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Paine National park’s MAP and Trekking route パイネ国立公園の地図&トレッキングルート
○パイネ国立公園内の地図
パイネでのトレッキング準備にあたり、うちらが一番困ったこと・・
それは、トレッキングルートが全く分からない!ということ。
歩き方に載ってる地図は全く意味不明
トレッキング帰りの旅人にコースを聞いてから見ても?ばかり。
プエルトナタレスの観光案内所でやっと見やすい地図をもらったけど、
それじゃあちょっと、遅すぎる・・
てコトで公園入り口で貰える地図、WコースのほうだけですがUPしておきます。
※クリックすると拡大されます。
赤線部分がWのルート。
○見所は大きく3つ。
①トーレス・デル・パイネ(朝日最高)→Wの右上部分。
②360度の眺め→Wの真ん中、上部分。
③氷河→Wの左上部分。
正攻法
は右→左へ攻めるルートですが、トーレスデルパイネまでの道が一番?険しい。
食料&テントなどなど重たい荷物を持ち、初日から登るのはきつい・・
そのため、
フェリー
で一気にW左下部分まで行き、その後
①歩きでトーレス・デル・パイネを目指すか
②帰りもフェリーに乗り、Wの右下部分まで向かう・・てパターンも一般的です。
どちらを選ぶかは体力・日数・予算次第。
パイネ、意外と結構お金かかります。
あきえ
PUERTO NATALES 2 DAY プエルトナタレス2日目
○準備も大詰め
今日こそトレッキング準備整えて、明日出発するぞー!
スーパーに行って、生鮮食品を購入し、
アウトドア用品のレンタルショップへ行って、必要な道具をレンタルし
宿の情報ノートでトレッキングルートの確認を行い
宿に預ける荷物は段ボールに詰め(スーパーでもらってきた)
レストランのfreeWiFiで天気予報を調べ
準備完了!!
なんやかんやでバタバタしてました。
レストランで頼んだ白ワインカクテル。ピーニャ(パイナップル)アイス入り。
おしゃれで美味しいのに、何故かコーヒーより安いという不思議。
ちなみに・・
○パイネ国立公園トレッキング用、食料一覧(4泊5日、2人分)
トレッキング中はガス缶とクッキングストーブ(火が出るとこ)を持ち、完全自炊生活。
いわゆるコンロ。焚き火不可の場所が多いので、火は持参必須。
レフヒオ(山小屋)のレストランにて食事も取れるが高額なため実質無理。
予定している4泊5日+1日分の余裕も持って下記食材を購入しました。
~主食~
パン12個、パスタ500g×3袋、米3合、インスタントラーメン×4袋
~野菜、肉類~
ハム500g、チーズ300g、ソーセージ5本入×2
長ネギ2,5本、アスパラガス1束、あさりの缶詰×1
~パスタソース、香辛料など
スープの素×8袋、コンソメ3個、マヨネーズ400g、
塩・コショウ・油・砂糖・唐辛子・にんにく
~おやつ~
クッキー×3、板チョコ×4、飴×3、チーズのスナック菓子×1、ドライフルーツ
~飲料~
ジュースの素、コーヒー、ミロ、紅茶、水500ml×4本
↓
○トレッキングを終えて感想。
お米 →元気出る。日本人はお米。
インスタントラーメン →軽くていい。3分で出来るのもいい。ネギ入れたらおいしい。
ネギ、アスパラガス、にんにく →大正解!軽くて日持ちもよく、いい具になる。にんにくはスタミナ満点、元気出る。
ハム&チーズ →サンドイッチに良い。けどテントの中暖かくなるので、3日目くらいが限界。
スープの素 →使用頻度NO1。普通のパスタソースは重いので、
スープの素でパスタを作る。軽いし美味しいしおすすめ。
マヨネーズ →パンにごはんにパスタに。万能。こってりしたものが恋しくなるので良い。
クッキー →もっと多くても良かった。
ドライフルーツ →普段食べない人にもおすすめ!糖分が染み渡る。
コーヒー →もっと多めに持っていけばよかった。普段より飲む。
ジュースの素 →ただの水がおいしいジュースに。糖分補給にも。
コンソメ・油・砂糖 →使わなかった。
(おまけ)にんにくの入ってた袋 → スポンジ代わりに。食器を洗うときに便利。
○持ち物一覧(購入・レンタル品の値段含む)
~購入~
ガス缶230g×2(1つ2500ペソ)
~レンタル品~
2人用テント(1泊3500ペソ)
テントに敷くマット(レンタルショップ:1泊500ペソ 宿:1回2つで1500ペソ)
※レンタルSHOPで借りるマットは厚いので1人1枚でOK。
宿で借りれるマットは薄いのは1人2枚使用がおすすめ。
ガスストーブ&自炊set(鍋、やかん、深めのお皿、コップ、ナイフ・スプーン・フォーク)
(1泊1000ペソ)
トレッキングシューズ (私は登山靴だったので不要。かつやのみレンタル)
(1泊2500ペソ)
~自前~
寝袋(5度まで対応)・レインパンツ・サングラス・3日分の服(着替え含む)
洗濯set・お風呂set
トイレットペーパー・日焼け止め・ライト(夜必須)
カメラ充電器・携帯・カメラ・ペン・ノート
&ナイロンジャケット・帽子・夜用コート・傘(あきえ)
&防水ジャケット・(かつや)
紅く染まる雲。
楽しいトレッキングになりますように。
あきえ
プエルトナタレス1日目 Puerto Natales 1 Day
○明日パイネ出発を目指し、トレッキング準備を整える。
ふかふかベッドでゆっくり寝るのは久しぶり。
宿の朝食を食べ、3人でのんびり。
南極ではずーっと船の上にいたため、ウシュアイアでは丘揺れしていて気分が変だったけど、ようやく直ってきた気がする。
地面に足が付いている。地面が動いていない。ちょっとまだ変な感じ。
さて。
パイネ国立公園でのトレッキングに向けて・・
準備しなきゃいけないことはたくさんある。
①トレッキングルートの決定
②トレッキング日数の決定
③キャンプ泊に必要な道具のレンタル
④トレッキング中の食材の買出し
⑤天気予報の確認
なんだなんだ。結構いっぱいやることあるぞ。
今日一日で間に合うかしら。
まずはプエルトナタレスの市内地図&パイネ国立公園のトレッキング情報を
ゲットすべく海沿いにある観光案内所へ。
かわいいワンコ発見
キツネみたいなお顔。
お次はアウトドアグッズのレンタルショップ巡り。
私達は3泊か4泊くらいの予定なので、必要なものは基本レンタルでそろえる予定。
南極から一緒に行動している村上さんは10泊予定のため、物によっては購入予定。
小さなプエルトナタレスの町を散策します。
・・と。
あれ。お店やってなーーい。
シエスタ中でした。宿でのんびりしすぎたかな?
&今日は日曜日。なんだか町が静かだと思ったよー
レンタルショップのシエルタが開けるのも待ちつつ、
お金をおろしたり(そう、久しぶりのチリ入国なんです)なんだり。
レンタル屋さんには2種類のパターンのお店が。
レンタル品を
1日単位で計算するお店→借りたその日から費用が発生
1泊単位で計算するお店→借りた翌日から費用が発生
なのでお得な1泊計算のお店でレンタル品は揃えます。
うちらが行った登山用品のレンタルショップはココ。
住所:H.Eberhard通りと T.Rager通りが交差する場所。向かいが広場。教会も近い。セントロにあり。
目印は・・向かいがチャリ置き場、横がホステル。角から2軒目の小さいお店。
お兄さんが一人でやってます。
すごく親切だし、トレッキングルートなどの相談にも乗ってくれるからおすすめ。
さて。
レンタルショップを見終わった時点でもう夕方・・
パイネ行くとしたら、早朝出発なのに、
今からレンタル品借りて、食材揃えて、トレッキングルートも決めて・・
て出来るかな??
てことで
明日もこの町に1泊することにしました。
急がばまわれ。
あきえ
Go to Puerto Natales パイネ国立公園の起点 プエルト・ナタレスへ
最南端の地ウシュアイアを後にし、これからパタゴニアを北上する。
●さよなら上野山荘
上野山荘のマスコット犬トゥルーチャとも、南極を共にした仲間ともお別れ。
朝8時ウシュアイア発のバスでプエルト・ナタレスを目指す。
上野山荘から長距離バスが出るセントロまでは、いつものコレクティーボB線でも行けるが時間が定かではないので、タクシーを呼んでもらいウシュアイアのセントロまで行く。
○移動費用:12ペソ
上野山荘からウシュアイアセントロまでタクシーで10分くらい。バスが発着する住所(バスチケット購入時教えてくれる)をタクシーの運ちゃんに伝えれば連れて行ってくれる。
●ウシュアイアからプエルト・ナタレスへ
パンパが広がる荒野がひたすら続く。
リオ・ガジェゴスからウシュアイアに来た時と同じ国境を越え、チリへ入国。
チリへの入国は食べ物の持ち込みが厳しいが、イミグレではX線に荷物を通すだけの簡単チェックで終了。
その後、バスがしばらく進んでからフェリーに乗り込みマゼラン海峡を越える。
プンタ・アレーナスでバスを乗り換え、朝8時にウシュアイアを出たバスは22時にようやくプエルト・ナタレスへ到着。イミグレでの手続き等含めて、移動時間は14時間程。
ちなみに、このバス移動、バスの食事サービスが無いだけでなく、途中食べ物が食べれるようなところへの休憩も一切なし。アルゼンチンからチリへは食べ物が持ち込めないのにも関わらず、国境でちょっとした食べ物が買えるくらい。
なかなか過酷な移動でした。
●プエルト・ナタレスの安宿「Estrellita Del Sur」
プエルト・ナタレスの安宿情報はあまりない中、上野山荘で出会った旅人から教えてもらった宿。家族経営の民宿といった雰囲気。宿は清潔で快適。キッチンもあるが、ここのご家族と共有なので、使いたいときに好き勝手使えないのはちょっと不便。
また、無線LANも無いので(有料でネットに繋がったPCは使える)、無線LANが必要な時は近くのネットカフェへ行く必要がある。ただ、街の中心部に近いため、長距離バス到着時や買出しなどに便利な立地。
パイネ国立公園へショートトリップの際など、荷物を無料で預かってくれる。さらに、街中の相場よりちょっと安くパイネ行きのバスの手配してもらえるので、パイネに行くための宿としては申し分ない。
部屋の形式はツインが主だが、ドミとして使われているようなので、2人でもドミ料金で1部屋借りられる。
宿泊費用:1泊 1人 5,000ペソ
プエルト・ナタレスの安宿 Estrellita Del Sur 住所:Chorrillos 855
かつや
Antarctic Dream Day 11 南極上陸クルーズ11日目 南極クルーズ終着点ウシュアイアへ到着
今日、南極上陸クルーズ船 Antarctic Dream号は11日間の航海を終え、南極クルーズ終着点ウシュアイアへ到着する。
●ビーグル水道からウシュアイアへ
朝、いつもの通り8時に朝食をレストランで食べる。もうこれでいよいよ最後かと思うと、なかなか感慨深いものがある。
朝食後、デッキに出て一服。これも毎日のことだったが、昨日までの景色とはすっかり変わり、船の両側には陸地が見える。南極と比べると気温もかなり暖かくなってきた。
11日間過ごしたキャビンの荷物を一通り片付け、最後のクルーズを楽しむ。
ビーグル水道は、陸地に挟まれているため波も穏やかだ。
予定よりちょっと遅れた11時半、いよいよウシュアイアの港へ到着。
南極上陸クルーズ、夢のような11日間でした。
かつや
Antarctic Dream Day 10 南極上陸クルーズ10日目 最終日のさよならパーティー
南極上陸クルーズ船 Antarctic Dream号のキャビンは朝から大揺れ。
●ドレーク海峡を越え、さよならパーティ
今日も一日かけて荒れ狂うドレーク海峡を、ウシュアイアに向けて進む。
相変わらずの揺れと、酔い止め薬の副作用の眠気に耐えながら一日を過ごす。
そして、徐々に南極上陸クルーズは終わりに向かってプログラムをこなしていく。
まずは、南極の寒さから身を守ってくれていた赤いパーカー(防寒着)と長靴の返却。
そして、乗客約70名から集めた南極写真のスライドショーの上映。
10日も一緒に過ごした南極仲間の撮る写真は、どれもすばらしい。
ちなみに、ウチらは”みんなで南極でカップヌードルを食べる”の一枚。会場はなかなかいい反応。
スライドショーの上映が終わると、レストランにはさよならカクテルが用意されていた。
最後のディナーをおいしいフルーツのデザートで締めくくると、南極上陸証明書の授与式が始まった。
1人1人名前を呼ばれ、スタッフから受け取る。まるで卒業式のようで、ちょっと感動的だった。
その後、記念品のオークションが行われたり(実際に使われた航海図が420ドルで落札!)、各々連絡先を交換したり、楽しい夜はあっという間に過ぎていく。
そして、気づくとドレーク海峡の揺れも収まり、南極上陸クルーズ船 Antarctic Dream号はビーグル水道に入っていった。
キャビンに戻り、眠りに付く準備。
朝目を覚ます頃には、船はウシュアイアの港に着いているだろう。
夢の様な南極上陸クルーズもいよいよカウントダウン。
楽しい時間はホントあっという間だった。
かつや
Antarctic Dream Day 9 南極上陸クルーズ9日目 荒れ狂うドレーク海峡再び
南極上陸クルーズ船 Antarctic Dream号は一路ウシュアイアを目指す。
●魔のドレーク海峡と酔い止め薬
今日も相変わらずドレーク海峡は荒れ狂っている。
大きな波に船が乗ると、落差5,6メートルくらいの段差を一気に落ちるような感覚で船が波を滑り降りていく。
朝昼晩のご飯の合間に、南極に関するレクチャーが開催されているが、どうしても参加する気にならない。
縦に横に揺れる船と、レセプションでもらえる強力な酔い止め薬のせいでご飯の時間以外、ベッドを離れられないからだ。
ということで、またしても行きのときと同じように食べては寝るのドレーク海峡の1日でした。
かつや
Antarctic Dream Day 8 南極上陸クルーズ8日目 南極上陸最終日
今日で、南極上陸は最終日。
●南極上陸9本目 まるで月面のようDeception Islandへ上陸
いつものように、ゾディアック(上陸用ゴムボート)でランディング。
到着したデセプション島を見ると、いつもと風景が違う。
残念ながらこの島にペンギンはおらず、気がついたら昨日で南極のペンギンは見納めだったようだ。
ということで、デセプション島でのメインのアクティビティは山登り。
まるで月面のようなデセプション島には、ぱっと見たところ生物が全くいない。
そして、とてつもなく強風。
この島は地面があったかいのか、周りの島と違って雪が全く無い。
気づいたらガチ登山で、1時間くらいかけて火山口の縁のてっぺんまで登っていた。
ここから見渡す南極の景色はこれまたたまらない。
●南極上陸10本目 南極といったら温泉
Deception Islandの登山から一旦船に戻り、少し休憩の後再びランディングへ。
これでいよいよ南極上陸クルーズ最後のランディング。
昨日のアナウンスや今朝のアナウンスでは、今日のこの最後のランディングの予定のことを、Hot springとかCaliente(スペイン語で熱いの意)とか言っていた。
しかし、直前のアナウンスでは何とSwimと!
最近では、南極に温泉も沸かなくなったなんてうわさもよく聞く。それと同時に南極で寒中水泳なんて噂も。
どうなることかと、最後のゾディアックで島へ向かうと、海岸が湯気で白くなっているのが見えてきた。
果たしてその温度はどうか!?早速、極寒の中、服を脱ぎ、海へダイブ。
熱!冷!あまりの温度差に肌のセンサーがきちんと働いてくれず、よく分からないがとにかくすごい刺激が肌へ伝わる。
落ち着いて海水に浸かってみると、海岸線ぎりぎりの海水は熱湯なくらい熱くなっており、ちょっと海に入るとそこはもう南極の海。流氷が浮いててもおかしくないくらい冷たい。
中にはそんな冷たい沖の方を普通に泳いでいる人がいたり・・・。どんな体してるのか・・・。
まあ、何にしても南極での海水浴は楽しかった。
●ドレーク海峡再び
最後のランディングを終え、いよいよ南極クルーズ船 Antarctic Dream号はウシュアイアを目指して面舵いっぱい。南極の最後の島を見送る。
夕方過ぎ、ついに船が大きく揺れだした。
もう、あとは丸2日船酔いと戦って終わりかぁ。
南極上陸ツアー、あっという間だったなぁ。
かつや
Antarctic Dream Day 7 南極上陸クルーズ7日目 南極でカップヌードル
今日は、イギリス南極元基地のあるポート・ロックロイへ行く。
●南極上陸7本目 元イギリス南極基地Port Lockroyへ上陸
ポート・ロックロイにはイギリスの元南極基地が博物館兼お土産屋さんとして保存されている。
ここでは、過去の南極基地の生活を垣間見ることができるのと、南極のお土産を買ったり郵便を出すこともできる。
もちろん、この基地周辺にもペンギンのコロニーはあり、完全に人間と共存している。
イギリスで使い残していたイギリスポンドで、お土産と切手を購入し南極から日本への郵便を投函。
南極から日本への郵便費用:1枚 1USドル(ここではUSドルやイギリスポンドが使える)
●南極上陸8本目 ペンギンと鳥のコロニーJougla Pointへ上陸
イギリス基地から船に戻ることなく、直接ゾディアックで隣のランディングエリアへ。
天気が良くなってきた。
ここにも、たくさんのジェンツーペンギンや
大きなクジラの骨が散らばっていたりした。
また、ジェンツーペンギンと一緒に、Antarcticなんちゃらという鳥が一緒にコロニーを形成している。
ペンギンもこの鳥も、同じ魚を食べるらしい。にしても、全く格好の違う鳥が同じコロニーで生活している姿はとても不思議。
●ランチにエンパナーダの前菜
久しぶりのエンパナーダおいしかった。
メインも魚でおいしい。
チリ船は肉ばかりじゃないのが素敵。
●南極の海でWildLifeを体感する
今日の午後はランディング無し。予定には「Ship cruising looking for wildlife」と書いてある。
昨日は天候不順のため上陸が午前中だけだったし、今日も予定を見たときにただの移動かと思っていたら、スケジュールの通り(建前でこの名前付けてるだけかと思ってたけど)南極のWildLifeを堪能することができた。
Dallman bay & Gerlache Straitのポイントで船がゆったりと旋回を続ける。
船の右に左に、前に後ろにクジラが次々と出没する。
海中を泳ぐペンギンが船の近くをぴょんぴょん飛び出してくる。さっきまで陸上でペタペタ歩いていたペンギンとは全く別物のすばやさ。
海面にはばかでかい流氷がごろごろする南極の海に、たくさんの生物が暮らしている。
地球ってすごい。
●南極でカップヌードル
ウシュアイアの街で、カップヌードルを仕入れておいた。
ただなんとなく、南極でカップヌードルを食べたいという欲求を満たすため。
外が寒ければ寒いほどカップヌードルはうまい。
ということで、世界一寒い南極で食べるカップヌードルは世界一うまかった。
●南極でバレンタインディナー
南極クルーズは、朝から晩まで食べっぱなし。
お腹が減る時間も無いまま、ディナーの時間。
今日のウチらのテーブルの空いた席には、アルゼンチン生まれのスペイン在住のおじさん(51歳)。
彼も旅好き。南米の見所を聞いたり、ヨーロッパの話で盛り上がったり。
来春にアジアを回り、日本にも来るらしい。
楽しかった。
そして、今日は2月14日。
そう、バレンタインデー。
シャンパンにチョコが振舞われるというちょっとしたサプライズ。
南極船の上でバレンタインパーティー。
いよいよ明日で実質南極上陸ツアー最後ということで、感傷に浸る中うれしい出来事でした。
かつや
Antarctic Dream Day 6 南極上陸クルーズ6日目 ルーメア海峡を越えるも天候に泣かされる
今日の最初の目的地は、南緯65度にあるピーターマン島。
●ルーメア海峡(Lemaire Channel)を越える
朝6時半に目を覚ます。
昨日の夜にスタッフから聞いた話では、今日の朝7時に大型船では決して通ることができない南極の秘境ルーメア海峡を通るからだ。
南極の早朝は、夏のこの時期でもさすがに冷え込むだろうと思い、船で借りた防寒着を着てデッキに出る。
元々南極調査船だったというAntarctic Dream号は、氷河を力強く書き分けながらガリガリと進んでいく。
視界の両側には岩肌むき出しの山々と、青く光る氷河。
素敵な景色。
しかし寒い。海峡を吹き抜ける極寒の風に、天気が悪く冷たい雨だかヒョウだかが吹きつける。
防寒着を着込んできたはずなのに、デッキの上では10分も持たずにギブアップ。
●南極上陸6本目 極寒の地 Yalour Islandへ上陸
当初の目的地は、ジェンツーペンギンの営巣地として南限でもあるピーターマン島だった。
しかし、周辺海域の天候が悪いのか予定が変更され、上陸目的地はYalour Islandという島に。
12人乗りの上陸用ゴムボート ゾディアックに乗り、Yalour Islandへ上陸。
この島は、アデリーペンギンの営巣地らしく、子育てをしたり走り回ったりするアデリーペンギンがあちこちにたくさんいる。
しかし、ここまで南下してくるとかなり寒い。
アザラシはもうここにはおらず、ペンギンのみ。
南極の島をいくつか巡ってきたが、島によって生息するペンギンの種類が違うのはなかなか興味深い。それぞれの種ごとに、縄張りのようなものが決まっていて、毎年同じ島で巣を作るのだろうか。
この島のペンギンも子供が大人になりかけで、毛が生え変わってきている。
また、この島には肉食の鳥も多く、ペンギンの亡骸や空の卵も島のあちこちにちらほら見られる。
極寒の地 南極でも、壮絶な弱肉強食の世界で今日も動物は戦っている。
まあ、ペンギンのペタペタ歩く姿を見ているとそんな風には全く見えないけど。
2時間の上陸はあっという間に終了。
●南極上陸クルーズでは今日も豪華ランチ
しかし、毎食フルコースってすごい。
この生活にも、いつか終わりが来るのだろうか。
●南極の天候に泣く
午後のアクティビティはZodiac(上陸用のゴムボート)での氷河クルーズの予定。
が、しかし、残念ながら天候に恵まれず、外は強風&雪。そのため、波も荒くクルーズは中止。
ルーメア海峡を戻ることに。
しかし、氷河がすごい。
朝よりもパワーアップしている。
ガリガリと進むAntarctic Dream号。
そして、ルーメア海峡を越えるとそこはクジラの生息海域。ということで、今日の午後は終始ホエールウォッチング。
しかし、クジラといえば、レクチャーでも時々出てきたけど、未だにクジラを獲っているということで日本がバッシングされている。なぜ、クジラだけが特別扱いなのだろうか?羊を食べるのも、ウサギを食べるのも尊い生命を頂くということは同じだと思うけど。。
南極上陸ツアーも実質あと2日。
あっという間だ。
かつや