Archives for "013_トルコ(Turkey)"
PAMUKKALE パムッカレの石灰棚は白い
昨日の夜20:30にギョレメを出発したバスは、朝6時くらいにデニズリへ到着。そこから、セルビスに乗り換えパムッカレへ移動。しかし、ここでもパムッカレ行きのセルビスに乗客が乗りきれなかったり、荷物の積み下ろしの際にオレのバックパックカバーが破られたりと最後まで散々なバス会社でした。
●白いぜ!パムッカレ
さて、座りきれないくらいぎゅうぎゅうのセルビス(普通のハイエースみないなバン)は、デニズリから30分くらいでパムッカレに到着。昨日のうちに、バス停から近いホテルを予約してあったのですんなりチェックイン。地球の歩き方に書いてあるような、激しい客引き合戦はなく、ちょっと残念。むしろ、客引きさん達はちょっと遠慮がちに声をかけてきていた。自粛しているのか、ピークシーズンで部屋が結構埋まっているのか。。
さて、ちょっと休んだ後、パムッカレの石灰棚へ。噂通り、パムッカレは白い!一つの山がまるまる石灰でコーティングされているような感じで、さらに靴を脱いで登るところからは、その石灰の地表にどこからか水が流れてきておりとてもきれいな光景。
ところどころ、プールのように水(お湯?)がたまっており、観光客や地元の子供達が楽しんでいる。そして、欧米人はパムッカレの石灰棚をバックにグラビアモデルのようなポーズをとりながら写真撮影に没頭。はだしだと、小石がごろごろしているところなど若干痛いが、しばらくして石灰棚の最上段へ到着する。
石灰棚の最上段からさらに奥へ進むと、パムッカレ温泉にたどり着く。温泉って響きいつ以来だろうなんて思いながら、入場チケットを購入し中に入る。こりゃ、温泉っていうよりプールだ。みんな楽しそうに泳いでいる。
早速、水着に着替え温泉へエントリー。しばらく浅いところが続くが、一番の見どころは温泉奥のロープが張ってあるエリア。ここは、一気に深くなっており、中には遺跡らしき石柱などが転がっている。たぶん5mくらいの深さがあるので、深く潜ると楽しい。ゴーグルを持ってきてよかった。
その後、ホテルへ戻り夕食を探しに街へ出る。どこも高いねぇ。観光地価格は世界旅行者にはつらい。。
◇行き方
パムッカレの街の中心部から歩いてすぐ。
◇費用(1人分)
石灰棚入場料:ホテルで買ったら18TL(ホントは20TL)
パムッカレ温泉入場料:25TL
GO TO PAMUKKALE FROM GOREME ギョレメからパムッカレへ移動!
今日は夜行バスでパムッカレへ移動する。
カッパドキアの最終日を、日中居心地の良い洞窟ホテルで過ごす。夜まで時間があるので、いよいよブログの準備を進める(旅が始まってから早4か月…)。初めて部屋を見に来た時から、ずっと気持ちの良い対応のマネージャーは、ホントは12時チェックアウトの部屋を13:30まで快く使わせてくれた。
その後は、見晴らしのいい屋上のレストランでカッパドキアの奇石を眺めながら作業を進める。時間はあっという間に過ぎ、名残惜しいがホテルをチェックアウト。ギョレメ最後の夕食はもちろん毎日通ったピデ屋さん。ここもスタッフの対応がすばらしく、料理も安くておいしい。
●バスの席を巡りもめる
さて、ギョレメ20:30発のパムッカレ行きのバスがギョレメのオトガルへ到着。バスに荷物を積み込み、チケットに書かれたシートへ行くとウチらのシートに既に先客が。席を間違えて座ってたということは今まで何度かあったので、いつも通り声をかけるとなんと彼女達のチケットにも同じシートNoが書かれている。オーバーブッキングだ。今はピークシーズンのため、もちろんバスは満席。さらに今日のパムッカレ行きは最終。
さ~こっからが大変。チケットを発行した代理店のおじさんとオーバーブッキングの4人ですったもんだのバトル。ウチらと別のお客さん2人はもちろん、なぜか代理店のおじさんも一歩もひかない。挙句の果てには、お前らは4人ともキャンセルだ!なんてざま。明日、パムッカレに行って、あさって日本に帰らないといけないとオーバートークが効いたのか、あきえの激ギレが効いたのか分からないが、席はなんとかゲットできた。ただ、バスが発車してもさっきの2人はおじさんと話し合いを続けていた姿を車窓から見るのも、なんとも後味が悪い。ギョレメに来るときもこのバス会社を使い、良いバスと良いサービスを提供してくれただけに、あのおじさんの対応は非常に残念だ。
ギョレメからこのバス会社(上記画像の会社)を使うときは気を付けてね。
●ギョレメからパムッカレへの行き方
ギョレメのオトガルに行けば、バス会社毎に時刻表がオフィス前に掲示されている。パムッカレへはギョレメから1日2本くらい、バス会社毎に出ているので簡単に行けるが、夏のピークシーズン(カッパドキアのピークは8月頭~中旬までだそうです)はギョレメに着いたらすぐにチケットを買う事をお勧めします。パムッカレまでの所要時間はギョレメから12時間くらいでした。
●費用(1人分)
バス代:40TL
Cappadocia on the Balloon カッパドキアを空中と地下から満喫する
カッパドキアのハイライト。今日は、早朝気球の上からカッパドキアの景色を楽しむのと、Greenツアー(カッパドキアの南の方を中心としたツアー)で地下都市を探索する。
気球ツアーは日の出とともに出発するので、ホテルへのピックアップは5:15ととてつもなく朝が早い。この旅、おそらく一番の早起きをし、気球の出発地点へ向かう。ギョレメのホテルから車で5分くらいで気球の出発地点へ到着。カッパドキアの見どころは近くに固まっているので便利だ。
出発地点にあるレストランで、軽食とコーヒーが無料でふるまわれ、その間に気球のセッティングが着々と進んでいく。大きな扇風機とバーナーを使い、そこら中ででかい風船が膨らんでいく光景は圧巻だ。
●上空から見るカッパドキアは美しい
いよいよ、気球の準備が整い、同じ気球のメンバーが一斉に乗り込む。気球のバスケットは意外と大きく、20人くらい乗り込むことができる。結構、ぎゅうぎゅうだけど。搭乗が完了すると、離陸の際の注意点(取っ手にしっかりとつかまっててねくらいの注意点)が説明される。さあ、バーナーの火が強くなり、気球の離陸が始まる。
といっても、いつ浮き上がったのか分からないくらい全くもってスムーズな離陸。もしかしらた、世の中で一番乗り心地の良い乗り物かもしれない。浮き上がる感じはおろか、振動なども一切ない。そのまま、低空飛行でカッパドキアの地形をしばらく楽しんだ後、気球は一気に高度を上げる。
周りの気球や、起伏の激しいカッパドキアの地形がみるみる遠ざかって小さくなっていく。結構上昇しても、気球は快適。風もなく安定しているため、高度の恐怖は全くない。気温も夏の涼しい朝って感じでちょうどいい。
次に、気球は降下を開始。谷間に入っていく。山肌すれすれに気球は操られ、斜面に掘られた洞窟やそこに住む鳥などがくっきりと見える。1時間程のフライトはあっという間に終了。離陸とは違う場所に着陸し、恒例のシャンパンパーティーが行われる。ちなみに、今回操縦していたパイロットは、結構ベテランらしく「あれは俺の生徒だ」と2,3違う気球を指さして言っていた。ベテランの操縦は安心感が違う(あまりに料金が安いところはパイロットの質も落ちるらしい)。
記念の賞状も頂き、大満足のフライトでした。上空から下降して、谷間を縫うように飛ぶ時に見る光景はまるでダイビングのようだった。海の中と上空の世界はどちらも神秘的で美しくすごく似ている。
◇気球ツアー参加料金
確か1人110ユーロくらい。
気球ツアーが終わり、一旦ホテルへ戻る。朝食とチェックアウトを済ませると、もうGreenツアーのお迎えが来た。改めて9:30にホテルを出発。Greenツアーは1日で7か所を回るという結構ハードな内容。今日は1日が長くなりそうだ。
最初のポイントはギョレメパノラマ。ここからの景色はこれぞカッパドキアといった感じで良かったが、暑い日差しの中ガイドの説明が長くて若干うんざり。気を取り直して、次はいよいよカイマクルの地下都市へ。
地下の街は狭い通路で部屋がつながっており、まるで蟻の巣のようだ。ここで3万人の人々が暮らしていたとのことで、ワイン貯蔵庫や会議室、キッチンやリビングルームなど色々な部屋がある。ただ、今トルコは観光のピークシーズンらしく、観光客の数がハンパない。蟻の巣の狭い通路は行き来するのが大変。
どの部屋もひんやりと涼しく、外の暑さからしばらく解放されるのはうれしい。ちなみに、地下都市で公開されているのはほんの一部だが、それでもたくさんの部屋を見ることができる。その名の通り、都市レベルなわけだ。一体、何のためにわざわざ地下に都市を築いたのだろうか。外が暑いからではないと思うけど。
●最後までハードなカッパドキアのツアー
地下都市の次はウフララ渓谷を4kmくらい歩いて、やっとレストランで昼食。渓谷の両サイドの岩盤には、洞窟が点在し、ここにも人が住んでいたようだ。カッパドキアって不思議なところ。
この時点でもう3時半。ツアー参加者も疲れの色を見せているが、お構いなしにツアーはまだまだ続く。ツアー後半は、スターウォーズの舞台(モチーフ)になったところや、定番のお土産屋さんに行ったり、最後の最後でまた山に登ったり(洞窟が掘られ人が住んでいた)、やっぱりハードなツアーだった。
◇カッパドキアGreenツアー料金
1人70TL。どこのホテルでも同じようです。
●ギョレメで一番の洞窟ホテル Moon Light Suite
ようやく宿に戻れたのは19時過ぎ。今日も昨日に引き続き宿チェンジ。今日はオープンしてわずか10日目のきれいな高級洞窟ホテル「Moon Light Suite」に泊まる(また洞窟!)。ホテルに着くと、マネージャーのお兄さんが笑顔で迎えてくれ、ウェルカムドリンクを彼のオフィスでふるまってくれた。
チェックインを済ますと、いよいよ部屋に通される。
洞窟の部屋はかなり広く、きれいでおしゃれなのはもちろん、バスルームもすごい。ジャグジーやサウナまである(このバスルーム、一昨日泊まったダブルの部屋より広いかも)。
お兄さんに明日のチェックアウトの時間を聞くと、好きな時間でいいよだって。いたれりつくせりのホテルだ。これだけ素敵でたったの100TLって、かなり穴場なホテル。まだどのガイドブックにも載っていないので、ここはおすすめです。
さて、今日は朝から疲れた。ひんやりとした洞窟部屋と大きなベッドを満喫しよう。
◇行き方
まだ新しいホテルなので、ガイドブックの地図には載っていません。ギョレメのメインの通り(両サイドにご飯屋さんとかお土産屋さんがある川が流れている通り)をオトガルの方から山の方に進んでいきモスクを超えて、川と道が離れるようなところで対岸(っていってもそこまでの川ではないけど)の一角。ちょっとした公園が近くにある。
Cappadocia red tour カッパドキアのツアーに参加
今日は、カッパドキアの北の方を見るREDツアーに参加する。
朝9:30にホテルへピックアップのバスが到着。いつものハイエースタイプよりも一回り大きく20人くらい乗れるタイプのバス。複数のホテルを回り、フルになってからツアー会社のオフィスでツアー代1人55TLを支払う。
●カッパドキアってホントにすごい
このツアーは1日で全9か所を回る忙しいツアーなので、それぞれの見どころをタイトに見て回る。しかも、移動時間もそれぞれ10分から20分と短いため、息つく暇もない。
①ウチヒサル
ギョレメの街の中心部からすぐのポイント。見渡す限り見たことのない変な岩やダイナミックな地形が広がる。これぞカッパドキアだ。
②オープンエアミュージアム
洞窟に描かれた美しいフレスコ画を見ることができる。ここに多くのクリスチャンが住んでいたんだなと実感。
③チャウシン(CAVUSIN OLD VILLAGE)
ここは、あまり観光地化されておらず、昔の人々が掘った自然な姿のままの洞窟を散策することができる。なぜ、昔の人々は奇岩にたくさんの洞窟を掘り、生活していたのだろう。
④ランチ
ようやくのランチは洞窟レストランでトルコ料理のコース。ランチもツアー代に含まれているので、高そうなお店だったが安心してトルコ料理を堪能できる。最後のフルーツがおいしかった。
⑤お土産屋さん(アヴァノス)
ツアー定番のお土産屋さん。ただ、ヒッタイト時代から続く伝統の焼き物を製造工程から見学できて、意外と楽しめた。
⑥その他色々
その後もカッパドキアのすばらしい景色をいくつも見て回る。カッパドキアってすごいエリアだ。
17時くらいにツアーは終了し、宿に戻る。今日は宿を変更するため、次の宿の人に迎えに来てもらい、その後明日のツアーを申し込む。明日は、気球とGreenツアー。夜は近くのピデ屋さんで夕食。ここは評判通り安くておいしいし、スタッフのお兄さんもおもしろい。
明日は朝4:30に起床!
○カッパドキアREDツアー費用:55TL(1人)
●ギョレメの安宿 Gultekin
一昨日から泊まっているホテルがいまいちだったので、ギョレメ内を色々探した結果今日はここ「Gultekin(ギョルテキン)」に決定。部屋はきれいでドミも快適。日本人の奥さんがツアー内容など優しく教えてくれます。
◇行き方と1泊料金
歩き方の地図には載っていません。ギョレメのメイン通り(両サイドにお土産屋さんとか食べ物屋さんとかある川が流れている通り)にあるモスク近くのたくさんの絨毯を店先に飾っているお土産屋さんの横の坂道を登っていくとあります(坂の途中に看板が出ている)。
1泊(ドミ1人分):15TL
In Goreme ギョレメの街を散策
カビ臭い洞窟部屋でカッパドキア最初の朝を迎える。
ひんやりとした洞窟部屋は換気が良くないらしく、ピラミッドの中のように空気がこもっている。そのためか、部屋の隅々がカビているようで、長期滞在は体にも良くなさそうだ。
ということで、朝食後に部屋をチェンジ。幸いダブルの部屋が空いていた(洞窟部屋ではないが、その分カビくさくもない)ため、1泊50TLと若干コストは増すが換えてもらった。
●ギョレメのおいしいピデ屋さん
今日は午後からギョレメの街を散策。目的は、カッパドキアツアーの相場チェックと別の宿探し。なんたってせっかくの洞窟部屋の印象がカビで終わったら残念なので。
街の散策1つ目はランチ。この辺は、観光地価格で物価が高いので、宿にあった情報ノートで評判の良いお店を探す。どうやら、近くにおいしくて安いトルコ風ピザが食べられるお店があるとのことなので行ってみることに。
お店の雰囲気はとても良く、お店にも日本語も書いてあるゲストブックがあった。ホントにいいお店みたいだ。トルコ料理の定番ムサカとおすすめのピデ(トルコ風ピザ)を頼む。評判通り、安くておいしかった。ロンプラにも載っているらしく(歩き方には載っていない。。)、次から次へとお客さんがやってくる。安くておいしいってのは世界共通でいいことだ。
◇行き方
お店の名前:OLD CAPPADOCIA CAFE & RESTAURANT
歩き方の地図には載っていません。ギョレメのメイン通り(両サイドにお土産屋さんとか食べ物屋さんとかある川が流れている通り)にあるモスクの反対側の通りを一本入ったとこらへん。詳細は、Ufuk(ホテル)の情報ノートに書いてあります。
●カッパドキアの最後の夜をゴージャスな洞窟部屋で
ランチの後は宿探し。何軒も回って見た結果、今後のギョレメ滞在の宿が決定。
明日は日本人のスタッフのいる(オーナーの奥さん)きれいなドミ、明後日はOPENして1週間のゴージャスな洞窟ホテル(もちろんカビくさくない!)。カッパドキアのツアーは、どこも同じような値段なので、今泊まっているホテルで明日のRedツアー(カッパドキアの北方面)を申し込み、明日の宿で気球ツアーとGreenツアー(カッパドキアの南方面)を申し込む。後は、オトガルで次の行き先の時刻表を調べ準備万端。
今泊まっている宿は夕食がおいしいと評判だったので、トルコ風のパスタを食べてみる。この宿もオーナーの奥さんが日本人だ。トルコの人は良い人ばかりなので、日本人女性も魅了されるのだろう。夕食もおいしかった。明日からカッパドキアを満喫する。
Go to Cappadocia 1日かけてカッパドキアを目指す
今日はキャフタからカッパドキアへ移動する。
朝ちょっとゆっくりし午後にでも動こうかと思ったが、この時期バスも混んでいて朝9:30のバスを逃すと、もう1日動けなくなると宿のスタッフの方が教えてくれた。急いで荷物をまとめ、バスチケットを買いたいとスタッフに伝えると直ぐに車を走らせターミナルまで買いに行ってくれた。しかも、バスを宿に寄るよう手配してくれスムーズにバスに乗ることができた。
ネムルトダーゥのツアーはちょっと高かったが、評判通り親切な方だ。
●長いバス移動も有意義に過ごす
さて、カッパドキアへの移動で日本人の方とご一緒することになった。彼は中国で孤児院を運営する医師。これまで何度も世界旅行をし、今回もエイズ撲滅活動をしながら世界旅行中だそうだ。中国のど真ん中や台湾でたくさんの孤児と生活し、中国の孤児院で抱えている70名の孤児も全員エイズだそうで、医師でありながら70人の親として生活をしている。道中、そのような話を聞いたり、世界の良いところを教えて頂いたり、とてもためになった。
カッパドキアまでのダイレクトバスは既に売り切れだったため、1日がかりで乗り継ぎカッパドキアを目指す。キャフタからまずはカフラマンマラシュへ8時間くらいかけて移動する。そこで新たにチケットを購入し、カフラマンマラシュからカイセリへ移動。カイセリに着くころには日も暮れ始めておりもう夜の20時。
しかも、カイセリ行きのバスは冷房が壊れており、しかも観光バスなので窓は開かない。夏のトルコの陽ざしにバスは暖められ、バスの中はハマム状態。地元の青年たちとトルコ語の指さし手帳で会話を楽しめたのはせめてもの救い。
とても社交的で明るいトルコ人だが、アルメニア人やクルド人はトルコ人を殺したから嫌いという考えや、若くてもしっかりとした宗教観を持っていたりと中東の現状を象徴するかのようだった。日本人の持つ価値観とは全く違うところがとても勉強になる。ちなみに、彼らは日本のことはとても好きらしい。テクノロジーやサッカーなど日本の印象はいいようだ。
●ようやくギョレメへ
カイセリに到着してから、20時30分のギョレメ行きのバスに乗り換え。1時間半くらいでようやくギョレメに到着。ギョレメのオトガルに着くと、バス会社のスタッフが宿に電話してくれ、宿の人が迎えに来てくれた。
ギョレメ最初の宿は洞窟部屋。今日は移動に着かれたのですぐに就寝。
●ギョレメの安宿 Ufuk
ギョレメのオトガルからすぐ近く。「Ufuk」は、歩き方にも載っている宿で、情報ノートもある。ドミの洞窟部屋は若干難あり(カビくさい)。
1泊ドミ1名:15TL
Sunset in Nemrut dagi ネムルトダーゥで日没を迎える
昨日の21時にアンタクヤを出発したバスは、朝5時にマラテヤへ到着。
朝のバスターミナルは思いのほか静か。30分程待ってオフィスが開いてからキャフタ行きのチケット(1人15TL)を購入。マラテヤからキャフタ行きのバスは6:30にバスターミナルを出発。10時くらいにようやくアドゥヤマンに到着。ここで、バスを降ろされセルビスに乗り換え。30分程でキャフタに到着。
●ネムルトダーゥのツアーに参加
キャフタでは、ネムルトダーゥへのツアーを行っている宿にチェックイン。早速、ツアーに申し込む。ツアーのスタートは14時。ネムルトダーゥの手前でいくつかの見どころに寄り、サンセットをネムルトダーゥで見るというツアー内容だ。
14時にスタートしたツアーは、ミニバス一杯の12名でスタート。カラクシュやジェンデレ橋、アルサメイアなど周辺の見どころを見て回り、途中地元の人がバーベキューなどを楽しむ川でクールダウン。やっぱり夏のトルコは暑い。アルサメイアでは、ちょっとした夕食がふるまわれトルコのおいしいフルーツなどを堪能できた。
●夕日に染まる!?ネムルトダーゥ
日も傾いてきたので、いよいよネムルトダーゥへ。山道を車で登り、駐車場からさらに徒歩で山を登る。15分程山道を登ったところでいよいよ山頂に並ぶ石像の前へ出た。
地震で転げ落ちたとされる頭の部分がきれいに並び、皆同じ方向を見つめている。地元の子供たちと触れ合いつつサンセットを迎える。一点を見つめた石像が夕日に染まる…ん?石像の色に変化が無いまま日が沈んでったぞ。これはおかしい。もしかして、山の逆側にも像が並んでいるのか!
急いで反対側へ。やはり、こちらにはたくさんの見物客と頭から先が転げ落ちた石像が。。夕日に染まる瞬間を見逃した。。まあ、十分満喫できたのでよしとしよう。
ツアーで一緒だったイタリアンファミリーが何より楽しかった。ツアーの満足度は、見どころもそうだが一緒に参加するメンバーも重要だ。ファミリーの次男が日本好きということもあって家族全員とても友好的で、イタリアのお母さんのテンションも高くいいご家族だった。
ふもとのカフェでチャイをタダでもらい、一路宿に戻る。明日はいよいよカッパドキアに向かう。
◇ネムルトダーゥ ツアー代
1人:50TL
Go To Turkey アレッポからキャフタまで大移動!
思いのほか長く滞在してしまったシリアを今日離れる。
昨日、近くのバスターミナルで買ったシリア(アレッポ)からトルコ(アンタクヤ)行きのバスが14時発なので、それまでにチェックアウトなど済ます。
イスラエルで出会い、アレッポのこの宿でもたまたま一緒だった日本人の方と話す。彼は、最近体の調子が悪く、急性肝炎の疑いがあるとのことで、トルコ行きを変更しダマスカスの大きな病院(アレッポの無料の病院は大したことをしてくれなかったらしい)へ行くそうだ。ホント旅は何が起こるか分からない。
チェックアウト後、宿のロビーでトルコの予習をしたり、韓国の方と話したりしているうちにあっという間にバスの時間。たまたま見つけた宿だったが、安く快適にシリアの最後を過ごすことができた。
●快適なシリアからトルコ行きの国境越えバス
バスターミナルへ向かい、昨日チケットを買ったオフィスでチェックイン。アンタクヤ行きのバスは14:45くらいに出発。
さて、シリアのバスは思いのほか快適。道中、コーヒーやコーラなどドリンクのサービスがあったり、国境を超える際もバスのスタッフの方が色々とリードしてくれる。シリアの出国では出国税1人550SPを窓口で払い、後はバスのスタッフが乗客分まとめて裏口からスタンプの依頼をしていたので至ってスムーズ。
ちなみに、シリアビザは3日のトランジットビザで3日の滞在はとっくにオーバーしていたが、何の問題もなく出国スタンプをゲット。噂によると、シリアの観光ビザは取得がめんどくさいらしく、係員側もトランジットをすすめているくらいなので、多少は目をつぶるようだ。
その後もバスのスタッフの誘導にお任せでトルコへの入国が完了し、ボーダーから1時間でアンタクヤに到着。入出国はスムーズだったが、バスの移動は時間がかかる。なんだかんだでもう18時だ。
●アンタクヤからマラテヤまで夜行バス
さて、トルコ第一の目的地キャフタへは、アンタクヤ21時出発のバスで行くことに。早速、ターミナル内のATMでトルコリラをゲットし、アンタクヤのバスターミナルでチケット(1人30TL)を買う。その後、ターミナル内で夕食を食べるなどし、あっという間に出発の時刻。
アンタクヤを21時に出発したトルコのバスも快適。こちらもドリンクのサービス付きだ。残念ながらキャフタへのダイレクトバスは無かったので、まずは拠点となるマラテヤまで久しぶりの夜行バスで移動。
◇アレッポからキャフタへの行き方
①シリアのアレッポからトルコの国境の街アンタクヤまでバスで3時間ちょっと
②アンタクヤからマラテヤまで夜行バスで8時間くらい
③マラテヤからキャフタまで(といってもアドゥヤマンでバスをおろされ、そこからセルビス)4時間くらい
◇移動費用(1人分)
①250SP(+シリア出国税550SP)
②30TL
③15TL