Archives for "102_行き方(How To Go)"
Apple Store in Roma ローマのアップルストアへ行く
ルーマニアの宿に愛用していたiPodを忘れてきてしまった。
移動の際のリラックスタイムや、周りがうるさい中寝ることがあるため(夜行バスとかドミとか)、iPodは旅の必需品だ。ルーマニアで忘れたのも、ドミでiPodを聞きながら就寝し、枕の下か何かに置いてきてしまった。バックの中に入ってない!と気付いたのが、もう国境を越えた後だったので、戻るのも時間の無駄だし諦めた。
ということで、今日はiPadを買いにローマにあるApple Storeに行く。旅の後半のガイドブックはデータしかないので、かねてからiPadは欲しかったが、旅に出る前までに発売せず日本では買えなかった。しかも、PCが1台しかないとWiFiにつながる宿で取り合いになるので、ブラウジング端末としても重宝しそう。なので、iPodの代わりにiPadを買う。
●ローマのショッピングモールRomaEstへ
ローマのApple Storeはちょっと郊外のショッピングモールRomaEstに入っている。事前にローマの詳細な路線図が見つからなかったので、RomaEstに行くのにどのくらい時間がかかるか分からなかったが、地下鉄から郊外列車に乗り換えのTiburtina駅で路線図を見ると目的の駅まで結構遠い。しかも、最寄りの駅からバスに乗る。ローマにいられる時間も短いため、早いとこ買ってローマ市内に戻らねば。
乗り換えのTiburtina駅で電車の時間を待ったりで、宿から結局目的のLunghezza駅まで1時間くらいかかってしまった。Lunghezza駅に電車は到着し、急いで改札を抜ける。すると、目の前に乗る予定の055番のバスが!もう発車寸前だったためバスに飛び乗る。ふ~何とか間に合った。
Lunghezza駅からRomaEstまでは、バスで5分くらいと比較的近いはず。しかし、飛び乗ったバスは10分経ってもまだ着かない。同じ055番でも逆方面に乗ってしまった。。改めて055番の駅方面のバスに乗り今度こそRomaEstへ到着。
○RomaEstへの行き方
まず、地下鉄などでTiburtina駅へ。Tiburtina駅からFR2線Tibori方面行きの電車に乗り30分くらいでLunghezza駅へ。Lunghezza駅を出て(出口は1か所のみ)駐車場っぽいところを超えてすぐの道からバスに乗れる。
RomaEst行きのバスは055番か314番で、駅を背に右方面に行くバスに乗車し(左方向は逆方面のためRomaEstにたどり着きません)、5分くらい。帰りのバスは、降りたところで乗ると一旦終点まで行きLunghezza駅まで折り返してくれます。RomaEst前にバス停は無いため、周りの人の動きを参考に。
料金:ローマの地下鉄やバスなどの共通1日が有効 1人4ユーロ
●RomaEstのApple Store
RomaEstは、大型ショッピングモールだが、そこまで広すぎず日本によくあるショッピングモール(ららぽとか)くらいのちょうどいい規模。なので、目的のApple Storeもすぐに発見。
iPhoneやiPod、iPadなど新製品が出そろったからか、Apple Storeは結構混んでる。大勢のおしゃれなイタリア人が何十台と用意された実機を触りじっくり吟味している。何とか空いているiPadを見つけ一応触る。むむ、意外と重い。。
荷物が重くなるのは厳しいが、悩んでいる時間がもったいないので購入決定。さあ、どこで買えばいいんだ。店舗がおしゃれすぎてレジっぽいところは一切ない。辺りを見回すと、店舗の奥に何かを待っている人がたくさんいる。
一番奥に店員さん用のMacがずらっと並んだカウンター、手前にもテーブルが一列に並んでいる。一番奥のカウンターには、どうやら相談窓口のようだ。ブルーのMacのTシャツを着たスタッフが10人くらいでお客さんの対応をしている。と、近くを店員さんが通ったのでどこで買ったらいいか聞いてみる。
「ちょっとこの辺で待ってて」、とイタリア語(イタリア語わかんないけど)。確かに手前のテーブルのMacでは会計が行われている。早速列に並んでいると、iPhoneやiPadがバンバン売れていく。そして、商品を買うだけなのにお客さんと店員さんとのからみが長い。。おしゃべり好きのイタリア人だからか、手続きが面倒なのか。しばらく列の後ろで待つ。
●ローマでiPadをゲット!そして電車は来ない
ようやく順番が回ってきた。ボウズ頭のちょっと小柄な店員さんは、いきなりのアジア人にもにこっといらっしゃい的な挨拶。iPad欲しいんだけどと伝えると、WiFiと3Gどっちにする?と。WiFiオンリーで32GBのモデルを注文。すぐに店舗裏からパッケージを持ってきてくれた。
代金は599ユーロ。日本だといくらなんだろ?と考えつつ、目の前のMacがクレジットカードを読み取る。PCのソフトが入ってるくらいの大きさのパッケージを受け取り、ようやくiPadをゲット!
やはく触りたいけど、今日のうちに行けるローマの見どころは行っておかないと。RomaEstのマックでイタリアンなビックマックを食べ(味は同じだった)、バスで駅まで戻る。しかし、10分待っても20分待っても電車は来ない。30分待っても来ない。いくら郊外とはいえおかしい。
電光掲示板を見ると何とディレイ50分…。一筋縄にはいかないRomaEst。
●ようやくローマの休日
郊外鉄道から市内の地下鉄に戻ってくるころにはきれいな夕日が。夜でも見れるところへ行く。
まずは、スペイン広場。Tiburtina駅からTermini駅でA線に乗り換え、Spagna駅へ。
夜のスペイン階段は、ライトアップされていい雰囲気。階段はローマの夜を楽しむ人でいっぱい。若者がビール片手にピザを食べていたり(飲食禁止じゃなかったっけ?)、恋人が語り合ったり、そこに物売りがバラを勧めたり、夜も大勢の人で盛り上がっていた。さすが人気スポット。
次もローマの人気スポット。トレヴィの泉へ。スペイン広場から歩いて10分くらいでトレヴィの泉へ到着。夜のトレヴィの泉もライトアップがとてもきれいだ。泉の水は幻想的なブルー、そして泉の背に建つ彫刻はとても立派。ローマに来たって実感できる場所だ。
もちろん「後ろ向きコイン」を2人で実践。まあ、あんだけ泉が大きかったらコインは入るよ。次は、時間とお金に余裕をもってローマに来よう。
パスタの夕食を食べた後、パンテオンを眺めつつSpagna駅へ戻る。そこから1時間かけて宿へ戻る。ピックアップバスの最終便にぎりぎり間に合い、キャンプ場へ到着。明日は、ヴァティカンへ行く。
Go To Roma 永遠の都ローマへ!
今日は、夕方の電車でローマへ行く。
午前中のうちに、ローマの宿を予約したり、ローマでやることなど調べ事を済ませる。この宿はネットが早くて気持ちいい。
●ナポリの国立考古学博物館へ
昨日ナポリの中央駅でローマ行きの電車を調べたところ、時間によって電車の種類が異なるため料金に開きがある。最安の16:36のチケットが売り切れると困るので、午後一でまずは中央駅までチケットを買いに出かける。無事、最安のチケットをゲット。
また、昨日は遠出してしまったので、まだナポリ市内の見どころを見れていない。そこで、夕方の電車までにナポリの国立考古学博物館を見学することに。幸いにも宿から歩いて2,3分の距離なので、大きな荷物は宿に預けたまま時間を有効に使うことができる。
考古学博物館は1階と2階に分かれており、1階は彫刻が中心に展示されている。たくさんの彫刻がずらりと並んでおり、まるで美術室のよう。特に巨大な彫刻は見ごたえがある。あの躍動感と力強さは製作者の魂が感じられた。しかし、どうやってあの巨大な大理石を扱ったのだろうか。古代の技術はかなりのものだったのだろう。
2階は昨日見に行ってきたポンペイなどの発掘品が展示されている。ペンペイレッドで彩られた数々の壁画が展示され、美しい絵ばかりだが実際の現場を見てきただけに複雑な思いだ。どれだけ街が栄えていても、技術が進んでいても、自然の力には到底及ばない。人間はちっぽけで、もしかしたら明日にでも滅んでしまうかもしれない。
ナポリの国立考古学博物館 入場料:1人 8ユーロ
●最後のナポリピザを楽しみローマへ移動
考古学博物館の後、昨日とは別のお店でナポリのピザを食べ、その足で中央駅へ。
16:36の鈍行でナポリを出発。電車の外は相変わらず落書きで一杯だが、車内は快適。最安の電車だが、座席は長距離移動にも耐えられるちゃんとしたやつだ。ローマのテルミニ駅へは定刻通り19時ちょっと過ぎに到着。そこから、予約した宿へ移動する。
○ナポリからローマへの行き方
電車での移動が安くて便利。ナポリの中央駅からローマのテルミニまでダイレクトで行きます。
料金:10.5ユーロ
予約するときに読んだ案内文は、街の中心から20分くらいだよなんて書いてあったが、さすが安いだけあって結構遠い。テルミニ駅から地下鉄で移動し、さらに郊外鉄道で30分。。ここはホントにローマか。。
ようやく目的の駅に到着し、ピックアップのバスを待つ。宿のピックアップと言えば普通ハイエースくらいのバンだが、迎えに来たのは大型の観光バス。駅前で待っていたたくさんの宿泊客をあっという間に飲み込んだ。どれだけ大きなところなんだろう。
バスは5分くらいで到着し、レセプションでチェックイン。辺りを見回すと、その敷地はかなり広大で、所々キャンピングカーが停まっていたりする。結構本気のキャンプ場だ。ただ、ミコノス島の時のように青空寝袋ではなく、ちゃんとコテージが並んでおり渡された鍵で部屋に入るとちゃんとベッドが用意されていた。ローマのキャンプ場で宿泊。何となく楽しい!
●ローマ安宿「Tiber Village Hostel」
ローマの宿は高めだが、ここは安くておすすめ。キャンプ場ながら、部屋はちゃんとしており水回りなどの設備も問題なし。グレードの低い方だと、共同の水回り+部屋はプレハブ、グレードの高い方だと水回り付きのちょっといいプレハブ。2泊目から後者の部屋にアップグレードしてもらい快適でした。但し、ローマの中心から離れてるのが難点。なんだかんだテルミニから1時間くらいかかります。
歩き方には載っていないので、HostelBookersなどで予約を。行き方なども書いてあります。
1泊ダブル:1名 10ユーロ
Grotta Azzurra & Pompei イタリアの青と赤
今日は青の洞窟を見に、カプリ島へ行く。
ナポリからカプリ島へは、通常高速船で16ユーロかかるが、宿の人が隣の港から10ユーロでフェリーが出ていると教えてくれた。隣と行っても歩ける距離なので、朝7:35出発のフェリーを目指し宿を出発。
歩けど歩けど港は遠い。宿の人は歩いて20分くらいで着くよと言っていたが、30分歩いてようやく通常の高速船が出る港 Molo Beverello の辺りに到着。この時点で、船が出るまであと10分しかない。間に合わないかと諦めかけた瞬間、Molo Beverello – Calata Porta 港間のシャトルバスが目の前を横切り、運転手が声をかけてくれた。
シャトルバスがあるとは知らなかったので、運転手の思いやりに感謝だ(隣の港に行きたいことがなぜわかったのかは不明…)。シャトルバスは5分程で目的の Calata Porta 港に到着。カプリ島へ向けて出発!
○ナポリからカプリ島への行き方(節約版)
通常の高速船を使う場合は Molo Beverello 港から1時間に1本くらいは出ています(16ユーロ)。ナポリからカプリ島への移動を節約したい場合は、隣の Calata Porta 港から7:35にフェリーが出ています(10ユーロ)。いずれにせよ青の洞窟は午前中が見頃なので、ナポリからカプリ島への移動は朝早くがおすすめです。
●青の洞窟はホントに青いか!
ナポリからのフェリーは9時ちょい前にカプリ島へ到着。フェリーは揺れも少なくいたって快適。
カプリ島へはるばる来た目的は、イタリアの青の洞窟を一目見るため。早速、青の洞窟行きのボートを出しているショップを探す。フェリーを降りたところから街へエントリーする道の途中に早速「Grotta Azzurra」の看板を発見。
チケット売り場の上にはツアーの内容などが書いてある。見上げてみるとツアーのプランは2つある。1つはカプリ島一周+青の洞窟で14ユーロ(2時間のコース)、もう一つは青の洞窟のみで12ユーロ(1時間のコース)。今回は青の洞窟が目的で来たので2つ目の方を選ぼう。さて、次の出発時間は、カプリ島一周の方が10時で、青の洞窟は…ん?書いてない。あれ?
空を見上げると、朝からぐずついていた空からちらほら雨が落ちてきている。嫌な予感を抱えながら、チケット売り場のお兄さんに青の洞窟行きの次の出発時間を確認すると、彼の表情もさえない。今の段階では波が高くてボートが出せない。あと30分待ってとのこと。不安…
それから、30分待っても1時間待ってもチケットを売ってくれない。天候は回復せず、今日は無理かもしれないとお兄さんも弱気。すると、日本人ツアー客が大勢青の洞窟から帰ってきた。彼らは口々に「良かったね~」と言っている。お兄さん!ほら、ツアー客青の洞窟行ってきたって!それでも、お兄さんはとりあえず午前中はもう無理。午後行けるかもしれないけど、それも天候次第でどっちかっていうと今日は無理だろうと。
しびれを切らし、違うボートの会社を探す。港を左にぐるっと回ったところにもう1社あった。しかもちょうど今ボートが出るらしい。窓口でチケットを購入(14ユーロ)し、ボートに飛び乗る。港から15分くらいで青の洞窟入り口に到着。ここから手漕ぎボートに乗り換え、青の洞窟内部に潜入するのだ。
先に着いていた別のボートのお客さんが手漕ぎボートに乗り換え、青の洞窟内に吸い込まれるように入って行った。乗客はボートに仰向けになり、ホントにボート分の隙間くらいしか入り口がない。ウチらのボートでもアナウンスが流れる。「4人ずつ手漕ぎボートに乗り洞窟に入ります。あと5分程お待ちください。手漕ぎボートの料金は11.5ユーロで…」ん~楽しみだ。
先ほど青の洞窟に入ったボートが出てきた。2人の乗客は何と全身ずぶ濡れ。普通のボートに乗り換え、デッキでTシャツを絞っている。濡れるとは聞いていたがあそこまで濡れるのか、それか飛び込んだのかな、なんて話していると、またアナウンスが。
「I’m Sorry… 波が高くなったため、入れなくなりました。」なんと!英語を聞き間違えたか。いや、確かに Can’t って言ってたよな。急いで洞窟の方を見ると、さっきまでちょっとだけ空いていた青の洞窟への入り口が波でほとんど見えなくなっている。それで、さっきの2人はずぶ濡れになって出てきたのか。。
ボートは踵を返し、島一周のツアーへ出発。青の洞窟、、さようなら。
カプリ島の周辺の海は、やっぱり青がきれい。浅瀬は薄い緑に近いアクアブルー、深い部分は濃紺のような深い青。確かに良かったけどね。14ユーロ×2が海のモクズに。
青の洞窟は諦め、12:40の高速船でソレントへ行く。ソレントから電車でポンペイへ行くためだ。
高速船は20分くらいでソレントへ到着。港近くのInfoで駅までの道を聞いて、ソレントの街並みを観察しながら港からの坂道を登って行く。ソレントは、観光客も多く優雅な雰囲気だ。ゆったりした雰囲気で、ウチらもパスタのランチ。イタリアは、どこで食べてもパスタのレベルがハンパない。トマトソースが絶妙なのはさすが。
14:20くらいの電車に乗り、ソレントからポンペイへ移動。駅を降り、すぐにポンペイへエントリー。
○カプリ島からポンペイへの行き方
①カプリ島からソレントへ高速船がたぶんたくさん出てます(20分くらい 14ユーロ)
②ソレントから電車でヴィッラ・ディ・ミステリ Villa di Misteri へ(30分くらい 1.9ユーロ)
あいにくの雨模様の中、ポンペイの街を見学。チケット売り場で街の地図をもらい、見どころに印を付け地図を見ながら歩く。普通に街だ。普段、初めての街を歩く時と全く同じように地図を見ながら歩いている。この規模の街が一瞬にして灰に埋もれ、最近丸ごと発掘されるなんてすごく興味深い。
人々がさっきまで生活していたかのようにキッチンがあったり、きれいな壁画が描かれた客間があったり。発掘された品が展示されていたスペースでは、壺などの生活用品に交じって石化した犬や人のミイラも展示してあった。灰から逃れるように顔を腕で覆い、うつ伏せになったままの姿で。
2000年も前に埋没した都市とは思えないくらい、街は区画整備され、残っている壁画は美しい。ポンペイの赤は現代の技術をもってしても再現できないらしい。イタリアの青は見れなかったが、赤は見れて良かった。
ポンペイへの入場料:11ユーロ(1人)
ポンペイから電車でナポリへ戻る。
ナポリでの今日のディナーは、130年続くナポリのピザ屋さん。歩き方にも載っている「ダ・ミケーレ」に、ナポリの中央駅から徒歩で向かう。お店が見えてくると、目に入ってきたのは長いピザ待ちの列。ナポリは至る所にピザ屋があり、どこもおいしいはず。なのに、ここに来るまで行列が出来ていたのは唯一この店だけだ。
整理券をもらい、ごうごうと燃える窯の赤い炎を見つつ1時間近く待つ。ようやく手に持っていた札の番号26番が呼ばれた。
通してもらった席は、イタリアンのご家族と一緒の席。この店はピザ2種類とコーラとビールくらいしかメニューがない。もちろん、それらすべてを注文。ピザは次々と窯から上がり、注文から10分位でテーブルに乗った。
待ちに待ったピザを最初にイタリアンのお父さんに間違えて食べられ、場が和んだところで改めていただきます。真っ赤なトマトソースに、これでもかとモッツァレラチーズが乗っている。味は至ってベーシック。決して、ピザに詳しいわけではないが、飾らない味でこれが元祖な味なんだなと感じる。
夕食後、ナポリの夜の街を30分くらいかけて徒歩で宿に帰る。治安が悪そうな雰囲気の通りもあるが、大通りを中心に歩いていたので特に問題はなかった。
明日は、ローマへ移動する。青の洞窟は、日本に帰ってから沖縄で見ることにしよう。
Go to Dubrovnik ドブロブニクを目指してさらに北上!
今日こそはドブロブニクへ行く。まずは、ウルツィニィから朝7時15分のバスでヘルツェグ・ノヴィまで移動する。
●これだから客引きは…
泊まったプライベートルームの客引きの少年は、朝バスターミナルまで車で送っていくよと昨日約束してくれた。しかし、約束の6時半になっても来ない。あと10分待ってみるもやっぱり来ない。これだから客引きの言葉は信用できない。
仕方なく、プライベートルームを後にしバスターミナルまで歩く。ウルツィニィの中心からバスターミナルまでは徒歩で20分くらいなので、ヘルツェグ・ノヴィ行きのバスには問題なく間に合った。
ちょっと小さ目のバスはヘルツェグ・ノヴィへ行く途中で次第に満席となっていったが、コトル辺りで気付いたらウチらだけになっていた。ヘルツェグ・ノヴィには11時位にようやく到着。早速、バスターミナルでドブロブニク行きのバスの時刻を確認し、ちょっと時間が空いたのでヘルツェグ・ノヴィの街を見に行く。
●ここはヨーロッパだ
ギリシャからアルバニア、モンテネグロと北上してきたが、ここにきてようやく中欧らしい雰囲気になってきた。ヘルツェグ・ノヴィの街は、石畳の路地におしゃれなカフェや教会が立ち並び、まさにヨーロッパ。つい、おいしそうなパフェのお店でヨーロッパの雰囲気を味わってみたりしてしまう。
ドブロブニク行きのバスが15時半なので、4時間位時間が空いた。その間にヘルツェグ・ノヴィの街を観光しようと思ったが、立ち寄ったカフェでラッキーにも無料でWiFiが使えたため、昨日の続きで航空券の手配をちょっくら行う。やっぱり結構手間がかかる。あっという間に15時前になってしまい、ヘルツェグ・ノヴィの観光は終了。。
●いよいよドブロブニクへ
ヘルツェグ・ノヴィ 15時30分発のバスに乗り、モンテネグロの国境を超え、第19か国目クロアチアへ入国。ここの国境越えもスムーズだった。
そして、ようやく17時位にドブロブニクへ到着。ティラナからは2日がかりでやっとたどり着いた。と、その足で真っ先に明日のイタリア行きのフェリーチケットを買いにチケットオフィスへ。これから10/2まで、スケジュールが詰まっている。無事、明日のイタリア行き夜行フェリーのチケットをゲット。
○ドブロブニクからイタリア バーリへの行き方
ドブロブニクのフェリー乗り場の近くにフェリーのチケットオフィスがあります。
買ったのはこのチケット。
2010/09/06 23:00 -> 2010/09/07 8:00
DOBROVNIK -> BARI(ドブロブニク→バーリ)
料金:デッキ1人 40ユーロ
●ドブロブニクの城壁を眺めながらディナー
ドブロブニクの宿は、今日ヘルツェグ・ノヴィのカフェで予約しておいた。フェリー乗り場までフリーのピックアップサービスがあると書いてあったが、電話が繋がらなかったので歩いて宿まで移動することに。
しかし、ドブロブニクの街は道がわかりづらいうえ、坂がハンパない。途中、道に迷いガソリンスタンドのおじさんに親切に道を教えて頂き(日本が好きなおじさんで良かった)、急な階段を上りようやく宿に到着。1時間以上かかった。。
宿にチェックインした後、宿のスタッフお勧めのレストランへ夕食を食べに向かう。途中、高台からドブロブニクの街を眺めつつ小道を抜け、目の前が開けるとそこにはドブロブニクの旧市街が。城壁に囲まれた茶色い家々はホントに美しい街並みだ。これぞ中欧な雰囲気。
紹介して頂いたレストランも安くて美味しかった。生演奏と城壁ビューは、料理の味をさらにおいしくする。
明日はフェリーの時間まで、ドブロブニクの街を見て歩く。
●ドブロブニクの安宿「Villa Banana」
家族経営のドブロブニクの安宿。おばあちゃんが若干チャキってるけど、基本的には親切なご家族。WiFiも無料で使え、設備もきれいで快適な宿です。
ドミ1泊:1人15ユーロ
Go to Montenegro ドブロブニクを目指して北上!
今日は、朝起きてまずOne Worldの日程変更から。JALのヨーロッパ国際予約センターに電話し日程を変更する。
●ヨーロッパにいるならOne Worldの変更はここ!
以前、日本のJAL予約センターに電話した時は、回線がいっぱいで全く繋がらなかったので(そして多額の国際電話料金請求…)、JALから電話がかかってきたときにヨーロッパのセンターを聞いておいた。
○JAL ヨーロッパ国際予約センター
ロンドンにあります。One Worldの日程変更など受け付けてくれます。
電話番号:+44-20-7660-0349
受付時間:ロンドン時間で8:00~17:00
さあ、ロンドンはつながるか。朝一で電話するもやはり「ただ今順番にお繋ぎしております」のアナウンスが。国際電話の料金を気にしつつも2,3分待つと「ただ今大変混雑しておりますので、しばらくたってからお掛け直しください」と…。またか!と思ったが、切らずにイライラするさわやかなお待たせ音楽を聞いていると、またロールの最初に戻った。ということは、「お掛け直しください」の時点で切った人がいれば、順番が繰り越されるはず。もうちょっと待ってみるか。
案の定「お掛け直しください」のアナウンスの後、2,3分でオペレーターへつなぐコール音が。勝った!つながったオペレーターの人は、対応レベルも高く一安心。早速、フライト変更の手続き(全3フライト)をする。希望日を伝えるだけで、その場で手続きを取ってくれ、各航空会社の承諾もすぐにOKが出た。この段階で、また長い事待たされるかと覚悟していたが、最初のコールから15分程で完了。ロンドンの方が、日本の予約センターよりも待たされなくてお勧め!
●格安航空券を探す
さて、One Worldの日程変更が予定通り変更できたので、次は、残りのヨーロッパの旅を効率よく回るためのカギを握る航空券を手配する。
もちろんインターネットを駆使し格安航空会社を探すのだが、ヨーロッパには格安航空会社がたくさんあるため、1社1社日程を入れて料金を比較してなんてのは時間がかかってしょうがない。そこで、便利なのが「SkyScanner」というサイト。まさに、こんなサイトを探してましたって感じ。出発地と目的地を都市名で入れ、日程を設定したら検索をクリックするだけで、ずらっと航空会社、時間、価格の一覧が出る。
しかも、そこから予約までできちゃうという優れもの。午前中一杯かけ、ヨーロッパのフライトを手配する。結構、めんどくさい。。
●ドブロブニクを目指して北上!
宿の人に昨日聞いておいたルートで、ドブロブニクを目指して北上する。
まずはティラナの北にあるバス乗り場から、アルバニア国境の町シュコダルまで移動する。バスはちょっと古いけど、シュコダルまで快適に移動。シュコダルから、ちょっと小さめなバスに乗り換え、モンテネグロのウルツィニィまで行く。そこで、うまい事ドブロブニク行きの夜行バスでもあれば。。
国境越えはスムーズで、アルバニア出国ではパスポートチェックすら無し、モンテネグロ入国では、バスに係員が乗り込んできて流れ作業でスタンプポン。
ただ、到着したウルツィニィのバスターミナルで、ドブロブニク行きを確認したところ、明日の朝7時15分が今からだと最短とのこと。今から(18時くらい)だと、ポトゴリツァ行きのバスが20:00にあるくらい。どうしようか考えていると、ちょうどプライベートルームの客引きの少年が声をかけてきた。
○ティラナからドブロブニクへの行き方
バス移動の場合、1日でティラナからドブロブニクへはたぶん無理。まずは、モンテネグロのウルツィニィを目指しましょう。
①ティラナの北からシュコダル行きが11時から時間おきに有り(2時間半、300Lec)
②シュコダルからウルツィニィへは15時か16時のバス(2時間、5ユーロ)
③ウルツィニィからヘルツェグ・ノヴィ行きのバスが7時に出ている(4時間、9.5ユーロ+荷物1ユーロ)
④ヘルツェグ・ノヴィからドブロブニク行きのバスが15:30に有り(1.5時間、10ユーロ+荷物1ユーロ)
ウルツィニィのバスターミナルで声をかけてきた客引きの少年の話によると、プライベートルームはウルツィニィの街の中心にあり1人10ユーロとこの辺の相場からするとかなり安い。まあ、10ユーロなら寝れればいいかくらいで行ってみるとこれがまた快適!
ホントに街の中心だし、ドミじゃなくちゃんとしたダブルの部屋。しかも、エアコンも冷蔵庫もWiFiまで無料で使える。少年が部屋まで案内してくれ、その場で2人分20ユーロを支払い後はご自由にと鍵を渡していった。
今日はドブロブニクまで行けず残念だったが、第18か国目のモンテネグロに入国し、ウルツィニィで快適な一泊。
●ウルツィニィの安宿 プライベートルーム
ウルツィニィのバスターミナルで中学生くらいの少年が声をかけてきます。その辺の安宿よりも設備のクオリティが高く快適。
1泊ダブル:1人 10ユーロ
Go To Meteora メテオラの奇岩群と修道院
昨日のうちにカランバカのInfoでメテオラ行きのバスの時間は聞いておいた。
朝の9時発のバスでメテオラへ出発!
●メテオラの奇岩群と修道院はすごい
奇岩群といえばカッパドキアは、とても良かった。ただ、メテオラの奇岩群もカッパドキアとは異なる壮大さを持っている。
■とても力強い地形とその上に建つ修道院
岩に洞窟を掘るタイプのカッパドキアとは異なり、メテオラの修道院は大きな岩の上に建っている。しかも、今でも多くの修道士達がそこで暮らしており、観光地というよりきちんとした修道院だった。そして、メテオラの景色を構成する大きな奇岩群はとても力強く、岩一つ一つがなぜそんな形をしているのか、なぜそこにあるのか「浸食で形造られた」の一言では片づけられない、何か神秘的なものを感じる。
■修道院内の教会に描かれた美しいフレスコ画
訪れた修道院内の教会全てで、フレスコ画が美しかった。教会に入ってすぐの部屋、奥のお祈りをする部屋の2つに分かれており、2つ目の部屋では、通常の宗教画が天井から壁まで色鮮やかにびっしりと描かれており、また1つ目の部屋では、何故かキリスト教徒が処刑をされているおぞましい絵が描かれていた。なぜそうなっているか後で調べてみよう。
さて、メテオラへはカランバカからバスで行き、各修道院を1日かけて徒歩で巡り、カランバカへはメテオラからトレッキングコースで帰ってくるというかなり足が棒なコース取りをした。今日のコースはこんな感じ。
①カランバカからメガロ・メテオロン修道院へバス(15分くらい)
②メガロ・メテオロン修道院から徒歩でヴァルラーム修道院へ(15分くらい)
③ヴァルラーム修道院からルサヌー修道院を眺めつつ徒歩でアギオス・ステファノス修道院へ(1時間くらい)
※ルサヌー修道院は水曜日が休みだったため
④アギオス・ステファノス修道院から徒歩でアギア・トリアダ修道院へ(20分くらい)
⑤アギア・トリアダ修道院から徒歩でトレッキングコースを通りカランバカ市内へ(1時間くらい)
◇メテオラの行き方と料金
メテオラへはカランバカのバスステーション(タウンホール広場から下ったところ)から9時発でメガロ・メテオロン修道院までのバスが出ています。帰りは、メガロ・メテオロン修道院から13:10が最終なので、それを過ぎたら徒歩かタクシーになります。バイクのレンタルでもしたら楽かも。
バス料金(1人):1.4ユーロ
修道院入場料(1人):一律2ユーロ
Go to Kalambaka メテオラ観光拠点の街カランバカへ
今日はアテネからカランバカへ移動する。
●抜け毛に効果あり!?と噂の石鹸「AMALTHIA(アマルシア)」
と、その前にアテネで買っておかなければならないものが。
最近、ずっと暑いところにいるからか、食べ物が変わったからか、それともストレスか分からないが抜け毛が増えた気がする。そこで、ギリシャ名物の髪の生える石鹸「AMALTHIA(アマルシア)」を買いに、オモニア広場にあるHondos Centre(ホンドスセンター)へ。
ホンドスセンターは、日本のデパートのような感じ。化粧品や服、本やレストランなど階ごとに分かれた大きなショッピングセンターだ。特に、入り口のエスカレーター上がってすぐの薬局的な階は人気があり、目的の石鹸AMALTHIA(アマルシア)もそこの階に売っている。
さて、歩き方に載っていた写真を参考に探していくと、普通の石鹸やシャンプーなどが陳列されている中にひとつだけとびきり高い石鹸があった。これだ。この価格はホンモノだ。隣にある一般的な石鹸の20倍くらいする。ちょっと高いなーと思いつつも、2つ購入。
###果たして効果は?
その効果はまだ分からないが、使ってみた感じはすごくいい。というか、今まで気が付かなかったが、一般的なシャンプーは体に良くないのかもと感じるくらい。やっぱり天然の素材で作った石鹸なので、頭皮への負担など無いのだろう。きめの細かい泡で、泡立ちも全く問題ない。
◇AMALTHIA(アマルシア)の価格
1個:12.96ユーロ
(2010年8月30日 アテネのホンドスセンターにて)
●電車を乗り継ぎカランバカへ
オモニア駅からラリッサ駅まで地下鉄で移動。
昨日「予約はできないよ」と言われたため、改めて今日のチケットを買うため窓口へ並ぶ。やはり窓口は長蛇の列で、発車直前にようやくカランバカ行きのチケットをゲット。1番ホームに泊まっていた電車に飛び乗る。
ゆっくりと北上していく電車に揺られ、約4時間で乗換駅のPaleofarsalos(パレオファルサロス)へ。そこで隣のホームで待つこと20分、カランバカ行きの落書き電車が到着。ギリシャの電車はほとんどの車両が落書きの被害にあっているが、車内はいたって快適。
さて、辺りも暗くなってきた20時過ぎに電車はカランバカへ到着。目星を付けていたホテルの場所を駅員さんに聞き、メテオラの奇岩を眺めつつホテルまで移動。部屋が空いてて良かった。
◇アテネ(ラリッサ)からカランバカまでの行き方
ラリッサ駅発 14:53 → パレオファルサロス駅着 18:54
パレオファルサロス駅発 19:20 → カランバカ駅着 20:00
運賃(1人):18.6ユーロ
このホテル歩き方には載ってません。カランバカの中心の通り「トリカロン通り」を北西に上っていき、タウンホール広場を過ぎてさらに200mくらいのところにあります。カランバカ駅の駅員さんに聞くと、駅に備え付けのマップで教えてくれます。
Hotel Odysseonは安宿というより、中級ホテル。部屋もきれいで、ベランダもついており洗濯物もすぐに乾きます。クーラーやWiFiも無料で部屋で使えるので快適。スタッフの対応も良いです。
ダブル1室1泊:35ユーロ
Go To Athens From Mykonos さらばミコノス島
ミコノス島の滞在もあっという間に終わり、今日アテネへ戻る。
さて、乗り込む港を確認しようとフェリーのチケットを見ると、行きの時には書いてあった乗り場の欄が空白だ。ミコノス島には、オールドポートとニューポートの2か所港がある。はたしてどっちだ。
●ミコノス島からピレウスへはニューポートから
フェリー会社のWEBサイトを見ても、当たり前のごとくどっちの港かは載っていない。ためしにホテルのフロントの人に聞いてみると「ああ、それならニューポートだよ」と、これまた当たり前のように教えてくれた。この感じ、間違いなさそうだ。では、ミコノスタウンからニューポートへはどうやって行くのだろう。
これもホテルのフロントの人に聞いてみる。もちろん、ホテルから直接タクシーという手もあるが、安く済ませるならオールドポートまで徒歩で移動し、そこからシャトルバスでニューポートへ行けるそうだ。ということで、皮肉にもミコノス島最終日になって暑くなってきた日差しの下、ミコノスタウンからオールドポートへ歩く。
●バスが無い!?
炎天下の中、20分程歩き続け、ミコノス島の白い街をようやく通り抜けられた。オールドポートへ到着だ。さて、オールドポートのバスステーションに行ってみると、何やらニューポート行きの時刻表が書いてある。ふむふむ、今は10時15分でウチらが乗るフェリーは11時10分。なので、次のバスに乗れば間に合う…だめだ。10時の次は11時だ。11時のバスだと危うい。
しかし、歩くにも距離がありすぎる。ええい、タクシーに乗っちゃえ。っていっても、ミコノス島のタクシーはそんなに多くない。しばらく途方に暮れているとちょうどオールドポートへ到着するタクシーがお客を乗せてやってきた。チャンス!乗客の荷物を降ろしている運転手に話しかけ、ニューポート行きの交渉成立。何やらその後運転手と乗ってきた乗客で「あれ?こっからフェリーでないの?(客) そうなんだよ。昔はオールドポートだったけど、今は小さいボートだけだよ。こっちは。(運)」と、気になる会話をしていたが、ごめん。もう乗っちゃった。運転手さん、ニューポートまでよろしく。
◇オールドポートからニューポートまでのタクシー料金
ミコノス島のタクシーは、ちゃんとメーターでした。大きな荷物2つの料金も合わせ、オールドポートからニューポートへのタクシー料金は 8ユーロ。
●ミコノス島のニューポートは名ばかり
到着当日にも思ったが、明るい状態で見るニューポートはホント何もない。ほったて小屋の待合所はすでにフェリー待ちの客でいっぱい。昨日に引き続き、海辺で夏の日差しをいっぱいに浴びつつ、フェリーを待つ。ニューポートへ到着したフェリーは立派。今日乗るフェリーは高速バージョンで、船体の下の部分が2つに分かれているタイプだ。
ちなみに船の名前はHighSpeed 5。船体に描かれたvodafoneの広告とマッチしていてかっこいい。ただ、船内のWiFiはエラーでつながらず。。ちなみに、行きは普通のフェリーで4時間半かかったが、帰りの高速フェリーは3時間でアテネへ到着!
◇今回乗ったミコノス島からピレウス行きのフェリー
船会社:Hellenic Seaways
チケット受け取りの事務所の場所:ピレウス港の南側(GATE7の辺)
ミコノス島出発時間:11:10
ピレウス到着時間:14:10
運賃:1人52.5ユーロ(エコノミー)
乗り場:ミコノス島 ニューポート
アテネに着いた後、まず明日のカランバカ行きの電車のチケットを取りにラリッサ駅へ。長蛇の列に並び、ようやく窓口にたどり着いたと思ったら「故障してるから明日以降の予約はできない。当日のみだから明日来て。」と。駅構内の発車時刻案内版も故障しているし、走っている電車は落書きだらけだし、ちょっと不安。
その後、今朝予約したホテルにチェックインし、アテネ観光へ出かける。
今日は日曜日のため、ほとんどのお店が閉まっている。大きなデパートやスーパーまでもシャッターで閉ざされているなんて、ちょっと意外。シャッター街をしばらく歩いた後、アテネの国立考古学博物館へ。
50室程の展示室からなる考古学博物館は、とにかく広い。所狭しと、ギリシャの歴史的な石像が並んでいる。また、なぜかエジプトの遺跡コーナーもあり、エジプトで見た展示物よりも状態のいい(なぜ!?)石像や棺など見ることができた。見るのに時間はかかるがその分大満足だ。
◇アテネ 国立考古学博物館 入場料
1人 3ユーロ(S割引)
●アテネの安宿「HOTEL LOZANNI」
オモニア広場周辺にあるため、ホテル周辺は若干治安が悪い雰囲気もあります。暗くなってからは出歩きたくない。但し、歩き方に載っている一番治安の悪い通りよりは安全。たぶん。hostelbookerで予約できます。
部屋は清潔できれい。スタッフの感じも良く、コストパフォーマンスの高い宿だと思います。ホントは無料でWiFiも使えるけど、またしても壊れてるという、安宿に良くあるパターン。ネットにつながったPCも1台あり、無料で使えます。
ドミ(6人部屋)1泊:12ユーロ(1人)
Super Paradise Beach in Mykonos ミコノス島のヌーディストビーチへ行く
今日は昨日行ったパラダイス・ビーチより奥のスーパー・パラダイス・ビーチへ行く。
ミコノスタウン南のバスステーションからバスに乗り、まずはプラティ・ヤロスへ。そこから、ボートに乗りパラガ、パラダイスに続く3つ目のスーパー・パラダイスビーチへ到着。はたして、何が”スーパー”なのか。
●ミコノス島のヌーディストビーチ
昨日のパラダイスビーチにも何人かのヌーディストはいたが、スーパー・パラダイスビーチはまさしくヌーディストビーチ。男女問わず何人ものヌーディスト達が気持ちよさそうに海で泳いだり、焼いたりしている。
午後になり、ビーチが海水浴客で賑わってくるとその数は減ってきたものの、全く恥ずかしがる素振りもなくオープンな感じ(もちろん、全体から見るとヌーディストは一部で、ほとんどの海水浴客は普通の水着)。日本のビーチでは考えられない、異文化な光景。さすが、スーパー・パラダイスビーチ。
昨日と同じくエーゲ海はとても美しい。海水の透明度は高く、スーパー・パラダイスビーチは少しの浅瀬の後、すぐに深くなるが気持ちよく泳いでられる。サンベッドに寝っころがって海を眺めたり、暑くなったら海へ入ってみたりとビーチでゆったりと過ごす。
あっという間に、日は傾いてきた。まだまだ、日差しは強いがここらで引き上げることに。帰りも、ボートでプラティ・ヤロスへ行き、そこからバスでミコノスタウンへ帰る。
ちなみに、ミコノス島はヌーディストだけでなく、ゲイも多いことで有名。確かに、スーパー・パラダイスビーチにもたくさんのカップルがいた。
◇スーパー・パラダイスビーチへの行き方
①ミコノスタウン南のバスターミナルからプラティ・ヤロス行きのバスに乗り終点で下車(20分くらい)
②プラティ・ヤロスからビーチ行きのボートに乗車(15分くらい)
③パラガ→パラダイスの次に、スーパー・パラダイス・ビーチへ到着
◇料金(1人分)
①1.4ユーロ
②6ユーロ
③サンベッド2つとパラソル使用で12ユーロ