Posted by Katsuya on 9th 10月 2010

Bow Valley Parkway ボウ・バレー・パークウェイを走る

エメラルドグリーンに輝く午前中のボウ湖

今日がカナダ国立公園巡り最終日。

まずはレイクルイーズの街からアイスフィールド・パークウェイをジャスパー方面に戻りボウ湖を見に行く。

●国立公園入場料金1日19ドル

レイクルイーズからジャスパー方面に向かう時、レイクルイーズの街を出て一旦ハイウェイ#1に乗り、すぐに#93のアイスフィールド・パークウェイに乗るのだが、そこに国立公園パスのチェックポイントがある。

2日前に初めてここを通った時に、国立公園の入場料を請求された。その時には、今日の16時までの料金を支払ったので、午前中のうちにボウ湖を見て、すぐに帰るなら料金は不要と考えていた。

チェックポイントに到着。

「これからどこへ行くの?」

「ボウ湖です。」

「今日はどこに泊まるの?」

「バンフです。」

「明日はどこに泊まるの?」

「カルガリーです。」

「じゃあ、19ドル。」

「。。。」

あれ?フロントガラスに貼ったチケットには今日の16時までってなってるけど。どういうこと?と聞いてみる。

「あなたと議論する必要はない。はい、19ドル。」

いやいや、今日バンフに帰るってば。

「バンフに帰ったとしても19ドル。」

分かったよ。今日中にカルガリーまで行きますから。

「あなたは、今日バンフってさっき言ったでしょ。はい、19ドル。」

続いて、

「早く払わないとSP呼ぶわよ。車のナンバーも控えたから。はい、19ドル。」

ちゃんと説明してくれれば、気分よく19ドル払えたのに。もはや脅迫。全く雄大な自然を感じさせない国立公園係員のおかげで朝から気分が悪い。というか、トークオンリーで料金を決めるこのシステムってどうなんだろ?

ボウ湖を見て、気分を変えよう。

○バンフ、ジャスパー国立公園入場費用

車1台2人乗車:1日 19.6CAD

●エメラルドグリーンのボウ湖とモレイン湖

湖の上から見るモレイン湖は美しい

午前中の湖は美しい。ボウ湖の脇の道は何度か通ったが、午前中の太陽を浴びるボウ湖は一面エメラルドグリーン。この自然が国立公園として維持管理されていくなら、決して高い費用とは思わないよ。19ドルのおねえさん。

さて、昨日泊まったレイクルイーズの宿で話した日本人のスタッフの方から、モレイン湖の美しく見えるスポットを教えて頂いた。モレイン湖は初日に見て残念な感じだったっだけに、バンフに戻りがてら今日改めて見に行ってみる。

美しく見えるポイントは、モレイン湖の湖畔ではなく、入口手前のトレッキングコースを10分程徒歩で登ったところにある。今日も、湖畔の色はさえなかったが、トレッキングコースを登ってみるとそこには美しいモレイン湖が広がっていた。

エメラルドグリーンのボウ湖とモレイン湖を見て、すっかり気分を癒された。やっぱり自然って偉大。

●ボウ・バレー・パークウェイを走りバンフへ

ジョンストン渓谷の滝は迫力満点

モレイン湖からレイクルイーズの街を抜け、再びボウ・バレー・パークウェイへ。

キャッスル山やムース・メドゥと見どころをチラ見しつつ、ジョンストン渓谷へ。ここでは、ショートとロングのトレッキングコースが用意されており、長い方では見どころの滝まで行くのに1時間かかるいうので、今日は短いコースを選択。

川沿いに作られたコースを進むと道は徐々に険しくなり、崖に設置された狭い橋を通ったりとエキサイティングな感じになってくる。そこを抜けるといよいよショートコースの見どころの滝へ到着する。

小さな洞窟を潜り抜けると、上流から一気に滝壺へ流れ落ちるこれまたエメラルドグリーンの滝が現れた。滝の近くまで行くと、轟音と共に水しぶきが体を覆う。一体、これだけの水はどこから来て、なぜこれだけ流れ続けられるのだろうか。

●国立公園巡り終了。が、宿満室!?

すっかり日も傾いてきたボウ・バレー・パークをバンフ方面に走らせる。

バンフ初日に泊まった宿が快適だったので、今日の宿もそこにする予定。今はオフシーズンだからいつも空いてるよ~なんて言っていたスタッフの軽い言葉を信じたのが甘かった。宿に到着し、部屋の有無を聞いてみるとまさかのフル。やられた。違う宿を紹介してもらい行ってみるも、その宿もフル。

カルガリー行きのバスチケットも明日の日程で既に買ってしまったし、今日の宿どうしようか。そう言われてみれば、土曜日のバンフの街はやけに混んでいる。もしかして、安宿は既にどこも一杯か。最後の頼みの綱の歩き方に載っている宿へ行ってみる。

「部屋ありますよ」

良かった。空いていた。

しかし、初日に泊まった宿と比べ、格段にレベルが落ちた。混んでいる時に空いている宿って何か訳があるってことか。。

明日は朝一のバスでカルガリーへ移動する。

●バンフの安宿「YWCA」

久しぶりにいけてない安宿。YWCAとメジャーなホステルだが、そのためかまるで市場の競争原理が働いていないような感じ。名前をデータベースに入力するだけで10分かかったり、普通の鍵の部屋なのにカードキーを渡したりとスタッフのレベルは低く、部屋やキッチンなどの設備も古かったり狭かったりといまいち。さらに、食器を使うだけでIDをフロントに預けないといけないなど使い勝手も悪い。

ドミ部屋の電源は明らかに足りず、WiFiも24時間で13ドルとおかしな値段設定。初日に泊まったHI系のホステルと比べ良い点は無し(しかも宿泊費もYWCAの方が高い)。にもかかわらず、たくさんの日本人旅行者が宿泊していた。歩き方の文章の書き方一つでここまで左右されてしまうのか。

宿泊費用:ドミ1泊1名 33CAD

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