Archives for "メキシコシティ(Mexico City)"
Go to Chile 中米最終日。夜行の飛行機で南米チリへ
今日でいよいよ中米最終日。
チェックアウト準備や、余ったメキシコペソを使い切るためにスーパーに行くなどをしていると、あっという間に空港へ向かう時間に。
●メキシコシティのベニートフワレス空港へ
メキシコシティの地下鉄を乗り継ぎ、日本語訳したら”空港駅”というそのままの名前「AeroPeruto駅」へ。
駅に到着したのは、出発2時間半前。
国際線ということを考えると、以外とギリギリ。
と、地下鉄の駅から外へ出るも、空港がどこか分からない。
約2ヶ月前も、空港から市内へ向かうときはこの駅を使ったはずなのに。
景色に全く見覚えが無い。
辺りを見回すと、何やら飛行場のような建物が大きな道路を挟んで反対側にある。あっち側にどうやって行っていいか、全く分からない。
売店のおばちゃんに道を聞き、30分近くかけて何とか空港へ到着。その名も空港駅のはずなのに、行き方の案内は全くないし、っていうか駅の出口から遠いし。。
●LAN航空は第2ターミナル!?
ようやく、ベニートフワレス空港へ到着。
LAN航空のチェックインカウンターはどこか、インフォメーションのお兄さんに聞いてみる。
「LAN航空は第2ターミナルだよ。ここは第一ターミナル。」
第2ターミナル?そんなのあるのか。メキシコに着いた時はこのターミナルだったし、第2があるなんてノーマークだった。
「分かりました。で、どうやったら第2に行けますか?」
「第2へはバスで行けるよ。」
そうか。よくあるターミナル連絡バスだな。
「1人10ペソでね。」
ん? 有料!? さっき、スーパーで地下鉄乗る以外のお金は使い切っちゃったのに!
仕方なく、手持ちのUS2ドルだけ、メキシコペソに両替し、第2ターミナル行きのバスを探す。
しかし、ものすごく空港内が分かりづらい。聞く人聞く人違うこと言うし(中にはLANは第1だよなんてスタッフも)、案内板もロクなのが無し。そして、フライトの時間も刻々と迫り、残すところ2時間を切ってきた。
何とか、第1ターミナルから第2ターミナルへの有料連絡バスを見つけ(第1ターミナルPerto6か7の外の赤いバスがそれ)、10分程で第2ターミナルへ到着。
急いで、LANのチェックインカウンターへ。
●1時間半のディレイで一息つく
長い列に並び、チェックインをする。
すると、21時10分発のサンティアゴ行きの飛行機が1時間半遅れの22時40分に変更になったとのこと。
移動でバタバタしていたので、搭乗前に一息できる時間ができた。どっちにしろ、サンティアゴ到着は翌朝なので、1時間くらい遅れても問題無し。
メキシコシティの第2ターミナルは空港ラウンジが充実している。免税店でたばこを買い、1時間程ラウンジでゆっくりすることに。
ラウンジ内は広く、無料の飲み物や食べ物が充実している。しかも、さっきまでの地下鉄と違い、ここではVIPなメヒカーナが談笑している。同じメキシコでも雰囲気が全く違う。1回の乗車が20円の地下鉄と、何百ドルもする飛行機。国籍が同じでも、見かける人の階層は明らかに違う。
サンドイッチがおいしかった。
●噂のLANクオリティ
時間になったので、搭乗ゲートへ向かう。
搭乗ゲート前にぱらぱらと人が集まっており、搭乗時間になってもなかなか中に入ろうとしない。スタッフに聞くも、ちょっと待っててと。そして、よく分からないまま搭乗が開始。なんだか、手際が悪い。
そして、搭乗寸前のタラップ付近で、なぜか荷物チェックとパスポートチェック。さらに、「サンティアゴへはどれくらいの期間いる?」とか「なんで2週間もサンティアゴにいるの?」など、今更イミグレ的な検問(そういえば、ここまでメキシコ出国のイミグレは無かった)。
搭乗したらしたで、2人の席がバラバラ。何とか、一緒の席に変更してもらえたけど、これが噂のLANクオリティか。
この先の南米の移動が思いやられる。
機内食はまあまあ。
一路、サンティアゴへ!
かつや
Go to Guadalupe グアダルーペ聖母の大祭
今日は年に一回のお祭り「グアダルーペ聖母の大祭」の日。
●多くの参拝者でごった返すグアダルーペ寺院
国内、国外問わず約10万人の参拝者が訪れると言われるグアダルーペ聖母の大祭を見学しに、グアダルーペ寺院へ行ってみる。
宿の仲間3人(三郎さん、ツルさん、シゲさん)+ウチらで地下鉄に乗り、最寄駅 La Villa Basilica のひとつ手前 Deportivo 18 de Marzo で降り(お祭りの日は最寄駅が閉鎖されるらしいので)、トルタスを食べてからグアダルーペ寺院へ。
お祭り前夜が一番盛り上がるらしく、夜明かし組みが帰る中、グアダルーペ寺院へ向けて人ごみの中を歩いていく。寺院近くの道には、屋台が多く並びお祭りムード満点だ。
いよいよグアダルーペ寺院の敷地に入るという段階で、混雑もピークに。
聖母マリアの絵を背中にしょった参拝者や祭壇に手向けるであろう花を手に持つ参拝者で、入り口へ向かう狭い通路はまるで満員電車のようにごった返す。
ようやく入り口に到着し、敷地内に入ると、民族衣装を着た人たちがそこら中で輪になって踊っている。年に1度の盛大なお祭り。勢いがすさまじい。
しばらく踊りを見学した後に、新聖堂へ。
新聖堂には、褐色の聖母が冬に咲くはずのないバラを咲かせそのバラを包んだという伝説のマントが展示されているらしい。
しかし、人ごみがハンパない。並べど並べど一向に列は進まない。
ツーリストや一般庶民は、新聖堂の入り口付近で祭壇を人目見ようと暑い思いをしながらひたすら待つ中、祭壇の前のスペースでは、優雅にVIPが参拝を行っている。
神の世界にも格差有りか。
一向に列は進まないため、途中で諦め宿へ帰ることに。
○グアダルーペ寺院への行き方
最寄駅は地下鉄のLa Villa Basilica駅。グアダルーペ寺院までは、そこから徒歩5分くらい。ただ、グアダルーペ聖母の大祭の日にはこの駅は封鎖されるらしいので、手前のDeportivo 18 de Marzoから徒歩で行くのがおすすめ。この駅からも徒歩10分位でいけるので、その辺の人に道を聞けば大丈夫。
●寒い冬は鍋に限る
12月のメキシコシティは朝晩冷える。
しかも、夏の暑さをしのぐためか、建物の中は昼間でも寒い。
ということで、今日は宿の皆で鍋をすることに。
味噌仕立てのスープに、鶏肉、白身魚、たっぷりの野菜や豆腐まで、まるで日本にいるかのようなおいしい鍋をいただく。
日本の味が体に染み渡る。
最高のメキシコ最終日でした。
かつや
Museo Nacional de Antropologia メキシコシティの人類学博物館へ
今日は、この日のためにとっておいた人類学博物館へ行く。
●中米の古代文明が集結 人類学博物館
中米に滞在していた間、テオティワカンやティカル遺跡など中米の古代文明はいくつか見に行った。
そして、その締めくくりとしての人類学博物館。
人類学博物館は、アステカやオアハカ、マヤなど、文明ごとにセクションが分かれており、結構な見ごたえがある。
しかも、実際に訪れた地となると余計に興味深い。
太陽の石をはじめとする巨大な石像や、様々なレリーフが施された建物、色鮮やかな壁画など、中米の古代文明のすごさには圧巻。
2時間ほどかけて1階フロア、2階フロアを見学。
博物館に行くのも久しぶりだったこともあり、とても有意義な時間でした。
●外では伝統芸のイベント
人類学博物館を見学し終わり、外の屋台で昼食を選んでいると、何やらお祭りのような音楽が。
音楽の聞こえる方を見てみると、男達が何やら高い棒の周りを踊っている。
そして、踊りを終えるとその高い棒を命綱も無しにするすると登っていく。
高さ15mくらいはありそうな棒のてっぺんに、5人の男達が登り終えると、一人はそのてっぺんに座り、あとの4人はロープを足にくくりつけている。
ロープのセッティングが終わると、4人が座った部分を回転させる。すると、たるんだロープがするすると棒に巻き取られ、巻き取り終わったところで、なんと4人の男達は頭から地上に向けてダイブ。
重力に身を任せ、男達はくるくると回りながら、巻き取られたロープが徐々に伸びていく。
頭を下にロープでつるされた男達はだんだんと地上に近づき、何事も無かったかのように着地。
かなり危険そうに見えるこの芸は(なんて名前か分からないけど)、繰り返し見てしまうくらい面白かった。
記念撮影で20ペソのチップ。
たまたま良い物が見れてラッキー。これ、毎日やってるのかな?
かつや
Back to Mexico City 1ヶ月ちょっとぶりのメキシコシティ
昨日の23時にオアハカを出発した夜行バスは、予定よりちょっと遅れて7時半くらいにメキシコシティのバスターミナルTapoへ到着。
○オアハカからメキシコシティへの行き方
オアハカの2等バスターミナルから、夜行バスが22時くらいから5本くらい出ています。メキシコシティへは所要約7時間。この時期(12月)の夜行バスはかなり冷え込むので、暖かい装備が必須です。っていうか、暖房くらい付けて。。
オアハカからメキシコシティへのバス移動費用:230ペソ(1名)
●久しぶりのペンションアミーゴ
Tapoに隣接する地下鉄の駅から、ペンションアミーゴ最寄の地下鉄の駅まで移動。荷物をペンションアミーゴに預けてあるので、バックパックはいつもより5kgは軽く快適。やっぱりこのくらいコンパクトな荷物量がいい。
ペンションアミーゴに到着すると、結構見慣れた顔ぶれ。そして、中庭の壁画や、年季の入ったキッチンなど、まるで家に帰ってきたようで妙にほっとする。
オアハカからメキシコシティへ移動した夜行バスがかなり過酷だったので、今日は1日宿でゆっくりしよう。
●街はクリスマスムード
今日からここに3泊するので、その分の食料を調達しに近くのウォルマートへ。
1ヶ月前と比べて、街の雰囲気もお店の雰囲気も変わっている。もうすぐ、クリスマス。2010年もあっという間に終わりか~。
宿に戻り、久しぶりの米を炊く。
オアハカの外食も良かったけど、やっぱり日本人は米だな。
かつや
go to Hierve el Agua オアハカ最終日
今日はオアハカ最終日。
メキシコシティ行き2等バスは深夜発なので、それまでは観光へ。
○イエルベ・エルアグアへ
今日向かった先はオアハカ近郊にあるイエルベ・エルアグア。
名前の意味は「沸騰した水」だとか。
実際にはミネラル濃度の高い水が湧き出ており、
その水が長い年月をかけて岩を溶かしつつ流れ落ちながら形成した
「石の滝」と言われる岩山などが見所の場所。
おんぼろバスと乗り合いタクシーを乗り継ぎ約3時間・・
やっと到着。
なんか・・思ったより、水枯れてる??
ガイドブックの写真だとトルコのパムッカレや、グアテマラのセムク・チャンペイを思わせる雰囲気だったんだけど、現実は・・そんなにすごくなく。
でも水の色はエメラルドグリーンできれいだった。
ちょっと良さげに撮った写真。
石の滝のほうが迫力があってよかったです。
本当に滝が石になっちゃったみたいで。圧巻でした。
でも、往復6時間かけて来る意味あるか。と聞かれると正直微妙。。
交通費も1人当たり100ペソと高いし。
もうちょっと安くて近かったら気軽に来れると思うんだけどな。
ミトラ遺跡に行く人だったらいいかも。
ちらっと見にいくはずが、朝ホステル出発→戻ってきたらもう真っ暗。
なんだかんだであっと言う間です。
明日起きたらメキシコシティだー
●イエルベ・エルアグアへの行き方
オアハカ2等バスターミナルより。直通バスは無くなっており、ミトラ経由で向かう。
オアハカ~ミトラ :15ペソ
ミトラ~イエルベ・エルアグア :25ペソ
●イエルベ・エルアグアの入場料 :20ペソ
●宿の前から2等バスターミナルへのタクシー費用 :40ペソ
出発が夜になってしまったので、タクシーを利用。
オアハカは宿から2等バスターミナルまでの距離が結構ある+ターミナル付近に浮浪者も多いので。
あきえ
Go to Tapachula メキシコ国境の街タパチュラへ
今日でいよいよメキシコシティと居心地の良かったペンションアミーゴともお別れ。
最後の朝食争奪戦(無くなり次第終了というシステム)では、ぎりぎり最後の朝食にありつけ、チェックアウトの準備を進める。
●メキシコの快適なOCC2等バス
メキシコシティにはフライトの関係で1か月後にまた戻ってくるので、1か月の間に必要ない荷物はペンションアミーゴに預かってもらうことに。段ボールをもらい荷物の仕分けを終わると、結構な重量になった。持っていく荷物よりも置いていく荷物の方が多いんじゃないかと思うくらい。もしかしたら、この荷物は必要ないものなのだろうか。。
しばらく快適なネット環境がなさそうなので、この先必要そうな情報の調べ事やブログの整理などをし、夕方に宿を出発する。
昨日チケットを買ったOCCバス乗り場まで移動し、バスの時間を待つ。
1等バスと違い、乗り場はメジャーなバスターミナルではなく、2等バス専用の売り場前の道端。1等と比べ移動費用も半額くらいなので、どんなバスが来るのか不安だったが、到着したタパチュラ行きのバスは至って普通の観光バス。
荷物を預けバスに乗り込むと、多少古いが車内はきれいでシートも結構広いタイプ。メキシコシティからタパチュラまでは20時間近い移動だが、なかなか快適に過ごせそうだ。
定刻の16:30にバスは発車。途中、ちょいちょいお客さんを乗せていくが、物騒な感じは全くしない。
出発から4時間程走ったところで、ようやくの30分休憩。屋台のタコスで軽い夕食を取っていると、すぐに発車の時間となった。さっきまで上映していた映画も車内の電気も消え、おやすみモード。
途中、渋滞していた遅れを取り戻すためか、やや急ぎめの運転だが、プロの運転を信頼して今日は久しぶりの夜行バスで就寝。
○メキシコシティからタパチュラまでの行き方
メキシコシティ地下鉄1号線Balbuena駅近くにOCC2等バスチケット売り場兼乗り場有り。16:30発と19時発の1日2本で、タパチュラまでは19時間前後で到着する。2等は危ないなどの情報もあるが、特に危険は感じず料金も1等と比べ安いのでおすすめ。
メキシコシティからタパチュラまでのバス移動費用:450ペソ(1人)
Buy the Bus ticket タパチュラ行きのバスチケットをゲット
中米の都市間移動は中々手ごわい。
宿にある情報ノートや中米事情に詳しい宿泊者から生の情報を聞き、次の目的地グアテマラのアンティグアまでの行き方を決める。
●1等バスか2等バスか
歩き方を見ると基本的には1等バスの情報しかなく、移動費用もそれなりにかかる。1等バスに乗ると、下手したらヨーロッパ並みかそれ以上のバス代がかかってしまうため、せっかく物価の安い国なのにもったいない。
しかし、2等バスは治安が悪いのではという問題がどうしてもひっかかる。
ということで、中米事情に詳しい方と相談した結果、費用を抑え、かつより安全な方法ということでタパチュラまでは2等バス、タパチュラからアンティグアまでは1等バスという移動手段に決定。
早速、タパチュラまでのバスチケットを買いに、2等バスの売り場がある地下鉄1号線Balbuena駅へ行ってみる。
●FYPSAかOCCか
情報ノートの地図を頼りに、Balbuena駅近くのバスオフィスへ行く。
FYPSAとOCCという2つのバス会社が道を挟んで営業している。行き先も同じだし、今のところ比較できるものが料金くらいしかないので、2社を比較した結果、FYPSAが500ペソ、OCCが450ペソと50ペソの開きがあったため、タパチュラ行きは2人あわせて100ペソ安いOCCに決定。
チケットを購入し、宿へ戻る。
戻ってから聞くと、メキシコシティからのOCCバスは、タパチュラの国際バスが発着するターミナルからやや離れたところに到着するらしい。まあ、タクシーで行けば問題ないとのことなので、タクシーが100ペソかからなければOK。
●アミーゴで最後の晩餐
今回のメキシコシティ滞在は、同じ宿の宿泊者に恵まれた。
個性豊かな旅人達は一緒にいてすごく楽しい仲間たち。最後の夜は、思い思い食材を出し合い(ウチらは料理担当)肉パーティ。今まであまり日本人宿には泊まっていなかったが、やはり育った環境が同じというのは言語以上に打ち解ける大きな条件なのかもしれない。
夜遅くまで、他愛もない話で盛り上がる。
いよいよ明日でこの宿、この仲間たちともお別れ。ちょっとさみしいが、旅は一期一会。前へ進もう。
Museo Mural Diego Rivera ディエゴ・リベラ壁画館へ行く
メキシコシティでは、日本人宿ペンションアミーゴに泊まっている。
この宿、建物も古く設備もなかなかボロイのだが、唯一(!?)すごいのが中庭の壁に描かれた絵。この絵は、巨匠ディエゴ・リベラの描いた最高傑作「アラメダ公園の日曜の午後の夢」をパクった壁画なのだ。
当初、壁画の中に「神は存在しない」とリベラが書き話題になったことで有名なこの絵が、近くの美術館で見ることができるというのでこれは見ておかねば。
早速、Hidalgo駅近くのディエゴ・リベラ壁画館まで歩いて行ってみる。
●しばし傑作に見入る
途中、行き先表示の看板があさっての方向を向いていたため、若干迷ったが歩き方に書かれているような強盗被害もなく無事到着。
博物館の外では、地元の人達がチェスを楽しんでいたり、平和な雰囲気。
エントランスを通り、美術館の中へ入ると、すぐ右手に壁画が展示されている部屋がある。しかし、「まずはその他の作品を見て、最後にここに来なさい」と係員に壁画の部屋に入るのを止められ、仕方なく1階、2階とリベラの作品を見てその作風など雰囲気を掴むところから始める。
すると、2階からは1階に展示されている壁画が一望できる場所があり、まずは遠いところから壁画の全体像を見ることができた。ぶっちゃけ、他の作品はそこまで…な感じなので、すぐに1階に降り間近でリベラの最高傑作を見てみる。
壁画の横幅は非常に広く、ダイナミックに活き活きとメキシコの著名人が描かれている。時代背景や書かれている人物など正直詳しくは分からないが、その巨大な壁画に圧倒され、部屋に用意されているソファーでしばらく壁画をゆったりと眺めてしまった。
中央のガイコツの婦人が絵全体のアクセントになっていて、広い壁面を存分に活かしたとても素敵な作品だ。
入場費用:S割引で無料
●パスタパーティ
宿に戻ると、皆でパスタを食べようとお誘い頂いた。いわゆるシェア飯と違い、皆で食材をもちよりその材料でできる夕食を作るのは一体感があっていい。旅人は時に孤独。帰属意識という人間の欲求を感じる。
そんな良い仲間たちが集う日本人宿ペンションアミーゴは実に快適(最初にボロイとか書いたけど…)。そして、本物のディエゴ・リベラを見た後に、中庭の壁画を見るとこれまた忠実に再現されていることに感心する。描かれている人物の顔はオリジナルとは全く違うらしいが。。
ということで、当初2泊3日予定だったメキシコ滞在はまだまだ続く。
VIVA TEPITO メキシコシティの問屋街ティピートへ
今日はメキシコシティの問屋街ティピートへ行く。
ティピートには様々なお店が軒を連ね、安く色々な物が買えるというエリアだが、治安の悪いエリアでもあるらしい。普段からよく通っている人からするとそうでもないらしいので、ティピートに詳しい方をガイドに同じ宿の宿泊者達とティピートツアーに出かける。
●活気あふれるティピート
宿近くからローカルバスに乗り、ティピートへ向かう。
ペンションアミーゴからは30分もかからない時間でティピートへ到着。日中はそこまで治安は悪くないとのことだが、念のため万全の注意をしながら問屋街を散策する。
観光客こそ少ないが、ティピートは買い物を楽しむ人々で溢れかえり、一見すると観光地のような盛り上がりを見せている。通りの脇にはTシャツやバッグなど衣料品を扱うお店や、フルーツや軽食など食べ物を扱うお店など楽しい雰囲気。
さらにツアーご一行はティピートを中に進む。中に入るにつれ、品揃えが変わってくる。特にこのエリアの売れ筋はクローンDVDと書かれた、いわゆるコピーCDやDVD。有名アーティストのCDや映画DVD、ゲームソフトなどがうず高く積まれ、日本円にして数十円という破格で販売されている。
CDやDVDは特に目的ではなかったため、見物だけし、さらに奥へ進む。
今回ティピートに来た目的は、タバコを買うこと。到着したタバコ屋さんでは、1カートン65ペソ(約450円)というこれまた破格でタバコが販売されており、初めて見るWinという銘柄を購入。カナダで買った一番安いタバコが1箱1,000円(カートンじゃなくて、たったの1箱ね)したのがウソのようだ。
その後、大きなタコスを食べたり、メンバーそれぞれの欲しい品を買ったりし、ティピートを後にする。あきえが欲しかったTシャツは、めぼしいものがなく断念。
特にスリなどの被害にあうこともなく、ティピートを楽しむことができた。ちなみに、お店が一斉に閉まる火曜日は特に危険らしいので、訪れる曜日は気を付けましょう。
In Mexico City 起きたら午後のメキシコシティ
昨日の夜は、仲間の一大事ということで明け方まで起きていた。
無料の宿の朝食を楽しみにベッドに入ったのだが、目が覚めたらもう午後。。時間が経つのってあっという間。
●旅のプランニングとウォルマート
特に、今日どこかに行く予定はなかったので、今後の中米の予定を午後の時間を使いプランニング。先進国や観光国と違い、中米の移動は結構難易度が高く、ルートを考えるだけでも一苦労。
一旦、次のOne Worldのフライトまでの日程をざっくり考え、恒例のウォルマートへお買いものへ出かける。
この辺りでは、ウォルマートは高級スーパーらしく、確かに周りを見てみると客層がリッチな気がする。まず、広い駐車場にはいつも車が一杯。1個5ペソ(約35円)のタコスをいくら売っても、立派なアメ車は買えないだろう。そして、家族連れの服が違う。地下鉄の中で夜遅くまで物売りをしている子供もいる国なのに、ここにいる子供はとても綺麗な服を着ている。
どちらも日本だったら普通の光景なのに、途上国にいると色々と考えさせられてしまう。
生まれてしまった格差は、いつか挽回できるのだろうか。
ちょっとしたスーパーへの買い物も、世界一周の旅では貴重な体験となる。
とは言っても、ただスーパーで買い物をしただけの一日でした。