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Ushuaia Day 2 ウシュアイアで南極ツアーを決める
南極ツアーのラストミニッツ2人で7,000USドル。
●折角だから行っちゃえ南極
一晩考えた結果、南極ツアーに行くことに。
まあ正規の値段と比べたら半額以下だし、せっかく南極に一番近い場所にいるんだしということで、バツっとカードをきる。
ちなみに、直近のラストミニッツを聞いた時に、最安の3,149USドルのドミ部屋の船があったが、その話を聞いたときは男女別ドミとのことだったけど、昨日上野山荘に1人南極希望の方が来たので、一緒に話を聞きに行くことに(1部屋3ベッドだったので)。
しかし、既にその最安のラストミニッツの船は売り切れ。
ということで、2011/2/8出発の10泊南極ツアーのチケットを購入。
○南極ツアー(ラストミニッツ)費用
Antarctic Dream号 10泊11日 クイーンキャビン:3,500USドル(1人)
●南極のラストミニッツを扱う旅行代理店
今回、ウチらが頼んだのがUshuaia Turismoという代理店。
ウシュアイアには、40社ほど南極ツアー(ラストミニッツ)を扱う会社があり、ツーリストインフォメーションでその旅行会社のリストをもらうことができる。
ただ、すべての会社を聞いて回るのは不可能なので、事前に上野山荘の情報ノートでおすすめの旅行代理店を調べておき、そこを中心に回るのがいいかも。
結局、扱うツアーが異なることはあるが、代理店による値段の違いは無く、船や部屋のグレードによる値段の違いくらい。
ということで、対応の良い会社やオプション(服を貸してくれるとか、クレジットカードの手数料がかからないとか)で選ぶと、Ushuaia Turismoはおすすめ。
かつや
Ushuaia Day 1 ウシュアイアで南極ツアーを探す
ウシュアイアに来た目的は南極に行くこと。
●南極 ラストミニッツ!
南極上陸ツアーに関する情報は、事前にネットで調べたり、南極に行ってきた人に情報を聞くこともできるが、旬な情報はやはり出航地でもあるウシュアイアにあり。
南極上陸ツアーの標準価格としては、100万とか言われているが、ここウシュアイアにはラストミニッツといって直近の南極上陸ツアーを格安で販売する仕組みがある。
早速、ツーリストInfoで南極に行きたいと相談すると、ツアーを取り扱っている旅行代理店を教えてくれた。もらったリストを見ると、その数なんと40社以上。さすがに、これ全部聞きまわることは不可能なので、上野山荘の情報ノートに書いてあったお勧め旅行代理店を5社ほど回ってみる。
2011年2月1日現在、南極上陸ツアーのラストミニッツ価格は、船によって異なるが3,149USドル~3,995USドル。
ツアー(船)による違いは、部屋に窓があるか無いか、2段ベッドのドミ部屋やダブルの部屋か、アルコールが付いているか付いていないかなど、結構違いがある。
事前に聞いたツアー参加者の情報だと、部屋には窓があった方がいい(光が入らないと夜か朝かも分からなくなり体調を崩すから)とか、カナダの船は料理がまずいとか、色々と聞いていたのでその情報も思い出しながら船を選ぶ。
第一候補は、2011/2/8出発のチリの船(Antartic Dream)。
この船は、部屋もダブルで窓有り、食事+ワインまで無料(さすがチリ!)の豪華バージョン。
ただ、値段も1人3,500USドルとなかなか大きな買い物。ん~、なかなか高い。。1日考えて答えを出そう。
ちなみに、旅行代理店を複数者あたるも、船による値段の違いはあっても、同じ船(ツアー)の場合、どの代理店でも同じ値段。値引きをする感じもない。
●免税の町 ウシュアイア
ウシュアイアの町は、免税エリアということもあり、メインの通りSan Martin通りはたくさんのお店が並ぶ。
電化製品やワイン、化粧品など、大きな空港のように免税商品がところ狭しと並んでいる。
とても、”世界最南端の町”という雰囲気ではない・・・けど、町はほのぼのしていていい雰囲気。
San Martin通りにある話題のチュロス屋でチュロスをゲット。
あまりにウマすぎて、行きと帰りで2回食べてしまった。。しかも、2個で5ペソ(約100円)と値段も良心的。
とりあえず南極ツアーについては一晩考えることに。
かつや
Go to Ushuaia 世界最南端の町ウシュアイアへ
リオガジェゴスを朝9時に出発したバスは、いよいよ世界最南端の町ウシュアイアへ向かう。
●国境を越え、ウシュアイアへ
アルゼンチンのリオガジェゴスを出発し、アルゼンチンのウシュアイアに到着する。
しかし、南部パタゴニアはチリとの国境が入り組んでいるため、ウシュアイア行きの幹線道路でどうしてもチリ国境をまたぐことになる。
そのため、バスに乗っていきなりチリ入国カードを手渡されることに。チリ入国では、以前梅干を没収された経験がある。チリ国内へ、野菜や種子、肉などを持ち込んではいけないからだ。
そして、今回はそんなことが無いように、事前に荷物で持っている食べ物類を確認し、準備を整えてきた。今回の懸念は、マテ茶と米。これらは、持ち込んではいけない野菜や種子に該当するのだろうか。
バスは出発して1時間ほどでアルゼンチンを出国。アルゼンチンの出国は、バスの添乗員さんが全員のパスポートを集め、30分程バスの中で待っているとスタンプを押されたパスポートが帰ってくるという楽チンタイプ。
そして、いよいよチリ入国。
荷物を持ってバスを降り、ちゃんとしたチリのイミグレオフィスへ向かう。
出国スタンプの後、いよいよ荷物検査。X線の機械に荷物を通す。何か係員に聞かれるかなと思っていたが、全くのスルー。バスでその日のトランジット入国なので、形式上検査をやるだけなのだろうか。
●海峡を渡り、アルゼンチン入国。そしてウシュアイアへ
車窓に見えるバンパの景色を見ながら、夜でもないのでヒマな時間を過ごす。
そして、南に向かう道は一旦終わる。
ここでフェリーにバスごと乗り込み、マゼラン海峡を渡る。特に、船に乗り換える必要もなく、あっという間に南米の南の果てフエゴ島に上陸。
しばらく未舗装の道をバスが進み、ようやくチリ出国。イミグレオフィスでは、スタンプ ポンの流れ作業。続く、アルゼンチン入国も6,7時間前の出国と同じく、添乗員おまかせタイプ。
リオ・グランデで半分程乗客が降り、日も傾いてきた21時過ぎ。ついに、南の果ての町ウシュアイアへ到着。
移動費用
リオ・ガジェゴスからウシュアイアまでのバス運賃:290ペソ(1人)
●ウシュアイアの安宿「上野山荘」
ウシュアイアに来る日本人の旅人は、ほとんどがここに宿泊するというくらい有名な安宿。
残念ながら、上野山荘を開いたご夫婦はもういらっしゃらないが、最南端にある日本人宿の醸し出す雰囲気はとても良い。
宿の設備としては典型的な日本人宿といった感じで、キッチンや共有スペースなど設備は充実。WiFiはないが、愛犬トゥルーチャと五右衛門風呂が南の果てまで辿り着いた旅人を癒してくれる。
ドミ1泊宿泊費用:40ペソ(2泊以上でそれ以下に)
ウシュアイア 上野山荘への行き方
町中を走っているコレクティーボのB線(バスターミナルの近くだとDeloqui通りを走っている)に乗り、10分ほどで丘を登ったところの住宅地へ入る。鉄塔を目印にコレクティーボを降りると分かりやすい(詳しくは上野山荘オフィシャルHPを参照)。
といっても、バスで夜着くと、コレクティーボを乗るところも降りるところも分かりづらいし、めんどくさいという方にはタクシーがおすすめ。ウシュアイアのタクシーにはちゃんとメーターも着いている(乗る前に念のため確認を)ので、ボラれることも無い。ちなみに、バスターミナルから上野山荘まで16ペソ前後。
かつや
Arrival at Rio Gallegos リオ・ガジェゴスへ到着!しかしウシュアイア行きのバスは・・
昨日14時にプエルト・マドリンを出た夜行バスは、朝8時半にリオ・ガジェゴスへ到着。
●ウシュアイア行きのバスは残念ながら無し
リオ・ガジェゴスへ到着し、早速昨日調べた空席があるはずのバス会社へ行くも、既に今日の分は売り切れ。恐るべし南米のバカンスシーズン。
仕方なく、明日のウシュアイア行きのバスチケットを購入し、リオ・ガジェゴスの安宿探し。
リオ・ガジェゴスで足止めをくらうことを考え、事前にリオ・ガジェゴスの安宿を調べていたが、なかなか情報が無く、リオ・ガジェゴスの宿は高いという噂もあり心配していたが、バスターミナル内のInfoで聞いたところ、近くに安宿があるとのことで一安心。
●リオ・ガジェゴスの安宿「Hospedaje Elcira」
バスターミナルから徒歩15分くらいのところにある安宿。
民家を改造したような作りのホステルで、非常に清潔。無料のWiFi、キッチン・冷蔵庫など設備は整っており、ドミ部屋もクローゼットがあるなど快適なステイができる。
ちなみに、恐らくここに泊まっているほとんどの人がバス待ち。。
ドミ1泊宿泊費用:50ペソ(1人)
●リオ・ガジェゴスって。。
それにしても、リオ・ガジェゴス。
バスターミナルのInfoのオフィスに入るやいやな、「どこから来たの?」「で、どこに行くの?」と。
そして、宿に着くやいなや、「どこから来たの?」「で、どこに行くの?」と。
普通、どこに行くの?はこの街のどこに行くの?だが、この街の人たちの質問はリオ・ガジェゴスじゃなくて、本当の目的地は?という感じ。
観光業に就く人々の発言が、完全にこの街はスルーすること前提。
この街、何もないんだね。。
かつや
Go To Rio Gallegos カマでプエルト・マドリンからリオ・ガジェゴスへ
今日は移動日。プエルト・マドリンからリオ・ガジェゴスまで夜行バスで移動する。
●南米の最高級夜行バス
プエルト・マドリンからウシュアイアを目指したかったが、昨日プエルト・マドリンのバスターミナルを片っ端から確認しても、ウシュアイア行きは月曜日まで満席。プエルト・マドリンで2日間足止めはもったいない。
ということで、ウシュアイアの手前リオ・ガジェゴスまでは行くバスが見つかったので、とりあえずリオ・ガジェゴスまで行き、現地でウシュアイア行きのバスを見つけようという作戦。
プエルト・マドリンのバス会社の人に南米のバス検索サイトを教えてもらい、調べたところプエルト・マドリンには窓口のないバス会社でリオ・ガジェゴスからウシュアイアまで若干の空きがあるみたい。
○南米のバス会社検索サイト
南米の長距離移動といえば、飛行機かバス。飛行機の検索には様々なサイトがあるが、バスの検索サイトで優れたものはあまりない。ということで、業界の方も使っている南米のバスの検索サイトを教えてもらったので紹介します。
スペイン語のサイトだが、使い方は至って簡単。路線やバス会社、日時や運賃など調べることができます。
Plataforma 10 http://plataforma10.com/
●南米初のカマクラス
今まで南米の移動では、費用的な問題からセミカマのバスを選んでいたが、今回たまたまセミカマよりも安いカマを発見したので、南米初のカマクラスでプエルト・マドリンからリオ・ガジェゴスへ移動。
そうはいっても南米クオリティ。
プエルト・マドリン出発予定時刻の13時を1時間過ぎてもターミナルにバスが来ない。
14時半を回ったあたりでようやくバスが来たかと思うと、隣町トレレウで一旦バスを降ろされ何も無いバスターミナルで2時間待ち。
なぜ、セミカマより安いか分かった気がする。。
それ以外はさすがカマ。
3列シートとか
料理とか
ワインとか
飛行機のビジネスクラスに乗っているみたいでした。
料理はメインが付き(昼食は鶏肉、夕食は牛肉を使ったメインでした)。
そして、味もおいしい。
飲み物もサービス係のお兄さんがサーブしてくれます。(コーラ・スプライト・ワイン・お水)
ただ、セミカマと違って、自分で飲み物注ぎに行っちゃいけないんだって!
移動費用
プエルト・マドリンからリオ・ガジェゴスまでのバス運賃:325ペソ(1人)
あきえ
Peninsula Valdes tour バルデス半島ツアー
今日は、バルデス半島ツアーに参加。
ペンギン、グアナコ(リャマに似ている)、オタリア(オットセイみたいなの)
見れました。
朝7時半のピックアップは、1時間遅れ。
このままお迎え来なかったらどうしよ~
て不安になったところでようやく来てくれました。
ほっ
ガイドさんはスペイン語・英語2ヶ国語OK。
ツアーメンバーはスペイン語のみで問題ない人が多いらしく、
英語の説明のときは、もれなくこちらを見て話してくれる。
ありがたい。けど正直そこまで分からない英語。><
でも分かった振りして笑顔。にこ。うーん情けないー
●展望台 兼 博物館
まずやってきたのは博物館。展望台もあり、眺めもいいらしい。
期待して、まずは展望台へ。
・・
違う角度からもう一枚
車窓から見た景色のほうがよかったかも。
博物館にはクジラの骨が飾ってました
まぁいいや。こんなのは序章♪
アザラシとペンギンが待ってる!
●プラタ・ノルテでゾウアザラシの群れに遭遇
かなりの数のゾウアザラシがビーチに寝そべっている。
ただ、ビーニャで見たほうが近かった。
●カレタ・バルデスで間近にペンギンを見る
かわいい。けど旭山動物園のほうがいいかも?
人懐っこくて、近寄ってきてくれる子が何匹か。
●ただのビーチ プンタ・ピラミデ
シャチを見にいく人は追加料金でフェリーへ乗り込み、海へ。
ただ、このフェリー、本来はホエールウォッチングが目玉。
今(1月)はオフシーズンのため、高いお金を払ってフェリーに乗り込む人は少ない。
フェリータイムは約2時間。
その間、他の人は・・
待つ。
待つ場所はビーチ!
けど寒くて泳げませんー
あ、寒さに強ければ大丈夫かな?
だって
うちら以外の方は全員服を脱ぎだして、あっという間に水着姿に。
ん?
昨日持ち物について聞いたら「暖かい服装で」って言ってなかったっけ・・
気温は低く寒いから、当然水も寒いと思うんだけどな。
うちらは水着着てなかったし、着てたとしてもこの寒さじゃ遊泳はムリ・・
ってことで
ぼーーー
として過ごした。
シャチを見にボート行かない人は本気で暇です・・
日差しが強いので、焼きたい人はいいかな?
岩から海へ飛び込んでる人もいました
どうして白人さんはあんなに寒さに強いんだろ。
ほんとすごいと思う。
まとめ
バルデス半島、今の時期は飛ばしちゃってもいいと思う。
クジラが見れる時期はいいのかもね。
特に期待せず、の~んびーり遠足気分でツアー参加することをお勧めします。
(にしてはツアー代金高い)
※プンタ・トンボって場所は良いらしい。ペンギンの営巣地で、何万というペンギンの姿が見れるとか。
でもウシュアイアまで行くならビーグル海峡で見れると思うし・・うーん。
結論
~パタゴニアの廻り方・ルートについて~
●ブエノス・アイレスからスタートの場合
ブエノスアイレスからウシュアイア迄は、飛行機で飛んじゃったほうがいいと思う!
で、ウシュアイア~サンティアゴまで陸路で行きつつ、パタゴニアを楽しみましょ。
ちなみに今現在ブエノスアイレスでアルゼンチン国内学生証は作成不可です。
作ってくれる旅行代理店が突然閉鎖してしまい、学生証作成代金だけ払い、作成してもらえなかった人もいたらしい。
●サンティアゴからスタートの場合
そのため、サンティアゴスタートの人は先にパタゴニア行っちゃいましょう!
ブエノス経由しても特にメリットなしです。
陸路でパタゴニア南下→ウシュアイアからブエノスアイレスまで飛行機。がいいかと。
ブエノス~ウシュアイア。
飛行機と長距離バスの値段の差はわずか2000円程度。
かかる時間の差は・・
あきえ
In Puerto Madryn プエルト・マドリンへ到着
昨日の夜にブエノスアイレスを出発した夜行バスは、正午を回ってもまだまだ走り続ける。
●見渡す限り大草原
それにしても何もない。
どこまでも続く大地に、背の低い植物がうっそうと茂っているだけ。
この辺は年間を通して雨が少ないのだろう。
中東の砂漠地帯ほどではないが、そこに生息する植物を見ているとそう思う。
といっても、そんな車窓を楽しむのなんて一瞬。
ずーっと同じ景色が続く。
パタゴニアの大地はとにかく広い!
●ようやく到着。プエルト・マドリン
16時半を回った頃、ようやくプエルト・マドリンへ到着。
立派なバスターミナルを一歩外へ出ると、強い風に砂嵐がウチらを歓迎してくれた。
さて、予約したホステルに到着すると、玄関には”満員御礼”の札が吊るされていた。やっぱりこの時期は、バスもそうだけど宿もかなり混んでいるようだ。予約しておいて良かった。
明日は、バルデス半島のツアーに参加する。
宿でツアー内容と料金を聞いた後、念のためバスターミナルにあるツアー会社へも行ってみる。(プエルト・マドリンのバスターミナル内ANDES MAR社の向かい)
すると、宿で聞いたのとほぼ同じ内容で、40ペソ安い1人140ペソのツアー代金。(交渉後の価格)
もう、これ以上検討する時間も無かったので、その場で即申込み。
明日はペンギンと戯れる。
バルデス半島ツアー参加費用:140ペソ(1人)
●プエルト・マドリンの安宿「Posada del Catalejo」
プエルト・マドリンのバスターミナルから徒歩10分くらいにあり、街の中心部のため便利。他の安宿よりも若干安く、設備も清潔で快適。
ネットに繋がったPCやWiFi、キッチンや冷蔵庫など無料で使え、共有スペースも広く、朝食も付いている。ツアー会社も併設しているので、バルデス半島のツアーなど相談できる。(高かったのでウチらは頼まなかったけど。。)
人懐こい子猫も住んでいるので、ネコ好きにはおすすめです。hostel bookersで検索すると出てきます。
宿泊費用 ドミ1泊1人:50ペソ
かつや
Go to Puerto Madryn ブエノスアイレスからプエルト・マドリンへ
ブエノスアイレスから夜行バスでプエルト・マドリンへ移動する。
●ブエノス最後のアサード食べ放題
ブエノスアイレスは物価が高い。
アサードが食べられるレストランでは、一般的なメニューでも日本円にして1人1,000円はかかる。
そんな中、中国系のレストランは安い。
中華料理、アサードが食べ放題でなんと35ペソ(約700円)。
それでも、2,3年前はそこらじゅうでアサード食べ放題がもっと安かったらしい。恐るべし、南米の物価上昇。
今日の夜行バスはご飯無しの最安を選んだので、1日分のカロリーを接収。
このレストランの場所は、上野山荘のある通りをラバージェ通りを過ぎたあたりにあります。味は至って”普通”という感じなので、それでもよければおすすめです。
●さらばブエノス
今日の夜行バスは、ブエノスアイレスのレティーロにあるバスターミナルから、20時出発。
今は南米のバカンスシーズンなので、バスターミナルは各地へ向かう地元客でごった返す。
今回選んだバス会社は「El Pinguino」。
他のバスは同じくセミカマで、大体360ペソが相場。夕食は付かないが、70ペソ(約1,400円)差なら、安いほうを選ぶでしょ。
そして、バルデス半島のペンギンがモチーフの会社なので、ここに決定!
さらばブエノス!
○ブエノスアイレスからプエルト・マドリンへの行き方
ブエノスアイレスのメインバスターミナル(レティーロ)から、プエルト・マドリンへは複数社運行しています。バスターミナルのInfoに確認するか、バス会社のカウンターに書いてある行き先を見れば、チケットを買うことが出来ます。
カマかセミカマか、食事付き(Con Comida)か無し(Sin Comida)かで値段は変わります。
<移動費用>
ブエノスアイレスからプエルト・マドリンへのバス運賃:288ペソ
かつや
Back to Buenos Aires イグアスからブエノスアイレスへ戻る
エンカルナシオンからの夜行バスは、正午を回ったあたりでブエノスアイレスへ到着。
●上野山荘は相変わらず満員
このまま、夜行バスでプエルトマドリンを目指しても良かったが、上野山荘に荷物を預けていたことに加え、この暑さで体中ベタベタだったので、今日はブエノスアイレスに一泊することに。
早速、荷物を受け取りに上野山荘へ。できれば、このまま一泊したかったが、相変わらずの人気でベットの空きが1つのみとのことなので、別の宿を探すことに。
以前、ブエノスアイレスに来た時に目星をつけていた宿へ。
●ブエノスアイレスの安宿「About Baires Hostel」
看板も目印も無く、入り口が分かりづらいが、実質ブエノス・アイレスで最安値のホステル。
建物の2階がレセプションになっており、3階、4階に部屋がある。共有スペースや水周り、ドミ部屋は毎日しっかりと掃除が行われており清潔。夏場はクーラーがないためちょっと暑いけど、共有スペースも広く快適に過ごせる。
さらに、キッチン・冷蔵庫有り、WiFi有り、朝食付きでこの値段はかなり安い。ただ、キッチンが狭く、鍋類の種類もあまり無いので、自炊派の方はちょっとつらいかも。
ウチらは、男子ドミが満室だったため、2人で誰も使っていなかった女子ドミを使うことに。男子ドミと違って、窓もあり、清潔な部屋を貸切状態。自分で鍵をつけるロッカーもあり、ホステルの入り口も都度レセプションが確認して解錠するため、セキュリティはしっかりしている。
上野山荘から徒歩10分くらい。予約は、hostelbookersからできます。
ドミ1泊宿泊費用:36ペソ(10ベッド)、44ペソ(6ベッド)
かつや
Back to Buenos Aires イグアス移住地からエンカルナシオンへ。そしてブエノスアイレスへ
なんだかんだ滞在したイグアス移住地のペンション園田を今日いよいよチェックアウト。
●移動日の楽しみといえばバス
南米の主な移動手段はバス。
ローカルのオンボロバスから長距離を走るゴージャスなバスまで、その種類は様々。そして、良くも悪くも色々なサプライズが待っている。前回は、出された夜食が腐っていたり。。
今日の移動予定は、パラグアイのイグアス移住地からアルゼンチンのブエノスアイレス行きの夜行バスへ乗ること。
シウダー・デル・エステからもブエノスアイレス行きの夜行バスは出ているが、エンカルナシオンからの方が安いということと、イグアス移住地に来る時と同じルートなので勝手が分かっているということで、イグアス移住地からエンカルナシオン経由でブエノスアイレスを目指すルートを採る。
最初の難関は、エンカルナシオンまでのローカルバスの乗り継ぎ。
なんといってもこの時期のパラグアイは暑い。下手したら熱中症になるんじゃないかってほど暑い。そして、ローカルバスに涼しい待合所などあるわけがなく、移動を開始したのもシエスタ中の時間帯ということもありバスの本数にも限りがある。
バス、来い!
願いが通じたのか、幸いにもイグアス移住地前のバス停ではシウダー・デル・エステ方面のバスがすぐに来た。
席は一杯のため立ち席だったが、クーラー付きの車両。ラッキー。
15分程で乗り換えポイント30km地点。
相変わらず何もない。何とか発見した木陰で強い日差しを凌ぎつつ、気長にバスを待とうとタバコに火をつけた瞬間、エンカルナシオン行きのバスが視界に入る。今日はついてる!
エンカルナシオン行きのバスは、クーラー付きではなかったが、途中何度か気まぐれの大雨に見舞われたおかげで涼しく快適な空間に。そして、楽しみにしていたチパというこっちのパンの物売りさんにもめぐり合い、4,5時間のバスの旅はあっという間に終点エンカルナシオンへ。
○イグアス移住地からエンカルナシオンまでの行き方
①イグアス移住地前でシウダー・デル・エステ行きのバスに乗り、30km地点で降ろしてもらう
②30km地点にエンカルナシオン行きのチケットを買い、バスが来たら乗り込む
<移動費用>バス運賃
①5,000グアラニー
②40,000グアラニー
●バスの特等席でエンカルナシオンからブエノスアイレスへ
エンカルナシオンのバスターミナルで、何社かカウンターを回りブエノスアイレス行きのバスチケットを吟味する。
何故かブエノスアイレスからエンカルナシオンへ来た時よりも20%ほど高いが、どの会社に聞いても同じ。値下げの余地もなく、ブエノスアイレス行きのバスチケットを購入。
出発まで1時間ほど時間が出来たので、バスターミナル付近を散策。
謎の薬草 with マテ茶をその場で飲める店を発見。
お姉さんがすり鉢で薬草を煎じ、
お兄さんが絶妙なブレンドで薬草とマテの茶葉を配合する。
お気に入りのマテ茶容器に入れてもらい、出来上がり!
そうこうしている間に、出発の時間。
バスに乗り込み、指定された座席を探すと何と2階の一番前。運転席の真上に位置する席なので、まるでドライブのように車窓を楽しめるし、何といっても席が広い。足なんて伸ばし放題。これで14時間のバス移動も快適そうだ。
ちょっと走ると、すぐにパラグアイ、アルゼンチン国境。
パラグアイの出国は、係員の方が乗り込んできて乗客全員のパスポートを回収し、席で座って待っているとスタンプを押されたパスポートが帰ってくるという楽チン出国のタイプ。
アルゼンチンの入国も、同じようにパスポート全員回収型だが、何故か全員バスを降りて荷物チェック。うちらはバックも空けずに検査をパス。
その後、ブエノスアイレスに向けてしばらく幹線道路を走っていると、バスが急にストップ。制服を着た軍人かポリスかが乗り込んできた。そう、よくある抜き打ちの検問。そして、もちろん目を付けられるのがアジア人。
バスの2階に上がった軍人は、一目散にこちらへ来た。
「パスポートを見せろ。」
パスポートを端から端までじっくり見る。国境でもここまで見られることはないくらいしっかり見ている。
「荷物を見せろ。」
手荷物のバックを開けさせられ、中を物色。満足したのか、軍人①はバスを降りていった。
そしてすぐに、軍人②が登場。
さっき開けさせられたバックをしまっていると、それが怪しい行動に見えたのか、またこっちに来た。
「パスポートを見せろ。」
さっき軍人①に見せたって!お前らホウレンソウしろよ!ってか何でチェックするのはウチラだけなんだよ!って噛み付いてもいいことはないので、「どうぞ」とおとなしくパスポートを渡す。
「荷物を見せろ。」
そのセリフ知ってるよ。さっきの軍人さんは怪しいもの無かったってさ。
折角きれいに仕舞い直した荷物をまたゴソゴソされ、満足したのか軍人②はバスを降りていった。そして、バスは出発。その光景を見ていた隣の席の地元の人たちも、さすがに苦笑い。
まあ、この人達のおかけでバスの安全が守られているんだなと心を落ち着ける。
しばらく走ると、またもやバスが停車。
今度は何事かと思ったが、乗客が全員降りていったので着いて行ってみると、なんとそこには乗客専用のレストランが用意されていた。
エンパナーダの前菜からスタートし、チキンとピラフのメインとパン、コーラやビール、そして食後のアイスまですべて無料でバス会社から提供された。この間の腐った弁当とは雲泥の差。バス会社選びってすごく重要。ちなみに、このすばらしいバス会社の名前は「CRUCERODEL NORTE/SOL」 。
と、楽しいバス移動は、今回もたくさんのサプライズを頂きました!
○エンカルナシオンからブエノスアイレスまでの行き方
エンカルナシオンのバスターミナルからブエノスアイレス行きのバスが出ています。夜行バスもあり。
<移動費用>バス運賃:300,000グアラニー
かつや