Archives for "101_安宿(Hostel)"

Posted by Katsuya on 7th 10月 2010

Go to Jasper ジャスパー国立公園へ

アイスフィールド・パークウェイから見える風景はスケールがハンパない

今日から車を借り、カナディアンロッキーを巡る。

今日の目的地はジャスパー。今いるバンフから、バンフ国立公園内を走るボウバレー・パークウェイを北に走り、続くバンフ国立公園内のアイスフィールド・パークウェイをさらに北へ進むとジャスパー国立公園だ。

●右側通行と左ハンドル

早朝のうちに宿からバンフの街中に向かい、昨日レンタカーを予約したバンフの街のレンタカー屋さんで手続を行う。

○レンタカーを借りるのに必要なもの

 ・国際免許証
 ・クレジットカード
 ・ホントなら日本の免許証

簡単な説明と、書類へのサインで賃借契約が完了。日本の免許証すら見られることなくすんなり借りられた。また、日本人にはGPSの機械(たぶんナビみたいなもの)が人気とのことで勧めて頂いたが、1日10ドルちょっとといい値段がかかるのでお断り。バンフからジャスパーまでの道は簡単だし、そこら辺に置いてある無料の地図も手に入れたので大丈夫だろう。

外に出て、車の説明。日本では見たことない車だったが、日産の乗用車(普通のセダン)が用意されていた。日本でも日産に乗っていたし操作には問題なさそうだ。ちなみに、今回借りたのは一番安いコンパクトカーのカテゴリー。日本でいったら普通の乗用車(1500ccクラス)が、こちらの人のいうコンパクトカーなんだね。

一通り、説明が終わり車のエンジンをかける。海外(特にヨーロッパ)では、大抵の車がマニュアルシフトだったのでカナダでもそうかと思ったが、今回借りた車は幸いにもオートマだった。さて、レンタカー屋から車を出し、まずは右折。いつもの感じで右手でウインカーのレバーを下に倒すと、ワイパーが作動。。そっか、これも逆なのね。。

普通に走っている分には右側通行も問題ないが、いざ左折をするときに間違って反対レーンに入りそうになる。左折は大回り、大回りと。駐車などでバックをするときも、つい癖で左後ろを見るように頭をひねってしまう。全てが反対になるので、しばらく慣れなそうだ。

○レンタカー費用

コンパクトカー72時間:213.22CAD(バンフのエンタープライズレンタカー)

●雄大な大自然のボウ・バレー・パークウェイ

バンフを街から、ハイウェイ1を通り旧道1Aに入る。ここからが、カナディアンロッキーが誇るドライブルート「ボウ・バレー・パークウェイ」だ。きっちりと整備された広いボウバレーパークウェイを、まずはレイクルイーズを目指して進む。車窓から見えてくる景色は、これまで見た景色と比べスケールが違う。特に、カナディアンロッキーの山々は、まるで地表にできた巨大な波のように不思議な形で連なってそびえ立ち、ついつい見とれてしまう。

レイクルイーズに向かう途中、いくつものビュースポットに出会う。氷河から流れ出した水が川を流れ、それが所々で湖となっている。これがまた美しい。なんといっても、川を流れる水も、それがたまった湖もエメラルドグリーンに輝いているのだ。こんな景色見たことない。

ちょいちょい車を停め、大自然を満喫しカメラのシャッターを切る。やっぱり一眼買って正解。

ゆっくり走りながらも午前中のうちにはレイクルイーズへ到着。

●レイクルイーズの2つの湖

雄大なカナディアンロッキーに囲まれるルイーズ湖。今日の湖の色はいまいち

レイクルイーズには有名な湖が二つある。まずは、午前中が美しいとされるモレイン湖へ。

レイクルイーズの街から山道を進むこと30分。山道の終点と共に、緑色の湖が見えてきた。早速、車を降り、モレイン湖へ近づく。ここに来る途中に見てきたエメラルドグリーンと比べどれほど美しいかと期待していたが、季節の関係か時間の関係か、湖に光が当たっておらず何となく薄暗い雰囲気。湖畔にある建物もすっかりシーズンオフで静まり返っている。

気を取り直して、次のポイントルイーズ湖へ。

モレイン湖と比べ、ルイーズ湖は大きな湖だ。美しい湖を眺めながら昼食。時折現れる、野鳥やリスが何とも大自然を感じさせてくれる。ただ、こちらもやっぱりシーズンオフの雰囲気たっぷり。湖お決まりのボートもすべて片づけられていたり、湖周辺のお店もすべて閉まっていたりする。静かな湖畔を楽しむにはいい季節なのかも。

●コロンビア大氷原の雪上車ツアーに参加

特別な雪上車で行くコロンビア大氷原の雪上車ツアー

レイクルイーズからさらに北上を続け、いよいよアイスフィールド・パークウェイへ入る。

今日の最大の見どころはコロンビア大氷原。何万年もかけて形成されたという大氷原の上を専用の雪上車で進み、間近で氷河を体験するというツアーに参加する。

アイスフィールド・パークウェイを進むこと約2時間。山から流れ落ちるような氷とも雪とも取れる白い塊が見えてきた。コロンビア大氷原だ。

ビジターセンターの駐車場に車を停め、チケットを購入。何とか最終回の16時のセッションに間に合った。

30分程、待ち時間をビジターセンターで過ごす。バンフの街でもそうだったが、ここにも大勢の日本人ツアー客が押し寄せていた。カナディアンロッキー、間違いなく今日本で話題のスポットだ(?)。

いよいよ16時のセッションとなり、まずは普通のバスに乗り込む。ここで働く日本人の方が英語で解説をしながら、氷河の方向へバスを進める。ほんの何十年か前までは、今の位置よりさらにふもとまで氷河があったそうだ。氷河が減少しているのは、温暖化の影響だろうか。

ビジターセンターから、雪上車への乗り換えポイントへ到着。そこには、トラクターのような巨大なタイヤを履くバスが駐車している。雪上用に特別に作られたバスに乗り込み、コロンビア大氷原の雪上車ツアーがスタート。

急な勾配の氷原をバスが登って行く。回りの風景はもちろんすごいが、このバスもすごい。15分程登ったところのビューポイントでバスを運転していたスタッフに記念撮影を頼むと、大氷原をバックに、雄大なカナディアンロッキーをバックに、そしてもちろんこのバスをバックにしたショットと彼の中でお決まりの3ショットを撮ってくれた。

1か所のビューポイントに停まっただけですぐに引き返してツアーは終了。バスはすごかったが、値段が高かった割にはあまりにもあっけなかった感じがする。チケット代の一部が、大氷原の保護に役に立てばと無理やり納得する。

○コロンビア大氷原の雪上車ツアー費用

1人:51.45CAD(1時間くらいのツアー)

●ジャスパーへ到着

雪上車ツアーの後、さらにアイスフィールド・パークウェイを北に進み、今日の最終目的地ジャスパーへ到着。

目星を付けていた宿へ向かい、部屋の空き状況を確認する。ピークシーズンは過ぎているため、問題なくチェックイン完了。

明日は、ジャスパーからレイクルイーズ方面に戻り、今日見れなかったアイスフィールド・パークウェイの見どころを散策する。

●ジャスパーの安宿「Jasper International Hostel」

バンフの宿に引き続き、今日もHI系のホステル。設備やスタッフの対応は特に問題なし。アイランド型のキッチンは広くて使いやすいが、ネットが使えなかったり(今日はたまたまWiFiが使えないだけと言っていたが)、宿内で靴を脱がなければならなかったりといまいちな点も。

ドミの部屋は広い部屋にベッドが並び、11時には消灯、8時には電気が付くというまるで合宿のような感じ。夜中に電気を付けられるよりはよっぽどいいけど。全体的には、いい安宿でした。

宿泊費用:ドミ1泊1名 22CAD

Posted by Katsuya on 5th 10月 2010

Go to Banff カルガリーからバンフへ

遠くに見えるカナディアンロッキーが素敵なバンフのメインストリート

今朝のカルガリーは若干寒い。いよいよカナダも秋が終わりに近づき紅葉もクライマックスだ。

今日は、いよいよお世話になったチャーリーさんご夫婦にお別れを告げ、カルガリーからバンフへ移動する。

平日の忙しい朝にも関わらず、ウェンディーさんお手製のサンドイッチをお弁当に頂き、チャーリーさんには駅まで車で送って頂いた。なぜ、こんなにも優しくしてくれるのだろう。カナダの人たちはホントいい人ばかりだ。

●バスディーポへのバスが無い。。

Cトレインで街の中心部まで行き、そこからやや離れたバスディーポまでは市内バスで行く予定。しかし、いざ街の中心に着いてみると、バスディーポ行きのバスが見つからない。歩き方に書いてあった18番のバスの運転手に聞いてみるも、「このバスは行かないから31番に乗って」と言われ、1時間後ようやく来た18番のバスに聞くと「ぐるっと回って行くから1時間はかかるよ」と。

幸いにも、昨日歩いて行っているので道は分かっている。重い荷物で気は進まないが、歩いてバスディーポまで行くことに。

●グレイハウンドでバンフへ!

昨日歩いていただけに、バスディーポまでは意外と早く着いた(中心部から15分くらい)。寒い中1時間もバスを待たなきゃ良かった。。

厳重なセキュリティチェックを済ませ、バスに乗り込む。カルガリーからバンフまでは1時間半くらいとあっという間に到着。

さて、バンフのバスディーポに着いたものの、現在は廃線となっている駅のせいかなんか寂れてる。。しかも、今回は宿も予約していなかったので、まずは街の中心まで歩いて行ってみることに。ちょうど、バスの運転手さんが中心はあっちだよと教えてくれたので、その方向まで歩いて行ってみる。

○カルガリーからバンフへの行き方

カルガリーのバスディーポ(通称 グレイハウンドのバスディーポ)から、1日6~7本はバスが出ています。ちなみに、カルガリーのバスディーポまでは中心部から徒歩がおすすめ。

カルガリーからバンフまでのバス移動費用:20.79CAD(S割引)

●バンフの街は日本人ばかり!?

右を見ても左を見てもバンフの街は日本人ばかり

街の中心の通りまで来ると、なんだか観光地の雰囲気が出てきた。とりあえず、目星を付けていた宿へ電話してみる。ちょっと待ってねーと、何回か内線を回された後、なんと日本語の話せるスタッフが対応してくれた。無事、部屋は空いており宿への行き方も教えてもらった。

市内のバスに乗り、宿へ向かう。フロントでチェックインの手続を行おうとすると、こんにちはと日本語で話しかけてきた。さっきの電話対応をしてくれた人だ。名前はトムさん。24歳のトムさんは、目黒雅叙園で働いていたり、函館に住んでいたりとかなりの日本ツウで話も弾む。そういえば、バンフに着いてからやたらと街中に日本語を目にする。さっき乗ったバスにおいては「小銭をご用意ください」的な案内まで書いてあった。

チェックイン後、再度街へ出てみる。ぶらぶらしていると、いるわいるわ日本人の団体客。比較的ご年配の方々がずらずらとバンフの街を歩いており、ここに住んでいるカナダ人よりも多いんじゃないかってくらいたくさんいる。先日、イギリスで会ったえりこさん(カナダでもワーホリをしていた)に聞いて初めてバンフの街の存在を知ったくらいなのに、日本では今人気の旅行地なのだろうか。

確かに、カナディアンロッキーは魅力的な場所だが。。

●バンフの安宿「HI – Banff Alpine City Centre」

バンフには安宿が少ない。しかもHostelling International系列ということで、そこまで期待していなかったが意外と良かった。設備もきれいで、共有スペースも申し分ない。その上、WiFiが部屋でも使えたり、広いキッチンがあったりと良い安宿の条件をすべてクリアしている。もちろん、スタッフの対応も良く、日本語の通じるトムさんもいる。

若干、街の中心部から離れているが、無料のバスチケットをもらえるため移動費はかからない。宿にチェックインのため最初にバスに乗るときも、ホステルに行くと運転手に伝えたら無料になった(たまたまかもしれないけど)。ちなみに、中心部からここまでバスで5分くらい。バスは40分に1本しかないので、下りは歩きでもいいかも(徒歩だと20分くらい)。

宿泊費用:ドミ4人部屋1泊 29.75CAD(YH会員証有り)

Posted by Katsuya on 30th 9月 2010

Go to London ロンドンへ!が、空港を間違えた! 

直前でも安かった格安航空会社「Wizz Air」

今日でお世話になったヘルガさんご夫婦ともお別れ。朝5時に空港へ向かうバスの停留所まで車で送って頂き、次は日本で会う約束をしお別れ。

●空港が違う!

朝5時の空港行きのバスに乗りしばらくして、ターミナル番号はいくつだろうと印刷したチケットを確認する。

オスロに到着したのはガーデモエン空港。今日の朝のチケットにはOslo(Rygge)と書いてある。Rygge…リーゲ…あれ?ガーデモエンはどこいった??

リーゲってなんだ!?まずい。。出発する空港確認するの忘れてた。。

急いで、バスの運転手さんに聞いてみる。

「リーゲ空港に行きたいんですけど。。」

「このバスはガーデモエン空港にしか行かないよ。」

「知ってます・・・。」

フライトの時間を確認すると、ハンドルを大きく右にきる。

気が付くと違うバスが目の前に。

「早く降りて、このバスに乗れ!」

間に合うか、リーゲ。

●中心部からリーゲ空港は遠かった。。

乗り替えたバスは、中央バスターミナル行き。このバスで一旦街の中心まで戻る。

この時点で6時。フライトは7時。果たして間に合うか。

その辺を歩いていた運転手を捕まえる。

「リーゲ空港に行きたいんです。」

「フライトは何時?」

「7時です。」

「残念だけど、2時間前にはここを出ないと。。」

「・・・」

リーゲ空港って遠いのね。。

●気を取り直して新しいフライトを予約

しばらく途方に暮れていたが、どう頑張ってももう7時のフライトは間に合わないので、オスロ中央駅のインターネットポイント(90分30NOK)でフライトスキャン。

当日ともなると、やはり高くダイレクトで3万円はくだらない。ただ、ポーランドを経由すると1万ちょっとで行けることが判明。

今度は、Oslo Torp空港(また、違う空港。。)から12:35のフライトを予約。この格安航空会社も他社同様、自分で搭乗券の発行までしないといけないが、朝の中央駅付近ではプリントアウトできる場所もなく、ペナルティ覚悟でトープ空港行きのバスに乗車。

オスロ中央駅から空港行きのバスに乗り、2時間弱で到着。

幸いにもトープ空港にはセルフチェックイン機があったので、ペナルティなしで搭乗券を発行できた。

●ポーランドのイミグレが意外とめんどくさい。。

12:35のフライトでオスロを離陸。1時間ちょっとでポーランドのGdansk空港へ到着。

空港でしばらく待機し、次のロンドン行きの手続きを進める。

Gdansk空港には残念ながらセルフチェックイン機がなく、搭乗券発行手数料の約10ユーロ(1枚辺り)を払いチェックイン。

最近、EU圏内を回っていたため、国境を超える手続きはあってないようなものだった。しかし、この空港ではちゃんとした出国手続きが
必要で、イミグレへパスポートを出す。

これまでの国境超えで、手こずったことはほとんど無かった。日本人のパスポートは最強のビザと言われるのも分かる。しかし、審査官の機嫌が悪かったのか、やたらと質問を浴びせかけてくる。

しまいには、そこの椅子でちょっと待機してろと。どうやらシェンゲン条約のEU 90日間が引っかかっているようだ。

ここまで来て、ロンドン行きのフライトを逃す訳にはいかない。

フライトの時間が迫る中、別の審査官が登場。

「ポーランドには何しに来たの?」

「オスロの前は?」

「その前は?」

「いつEUに入った?」

などなど。

確かにEU圏内ではパスポートにスタンプを押すことはほとんど無いし、EUに入ってからも出たり入ったりしているので、適当に押されたスタンプからは何日間EUにいるかを判断するのは不可能だろう。

「このスタンプはどこの国?」なんて質問をしてくるくらいだし。

審査官の質問にきちんと答えていると、ようやくOKを貰えた。

ちゃんと管理したいなら、パスポートの仕組から変えた方がいいかもね。スタンプの順番はバラバラだし、中にはちゃんと映っていないスタンプもあるし。そもそも、今どきスタンプって。。

●ようやくロンドンへ到着

ようやくロンドン到着!洗練されたヴィクトリア駅

無事、ポーランドのイミグレを通過し飛行機に乗り込む。1時間ちょっとでロンドンのLuton空港へ到着。今日は全てマイナーな空港。

5月に一度ロンドンに来てから、約5ヶ月ぶりのロンドン。

街は洗練されている感じで、ロンドンはやっぱり都会だ。

バスでヴィクトリア駅まで行く。ヴィクトリア駅はかなり広く、駅の案内標識などを見るとロンドンな感じがする。

早速、オイスターカードを購入し、ヴィクトリア駅から宿のある駅まで移動。もうすっかり夜になってしまった。

今日は空港ミスで1日無駄にした。これからはちゃんと空港を確認しよう(当たり前だけど・・・)。

○今日の格安航空会社:オスロからロンドン

今日臨時で当日予約をした格安航空会社は「Wizz Air」。ポーランドのイミグレ意外は問題なし。空港にセルフチェックイン機があれば、搭乗券を自分で印刷して持っていかなくても大丈夫。

オスロからロンドンへの移動費用:1人当たり

Oslo TorpからGdanskへ:1079NOK
GdanskからLondon Lutonへ:517PLN

○今日の安宿「Smart Hyde Park Inn」

ロンドン中心部にあり観光に便利。ロンドンの安宿って感じで、建物や部屋自体はちょっと狭いが、WiFiも無料で使え設備も問題なし。スタッフの対応など、ちょっと?なところもあるが、まあいいかな。

ドミ1泊1名: 11.99GBP

Posted by Katsuya on 26th 9月 2010

Go to Helsinki 北欧第3か国目フィンランドへ上陸

なにかと相性の悪いnorwegian。今日乗るのはBoeing

今日のフライトは、12:20にストックホルム・アーランダ空港からフィンランドのヘルシンキへ。

今回の宿がネット未接続な宿だったので(話と違う!)、早めに宿をチェックアウトしストックホルム・アーランダ空港へ。

○ストックホルム中心部からアーランダ空港への行き方

ストックホルム中央駅からアーランダ空港行きのバスが出ています(所要時間40分)。1時間に2本くらいあったかも。

ストックホルム中心部からアーランダ空港へのバス移動費用:167SEK(往復1人分、Sディスカウント)

●アーランダ空港のターミナル2にラウンジなし

早めに空港へ着き、搭乗手続きを行う。今回もnorwegianでのフライトだが、指定された搭乗ゲートのあるターミナル2が若干しょぼい。さすが格安航空会社。もちろん、目当てにしていたラウンジはなし。

そこで、連絡バスに乗りターミナル5に移動。無事ラウンジを発見し、ネットを使うことができた。この先の調べ事や予約関係など、宿でネットができないとやることがたまってしまう。

大量の食べ物もゲットし、搭乗ゲートへ向かう。今回は、ちゃんと定刻通りスムーズに搭乗完了。いよいよ北欧3か国目フィンランドへ向けて離陸!

○今日の格安航空:ストックホルムからヘルシンキ

今日搭乗する格安航空会社はまたしてもNorwegian Air。今日のフライトは時間通り行ってくれた。

ストックホルムからヘルシンキへの飛行機移動費用:52.79イギリスポンド(1人あたり)

●フィンランドに到着!も荷物が出てこない!?

今日のフライトはスムーズだったと一息付くも、荷物が出てこない!?

フライトは実質1時間弱で、あっという間に第26か国目フィンランドのヘルシンキ・ヴァンダー国際空港へ到着。飛行機を降り、案内標識に従いBagaje Claimと書かれた方向へ進む。ヘルシンキの空港は結構広いようだ。

いつもの感じの荷物が出てくるところでしばらく待つも、中々荷物が出てこない。荷物受取場所にあったarrivalのモニタをじっくり見てみる。すると、荷物が出てくるのはターミナル1と書いてある。他の出てきている荷物を見るとここはどうやらターミナル2のようだ。

しまった。どこかで道を間違えたか、それとも格安航空会社だからか。。やっぱりnorwegianとは相性が悪い。

とは言っても、もう到着ロビーには戻れず、一旦外へ出る。空港のinfoでターミナル1の荷物受取場所を聞き、誰かが出てきたところで侵入。ちょうど荷物が出てき始めたころのようで、普通に受け取ることができた。(ということは、やっぱり到着したターミナルとは別だったってことか?)

まあ、無事荷物も受け取れたし、空港バスで予約した宿へ向かう。

○ヘルシンキ・ヴァンダー国際空港からヘルシンキ中心部への行き方

ターミナル1からも2からも、中心部行きのバス「フィンエアーバス」が出ています。所要時間は45分くらい。

ヘルシンキ 空港から中心部へのバス移動費用:5.9ユーロ(1人分)

●久しぶりにネットが快適なオリンピックの宿へ到着

今日の宿はヘルシンキオリンピックの会場

今日の宿は、1952年にヘルシンキでオリンピックが開催されたときに使われたスタジアムが宿になったというちょっと変わった宿に泊まる。

空港からのバスを降り、運転手にスタジアムの方向を聞き歩いていく。すると、確かにスタジアムっぽい形の建物が見えてきた。看板を目安にホステルに到着。確かに、スタジアムの一部が宿になっている。

かなり昔過ぎるオリンピックで、ヘルシンキで行われていたということも知らなかったのであまりありがたみはないが。。

とにかく、ネットが快適に使えるのはうれしい。久しぶりに10日分くらいブログを更新したり、調べ事をしたりであっという間にいい時間。

明日は、ヘルシンキ市内を観光する。

●ヘルシンキの安宿「Hostel Stadion」

北欧はホントに安宿が少ない。そんな中、なんとか見つけた宿はなんとオリンピックスタジアム。決して安くはないが、WiFiが快適だったり、広いキッチンが付いていたりとなかなかいい宿。但し、朝食は5ユーロちょっと別途でかかり、有料の朝食を頼まないとご飯を食べるスペースから出てけと言われてしまうのが残念。。

宿泊費用:ドミ(男女別)1泊 17.5ユーロ(YH会員証で割引)

Posted by Katsuya on 24th 9月 2010

Go to Sweden コペンハーゲンからスウェーデン ストックホルムへ

フライトがキャンセルのため購入したiPadで使うApple純正bluetoothキーボード

今日は、コペンハーゲンからスウェーデンのストックホルムへ移動する。

早朝、お世話になったアンちゃんとお別れし、バス、地下鉄と乗り継ぎコペンハーゲン・カストロップ国際空港へ。今日のフライトは北欧のメジャーな格安航空会社「Norwegian Air」。出発は8:35の予定なので、早速Norwegianのチェックインカウンターを探す。

●フライトキャンセル!?

チェックインカウンターに向かう途中、何気なく見た出発ボード。7時半前だったので、まだ搭乗ゲートは決まっていないだろうなと思いつつ、8:35発のストックホルム行きの文字を探す。7時代のフライトがずらっと続き、続いて8時代のフライトが並ぶ。お、あった。8:35ストックホルム行き。そのまま視線を右にずらしていくと搭乗ゲートの番号が書かれるはずのスペースに「Canseled」の文字が。キャンセル?なんだ?キャンセルって。まさか飛ばないってことか?

急いでNorwegianのカウンターへ。

「おねえさん、このフライトキャンセルって書いてあったけど。」

「はい。このフライトはキャンセルです。次の便は15時なので、あっちのチケットセンターでブッキングしなおしてください。」

「ちょっとちょっと、困るよ。なんでキャンセルなの?」

「テクニカルです。」

「・・・。」

さらっとテクニカルでキャンセルって。。航空会社的にどうなのよ。

次の便、15:15のストックホルム行きはチケットセンターで問題なくブッキングできたが、終始「ご迷惑をおかけして申し訳ありません」という言葉や態度は一切なし。むしろ、これが当たり前といった感じ。謝ったら負けを認めるということか。キャンセルがあり得るということは、恐らくチケットを買う時の規約に書いてあるのだろう。ただ、お客様に対するこの対応。何か残念な気がする。

●時間があったのでiPadのキーボードを購入

iPadをローマで購入し、しばらく使ってみたが今のところの一番の問題点は文字入力がハンパなく不便なこと。メールを書くくらいなら問題ないが、ブログを書くなどのテキスト打ちは厳しい。ソフトウェアキーボードの配列はPCとあまり変わらないが、いかんせん画面上に表示されたバーチャルなキーボードなので、”F”と”J”のポッチが無くホームポジションが分からない。いちいちキーボードを見ながら入力するのは慣れてないし、感覚で指を動かしてもいつの間にか手全体が微妙にずれて大変な文字が入力される。

ということで、ちょうど空港にデジタルグッツが売っているお店が何軒かあったので、iPadにちょうどいいキーボードを探す。

検討した結果、Apple純正のbluetoothのキーボードが一番しっくりくる。そこで、お店の人に相談すると「これはMac OS専用なのでiPadでは使えません」と。そして、iPad用のApple純正キーボードをしきりに勧めてくる。iPad用のキーボードはマウント部分にかなりの重量があり、普段の持ち運びは現実的ではないためこれは買えない。

お店を一旦後にし、空港のラウンジでWiFiにつなぎ検索してみる。

どうやら使えるようだ。

もう一度、お店へ行きAppleのオフィシャルでも使えるって書いてあるよと言ってみる。店員さんはいまだに半信半疑。お互いの気持ちをすっきりさせるために、お店にあった実機で試してみる。無事、bluetoothの認識が完了しキーボードとして機能してくれた。

これでようやくまともに文字が入力できる。

●物価の高い国ほど空港のラウンジは便利

コペンハーゲン・カストロップ国際空港のラウンジサービス。WiFiも使える

北欧の空港は水を飲むだけで300円かかる。

そこで威力を発揮するのが、空港のラウンジサービス。元々は旅行保険用にとセゾンでクレジットカードを作ったのだが、無料でラウンジサービスが使えるカードも発行できた。これがあると、空港のラウンジサービスが費用負担なしに好き勝手使える。そして、ラウンジ内にある飲み物や食べ物はすべてタダ。

大抵WiFiも飛んでおり、電源もばっちりある。空港によってはサンドイッチなどちゃんとした食べ物があったり、アルコール類も置いてあったりする。空港は何かと高いのでこれは助かる。

●空港到着8時間後、ようやく離陸

15:15発のフライトもやっぱりディレイ。これから先、ロンドンに戻るまで全てNorwegianってちょっと不安。。安いには訳があったってことか。。

15:40くらいから搭乗開始で、そこからはスムーズに離陸。1時間後には、第25か国目スウェーデンに到着。たった1時間のフライトに1日が潰れるなんてすごく無駄。。

ストックホルムの空港内で、市内行きのバスチケット(1人167SEK)を購入し45分でストックホルム中心部へ到着。空港から街まで近くて便利。フライトキャンセルが無ければ、最高だったのにねー。

○今日の格安航空:コペンハーゲンからストックホルム

今日搭乗する格安航空会社はNorwegian Air。北欧では有名な格安航空会社らしい。この先のフライトが不安。。

コペンハーゲンからストックホルムへの飛行機移動費用:46.65イギリスポンド(1人あたり)

●ストックホルムの安宿「Interhostel」

北欧は宿も高い。そんな中、比較的安い「Interhostel」は駅からも近く便利。ただ、宿の良いところと言えば、設備が新しくてきれいなのと、キッチンがあるということくらい。WiFiもネットにつながったPCも無く(HostelbookersにはWiFiフリーと書いてあったが…)、リネンも有料。その上、スタッフの対応も悪く、レセプションが時々クローズしていて不便。そのため、レセプション前は常に宿泊客vsスタッフの状態。ベッド数に対し、共有スペースやキッチンが狭く、共有の水回りも少ない。

街の中心部と駅には近いよ!

6ベッドドミ宿泊費用:25.14ユーロ(1泊1人) + リネン5.47ユーロ(1人)

Posted by Katsuya on 15th 9月 2010

Go to Milano さらばヴェネツィア

水上バスから見るヴェネツィアの美しい街並み。昼間見るとやっぱりきれい

残念ながらヴェネツィアは時間の関係上1泊のみ。

昨日の夜、WiFiは売り切れ(?)だし、ネットが使えるPCは埋まってるしで、次のミラノの予約や調べ事ができなかったので、午前中は次の準備に時間を費やす。

ようやく次のミラノでの動きが見えてきたので、宿をチェックアウトしヴェネツィアの街へ出る。

●運河からの美しい街並みとサン・マルコ広場

今回泊まった宿はヴェネツィアの街からちょっと離れた島にあるので、まずは水上バスでヴェネツィア駅まで戻り荷物を預ける。自由の身で、まずはランチ。セルフサービスのお店はヴェネツィアでも安くてうまい。ここ最近毎日のようにパスタを食べているが、太陽のようなトマトの味は飽きることがない。

その後、駅前から水上バスに乗り、ここへきてようやくヴェネツィアの街の中心サン・マルコ広場へ行く。水上バスからの景色は全くの異空間。街の動脈はすべて水路で、車はおろか自転車すら走っていない街。さらに、カラフルな建物やゴシック建築そのものな立派な建物がごろごろしている。

もちろん、路地も水路。小さなボートが建物の間に吸い込まれるように入っていく。水路脇の標識がなんかおもしろい。高級なホテルやカジノ、地元の人の家など、運河に面して水面ギリギリに玄関があったりもする。この街では水と共に暮らしている。

ヴェネツィアは路地ももちろん水路。一方通行とモーターボート進入禁止の標識がなんかおもしろい

水上バスを降り、最寄の停留所から徒歩でサン・マルコ広場を目指す。途中の通りの道は、高級ブランドのお店で埋め尽くされている。イタリアはさすがブランドの本場、店内もとてもおしゃれ。

到着したサン・マルコ広場は多くの人で賑わっていた。確かに街の中心の雰囲気たっぷり。ヴェネツィア滞在あと2時間。

サン・マルコ広場はコッレール博物館やサン・マルコ寺院、ドゥカーレ宮殿などに囲まれており、広場の隅には鐘楼がそびえ立っている。どの建物もかなり立派。広場から四方を見回すと威圧的とも感じるくらいだ。広場に座り、しばらくゆっくりする。あっという間に駅に戻る時間に。

●ミラノへ向けて出発!

イタリアでは多くの都市を回ってきた。それでもまだまだ見切れないくらい、イタリアは魅力的だ。

さて、そんなイタリア滞在最後の都市はミラノ。ヴェネツィア駅で預けた荷物をピックアップし、17:05の鈍行列車でミラノへ向けて出発!(結構混んでる。。)

21時ちょい前くらいにミラノへ到着。電車を降りると、早速芸術の街ミラノを垣間見ることができた。広大なミラノ駅は、惜しげもなく大理石で作られすばらしい彫刻で飾られている。ミラノ駅自体がまるで宮殿のようだ。

石造りが美しい立派なミラノ駅

駅前のセルフサービスのお店でイタリアンの夕食を食べてから、予約した宿へ向かう。ミラノの地下鉄は薄暗くちょっと怖いというような情報もあったが、新しくなったのかまるで安全な雰囲気。ホームも電車も明るくきれいで、問題なく宿へ到着。

明日は、マラネロのフェラーリ博物館へ行く。

○ヴェネツィアからミラノへの行き方

ヴェネツィア・サンタ・ルチア駅からミラノ中央駅まで頻繁に電車が出ています。

ヴェネツィアからミラノまでの移動費用:1人 14.05ユーロ(鈍行列車)

●ミラノの安宿「Hotel Ambra」

今回、ミラノで泊まる宿は「Hotel Ambra」。ミラノの宿は今日の朝しか探すことができなかったため、安宿の件数があまりない中での宿探しとなった。

Hotel Ambraは、中級ホテルにドミの部屋も一応用意しているという感じ。そのため、元々は普通のホテルの部屋にベッドをきつきつに並べただけで、電源が少なかったり共同のバスルームがワンフロアに一つしかなかったりと不便な点もある。

基本的には設備も清潔でスタッフも親切。WiFiが快適なスピードで使え、ベッドもホテル仕様(ちゃんとしたマットレス)で毎日ベッドメイキングもされる。ただ、地下鉄の駅からちょっと遠いことと、共有スペースが少ないことはマイナスかも。

ミラノの安宿 宿泊費用:1人1泊20ユーロ(ドミ)

Posted by Katsuya on 14th 9月 2010

Go to Venezia 水の都ヴェネツィアへ

駅を出ると目の前が運河と美しい建物!ヴェネツィア・サンタ・ルチア駅

今日でフィレンツェ最終日。夕方の電車の時間までにウッフィツィ美術館を見学する。

朝一でウッフィツィ美術館に向かったが、9時半の時点で長蛇の列。一般の(チケットを持っていない)エントリーの列に並ぶも、なかなか列は進まない。少し進んでは停止。しばらく待ってまた少し進んだかと思うとまた停止。一向に中に入れる気配がない。列を横目にするっと中に入っていくツアー客がうらやましい。

●フィレンツェのネットカフェで航空券を印刷

まだまだ中には入れなさそうなので、2人で手分けして時間を有効活用する。イタリアからポーランドへのフライトが迫っており、既にWEBチェックインを済ませているためボーディングパスを印刷しないといけない。その先も含めて6フライト分を印刷しに、中央市場近くのインターネットカフェに向かう。

フィレンツェのネットカフェは、昨日フィレンツェSMN駅から中央市場に向かう時に通ったV.Chiara通りに何軒かあった。記憶を頼りにネットカフェへたどり着き、全12枚のフライトチケットを印刷完了。漏れが無いといいけど。。

○フィレンツェのネットカフェ

フィレンツェSMN駅から中央市場に向かう途中のV.Chiara通り(最短の道より一本向こう)に何軒かあります。

ネット費用:30分 1ユーロ
印刷費用:1枚 0.2ユーロ

ウッフィツィ美術館を出発してから1時間後くらいに戻る。もうとっくにチケットを買えていたかと思ったが、まだ列の途中。結局、12時くらいにようやく中に入ることができた。

●並んだかいがあったウッフィツィ美術館

ルネッサンス美術のすべてがここにあると表される通り、ウッフィツィ美術館には見ごたえのある作品が多く展示されていた。

ラファエロの「ひわの聖母」やボッティチェッリの「春」、そして有名な「ヴィーナスの誕生」、ダ・ヴィンチやミケランジェロの作品も展示されているというとても豪華な美術館。空港並みのセキュリティチェック(液体を持ち込めないとか)を通過して中に入るのも分かる。

「ヴィーナスの誕生」という絵自体はもともと知っているが、本物を間近で見るというのはやっぱり違う。知名度の高い作品は、素人が見てもやっぱり良い作品だ。

電車の時間が迫っていたので、2時間くらいでさらっと見て終了。

●水の都ヴェネツィアへ

ドゥオーモ広場で人気のピザ屋さんのピザを急いで食べ、宿に預けた荷物をピックアップしフィレンツェSMN駅へ。

ヴェネツィア行きはなぜか鈍行が無かったので、仕方なくちょっと高いが特急のチケットを窓口で購入。16:30くらいに出た電車は2時間くらいでヴェネツィアへ到着。駅へ荷物を預け、ヴェネツィアの街を散策する。

駅を出るといきなり目の前に運河が広がる。運河の両岸には色とりどりの美しい建物が並び、ボートが行きかっている。夕日に照らされた運河はとてもきれいだ。

まずは、滞在中の足になる水上バスのチケットを駅前で購入。窓口は多くの人が並んでいたので、誰も使っていない自動券売機で購入。操作は思いのほか簡単だった。

しばらく街を散策し、そろそろ宿に向かおうかと駅に預けた荷物を取りに戻る途中、日本人のおじさん旅人に声をかけられる。

○フィレンツェからヴェネツィアへの行き方や費用など

フィレンツェSMN駅からヴェネツィア・サンタ・ルチア駅まで2時間くらい。
・フィレンツェからヴェネツィアへの移動費用:42ユーロ
・ヴェネツィア駅の荷物預かり費用:4ユーロ(5時間まで)
・ヴェネツィアの水上バスチケット費用:18ユーロ(24時間券)

●パワフルなおじさんとヴェネツィアクルーズ

ヴェネツィアの運河にかかる橋。薄くて美しいアーチをしている

彼の年齢は65歳。土木系の公務員をやっていたそうで、定年退職し今はテント片手に一人で世界旅行をしている。今日の宿が決まっていないとのことで、とりあえず一緒にウチらが予約した宿へ向かう。

ヴェネツィア滞在の宿はジューデッカ島にあるユースホステル。1番の水上バスでヴェネツィアのナイトクルーズ。ボートの上では、今までどんな国を行ってきたかなどおじさんの話を聞いたり、これから行くところの情報交換をしたりする。ガイドブックも無しに世界中を旅行し、宿はほとんどキャンプサイトでテントとかなりパワフル。とても定年退職した65歳とは思えない。

世界中には、素敵な建物や橋はたくさんある。日本の土木はとにかく安く済ませることしか考えていない。と嘆いていた。確かに、今まで世界の色々な建築物を見てきたが、それぞれの国の特色が出ていて素敵な建物はたくさんあった。建物だけではないが、日本にもうちょっとデザインに重きを置く文化があればもっと素敵な国になるかもね。

ヴェネツィアの夜は意外と静か。建物などもライトアップはされておらず、街灯に照らされたゴシック建築をしみじみ楽しむといった感じ。昼間のヴェネツィアの街も楽しみだ。

明日はヴェネツィアを観光した後、ミラノへ移動する。

●ヴェネツィアの安宿「Ostello di Venezia」

ヴェネツィアにあるユースホステル。運河沿いのおしゃれなレストランでディナーを楽しむ街なだけあってあまり安宿はなし。

清潔な建物で設備は問題ないが、良くも悪くもユースホステル。スタッフの対応も役所的で、これといったサービスや宿の特色もなし。ネットも設置されているPCで1時間3ユーロ、WiFiはログインパスのチケットが売り切れでこの時使用できず。朝食も付くが、パンが2個だけ。寝るだけなら全く問題ないけど、居心地が良いという感じはしない。可もなく不可もなくかな。

宿泊費用:ドミ1泊1人 22ユーロ

Posted by Katsuya on 12th 9月 2010

Go to Firenze 花の都フィレンツェへ

今日泊まるフィレンツェの宿の隣の素敵な教会

今日はローマからフィレンツェへ移動する。

予定より1泊多く快適に過ごしたローマの宿をチェックアウトし、電車を乗り継ぎテルミニ駅へ向かう。予定通り10時過ぎにはテルミニ駅に到着。フィレンツェへ向かう電車は10:45発車の予定だが、10分前になっても発車ホームが決まっていない。

ようやく5分程前に発車ホームが決定し、それから10分のディレイでフィレンツェ行きの鈍行列車がローマを発車する。フィレンツェへの到着時刻は14:47の定刻通りに到着。花の都フィレンツェへ到着だ。

○ローマからフィレンツェへの行き方

ローマ テルミニ駅からフィレンツェ SMN駅までダイレクトの電車があります。1時間半くらいで到着する高速列車から4時間かかる鈍行列車まで頻繁に出ています。

ローマからフィレンツェへの移動費用:17.15ユーロ(鈍行列車1人分)

●意外とでかいダヴィデ像

今回予約したホテルは、フィレンツェ SMN駅からちょっと離れているため、フィレンツェへ到着した足でアカデミア美術館を見に行くことに。

駅からアカデミア美術館までは1km程とそこまで遠くないが、20kgの重りを背負っての移動は結構疲れる。さらに、美術館に着くと長蛇の列が。30分程並び、ようやく中に入るとなんとクロークが無いとのこと。荷物を背負って美術館に入るわけにもいかず、2人で順番に中を見学する。

もちろん、アカデミア美術館の見どころはかの有名な「ダヴィデ像」。ミケランジェロの傑作は思ったよりも大きく、完璧な肉体のダヴィデの周りにはたくさんの人だかりができていた。アカデミア美術館の見どころは主にそれくらい。

○アカデミア美術館 入場費用
1人 10ユーロ

その後、宿に行くためにフィレンツェ駅へ戻る。その途中、カプリ島でお会いした日本人ご夫婦に偶然にもバッタリ遭遇。こういった出会いは、ほんのちょっとでもお互いに行動が違っていたら会えなかったと考えると、何か運命を感じる瞬間だ。

駅前のチケット売り場(古い2階建てバスを改良したブース)でバスチケットを購入し、宿へ向かう。特に安い宿はどうしても駅から離れてしまうのが難点だ。ただ、チェックインした宿は設備もきれいでとても快適。

明日は、斜塔で有名なピサへ行く。

●フィレンツェの安宿「Hostel 7 Santi」

今日からフィレンツェで2泊する宿。フィレンツェの宿は比較的高く、あまり安宿がない中で(直前の予約だったからかな?)、コストパフォーマンスの高い安宿。フィレンツェ駅からバスで約20分とフィレンツェの中心からは離れているが、設備は整っている。

12ユーロで夕食と朝食が食べれられます。夕食は、パスタ、メイン、デザートと付いて、特にパスタが格別でした。フィレンツェは外食も高いし、ここは朝食もちゃんとしているので、1度は試す価値あり。

バスはフィレンツェ SMN駅から17番に乗り、9番目のバス停「SETTE SANTI」で下車。降りたところから見える教会の隣が入り口(ちょっと分かりづらい)。シャワー室に鍵が無い事と、蚊が多いこと以外は問題ない宿でした。

○Hostel 7 Santi 宿泊費用
ドミ1泊:1人14ユーロ

Posted by Katsuya on 9th 9月 2010

Go To Roma 永遠の都ローマへ!

ローマに安く泊まるならキャンプ場がおすすめ

今日は、夕方の電車でローマへ行く。

午前中のうちに、ローマの宿を予約したり、ローマでやることなど調べ事を済ませる。この宿はネットが早くて気持ちいい。

●ナポリの国立考古学博物館へ

昨日ナポリの中央駅でローマ行きの電車を調べたところ、時間によって電車の種類が異なるため料金に開きがある。最安の16:36のチケットが売り切れると困るので、午後一でまずは中央駅までチケットを買いに出かける。無事、最安のチケットをゲット。

また、昨日は遠出してしまったので、まだナポリ市内の見どころを見れていない。そこで、夕方の電車までにナポリの国立考古学博物館を見学することに。幸いにも宿から歩いて2,3分の距離なので、大きな荷物は宿に預けたまま時間を有効に使うことができる。

考古学博物館は1階と2階に分かれており、1階は彫刻が中心に展示されている。たくさんの彫刻がずらりと並んでおり、まるで美術室のよう。特に巨大な彫刻は見ごたえがある。あの躍動感と力強さは製作者の魂が感じられた。しかし、どうやってあの巨大な大理石を扱ったのだろうか。古代の技術はかなりのものだったのだろう。

2階は昨日見に行ってきたポンペイなどの発掘品が展示されている。ペンペイレッドで彩られた数々の壁画が展示され、美しい絵ばかりだが実際の現場を見てきただけに複雑な思いだ。どれだけ街が栄えていても、技術が進んでいても、自然の力には到底及ばない。人間はちっぽけで、もしかしたら明日にでも滅んでしまうかもしれない。

ナポリの国立考古学博物館 入場料:1人 8ユーロ

●最後のナポリピザを楽しみローマへ移動

考古学博物館の後、昨日とは別のお店でナポリのピザを食べ、その足で中央駅へ。

16:36の鈍行でナポリを出発。電車の外は相変わらず落書きで一杯だが、車内は快適。最安の電車だが、座席は長距離移動にも耐えられるちゃんとしたやつだ。ローマのテルミニ駅へは定刻通り19時ちょっと過ぎに到着。そこから、予約した宿へ移動する。

○ナポリからローマへの行き方

電車での移動が安くて便利。ナポリの中央駅からローマのテルミニまでダイレクトで行きます。

料金:10.5ユーロ

●ローマのキャンプ場に泊まる広大な敷地にコテージが並ぶローマの安宿「Tiber Village Hostel」

予約するときに読んだ案内文は、街の中心から20分くらいだよなんて書いてあったが、さすが安いだけあって結構遠い。テルミニ駅から地下鉄で移動し、さらに郊外鉄道で30分。。ここはホントにローマか。。

ようやく目的の駅に到着し、ピックアップのバスを待つ。宿のピックアップと言えば普通ハイエースくらいのバンだが、迎えに来たのは大型の観光バス。駅前で待っていたたくさんの宿泊客をあっという間に飲み込んだ。どれだけ大きなところなんだろう。

バスは5分くらいで到着し、レセプションでチェックイン。辺りを見回すと、その敷地はかなり広大で、所々キャンピングカーが停まっていたりする。結構本気のキャンプ場だ。ただ、ミコノス島の時のように青空寝袋ではなく、ちゃんとコテージが並んでおり渡された鍵で部屋に入るとちゃんとベッドが用意されていた。ローマのキャンプ場で宿泊。何となく楽しい!

●ローマ安宿「Tiber Village Hostel」

ローマの宿は高めだが、ここは安くておすすめ。キャンプ場ながら、部屋はちゃんとしており水回りなどの設備も問題なし。グレードの低い方だと、共同の水回り+部屋はプレハブ、グレードの高い方だと水回り付きのちょっといいプレハブ。2泊目から後者の部屋にアップグレードしてもらい快適でした。但し、ローマの中心から離れてるのが難点。なんだかんだテルミニから1時間くらいかかります。

歩き方には載っていないので、HostelBookersなどで予約を。行き方なども書いてあります。

1泊ダブル:1名 10ユーロ

Posted by Katsuya on 7th 9月 2010

In Itary! イタリアへ入国!バーリからナポリへ

バーリ港からイタリアへ上陸!バーリ港は意外と地味

昨日の23時にクロアチアのドブロブニクを出港したフェリーは、7時にイタリアのバーリへ到着。

フェリーの準備が整うまで1時間くらいかかり、ようやく8時に下船。その後、イミグレを通過し20か国目イタリアへ入国!

今日の目的地はナポリ。バーリからはバスで行けるということくらいしか調べていなかったので、まずは長距離バスが出ているバーリ駅まで港から移動しないと。港を出たところの商店で行き方を聞き、まずは市内バスに乗りバーリ駅まで行く。

○バーリ港からバーリ駅までの行き方

港を出たところの辺から市内バス20番に乗ると20分くらいでバーリ駅に行けます。

運賃:1人 0.8ユーロ

●さすがイタリア。クロワッサンがうまい

イタリアはカフェのちょっとしたクロワッサンもうまい

バーリ駅に着いてからは、ナポリ行きの長距離バスを探す。事前にあった情報としては駅の南口とのことだったので、市内バスが到着したロータリーから地下道をくぐり、バーリ駅の南口へ抜ける。

するとバスターミナルがあるわけではないが、右側にバスがたくさん停まっている。辺りを探し、ようやくバスチケットのオフィスを発見。早速ナポリ行きのチケットを購入。バスの時刻は12:50と時間が空いたので、近くのカフェでしばらく時間を潰す。

そこで何気なく注文したカフェとクロワッサンが格別だった。さすがイタリア。カウンターには一杯のカフェを求めに続々と人々が来るし、お店も一杯のカフェやクロワッサンへのこだわりが違う。これから先のイタリア料理が楽しみだ。

○バーリからナポリへの行き方(バス)

バーリ駅南口から右手200mくらいにバスが発着する場所があります。その向かい辺りにバスチケットのオフィスがあるので、チケットはそこで購入。ナポリ行きの12:50のバスは、そのバス発着場所から駅地下道側に戻って2つ目の地下道の前あたりから出ます。

運賃:1人 19ユーロ

●ナポリへ到着。今日はパスタパーティー

バーリ発12:50のバスは16:30にナポリへ到着。到着した場所はナポリの中央駅。昨日のうちにナポリの宿は予約していたので、中央駅から地下鉄に乗り宿へ向かう。

宿にチェックインすると、今日は宿泊者へパスタを無料でふるまってくれるパスタパーティーの日だそうだ。ラッキー。

さて、夕食の時間になり宿泊者が続々と集まってくる。無料のパスタということなので、そこまで期待していなかったのだが、ここはイタリア。宿のスタッフが作るパスタもかなりうまい。しかもさらっと作るパスタが、チェリートマトとベーコンのペンネというおしゃれなメニューだ。

明日は朝早くに青の洞窟を見にカプリ島へ出かける。北欧の残りのフライトを予約しつつ、早めに寝ないと。

●ナポリの安宿「Welcome inn」

ナポリ中央駅から地下鉄2番に乗り1つ目のカヴール駅(Cavour)で下車。そこから歩いて10分くらい。歩き方には載っていませんが、HostelBookersで予約できます。

ナポリで最安のランクに入る宿ですが、設備や部屋は快適でスタッフの対応も問題なし。欧米系のバックパッカーで賑わうきれいな安宿。朝食付き&WiFi無料でネットもかなり早く快適。ネットにつながったPCもあります。ナポリの主要なところへ歩いていくこともできオススメです。

ちなみに、パスタパーティーは火曜と土曜の夜に行われます。

ドミ1泊:1人 13.99ユーロ