In Oslo オスロの美術館巡り
今日は、一日かけてオスロを観光する。
歩き方情報では、ちょうど今の時期休みと書いてあったムンク美術館が、ヘルガさん情報でやっていることが分かった。
●「叫び」をはじめムンクの作品を見る
地下鉄に乗りムンク美術館へ到着。過去に何度も盗難の被害にあっているだけあって、ムンク美術館の警備は厳重だ。空港並のセキュリティチェックを潜り、ムンク美術館の中へ入る。
ムンクの作品というとやはり「叫び」が有名だが、それ以外にも素敵な作品が数多く展示されていた。
絵の中心となる人物を取り巻く渦のような独特のタッチは、見る人にとってその絵に様々な解釈を与える。ムンクの作品は他の美術館になかなか展示されていないだけに、間近で見るムンクの作品はとても貴重な体験だった。
●さらに状態のいいムンクの「叫び」を見る
続いて向かったのはオスロ国立美術館。入場料は無料の美術館だが、ここの展示作品はなかなかレベルが高い。
特に良かったのがオスロが誇る芸術家ムンクの展示室だ。
この部屋にはムンクの代表作が凝縮して展示してあり、中でも「叫び」はムンク美術館のそれよりも状態が良かった。ちなみにこれらの作品は寄贈されたものや寄付金により購入されたものらしい。
さすがお金持ちは太っ腹だ。
●ちょっと奇抜な現代美術館
続いて向かったのがオスロの現代美術館。特に目玉の作品は無かったが、現代美術なだけあってどれも奇抜。
これだけ自由に発想できるのがうらやましい。
●まさに彫刻の森「ヴィーゲラン公園」
オスロ観光は実質今日一日だけなので、まだまだ見る。トラムに乗ってヴィーゲラン公園へ。
鉄製の凝った門を潜り、公園の中へ入る。広い公園には、犬を散歩する人やベンチでお話ををする人、ジョギングをする人などいてゆったりとした時間が流れている。
そのまま進んでいくとまさに彫刻の森。左右に人物の彫刻がびっしりと並んでいる。なんとこの公園には650体以上もあるらしい。
そして公園のシンボルは、121体の人物で構成された高さ17mの人柱だ。この光景には圧巻される。
どの彫刻も生き生きとしているヴィーゲランの作品を堪能。
●中央駅付近の街を歩く
街の雰囲気を見に中央駅付近を散策。特別見どころはなし。街行く人がおしゃれなのはコペンハーゲン、家具やインテリアが揃っているのがストックホルム、そしてオスロは芸術の街って感じ。
街中でやっていた新商品のプロモーションイベントで、新製品のチョコレートムースとTシャツをもらい、そろそろいい時間なので中央駅のバスターミナルからヘルガさん宅へ戻る。
北欧はマーケティング活動の一環で、結構街中で新商品を配っている。まるで日本のようだ。
●ノルウェーサーモンをわさび醤油で頂く
ヘルガさんと中国人の奥さんミンさんは、結構日本のことが好き。日本茶や日本米、炊飯器にもこだわっていて、今日の夕飯は日本米と本場ノルウェーサーモンを刺し身で(もちろん醤油とワサビ付き!)、そしてミンさん得意のタイスープをご馳走してくれた。
ノルウェーで食べる刺し身と日本米は格別。
いよいよ今日で北欧最終日。
明日は朝の便でロンドンに向かう。
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