Back to bangkok チェンマイ最終日そして夜行バスでバンコクへ
今日はチェンマイで過ごす最後の日。午前中のうちに、ソンクランを楽しんでおこうと水鉄砲を用意し、早速街へ繰り出す。
●プラシン寺院と赤い集団
まだ9時前だからだろうか。まだ街は動き出したばかりで、人もまばら。いても、お店の準備をしていたりとソンクランはまだのようだ。
街の中心部のお堀の方まで歩いていき、ご飯の上にフライドチキンがのった軽い朝食をとる。その後、お堀なかほどのプラシン寺院へ足を進めると、赤い服を着た集団が何やら集会のようなものを開いている。
ただ、雰囲気はデモのようなものでもなく、周りに警察もいない。現地の情報では、タクシン派はバンコクの一か所に集結しているとのことだったので、チェンマイではちょっとした集まりのようだ。
引き返そうと思ったが、あきえの嗅覚では大丈夫と判断したので、ちょっと通り過ぎてみることに。すると、方や赤い服グッツを売っている売店があり、方や先日の衝突のすさまじさを表現する写真が展示してあった。
色々なWebニュースで情報を収集していたものの、実際の写真を見るとことの惨状に閉口する。
もし、自分の仲間があんな目にあってしまったとしたら、自分ならどういった行動をとるだろうかと考える。これでは、ますます憎しみに憎しみを重ねることになってしまうだろう。
現タイ政府には平和的解決を何とか進めてほしいと願った朝のプラシン寺院だった。
●宿に戻るもソンクランで外に出られず
その後、お堀へ戻りゲストハウスへ戻るのだが、特にソンクランははじまらず、3日目ともなると街行く人にも疲れの色も見える。
そんな中、大きなトラブルが発生。あきえが昨日、首長族のところで買った見事な首飾りがバラバラに。。しかも、パーツが落ちたところが泥水の水たまり。2人でパーツを拾い集め、水鉄砲の水で(こんなところで役に立つとは…)手をすすぎ、落胆の中ゲストハウスへの帰り道を急ぐ。
途中、おいしそうなフルーツシェイクのお店があったので、パイナップルとパパイヤをオーダー。お店には日本語のガイドブックが置いてあり、日本人観光客が多い街ということが伺える。
店員さんの名前はトム。色々話しかけてくれた。
さて、宿に到着し、12時のチェックアウトを済ませ、併設するカフェでひとまず待機。
夜行バスの出発は19時30分なので、18時には宿を出るにしても、ようやく3日目のソンクランにエンジンがかかってきた午後は出歩くこともできず(服が濡れても着替えたりできないし、濡れた服を持ち歩くのも大変だし…)、お昼はマックをデリバリーすることに。チキンとハンバーガーとその他なんやらで352バーツ。こちらの物価からすると、マックはぜいたく品だ。これでここに一泊できてしまう。
その後、インドの下調べや猫と遊ぶなどし、あっという間に出発の時間に。
●バスステーションに向かう間にやられた。。
先日、ワロロット市場へ向かった際のタクシーのおばさんが迎えに来てくれ、宿を後にすること。三泊お世話になった美人3姉妹(姉妹かどうかは定かではない)の運営する、かわいい3匹の猫がいるゲストハウス「バニラ」はホントにいいところでした。お世話になりました!
バスステーションへ向かうタクシーは、ピックアップトラックを改造したソンテオ。これから長い時間バスに乗るので、もし水をかけられたら困る。そこで、タクシーを手配してもらう時に「ソンテオで大丈夫?」と聞いたところ、「時間的にももう終わってるだろうし、大きい通りに出たらかけられることはないよ」とのことだった。
しかし、悪がきにやられた。
コップ一杯の水をソンテオの中めがけて乗り口(ドアはない)から3発!おかげで2人ともびっちょり。。まあ、涼しくなったからいいか。
お世話になったソンテオのおばちゃんともお別れし(1回100バーツは高い気もするけど)、昨日悪戦苦闘したバスステーションへ。今日は特にトラブルもなく、すんなりと乗車。初めてのタイでの夜行バスにちょっと緊張するも、非常に快適な席に通して頂いた。
●タイの夜行バスは寝られない。。
バスは2階建てで、1階部分は10人程度でパーティーができるような席になっている。
1人あたりのスペースも広く、1階に通してもらったのはラッキー。ただ、バスの中での文化にはちょっとびっくり。
日本で夜行バスといったら、たいてい乗客は寝て過ごすので、車内は静かなものがだ、出発してすぐに大音量でタイのお笑い番組らしきものがスタート。まあ、1時間くらいで終わるだろうと思って見ていたが、1時間たっても2時間たっても終わらない。。
夜中の1時2時まで大音量で、ブラマヨ小杉風芸人と、はるな愛風芸人が歌えや踊れやでテレビは大盛り上がり。やっとのことで、番組もフィナーレを向かえ、テレビの中ではゲスト全員が拍手喝采。夜中の2時くらいにようやく終了し(それまで大音量は続いた)。
ちょっとうとうとしかけていたら、今度はタイポップの歌詞付きPVが流れ出した(もういいよ…)。どのPVも歌も映像も似たり寄ったりで、映像のストーリーまでほぼ同じような起承転結。男と女の出会いがあり、接近したと思ったらすれ違いになり、最後はめでたく結ばれる(もしくは他の男にとられる)みたいな感じ。
そんなこんなで、恐れていた盗難等もなく、朝のバンコクへ到着。
●早朝のバンコクは移動が大変
朝のバンコクのバスステーションでは、タクシーのおっちゃんがふっかけてくる。
400バーツとか350バーツとか300バーツ以下では相手にしてくれない(高い!)。
ようやく250バーツでOKというタクシーの斡旋屋がいて、カオサンへ向かう。メータータクシーが並んでくれていればいいのだが、たまにぽろぽろ現れては現地の人が運転手と交渉し、次々と断られていた。メータータクシーは行く場所によっては断るそうだ。
早朝のバンコクは、タクシーしか移動手段が無いので大変。
さて、今回も宿はとっていなかったので、最初に泊まったゲストハウス「ハッピーハウス」へ向かう。
今日も無事空きがあったので、チェックインを済ませ、バスでの悪夢(映像)を忘れるべく寝ることに。
明日は、ダイビングの申し込みと午前中のうちに荷物をダイビング屋へ持っていかないと。バンコクのソンクランは水だけじゃなく、白い粉を付けられたりするから、はじまる前に荷物を運び終えないと。
かつや
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