズで、予定通り2時間弱でアレッポへ到着。
アレッポのガラージュ(バスターミナル)では、バスを降りた瞬間にいつも通りタクシーの運ちゃんが声をかけてくる。ここは、街の中心から10km程離れているので、中心へ行く交通手段が必要だ。すると、客引き真っ最中の運ちゃんの間からするっと地元の人が「あっちにセルビスがあるよ」と教えてくれた。
シリアの人はホントに親切だ。タクシーは商売あがったりだけどね。。
普通の路線バスの形をしたセルビスに乗り、アレッポ市内へ。料金は3人+荷物で35SPと安かった。セルビスを降り、そこからさらに街の中心までしばらく歩く。路上で少しでも地図を見ているとシリアの人は必ず親切心で声をかけてきてくれる(もちろん下心なし)。
●良い宿は足で探す
歩き方に載っているアレッポの安宿は、ほとんどがセクハラ宿で女の子に評判が良くないので、シリアを共にしたヒロ君とはここでお別れ。さあ、今日泊まるところを探さないと。
荷物をあきえに見ててもらい、宿を6,7軒当たる。意外と満室と断られたり、空いていてもそんなに良くなくて1,000SPを超えたりとなかなか見つからない。そしてようやくきれいでダブル一泊750SPの宿を発見。皮肉にも、噂のセクハラ安宿のすぐ近く。。
ガイドブックには載っていない安くて良い宿なんてたくさんあるのだろう。この料金でこの部屋のクオリティは、ここ最近じゃNo1かもしれない。しかもそんなに混んでないし。足で探すって大事。
夕食はレストランで中東料理のディナー。550SPと結構頼んでしまった。さあ、明日はアレッポ市内をゆっくり見て回ろう。
●アレッポの安宿 Alitehad Alarabe Hotel
ということで、ここはおススメ。場所は、歩き方に載っている安宿スプリングフラワーホテルのすぐ近く。アレッポ中心の時計台からだと、スプリングフラワーホテルよりちょっと手前にある。2階のベランダに小さな看板が出ているだけなので、ちょっと分かりづらいかも。
最近改装したばかりの様で設備はきれい。部屋も広く清潔で、ファンやシャワーなど設備も問題なし。快適な宿です。
ダブル1室1泊:750SP