Archives for "ナイアガラフォールズ(Niagara Falls)"
Comeback NY ニューヨークへ再び
今日は一日かけてニューヨークへ戻る。
●アムトラックは快適だけど遠い。。
ちょっと早めに宿をチェックアウトし、カナダ側のナイアガラフォールズ駅へ。電車の時間まで30分以上ある。
荷物のタグやアメリカの入国フォームに記入をしている間に、定刻の出発時間10:30に。ただ、ボーディングのアナウンスも特になく、乗客も待合室から一向に動こうとはしない。しばらくすると、10:55に到着しますとアナウンスが。トロントからはるばる来る電車なだけに、多少のディレイは仕方ない。また、しばらく待ち10:55。
あと10分で到着します。
またか。また、10分待つ。
あと5分で到着します。
まあ、そのうち来るだろう。
もちろんその5分後にも電車が来ることはなく、結局それからアナウンスもないまま、電車は11:30にようやく到着。いったい、あと5分という情報はどこから手に入れたのだろう。待ち合わせに遅れる人の電話じゃないんだから。
電車に乗り、5分程でアメリカ入国。アムトラックでのカナダ入国時と同様にパスポートコントロールの係員が乗り込んでくる。今回は、長い質問と共にアメリカを離れる航空券のチケットを見せろと指示された。持っていたワンワールドのeチケットはメキシコ行きの日程を変更する前のものだったが、問題なく審査をパス。晴れてアメリカ再入国完了。
それから電車に揺られること10時間ちょっと。22時にようやくニューヨーク PENNステーションに到着。アムトラックは快適だけど、やっぱり遠い。。
●エリスちゃんと再会
ナイアガラフォールズに行く前にニューヨークで泊めてもらったエリスちゃんが、またしても泊めてくれるというのでお言葉に甘えてクイーンズにあるエリスちゃん宅へ。
愛猫のシロ、エリスちゃんの彼氏にも出迎えられ、今日からまた2泊お世話になる。
ちなみに、ナイアガラの滝だったら電車と同じく50ドルくらいで飛行機が飛んでるらしい。飛行時間は40分だって。。
エリスちゃんの彼氏、なんでこの間はいなかったのさ。
今日は一日移動で終了。明日はニューヨークの街を見に行く。
In Niagara Falls ナイアガラの滝に打たれる
今日はナイアガラの滝を見に行く。
●ナイアガラの滝はやっぱり巨大
泊まっている宿からナイアガラの滝へは川沿いに徒歩で行く。その川は崖の下を流れており、長い年月をかけて豊富な水がここまで川を深く掘り下げたのかと考えると、これから見るナイアガラの滝への期待も膨らむ。宿から歩いていくこと約30分。向こうの方に水蒸気のようなものが空に向かって上がっていくのが見える。
さらに近づいていくと見えてきた。落差何十メートルの巨大な滝ナイアガラフォールズだ。川を隔ててカナダとアメリカを結ぶレインボーブリッジの向こうにはまずアメリカ川のナイアガラの滝。そして、その向こうにはカナダ側の巨大なナイアガラの滝が。ものすごい音と水しぶきを上げながら豊富に流れる川の水が滝壺へ吸い込まれていく光景はこの世のものとは思えない程ダイナミックだ。
もうもうと上がる水蒸気がまぶしい太陽に照らされ、秋晴れのナイアガラの滝はまさしく壮観。
●霧の乙女号に乗る
日本語訳はいまいちだが、滝壺ぎりぎりまで船で行くという「霧の乙女号」はナイアガラの滝人気No.1のアトラクションらしい。そこで、早速チケットを購入し乗ってみることに。
入場ゲートをくぐり、途中エレベーターもはさみながら長い通路を進んでいく。夏のシーズンなどここは長蛇の列になるのだろう。幸いにも、この時期はもうすぐシーズンオフなだけあって、すぐに船に乗ることができた。
入口で渡されたカッパを着こみ、いよいよ船はナイアガラの滝に向かって出発。どれほど濡れるのかちょっと心配。
さっきまで遠くに見えていたナイアガラの滝が轟音と共に徐々に近づいてくる。上から見下ろす景色は美しいが、近くにそれも真下のそばまでくるとそんな繊細な感覚ではなくなってくる。膨大な水が何十メートルと流れ落ちるエネルギーはものすごく、そのエネルギーが音や水しぶきとなって全身にぶつかってくる。もっと近づいてほしかったが、船は安全な距離を保ちしばしフォトストップ。
思ったよりも濡れることはなかったが、ナイアガラの滝を近くで感じることが出来たのは貴重な体験だった。
○霧の乙女号 乗船費用:15.6CAD(1人)
●午後はナイアガラの滝にさらに近づく
カナダ側で最もよく滝が見えるテーブルロックまで行き、その後はアメリカ側からナイアガラの滝を見てみる。
川にかかったレインボーブリッジを渡るともうそこはアメリカ。このところカナダ、アメリカを行ったり来たりだ。前回、アメリカへの入国が厳しかっただけに覚悟をしていたが、簡単なパスポートチェックとちゃらい審査官と会話のやり取りをしただけでアメリカへの入国が完了。空港と比べるとかなりユルい雰囲気に若干拍子抜け。
アメリカ側人気No.1のナイアガラポイントは、風の洞窟ツアー。
ツアーといってもガイドが団体を引き連れていく訳ではなく、滝壺のすぐそばに作られた専用の遊歩道を勝手に歩いていくというものだ。早速、入口でもらったカッパとサンダルに着替え、専用のエレベーターから滝壺コースへ降りていく。
カナダ側の滝と違い、崖を伝うように降りてくるアメリカ側の滝とはいえ、近づくとその勢いはものすごい。簡単なカッパではその水から身を守れず、すぐに色々な箇所から服へ浸水が始まる。それでも、ナイアガラの滝の真下まで行けるという体験は滅多に無いはず。
全身ずぶ濡れも顧みず、滝の真下まで突入。
バケツをひっくり返したようという表現では全く足りない水の勢い。そりゃそうか。あまりの楽しさに一眼レフをずぶ濡れにしながらも滝の写真を撮りまくるつわもののおじさんと一緒に至近距離でのナイアガラフォト。
あっという間に規定の時間と、規定の寒さに達し、地上へ引き返す。
現実に引き戻されると同時に、ナイアガラの秋の冷たい風が全身を包んでいることに気づきだす。
○風の洞窟ツアー 入場費用:11CAD(1人)
明日は、また一日かけてNYへ戻る。
Go to Niagara Falls 再びカナダへ!
今日はニューヨークからナイアガラフォールズ カナダ側へ移動する。
電車の出発時間は7時15分。30分前までには来てねと言われていたので、皆がまだ寝静まる5時に起床。昨日も寝るのは遅かったし、今日も仕事なので起きてきた猫のシロ(Shiro)だけにさよならを伝え、5時半にはエリスちゃん宅を出る。
スモールワールド。3人とはきっとどこかでまた会える。
●快適!アムトラック
6時半にはPENNステーションに到着し、ゲートが開くのを待つ。
出発ゲートの前には続々と列が伸びていき、出発15分前にようやくゲートオープン。パスポートチェックの後、電車へ乗り込む。久しぶりの長距離列車。普段の狭い飛行機やバスの座席と違ってやっぱり電車のシートは広くて快適。アメリカ人の体系を考慮してか日本の新幹線より一回り大きいシートは何時間でも乗ってられそうだ。WiFiは飛んでないけど、席に電源は付いてるし。
紅葉のきれいな景色を車窓から眺めつつ、快適なアムトラックを楽しむ。しかし、遠い。
●電車の中でパスポートコントロール
ようやく16時過ぎにアメリカ側のナイアガラフォールズ駅へ到着。カナダ側のナイアガラフォールズもすぐ近く。ということで、もうすぐ到着かと思ったが、アメリカとカナダの国境の川を渡り、カナダ側のナイアガラフォールズ駅に電車が停車してからがまた長い。
それは、長いアムトラックに乗っている全員を端からパスポートコントロールしていくからだ。停車中の電車に乗り込んできたカナダの税関は乗客を順番に入国審査を行っていく。質問は相変わらず多いが、無難にこなし無事カナダへの再入国が完了。その後も、1時間程電車の中で全員が終わるのを待ち、ようやく電車から降りることができたのはもう夕方。
そこから予約した宿へ歩いていく。
○ニューヨークからナイアガラの滝への行き方
ニューヨークのペンシルバニア駅からナイアガラの滝行きのアムトラックが出ています。カナダ側のナイアガラフォールズ駅へ行くには、行きも帰りも1日1本なので、前日にチケットを購入しておくのが賢明。
ニューヨークからナイアガラの滝へ電車移動費用:片道1人56ドル
●今日は移動で終了
カナダといえば木のマークのHI系ホステル。これまでずっと快適だったので、今日もナイアガラフォールズのHIに泊まる。
早速、チェックインし一息ついてからキッチンで夕食の準備。自分の米を料理に使ってもいいよと言ってくれる日本好きの優しい元K-1選手がいたり(KIDとも2回対戦したって言ってた)、他にもシーズンオフのナイアガラはゆったりとした雰囲気でなかなか過ごしやすい。
今日は移動だけで終わってしまった。明日いよいよナイアガラの滝を見に行く。
●ナイアガラフォールズの安宿「HI – Niagara Falls」
カナダ側のナイアガラフォールズ駅から歩いて5分くらいとかなり近い。ナイアガラの滝までも歩いて30分くらいでレインボーブリッジまで行けるので、ロケーションがかなり良いナイアガラの滝周辺の安宿。
キッチンや共有スペースも広く、無料のWiFiやネットにつながった無料PC、無料コーヒーなどサービスも問題無し。ドミの部屋が若干狭く、部屋はほぼ寝るだけスペースだが、共有の水回り設備もきれいで快適。
さすがカナダのHI系ホステルは期待を裏切らない。
宿泊費用:ドミ1泊1名 25CAD(税別)