Posted by Katsuya on 21st 3月 2011

Machu Picchu in the cloud 天空都市マチュピチュは雲の中

天空都市マチュピチュは雲の中にあった

マチュピチュを見下ろすことができるワイナピチュの登山には人数制限がある。

1日400人の枠に入るには、マチュピチュ村を出るバスの始発に乗らないといけないらしい。ちなみに、そのバスは朝5時半くらいから出発するのだが、もちろんワイナピチュ目当ての観光客はそれ以前からバス乗り場に行列を作る。

ということで、ウチラは朝4時半から並ぶことに決定。

●マチュピチュ村の朝。まさかの大雨

ちなみに、バス乗り場はバスチケットを買ったのと同じ場所。そういえば、昨日バスチケットを買うとき、前に並んでいた現地ガイドがこんなことを言っていた。

「インカのカレンダーだと、明日はすごくいい日なんだ。しかも、見てみなよ、この星空。明日は絶対良い天気だね。」

朝4時。目覚ましの音に混じり、なんだか不穏が音が聞こえる。

「ザー」

宿の近くにアグアスカリエンテス川という川が流れているので、その音だろうか。にしては、やけに音が大きい。

恐る恐る窓を開けてみると、なんと雨。しかも、結構大雨。

この雨の中、ワイナピチュ登山は厳しいだろうし、折角のマチュピチュもよく見えないんじゃないかと、しばらく悩む。

1時間ほどすると、雨が弱くなってきた。

昨日トレッキングをした感じや、クスコ滞在時の天気を考えると、恐らくこの辺りの早朝は天気の悪い日が多いはず。

ということで、時間が経つにつれ徐々に天候が回復するという予想をし、5時の時点で今日マチュピチュへ行くことに決定。

●間に合うかワイナピチュの登山制限人数

準備を整え、バス乗り場へ行ってみると既にそこには長蛇の列。みんなのマチュピチュにかける情熱を感じる。

5時半くらいからマチュピチュ行きのバスが出発しだした。

ようやくウチらの番になりバスへ乗車。

マチュピチュ村からマチュピチュへは、バスで20分くらい。マチュピチュへ向かうバスの車窓からは、既にマチュピチュへ観光客を送り届けたバスが、次々と引き返してくる姿が見える。

ん〜、決断が遅かったか。

1台、2台、3台・・・。折り返してくる空席のバスを数えてみる。1台40人乗れるとして、マチュピチュ到着までに折り返してきたバスは9台。ってことは、ウチらで10台目。ちょうどワイナピチュ登山制限人数の400人。

こんな早朝にマチュピチュへ行くってことは、全員ワイナピチュのチケット目当てだろうし、このピストンバス以外にもツーリストバスも見かけた。

最後の望みをかけて、バスを急いで降り、入場ゲート横にあるワイナピチュ登山エントリーの窓口の列に並ぶ。

マチュピピュ入場ゲート横にあるワイナピチュ登山エントリーの窓口の列に並ぶ

すると、締め切られることもなく係員のもとへ到着。

「7時と10時どっちがいい?」

やった!まだ、登山制限人数に達していなかった。

まだまだ天候は回復しそうになかったので、少しでも遅い方の10時の登山開始を希望し、マチュピチュ入場チケットの裏にワイナピチュのスタンプを押してもらう。

●これぞ天空都市マチュピチュ

しとしとと雨は降り続く中、マチュピチュへエントリー。

まずは、マチュピチュ全体が見渡せる「見張り小屋」へ。

本来はここからマチュピチュの遺跡全体がよく見渡せるはずだが、マチュピチュはすっかり雲の中。

まあ、これも雰囲気があって良い。すごく神秘的な感じがする。雲の中にあるマチュピチュ、これぞ天空都市か。

見張り小屋からのマチュピチュ。すっかり雲の中の天空都市

続いて「インカの橋へ」。

山の中をほんの少しのトレッキングし、20分程でインカの橋へ到着。

マチュピチュにあるインカの端。すごい

断崖絶壁に石を積み上げ、丸太の橋をかける。敵が侵入して来たらこの橋を落とすという仕掛けらしいが、一体全体どうやって断崖絶壁にこの橋を築いたのだろう。

謎深きインカの文明に、知らず知らず惹きつけられる。

●ワイナピチュへ登る

石切り場や主神殿など、主要なところへ立ち寄りながら、いよいよワイナピチュの登山道入り口へ。

マチュピチュにいたすずめ

マチュピチュに生える草

マチュピチュの象徴段々畑

マチュピチュの石切り場

マチュピチュの壁とあきえ

マチュピチュのメインの神殿あたり

マチュピチュのメインの神殿あたりから

マチュピチュのメインの神殿あたりから別アングル

そして、10時の開門と同時に登山スタート。

パタゴニアでパイネやフィッツロイなどある程度トレッキングをこなして来たので、ワイナピチュのトレッキングなんてマチュピチュのコースの一つでしょと、若干なめていた。

しかし、この山。なんと、毎年トレッキング中に落下事故が起きているらしい。

それも分かるくらい、実際登山を開始すると、かなりきつい急勾配が待っていた。

目の前に立ちふさがるワイナピチュ。これを登っていくのか

さらに、トレイルは狭く、場所によってはロープが張ってあり、それに掴まって登らないと上へ行けないくらい激しい山道。

しかも、多少は天気が回復してきたとはいえ、足元はかなりぬかるんでいる。

トレッキングは自分との戦い。天気が悪いから、ワイナピチュの頂上へ登ってもマチュピチュは見えないんじゃ、、なんて関係ない。

とにかく、登り坂が続く限り登って行く。

登り始めて約1時間。ついに、ワイナピチュの頂上へ到着。

果たして、マチュピチュは見えるか!?

マチュピチュの上空だけぽっかりと雲がなくなっている

見渡す限りこの辺りは雲に覆われているのに、なぜかマチュピチュの上空だけぽっかりと雲が無くなっている。

ワイナピチュからマチュピチュを見下ろす

しばし、この幻想的な光景に見とれる。

しかし、30分もしないうちにワイナピチュは大雨。たいした装備もしていないので、急いで下山。山から落ちないように、慎重に。。

●太陽に照らされるマチュピチュに見とれる

ワイナピチュから下山後、持ってきたパンをかじり軽いランチを済ます。

マチュピチュ観光後半戦は、マチュピチュの北側。

「太陽の神殿」「コンドルの神殿」「王女の宮殿」「王の別荘」など、見どころ満載。

特に良かったのが、太陽の神殿と王女の宮殿。

マチュピチュの太陽の神殿の見事な石組み

マチュピチュの王女の宮殿の外壁とワイナピチュ

マチュピチュの中でも、特に大事な建物は壁となっている石の積み方が周りの建物と明らかに違う。

それぞれの建物に対する、職人達の気合を感じる。

400年も500年も経っているのに、今でも石はきっちり組み合わさっているその様子には、思わず見入ってしまう。

全ての見どころを身終えるころ、今までどんよりしていた雲が徐々に晴れてきた。

これは、またとないチャンス。

改めて、始めに行った見張り小屋へ。

太陽に照らされるマチュピチュ。インカが繁栄し、大勢の人々が暮らしていた頃の姿がまるで蘇ったかのように、マチュピチュに命が吹き込まれる瞬間。

最後の最後でマチュピチュの全景が見えた。マチュピチュに命が吹き込まれた瞬間

これは、感動する。

最初が最初だっただけに(あれはあれで良かったけど)、しばらくその姿に見とれてしまった。

●マチュピチュ村まで歩く

マチュピチュ村からマチュピチュへの行きは、登り&早朝だったためバスを使ったが、帰りは下りなので歩いて帰ることに。

マチュピチュからマチュピチュ村へは、高低差約400mを下る最後のトレッキング。

バスが通る道とは違う、人専用のトレイルが整備されており、マチュピチュの遺跡エントリー付近のバス乗り場横からトレイルに入ることができる。

約30分程、とにかく下る。道は結構整備されているので、比較的歩きやすい。

下まで降りたら、あとは行きのバスと同じルートで、川沿いに30分程歩けばマチュピチュ村へたどり着ける。

マチュピチュからマチュピチュ村へ。こんな橋も渡る

それにしても、朝から歩き疲れた。

今日の夕食は、なぜか皆知っていた地元の食堂で、7ソルのおいしい定食を食べる。

ペルー料理、レベル高い。

かつやかつや

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