Archives for "028_カナダ(Canada)"

Posted by Katsuya on 16th 10月 2010

Comeback NY ニューヨークへ再び

ナイアガラフォールズ駅にやっと到着したアムトラック

今日は一日かけてニューヨークへ戻る。

●アムトラックは快適だけど遠い。。

ちょっと早めに宿をチェックアウトし、カナダ側のナイアガラフォールズ駅へ。電車の時間まで30分以上ある。

荷物のタグやアメリカの入国フォームに記入をしている間に、定刻の出発時間10:30に。ただ、ボーディングのアナウンスも特になく、乗客も待合室から一向に動こうとはしない。しばらくすると、10:55に到着しますとアナウンスが。トロントからはるばる来る電車なだけに、多少のディレイは仕方ない。また、しばらく待ち10:55。

あと10分で到着します。

またか。また、10分待つ。

あと5分で到着します。

まあ、そのうち来るだろう。

もちろんその5分後にも電車が来ることはなく、結局それからアナウンスもないまま、電車は11:30にようやく到着。いったい、あと5分という情報はどこから手に入れたのだろう。待ち合わせに遅れる人の電話じゃないんだから。

電車に乗り、5分程でアメリカ入国。アムトラックでのカナダ入国時と同様にパスポートコントロールの係員が乗り込んでくる。今回は、長い質問と共にアメリカを離れる航空券のチケットを見せろと指示された。持っていたワンワールドのeチケットはメキシコ行きの日程を変更する前のものだったが、問題なく審査をパス。晴れてアメリカ再入国完了。

それから電車に揺られること10時間ちょっと。22時にようやくニューヨーク PENNステーションに到着。アムトラックは快適だけど、やっぱり遠い。。

●エリスちゃんと再会

ナイアガラフォールズに行く前にニューヨークで泊めてもらったエリスちゃんが、またしても泊めてくれるというのでお言葉に甘えてクイーンズにあるエリスちゃん宅へ。

愛猫のシロ、エリスちゃんの彼氏にも出迎えられ、今日からまた2泊お世話になる。

ちなみに、ナイアガラの滝だったら電車と同じく50ドルくらいで飛行機が飛んでるらしい。飛行時間は40分だって。。

エリスちゃんの彼氏、なんでこの間はいなかったのさ。

今日は一日移動で終了。明日はニューヨークの街を見に行く。

Posted by Katsuya on 15th 10月 2010

In Niagara Falls ナイアガラの滝に打たれる

ナイアガラの滝はやっぱりすごい。滝にのまれそうな船が霧の乙女号

今日はナイアガラの滝を見に行く。

●ナイアガラの滝はやっぱり巨大

泊まっている宿からナイアガラの滝へは川沿いに徒歩で行く。その川は崖の下を流れており、長い年月をかけて豊富な水がここまで川を深く掘り下げたのかと考えると、これから見るナイアガラの滝への期待も膨らむ。宿から歩いていくこと約30分。向こうの方に水蒸気のようなものが空に向かって上がっていくのが見える。

さらに近づいていくと見えてきた。落差何十メートルの巨大な滝ナイアガラフォールズだ。川を隔ててカナダとアメリカを結ぶレインボーブリッジの向こうにはまずアメリカ川のナイアガラの滝。そして、その向こうにはカナダ側の巨大なナイアガラの滝が。ものすごい音と水しぶきを上げながら豊富に流れる川の水が滝壺へ吸い込まれていく光景はこの世のものとは思えない程ダイナミックだ。

もうもうと上がる水蒸気がまぶしい太陽に照らされ、秋晴れのナイアガラの滝はまさしく壮観。

●霧の乙女号に乗る

日本語訳はいまいちだが、滝壺ぎりぎりまで船で行くという「霧の乙女号」はナイアガラの滝人気No.1のアトラクションらしい。そこで、早速チケットを購入し乗ってみることに。

入場ゲートをくぐり、途中エレベーターもはさみながら長い通路を進んでいく。夏のシーズンなどここは長蛇の列になるのだろう。幸いにも、この時期はもうすぐシーズンオフなだけあって、すぐに船に乗ることができた。

入口で渡されたカッパを着こみ、いよいよ船はナイアガラの滝に向かって出発。どれほど濡れるのかちょっと心配。

さっきまで遠くに見えていたナイアガラの滝が轟音と共に徐々に近づいてくる。上から見下ろす景色は美しいが、近くにそれも真下のそばまでくるとそんな繊細な感覚ではなくなってくる。膨大な水が何十メートルと流れ落ちるエネルギーはものすごく、そのエネルギーが音や水しぶきとなって全身にぶつかってくる。もっと近づいてほしかったが、船は安全な距離を保ちしばしフォトストップ。

思ったよりも濡れることはなかったが、ナイアガラの滝を近くで感じることが出来たのは貴重な体験だった。

○霧の乙女号 乗船費用:15.6CAD(1人)

●午後はナイアガラの滝にさらに近づく

まさに全身で感じるナイアガラの滝@風の洞窟ツアー

カナダ側で最もよく滝が見えるテーブルロックまで行き、その後はアメリカ側からナイアガラの滝を見てみる。

川にかかったレインボーブリッジを渡るともうそこはアメリカ。このところカナダ、アメリカを行ったり来たりだ。前回、アメリカへの入国が厳しかっただけに覚悟をしていたが、簡単なパスポートチェックとちゃらい審査官と会話のやり取りをしただけでアメリカへの入国が完了。空港と比べるとかなりユルい雰囲気に若干拍子抜け。

アメリカ側人気No.1のナイアガラポイントは、風の洞窟ツアー。

ツアーといってもガイドが団体を引き連れていく訳ではなく、滝壺のすぐそばに作られた専用の遊歩道を勝手に歩いていくというものだ。早速、入口でもらったカッパとサンダルに着替え、専用のエレベーターから滝壺コースへ降りていく。

カナダ側の滝と違い、崖を伝うように降りてくるアメリカ側の滝とはいえ、近づくとその勢いはものすごい。簡単なカッパではその水から身を守れず、すぐに色々な箇所から服へ浸水が始まる。それでも、ナイアガラの滝の真下まで行けるという体験は滅多に無いはず。

全身ずぶ濡れも顧みず、滝の真下まで突入。

バケツをひっくり返したようという表現では全く足りない水の勢い。そりゃそうか。あまりの楽しさに一眼レフをずぶ濡れにしながらも滝の写真を撮りまくるつわもののおじさんと一緒に至近距離でのナイアガラフォト。

あっという間に規定の時間と、規定の寒さに達し、地上へ引き返す。

現実に引き戻されると同時に、ナイアガラの秋の冷たい風が全身を包んでいることに気づきだす。

○風の洞窟ツアー 入場費用:11CAD(1人)

明日は、また一日かけてNYへ戻る。

Posted by Katsuya on 14th 10月 2010

Go to Niagara Falls 再びカナダへ!

大自然の中を走るアムトラックの車窓から。紅葉が美しい

今日はニューヨークからナイアガラフォールズ カナダ側へ移動する。

電車の出発時間は7時15分。30分前までには来てねと言われていたので、皆がまだ寝静まる5時に起床。昨日も寝るのは遅かったし、今日も仕事なので起きてきた猫のシロ(Shiro)だけにさよならを伝え、5時半にはエリスちゃん宅を出る。

スモールワールド。3人とはきっとどこかでまた会える。

●快適!アムトラック

6時半にはPENNステーションに到着し、ゲートが開くのを待つ。

出発ゲートの前には続々と列が伸びていき、出発15分前にようやくゲートオープン。パスポートチェックの後、電車へ乗り込む。久しぶりの長距離列車。普段の狭い飛行機やバスの座席と違ってやっぱり電車のシートは広くて快適。アメリカ人の体系を考慮してか日本の新幹線より一回り大きいシートは何時間でも乗ってられそうだ。WiFiは飛んでないけど、席に電源は付いてるし。

紅葉のきれいな景色を車窓から眺めつつ、快適なアムトラックを楽しむ。しかし、遠い。

●電車の中でパスポートコントロール

ようやく16時過ぎにアメリカ側のナイアガラフォールズ駅へ到着。カナダ側のナイアガラフォールズもすぐ近く。ということで、もうすぐ到着かと思ったが、アメリカとカナダの国境の川を渡り、カナダ側のナイアガラフォールズ駅に電車が停車してからがまた長い。

それは、長いアムトラックに乗っている全員を端からパスポートコントロールしていくからだ。停車中の電車に乗り込んできたカナダの税関は乗客を順番に入国審査を行っていく。質問は相変わらず多いが、無難にこなし無事カナダへの再入国が完了。その後も、1時間程電車の中で全員が終わるのを待ち、ようやく電車から降りることができたのはもう夕方。

そこから予約した宿へ歩いていく。

○ニューヨークからナイアガラの滝への行き方

ニューヨークのペンシルバニア駅からナイアガラの滝行きのアムトラックが出ています。カナダ側のナイアガラフォールズ駅へ行くには、行きも帰りも1日1本なので、前日にチケットを購入しておくのが賢明。

ニューヨークからナイアガラの滝へ電車移動費用:片道1人56ドル

●今日は移動で終了

カナダといえば木のマークのHI系ホステル。これまでずっと快適だったので、今日もナイアガラフォールズのHIに泊まる。

早速、チェックインし一息ついてからキッチンで夕食の準備。自分の米を料理に使ってもいいよと言ってくれる日本好きの優しい元K-1選手がいたり(KIDとも2回対戦したって言ってた)、他にもシーズンオフのナイアガラはゆったりとした雰囲気でなかなか過ごしやすい。

今日は移動だけで終わってしまった。明日いよいよナイアガラの滝を見に行く。

●ナイアガラフォールズの安宿「HI – Niagara Falls」

ナイアガラのHI「HI - Niagara Falls」もなかなかいけてる

カナダ側のナイアガラフォールズ駅から歩いて5分くらいとかなり近い。ナイアガラの滝までも歩いて30分くらいでレインボーブリッジまで行けるので、ロケーションがかなり良いナイアガラの滝周辺の安宿。

キッチンや共有スペースも広く、無料のWiFiやネットにつながった無料PC、無料コーヒーなどサービスも問題無し。ドミの部屋が若干狭く、部屋はほぼ寝るだけスペースだが、共有の水回り設備もきれいで快適。

さすがカナダのHI系ホステルは期待を裏切らない。

宿泊費用:ドミ1泊1名 25CAD(税別)

Posted by Katsuya on 11th 10月 2010

Go to dallas アメリカ入国!

ダラスFort Worth空港最寄の駅。何もないうえ、電車2時間待ち

カルガリー空港で1時間程睡眠をとり、フライト2時間前の朝5時にチェックイン。

セルフチェックイン機でチェックインすると、またしても搭乗券ではなく、unableなんちゃらと書かれたドキュメントが印刷されてきた。嫌な予感。。

●アメリカ入国にはやはり厳しいチェックが

急いでカウンターへ聞きに行くと、今回はノーシートではなくESTAの登録の有無を確認するためだった。良かった。

以前登録したESTAの登録完了画面をiPadに表示し、カウンターのお姉さんにパス。iPadの画面から登録番号を確認し、無事ボーディングパスが発見された。すんなりと画面の拡大やスライドなどiPadを操作するしぐさを見ていると、iPhoneユーザーだろうか。もはや世界標準となったiPhoneのユーザーインターフェースにちょっと感心。

いつものようにチェックインカウンターではバックパックを預けず、荷物を持ったままアメリカ行き専用のパスポートコントロールへ進む。入出国の用紙を記入し、審査官の元へ。このところ、審査官にはなぜかたくさん質問をされるが、カナダ出国(アメリカ入国)でも同様だった。アメリカではどこに泊まるのか、アメリカの次はどこへ行くのか、いつ日本に帰るのかなど、その他様々な質問をされ、最後に両手の全ての指と顔写真を採取され無事イミグレを通過。

ここでようやくバックパックを預かってもらえた。アメリカ入国を拒否される可能性もあるので、荷物預かりはパスポートコントロールの後なのだろう。

続いて、セキュリティチェック。手荷物のX線や金属探知のゲートなど設備はいつもと同様なのだが、かなりチェックが徹底している。手荷物は何度も何度もX線を行ったり来たりし、バッグの中身を全部出さされている人もいた。2時間前にはチェックインカウンターに並んでいたが、セキュリティチェックに並ぶ間に残すところ30分とフライトまでの時間が迫ってきた。それでも、列はなかなか進まない。

ようやく順番が回ってきて、手荷物のチェックと金属ゲートをくぐり、さらにCTスキャンのような全身スキャンを撮られ無事チェックをパス。急いで免税店でタバコを買い、搭乗ゲートへ歩いていく。空港のアナウンスで早く来てねと名前を呼ばれつつも、何とかぎりぎり間に合った。チェックインカウンターには2時間前からチェックイン開始と書いてあったが、2時間だと結構ぎりぎり。

●移動するだけで一苦労のダラス

カナダのカルガリー空港を7時に出発したAmericanAirlineの飛行機は、現地時間11:45にダラスFort Worth空港へ到着。第29か国目アメリカ合衆国へ上陸!

昨日予約したホステルへ向かうため、行き方を確認する。空港からバスに乗り、電車に乗り換えればすぐに着きそうだ。まずは最初の目的TRE(電車)の駅を目指す。

ダラスFort Worth空港からは無料のシャトルバスが出ているため、シャトルバスに乗りまずは中継地点であるSouth Remote Parkingへ。空港の駐車場だが、空港からは結構離れている。

空港の駐車場でTREの駅行きバスを待ち、ようやく到着したバスに乗車。駐車場から最寄の駅まで、これまた結構離れている。ようやく最寄のTREの駅に到着し、これであとは電車に乗れば2駅で宿最寄の駅だ。

駅の券売機でチケットを買い、ホームにある時刻表を見る。今は12時45分。12時代の電車はもう行ってしまった後だ。次の電車は…、14時半。。ダラス、電車なさすぎ。。

●宿でも待ち時間

駅周辺には屋台のホットドック屋が一つあるのみで、見渡す限り何もない。駅にある自販機は全て現金を投入する部分が壊されている。何もないプラットフォームでとにかく待つしかないか。。

10月のダラスは思いのほか暑い。カルガリーから移動してきたからかもしれないが、Tシャツ一枚でも日向にいると汗をかくくらいだ。1.5ドルのホットドックは簡単なものだが、アメリカを感じさせる味付けで結構いける。

ホームには徐々に人が集まってきた。乗る方面を間違ったら命とりなので何度も方向を確認し、目的のダラス方面の電車がようやく到着。市内行きの電車なのに2階建ての車両が長く連なったやけに大げさな列車に少し不安になりながらも、乗車した電車は2駅で目的の駅へ到着。

駅から徒歩で移動し、宿に到着すると閉ざされたエントランスには張り紙が。人の気配が一切無い、一軒家風の安宿にまたしても不安に。張り紙に書いてあった番号に電話すると15分待って!と。普段、宿にスタッフは常駐していないのだろうか。

電話してから約30分。ようやくスタッフが到着。昨日、今日と移動と待ち時間ばかり。。

●それでも物価は安いダラス

これだけ買っても1人400~500円。アメリカ意外と安い

一息入れた後、ご飯を食べに外へ出る。スタッフお勧めのステーキハウスは残念ながらCLOSEだったので、スーパーで食材を調達することに。

意外と物価の高かったカナダと比べると、ダラスの物価は安い。大型スーパーだからかもしれないが、今日の夕食、明日の朝、昼と食材を山ほど買っても日本円換算で1,000円くらい。輸出企業はじめ日本の経済にとってはマイナスだが、円高米ドル安の恩恵をひしひしと感じる。

ということで、宿のキッチンで豪華なディナー(って言っても1人500円にも満たない)を作りテキサスのサーロインステーキを堪能。

明日は午前中の便でニューヨークへ移動する。

●ダラスの安宿「Dallas Irving Backpackers Stop」

ダラスFort Worth空港からも、ダウンタウンからも近く(電車の本数は少ないけど。。)、最寄のSouth Irving駅や近くの大型スーパーからも歩ける距離なのでもろ車社会のダラスでは便利な安宿。

一軒家に少し手を加えた感じのホステルなので、リビングスペースやキッチンは立派。ベッド数も少ないため、共有スペースが混むこともなくゆったりと使える。無料WiFiや無料のPCもあり、不安になる外観とは異なり快適な安宿。

4ベッドドミ1泊1名:25.56USD

Posted by Katsuya on 10th 10月 2010

Go to Calgary Air Port カルガリー空港で夜明かし

バンフのバスディーポからグレイハウンドバスでカルガリーへ戻る

今日はバンフからカルガリーに戻り、明日の早朝のフライトに備えカルガリー空港へ向かう。

●車社会のカナダは空港へ行くにも一苦労

8:45バンフ発のグレイハウンドバスで、カルガリーへ戻る。

早めに宿をチェックアウトし、レンタカーを返す。レンタカー屋さんは今日休みのため、車のカギは専用の返却BOXへ、車は店先の道路へ停めておく。(車を借りる際どこへ返すの?と聞くとこの辺に停めておいてくれればいいよって。逆に怖い。。)

バンフのバスディーポは、現在使われていない元バンフ駅にある。早めに着いたので、バスが到着するのをしばらく待つ。定刻より10分程遅れて、グレイハンドのバスがバンフのバスディーポへ到着。バスに乗り込み、2時間程でカルガリーへ到着。

さあ、ここからどうやって空港へ行こう。カルガリー空港へ着いたときは、チャーリーさんが迎えに来てくれたので空港⇔街のルートが分からない。とりあえず、グレイハウンドが到着したカルガリーのバスディーポで窓口のおばさんに聞いてみる。

おばさんが知っていたのは、カルガリーのバスディーポから直接カルガリー空港まで連れて行ってくれるチャーターミニバスのみ。料金は恐らく1人20ドルくらいだそうだ。

明日のフライトまで時間もあるので、公共交通機関を使いなんとか移動してみよう。まずは、街の中心部までバスディーポから歩いて移動する。バスディーポから歩いていくと、Cトレインの8番乗り場が見えてきた。乗り場に掲示してあった路線図を眺めていると、ちょうど係員のお兄さんが声をかけてきてくれた。

空港までの行き方を聞くと、今日が日曜だからか、途中の駅が工事中のためか、複雑なルートを教えてくれた。

○カルガリー中心部からカルガリー空港への行き方

①Cトレイン8番乗り場近くのバス停から522番のバスへ乗り、Bridgeland駅まで
②Bridgeland駅からCトレインに乗り、マルボロ駅へ
③マルボロ駅から57番のバスに乗り、空港へ

カルガリー中心部からカルガリー空港への移動費用:2.75CAD(1人)

ん~。めんどくさい。空港へはあくまでも市民の足の延長線上といった感じ。ここは車社会のカナダ。公共交通機関を使って空港へ行く人は少ないのだろう。まあ、結局3ドル弱でバスディーポから空港まで行けたので良かった。

●カルガリー空港は無料のWiFiも電源も完備

やっとのことでカルガリー空港へ到着。途中、マルボロ駅でスーパーに寄ったりもしたので、カルガリーのバスディーポから2時間くらいかかった。

フライトまで結構な時間があるので、空港にいる間、明日からのアメリカの情報収集やたまったブログの更新など、時間を有効活用しよう。こんな時、一番欲しいのがインターネットの環境と電源。何とカルガリー空港には両方無料で使えるスペースがあった。

○カルガリー空港のWiFiと電源エリア

カルガリー空港全体で無料のWiFiが使えるようだが、電源が使える箇所はここしか見当たらなかった。場所は、出発ロビーのConcourse Hall(D)の入り口手前USゲート側のベンチ。

すぐ横には立派なソファーもあり、今日はここで朝を迎えられそうだ。

明日はいよいよアメリカへ入る。イミグレをすんなり通過できますように。

Posted by Katsuya on 9th 10月 2010

Bow Valley Parkway ボウ・バレー・パークウェイを走る

エメラルドグリーンに輝く午前中のボウ湖

今日がカナダ国立公園巡り最終日。

まずはレイクルイーズの街からアイスフィールド・パークウェイをジャスパー方面に戻りボウ湖を見に行く。

●国立公園入場料金1日19ドル

レイクルイーズからジャスパー方面に向かう時、レイクルイーズの街を出て一旦ハイウェイ#1に乗り、すぐに#93のアイスフィールド・パークウェイに乗るのだが、そこに国立公園パスのチェックポイントがある。

2日前に初めてここを通った時に、国立公園の入場料を請求された。その時には、今日の16時までの料金を支払ったので、午前中のうちにボウ湖を見て、すぐに帰るなら料金は不要と考えていた。

チェックポイントに到着。

「これからどこへ行くの?」

「ボウ湖です。」

「今日はどこに泊まるの?」

「バンフです。」

「明日はどこに泊まるの?」

「カルガリーです。」

「じゃあ、19ドル。」

「。。。」

あれ?フロントガラスに貼ったチケットには今日の16時までってなってるけど。どういうこと?と聞いてみる。

「あなたと議論する必要はない。はい、19ドル。」

いやいや、今日バンフに帰るってば。

「バンフに帰ったとしても19ドル。」

分かったよ。今日中にカルガリーまで行きますから。

「あなたは、今日バンフってさっき言ったでしょ。はい、19ドル。」

続いて、

「早く払わないとSP呼ぶわよ。車のナンバーも控えたから。はい、19ドル。」

ちゃんと説明してくれれば、気分よく19ドル払えたのに。もはや脅迫。全く雄大な自然を感じさせない国立公園係員のおかげで朝から気分が悪い。というか、トークオンリーで料金を決めるこのシステムってどうなんだろ?

ボウ湖を見て、気分を変えよう。

○バンフ、ジャスパー国立公園入場費用

車1台2人乗車:1日 19.6CAD

●エメラルドグリーンのボウ湖とモレイン湖

湖の上から見るモレイン湖は美しい

午前中の湖は美しい。ボウ湖の脇の道は何度か通ったが、午前中の太陽を浴びるボウ湖は一面エメラルドグリーン。この自然が国立公園として維持管理されていくなら、決して高い費用とは思わないよ。19ドルのおねえさん。

さて、昨日泊まったレイクルイーズの宿で話した日本人のスタッフの方から、モレイン湖の美しく見えるスポットを教えて頂いた。モレイン湖は初日に見て残念な感じだったっだけに、バンフに戻りがてら今日改めて見に行ってみる。

美しく見えるポイントは、モレイン湖の湖畔ではなく、入口手前のトレッキングコースを10分程徒歩で登ったところにある。今日も、湖畔の色はさえなかったが、トレッキングコースを登ってみるとそこには美しいモレイン湖が広がっていた。

エメラルドグリーンのボウ湖とモレイン湖を見て、すっかり気分を癒された。やっぱり自然って偉大。

●ボウ・バレー・パークウェイを走りバンフへ

ジョンストン渓谷の滝は迫力満点

モレイン湖からレイクルイーズの街を抜け、再びボウ・バレー・パークウェイへ。

キャッスル山やムース・メドゥと見どころをチラ見しつつ、ジョンストン渓谷へ。ここでは、ショートとロングのトレッキングコースが用意されており、長い方では見どころの滝まで行くのに1時間かかるいうので、今日は短いコースを選択。

川沿いに作られたコースを進むと道は徐々に険しくなり、崖に設置された狭い橋を通ったりとエキサイティングな感じになってくる。そこを抜けるといよいよショートコースの見どころの滝へ到着する。

小さな洞窟を潜り抜けると、上流から一気に滝壺へ流れ落ちるこれまたエメラルドグリーンの滝が現れた。滝の近くまで行くと、轟音と共に水しぶきが体を覆う。一体、これだけの水はどこから来て、なぜこれだけ流れ続けられるのだろうか。

●国立公園巡り終了。が、宿満室!?

すっかり日も傾いてきたボウ・バレー・パークをバンフ方面に走らせる。

バンフ初日に泊まった宿が快適だったので、今日の宿もそこにする予定。今はオフシーズンだからいつも空いてるよ~なんて言っていたスタッフの軽い言葉を信じたのが甘かった。宿に到着し、部屋の有無を聞いてみるとまさかのフル。やられた。違う宿を紹介してもらい行ってみるも、その宿もフル。

カルガリー行きのバスチケットも明日の日程で既に買ってしまったし、今日の宿どうしようか。そう言われてみれば、土曜日のバンフの街はやけに混んでいる。もしかして、安宿は既にどこも一杯か。最後の頼みの綱の歩き方に載っている宿へ行ってみる。

「部屋ありますよ」

良かった。空いていた。

しかし、初日に泊まった宿と比べ、格段にレベルが落ちた。混んでいる時に空いている宿って何か訳があるってことか。。

明日は朝一のバスでカルガリーへ移動する。

●バンフの安宿「YWCA」

久しぶりにいけてない安宿。YWCAとメジャーなホステルだが、そのためかまるで市場の競争原理が働いていないような感じ。名前をデータベースに入力するだけで10分かかったり、普通の鍵の部屋なのにカードキーを渡したりとスタッフのレベルは低く、部屋やキッチンなどの設備も古かったり狭かったりといまいち。さらに、食器を使うだけでIDをフロントに預けないといけないなど使い勝手も悪い。

ドミ部屋の電源は明らかに足りず、WiFiも24時間で13ドルとおかしな値段設定。初日に泊まったHI系のホステルと比べ良い点は無し(しかも宿泊費もYWCAの方が高い)。にもかかわらず、たくさんの日本人旅行者が宿泊していた。歩き方の文章の書き方一つでここまで左右されてしまうのか。

宿泊費用:ドミ1泊1名 33CAD

Posted by Katsuya on 8th 10月 2010

Icefield parkway アイスフィールド・パークウェイを走る

冬には姿を消してしまう謎のメディスン湖。既に水位が下がってきていた

今日は、ジャスパー周辺とアイスフィールド・パークウェイの見どころと回る。

●メディスン湖とマリーン湖

カナディアンロッキー最大の湖マリーン湖は深い藍色

ジャスパーから東へ山道を進み、まずはマリーン湖を目指す。

途中途中、車を停め景色を楽しみつつ、1時間程でマリーン湖へ到着。最大幅22km、最大深度97mのカナディアンロッキー最大の氷河湖であるマリーン湖は、その深さのためか他の湖と違い深い藍色をしている。湖畔に立ってみると奥に見える山まで永遠と湖が続き、豊富な水をたたえる湖にしばし見入ってしまう。

続いて、ジャスパーから来た道を引き返し、メディスン湖を目指す。

秋ごろから徐々に水位を下げ、冬には完全に干上がってしまうという謎のメディスン湖は既に水が引いてきており、雲の影から差し込む日の光に照らされ幻想的に輝いていた。豊富な水をたたえる夏と完全に干上がった冬の姿も見てみたいものだ。

●豊富な川の水が石灰岩を侵食するアサバスカ滝

深い浸食とエメラルドグリーンの水が圧巻のアサバスカ滝

続いて、アイスフィールド・パークウェイの見どころアサバスカ滝を目指す。

一旦、ジャスパーの街まで戻り、そこからアイスフィールド・パークウェイに乗りレイクルイーズ方面へ。30分程でアサバスカ滝の案内標識が見えてきた。

アサバスカ滝を見に行くには、川沿いに作られた遊歩道を通る必要がある。遊歩道の入り口には、たくさんの野生動物を説明する看板があり、そして隣には熊に注意の説明書きも。「団体で行ってね」や「食べ物は持っていかないでね」など。熊に遭遇しないことを祈りつつ、遊歩道へ入る。

無事、熊に遭遇することなく滝を眺めるメインの橋へ到着。橋から下を見下ろすと、長年の浸食で削り取られた谷はかなりの深さ。それと同時に、滝から落ちる見事な水量には自然の偉大な力をひしひしと感じる。もちろん、このあたり一帯の特徴でもあるが、川を流れる水や滝を落ちる水の色がエメラルドグリーンで美しい。

あまりのスケールに写真を撮りすぎて、PENのバッテリーは2日で無くなってしまった。。

●今日の宿を探す

今日の最終目的地は特に決めていない。とりあえず、レイクルイーズ方面に戻りつつ、HI系のホステルをあたって行こう。

最初に見つけたHI系のホステルに空き部屋はあるか聞いてみる。幸いにも部屋は空いていたが、スタッフのお兄さんがさらっと一言。

「でも、ここ電気はないけどね」

電気が通っていないホステル。今まで聞いたことが無かった。さすがカナダの国立公園内のホステルだ。折角の大自然、インターネットはおろか、電子機器なんて必要ないのだろう。もちろん、そんなステイもやぶさかではなかったが、あいにくカメラのバッテリーが切れてしまったので、別の宿を探すことに。

レイクルイーズ方面に進むと、他にもHI系の安宿はいくつかあったが、電気が通っていないところが多い。そうこうしているうちにレイクルイーズへ到着。さすがにレイクルイーズの街ともなると、電気も通っていたので今日の宿はレイクルイーズのHI系安宿に決定。

カナダの国立公園巡りは、明日が最終日。いまだに時差ボケが完全に抜けておらず、早めに就寝。

●レイクルイーズの安宿「Hosteling International Lake Louise」

カナダのHI系ホステルは意外といけてる。ここも安い割には設備はきれいで新しく、キッチンも広い。その上、電気もインターネットもある(WiFi無料)。しかも、ピークシーズンではないためか、4人用のドミ部屋を2人で使え、プライベートルーム状態。電気もシャワーもない、大自然な安宿もいいけど、最新の宿はやっぱり快適。。

宿泊費用:ドミ1泊1名 26.5CAD

Posted by Katsuya on 7th 10月 2010

Go to Jasper ジャスパー国立公園へ

アイスフィールド・パークウェイから見える風景はスケールがハンパない

今日から車を借り、カナディアンロッキーを巡る。

今日の目的地はジャスパー。今いるバンフから、バンフ国立公園内を走るボウバレー・パークウェイを北に走り、続くバンフ国立公園内のアイスフィールド・パークウェイをさらに北へ進むとジャスパー国立公園だ。

●右側通行と左ハンドル

早朝のうちに宿からバンフの街中に向かい、昨日レンタカーを予約したバンフの街のレンタカー屋さんで手続を行う。

○レンタカーを借りるのに必要なもの

 ・国際免許証
 ・クレジットカード
 ・ホントなら日本の免許証

簡単な説明と、書類へのサインで賃借契約が完了。日本の免許証すら見られることなくすんなり借りられた。また、日本人にはGPSの機械(たぶんナビみたいなもの)が人気とのことで勧めて頂いたが、1日10ドルちょっとといい値段がかかるのでお断り。バンフからジャスパーまでの道は簡単だし、そこら辺に置いてある無料の地図も手に入れたので大丈夫だろう。

外に出て、車の説明。日本では見たことない車だったが、日産の乗用車(普通のセダン)が用意されていた。日本でも日産に乗っていたし操作には問題なさそうだ。ちなみに、今回借りたのは一番安いコンパクトカーのカテゴリー。日本でいったら普通の乗用車(1500ccクラス)が、こちらの人のいうコンパクトカーなんだね。

一通り、説明が終わり車のエンジンをかける。海外(特にヨーロッパ)では、大抵の車がマニュアルシフトだったのでカナダでもそうかと思ったが、今回借りた車は幸いにもオートマだった。さて、レンタカー屋から車を出し、まずは右折。いつもの感じで右手でウインカーのレバーを下に倒すと、ワイパーが作動。。そっか、これも逆なのね。。

普通に走っている分には右側通行も問題ないが、いざ左折をするときに間違って反対レーンに入りそうになる。左折は大回り、大回りと。駐車などでバックをするときも、つい癖で左後ろを見るように頭をひねってしまう。全てが反対になるので、しばらく慣れなそうだ。

○レンタカー費用

コンパクトカー72時間:213.22CAD(バンフのエンタープライズレンタカー)

●雄大な大自然のボウ・バレー・パークウェイ

バンフを街から、ハイウェイ1を通り旧道1Aに入る。ここからが、カナディアンロッキーが誇るドライブルート「ボウ・バレー・パークウェイ」だ。きっちりと整備された広いボウバレーパークウェイを、まずはレイクルイーズを目指して進む。車窓から見えてくる景色は、これまで見た景色と比べスケールが違う。特に、カナディアンロッキーの山々は、まるで地表にできた巨大な波のように不思議な形で連なってそびえ立ち、ついつい見とれてしまう。

レイクルイーズに向かう途中、いくつものビュースポットに出会う。氷河から流れ出した水が川を流れ、それが所々で湖となっている。これがまた美しい。なんといっても、川を流れる水も、それがたまった湖もエメラルドグリーンに輝いているのだ。こんな景色見たことない。

ちょいちょい車を停め、大自然を満喫しカメラのシャッターを切る。やっぱり一眼買って正解。

ゆっくり走りながらも午前中のうちにはレイクルイーズへ到着。

●レイクルイーズの2つの湖

雄大なカナディアンロッキーに囲まれるルイーズ湖。今日の湖の色はいまいち

レイクルイーズには有名な湖が二つある。まずは、午前中が美しいとされるモレイン湖へ。

レイクルイーズの街から山道を進むこと30分。山道の終点と共に、緑色の湖が見えてきた。早速、車を降り、モレイン湖へ近づく。ここに来る途中に見てきたエメラルドグリーンと比べどれほど美しいかと期待していたが、季節の関係か時間の関係か、湖に光が当たっておらず何となく薄暗い雰囲気。湖畔にある建物もすっかりシーズンオフで静まり返っている。

気を取り直して、次のポイントルイーズ湖へ。

モレイン湖と比べ、ルイーズ湖は大きな湖だ。美しい湖を眺めながら昼食。時折現れる、野鳥やリスが何とも大自然を感じさせてくれる。ただ、こちらもやっぱりシーズンオフの雰囲気たっぷり。湖お決まりのボートもすべて片づけられていたり、湖周辺のお店もすべて閉まっていたりする。静かな湖畔を楽しむにはいい季節なのかも。

●コロンビア大氷原の雪上車ツアーに参加

特別な雪上車で行くコロンビア大氷原の雪上車ツアー

レイクルイーズからさらに北上を続け、いよいよアイスフィールド・パークウェイへ入る。

今日の最大の見どころはコロンビア大氷原。何万年もかけて形成されたという大氷原の上を専用の雪上車で進み、間近で氷河を体験するというツアーに参加する。

アイスフィールド・パークウェイを進むこと約2時間。山から流れ落ちるような氷とも雪とも取れる白い塊が見えてきた。コロンビア大氷原だ。

ビジターセンターの駐車場に車を停め、チケットを購入。何とか最終回の16時のセッションに間に合った。

30分程、待ち時間をビジターセンターで過ごす。バンフの街でもそうだったが、ここにも大勢の日本人ツアー客が押し寄せていた。カナディアンロッキー、間違いなく今日本で話題のスポットだ(?)。

いよいよ16時のセッションとなり、まずは普通のバスに乗り込む。ここで働く日本人の方が英語で解説をしながら、氷河の方向へバスを進める。ほんの何十年か前までは、今の位置よりさらにふもとまで氷河があったそうだ。氷河が減少しているのは、温暖化の影響だろうか。

ビジターセンターから、雪上車への乗り換えポイントへ到着。そこには、トラクターのような巨大なタイヤを履くバスが駐車している。雪上用に特別に作られたバスに乗り込み、コロンビア大氷原の雪上車ツアーがスタート。

急な勾配の氷原をバスが登って行く。回りの風景はもちろんすごいが、このバスもすごい。15分程登ったところのビューポイントでバスを運転していたスタッフに記念撮影を頼むと、大氷原をバックに、雄大なカナディアンロッキーをバックに、そしてもちろんこのバスをバックにしたショットと彼の中でお決まりの3ショットを撮ってくれた。

1か所のビューポイントに停まっただけですぐに引き返してツアーは終了。バスはすごかったが、値段が高かった割にはあまりにもあっけなかった感じがする。チケット代の一部が、大氷原の保護に役に立てばと無理やり納得する。

○コロンビア大氷原の雪上車ツアー費用

1人:51.45CAD(1時間くらいのツアー)

●ジャスパーへ到着

雪上車ツアーの後、さらにアイスフィールド・パークウェイを北に進み、今日の最終目的地ジャスパーへ到着。

目星を付けていた宿へ向かい、部屋の空き状況を確認する。ピークシーズンは過ぎているため、問題なくチェックイン完了。

明日は、ジャスパーからレイクルイーズ方面に戻り、今日見れなかったアイスフィールド・パークウェイの見どころを散策する。

●ジャスパーの安宿「Jasper International Hostel」

バンフの宿に引き続き、今日もHI系のホステル。設備やスタッフの対応は特に問題なし。アイランド型のキッチンは広くて使いやすいが、ネットが使えなかったり(今日はたまたまWiFiが使えないだけと言っていたが)、宿内で靴を脱がなければならなかったりといまいちな点も。

ドミの部屋は広い部屋にベッドが並び、11時には消灯、8時には電気が付くというまるで合宿のような感じ。夜中に電気を付けられるよりはよっぽどいいけど。全体的には、いい安宿でした。

宿泊費用:ドミ1泊1名 22CAD

Posted by Katsuya on 6th 10月 2010

In Banff バンフの街を歩く

カナディアンロッキーの情報集めとプランニングに没頭

カナダ滞在の残りの期間で、バンフから北上し、カナディアンロッキーの見どころを回る。

今日もその予定で動くことを考えていたが、パブリックな移動手段が見つからず一旦街へ出てみることに。

●いいレンタカー屋さんが見つからない

パブリックな移動手段がないので、ここから先動くには現地ツアーに参加するか、車を借りるかだ。

たぶんツアーは高いので、宿の人にお勧めのレンタカー屋さんを聞き、レンタカーを借りる方向で一旦費用比較をしてみることに。ところが、おすすめのバジェットというレンタカー屋さんは、あいにく空きの車が無く、メジャーどころのAVISはやっぱり高い。

仕方ない。ツアーも検討してみるかと、バンフの街の中心部にあるInfoに情報収集へ行ってみる。しかし、ツアーは150CADくらいするような高いものばかりで、しばらく途方に暮れる。

気を取り直して、Infoで別のレンタカー屋さんは無いか聞いてみると、一覧表をくれた。

かたっぱしから当たってみよう。まずは1件目。エンタープライズなんちゃらレンタカーへ行ってみる。窓口のお兄さんに尋ねてみると、明日の車に空きはある。しかも、AVISよりも15%くらい安い。窓口のお兄さんの感じも良いし、保険もすべてカバーのタイプ。よし。ここに決定。と明日の予約をお願いする。

●今後の予定を立てる

ようやく足の確保が出来たので、宿へ戻り次のダラスへのフライトまでのカナダにいる期間の予定を立てる。カナディアンロッキーの見どころは、アイスフィールドパークウェイというバンフからジャスパーまでの道沿いに散らばっている。カナダは大きな国。やっぱり車が無いと観光は厳しいようだ。

いよいよ、明日からレンタカーの旅。

右側通行に左ハンドル、マニュアルシフトでもちろんナビも無し。しかも半年ぶりの運転。安全運転で行こう。

Posted by Katsuya on 5th 10月 2010

Go to Banff カルガリーからバンフへ

遠くに見えるカナディアンロッキーが素敵なバンフのメインストリート

今朝のカルガリーは若干寒い。いよいよカナダも秋が終わりに近づき紅葉もクライマックスだ。

今日は、いよいよお世話になったチャーリーさんご夫婦にお別れを告げ、カルガリーからバンフへ移動する。

平日の忙しい朝にも関わらず、ウェンディーさんお手製のサンドイッチをお弁当に頂き、チャーリーさんには駅まで車で送って頂いた。なぜ、こんなにも優しくしてくれるのだろう。カナダの人たちはホントいい人ばかりだ。

●バスディーポへのバスが無い。。

Cトレインで街の中心部まで行き、そこからやや離れたバスディーポまでは市内バスで行く予定。しかし、いざ街の中心に着いてみると、バスディーポ行きのバスが見つからない。歩き方に書いてあった18番のバスの運転手に聞いてみるも、「このバスは行かないから31番に乗って」と言われ、1時間後ようやく来た18番のバスに聞くと「ぐるっと回って行くから1時間はかかるよ」と。

幸いにも、昨日歩いて行っているので道は分かっている。重い荷物で気は進まないが、歩いてバスディーポまで行くことに。

●グレイハウンドでバンフへ!

昨日歩いていただけに、バスディーポまでは意外と早く着いた(中心部から15分くらい)。寒い中1時間もバスを待たなきゃ良かった。。

厳重なセキュリティチェックを済ませ、バスに乗り込む。カルガリーからバンフまでは1時間半くらいとあっという間に到着。

さて、バンフのバスディーポに着いたものの、現在は廃線となっている駅のせいかなんか寂れてる。。しかも、今回は宿も予約していなかったので、まずは街の中心まで歩いて行ってみることに。ちょうど、バスの運転手さんが中心はあっちだよと教えてくれたので、その方向まで歩いて行ってみる。

○カルガリーからバンフへの行き方

カルガリーのバスディーポ(通称 グレイハウンドのバスディーポ)から、1日6~7本はバスが出ています。ちなみに、カルガリーのバスディーポまでは中心部から徒歩がおすすめ。

カルガリーからバンフまでのバス移動費用:20.79CAD(S割引)

●バンフの街は日本人ばかり!?

右を見ても左を見てもバンフの街は日本人ばかり

街の中心の通りまで来ると、なんだか観光地の雰囲気が出てきた。とりあえず、目星を付けていた宿へ電話してみる。ちょっと待ってねーと、何回か内線を回された後、なんと日本語の話せるスタッフが対応してくれた。無事、部屋は空いており宿への行き方も教えてもらった。

市内のバスに乗り、宿へ向かう。フロントでチェックインの手続を行おうとすると、こんにちはと日本語で話しかけてきた。さっきの電話対応をしてくれた人だ。名前はトムさん。24歳のトムさんは、目黒雅叙園で働いていたり、函館に住んでいたりとかなりの日本ツウで話も弾む。そういえば、バンフに着いてからやたらと街中に日本語を目にする。さっき乗ったバスにおいては「小銭をご用意ください」的な案内まで書いてあった。

チェックイン後、再度街へ出てみる。ぶらぶらしていると、いるわいるわ日本人の団体客。比較的ご年配の方々がずらずらとバンフの街を歩いており、ここに住んでいるカナダ人よりも多いんじゃないかってくらいたくさんいる。先日、イギリスで会ったえりこさん(カナダでもワーホリをしていた)に聞いて初めてバンフの街の存在を知ったくらいなのに、日本では今人気の旅行地なのだろうか。

確かに、カナディアンロッキーは魅力的な場所だが。。

●バンフの安宿「HI – Banff Alpine City Centre」

バンフには安宿が少ない。しかもHostelling International系列ということで、そこまで期待していなかったが意外と良かった。設備もきれいで、共有スペースも申し分ない。その上、WiFiが部屋でも使えたり、広いキッチンがあったりと良い安宿の条件をすべてクリアしている。もちろん、スタッフの対応も良く、日本語の通じるトムさんもいる。

若干、街の中心部から離れているが、無料のバスチケットをもらえるため移動費はかからない。宿にチェックインのため最初にバスに乗るときも、ホステルに行くと運転手に伝えたら無料になった(たまたまかもしれないけど)。ちなみに、中心部からここまでバスで5分くらい。バスは40分に1本しかないので、下りは歩きでもいいかも(徒歩だと20分くらい)。

宿泊費用:ドミ4人部屋1泊 29.75CAD(YH会員証有り)