Archives for "033_アルゼンチン(Argentina)"
Go to Puerto Natales パイネ国立公園の起点 プエルト・ナタレスへ
最南端の地ウシュアイアを後にし、これからパタゴニアを北上する。
●さよなら上野山荘
上野山荘のマスコット犬トゥルーチャとも、南極を共にした仲間ともお別れ。
朝8時ウシュアイア発のバスでプエルト・ナタレスを目指す。
上野山荘から長距離バスが出るセントロまでは、いつものコレクティーボB線でも行けるが時間が定かではないので、タクシーを呼んでもらいウシュアイアのセントロまで行く。
○移動費用:12ペソ
上野山荘からウシュアイアセントロまでタクシーで10分くらい。バスが発着する住所(バスチケット購入時教えてくれる)をタクシーの運ちゃんに伝えれば連れて行ってくれる。
●ウシュアイアからプエルト・ナタレスへ
パンパが広がる荒野がひたすら続く。
リオ・ガジェゴスからウシュアイアに来た時と同じ国境を越え、チリへ入国。
チリへの入国は食べ物の持ち込みが厳しいが、イミグレではX線に荷物を通すだけの簡単チェックで終了。
その後、バスがしばらく進んでからフェリーに乗り込みマゼラン海峡を越える。
プンタ・アレーナスでバスを乗り換え、朝8時にウシュアイアを出たバスは22時にようやくプエルト・ナタレスへ到着。イミグレでの手続き等含めて、移動時間は14時間程。
ちなみに、このバス移動、バスの食事サービスが無いだけでなく、途中食べ物が食べれるようなところへの休憩も一切なし。アルゼンチンからチリへは食べ物が持ち込めないのにも関わらず、国境でちょっとした食べ物が買えるくらい。
なかなか過酷な移動でした。
●プエルト・ナタレスの安宿「Estrellita Del Sur」
プエルト・ナタレスの安宿情報はあまりない中、上野山荘で出会った旅人から教えてもらった宿。家族経営の民宿といった雰囲気。宿は清潔で快適。キッチンもあるが、ここのご家族と共有なので、使いたいときに好き勝手使えないのはちょっと不便。
また、無線LANも無いので(有料でネットに繋がったPCは使える)、無線LANが必要な時は近くのネットカフェへ行く必要がある。ただ、街の中心部に近いため、長距離バス到着時や買出しなどに便利な立地。
パイネ国立公園へショートトリップの際など、荷物を無料で預かってくれる。さらに、街中の相場よりちょっと安くパイネ行きのバスの手配してもらえるので、パイネに行くための宿としては申し分ない。
部屋の形式はツインが主だが、ドミとして使われているようなので、2人でもドミ料金で1部屋借りられる。
宿泊費用:1泊 1人 5,000ペソ
プエルト・ナタレスの安宿 Estrellita Del Sur 住所:Chorrillos 855
かつや
Go to Antarctica! 南極上陸クルーズいよいよ出発!
今日の夕方、いよいよウシュアイアの港から南極へ向けて出航する。
●ウシュアイアの郵便局から荷物を送る
南米で郵便を送るのは危ないと言われている。
パラグアイでは、送ったはずのTシャツが届かず、郵便局へ確認に行くと郵便局員がそのTシャツを着ていたなんて笑い話もあるくらい、荷物が途中で消えてしまうという。
もちろん、ブエノスなんかでもそうらしい。
そんな中、以外と安全とされているのが、ここウシュアイア。
他の郵便局と異なり、極地手当てのようなものが局員に支給されているらしく、悪さをしないようだ。
ウシュアイアの街中にある郵便局へ行くと、確かに安全そう。
郵便局員が優しく手順を教えてくれ、荷物を抜き取られないようにダンボールの上から包装紙を巻くというアドバイスもしてくれたくらいだ。
○ウシュアイアの郵便局から日本へ荷物を送る
ウシュアイアの街中に郵便局があります。ウシュアイアが免税エリアということもあってか、たくさんのツーリストがお土産を送るのに使っています。
①郵便局の(Sanmartin通りじゃない方の)向かいにある文房具屋で包装紙を買う
②送る荷物には封をせず郵便局へ持ち込む
③荷物のチェックを受け、OKが出たら封をする
④包装紙でダンボールを包み込み、再度封をする
⑤宛名などを書く紙を2種類もらい記入
⑥宛名を書く紙とは別に、荷物そのもの(包装紙の上から)にも住所を書く
⑦窓口で計量し、郵便代金を支払い
ウシュアイアから日本への郵送費用:325ペソ(5kg)
●One World世界一周券のルート(区間)を変更
昨日検討した、One World世界一周券のルート(区間)を変更するため、今日改めていつものJALに電話をする。
休日の昨日と異なり、2,3コールですぐに受付の方が出てくれた。
担当の方に取り次いで頂き、One World世界一周券のルート(区間)を変更したい旨伝える。
日程変更と異なり、ルート(区間)変更には時間がかかるようで、後ほど折り返して頂くことに。
1時間後、ルート変更は問題ない(空席あり)と、折り返しお電話を頂く。
サンティアゴ→サンパウロ→リマ→ロス(トランジット)→成田
を
サンティアゴ→リマ→サンパウロ→サンフランシスコ(トランジット)→羽田
に変更。
いつの間にか、羽田も国際化されてたのね。。
ちなみに、One World世界一周券のルート(区間)変更手数料は1人 202ドル。
今のところ、サンフランシスコ→羽田の便がConfirmされていない(キャンセル待ち)ので、確定し次第変更手数料はクレジットカードで支払うことに。
●南極へ向けて出発!
集合時間の16時に、ウシュアイアの港へ到着。
港には、何隻か船が停泊しており、その中に今回11日間お世話になるAntarctic Dream号を発見。
隣で越前丸という日本の船が作業している中、タラップからAntarctic Dream号へ乗り込む。
元々、南極の調査船だったというAntarctic Dream号。無骨な造りのその船は、外観こそ調査船の面影を残すものの、内装はまるでホテルのよう。
レセプションでチェックインを済ませ、部屋へ案内してもらう。
まるでホテルの一室のようなきれいな部屋。若干狭いが、水周りも部屋についており設備は清潔。11日間快適に過ごせそうだ。
その後は、スタッフの紹介があったり緊急時の避難訓練があったりと出航前の準備が行われ、18時を回った辺りでいよいよウシュアイアの港を出港。
ビーグル水道を通りながら、船の中では豪華ディナー。
ウエルカムドリンクに何種類か前菜が運ばれ、メインディッシュ。最後にデザートとフルコースのディナーに大満足。
夜ベッドに着くころに、船はいよいよドレーク海峡へ差し掛かる。
南極へ行ってきた人は、必ずといっていいほど南極の美しさと、このドレーク海峡の激しさを話していた。
さっきまでの静けさがうそのように、中型の船体は右へ左へ大きく揺れる。
船酔いに陥る前に、レセプションで酔い止めをもらい、早めに就寝。
かつや
Ushuaia Day 7 上野山荘でアサドパーティー
いよいよ明日、南極ツアーの出発日。ウシュアイアの港近くにある、アーティスティックなお土産屋さんを少しぶらついてから、用事を済ますことに。
●プエルト・ナタレス行きのバスチケットを購入
南米のバカンスシーズンである今の時期、南米の長距離バスは非常に混んでいる。
南極から帰ってきてから、バス待ちの足止めを食らうのは嫌なので、今日のうちにウシュアイアからプエルト・ナタレス行きのチケットを買っておく。
ウシュアイアでバスチケットを購入する場所は、先日調べておいたので、旅行代理店に行き即購入。10日以上先ということもあってか、席はまだがらがら。
○ウシュアイアからプエルト・ナタレスへの行き方
代理店の場所などは、一昨日のエントリー参照。
ウシュアイアからプエルト・ナタレスへの移動費用
夜行バス セミカマ運賃:290ペソ(1人)
●One World世界一周券のルート(区間)を検討
当初予定に無かった南極が日程に入ってきたため、今後行く国の見所のシーズンを考えないと。
今のところ、この後のOne World世界一周券のルート(区間)は、サンティアゴ→サンパウロ→リマ→日本だが、鏡張りのウユニ塩湖は、今がシーズンどんぴしゃなので一刻も早くリマに飛びたいし、ブラジルにあるレンソイスのラグーンが溜まるには、今からの時期は遅ければ遅いほどいい。
ということで、この間日程を変更したばかりなので、ちょっと気が引けるが、いつものJAL担当者の方にSkypeでコール。
しかし、何度試しても出ない。
いつも2,3コールですぐ出てくれるのに、おかしい。
何気なくメキシコのカレンダーを調べてみると、今日のメキシコは祝日!
日本やヨーロッパのJALはいくら電話してもなかなか出ないし、南米のJAL(代理店)だと変更が出来ないところも多いので、One World世界一周券のルート(区間)変更は明日に持ち越し。
●上野山荘でアサドバーティー
アルゼンチンと言えばアサド(南米流バーベキューみたいなもの)。
上野山荘の宿泊者のうち、ウチら含め5人が明日から南極なので、上野山荘のみんなで最後の夕食をシェア飯にすることに。
もちろん、メニューはアサドということで、近くのスーパーLAに買出しに行きアサド用の肉を購入。
火おこし班と、仕込み班に分かれ準備を進める。
ちなみに、アルゼンチン流アサドのポイントはこんな感じらしい。
○アルゼンチン流アサドの作り方
・肉はスーパーで買ってきた巨大なカタマリのままじっくりと両面を焼く
・炎を出さないように炭火を調整し、遠赤外線で焼く
・肉の味付けは粗塩とコショウのみ
・基本的に野菜は焼かない(サラダとかにする)
焼肉やバーベキューとは、作法が全く異なるようだ。
肉の塊は、牛1.5kg、羊1kgとなかなか巨大なので、片面20分くらいかけじっくり焼き上がりを待つ。
チャリダーヨシさんがアサドール(アサドを仕切る人のこと。アルゼンチンの男はアサドができて一人前らしい)となり、肉が焼きあがった。
牛はもちろんのこと、チョリソーや羊はアサドにするとかなりうまい。
味付けは粗塩とコショウのみという意味が分かる。肉自体のうまみがぎゅっと閉じ込められ、余分な油や臭みなど落ちているため、タレなどでごまかす必要が全くないからだ。
ウチラが乗るAntarctic Dream号で南極に行ってきた3人が今日上野山荘に戻ってきたため、3人も一緒にアサド。
巨大な肉のかたまりはあっという間にきれいさっぱり。
明日からの南極船のディナーも楽しみ。
かつや
Ushuaia Day 6 ウシュアイアの天気に惑わされる
今日は一日ダメダメDay。
●ウシュアイアの国立公園に行こうとするも・・・
上野山荘からいつものコレクティーボB線でセントロへ降りる。
ウシュアイアの国立公園へ行くには、近距離バスが発着する港のツーリストインフォ近くの場所からミニバスが出ているというので、そこへ行ってみる。
すると、突然の雨。
今日のウシュアイアの空は、朝から薄暗くどんよりとした雲に覆われており、いよいよ天候が崩れてしまった。
残念ながら国立公園行きを諦め、セントロへ戻り始めると、今度は晴れ間が差してくる。
国立公園行きのバスは14時にウシュアイアを出発し、戻りは16時か19時。時間も微妙だし。。
ということで、国立公園は再度諦め、今度はウシュアイア名物の斜めの木に行ってみることに。
しかし、歩き始めるとまたもや雨。
今度は強い風も吹き始め、寒くなってきた。
仕方ない。今日は諦めよう。
と、セントロへ戻りB線のコレクティーボを待っていると、またしても晴れ間が出てきた。
もういい。。
ということで、今日は暖かい上野山荘でゆっくりすることに。
記念のスタンプでももらって帰るか。
ウシュアイアの天気に惑わされた一日でした。
かつや
Ushuaia Day 5 ウシュアイアで一眼をゲット
せっかく南極にまで行くし、ツアーに払う費用に比べたらたいした金額じゃないし、、ってことでカメラをもう一台買うことに決定。
●南極のお供にNikon D5000+SIGMA 18-200mmを購入
ウシュアイアのツーリストインフォメーションで、いつものごとく無料のWiFiを使い買う機種を決める。
しかし、いざ店頭に行ってみるとD3000なら標準レンズ付きで4,500ペソ、と合わせて300mmの望遠も1,000ペソちょっと。しかし、D5000だと本体だけで4,200ペソするし、使いまわしのよさそうなSIGMA 18-200mmは1,850ペソもする。
D3000の値段には惹かれるし、スペックも十分そうな気はするが、荷物を1gでも減らしたい中、レンズ2本持ちはつらいし、D5000と比べるとスペックも若干劣る。
せっかく南極まで行くんだったら、と、D5000とレンズも1本で広く使えるSIGMAの18-200mmに決定!
4GBのSD HCも買って、これで南極行きの準備はOK。
あとは、カメラの使い方を覚えないと。
○カメラ購入費用
Nikon D5000:4,200ペソ
SIGMA 18-200mm:1,850ペソ
SD HC 4GB:100ペソ
しかし、日本製品は海外で買うと高い(ちなみに、アルゼンチンペソは1ペソ約20円)。世界一周ともなると機械にとって過酷だし、南米はスリとか危険だし、、といいカメラを日本から持ってくるのを躊躇するのはもったいない。これから世界一周をする方で持っていくカメラを迷っているなら、断然一眼をオススメします!
●ウシュアイアからプエルト・ナタレス行きのバスを調べる
南極から戻ってきてから、次の目的地はパイネ国立公園の起点となるプエルト・ナタレス。
しかし、ウシュアイアにはバスターミナルが無い。いったい、バスチケットはどこで買うのだろうか。
ここで、困ったときのツーリストインフォ。
海岸沿いのツーリストインフォにプエルト・ナタレスに行きたいと相談すると、バスチケットを扱うお店の住所を教えてくれた。
しかし、そこの住所に行ってみるとなんと土産物屋。お店の人に聞くと、そこを2ブロック行ったところに移ったわよとのこと。そこで、2ブロック先に行ってみるも、バスチケットが売っているようなお店は一向に見つからない。近くのお店で聞いてみると、そこを曲がったところにあるよと。
ツーリストインフォのくれたヒントを元に、だんだん近づいてきたぞ。
角を曲がったところを進むと、、あった!バス会社の名前がお店のウインドウにシールが貼ってある。
土曜日のウシュアイアからプエルト・ナタレスへは、8時発で席もまだまだ余っていた。しかし、このお店はクレジットカードが使うことができず、手持ちの現金もそこまで持っていなかったので、改めて後日買いにくることに。
○ウシュアイアからプエルト・ナタレスへの行き方
ウシュアイアからプエルト・ナタレスへのバスを買うには、下記代理店で購入できます。ウシュアイアの街は分かりやすいので、下記住所さえ分かれば簡単に辿り着くことができる。
住所:GODOY 41
窓にTAQSAとかMARGAとかバス会社のシールが貼ってあります。
しかし、南極ツアーを扱う代理店もツーリストインフォでもらったリストを参考に何軒か回ったけど、中には潰れているお店もあったりと、ツーリストインフォの扱う情報はしばらく更新されてないのかなぁ。
かつや
Ushuaia Day 4 ウシュアイアで南極行きの準備
南極行きは当初決まっていなかったので、今後の日程の変更や道具の準備などが必要。
●南極に行くのに必要なもの
今回申し込んだ南極船Antarctic Dream号では、長靴や防寒ジャケットは貸してくれるので、必要なのは防水のズボンと旅行代理店の人が言っていた。
さらに、旅行代理店の方に防水グッズの安いお店を聞いたので、そこに行ってみる。
すると、Sanmartin通りにあるようなアウトドアグッズを扱うきらびやかなお店ではなく、どちらかというと現場系の服を扱うようなお店。
ということで、防水ズボンも70ペソという安い価格でゲット。
お店の住所:Deloqui 942
手袋は上野山荘のフリーボックスに入っていたので、あと必要なものと言えば、双眼鏡。もしくは、カメラの望遠レンズ。
南極では動物など間近によって見れない場合もあるので、どちらかは必要不可欠な道具だろう。
そう言われてみると、街中を歩いているツーリストは、バカでかい一眼をよくぶら下げている。まるでバズーカのようだ。
●ウシュアイアで一眼レフを検討
ウシュアイアは免税エリアのため、電化製品を扱うお店がたくさんある。
ウシュアイアのメイン通りSanmartin通りには、パソコンや携帯、そしてカメラが多く並んでいる。
カナダから愛用しているカメラ(Olympus PEN)の望遠レンズとファインダーが欲しかったが、残念ながらPENを扱うお店がなく、ウシュアイアでPENのアクセサリーを扱うお店は無いようだ。
ということで、別の一眼を検討。
WiFiのカフェでコーヒーを飲みながら、ネットで情報集め。ある程度、分かったところで、改めてカメラ屋へ。
狙いはNikonのD3000かD5000。免税エリアとはいえ、日本と比べるとなかなか高い(1.5倍~2倍くらい)。
一晩悩もう。
●One World世界一周券の日程変更
さて、南極行きを決定したことにより、今後の日程を変更しなければいけなかったので、JALに電話しようとiPadでSkypeを立ち上げようとしたその時、ケータイが鳴る。
もしもし、と電話に出ると、なんとJALのいつも日程を変更する担当者の方からちょうど電話がかかってきた。
すごいタイミング。
次のフライトの時間が変更になった旨、連絡をしてきてくれたので、ついでにフライトの変更をリクエスト。
なかなか、希望の日のフライトに空きがなく、日程決めに苦戦したもののサンティアゴ→サンパウロ、サンパウロ→リマのフライト日程を決定。
JALの担当者の方、いつもお世話になってます。
かつや
Ushuaia Day 3 ウシュアイアの街でインターネット
世界最南端の町ウシュアイアでは、インターネットの環境はあまり良くない。
●ウシュアイアのインフォメーションセンターでWiFi
日本人宿にしてはめずらしく、ウシュアイアの上野山荘にはWiFiは無い。
ということで、上野山荘の情報ノートにはWiFi情報が色々書かれている。その情報の中でも有力なのが、ウシュアイアの観光案内所(ツーリストインフォメーションセンター)。
ここでは、旅行者に対し無料でWiFiを開放しているらしく、南極関連など調べごとが溜まっていたので、ネットをしにツーリストインフォに行ってみることに。
ウシュアイアには、2箇所のツーリストインフォがあるが、そのうちの港の方がWiFiが使える。Infoへ入ると、設備の半分くらいのスペースがフリーネットスペースのようになっており、電源まである。パスワードは掛かっているが、柱に書いてあるのですぐに分かる。
無料にしてはスピードもまあまあ。FFFTPが繋がらなかったこと以外は、まあまあ使える。
ただ、Infoの営業時間は18時までなので、WiFiが飛んでいるカフェを探す。
メインのSanmartin通りは、さすがツーリスト通りなだけあって飲食店も多く、WiFiと書かれたお店もある。
しかし、地球の果てなだけあって回線は細い。
暖かい店内でコーヒーでもゆったり楽しみつつ、インターネットをするくらいでちょうどいい。
○ウシュアイアのおすすめネットカフェ
Sanmartin通りにあるCesar Hostalというホテルに併設されているカフェがオススメ。向かいのマルコポーロ(Marcopole)というネットカフェより回線は早く、お店もすいている。電源もあり、コーヒーもおいしい。
ミディアムサイズのコーヒー:7ペソ
かつや
Ushuaia Day 2 ウシュアイアで南極ツアーを決める
南極ツアーのラストミニッツ2人で7,000USドル。
●折角だから行っちゃえ南極
一晩考えた結果、南極ツアーに行くことに。
まあ正規の値段と比べたら半額以下だし、せっかく南極に一番近い場所にいるんだしということで、バツっとカードをきる。
ちなみに、直近のラストミニッツを聞いた時に、最安の3,149USドルのドミ部屋の船があったが、その話を聞いたときは男女別ドミとのことだったけど、昨日上野山荘に1人南極希望の方が来たので、一緒に話を聞きに行くことに(1部屋3ベッドだったので)。
しかし、既にその最安のラストミニッツの船は売り切れ。
ということで、2011/2/8出発の10泊南極ツアーのチケットを購入。
○南極ツアー(ラストミニッツ)費用
Antarctic Dream号 10泊11日 クイーンキャビン:3,500USドル(1人)
●南極のラストミニッツを扱う旅行代理店
今回、ウチらが頼んだのがUshuaia Turismoという代理店。
ウシュアイアには、40社ほど南極ツアー(ラストミニッツ)を扱う会社があり、ツーリストインフォメーションでその旅行会社のリストをもらうことができる。
ただ、すべての会社を聞いて回るのは不可能なので、事前に上野山荘の情報ノートでおすすめの旅行代理店を調べておき、そこを中心に回るのがいいかも。
結局、扱うツアーが異なることはあるが、代理店による値段の違いは無く、船や部屋のグレードによる値段の違いくらい。
ということで、対応の良い会社やオプション(服を貸してくれるとか、クレジットカードの手数料がかからないとか)で選ぶと、Ushuaia Turismoはおすすめ。
かつや
Ushuaia Day 1 ウシュアイアで南極ツアーを探す
ウシュアイアに来た目的は南極に行くこと。
●南極 ラストミニッツ!
南極上陸ツアーに関する情報は、事前にネットで調べたり、南極に行ってきた人に情報を聞くこともできるが、旬な情報はやはり出航地でもあるウシュアイアにあり。
南極上陸ツアーの標準価格としては、100万とか言われているが、ここウシュアイアにはラストミニッツといって直近の南極上陸ツアーを格安で販売する仕組みがある。
早速、ツーリストInfoで南極に行きたいと相談すると、ツアーを取り扱っている旅行代理店を教えてくれた。もらったリストを見ると、その数なんと40社以上。さすがに、これ全部聞きまわることは不可能なので、上野山荘の情報ノートに書いてあったお勧め旅行代理店を5社ほど回ってみる。
2011年2月1日現在、南極上陸ツアーのラストミニッツ価格は、船によって異なるが3,149USドル~3,995USドル。
ツアー(船)による違いは、部屋に窓があるか無いか、2段ベッドのドミ部屋やダブルの部屋か、アルコールが付いているか付いていないかなど、結構違いがある。
事前に聞いたツアー参加者の情報だと、部屋には窓があった方がいい(光が入らないと夜か朝かも分からなくなり体調を崩すから)とか、カナダの船は料理がまずいとか、色々と聞いていたのでその情報も思い出しながら船を選ぶ。
第一候補は、2011/2/8出発のチリの船(Antartic Dream)。
この船は、部屋もダブルで窓有り、食事+ワインまで無料(さすがチリ!)の豪華バージョン。
ただ、値段も1人3,500USドルとなかなか大きな買い物。ん~、なかなか高い。。1日考えて答えを出そう。
ちなみに、旅行代理店を複数者あたるも、船による値段の違いはあっても、同じ船(ツアー)の場合、どの代理店でも同じ値段。値引きをする感じもない。
●免税の町 ウシュアイア
ウシュアイアの町は、免税エリアということもあり、メインの通りSan Martin通りはたくさんのお店が並ぶ。
電化製品やワイン、化粧品など、大きな空港のように免税商品がところ狭しと並んでいる。
とても、”世界最南端の町”という雰囲気ではない・・・けど、町はほのぼのしていていい雰囲気。
San Martin通りにある話題のチュロス屋でチュロスをゲット。
あまりにウマすぎて、行きと帰りで2回食べてしまった。。しかも、2個で5ペソ(約100円)と値段も良心的。
とりあえず南極ツアーについては一晩考えることに。
かつや
Go to Ushuaia 世界最南端の町ウシュアイアへ
リオガジェゴスを朝9時に出発したバスは、いよいよ世界最南端の町ウシュアイアへ向かう。
●国境を越え、ウシュアイアへ
アルゼンチンのリオガジェゴスを出発し、アルゼンチンのウシュアイアに到着する。
しかし、南部パタゴニアはチリとの国境が入り組んでいるため、ウシュアイア行きの幹線道路でどうしてもチリ国境をまたぐことになる。
そのため、バスに乗っていきなりチリ入国カードを手渡されることに。チリ入国では、以前梅干を没収された経験がある。チリ国内へ、野菜や種子、肉などを持ち込んではいけないからだ。
そして、今回はそんなことが無いように、事前に荷物で持っている食べ物類を確認し、準備を整えてきた。今回の懸念は、マテ茶と米。これらは、持ち込んではいけない野菜や種子に該当するのだろうか。
バスは出発して1時間ほどでアルゼンチンを出国。アルゼンチンの出国は、バスの添乗員さんが全員のパスポートを集め、30分程バスの中で待っているとスタンプを押されたパスポートが帰ってくるという楽チンタイプ。
そして、いよいよチリ入国。
荷物を持ってバスを降り、ちゃんとしたチリのイミグレオフィスへ向かう。
出国スタンプの後、いよいよ荷物検査。X線の機械に荷物を通す。何か係員に聞かれるかなと思っていたが、全くのスルー。バスでその日のトランジット入国なので、形式上検査をやるだけなのだろうか。
●海峡を渡り、アルゼンチン入国。そしてウシュアイアへ
車窓に見えるバンパの景色を見ながら、夜でもないのでヒマな時間を過ごす。
そして、南に向かう道は一旦終わる。
ここでフェリーにバスごと乗り込み、マゼラン海峡を渡る。特に、船に乗り換える必要もなく、あっという間に南米の南の果てフエゴ島に上陸。
しばらく未舗装の道をバスが進み、ようやくチリ出国。イミグレオフィスでは、スタンプ ポンの流れ作業。続く、アルゼンチン入国も6,7時間前の出国と同じく、添乗員おまかせタイプ。
リオ・グランデで半分程乗客が降り、日も傾いてきた21時過ぎ。ついに、南の果ての町ウシュアイアへ到着。
移動費用
リオ・ガジェゴスからウシュアイアまでのバス運賃:290ペソ(1人)
●ウシュアイアの安宿「上野山荘」
ウシュアイアに来る日本人の旅人は、ほとんどがここに宿泊するというくらい有名な安宿。
残念ながら、上野山荘を開いたご夫婦はもういらっしゃらないが、最南端にある日本人宿の醸し出す雰囲気はとても良い。
宿の設備としては典型的な日本人宿といった感じで、キッチンや共有スペースなど設備は充実。WiFiはないが、愛犬トゥルーチャと五右衛門風呂が南の果てまで辿り着いた旅人を癒してくれる。
ドミ1泊宿泊費用:40ペソ(2泊以上でそれ以下に)
ウシュアイア 上野山荘への行き方
町中を走っているコレクティーボのB線(バスターミナルの近くだとDeloqui通りを走っている)に乗り、10分ほどで丘を登ったところの住宅地へ入る。鉄塔を目印にコレクティーボを降りると分かりやすい(詳しくは上野山荘オフィシャルHPを参照)。
といっても、バスで夜着くと、コレクティーボを乗るところも降りるところも分かりづらいし、めんどくさいという方にはタクシーがおすすめ。ウシュアイアのタクシーにはちゃんとメーターも着いている(乗る前に念のため確認を)ので、ボラれることも無い。ちなみに、バスターミナルから上野山荘まで16ペソ前後。
かつや