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Go to Varanasi アーグラーからバラナシへ
今日も朝から暑い。45度は超えている。
さて、今日は1日アーグラー観光をして、夜にはバラナシー行きの夜行列車に乗る。
●アホみたいな入場料金のタージマハール
アーグラーに来たからには、まずはタージだ。タージマハルへは、リクシャーに乗り(車だと入れない)移動する。ホテルからは、歩いていけない距離ではないが、気温が歩ける気温ではない。
リクシャーのドライバーは、HIRO。腕に自分の名前のタトゥーを入れた、陽気なおっさんだ。
リクシャーで到着するも、タージマハルの入場料金には驚かされた。タージの入場料金は、インドを象徴している。
○タージマハール入場費用
インド人:10ルピー、外国人:750ルピー
外国人は現地の75倍!こいつらどれだけ外国人から金巻き上げたら気が済むんだ。
タージは確かにきれいな建物だったけど、気温と料金の方が印象深かった。
●アーグラー城へ
続いては、アーグラー城を見に行くも、あきえの具合が悪く、観光はほとんどせず。
バックを預けるために、セキュリティにクロークの場所を聞いたのだが、チップをよこせとのこと。お前らはそれが仕事じゃないの?
こんなやつらばかりだから、この街はいつまでたっても汚いままなのだろう。
●アーグラーの駅に早めに到着も、席が無い!?
夜の電車は21時発くらい。なのに、駅には17時くらいに降ろされた。ドライバーが早く帰りたいからだそうだ。。
さて、ポーターに手伝ってもらい、電車のチェックインを行う。しかし、ポーターから席が1つしかないって言葉が。
ん?席が一つしかない?
確かに、チケットをよく見ると、1人はWLとなっていた。ホントに電車のチケットとかは自分で取らないとダメだ。
インド人に任せちゃだめだ。
インド人ってホントにテキトーだ②。
早速、アショに電話。
「インドのシステムでこういったことはよくある。」とか。
そんなもん知るか。いいから、金かえせ。ふざけるな。
●インド人めんどくさい。。
ということで、この分の費用は返してもらえることになったが、席の確保は自分で車掌と交渉してやるしかない。仕方ないので、その電車に乗るためにしばらく駅で待つ。
構内は禁煙なので、外で煙草を吸っていると、怪しげなインド人に声をかけられた。
世間話をしていると、徐々にその仲間の数が増え、しまいには連れて行かれそうになった。
自分たちでは、マフィアだヤクザだ言っていたが、ハッパか何かを売りつけたかったようだ。
めんどくさ。。
とりあえず、電車は時間通りにアーグラー駅を出発。車掌と交渉するも結局席は1つ。もう、ホントめんどくさい。。クーラーの効きすぎた寒い車内に震えながら、バラナシーへ向かう。
かつや
Go to Agra ジャイプルからアーグラーへ
今日は、ジャイブルの街を車から見つつ(暑いから。。)、アーグラーへ移動。
●たくさんの子供たち
地球の歩き方で観光名所を探すも、どこも同じような感じ。
まあ、お城とか。
アーグラーへの移動途中、高速道路が封鎖されている。
仕方なく、農村を行くも道が車1台分だったりとひどく走りずらそう。
途中、通る村々では子供が手を振ってくる。
このままいけば人口が世界一位になるのもうなずけるくらい、どこにでも子供がいる。
昼食は、高速道路のSA的なところ。
ただ、高くてまずい。
そこにいた仙人のような長老からもらったインドの煙草も激マズ。
●汚い街アーグラー
5時間くらいかけて、ようやくアーグラーへ到着。アーグラーはとても汚い街だ。インド人のシャルマですら、汚すぎるとボヤいていた。
そこらじゅうに、ゴミが落ちており、車でひしめく道は空気もひどい。この状態を国としてどうにかしようとしていないのか不思議。
アーグラーといえば、タージマハール。夜のタージを見に行こうとしたが、「とにかくまっすぐ」と行っていたシャルマの言葉を信じたのがバカだった。
行っても行っても真っ暗で、何もない。後で地図を見ると、全然まっすぐじゃない。
インド人ってホントにテキトーだ①。
かつや
Go to Jaipur デリーからジャイプルへ
インド滞在の日程が少なく、2人揃って体調が優れないため、インド観光はその道のプロにお任せすることにした。昨日、車や電車などの手配をして頂き、今日はデリーからジャイプルへ移動する。
今日は朝8時に、昨日空港から宿まで送ってくれたシャルマさんが迎えに来てくれた。デリーからジャイプルまでは車で5時間くらいかかる長旅だ。
●あきえダウン
昨晩から体調のすぐれなかったあきえは、時間がたつにつれどんどん悪くなっていく。ジャイプルに到着し、レストランで昼食をとるも、一向に回復しない。シャルマさんにお願いし、今日の観光はキャンセルし宿へ早めのチェックインをすることに。
途中、風の宮殿やピンクシティを車窓から眺め、宿に到着。今日の気温は45度くらいあるらしい。車から降りると、まるでサウナの中のように息がつまる感じだ。
チェックインを済ませ、一息ついてから、外でたばこを吸っていると、日本人ですかと声をかけられる。隣の白人の宿泊客は、名古屋で英語の先生をしていたとのこと。アジアだからだろうか。色々な場所で日本語に出会う。
今日は、特に観光には行かず部屋でゆっくりとすることに。
かつや
In New Delhi ほこりっぽい街デリー
デリー一日目は、まずホテル探し。
●とにかく空気が悪く、街中が汚い
1泊目のホテルを出て、地球の歩き方を参考にホテル探しをする。途中、ニューデリー駅前の通りでは、客引きがうざいくらい寄ってくる。しかも、あきえが体を触られたり、ずうっとついて来たりとタチが悪い。ASHOKさんも言っていたが、こういった人たちは相手にせず、無視が一番。
朝から、デリーは暑く、とても埃っぽい。処狭しと走る車の排気ガスに、乾燥した道路脇の土埃。口と鼻をはんかちで抑え、何とか呼吸をすることができるくらいだ。視界もあまりよくなく、遠くの方は白っぽく見えない。コンタクトの目にこの埃はちょっと厳しい。目薬が手放せない感じだ。
しかも、そこらじゅうで鳴り響くクラクションと色んなゴミの散らばる道路に頭がおかしくなりそうだ。タイであった欧米人が「日本は美しい国だ」と言っていたのが分かる気がした。
●今日の宿が決定
1軒目は、メインバザールからちょっと離れたところ。部屋をチェックしたところ、悪くもなかったが遠いのでパス。その後、メインバザールへ戻り2、3軒チェックする。ニューデリー駅からちょっと離れた、メインバザールの「Cottage Crown Plaza」に決定。
水回りもきれいだし、WiFiも使える。しかも、A/C付きで涼しい。料金はちょっと上がって、1泊900ルピー。
その後、ASHOKさんの経営するClub India Cafeへ行き、昨日の分の支払いと、明日以降の日程について相談させてもらった。
決まった日程は、25日デリー→ジャイプル 26日ジャイプル→アーグラー 27日アーグラー→バラナシー 28日バラナシー 29日バラナシー→デリー。インド滞在の日程を伸ばそうと、JALのデリーオフィスに電話してもらうも、5/10まで空席は無しとのこと。なので、北の4都市を巡るプランで決定。
宿や車、電車などを手配して頂き、1人200ドル也。
●体調がすぐれない中オールドデリーへ
その後、宿に戻り一旦休憩。
デリー行きの飛行機の中で風邪をうつされたのか(すごく調子の悪そうな人が近くにいた)、2人して体調がすぐれない。ちょっと仮眠の後、近くのレストランでタンドリーチキンとカレーを食べ、その後オールドデリーへ。
地下鉄の乗り方はASHOKさんに教えてもらったから大丈夫。
メインバザール通りのASHRAM MARG駅からCHANDNI CHOWK駅まで15ルピーくらいを窓口で支払い、コインの形をしたチケットをもらう。改札の前では、空港と同じセキュリティチェック(金属探知のゲートや手荷物のX線検査)を受け、なんとか正しい電車に乗車。車両はとても新しく、エアコンも聞いている。地下鉄自体ができたのが新しいのだろう。日本と同じような感じだ。
オールドデリーでは、屋台が立ち並ぶ。特に、ほしいものは売っていなかったので、チャイだけ飲み、帰ることに。途中、妹が日本語の教師をやっていて(か、日本人にタイ語を教えててか忘れた)、困っていたら助けるよと声をかけられたが、怪しかったのでちょっと話してスルー。
その後、メインバザールへ帰り、調子の悪い2人は早めに就寝となりました。
●ニューデリーの安宿「Cottage Crown Plaza」
メインバザールにある安宿。設備も比較的きれいで、WiFiも無料で使える。クーラー付きの部屋も有り快適。
宿泊費用:ダブル1泊1室 900ルピー
かつや
Go to India タイ すごくいい国でした。後ろ髪ひかれる思いでインドへ
ハッピーハウス近くの屋台で、軽い朝ご飯。マンゴーシェイクも頼み、暑さをしのぐ。
●バイバイ、タイ。すごくいい国でした
あきえは、午前中のうちにタイマッサージをもう一度受け、午後13時の空港行きのAir Port Bus(ハイエースのバン)でスワンナプーム国際空港へ。
チェックインを済ませ、昼食をどこで取るかレストランを散策する。空港の物価はものすごく高い。タオ島も高かった(バンコクの2倍くらい)が、空港はもっと高い(バンコクの3倍くらい)。足元見すぎ。
今日は、17時25分のフライトでデリーへ行くが、その前にデリーからロンドンへのチケットの日程変更をしたかったので、早めに空港へ来た。ところが、JALのカウンターがクローズだ。フライトのある18時までは誰もいない状態らしい。
また、ブリティッシュエアウェイズのカウンターに行くも、デリーの空港じゃないと変えられないとのこと。しかたなく、日本のJAL国際線予約センターに高い金払って国際電話するも、何分たってもつながらない。ちなみに、さくらラウンジもクローズしていた。ワンワールドチケット失敗したかな。。
仕方なく、変更をあきらめ、バーガーキングで昼食を済ませ、搭乗ゲートへ向かう。またしても、インターネット端末があったので(今度は有料、1分1バーツとか)、メールをチェック。デリーで、名前を書いたカードを持ったドライバーが待っているとのこと。
その後、搭乗しデリーへ向けて出発。タイ、ホントいい国でした。なんといっても人柄が良い。さすがほほえみの国タイ。
●夜のインドへ到着!
定刻どおり飛行機は、インディラガンディー国際空港へ到着。イミグレで入国ビザにスタンプが押され、第2ヶ国目インドへ入国。預けた荷物の回収やExchengを行い、空港出口へ。
問題なく、ドライバーさんと会え、1泊目のホテルへ向かって車を走らせてくれた。空港出口では、ものすごい量の客引きがいた。しかも、タイと違って人々がギラギラしている。ちょっとだけ雰囲気も怖い感じで、1泊目は確保した方がいいよというアドバイスもわかる気がする。
また、インドの交通事情はとても劣悪なようだ。
常に四方八方クラクションは鳴りっぱなし。車線もあるような無いようなで、車がひしめき合っている。
1泊目の宿は、ニューデリー駅近くのメインバザール周辺。メインバザールでは、大規模な工事をしているため、道がものすごく悪い。何やら、道幅を確保するために、せり出した建物を政府が強制排除するらしい。1週間の猶予が与えられ、人々は自分たちでせり出した部分の解体を行っている。
途中、オーナーのASHOKさんも合流し、宿へ連れて行ってくれた。
裏路地を進んでいき、ホテルの人とやり取りをしている。何か所かホテルを連れていかれ(部屋が埋まっているため、系列の店舗へ)、ようやくチェックインとなる。確かに、右も左もわからないインドの1泊目(夜の到着だし)は、自分たちだけだと不安でいっぱいだっただろう。
1泊500ルピーなだけあって、宿はかなりボロイ。特に水回りは何年も掃除していないじゃないかって思うくらい。明日は、ホテル探しから始めないと。
●ニューデリーの安宿「White Castle」
メインバザールにある安宿。ニューデリー駅近くの路地裏で、雰囲気はあまり良くなく、設備もボロイし、清潔とは言いがたい。寝るだけの宿。
宿泊費用:ダブル1泊1室 500ルピー
かつや
Back to bangkok 1日がかりでタオからバンコクへ移動
朝9時くらいにビッグブルーを出発。ユタカさんも見送りに来てくれて、しばらく港で船の出向を待つ。
その後、他のお客さんの迎えがあるため、ユタカさんとはここでお別れ。しかし、朝、スタッフもばたばたしていたせいか、昨日のファンダイブの費用をすっかり払い忘れており、ユタカさんが再び登場。2人分の3,000バーツを支払う。
●カオサンでインド行きの準備
そこからは、船で移動(行きの船とくらべて快適!)し、チュンポン港で軽い昼食。そこからバスに揺られてバンコクへ。途中、道の駅的なところにより、バンコクへ到着したのが19時くらい。インドの空港送迎等やり取りがしたかったので、今日もネットが使えるハッピーハウスへ宿泊。
なのに、ネットが使えない。。WiFiの調子が悪いようだ。フロントに聞いても明日にならないとわからないとのこと。他の宿泊客も困っていた。まあ、使えないならしょうがない。カオサンのインターネットショップへ行き(1分0.5バーツ)、メールをチェック。問題なく、予約は成立した。
今回、デリー一泊目の宿と空港送迎をお願いしたのは「CLUB INDIA TOURS」。
インドの1泊目と空港送迎は事前に確保した方がいいと、地球の歩き方にも書いてあるし、以前世界一周をしたBigBlueの佐藤さんも言っていた。CLUB INDIA TOURSのオーナーASHOKさんは、日本語が堪能。また、空港送迎+1泊目の宿 2人分で3,000円と安い。
今夜がタイで過ごす最後の夜だ。とはいっても、いつもと変わりなく、近くのセブンで水を買ったり、洗濯をしたりで夜はふけていくのでした。
かつや
Open water day 4 感動のライセンス授与式
今日は早朝集合で、1日かけてのOne day tripでのダイビング。
●オープンウォーターの限界深度へ
6時45分にはボートに乗り、昨日と同じダイビングボート「BANZAI号」へ乗船。2時間程、沖へ進み1本目のダイビングスポット「Sail Rock」へ到着。早速、器材のセッティング、チェックを済ませいよいよエントリー。
今日は、オープンウォーターの最大深度18mまで潜水する。
大きな岩に海流が当たりプランクトンが多く発生するこのスポットは、多くの魚が生息し、ダイビングスポットであると同時に、地元の漁場にもなっているという。なるほど、潜ってみるとたくさんの魚が泳いでいる。普段、船の上などで見ている海とは大きく違い、3次元の水中ではところ狭しと本当にたくさんの魚が泳いでいる。
オープンウォーターの限界18mでは、今日のスポットの海底までたどり着くことができず、すごくもどかしいが、18mより浅瀬を泳ぐ魚や岩に張り付いて生息する生物を観察して楽しむ。また、深く行けば行くほど透明度は下がり、色も全体的に青っぽくなるので、浅いところの方が海の中はきれいに見える。
ただ、底が続く限り、もっと潜ってみたい、下まで行ってみたいと思うのは非常に不思議だ。高い山を登ったり、深海を潜る冒険家の気持ちがちょっとだけ分かった気がする。
●海中でのライセンス授与式
さて、約40分間の1本目を終え、しばし休憩の後、2本目を潜る。
このダイブでオープンウォーターの講習は終了する。2人とも問題なく残りの実技をこなし、しばらく海の中を楽しむことに。もう、これで4本目のダイブともなるとちょっとだけ余裕が出てくる。
インストラクターのアスカさんも、それほど2人を構わなくても良くなり、すっかり海の中を楽しんでいる。インストラクターともなると、毎日毎日これまで何百本と潜ってきたはずなのに、それでもこの1本もすごく楽しそうだ。逆に、「今日は学科で潜れない」なんて日はホントに嫌だという。
海の中で、この魚はバラクーダだよとか、ヤドカリがいるよなど色々と教えて頂くと、海の生物に興味が沸いてくる。インストラクターのみなさんは魚がすごく好きだ。また、海の中で自由に体を操り、遠くから見るとまるで空を飛んでいるよう。太陽の光が降り注ぐ海中で飛ぶインストラクターは、まるで風使いのナウシカのように見えた。
いよいよ、オープンウォーターの講習最後の安全停止。3分間、その水深で漂い、浮上のサインが。
すると、途中一旦止まってとサインが。なんと、海中でオープンウォーターのライセンス授与式を行うという。「祝!オープンウォーター」のサインボードと共に、ライセンスカードを1人1人頂く。海の中で、Cカードを頂けるなんてすごく素敵な演出。
●初!Fun Dive
晴れてOW DIVERとなり、次は純粋にダイビングを楽しむFun Diveを行う。
昼食をとりながら、次のダイビングスポットへ移動を行う。2時間くらいかけて移動を行う予定だったが、1時間くらいで急に船が止まった。
どうやら、シークレットダイビングスポットとのことで(普段はここのブイは見つけらず、波も高く透明度も悪いため)、インストラクター達で海中のチェックを行っていた。シュノーケリングでチェックを行った結果、問題ないとのことで、急きょポイントを変更しこの「Sam Ran Pinacle」というスポットで潜ることに。
周辺は漁場にもなっているこのポイントは、ホントに魚が多く泳いでいてとても気持ちがいい。
今日は珍しく透明度も高いとのことで、色々な魚を見ることができた。また、大きな岩の周辺には、魚だけでなく、ヤドカリやウニなどの生物もたくさんいる。この海は生命に満ち溢れている。
50分ちょっと潜り、浮上する。楽しい時間はあっという間に過ぎ、今回のタオ島でのダイビングが終了する。
タオ島最後の夕食は、海辺のレストランでレッドスナッパーという魚とチキンを堪能する。
夜の海はまた神秘的で、空には満天の星空。タオ島、すごく素敵なところでした。
かつや
Open water day 3 アジの大群と泳ぐ
今日は午後からいよいよ本格的な水深でダイビングだ。
朝ご飯は軽めにセブンでパンを買い、海辺の席でもう強くなってきている朝の陽ざしを浴びながら、メロン味じゃないメロンパンみたいなパンを食べる。
●タイのネット環境は問題なし
午後の潜水に備えて、午前中はゆっくりと過ごす。次の国、インドの情報を調べたり、自分のお金の状況を確認したりする。保有する株から、国際キャッシュカードから、日本で使っていたメインバンクからすべてがネットで見れるってホントに便利。
そういえば、タイに来てからネット環境に困ったことはない。
街中には、ネットのお店はいたるところにあるし、泊まった宿も今のところすべての宿で使える。逆に、日本ではどうなんだろう。もちろん、ホテルなどでは使えると思うが、日中外国人観光客がプラッと使えるような環境にはなっているのだろうか。
観光客にとっては、漫喫って敷居が高そうだし。まあ、帰国したらそんな視点で街を見ることになるだろう。
●いきなりの停電とダイビング1本目
さて、今回タオ島で泊まっているダイビング施設の宿はボロい。一泊2人で200バーツ(日本円で600円くらい)と格安のため仕方がないが、初日は蚊が大量発生であきえが集中砲火を浴びるし、次の日はシャワールームの排水が詰まるし、今日は日中いきなり停電。しばらく我慢し汗の水たまりを作りつつ本日のプログラムが始まる時間に。
まずは、自分の器材を確保し、小さなボートで沖に停泊しているダイビングボートまで向かう。小さなボートに乗り込む際の、浅瀬の海水はまるでお風呂のお湯のような水温でびっくり。海の水がこうなってしまうくらい暑いとは。
小さなボートで5分程進むと、ダイビングボートへ到着。意外と大きな船で、1階が器材のセッティング場所、2階が休憩スペース、3階が日焼けスペースとなっている。小さなボートに15人ほどのダイバー×2隻だったので、30人くらいのダイバーが乗り込みダイビングスポットへ向かう。
最初のダイビングスポットはタオ島のTWINSというスポット。早速、昨日習った手順(まだ慣れていないので先生のレクチャー付き)で器材のセッティング、バディチェックを済ませ、いよいよダイビングボートからのエントリー。
エントリー方法をその場で習い、海へ飛び込む。
問題なくエントリーが完了し、BCという体に付けた浮き具へ空気を入れる。海面に浮かびながら、海中を覗き込むと、今日は昨日と比べとてつもなく深い。しかし、底までくっきりと見えるくらい透明度が高く、ホントにきれいな海だ。魚もそこらじゅうで泳いでいる。
先生+2人が揃ったところで、潜水開始。
ロープに捕まって少しずつ降りていく。途中の耳抜きを忘れずに、どんどん深く潜っていく。
しばらくすると海底に到着。1本目のダイビングでは水深12mだそうだ。今日はいつもにもまして透明度が高いらしく遠くまでばっちり見える。
昨日習った中性浮力を保ちつつしばし海底散歩。重力から解放され、周りを魚が泳ぎまわり、色々な生物が暮らす地底を眺める。まるで空を飛んでいるような錯覚を覚える。途中、TWINSのポイントで大事にされているクマノミの親子を眺め、あっという間に浮上する時間に。ゆっくりと水深が上がり、安全停止を3分間行い、無事なんともなく海面へ浮上完了。
●いきなりの実技テストとダイビング2本目
と、そこでいきなりスイミングテストと宣告される。
生身の人間の体一つだと、泳ぐのはこんなに疲れるなんて、ダイビング器材ってすごいと実感。2人でダイビングボートを2周し、テスト終了。
その後は、船の上で、バナナやクッキーを食べ体を休めつつ、船は次のダイビングスポット Mango Bayへ。
こちらのスポットでは、何といってもホソヒラアジというきれいなアジの大群が見ものだそうだ。
エントリーを済ませ、途中昨日の実技の振り返りを行い、バラクーダなど様々な魚を見つつ、いよいよアジの大群が生息する場所へ。アジの大群と一緒に泳ぐ感覚はホントに感動。上下左右アジの群れ。群れと一緒に泳ぐと、魚になった気分を味わえる。
感動の余韻に浸りながら、浮上の体制へ。楽しい時間はあっという間に過ぎ、帰りのボートで初めてのダイビングログを付ける。
早速、明日のプログラムを半日から1日へ変更し、今日のダイビングは終了。
●タオ島の野良犬は飼い犬
その後は、先生+日本人ダイバー達と近くのお店(たまたま昨日と同じ!)で夕食を済ませ、あきえの蚊に刺されたところを治す薬を薬局で購入し、宿へ帰る。
タオ島では、犬がそこらじゅううろうろしているが、実は全部飼い犬だそうだ。
島へ初めて来た医者も獣医だったというくらい、この島に住む人は犬をこよなく愛している。一時期、犬が増えすぎて、毒だんごをばらまく政策をとった時期もあるらしいが、今は避妊手術や狂犬病の注射など無料で受けられるようになり、犬の数も安定したようだ。良かった。
しばらく夜の海岸線を二人で散策し、明日は早い(6時45分集合!)ので早めに寝ることに。
今日は、レストランのダンスミュージックと、しきりにカモン!とはしゃぎながら部屋の前を行き来する外人が眠りに付くBGM。。
かつや
Open water day 2 魚になった瞬間
今日は朝8時から授業開始。昼間の酷暑とはうってかわって、朝のタオ島は風が気持ちいい。
●減圧症を学ぶ
朝ご飯はセブンのコーヒー牛乳風の飲み物で済ませ、昨日の続きの学科を行う。
昨日は、ダイビング器材の名称や仕組み、そして使い方を学んだが、今日はもぐり方やダイビングの計画の立て方など後半を学んだ。
減圧症というのは、深いところに長時間いることで、高い圧力で窒素を吸い込み(通常の空気がタンクに入っているため、7割は窒素)、浮上の際環境圧が下がることで、体に溶け込んでいた窒素が気泡となり、色々なところの血管を詰まらせてしまう症状らしい。
最悪の場合は、脳の血管を詰まられてしまうものらしいが、もちろんダイビングではそうならないように、きちんとした浮上方法や計画の立て方がある(詳しく知りたい方はライセンスをとりましょう)。
その計画の立て方に使うメソッドが、かつて米軍で使われていた残留窒素を計算するシートを使う方法だ。
3つのシートを使い、潜る水深とそこにいた時間でどのくらい窒素が体内に溜り、その後休憩でどのくらい抜け、次の潜水でどれくらい潜っていられるかというようなことが簡単に分かるようになっている。
今や全世界のダイビングのスタンダードになっているってことがすごい。このシステムを考えた人は、使う人のことを考えできる限りわかりやすくしたのだろう。
それもあってか、不完全な部分もあり、今はダイビングコンピュータにその座を譲っている部分もあるそうだ。
●無事、学科のテストで合格
さて、残りの地球環境などの話も終えたところで、いきなりテスト!
最終日にやるもんだとばかり思っていたので、多少不安だったが、無事2人で合格できた。これで、学科試験は終了。
あとは楽しみの実践練習だ。
近くのタイフードのお店で昼食を取り、海辺のレストランで待つことに。昨日とはうって変わって潮がだいぶ引いている。普通、潮の干満は1日2回だが、タオ島では1回だけだそうだ。だから、昨日の今くらいが満潮だと、今日は干潮みたいな感じ。とても不思議。
●重力から開放され魚の気分を味わう
実践にあたって、まずは昨日学科で習った器材について、実際にレクチャーを受けながらセッティングをする。初めての操作に四苦八苦しながらも、無事セッティング完了。セッティング終了後、タオ島に来て20発は蚊に刺されたあきえが傷(?)の手当をし、いざ海へエントリー!
初めは、レギュレーターで息を吸うところから、マスククリアなど簡単な実践を浅瀬で受け、その後いよいよ海のちょっと深いところへ。
水深2mくらいのところまで泳いでいくのだが、そこでいきなりきれいなサンゴや色とりどりの魚がいたるところで戯れている。海の中ってほんとにきれい。
さあ、次の実践練習は浮力の調整だ。BCという身に付けた器材で浮きもせず沈みもしないちょうどいい感じにし、後は人間の肺という器材以外の浮き袋で浮いたり沈んだりする練習。
人間の肺って大きな浮き袋だんだなと初めて実感する。なんとかその技を2人でマスターし、辺りを泳いでみることに。大きなサンゴやウニ、ナマコなど、魚以外の海洋生物もたくさんいる。これから先、もっと深いところでは、どんな世界が待っているのだろう。
ふわふわと浮く感覚、自分の呼吸で浮き沈みを調整する重力から解放された別世界で、魚の気分をしばし味わうことができた。今日の海の中でのレッスンがすべて終了し、海から上がってからは重い器材で改めて重力を感じ、器材を洗ったら本日は終了。
●タオ島でとんかつを食べてみる
その後、一通り身の回りをきれいにしてから、街へ出て夕食へ。
今日の夕食は、「とんかつ」。しかも、味噌汁まで付いてくるといううれしい演出。とんかつも味噌汁も、若干日本とは違う味だが、タイ風味の日本食もおいしい。ちなみに、あきえはビビンバを注文。おとといも食べたお店だが、おとといはタイの東北地方のイサン料理と、タイカレー、そしてお店のおやっさんはミャンマー人。不思議なお店だ。
さて、そろそろタイともお別れをする日が近づいている。次に訪れる国インドのことを調べつつ、明日の潜水に備え、今日はちょっとだけ涼しいタオ島の夜を楽しむ。
かつや