Arrive at Santiago and Go to Peru! サンティアゴ到着!そしてペルーへ
怒涛の南米北上はまだまだ続く。
●オソルノからサンティアゴ到着
オソルノからの夜行バスは、朝8時くらいにサンティアゴのサンティアゴバスターミナルに到着。
今日のサンティアゴからリマへのフライトは21:00なので、それまでに最後のサンティアゴ観光をする。
サンティアゴで唯一見たかったのが、国立自然史博物館にあるロンゴロンゴ板。ロンゴロンゴは、イースター島で昔使われていた文字で、そのロンゴロンゴが彫られた木板のオリジナルはこの博物館にしか無いらしいからだ。
イースター島の博物館も閉鎖してたし、ここがラストチャンス。ということで、地下鉄を乗り継ぎサンティアゴの国立自然史博物館へ。
国立自然史博物館最寄り駅のQuinta Normal駅に到着。
すると、駅構内で国立自然史博物館の特別展がやっており、本館に行く前にちらっとのぞく。
その後、地上へ出て国立自然史博物館を探すも、なかなか見つからずその辺のおじさんに聞いて、何とかたどり着く。
公園を横切って、国立自然史博物館に到着するも何かがおかしい。
明らかにひと気が少ないし、メインの入り口付近が思い切り工事中。
むむっと思いながら入り口へ行くと、門はクローズ。そして、駅の展示を見てね的な貼り紙がしてある!
結局、ロンゴロンゴは見ることはできず、公園で簡単なランチを済ませ、まだ早いが特にサンティアゴでやることもないため、足取り重くアルトゥロ・メリノ・ベニテス国際空港へ向かうことに。
○サンティアゴ市内から空港への行き方
地下鉄Pajaritos駅からアルトゥロ・メリノ・ベニテス国際空港へ空港バスが出ています(空港バスは他の駅からも出てる)。
バス会社2社が運行しており、今回はTur Busを利用。ちょっと高いが、車両が快適。
移動費用
地下鉄Pajaritos駅からアルトゥロ・メリノ・ベニテス国際空港へのバス運賃:1,700ペソ
●なかなかウザいアメリカ行きの飛行機
チェックインの前にしばらくロビーでWiFi。日本の津波の被害をここで初めて知ることになる。想像以上に甚大な被害にとても心配。
その後、無事チェックインを済ませ、免税店で買い物。
あきえが化粧水を購入するも、何故かその場では商品を受け取れず搭乗ゲートの後に渡すという。
水物なのでセキュリティの関係か?でも、セキュリティチェック受ける前に水は処分したし、セキュリティゲート後の免税店の商品なのにな。。と半分状況を飲み込めないまま、免税店を後にする。
搭乗時間までは、空港ラウンジでほっと一息。サンティアゴの空港には、Priority Passが使えるラウンジが3箇所あるが、その中でも航空会社系じゃないところをチョイス。
食べ物も豊富で無料WiFi も有り、そして飲み物も持ち帰りができるタイプの缶などで用意されていた。ということで、リマに着いてから飲む用にとちょっとだけ頂く。
そして、いよいよリマ行きの搭乗が開始。搭乗ゲートは乗るまでに二転三転しなかなか惑わされたが、時間通り搭乗はスムーズに行われた。
ところが、チケットもぎりの後、タラップへ向かう通路の途中で何故か荷物チェックが行われている。
そして、次々と没収されていく液体物。
もちろん、セキュリティチェック後に制限区域内で買った飲み物。通常価格の3倍以上で売られている飲み物を、中には全く開封することなく没収される方も。
苦笑いしながら「誕生日おめでとう」と未開封のミネラルウォーターを置いていく欧米系の観光客。
例外無くラウンジから貰ってきたジュースもここで飲み切るか、置いていけと係員から指示。
この不自由な程のセキュリティは、恐らくこれから乗る飛行機がサンティアゴ発、リマ経由のニューヨーク行きだからだろう。
免税店で買った化粧水も、この後に渡されるという意味がようやく分かった。
アメリカ行きの飛行機、ほんとにめんどくさ。
先に言ってくれりゃいいのに。
●3ヶ月ぶりにサンティアゴを出発
去年の12月14日にメキシコからサンティアゴに入ってから、約3ヶ月チリ・アルゼンチンを中心に(途中イースター島の往復など含め)南米の南部をぶらっとした。
そして、いよいよサンティアゴからOne World世界一周航空券、次の目的地ペルーのリマへ向かう。
滑走路から勢いよく空へ飛び出したボーイングから眺めるサンティアゴの夜の街並みは、今日の雲一つ無い天気のおかげもあってものすごくきれい。
3時間ちょっとの短いフライトだが、安定飛行になると機内食くが
配られた。チキンとトマトのラザニア。LAN航空の機内食はそこまで美味しくなく、ちょっと飽きてきた。
●定刻通りリマへ到着。荷物検査も無事パス
LAN航空530便は定刻通り、現地時間の23時くらいにリマのホルヘ・チャベス国際空港へ到着。
入国時の荷物検査(税関)は、メキシコの時と同じくロシアンルーレット式の荷物検査。
預け荷物を受け取った後、出口に設置されたボタンを押し、”青”なら素通り、”赤”なら徹底チェックが待っているというもの。
確率をちょっとでも下げるため、ウチらは荷物を一つのカートにまとめボタン一回の勝負。
光ったライトは、みごと青。
良かった。
もちろん、青のライトが光るとX線はおろかチェックは全く無い。
チリのあの食べ物の持ち込みに対する入国チェックの徹底ぶりを経験すると、逆にこんなのでいいのかと不安を感じるほど。
まあ、時間がかかる検索よりも楽でいいのは確か。
●リマの空港は空港泊には向いてない
もう、夜も遅いので、今日は街に出ずにリマの空港に泊まることにする。
しかし、リマのホルヘ・チャベス国際空港にはなかなかいい感じのベンチが無い。
欧米系のバックパッカー達は、半分野生の民族なので、硬いタイルの床を物ともせず、その辺の地べたに寝っ転がっているが、さすがに地べたはきつい。
色々探したあげく、大きなソファー席のある喫茶店で24時間空いている店があったので、今日の宿泊はそこに決定。
まだ、金銭感覚がアルゼンチン・チリのまま、ペルーにしてはかなり高い飲み物やご飯を頼み、夜明けを待つのでした。
かつや
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