Archives for "102_行き方(How To Go)"
Go To Aleppo アレッポでもシリアの人は良い人
今日はハマからアレッポへ移動する。
朝ホテルをチェックアウトし、ガラージュ・ブルマンへタクシーで向かう。タクシー料金は、ホテルの人から40SPで十分だと聞いていたので、降りる際に40SPを手渡し立ち去ろうとすると運ちゃんが少ないと言ってきた。
あまりにうるさいので、あと5SPを彼の手のひらに追加。それでも、一向に彼の欲求は満たされない。しばらく騒いでいると、それを見かねて周りの運ちゃん仲間が仲裁に入ってくれ結局45SPで何とかおさまってくれた。
●シリアの人々は旅人に優しい
ガラージュ・ブルマンでアレッポ行きのバスチケットを購入。12時発でハマからアレッポ行きのバスは発車。バスはスムーズで、予定通り2時間弱でアレッポへ到着。
アレッポのガラージュ(バスターミナル)では、バスを降りた瞬間にいつも通りタクシーの運ちゃんが声をかけてくる。ここは、街の中心から10km程離れているので、中心へ行く交通手段が必要だ。すると、客引き真っ最中の運ちゃんの間からするっと地元の人が「あっちにセルビスがあるよ」と教えてくれた。
シリアの人はホントに親切だ。タクシーは商売あがったりだけどね。。
普通の路線バスの形をしたセルビスに乗り、アレッポ市内へ。料金は3人+荷物で35SPと安かった。セルビスを降り、そこからさらに街の中心までしばらく歩く。路上で少しでも地図を見ているとシリアの人は必ず親切心で声をかけてきてくれる(もちろん下心なし)。
●良い宿は足で探す
歩き方に載っているアレッポの安宿は、ほとんどがセクハラ宿で女の子に評判が良くないので、シリアを共にしたヒロ君とはここでお別れ。さあ、今日泊まるところを探さないと。
荷物をあきえに見ててもらい、宿を6,7軒当たる。意外と満室と断られたり、空いていてもそんなに良くなくて1,000SPを超えたりとなかなか見つからない。そしてようやくきれいでダブル一泊750SPの宿を発見。皮肉にも、噂のセクハラ安宿のすぐ近く。。
ガイドブックには載っていない安くて良い宿なんてたくさんあるのだろう。この料金でこの部屋のクオリティは、ここ最近じゃNo1かもしれない。しかもそんなに混んでないし。足で探すって大事。
夕食はレストランで中東料理のディナー。550SPと結構頼んでしまった。さあ、明日はアレッポ市内をゆっくり見て回ろう。
●アレッポの安宿 Alitehad Alarabe Hotel
ということで、ここはおススメ。場所は、歩き方に載っている安宿スプリングフラワーホテルのすぐ近く。アレッポ中心の時計台からだと、スプリングフラワーホテルよりちょっと手前にある。2階のベランダに小さな看板が出ているだけなので、ちょっと分かりづらいかも。
最近改装したばかりの様で設備はきれい。部屋も広く清潔で、ファンやシャワーなど設備も問題なし。快適な宿です。
ダブル1室1泊:750SP
Crac des Chevaliers クラック・デ・シュバリエはラピュタのお城!?
今日は、ダマスカスからハマへ移動する。
●シリアのタクシーはポリスの前で
朝早めに起きて8時前にホテルをチェックアウト。マルジェ広場からタクシーを拾い(ちょうどポリスがいたのでポリスの前で拾うと、昨日と同じようにすんなりメーターでOKしてくれた)、ダマスカスのバスターミナル、ガラージュ・ハラスターへ行く。50SPちょっとで到着。シリアのタクシーは、メーターで行ってもらえるとホントに安い。
ガラージュ・ハラスターに着くと、早速案内のおじさんが話しかけてくる。チケットブースの場所を聞き、昨日地元の人が教えてくれたお勧めのバス会社アルアハリーヤ社でハマ行きのチケットを購入。ハマ行きのバスは、9時くらいにダマスカスを出発し、12時前にはハマへ到着。
●ハマ午後出発でクラック・デ・シュバリエに行けるか
ハマのガラージュから街の中心部へはセルビスで5分くらい。ホテルへチェックイン後、今日の目的地クラック・デ・シュバリエへ行くための情報集めをする。宿のスタッフの話だと、今から自力で行ってもクラック・デ・シュバリエからの帰りのセルビスが無くなるよ(14時半が最終)と言い、1人600SPの明日のツアーを勧めてくる。
ちなみに、歩き方にもクラック・デ・シュバリエからの帰りのセルビスは、夕方には無くなると書いてあるので、明日にしようかとも思ったが、念のためツーリストInfoにも行って確認してみる。すると、クラック・デ・シュバリエからの帰りのセルビスは1日中あるよとのことだったので、一か八か行ってみることに。
◇ハマからクラック・デ・シュバリエへの行き方
①ハマ中心部からホムス行きのガラージュまで徒歩で移動
②ハマからホムスまでセルビスで移動(1人35SP)
③ホムスからクラック・デ・シュバリエ行きのセルビスに乗る(1人50SP)
●クラック・デ・シュバリエはラピュタのお城か!?
セルビスを乗り継ぎ、ようやくクラック・デ・シュバリエに到着。確かに、中世のお城のイメージそのものって感じで、見事な姿をしている。今まで、お城の遺跡というと、城壁だけが残っているケースが多かったが、クラック・デ・シュバリエは城壁の内側の本丸?もきちんと残っている。
すべて石積みで作られたとは思えない程、高さと広さを持ち、そしてそれを構成する曲線が美しい。内部を歩き回ると、特に展示物等は何もなくガランとしており(たまにお土産屋さんブースがあるくらい)、噂で聞いていた「ラピュタのお城のモチーフ」とはちょっと違ったが楽しかった。
さて、じっくりとお城見学を済ませると、もちろん16時半なんて過ぎている。城壁の外にセルビスはいるかな~と内心ドキドキしながら門をくぐる。観光客相手の馬やラクダが目に入る。これではさすがに帰れないし、と横を見ると、いた!セルビス発見。
ただ、セルビスに乗る人数が集まらず、料金は行きの倍額の1人100SPになってしまったが、無事ホムスまで戻れたので一安心。ホムスからハマまでのセルビスも18時の段階ではたくさん出ており、19時にはハマに戻ってこれた。
○クラック・デ・シュバリエ入場費用:150SP(1人)
●ハマの水車は大きくて立派
明日はシリア最後の街アレッポへ移動するため、今日残りの時間でハマを観光する。朝から忙しくろくなものを食べていなかったので、まずは有名なハマのチキンを宿の近くで買い、これまたハマ名物巨大水車を眺めながら夕食。
ダマスカスではローストチキンを食べたので、ハマはフライドチキンにしてみた。ローストチキンもおいしかったが、フライドチキンはまた格別。さらにハマの水車も大きくて立派。水路橋を流れる水が水車に注がれ、水の力で巨大な水車が大きな音と共にゆっくりと回る。すごい光景。
水車の付近で地元の人達としばしふれあい、宿へ戻る。
今日の部屋は、屋上にある部屋。昼間の熱気で部屋の中は暑いが、広い屋上が貸切状態なのがいい。涼しくなってきた夜風にあたりながら、まだまだ激しい車の流れと、クラクションの音を楽しむ。シリアも残すところあと2日だ(の予定)。
●ハマの安宿 RIAD HOTEL
欧米系のバックパッカーで賑わう安宿。設備はきれいで問題なし。夏はルーフにも泊まれます。今回、部屋は結構いっぱいでとっておきの屋上部屋(たぶん夏場は暑いからあまり使われてないかも)が何とか空いていたような状態。屋上が広いので、暑いのが我慢できればおすすめです。
ダブル1室を3人でシェア:1泊1名 300SP
Quneitra 破壊された町 クネイトラ
今日は、クネイトラを見に行く。
昨日、ヒジャーズ駅前のBank of SyriaのATMでお金をおろせなかったので、朝一でユーセフ・アル・アズメ広場まで行きBank AUDIでシリア滞在に必要なお金をおろす。ちなみに、この辺りは銀行がたくさんありドルをおろすこともできるようだ。
●ダマスカスからセルビスを乗り継ぎクネイトラへ
その後、アサド橋まで徒歩で移動し、そこからセルビスに乗り(1人5SP)クネイトラ事務所へ。事務所の前でクネイトラへ行きたい旨伝え、係員のおじさんにパスポートを預ける。20~30分程待ち、難なくパーミッションを取得。クネイトラ事務所近くのマリキ広場から再びセルビスに乗り、アサド橋へ戻る(帰りはなぜか1人2SP)。
そこから、ハーンアルナバ行きのバスに乗り(1人10SP)、さらにセルビスを乗り継ぎようやくクネイトラへ到着。途中、セルビスに乗り込んできた内務省の係員にパスポートを預け、クネイトラ内を見て回るセルビスとして、今乗ってきたセルビスをそのままチャーター(1台250SP)。
クネイトラ中心部に向かうにつれて、倒壊した建物がちらほら見えてくる。これが、イスラエルとの戦いで被った爆撃の実際の姿かと思うとぞっとしてくる思いだ。セルビスはさらに進み、最初のポイント「病院」へ到着。
外から見る病院の損傷もすさまじいが、内部に入ると壁、天井、床に残った銃弾の跡、そして建物の破損がものすごい。イスラエル軍撤退の際の仕業と言われているが、戦争という憎しみがそこらじゅうに溢れていた。先日まで、イスラエルでパレスチナとの関係など身近に感じていただけに、このあたりの緊張状態もすごくリアルに感じる。
病院に続き、教会やモスクを見学。病院同様損傷は激しく、とてもお祈りをしていた場所には見えない程悲しい姿をしている。最後に、セルビスは有刺鉄線の張り巡らされた場所に停車。内務省の係員が一言。「ここから向こうはもうシリアの土地じゃないんだ…」。
なぜ同じ中東でこんなにも争いが起きるのだろうか。
●地元の人の案内でダマスカスを観光
帰りもセルビスを乗り継ぎ、ダマスカスに戻ってこれたのは14時過ぎ。ただ、帰りのセルビスにはよくわからない場所に降ろされ、地元の人に道を聞くと、街を案内がてら分かる場所まで連れて行ってくれた。途中、シャイをごちそうになり、ダマスカスの地元道を練り歩く。ガイドブックには載っていない地元の人のみぞ知るダマスカスの観光はたのしかった。
さて、今日はハマに移動する予定だったが、あっという間に夕方だ。今日の移動は諦め、今泊まっている宿に新たにチェックインしてきた日本人2人とオクラスープを探しに街へ出かける。
複数のレストランをあたるも結局どこにもなく、宿近くのレストランで中東料理のディナー。その後、夜のダマスカスを少し散策し、最後にフレッシュジュースを楽しむ。
明日こそ、ハマへ移動するぞ。
Go to syria 意外と大変。。シリアへの入国
今日は、昨日に引き続き国境越え。
ヨルダン(アンマン)からシリア(ダマスカス)へ移動する。
●セルビスの運転手がどっかいっちゃった。。
朝6時半にホテルを出発。セルビス乗り場までタクシーで移動(メーターで1JD弱)し、シリア行きのセルビス乗り場のチケットオフィスで1人11JDを支払う。オフィスのスタッフと交渉の結果、3人×11JDでOKだったのだが、オフィス側の話とセルビスの運転手とで話が折り合わず、怒った運転手は車を走らせどこかへ行ってしまった。
ということで、ウチらは待ちぼうけ。しかも、今度はオフィスのボスが出てきて4人集まらないと出発しないと言ってきた(もちろん1人11JDのまま)。若干、ボスと言い争うもすぐに別の乗客が1人来て4人そろったので、時間ももったいないし悔しいが引き下がる。7時には出発するはずだったが、結局アンマン出発は8時過ぎ…。今日の目的はシリアのクネイトラへ行くこと。果たして間に合うだろうか。
●ヨルダン出国完了。が、シリアの国境でビザ取得に時間かかる
セルビスは国境へ向け順調に進む。最初のヨルダン側国境へ到着。コントロールの事務所では、現地の人が並ぶ窓口とは別のオフィスでパスポートを預け、すぐに出国スタンプの押印完了。
セルビスに戻り、次はシリアの入国事務所へ。アンマンの日本人宿では、シリアビザは国境で簡単に取れるとのことだったが、シリア国境の係員が「なんでシリアビザ持ってないの?」と突っ込んでくる。何とか手続きをしてもらい、支払い窓口でビザ代を払おうとすると、今度はおつりのドルがないと、ここでも時間をくってしまう。早く行きたいドライバーはもうカンカン。そうはいってもウチらもどうしようもない。またそこでもめる。
結局、ビザ代はシリアポンドで払うことが出来たので、3人分1,300SPを払いやっとのことでビザをGET。そこからさらに行列に並び、ようやく入国スタンプを押してもらえた。入国に時間がかかっている外国人は他にもおり、乗ってきたバスにおいていかれてしまった人もいた。セルビスの運転手はちゃんと待っててくれてよかった。
そこからセルビスで移動し、荷物チェックや入国ゲートなど、シリアへの入国は意外と大変だ。結局、セルビスの終点(ダマスカスの郊外)に到着したのが13時45分。クネイトラへ行くための許可証を申請するオフィスが14時までのため、急いでタクシーに飛び乗る。
●クネイトラ行きの申請は間に合わず
そこまで200SPと言われたが、交渉している時間もないのでとにかく行ってもらう。しかし、飛び乗ったタクシーは残念ながら英語が全く通じず、意思疎通が困難なためクネイトラの申請オフィスへ到着したのは14時をとっくに回ってしまっていた。しかも、オフィスでは金曜日はCLOSEと言われ、どのみち今日は申請できなかった。
近くの広場からセルビスに乗り、ダマスカス市内に戻る。アンマンの日本人宿の情報ノートで目星を付けていた宿にチェックイン。今日は、朝早くから色々あってとにかく疲れた。とりあえず3人でダマスカス名物のチキンを食べに行く。
さて、クネイトラの申請場所を探すときや市内へ帰るためのセルビスを探すときなど、シリアの人はかなり親切にしてくれる。さらに、市内に着いたセルビスからホテルを探すときなど5~6人がかりでホテルまで案内してくれたり、チキンのお店を探しているときも地元のお兄さんがそこまで連れて行ってくれたりと、今までのアラブの国では考えられない程(もちろん他のアラブの国も親切な人は多いが)良い人ばかりだ。もちろん、客引きでもなく、バクシーシの要求も一切ない。シリアって素敵な国かも。
●ダマスカスの見どころを回る
シリア滞在の日数は限られている。明日ダマスカスを離れる予定なので、今日のうちに見どころを見て回ろう。
初めに訪れたのがダマスカスの旧市街。時間も遅いうえ今日は金曜日なので、お店も結構閉まっていたが、ライトアップされたウマイヤドモスクはきれいだった。また、スークの途中のアイス屋は地元の人に人気のようで、皆そこのアイスを片手に旧市街の通りを歩いている。大混雑したお店でなんとかアイスをGET。ちょっと甘いが確かにおいしかった。
アイスを食べながら外でモスクを眺めていると、地元の人が話しかけてきた。そのシリア人は日本が好きで、日本に行くのが夢だそうだ。いつかは行きたいが日本入国のパーミッションを取るのが難しいらしく、行ける目途が立たないと残念がっていた。自由に世界を旅行できるというのは恵まれた環境なのだろう。また、日本に行きたいのに行けないとう外国人の話を聞くと、何とも寂しい気持ちになる。
次は、カシオン山の夜景。
旧市街前でタクシーを捕まえ、いくらでいけるか聞いてみる。One Way 500SPとかなりふっかけてくる。それから複数台タクシーを止めやりとりしていると、地元のおじさんが助けに来てくれた。間に入って交渉してくれるも、片道300SPがやっとの金額。諦めずに別のタクシーを捕まえた、ちょうどその時ポリスが登場。タクシーの運ちゃんに一言。
「メーター使ってるよね?」
「はい。使ってます」
ラッキー。値段交渉無しでメーターで行ってくれることに。ようやくタクシーを確保できた。
カシオン山から見るダマスカスの夜景はホントにきれい。地元の人たちも夜景を楽しんでおり、とてもいい場所だった。結局、カシオン山の上で1時間以上待たせてしまい、タクシー運賃は270SP程になってしまった。ただ、純粋に片道だけならメーターで80SPくらい。どんだけふっかけてくるのよ。
明日こそクネイトラへ。
●ダマスカスの安宿「ZIAD HOTEL」
ダマスカスの中心部にある安宿。アンマンの日本人宿マンスールホテルの情報ノートに記載あるのみ。典型的な中東の安宿で、空調はファンのみ、水回りも清潔とは言い難い。建物も古く、寝るだけなら問題ないといったレベル。
トリプルの部屋:1人250SP
Go to amman ノースタンプでヨルダンに戻る
今日は、エルサレムからヨルダンのアンマンに移動する。
●セルビスでイスラエルの国境へ
朝7時にチェックアウトし、ダマスカス門前にあるセルビス乗り場へ。セルビス仕切りのおじさんに教えてもらい、アレンビー橋行きのセルビスの前で待つ。
人数が集まらないと出発しないセルビス。しばらく待つも全く人が集まらない。何かがおかしい。そこで、周辺を見回すと、近くに動きのあるセルビス乗り場が。ウチらが待ってたこのセルビス、ただ路駐してただけだ。。
動きのあるセルビス乗り場へ行き、チケットオフィスでヨルダン行きのチケットを購入。セルビスの定員人数はすぐに集まり出発(さっきの待ってた時間なんだったんだろう・・・)。
アレンビー橋手前でポリスのチェックがあり、ちょっとした車の渋滞。1台1台車体下部や乗客のパスポートをチェックしていく。大型バスが何台も待ち、その横にはボーダーの有刺鉄線が地平線まで続いている。
●無事ノースタンプで帰って来れた
ようやく順番が回ってきた。ポリスチェックはすぐにパスし、ボーダー内部へセルビスは進む。
アレンビー橋の国境で簡単な出国手続きを行い、ヨルダン入国のためのシャトルバスに乗り替える。ちょっとの距離を走るシャトルバスに2人で8.5JD(高い!)のバス運賃を支払い、ヨルダンへ入国。
パスポートは既にバスの中で預けていたため、それを窓口で受け取る。イスラエルの入出国は別紙で行ったため、最初にヨルダンに入国した以外のスタンプはない。なんか不思議だが、これで問題なくシリアにも行けそうだ。
○エルサレムからヨルダンへの移動費用(1人分)
セルビス代 36NIS
イスラエル出国税 167.5NIS
ヨルダン入国のシャトルバス 4.25JD
●アンマン最後の夜を満喫
キングフセインの国境からセルビスでアンマン市内へ。
セルビス乗り場からダウンタウンに向かうセルビスに乗り替え、マンスールホテルへ。
できれば今日のうちにシリアに入りたかったが、意外と待ち時間が多く、アンマンのホテルについたのは14時過ぎ。外も暑いし、国境越えで疲れたので、今日は最初のヨルダンでゆっくりすることに。
余ったイスラエルのシュケルをシリアポンドへ両替したり、地元のおいしいレストランやスイーツのお店でアンマンを満喫。
明日一緒にダマスカスに行く人が見つかったため、セルビスシェアでシリアへ向かうことに。
明日も早起きだ。
Go to Jericho パレスチナ自治区のエリコを訪れる
今日はエリコへ1Dayトリップ。
●情報が全然違う・・・
昨日、インフォで聞いた情報を元にダマスカス門へ。
早速、♯36のバスが通りかかったので聞いてみると、ダマスカス門前の乗り場ではなく、そこから100mくらい離れたセントラルバスステーションから乗るとのこと。
そこまで歩いて移動し、停まっていたバスの運転手に再度聞いてみる。するとエリコ行きは♯36ではなく、♯63のバスだそうだ。しかも、乗り替え場所もインフォで聞いたのとは違う「エザリア」という街らしい。何がなんだかわからん。
とりあえず、♯63のバスを探し乗り込む。定員に達したところでバスは出発。
●アラブ人?ユダヤ人?
テンポのいい運転をする運転手はアラブ人だろうか。それぞれの国で、最低限のあいさつなどその国の言葉で覚えるのだが、イスラエルに関してはアラブとユダヤで使っている言葉が異なるため、人によって使い分けなければいけない。
そんなバスの車窓から見えるお店の看板は、右側がヘブライ語、左側がアラビック。
○エルサレム市内からエザリアまでバス移動費用
6NIS
●イスラエルは比較的交通費が安い
エルサレムから40分くらいでエザリアに到着。そこからセルビスに乗り替えエリコまで行く。イスラエルの物価は基本的に高いが、交通費はとても良心的。移動の多い日には特にありがたみを感じる。
エリコはパレスチナ自治区だが、ベツレヘムのように分離壁があったりセキュリティチェックを伴うようなチェックポイントは無い。そのため、パレスチナナンバーのセルビスは難なくエリコに到着。
セルビスの終点から最初の目的地、悪魔に試みられた誘惑の山へ。
●誘惑の山を登る
テル・アッスルターンという遺跡からロープウエーが出ているので、まずはそこを目指す。
最初は徒歩で移動していたが、その辺の人に道を聞いてみるとどうやら遠そうだ。日差しも強くなってきたのでタクシーを捕まえるることに。そこで、道端で手をあげていると止まってくれたのは、パンを仕入れレストランに戻る途中の一般の人。
タクシーではないが1人5NISで交渉成立。5分くらいで目的地に到着。ロープウエーの高い運賃を払い山頂へ。さらにそこから徒歩で登り、ようやく教会に到着。
山からの景色は砂漠地方特有の草木の生えていない荒涼とした山に小さなエリコの街。そして、この山の中腹あたりに開いた洞窟のような穴がとてもいい雰囲気。
と、教会の入り口に目を向けると扉が閉まっている。押しても引いても開かない。ここまで来てまさかのCloseかと不安を感じていたその時、中から管理人のおじさんが開けてくれた。
扉の先の狭い通路を抜け教会へ。
隣にある洞穴やベランダからの眺めを満喫する。ここにイエスは40日間こもり悪魔に打ち勝ったのかとしばし思いにふける。
●セルビスの待ち時間で地元のおじさんと交流
今日はこの後エルサレムに戻り、ユダヤの博物館を見たかったので急いでエリコの街へ戻る。
帰り道の途中「ザアカイの木」に寄り、イエスが遠ったこの道の当時を思う。その時からこの立派は木はずーとそこにあるってのが、すごく神秘的。
さて、セルビス乗り場へ戻り、八百屋でフルーツを買った後、エザリアに戻るセルビスを待つ。
人が集まらないと発車しないセルビスに1時間程待たされ、地元のおじさん達とちょこっと交流。彼らが口を揃えて言うのがパレスティーニャは優しく、すばらしい人種だというような亊と、日本のJAICAがエリコにあるってこと、彼らはパレスチナ人としてホコリを持っていることと、日本人の亊が大好きだってことが会話の中から伝わってくる。
最後まで、何でエリコに泊まらないんだ?何でエルサレムに泊まるんだ?と答えづらい質問を浴びせかけてくるが、エリコはとても雰囲気が良くいい街だった。
●イスラエルも今日は最終日
帰りのバスでは(エザリアからエルサレムへ戻るバスは♯36だった)イスラエル側のチェックポイントで軍人によるパスポートチェックがあった。イスラエルとパレスチナの関係が何となく分かった気がする。
なんだかんだでエルサレムに着く頃には16時。ユダヤの博物館は諦め、夕食の準備や明日の出発に備え片付けなどをする。
今日で実質イスラエル最終日。
見どころも多く、文化も興味深いイスラエルは1週間以上の滞在だったがあっという間だった。
日本人の旅仲間も初めてでき、とても有意義で楽しい国でした。ちょっと寂しいけど、街に慣れてきたころにはいつも出発だ。
明日には使うお金も変わる。今日は早目に寝よう。
Tiberias to Jerusalem とにかく歩くティベリア
今日は朝5:30起きなのに、ドミの中年太りのおじさんのいびきがうるさくてあまり眠れず。。
眠い目をこすりながら宿を出発。なんとか6:50のバスに間に合い、まずは山上の垂訓教会へ。
●早起きするも眠気には勝てず
バス停を降りてから少し歩くと教会のあるHOLYプレイスへ到着。敷地内にはホテルもあり、気持ちの良いきれいな場所。8時のOPENまで少し時間があるので、教会前のベンチで仮眠を取る。すでに日差しは強くなってきているが、木陰は涼しく鳥がさえずり心地よい。あまりの心地よさにぐっすり寝てしまい、OPEN後垂訓教会を見学するもあまり記憶に残らず。。こじんまりとしたかわいい教会でした。
○ティベリアから山上の垂訓教会近くのバス停への移動費用:15NIS(1人)
続いて、カペナウムへ。
この辺は移動手段が徒歩のみ(タクシーすらいない)で、詳しい道も分からないので、その辺のおじさんに道を尋ねつつ目的地を探す。山上の垂訓教会から畑道を通り山を下る。バナナの葉が生い茂る山道を抜けると、目の前には朝日に照らされたガラリア湖が広がる。とても美しい光景だ。
畑道から舗装道路へ出て、湖沿いにしばらく歩く。何とかカペナウムへ到着することができたが、そのころには眠気と暑さとで疲れがピークに。またもや木陰のベンチで休む。やっぱり木陰は気持ちがいい。
チェックアウトが迫っているため、結局あまり見れず、宿に戻る時間に。
○カペナウム入場費用:6NIS(1人)
●やっとのことでティベリア行きのバスに乗れた
カペナウムを後にし、ティベリア行きのバス停を探す。といっても見当もつかないので、カペナウムの出口で待っていたツアーバスの運転手に聞くと近くのバス停までここから3km程あるそうだ。もちろん、タクシーもいないので仕方なくバス停まで歩くことに(ツアーが羨ましい…)。
湖沿いにしばらく歩く。聖ペトロ首位権教会、パンの奇蹟の教会を横目に(時間がなくて内部は見れず。。残念。。)、バスの運ちゃんに教えてもらったメインの通りの90号線をひたすら目指す。ようやくティベリア行きのバス停を発見。また、昨日みたいに待つことになるのかと不安を感じながらバスを待つ。
すると30分程でティベリア行きのバスが到着。無事、チェックアウトの時間11時に間に合った。
○ティベリアへの帰りのバス移動費用:10.5NIS(1人)
そして、ここからまた移動。
ティベリアからエルサレムへはセントラルバスターミナルから12時30分発のバスに乗る。ティベリアへ来た時ほどではないが、軍人さんが乗り降りしながら15時過ぎくらいにエルサレムのセントラルバスターミナルに到着。またしてもバスターミナル建物内に入る際に面倒なセキュリティチェックを受ける。安全を何よりも優先するイスラエルなのでしょうがない。
○ティベリアからエルサレムへのバス移動費用:40NIS(1人)
●旅仲間とも今日でお別れ
セントラルバスターミナルから市バスに乗り換え、ヤッフォ門で降りる。前回と同じく、PalmHostelへチェックイン。今度は前回よりも少しましな部屋(ちゃんと電気が付く!)だ。
その後、明日のエリコ行きのバスを聞きにInfoへ。エリコ行きのバスは、宿からも近いダマスカス門から出ているそうだ。
いよいよ今日でアンマンから一緒に旅をしていたシュンさんともお別れ。1人3NISで作った夕食を食べ、どちらも明日は早く起きるので別れは名残惜しいが早めに就寝。
Go to Nazareth 効率良くナザレを見るもティベリアへ戻れない。。
今日はティベリアからちょっと足を延ばしてナザレへ行く。
●短時間でナザレの見どころを回る
ティベリアのセントラルバスターミナルからナザレ行きのバスが出ており、1時間くらいでナザレへ着くことができた。ナザレの後、今日のうちにガラリア湖畔の北の方も行きたいので、ナザレは教会のお昼休み前までが勝負。
受胎告知教会、聖ヨセフ教会、シナゴーグ教会、メンザクリスティ、マリアの井戸、聖ガブリエル教会と、ナザレの見どころを回る。街自体小さいため、徒歩で回ることができ効率が良い。
初めの2つの教会はとても立派で装飾も美しい。ツアー客も多く、ここは大事な巡礼地なんだなと実感する。
次の2つは、ナザレの見どころの中でも小さ目。そのためツアー客も来ないが、その分ゆっくりと見ることができる。特にメンザクリスティは印象的で、普段は門に鍵が締まっているが近所の人に声をかけると鍵を開けてくれる。ここでは、イエスが復活後、弟子と一緒に食事をしたテーブルだと言われる大きな一枚岩を見ることができた。
最後の2つは、ちょっと離れたところにある。マリアの井戸は残念ながら落書きが多く、折角の名所が台無し。聖ガブリエル教会は今も地下に水が流れており、とてもきれいな教会だった。
急いで見どころを回り切り、ティベリアへ戻る。
○ティベリアからナザレへのバス移動片道費用:18.3NIS(1人)
●待てど暮らせどバスは来ない。。
ところが、到着したバス停で帰りのバスを待つもなかなか来ない。
時刻表だと30分に1本くらいの間隔で走っているはずだが、1時間待ってもバスは来ない。さらにもう1時間待つもバスは来ないので、バスは諦めタクシーの運ちゃんと値段交渉を始めると、ちょうどその時ティベリア行きのバスが到着。
出発地点でバスの乗客が少なく、スキップしたのだろうか。ここでもバスに乗り込む人は少ない。しかも、ナザレに来たバスと全く一緒だったので、やはり間引き運行をしていたのだろう。
折角、急いでナザレを回ったにも関わらず、ティベリアに着くころにはもう夕方。
今日はガラリア湖は諦め、スーパーで食材を買い夕食を作る。イスラエルは他の中東と比べ物価が高いので、宿にキッチンがあると助かる。ちょうど中東のご飯にも飽きていたので自炊ができて良かった。
ということで、ガラリア湖へは明日エルサレムへ戻る前に行くことに。早朝6:50のバスに乗るぞ。
Go to Bethlehem パレスチナ自治区ベツレヘムへ行く
今日は、エルサレムからパレスチナ自治区のベツレヘムへ行く。
●空港のようなセキュリティを潜りパレスチナ自治区へ
パレスチナ自治区へは、まずダマスカス門近くから21番のバスでパレスチナとのボーダーへ向かう。
ダマスカス門からチェックポイントのゲートまで約1時間。そこで、バスを降り、分離壁に設けられたチェックポイントへ入る。
荷物のX線と金属探知ゲートを潜り、係員にパスポートをちらっと見せチェックポイントを抜ける。いわゆる国境な訳で、セキュリティは空港のようだ。
いよいよ、イスラエルからパレスチナ自治区へ入る。
●分離壁の落書きと平和への願い
イスラエルとパレスチナ自治区とを分け隔てる分離壁には様々な落書きがしてあるが、ヨーロッパにあるような遊びの落書きとは訳が違う。
平和への願いや自由をテーマに落書きが描かれているのだ。
その中に、ちょっと風変わりな落書きがある。それは、だた一本の線。水色一色で描かれたその線をたどって行くと、分離壁にどこまでも続いている。
これも意味ある落書きのひとつだが、この線を引いた人はどんな思いで、どんな願いを込めて水色のペンキを分離壁に走らせたのだろう。
●分離壁の有名な落書き
さて、パレスチナ側でもアラブ人は相変わらず客引きに忙しい。
ゲートを通り抜けるなりすぐに、タクシーの運転手が近寄って来た。ボーダーから街へは距離があるため、どっちにしてもタクシーには乗らないといけない。さあ、交渉開始。
最終的には、1人15NIS(4人で60NIS)で有名な壁の落書き5ヶ所と、聖誕教会までの送迎で交渉成立。
タクシーによる、分離壁ツアー開始。
大男が一息で分離壁を取り払う巨大な壁画や、パレスチナの女の子がイスラエル軍人のボディチェックをする絵など、とても印象的な絵ばかりだった。
それが、街中に普通にあるのがまた感慨深い。
約束通り5ヶ所の絵を見終え、聖誕教会へ。
●パレスチナの聖地を巡る
聖誕教会は、イエスの誕生した場所に建てられた教会で、多くの巡礼者で賑わっていた。
しかし、地球の歩き方ではこの教会についての情報が乏しく、教会内の見どころがいまいち理解しきれなかったのが残念。まあ、おかげで他の巡礼者にくっついて回ることで、ここはクリスチャンにとって特別な場所だというのを肌で感じ取ることができたのは良かった。
次に、ミルク・グロットへ。
マリア様の母乳で床がミルク色に染まったという伝説の教会は、その伝説がイメージできるようなかわいらしい作り。
外は相変わらずの暑さなので、涼しい教会内でしばらく体を冷ます。
控えめな客引きをあしらいつつ、次の目的地へ。
●羊飼いの野へ
途中、シャワルマ屋さんでサンドイッチを購入。アラブのシャワルマは安くておいしい。
丘を下り、ダビデの井戸、聖ヨセフの家と引き続き巡礼地を巡る。
そこからタクシーに乗り、羊飼いの野へ。
毎度のことタクシーの運転手はメーターを使いたがらず、言い値で乗せようとしてくる。何とかメーターを使うことで交渉する。
やはり、最初の言い値の20NISがメーターを使うと10NISで行くことができた。
神の使いが羊飼いに聖誕を告げたその丘は、小さな教会が建っており、内部のフレスコ画は当時の情景を美しく描いていたのが印象的だった。
●隣町ヘブロンへ
戻りはセルビスがちょうど来たので、それに乗りムジャンマへ。
ムジャンマからセルビスを乗り換え隣町ヘブロンへ向かう。
この街は、パレスチナとイスラエルの関係をリアルに見ることができると、宿の情報ノートに書いてあったのだが、あまりに情報が少なく目的の場所にはたどり着けなかった。
ただ、街の人は皆優しく、とても良い雰囲気。ヘブロンの街では、ユダヤ人の子供がアラブ人の青年と遊んでいたりと日常を見る限りとても平和。
しばらくスークを散策した後、セルビスに乗りベツレヘムへ戻る。
●ベツレヘムからエルサレムへの帰り道はちょっと大変
行きも帰りもベツレヘムからヘブロンの運賃は1人8NISと安い。
しかも、タクシーがちょっと大きくなったような感じの車(VWのバン)なので乗り心地はとても快適。
ベツレヘムへ戻り、そこからエルサレムへの帰りのバスはツーリストお断りだったりとちょっと大変な思いをしたが、チェックポイントまではタクシー、チェックポイントからダマスカス門までは21番のバスと乗り継ぎ何とか帰ってくることができた。
複雑な問題を抱え、様々な文化がMIXされている聖地イスラエルはホントに興味深い土地だ。
今夜のエルサレムは肌寒いくらいの気温。昨日と違って蚊の元気が無いので、今日は良く眠れそうだ。それでも一応タイで買った最強うのモスキートブロックを塗りたくって寝ることにしよう。
かつや
Go to Jerusalem ノースタンプでイスラエル入国!
昨日、ルアイさんにタクシーを手配して(特別料金で!)頂き、約束のタクシーは6時過ぎにホテルへ到着。
特別料金からさらに値切り、1人4JDでキングフセイン橋へ向けて出発。1時間程でヨルダンとイスラエルの国境キングフセイン橋へ到着。
●ノースタンプでヨルダン国境を越える
ノースタンプの方法は情報ノートできちんと予習していたので、後は運次第か。
まずはX線の荷物チェック(出発ロビーの機械が壊れているのか、なぜか到着ロビーの機械を案内された)を受けた後、出発ロビーで待つ。
8時に窓口がOPENし、パスポートを提出。今日最初の「ノースタンププリーズ」。
ヨルダン側では、問題なく別紙にスタンプを押してくれた。ちなみに、ヨルダンの出国税は無くなったようだ。
パスポートを預けたまま、イスラエル行きのJETTバスに乗る。途中、車内チェックのため乗客全員がバスを降ろされ、銃を構えた格好のまま軍人がバスの中へ突入。ここはヨルダンとイスラエルの国境。物々しい。
預けていたパスポートはバスの中で返却後、スタンプを押した別紙は回収された。
●いよいよ勝負のイスラエルイミグレ
9時前にはイスラエルへ到着。
バスを降り、まず大きな荷物を預ける。その時、パスポートに荷物預かりのステッカーが貼られたが、これもシリア入国時にひっかかるらしいので、後で剥がさないと。
まずは、ロビーに入る前にパスポートチェック。ここでも「ノースタンププリーズ」と念のため伝える。
その後、ロビーに入り手荷物のX線と、金属探知のゲートを潜る。まるで飛行機に乗る前のようだ。
次に、旅行者用の列に並び、係員のお姉さんからの合図を待つ。しばらく待つと、1番の窓口へどうぞと合図があり、ヨルダンの宿から一緒だった4人でいよいよ勝負のイミグレへ。
今日最後の「ノースタンププリーズ」。
入国審査官からすかさず「Why?」。
そう。その流れ。その質問は知っている。答えはばっちり用意済みだ。
「トルコへ陸路で行く時にシリアを通るから。」さらっと答える。
特に不信感は無し。そして、他の質問も全て想定通りで「イスラエル入国の目的は?」とか「どこに泊まる?」とか、終始にこやかなやり取りで4人への尋問は終了。
無事、別紙のスタンプをGET。パスポートは無傷のまま、荷物をピックアップし、別紙が回収されるポイントを通りイスラエル入国が完了。
さっそくヨルダンディナールをイスラエルシュケルへ両替。気になるレートは街中の両替商と比べて3?4円高いくらい。
その後、バスチケットを40NIS(荷物込み)で購入し、バスでエルサレムのダウンタウンへ移動。
ホテルへチェックインするころには13時を回るくらいになってしまった。朝早くからなかなかハードだった。
ただ、エルサレムは金・土と身動きが取れなくなるので、今日のうちに見れるところを見ておこう。
●聖墳墓教会を訪れる
ちょっと宿で情報を調べてからダマスカス門へ。
1週間分くらいの現金を入手しておきたかったが、その辺のATMはATM使用料のかかるタイプ(ATM側で手数料を取られて、さらにCITI BANK側でも取られてしまう)で割に合わないので、手持ちの100ユーロを取り合えずスーク入口付近で両替。レートは1NIS=0.2ユーロ=23円くらい。
さて、今まで色々なスークを見てきたが、イスラエルのスークは他よりちょっと洗練されている。
物価も高いが、その辺のレベルも高そうだ。
最初の見どころはスークを進み、聖墳墓教会へ。
他のチャペルと違い、さすが聖地という重みがすでに周囲の空気から感じられる。地下や上の階にも様々な形でイエスキリストが祭られている。
多くのクリスチャンの人々が巡礼に訪れており、この風景はとても美しい。
あっという間に2時間近く経ち、次は嘆きの壁へ。
●嘆きの壁を訪れる
今度はユダヤ教の聖なる場所だ。
近くまで行くと、壁の向こうにはイスラムのモスクの金のドームが見える。
3つの宗教全ての聖地エルサレム。すごいパワーを感じる。
嘆きの壁では、正装のユダヤ教徒が壁に向かって祈りを捧げている。祈りの方法も独特で、興味深い光景だ。
今日はハードだった。
ピザとビールを買って、4人でピザパーティ。
しばらくゆっくりと寝てない気がする。今日は特に眠い。。
●エルサレムの安宿「PalmHostel」
ダマスカス門近くでエルサレム観光に便利な立地。部屋はあまり清潔とは言い難いが、キッチンや無料のWifiがあり設備やコモンスペースは充実している。
清潔さを求めなければ、安く快適な宿。
宿泊費用(ドミ):1泊 40NIS(1人)
かつや