Archives for "102_行き方(How To Go)"

Posted by Katsuya on 27th 8月 2010

Paradise Beach ミコノス島のパラダイス・ビーチへ

ミコノス島のパラダイス・ビーチ

今日は、ミコノス島のビーチへ出かける。

ミコノスタウンからは、基本的にパブリックバスに乗って(1.4ユーロ)ビーチへ出かけるというスタイル。今日のビーチは、昨日下調べが出来た(たまたま泊まったキャンプ場に隣接していた)ビーチ「パラダイス・ビーチ」へ。

到着したのは午後のため、結構賑わっているが余裕で席は確保できた。もう完全なピークは過ぎたのだろうか。海に入ってみると水は冷たく、陸上でも汗をだらだらかくほど暑くはない。また、風も強く海から上がると寒いため、ちょっとだけ泳いで、あとはビーチでゆっくり過ごす。

海の透明度はさすがエーゲ海。遠浅のパラダイス・ビーチには小さな魚も多く、潜ると水もきれいで楽しい。ちょっとしたダイビング気分。ビーチもきれいに整備されていてお店もある。もちろん、ベッドなどの使用料は回収係りが回ってきて徴収されるがビーチには大満足。

サンベッドとパラソルの使用料金:2人で12ユーロ

#ちなみに、キャンプ場(パラダイス・ビーチ・リゾート&キャンピング)併設のため、キャンプ場のトイレやシャワーも使えました。ホントは泊まっている人だけかも。

◇ミコノスタウンからパラダイス・ビーチへの行き方遠浅で魚も泳いでいるパラダイス・ビーチ

ミコノスタウン南側のバスターミナルから、パラダイス行き(バスのフロントガラスにPradiseと書いてある)に乗車。20分くらいで到着する。バスは1時間に1本はある。片道1人1.4ユーロ。

Posted by Katsuya on 26th 8月 2010

In Mykonos ミコノス島へ到着!

白い街並みとエーゲ海が美しいミコノス島

昨日の21:30にアテネのピレウスを出発したフェリーは、夜中の2時にミコノス島へ到着。ミコノス島への到着アナウンスがなく、危うく降り過ごすところだった。

ミコノス島は、不夜城と言われるくらい夜中も盛り上がっていると聞いていたため、フェリー乗り場で夜を明かせばいいやと考えていたため、夜中到着の便を選んでいた(この便が安かったし)。

しかし、到着した港はミコノス島のニューポートと呼ばれる、街から北に結構離れた場所で意外と静まり返っている。しかも、フェリー乗り場っていうよりただの港で待合所など無い。若干、途方に暮れていると、宿の客引きが登場。

●キャンプ場で1泊

客引きが言うに、1泊5ユーロと格安だ。港で朝を迎えるよりはと、早速キャンプ場のバスに乗り込む。

到着したキャンプ場は「パラダイス・ビーチ・リゾート&キャンピング」。地球の歩き方にも載っていて、ビーチがすぐ近くの便利なキャンプ場だ。ただ、さすが1泊5ユーロ。用意されたのは、何となく区画されたただの空き地。簡単に言うと、安全な野宿。セキュリティもうろうろしているので、確かに安全で大型ロッカーもありバックパックなど荷物もしまえるのは便利。

転がっていたベンチを良い位置にセッティングし、寝袋を広げ就寝。キャンプ気分でちょっと楽しい。ビーチも近く便利な場所なので、わざわざ高いホテルは必要なかったかも。

●ミコノスタウンを練り歩く夜でも活気あふれる白い街ミコノスタウン

ミコノス島に次々と発着する飛行機の音で目を覚ます。

身支度を整え、予約していたホテルへ移動する。今回予約したホテルはミコノスタウン側なので、パラダイス・ビーチからミコノスタウンへのパブリックバスに乗り、昨日到着した島の東側に戻る。

チェックインを済ませ、しばし休憩の後、不夜城ミコノスタウンへ繰り出す。

日が暮れてからも街は活気にあふれている。真っ白な建物で構成された迷路のようなミコノスタウンは、土産物やご飯屋さんなど人であふれかえっている。まさに、ヨーロッパのバカンス。ギリシャ名物のギロを食べたり、ウィンドウショッピングをしたり街を散策する。しばらく歩き、気付いたら街の入り口に戻ってきていたという、まさにミコノスタウンは迷路だ。

●ミコノス島の安宿 Anastasios Sevasti

バカンスシーズンのため、事前に安宿は見つけられず、まあまあいいホテルをBooking.comの直近割引でなんとか抑えられた。安く抑えるなら、上記のパラダイス・ビーチのキャンプがおすすめ(歩き方にも5ユーロで泊まれるとか書いてくれればいいのにね)。

ミコノス島で3泊する「Anastasios Sevasti」は、ミコノスタウン南側のバスターミナル近くなので、バスに乗ってビーチに行ったり、夜の街を楽しむのに便利。設備はさすがホテルって感じで問題なし。WiFiもフリーで使える(ロビーのみだけど)。ちなみに、安い部屋は半地下のため、ホテルの部屋からミコノス島の景色は楽しめません。

1泊ダブル:100ユーロ

Posted by Katsuya on 25th 8月 2010

Parthenon & Go To Mykonos アテネと言えばパルテノン神殿

力強いパルテノン神殿

今日は、夜のフェリーでミコノス島へ移動する。

なので、日中はアテネの見どころを回る。

アテネと言えばやっぱりパルテノン神殿だ。ということで、地下鉄を乗り継ぎアクロポリスのあるモナスティラキ駅へ。

●アテネと言えばパルテノン神殿

地下鉄を降りると、早くも駅構内から遺跡が展示してある。地下鉄建設中に出てきた遺跡だろうか。さらに、駅を出ると古代アゴラの遺跡群が目の前に広がる。アテネ観光っぽくなってきた。

古代アゴラの遺跡群を横目に、ちょっとした坂を上っていくと5分程でアクロポリスへ到着。さあ、アテネ観光のハイライト、アクロポリスへエントリーだ。小高い場所にあるため、アクロポリスから見るアテネの街並みがきれい。イロド・アティコス音楽堂を見た後に、プロピレア(前門)を通ると、いよいよ目の前にパルテノン神殿が現れる。

パルテノン神殿は、思いのほか大きく、とても力強く見える。この建物が力強く見える大きな要素は、柱の構造(エンタシスだっけ?昔学校で習った気がする)と言われているが、聞いたり、読んだりしただけではあの柱の感じは伝わらない。建物自体の大きさはもちろん、あの柱の力強さは、間近で見るとやっぱりすごいね。

近くのエレクティオンや、その辺に転がっている遺跡を眺めつつアクロポリス見学を終了。いいところでした。

◇入場料

通常12ユーロだけど、Sディスカウントでアート系の名前だからか無料でした。

●ミコノス島へ向けて出発分かりづらいピレウス港のミコノス島行きフェリー

既にネットで予約していたフェリーのチケットを受け取りにピレウスへ移動。地下鉄のLine1の終点がピレウスなので、1日券を使って簡単に行くことができて便利。チケットの受け取りは、港の中にある事務所でブッキングNoを伝えるだけで、ミコノス島への行きとミコノス島からの帰りのチケット両方がもらえた。

その後は、コロナキ地区をウィンドウショッピング。高級店が並ぶ地区だが、閉まっている店も多く(シエスタの時間?今日は休日?)特に活気はない。ということで、ホテルへ荷物を取りに帰った後、再度ピレウスの港へ向かう。

フェリーの出発は21:30のため、1時間前の20:30に港へ到着する。しかし、港が大きすぎてフェリー乗り場が分からない。。チケットをもらったフェリーの事務所は閉まっているし、その辺の人に聞いても「あっちの方だよ」とか適当なことを言われるだけ(しかも全然逆方向だったし)。。彷徨い続けて出発寸前にようやく搭乗できた。危ない危ない。ミコノス島へ向けて出発!

◇ミコノス島行きフェリーの乗り方@ピレウス

ピレウス駅を降りたら、まず港へ。港に着くと、港の北側(GATE5の辺)に港内フリーバスの乗り場がある。そこで、チケットに書いてある目的のGATEへ移動。ちなみに、フリーバスで目的のGATEに行くのも、特にバス内で案内は無いので大変。停泊している船に書かれた船会社の名前や、運転手への頻繁な確認などが必要だ。

◇今回乗ったピレウスからミコノス島行きのフェリー

船会社:Hellenic Seaways
チケット受け取りの事務所の場所:港の南側(GATE7の辺)
ピレウス出発時間:21:30
ミコノス島到着時間:01:55
運賃:1人31ユーロ(エコノミー)
乗り場:GATE2(フリーバスの終点かな)

基本的にギリシャ人はそんなに親切じゃないし、乗るまで結構大変でした。港到着は是非お早めに。

Posted by Katsuya on 23rd 8月 2010
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Go To Athens 今度こそブルガリア最後の日

ソフィアのおしゃれなレストラン 安くておいしい

今日、夜行バスでアテネへ移動する。

ネットの快適な環境は久しぶりなので、色々と調べ事やギリシャの予約など作業がはかどる。夏のバカンスシーズンのため、アテネの宿やミコノス島行きのフェリー、ミコノス島でのホテルなど事前に予約しておく。

●今度こそソフィア最終日

もうブルガリアに戻ってくることはない(今度こそ)。なので、見納めのソフィア市内をぶらっと観光。

宿の人に教えてもらったブルガリア料理のおいしいレストランでランチを楽しんだり、必要なものを買ったりと充実した1日を過ごす。ゆったりとしたソフィアはとても良い街でした。

●またか。オーバーブッキング乗り切れないでしょ?ソフィアからアテネへ行く夜行バス

ソフィアからアテネ行きの夜行バスが20時出発なので、余ったブルガリアレヴァを街の両替商でユーロにExchengeし、19時過ぎにセントラルバスターミナルへ向かう。これまで何度となくソフィアのトラムへ乗っていたが、最後の最後でチケットの検札が回ってきた。大きなバックパックをしょっているので1人2枚のチケットが必要。ちゃんと2人で4枚買って、刻印もしておいたので問題なし。ルーマニアの時みたいにならなくてよかった。

さて、バスターミナルに到着し、チケットを買ったオフィスで搭乗手続き。窓口の係り員が名簿をチェックし、チェックインが完了。あとは、バスが来たら乗るだけだ。20時直前にアテネ行きのバスが到着。このバスに乗る人々でバス入り口付近はごった返す。この人数乗り切れるか?ちょっと嫌な予感。ようやく自分たちの番になり、バス入り口でチケットを見せるとなぜか係り員の持っている名簿にウチらの名前が無い。

チケットに書かれたシートNoは、名簿だと違う人の名前になっている。でた!オーバーブッキング。よりによってこの先のギリシャの予定は決まっていて、1週間分くらい予約もしてある。もし乗れなかったら最悪だ。もめる準備をしていると、以外にも空いている席へ座っていいとすぐに案内が来た。乗れなかった人もいたみたいだが。。

ということで、アテネ行きのバスは20時30分くらいにソフィアを出発!

●ソフィアからアテネへの行き方

ソフィアのセントラルバスターミナルか、その隣の代理店のテナントが並んでいるターミナルでアテネ行きのバスチケットを購入可能。今回乗ったバス会社は「UNION IVKONI」。小さなターミナルの方で購入、乗車する。ソフィア 20:00発 → アテネ 8:00着の予定。

バス運賃(1人分):90LV

Posted by Katsuya on 21st 8月 2010

Bucuresti to Sofia ブカレストからまたソフィアへ

ルーマニア革命の象徴か。国民の館

風邪も少し良くなってきた。
今日はいよいよルーマニアを離れ、ギリシャへ向かう。

宿のおじさんにギリシャ行きのバスがどこで乗れるか聞いてみる。ぶっちゃけ知らない感じだ。ただ、色々調べてくれた結果、おじさんは近くのアウトガラから(アウトガラ・チネ)出ているとの情報をキャッチ。早速、タクシーを呼んでくれ(ルーマニアはタクシーが安いので)5分程でアウトガラへ。

ここ最近経験してきたアウトガラとかオトガルとかと雰囲気は異なり、何かさびれている。1件だけやっているバスオフィスで聞いてみると、なんとギリシャ行きはないとのこと。宿のおじさん、めんどくさくなったのか間違った情報をつかまされたのか。。仕方ない、ソフィア行きはあるか尋ねてみると1本だけあるって。ソフィアでギリシャ行きは探そう。ルーマニアでギリシャ行きを探せる気がしないし。

16時発ソフィア行きのバスチケットを購入し、出発までの約2時間半、ブカレスト観光へ出かける。唯一、ブカレストで見てみたかった「国民の館」はこのアウトガラから近い。早速、歩いて行ってみる。

●やっぱり活気がない街 ブカレストルーマニアの無機質な通りとまばらなテナント

昨日ブカレストに入った時に感じた何か淀んだ空気感は、国民の館近くの方が強く感じた。無機質に整備された街並みは緑こそ豊かに配置されているが、建物や広場などに血が通っていない。人やテナントがまばらな一本道を進んでいくと、そこに立派な建物が虚しくたたずんでいた。故チャウシェスク大統領は、どんな野望を胸にこの館を築いたのだろうか。

ルーマニア最後の観光をするために来た国民の館だが、エントランスで聞いてみるとなんと今日はもう一杯だそうだ。ガイドツアーのみの見学なので、1日にこなせる数も限られているのだろう。明日なら空いてるよと言ってくれたが、今日のバスでルーマニアを離れるので外観だけをしっかりと目に焼き付け、その場を離れる。

残り少しだった手持ちのルーマニアレイを使い切るため、統一広場近くのスーパーでお買いもの。オトガルへ戻り、外でたばこを吸っているとたくさんの子供たちが集まってきた。ブラショフでもそうだったが、この国は物乞いの子供が多い。一見すると先進国のようだが、近年の政治・経済不安で不幸せな子供たちが増えてしまったのだろう。お金も使い切ってしまったし、あげられるものは飲みかけのコーラくらい。ちょっぴり切ない気持ちで16時発のソフィア行きバスに乗り込む。

Posted by Katsuya on 20th 8月 2010

Go to Bucuresti ブラショフからブカレストへ

ポップな外観の聖ニコラエ教会

今日はブラショフからブカレストへ移動する。

まだ風邪で体調は悪いが、そんなにゆっくりしている時間も無いので、14時の電車でブラショフを後にする。

その前に、ブラショフ市内をあまり見ていなかったので、宿近くの聖ニコラエ教会を見学する。外観はポップな雰囲気でかわいらしいデザイン。中に入ると壁から天井まで色鮮やかなフレスコ画が見事だ。ちょっとこじんまりとした教会だが、いい感じだった。

さて、14時05分発の快速ブカレスト行きは17時02分着の予定。しかし、とてつもなくゆっくりと走る。しかも駅でもないところで結構止まる。案の定、1時間くらい遅れて(快速料金なのに快速の意味なし??)ブカレストへ到着。

●寂しげな街 ブカレスト

そこから、地下鉄を乗り継ぎ、予約をした宿へ。地下鉄をおり、街を彷徨いつつようやく宿にたどり着く。ソフィアの宿でフランス人と話した時、ブカレストの街は死んでいたと彼らは言っていたが、確かに街に活気が無く、夕暮れの雰囲気は少しだけ物騒な気がする。近年あった革命の傷はまだ癒えていないのだろう。

さて、ようやく着いた宿では何やらオーバーブッキング。ただ、宿のおじさんの手際が良く、不満を感じされる暇もなく違う宿へ輸送完了。清潔ないい宿で良かった。この宿は、閑静な住宅街の中にあるため、近くのレストランも高級そうだが、入ってみるとそうでもない。

ルーマニアはおいしくて安くご飯が食べられる。特にスープがおいしい。

●ブカレストの安宿 ALEX Villa Hostel

予約した宿 Happy Hostel がオーバーブッキングのため、近くのオーナー知り合いの宿に変更。場所は、地下鉄Universitate駅から東へ2スクエア目を入ったところ。この辺りは夜でも治安が良いらしく、ちょっと高級そうなレストランが多くあったり、隠れ家的クラブのような場所もある。宿は清潔で設備も整っている(泊まった時はネットの調子が悪かったけど)。ドミも広くて快適。

●1泊の値段(1人分)

ドミ:43RON

Posted by Katsuya on 18th 8月 2010

Bran Castel ブラン城へ行く

ドラキュラな雰囲気!?ブラン城

ヨーロッパに来るとカゼを引く。

いつの季節もヨーロッパではなぜかカゼが流行っており、大抵うつされる。そして、今日起きると肺が痛い。昨日、くしゃみが止まらなかったので、まだ本格的な症状は出ていないが恐らく風邪をひいた。ということで、今日は吸血鬼ドラキュラの舞台となったブラン城へ行く。

ブラン城へは、ブラショフのアウトガラ・ドイ(バスターミナル2)からバスで1時間くらい。バスが到着すると、早速ブラン城が見えてきた。ここから先はバスを降りて徒歩で向かう。ブラン城周辺は、かなり観光地化されており、土産物屋や食べ物の屋台など軒を連ね、時折音楽の生演奏をしていたりと楽しい雰囲気だ。

いよいよブラン城の敷地内に入るところでチケットを購入。城は小高い丘の上に建っているので、坂を上り入り口を目指す。少し登ったところで入り口を発見。夏のシーズンのため、観光客が多いが、団体客をかき分けなんとか中へ入り込む。

お城の中は、非常に入り組んでおり、たくさんの部屋がある。調度品なども恐らく当時のまま保管されているようだ。窓からの景色や部屋の様子などいい感じだが、お城という雰囲気ではない。むしろ、ドラキュラという雰囲気も一切なく、素敵な豪邸見学でした。ルーマニアの初秋の風が気持ち良い。

●ブラン城への行き方

ブラショフのアウトガラ・ドイから1時間に1本くらいバスが出ている。帰りは、降りたところの反対側から同じようにブラショフへバスが出ている。チケットは運転手から購入する。ブラショフのアウトガラ・ドイへは、市内12番のバスとかで行ける。

◇費用(1人分)

ブラショフからブラン城へのバス:4RON
ブラン城入場料:10RON(S割引)
ブラショフ市内バス:1.5RON

●市内バスでやられそうに

夕方になりカゼの症状も本格的になってきた。

ブラン城から戻ってきたアウトガラ・ドイで市内バスに乗り換え、宿に戻ることに。ところが、バス乗り場でバスのチケットが売っておらず、乗ったバスでも運転手がなぜがチケットを売ってくれない。と、すぐにチケットコントロールの係員が乗り込んできた。その時点でチケットを持っていない者は反則切符45RONを買えというのだ。やられた。運転手もグルになって反則金をむしり取る作戦だ(もし車内で買えないんだったら、そう言ってくれればすぐ降りたのに…)。

他にも、同じ手口に引っかかった2人の旅行者がいて、係り員に対し必死の抵抗。口論を続けているうちにバスは終点に着き、他の乗客を降ろした後もドアを閉めやり取りは続く。しばらくすると、バスの外で「そんな奴ら(悪質な係員)の話を聞くな」と激怒りしている若者が現れる。こちらもドアを開けて降ろせと抗議。すると観念した運転手がドアを開けた。すぐに、うちらは外の窓口で正規のチケットを買い、その場を後にすることができた。

この国は、オフィシャルな人たちも悪さをするらしいので、気を付けよう。

あと、欧米系のバックパッカーは宿の冷蔵庫のものを勝手に食べるので気を付けよう。

Posted by Katsuya on 17th 8月 2010

IN BRASOV ブラショフへ到着

宿近くのバス停から見るブラショフの景色

ソフィアを夜中の0時30分に出発したバスは、朝8時30分くらいにブカレストへ到着。

ブルガリア、ルーマニアの国境越えはスムーズで、バスでボーダーに到着したと思ったら、バス内でパスポートを回収され、少し待って返却されたパスポートには既にスタンプが押してある状態だった。

ただ、ブカレストに到着したバスは、どこかの道端が終点で降ろされた地点はまさに「ここはどこ?」って感じ。寝起きのぼーっとした頭で何とか運転手に場所を確認し、ちょっと歩いて行ったら地下鉄の駅があるということは会話の中でやり取りができた。

●ここはどこ? IN ブカレスト

ルーマニアのお金も持っていないし、Exchengeがある雰囲気も全くない。っていうか、ここはただの幹線道路の途中だ。こんなところで降ろされても困ったもんだと思いつつ、5分程歩くとようやく賑わってきた。幸いにも銀行がいくつかあったので、ATMで現金を引き出す。これで、ようやく生きた心地だ。

さて、次は中心部へ移動しないと。地下鉄のマークを探し、駅を確認。どうやら「Tineretului」という駅のようだ。早速、地球の歩き方で地下鉄の路線図を確認し「Gara de Nord」まで移動するために地下鉄のチケットを購入。30分程で移動でき、ここからCFR(電車)でブラショフまで移動する。

電車のチケットを買う前、道端で「ブラショフに行くんだったら、バスだと電車の半分の時間で行けるよ。ただ、ここからだとバスターミナルまで遠いから、送っていくよ」と男に話しかけられる。ここ最近、親切な人ばかりの国だったので危なかったが、やっぱりこの男タクシーの運転手だった。危ない、危ない。エジプトみたいだ。

さて、その後9時50分の電車でブカレストからブラショフまで移動。ブラショフへは、13時過ぎくらいにようやく到着(運賃33.3RON/人)。

ホテルの予約は既にしてあったので、駅前にいたそのホテルの客引きに行き方を確認し、市バスで移動。ブラショフの街並みを楽しみつつ、ホテルへ到着。至る所に教会があり、建物も美しく街並みがもうヨーロッパだ。

●ルーマニア料理を堪能ルーマニアのスープはうまい

ルーマニア料理って言ってもピンとこなかったが、ホテルのスタッフに紹介してもらったレストランで食べたトラディショナルなルーマニア料理はかなりおいしかった。どんぶりサイズで出てきた一品目のスープが特にやばい。

「なんか味が足りないな~」とここ何か月か思ってきた中東料理と違い(もちろん中東料理もおいしかったよ!)、絶妙な味付けだ。しかも、半分持ち帰りにしたくらい大量に頼んで、1人1500円くらいとかなり安い。本格的なヨーロッパの物価になる前に、中欧でおいしい料理を食べておかないと。

●ブラショフの安宿 Kismet Dao

今日から泊まるのは、昨日泊まった「Sofia Hostel」に置いてあったチラシで見つけた「Kismet Dao」。駅から若干遠いが、バスで簡単に来ることができる。しかも、毎晩ビールかジュースが無料で貰えたり、洗濯がタダだったり、もちろんWiFiやネット接続されているPCも全部フリー。

部屋や水回りも清潔で、やっぱり欧米系のバックパッカーで賑わっている。こんな快適できれいな安宿なかなかないかも。

●1泊の値段(1人分)

ドミ:45RON

◇行き方

ブラショフの駅に着いたら、駅前のバスターミナルから51番のバスで8つ目のバス停で下車(目の前が聖ニコラエ教会の Piata Unirii という広場)。Balea通りへ入り最初のT字路を右(Democratieiという通り)に入る。右側の何軒目かがKismet Dao。

Posted by Katsuya on 16th 8月 2010

Highlight in sofia ソフィアの見どころを巡る

街中にひっそりとたたずむ聖ゲオルギ教会

今日は、ソフィア市内の見どころを観光。

①聖ゲオルギ教会
②聖ネデリャ教会
③バーニャ・バシ・ジャーミヤ
④聖ペトカ地下教会
⑤セルディカの遺跡
⑥聖ニコライ・ロシア教会
⑦アレクサンダル・ネフスキー寺院
⑧海外アート国立ギャラリー

●地下教会と国立ギャラリー

ソフィアは街中に見どころが固まっているので、すべて徒歩で移動し5時間くらいで回ることができた。中でも良かったのが「聖ペトカ地下教会」と「海外アート国立ギャラリー」。

聖ペトカ地下教会は、外から見ると瓦屋根っぽい部分しか見えず、一見教会には見えないこじんまりとした建物。ただ、中に入るととても雰囲気のある教会だ。さらに、見学者もほとんどいないためじっくり当時の雰囲気に浸ることができる。

海外アート国立ギャラリーは、各国のアートが3階の建物にぎっしりと詰まっており、かなり見ごたえがある。特に、1階のアジア系ギャラリーはとても興味深い。葛飾北斎の東海道五十三次や安藤広重の江戸百景、そして表情豊かな仏像やインドから来たキリスト教の像まで、もちろん2、3階にはたくさんの絵画も展示されており、いい作品に久しぶりのヨーロッパを感じた。

●ソフィアからブカレストへの行き方

そして、今日は夜行バスでソフィアからルーマニアのブカレストに移動する。ブルガリアは、素朴でとてもいい国でした。

◇行き方

ソフィアのセントラルバスターミナルでいくつかバス会社をあたると、ブカレスト行きの便がある会社が見つかります。

夜行バス:00:30発
運賃:45LV(1人)

Posted by Katsuya on 15th 8月 2010

Rila Monastery 色鮮やかなリラの僧院

色鮮やかなリラの僧院

今日は、ソフィアからちょっと足を延ばしてリラの僧院へ行く。

ソフィアからはバスで移動。ソフィアのオフチャ・クペル・バスターミナルからバスが出ているが、リラの僧院行きは1日1本しかないため、バスが着くと同時に人が詰めかけ、あっという間にバスは満席。リラの僧院までは3時間弱かかるが、その間立ちっぱなしの乗客も出るほどだった。

ブルガリア正教の総本山ともいうべきこの僧院は、結構山の中にある。ソフィアからのバスはリラの僧院のすぐ前に着いたので、さっそく門をくぐる。と、目に飛び込んで来たのは色鮮やかな建物。特に、聖母誕生教会内のフレスコ画やイコノスタスと呼ばれる黄金の壁がすばらしかった。この壁は、ブルガリアの木造彫刻の最高傑作らしく、多くの参拝者たちがろうそくに灯をともしお祈りしていた。

ブルガリアのヨーグルトははずせない帰りのバスも出発の30分前にはほぼ一杯に。ソフィアへ戻ってきてからは、明日のルーマニア ブカレスト行きのバスチケットを購入。スーパーで食材をゲットし、今日は自炊で夕食。もちろん、ブルガリア名物のチーズとヨーグルトははずせない。

●ソフィアからリラの僧院への行き方

ソフィアからリラの僧院へは行きも帰りも1日1本。バスは結構混むうえ、当日バスに乗り込む際に運転手からチケットを買うので、早めにバスターミナルに行った方がよい。

◇行き方

①ソフィア市内からトラム5番でオフチャ・クペル・バスターミナルへ
②オフチャ・クペル・バスターミナルからリラの僧院行きのバスは10:20発、10LV
③リラの僧院からオフチャ・クペル・バスターミナルへの帰りのバスは15:00発、10LV