Arrival at Chile サンティアゴの空港でちょっとしたトラブル
メキシコシティを昨日の夜に離陸したLAN航空の飛行機は、翌朝現地時間9時半くらいにサンティアゴへ到着。
●梅干 vs チリの税関
機内で渡された入国なんちゃらの紙を記入し、イミグレへ。
パスポートチェックの後、続いて荷物検査。
これまで特に引っかかったこともないし、もちろんやましいこともないし、気軽に荷物検査に応じていると何やら係官から別室に来いと指示が。
「国外からチリ国内に、野菜や果物、それらの種などを持ち込んではいけない。それが加工品でもだ。」
なんと。バッグの奥底に日本出国時に持っていた梅干が2,3粒残っていた。噂によると、リンゴ1個で200USドル払わされた人もいるらしい。これは、何とか抗議せねば。
「違います。これはジャパニーズメディスンです。」
「いや、これはプルーンだろ。中に種が入っている。」
「納得できません。」
「ほら、ここにサインしてるだろ。植物の種は持ち込んでいませんって(入国なんちゃらの紙)。」
「スペイン語は分かりません。」
「はい。植物の種0.2g所持。ここにサインして。その後、奥で手続きしてもうから。」
これにサインしたら終わりだろう。とにかく抗議を続ける。すると、別の係官(たぶんこの人の上司)が現れ、その人ともしばらく話し合う。すると、
「分かりました。あなた方は私達の言葉を完全に理解するのが難しく、これ以上話し合ってもラチが空かない。このプルーンをここに置いていくのであれば、もう行ってもOKです。」
ん~。さすが上司。許してくれてありがとう。次は気をつけます。
チリに食べ物を持ち込むときは気をつけましょう!
●サンティアゴからビーニャ・デル・マルへ
ようやく、空港ロビーへ脱出。
まずはチリのお金を手に入れないと。
いくら降ろせばいいかな、とレートを調べるとチリは1ペソ=0.18円くらいみたいだ。ってことは、100,000ペソで18,000円くらいか。さっきまで、1ペソ=7円のメキシコにいたので、この感覚に慣れるのに時間がかかりそうだ。
今日の目的地は、サンティアゴはスルーし、ビーニャ・デル・マルというチリのリゾート地にある日本人宿。
ということで、空港からサンティアゴ中心部を経由し、ビーニャ・デル・マルへ移動する。
○サンティアゴの空港からビーニャ・デル・マルへの行き方
①空港を出ると市内行きのバスが出ています。そのバスで乗り換えポイントのパハリトスまで(20分くらい)。
②パハリトスの地下鉄の駅隣のバスターミナルでビーニャ・デル・マル行きのバスへ乗車。1時間半くらいで終点ビーニャ・デル・マルへ到着。
バス移動費用(1人):①1,400ペソ ②3,400ペソ
●ビーニャ・デル・マルへ到着!日本人宿「汐見荘」へ
ビーニャ・デル・マルの街の中心部から汐見荘へは乗り合いタクシーのコレクティーボで行く。
・・・が、これがなかなか見つからない。
オーナーさんから教えてもらったのは、86番か88番。
たまに86番のコレクティーボが目の前を通るが、あいにくの満席。ってことが2度3度。1時間半ほど待ってやっと空席ありの86番が到着。
乗ってしまえばばすいすい。15分程で宿の目の前に到着。
さて、汐見荘。見た目は普通の一軒家。番地で確かめない限り分からないので、行く方はご注意を。どうやら、南米で日本人が集まっていると分かると物騒らしい。なので、大っぴらにはしないようだ。
●ビーニャ・デル・マルの安宿「汐見荘」
毛がふかふかの看板デブネコ(触ってみるとデブじゃないけど)がかわいい。
部屋はシンプルな作りのダブルルームで、なかなか過ごしやすそうだ。しかし、さっき謎の薬(虫退治?)をまいたらしく、相当きつい匂い・・。ちょっと嫌な予感。
ま、大丈夫かーとチェックインする。
ちなみに、昨日までここには1人しかいなかったらしい。しかし、今日一気に3組、5人がチェックインし、宿はいい感じに盛り上がる。しかも5人中4人が同い年の29歳だって。すごいね、それ。
時差もあるし疲れたし、気持ちいい中庭でゆっくりしているとあっという間に一日が終了。
明日は魚市場へ行く。
宿泊費用:ダブル1泊1室 12,000ペソ
かつや
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