Posted by Katsuya on 15th 10月 2010

In Niagara Falls ナイアガラの滝に打たれる

ナイアガラの滝はやっぱりすごい。滝にのまれそうな船が霧の乙女号

今日はナイアガラの滝を見に行く。

●ナイアガラの滝はやっぱり巨大

泊まっている宿からナイアガラの滝へは川沿いに徒歩で行く。その川は崖の下を流れており、長い年月をかけて豊富な水がここまで川を深く掘り下げたのかと考えると、これから見るナイアガラの滝への期待も膨らむ。宿から歩いていくこと約30分。向こうの方に水蒸気のようなものが空に向かって上がっていくのが見える。

さらに近づいていくと見えてきた。落差何十メートルの巨大な滝ナイアガラフォールズだ。川を隔ててカナダとアメリカを結ぶレインボーブリッジの向こうにはまずアメリカ川のナイアガラの滝。そして、その向こうにはカナダ側の巨大なナイアガラの滝が。ものすごい音と水しぶきを上げながら豊富に流れる川の水が滝壺へ吸い込まれていく光景はこの世のものとは思えない程ダイナミックだ。

もうもうと上がる水蒸気がまぶしい太陽に照らされ、秋晴れのナイアガラの滝はまさしく壮観。

●霧の乙女号に乗る

日本語訳はいまいちだが、滝壺ぎりぎりまで船で行くという「霧の乙女号」はナイアガラの滝人気No.1のアトラクションらしい。そこで、早速チケットを購入し乗ってみることに。

入場ゲートをくぐり、途中エレベーターもはさみながら長い通路を進んでいく。夏のシーズンなどここは長蛇の列になるのだろう。幸いにも、この時期はもうすぐシーズンオフなだけあって、すぐに船に乗ることができた。

入口で渡されたカッパを着こみ、いよいよ船はナイアガラの滝に向かって出発。どれほど濡れるのかちょっと心配。

さっきまで遠くに見えていたナイアガラの滝が轟音と共に徐々に近づいてくる。上から見下ろす景色は美しいが、近くにそれも真下のそばまでくるとそんな繊細な感覚ではなくなってくる。膨大な水が何十メートルと流れ落ちるエネルギーはものすごく、そのエネルギーが音や水しぶきとなって全身にぶつかってくる。もっと近づいてほしかったが、船は安全な距離を保ちしばしフォトストップ。

思ったよりも濡れることはなかったが、ナイアガラの滝を近くで感じることが出来たのは貴重な体験だった。

○霧の乙女号 乗船費用:15.6CAD(1人)

●午後はナイアガラの滝にさらに近づく

まさに全身で感じるナイアガラの滝@風の洞窟ツアー

カナダ側で最もよく滝が見えるテーブルロックまで行き、その後はアメリカ側からナイアガラの滝を見てみる。

川にかかったレインボーブリッジを渡るともうそこはアメリカ。このところカナダ、アメリカを行ったり来たりだ。前回、アメリカへの入国が厳しかっただけに覚悟をしていたが、簡単なパスポートチェックとちゃらい審査官と会話のやり取りをしただけでアメリカへの入国が完了。空港と比べるとかなりユルい雰囲気に若干拍子抜け。

アメリカ側人気No.1のナイアガラポイントは、風の洞窟ツアー。

ツアーといってもガイドが団体を引き連れていく訳ではなく、滝壺のすぐそばに作られた専用の遊歩道を勝手に歩いていくというものだ。早速、入口でもらったカッパとサンダルに着替え、専用のエレベーターから滝壺コースへ降りていく。

カナダ側の滝と違い、崖を伝うように降りてくるアメリカ側の滝とはいえ、近づくとその勢いはものすごい。簡単なカッパではその水から身を守れず、すぐに色々な箇所から服へ浸水が始まる。それでも、ナイアガラの滝の真下まで行けるという体験は滅多に無いはず。

全身ずぶ濡れも顧みず、滝の真下まで突入。

バケツをひっくり返したようという表現では全く足りない水の勢い。そりゃそうか。あまりの楽しさに一眼レフをずぶ濡れにしながらも滝の写真を撮りまくるつわもののおじさんと一緒に至近距離でのナイアガラフォト。

あっという間に規定の時間と、規定の寒さに達し、地上へ引き返す。

現実に引き戻されると同時に、ナイアガラの秋の冷たい風が全身を包んでいることに気づきだす。

○風の洞窟ツアー 入場費用:11CAD(1人)

明日は、また一日かけてNYへ戻る。

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