Posted by Katsuya on 3rd 8月 2010

Cappadocia on the Balloon カッパドキアを空中と地下から満喫する

カッパドキアの気球ツアー 素晴らしい景色

カッパドキアのハイライト。今日は、早朝気球の上からカッパドキアの景色を楽しむのと、Greenツアー(カッパドキアの南の方を中心としたツアー)で地下都市を探索する。

気球ツアーは日の出とともに出発するので、ホテルへのピックアップは5:15ととてつもなく朝が早い。この旅、おそらく一番の早起きをし、気球の出発地点へ向かう。ギョレメのホテルから車で5分くらいで気球の出発地点へ到着。カッパドキアの見どころは近くに固まっているので便利だ。

出発地点にあるレストランで、軽食とコーヒーが無料でふるまわれ、その間に気球のセッティングが着々と進んでいく。大きな扇風機とバーナーを使い、そこら中ででかい風船が膨らんでいく光景は圧巻だ。

●上空から見るカッパドキアは美しい

いよいよ、気球の準備が整い、同じ気球のメンバーが一斉に乗り込む。気球のバスケットは意外と大きく、20人くらい乗り込むことができる。結構、ぎゅうぎゅうだけど。搭乗が完了すると、離陸の際の注意点(取っ手にしっかりとつかまっててねくらいの注意点)が説明される。さあ、バーナーの火が強くなり、気球の離陸が始まる。

といっても、いつ浮き上がったのか分からないくらい全くもってスムーズな離陸。もしかしらた、世の中で一番乗り心地の良い乗り物かもしれない。浮き上がる感じはおろか、振動なども一切ない。そのまま、低空飛行でカッパドキアの地形をしばらく楽しんだ後、気球は一気に高度を上げる。

周りの気球や、起伏の激しいカッパドキアの地形がみるみる遠ざかって小さくなっていく。結構上昇しても、気球は快適。風もなく安定しているため、高度の恐怖は全くない。気温も夏の涼しい朝って感じでちょうどいい。

次に、気球は降下を開始。谷間に入っていく。山肌すれすれに気球は操られ、斜面に掘られた洞窟やそこに住む鳥などがくっきりと見える。1時間程のフライトはあっという間に終了。離陸とは違う場所に着陸し、恒例のシャンパンパーティーが行われる。ちなみに、今回操縦していたパイロットは、結構ベテランらしく「あれは俺の生徒だ」と2,3違う気球を指さして言っていた。ベテランの操縦は安心感が違う(あまりに料金が安いところはパイロットの質も落ちるらしい)。

記念の賞状も頂き、大満足のフライトでした。上空から下降して、谷間を縫うように飛ぶ時に見る光景はまるでダイビングのようだった。海の中と上空の世界はどちらも神秘的で美しくすごく似ている。

◇気球ツアー参加料金

確か1人110ユーロくらい。

●ホントに地下都市は地下都市だ蟻の巣のようなカイマクルの地下都市

気球ツアーが終わり、一旦ホテルへ戻る。朝食とチェックアウトを済ませると、もうGreenツアーのお迎えが来た。改めて9:30にホテルを出発。Greenツアーは1日で7か所を回るという結構ハードな内容。今日は1日が長くなりそうだ。

最初のポイントはギョレメパノラマ。ここからの景色はこれぞカッパドキアといった感じで良かったが、暑い日差しの中ガイドの説明が長くて若干うんざり。気を取り直して、次はいよいよカイマクルの地下都市へ。

地下の街は狭い通路で部屋がつながっており、まるで蟻の巣のようだ。ここで3万人の人々が暮らしていたとのことで、ワイン貯蔵庫や会議室、キッチンやリビングルームなど色々な部屋がある。ただ、今トルコは観光のピークシーズンらしく、観光客の数がハンパない。蟻の巣の狭い通路は行き来するのが大変。

どの部屋もひんやりと涼しく、外の暑さからしばらく解放されるのはうれしい。ちなみに、地下都市で公開されているのはほんの一部だが、それでもたくさんの部屋を見ることができる。その名の通り、都市レベルなわけだ。一体、何のためにわざわざ地下に都市を築いたのだろうか。外が暑いからではないと思うけど。

●最後までハードなカッパドキアのツアー

地下都市の次はウフララ渓谷を4kmくらい歩いて、やっとレストランで昼食。渓谷の両サイドの岩盤には、洞窟が点在し、ここにも人が住んでいたようだ。カッパドキアって不思議なところ。

この時点でもう3時半。ツアー参加者も疲れの色を見せているが、お構いなしにツアーはまだまだ続く。ツアー後半は、スターウォーズの舞台(モチーフ)になったところや、定番のお土産屋さんに行ったり、最後の最後でまた山に登ったり(洞窟が掘られ人が住んでいた)、やっぱりハードなツアーだった。

◇カッパドキアGreenツアー料金

1人70TL。どこのホテルでも同じようです。

●ギョレメで一番の洞窟ホテル Moon Light Suiteギョレメ一番の洞窟ホテル 手ごろな料金の割に素晴らしい内容

ようやく宿に戻れたのは19時過ぎ。今日も昨日に引き続き宿チェンジ。今日はオープンしてわずか10日目のきれいな高級洞窟ホテル「Moon Light Suite」に泊まる(また洞窟!)。ホテルに着くと、マネージャーのお兄さんが笑顔で迎えてくれ、ウェルカムドリンクを彼のオフィスでふるまってくれた。

チェックインを済ますと、いよいよ部屋に通される。

洞窟の部屋はかなり広く、きれいでおしゃれなのはもちろん、バスルームもすごい。ジャグジーやサウナまである(このバスルーム、一昨日泊まったダブルの部屋より広いかも)。

お兄さんに明日のチェックアウトの時間を聞くと、好きな時間でいいよだって。いたれりつくせりのホテルだ。これだけ素敵でたったの100TLって、かなり穴場なホテル。まだどのガイドブックにも載っていないので、ここはおすすめです。

さて、今日は朝から疲れた。ひんやりとした洞窟部屋と大きなベッドを満喫しよう。

◇行き方

まだ新しいホテルなので、ガイドブックの地図には載っていません。ギョレメのメインの通り(両サイドにご飯屋さんとかお土産屋さんがある川が流れている通り)をオトガルの方から山の方に進んでいきモスクを超えて、川と道が離れるようなところで対岸(っていってもそこまでの川ではないけど)の一角。ちょっとした公園が近くにある。

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