Go to syria 意外と大変。。シリアへの入国
今日は、昨日に引き続き国境越え。
ヨルダン(アンマン)からシリア(ダマスカス)へ移動する。
●セルビスの運転手がどっかいっちゃった。。
朝6時半にホテルを出発。セルビス乗り場までタクシーで移動(メーターで1JD弱)し、シリア行きのセルビス乗り場のチケットオフィスで1人11JDを支払う。オフィスのスタッフと交渉の結果、3人×11JDでOKだったのだが、オフィス側の話とセルビスの運転手とで話が折り合わず、怒った運転手は車を走らせどこかへ行ってしまった。
ということで、ウチらは待ちぼうけ。しかも、今度はオフィスのボスが出てきて4人集まらないと出発しないと言ってきた(もちろん1人11JDのまま)。若干、ボスと言い争うもすぐに別の乗客が1人来て4人そろったので、時間ももったいないし悔しいが引き下がる。7時には出発するはずだったが、結局アンマン出発は8時過ぎ…。今日の目的はシリアのクネイトラへ行くこと。果たして間に合うだろうか。
●ヨルダン出国完了。が、シリアの国境でビザ取得に時間かかる
セルビスは国境へ向け順調に進む。最初のヨルダン側国境へ到着。コントロールの事務所では、現地の人が並ぶ窓口とは別のオフィスでパスポートを預け、すぐに出国スタンプの押印完了。
セルビスに戻り、次はシリアの入国事務所へ。アンマンの日本人宿では、シリアビザは国境で簡単に取れるとのことだったが、シリア国境の係員が「なんでシリアビザ持ってないの?」と突っ込んでくる。何とか手続きをしてもらい、支払い窓口でビザ代を払おうとすると、今度はおつりのドルがないと、ここでも時間をくってしまう。早く行きたいドライバーはもうカンカン。そうはいってもウチらもどうしようもない。またそこでもめる。
結局、ビザ代はシリアポンドで払うことが出来たので、3人分1,300SPを払いやっとのことでビザをGET。そこからさらに行列に並び、ようやく入国スタンプを押してもらえた。入国に時間がかかっている外国人は他にもおり、乗ってきたバスにおいていかれてしまった人もいた。セルビスの運転手はちゃんと待っててくれてよかった。
そこからセルビスで移動し、荷物チェックや入国ゲートなど、シリアへの入国は意外と大変だ。結局、セルビスの終点(ダマスカスの郊外)に到着したのが13時45分。クネイトラへ行くための許可証を申請するオフィスが14時までのため、急いでタクシーに飛び乗る。
●クネイトラ行きの申請は間に合わず
そこまで200SPと言われたが、交渉している時間もないのでとにかく行ってもらう。しかし、飛び乗ったタクシーは残念ながら英語が全く通じず、意思疎通が困難なためクネイトラの申請オフィスへ到着したのは14時をとっくに回ってしまっていた。しかも、オフィスでは金曜日はCLOSEと言われ、どのみち今日は申請できなかった。
近くの広場からセルビスに乗り、ダマスカス市内に戻る。アンマンの日本人宿の情報ノートで目星を付けていた宿にチェックイン。今日は、朝早くから色々あってとにかく疲れた。とりあえず3人でダマスカス名物のチキンを食べに行く。
さて、クネイトラの申請場所を探すときや市内へ帰るためのセルビスを探すときなど、シリアの人はかなり親切にしてくれる。さらに、市内に着いたセルビスからホテルを探すときなど5~6人がかりでホテルまで案内してくれたり、チキンのお店を探しているときも地元のお兄さんがそこまで連れて行ってくれたりと、今までのアラブの国では考えられない程(もちろん他のアラブの国も親切な人は多いが)良い人ばかりだ。もちろん、客引きでもなく、バクシーシの要求も一切ない。シリアって素敵な国かも。
●ダマスカスの見どころを回る
シリア滞在の日数は限られている。明日ダマスカスを離れる予定なので、今日のうちに見どころを見て回ろう。
初めに訪れたのがダマスカスの旧市街。時間も遅いうえ今日は金曜日なので、お店も結構閉まっていたが、ライトアップされたウマイヤドモスクはきれいだった。また、スークの途中のアイス屋は地元の人に人気のようで、皆そこのアイスを片手に旧市街の通りを歩いている。大混雑したお店でなんとかアイスをGET。ちょっと甘いが確かにおいしかった。
アイスを食べながら外でモスクを眺めていると、地元の人が話しかけてきた。そのシリア人は日本が好きで、日本に行くのが夢だそうだ。いつかは行きたいが日本入国のパーミッションを取るのが難しいらしく、行ける目途が立たないと残念がっていた。自由に世界を旅行できるというのは恵まれた環境なのだろう。また、日本に行きたいのに行けないとう外国人の話を聞くと、何とも寂しい気持ちになる。
次は、カシオン山の夜景。
旧市街前でタクシーを捕まえ、いくらでいけるか聞いてみる。One Way 500SPとかなりふっかけてくる。それから複数台タクシーを止めやりとりしていると、地元のおじさんが助けに来てくれた。間に入って交渉してくれるも、片道300SPがやっとの金額。諦めずに別のタクシーを捕まえた、ちょうどその時ポリスが登場。タクシーの運ちゃんに一言。
「メーター使ってるよね?」
「はい。使ってます」
ラッキー。値段交渉無しでメーターで行ってくれることに。ようやくタクシーを確保できた。
カシオン山から見るダマスカスの夜景はホントにきれい。地元の人たちも夜景を楽しんでおり、とてもいい場所だった。結局、カシオン山の上で1時間以上待たせてしまい、タクシー運賃は270SP程になってしまった。ただ、純粋に片道だけならメーターで80SPくらい。どんだけふっかけてくるのよ。
明日こそクネイトラへ。
●ダマスカスの安宿「ZIAD HOTEL」
ダマスカスの中心部にある安宿。アンマンの日本人宿マンスールホテルの情報ノートに記載あるのみ。典型的な中東の安宿で、空調はファンのみ、水回りも清潔とは言い難い。建物も古く、寝るだけなら問題ないといったレベル。
トリプルの部屋:1人250SP
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