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Go to petra アカバからペトラへ移動
1泊だけしたアカバを後にし、今日はペトラへ向かう。
●アカバのナッツには要注意
その前にアカバでヨルダンディナールを調達しておかねば。
近くの銀行へ行ってみるが混んでいたため、両替商で手持ちのエジプトポンドをヨルダンディナールへ両替する。港の両替所よりもレートは良く、1JD=8LEで小銭も全てレート通りに変えてくれた。
加えて銀行のATMで現金を引き出し、アカバのナッツを買ったら準備完了。
アカバはナッツが有名ということは知っていたが、まさかここまで美味しいとは。何気なく試食したが最後、400gを3JDで購入してしまった。日本では食べたことない、ナッツのバーベキュー味。これはうまい。
●アカバからペトラへはバスで移動
その足で、ペトラ行きのバスが出るアカバのバスターミナル(ムジャンマ)へ。もちろん、時刻表もバスの番号も無いが、ムジャンマに着くなり客引きのおじさんが声をかけてくるので、直ぐにバスに乗ることができた。
アカバからペトラまで1人5JD(荷物込み)とちょっと高かったので、値切りにかかったが、おじさんは一歩も引かず。
タクシーと違い、複数の供給がある訳ではないのが需要側からすると弱い。
ムジャンマに何台か止まっているペトラ行きのバスに端から客を乗せていき、席が埋まった段階で発車するからだ。
仕方なく5JDでバスに乗り込む。
○アカバからペトラへの行き方
アカバ中心部のムジャンマからペトラ行きのバスが出ています。マイクロバスタイプのバスは直ぐに乗客で一杯になるので、待ち時間はそんなに無く出発します。
アカバからペトラへの移動費用:5JD(荷物台込み)
●暑苦しいバスでペトラへ到着
バスはきれいだったが、日本でいうマイクロバスタイプのバスなので結構狭い。しかも、なぜか途中でエアコンがOFF。横の席のおじさんもでかくてなおさら暑い。
アカバからペトラまで2時間半ほどバスに揺られ、15時くらいにペトラのワディ・ムーサに到着。ちょうど歩き方で目を付けていたホテルの客引きが車で来ていたので、バスの終点からホテルの車でそのホテルまで行く。
●ヨルダンの物価は以外と高いか
ドミの安宿なのに、2人2泊で47JDとヨルダンの物価は思いの外安く無い(今日の昼と、朝夕付きだけど)。宿近くの商店でも日本円換算でコーラが100円する。エジプトの物価が懐かしい。
ヨルダン滞在の目的はペトラ遺跡なので、ペトラの安宿は夕食、朝食付きを選択。また、この宿はペトラ遺跡までの無料送迎も付いているため便利。
夕食はビュッフェ形式でヨルダン料理を満喫。久しぶりに米が食べられて良かった。
明日は早いので、宿からのペトラの街の夜景を楽しみながら今日は早めに就寝。
●ペトラの安宿「Valentine inn」
アカバからのバスの終点にホテルの客引きが来ています(車に「Valentine inn」と書いてある)。12ベッドくらいの大きなドミ部屋内に水回りがあり、設備に問題無し。部屋に電源が少ないのは不便かも。
朝食と夕食付きを選べ、ビュッフェ形式の夕食はおすすめ。ホテルからのペトラの街の夜景もきれい。
宿泊費用 ドミ1泊1名: 11JD(朝食・夕食付き)
かつや
Go to Aqaba エジプトのダハブからヨルダンのアカバへ移動
海の近くは蚊が多い。
●今日がエジプト最終日
1泊だけしたDeepBlueの宿は窓全開の扇風機タイプなので、夜ベッドに着くなり蚊が全身を襲ってくる。暑いのとかゆいので昨日はなかなか眠れなかった。
シーツにくるまり何とか眠れたが、朝起きると体中集中砲火を浴びた後が。。眠い目をこすりながら荷物をまとめる。
長かったエジプトも今日が最終日。
朝9時半くらいにお世話になったZENさんとお別れし、タクシーでダハブの街からバスターミナルへ(タクシー代 1人5LE)。バスターミナルの窓口のおじさんからダハブからヌエバア行きのバスチケットを買い、10時半発車のバスを待つ。
もちろんここはエジプト。出発時間になってもバスは来ず、30分遅れ(なかなかいいタイム!)でバスは発車。
○ダハブからヌエバアへの行き方
ダハブの街中からバスターミナルまでは距離があるのでタクシーが便利。ダハブの街の車が入れなくなる場所でタクシーが客待ちをしているが、そこはふっかけてくるので、大通りまで歩いてそこで流しを拾うのが無難。
ダハブのバスターミナルで窓口のおじさんからヌエバア行きのバスチケットを買えば、後はバスが時間通りに来るのを祈るだけ。
ダハブからヌエバアまでのバス移動費用:11LE(1人)
●なかなか面倒なヌエバアの港
13時前にヌエバアへ到着。港入り口手前のチケットオフィスでアカバ行きのフェリーチケットを買い、近くのレストランで最後のエジプト料理を食べる。ターメイヤのサンドイッチがうまかった。
フェリーに乗るまでに何ヶ所かでパスポートチェックを受け(港に入る所で荷物検索やチケットチェック→左の建物内で出国手続き→そこからシャトルバスでフェリー乗り場へ→フェリー入り口でパスポートチェック→フェリーに乗りチケットチェック。。いろいろめんどくさい)、ようやくフェリーへ乗船。
○ヌエバアからアカバへの行き方
ヌエバア港入り口手前にフェリーのチケットオフィス有り。ちょっと場所が分かりづらいので、フェリー乗り場入り口の守衛さんに聞くと良いかも。チケットを買ったら、港へ入り、色々と手続きを。。
ヌエバアからアカバへのフェリー移動費用:400LE(1人)
●船が出ない。。
フェリーは中も広く快適だ。
ヌエバアの港に停泊中にフェリー内でヨルダンの入国手続きを行うう。他の外国人はパスポートを預かられ引換え券のようなものをもらっていたが、日本人はその場でパスポートにスタンプが押され、直ぐに返してくれた(現地の人と同様の手続き)。さすが、世界最強の旅券。
第10ヶ国目ヨルダンへ入国!
ただ、しばらくたっても船は出ない。そう、ここはまだエジプト。
14:00発のフェリーは17:15にようやく港を離れる。
バイバイ、エジプト。約1ヵ月と長くいてしまったが、とても素敵な国でした。
3時間以上遅れて出発したヌエバアからアカバへのフェリーは、21時くらいにようやく接岸。港に着いたはいいが、今度はなかなか降りられない。
ゆったりと作業を進める様子を船の上から眺めること30分。ようやく降船開始。フェリーを降りて、シャトルバスに乗り港出口の建物へ。
●ここでも日本人には友好的
到着ロビーで手持ちのエジプトポンドをちょっとだけ両替し(港のレートはあまり良くなさそうなので)、荷物検査の列に並ぶ。
X線を通した後、現地の人達は荷物を全部開け係員がチェックをしていたが、ここでも日本人は特別待遇。
Well come to Jordan. とにこやかに言われただけで行っていいよと。
外ではタクシーの客引きがいつもの通り声をかけてくる。街までの料金は5JDからスタート。何人か客引きを断り続け、最後の1台が3JDまで下がったところで交渉成立(港付近は真っ暗だし、これで最後の一台という状態で内心不安だったけど。。)。
アカバの街へ着き、歩き方でチェックしていた安宿へ。
アカバはゆったりとしていていい感じの港町だ。
●アカバの安宿「ペトラホテル」
アカバは1泊だけの予定だし、とにかく安いところを探す。フェリーが着いたのが夜だったのもあり、歩き方に載っていた安宿に決定。
「ペトラホテル」は、典型的な安宿。いい感じに設備もボロく、清潔とはいい難い感じ。スタッフの対応は良いので、まあ、寝るだけなら問題無し(階段がちょっときついかな)。
宿泊費用 ダブル1泊: 10JD
かつや
Light house in Dahab ダハブ最後のダイビングはライトハウス
ダハブ滞在も実質今日が最終日。
●ダハブ最後の夜はDeep Blueで
リゾートな感じの中級ホテルの朝食を済ませ、ホテルをチェックアウト。このホテルはエジプト人が多く、今日もたくさんのグループが来るそうで、宿泊の延長はできず。
そのため、今日はDeep Blueのドミに1泊させてもらうことに。
荷物をまとめ、Deep Blueにチェックイン。
●ダハブ最後のダイビング
今日は午後から潜れるそうなので、早速器材のセッティングを済ませ、Deepのオンボロジープに乗り込む。
近くのダイブサイト「ライトハウス」でダハブ最後のダイビングを楽しむ。
約40分のファンダイブはあっという間に終了。
たくさんの魚や色とりどりの珊瑚などとても綺麗でした。
○Deep Blueファンダイブ費用(1本): 114LE(1人)
●ダハブいい所でした
Deep Blueに泊まる世界旅行者達と最後のシェア飯を楽しみ、外でダンスミュージックのかかるリゾート地ダハブの夜を思い思い過ごす。
もっと潜っていたかったけど、明日はヨルダンへ行く。
ダハブ、ホントにいい所でした。海の中の無重力感はやっぱりたまらない。
●ダハブの安宿「Deep Blue」
ダイビングショップDeep Blueが運営する日本人宿。基本的にはDeep Blueでダイビングをしていないと泊まれない。設備はいい感じにボロい典型的な安宿だが、キッチンやWiFiが無料で使え便利。シュノーケリングのマスクやフィンなど無料で貸してもらえる。
宿泊費用 ドミ1人1泊: 12EL
かつや
Mount Sinai シナイ山でご来光
シナイ山の登山を始めてすぐ、いきなりガイドにおいていかれた。
●夜中のシナイ山で道に迷う
辺りは真っ暗。ライトを持ってきたので歩くのは問題ないが、道が分からない。
二手に分かれた道を左に進むと、何やら下に向かって行く。道を間違えた。分かれ道まで戻り、右に行くとガイドとウチらのグループが待っていてくれた。
おいていかれないよう頑張って歩こう。
歩き始めて1時間。まだまだ登りの坂はなだらかだ。所どころある休憩所で休みながら山頂を目指す。
●シナイ山の山頂へ到着
2時間くらい歩いた所で、ラクダ引きは姿を消し、いよいよ最後のきつい階段へ。
30分くらいかけて、階段を登りきる。
もう辺りは白んできた。
山頂ではご来光を拝むための場所どり争いだ。ゆっくり登ったため、いい場所は取られている。
何とか座れる岩の一部を確保し、日の出を待つ。
韓国人のグループやヨーロッパの人達が、それぞれの国の言葉で讃美歌を歌い出す。クリスチャンにとってここは神聖な場所だ。
山頂に着くまでの登山の途中はTシャツで十分だったが、頂上で待っていると汗が冷える。それほど風も強くなく、思っていたほどではないがちょっとだけ寒い。上着を持ってきて良かった。
●シナイ山のご来光。素敵な瞬間
6時くらいから日が昇りだす。
周辺の山々は草木が一本も生えてなく、そんな生命を感じない山肌を照らす生まれたての太陽の赤い光はとても美しい。
ご来光に目を輝かせる人々、一眼レフのシャッターをまばたきも忘れ切る人々、朝日に目を向けずひたすら聖書を読む人々、人それぞれ神聖な場所で様々な想いを巡らす。世界の平和を感じる素敵な瞬間だ。
辺りはすっかり明るくなり、さっきまで赤く見えていた太陽も昇っていくにつれていつもの見慣れた姿に。そろそろ下山しないと。
もちろんガイドはどこかにいってしまったので、2人で来た道を戻る。
ご来光を未終えた人々の列について行き、なんとなく下山完了。
●St.カトリーナを見学し、ダハブへ戻る
St.カトリーナの前で開門を待つ。
9時の開門と同時にSt.カトリーナの中へ。
たくさんのクリスチャンが当時の状況に想いを馳せ、お参りをしていく。ここもとても神聖な場所だ。
ギュウギュウのハイエースでシナイ山からダハブへ戻る。
夜通しの登山はやっぱり眠い。ダハブに戻り、ちょっとホテルで一服してからDeep Blueへ。
○シナイ山ツアー費用:100EL(1人)
今泊まっているホテルで申込み。深夜にホテルでピックアップしシナイ山へ送迎。ガイドを先頭にシナイ山のご来光を拝み、下山後St.カトリーナへ参拝。ホテルへの帰りの送迎といった流れのツアー。上記費用はこれら全て込みの値段。
●ダハブの海と親子丼
シュノーケリングのマスクを借りて海へ出る。
マシュラバリーフをシュノーケリングで楽しもうと思ったが、今日はちょっと海が荒れている。紅海は塩分濃度が高く、体が浮くため泳ぐのがとても楽。ただ、波もあるので、あまり遠くにはいかず魚をちょっとだけ見て戻ることに。
改装がほぼ終ったDeep Blueはお客さんも増えていて、今日は大勢でシェア飯。久しぶりの親子丼おいしかった。
ただ、さすがに眠い。
ホテルへ早目に戻り、大量の洗濯物を片付け深い眠りに着く。
シナイ山の朝日はホントにきれいだった。世界にはこの目で見ておかなければいけない景色がまだまだある。
かつや
Go to Mount Sinai シナイ山登山開始
今日は夜出発でシナイ山に登る。
●いきなり昼間からはなかなか寝れない
ホテルで1人100LEのご来光ツアーに申し込み、夜に備えてゆっくり過ごす。
今夜は寝ずに登山なので、まだ明るいうちに寝ておかねば。とは言っても、いきなり昼間からはなかなか寝られない。今後の調べごとやプールでひと泳ぎなどをし、夕方から仮眠。
夜23時くらいに浅い眠りから覚め、0時の迎えを待つ。事前に交渉しておいた朝食をホテルの人から受け取り、0時ちょっと過ぎに来たバスに乗り込む。
●夜中の2時半からシナイ山登山開始
相変わらずギュウギュウのハイエース。いくつかのチェックポイントを通り2時過ぎにシナイ山のふもとに到着。
現地ガイド込みのツアーでウチらのダハブグループは15名。そこにガイド1人。
2時半くらいから山を登り始める。
山頂は寒いらしいが、ふもとはまだまだ暑い。Tシャツでも汗をかく。水を大量に持ってきて良かった。
シナイ山は星がとても綺麗。シナイ山から見る七夕の夜の天の川は格別だ。
かつや
IN Dahab ダハブ滞在の目的はダイビングとシナイ山登山
●ダハブの街を散策
ただ今日はダイビング明けなので、高度の高い所へは行けない。
なので、今日は1日ダハブ内をブラブラする。ただ、ここはエジプト。結構暑い。
今回のホテルはプール付きなので、暑くなったらホテルへ戻り、プールでクールダウン。ん〜、リゾートな暮し。とは言っても一泊2千円。
午後、もう一つの日本人インストラクターのいるダイブショップ、セブンヘブンへ。
改装工事中のディープブルーと違っていい雰囲気。インストラクターのお兄さんも海の感じがして爽やか。
アドバンスで水中撮影の講習がなかったので、それだけのコースがあるかどうか尋ねる。175ドルと結構高いので検討。
●アドバンスのライセンス手続き
その後、ディープブルーでアドバンス終了の手続きをする。今回はPADIのライセンスを取得したのだが、タイでSSIのオープンを取った時のようにその場でライセンスカードをもらえず。1ヶ月後に郵送らしい。不便。
今日の夜も昨日の鶏肉の残りがあるので、ディープブルーでシェア飯。ただ、夕方ディープブルーに向かうと何やらガス台が壊れてしまったらしい。
仕方なく、みんなで外に食べに行く。
●格安のマシュラバビューのレストラン
ダハブに長いこといるディープブルーの宿泊者が20LEで食べれるところを教えてくれた。
この辺のレストランはほとんど同じ感じの料理だが、フルコースでこの間2人で110LEだった。今回のレストランは、フルコース+シーシャで1人20LE。知らないと損をする世界、そうここはエジプト。
行きつけの店でちょろっと交渉(もちろんメニューを見ると1人50〜60LEくらいかかるようだ)。すんなり、1人20LEでアイスとジュースまで付けてくれる。
フルコース+シーシャもおいしく、マシュラバビューも、店内の猫もいい感じ。20LEでこれは安い。
そう。ここはエジプト。ボラれないようにね。
かつや
Diving In Dahab Day 2 エジプトのダハブでアドバンスを取る2日目
今日も一日ダハブでアドバンスの講習。
●アドバンス4個目の課題「ディープダイブ」
今日のポイントは、ダハブでも屈指のポイントと言われる、キャニオンとブルーホール。
ものすごく楽しみ。
朝ダイブショップで器材を車に積み込み、スポットへ向かう。ダハブのダイビングは基本的にビーチダイブのため、移動はもっぱら車。しかし、Deep Blueの車はかなりぼろいジープだったので、移動中バラバラにならないか心配だったが、30分くらい走ったところで無事エントリーポイントへ到着。
アドバンス4個目の課題はディープダイブ。
タオ島では18mより下に行きたくても行けなくて悔しい思いをしただけに、水深30mの世界が楽しみ。
ディープダイブで学ぶことの一つに「窒素酔い」というものがある。
実際に、窒素酔いを体験するため、地上でまず簡単なゲームを行いタイムを計測。水中(水深30m)で、再び同じゲームを行いタイムを計測すると窒素酔いのせいかクリアするまで余計に時間が・・・かかるはずだったが、残念ながらさっくり解けてしまい、窒素酔いは体験できず。
ちなみに、窒素酔いの状態に陥るとすごく気持ち良いらしい。
●ダハブ屈指のポイント「キャニオン」
窒素酔いは体感できなかったが、ダハブ屈指のダイブポイント「キャニオン」はすごく良かった。
エントリーからしばらくリーフ沿いに進むと、突然リーフにぽっかりと穴が開いている。
まるで洞窟の中を探検するように、その穴へ向かって降りていくのだ。
その狭い穴を進んで行き、行き着いたところが水深30m。
もっと深く深く行きたいと思うのは何でなんだろう。
しかし、さすが地形のダハブ。
●アドバンス5個目の課題「マルチレベルダイビング」
昼食後、アドバンス最後のダイビング。マルチレベルダイビングを行う。
ダイビング前に、なんちゃらホイールで減圧不要時間を確かめながらプランニング。
最後のダイビングは、Bellsというロケーションから徐々に深度を上げていきながら、ダハブでも特に有名なブルーホールへ移動する。
●ダハブのビーチエントリーと地形ダイブ
しかし、ここでも一番大変だったのはエントリーまでの陸上移動。
そう、ダハブのダイビングで唯一辛いのが、ビーチエントリー。
機材20kg+ウェイト10kgはいつものバックパックより全然重いし、灼熱のエジプトの太陽に照らされる体にはウェットスーツ。あまりの暑さと重さに意識ももうろう。
それに比べて、水中は天国。
一旦、水中に入り中性浮力の状態になれば、苦しめられた重力から一気に解放され、ひんやりした海水も気持ち良い。
そして、ダハブのダイビングの特徴でもある立体的な地形が目の前に広がる。
まるで水中の世界を飛んでいるようだ。
特にBellsでは下を見ると崖のようになっているから、なおさらそう思えてくる。
●ブルーホールを楽しみアドバンス終了
また、ブルーホールもすごい。
ブルーホールの中から上(海面方向)を見上げると、スノーケリングを楽しむ人々がたくさん泳いでいる。
そして、下(海底方向)を見るとどこまでも続く青。
ブルーホールの周りはきれいに丸く囲われ、自然が作り出した奇跡を感じれる場所だった。
これで、アドバンスの講習は終了。
ダイビングショップに戻り、筆記の課題の答え合わせやログブックを付け、今夜宿のみんなでシェア飯。
しかし、ダハブで売っている野菜の状態はひどい。まあ、周りは砂漠だし仕方ないけど。
Deep Blueでシェア飯。安いし、久しぶりの日本食おいしかった!
かつや
Diving In Dahab Day 1 エジプトのダハブでアドバンスを取る1日目
今日からエジプトのダハブで、ダイビングのアドバンスの講習が始まる。
●【ダイビング】アドバンス講習1本目はダハブのモレイガーデン
アドバンス1日目の講習は、日中2本潜り、夜1本潜る。
マシュラバの近くのスポットは最近海が荒れ気味で、潜れるかどうかは当日になってみないと分からないということで、+10ドルで離れたスポットを選択。ちなみに、マシュラバからは南に車で20分くらい。
朝、器材を車に積み込み、スポットへ向かう。
1本目のロケーションはモレイガーデン。
ここは、水底が砂地のきれいなところなので、久しぶりのダイビングで体を慣らすのにちょうどいい。
アドバンス1個目の課題は「コンパスナビゲーション」。
その名の通りコンパスを使って、水中でナビゲーションをするというもの。出発地点からぐるっと回って、元の場所に戻るのだが、水中で頼りにできるのはコンパスのみ。難しそうだったけど、インストラクターがついてきてくれたので、簡単にクリア(こんなんでいいのかな?)。
●【ダイビング】アドバンス講習2本目はダハブのスリープールズ
昼食の後、ちょっと車で移動して、スリープールズというスポットへ。
さんご礁が丸くぽっかりと開いている3つのプールを通り抜け、リーフ沿いに2つ目の課題「ナチュラリスト」を行う。
セキツイ動物、ムセキツイ動物をひたすら観察。
このポイントは魚の種類が豊富で楽しい。
●今回のインストラクターはZENさん
さて、今回ダハブでアドバンスの講習をしてくれたインストラクターは、今も世界を放流中のZENさん(旅人の中では有名人)。
1年のうち3~4ヶ月休みを取り、その時々で行きたいところへ旅へ出る。そして、いい所があればその国で仕事を始めて2~3年住むみたい。
確かに海があればできる仕事だし、日本人インストラクターなら世界中で需要がある。そんな生き方もありだと思う。
●【ダイビング】アドバンス講習3本目はダハブのマシュラバリーフ
今日の3本目は夜のダイブ。
潜る場所は、ダイブショップを出たところのマシュラバリーフ。
夜ということで不安もあったが、何の問題もなく3つ目の課題「ナイトダイブ」をクリア。
ナイトダイブは、夜光虫やスパニッシュダンサーなど、夜ならではのとてもきれいで神秘的なダイビングを経験できる。ただ、昼間と違って見れる部分がライトが当たったところに限られ、暗い分だけ神経も使うので、結構疲れる。昼間潜ったポイントを夜もう一回潜るとかのほうが楽しいかも。
さらに、一番辛かったのはダイブショップから器材を背負ってエントリーまで徒歩で移動したこと。
ビーチエントリーはボートに乗らない分安くていいけど。かなりつらい。
ナイトダイブをクリアしたところで、今日の講習は終了。
●ダハブのダイビングはやばい
久しぶりの水中、楽しかった。
紅海はウワサどおり透明度も高く、地形がおもしろい。そして、サンゴも魚も色鮮やかでとてもキレイ。
塩分濃度が高いため、ウエイトが重いが、紅海ダイブは楽しい。
ホテルへ戻ると、交換したタオルで白鳥が作られていた。
エジプト流おもてなしでちょっとサプライズ。
シャワーの水(水道水)はしょっぱいけど、ダハブはいいところ。
夜は海岸沿いのレストランでディナー。
明日も2本潜るので、明日に備えてゆっくり休もう。
かつや
In Dahab ダハブでアドバンスを取る
ダハブ滞在の目的は、ダイビングのアドバンスのライセンスを取ること。いよいよ今日からダハブでの生活が始まる。
●ダハブへ到着!が、いきなりもめる
夜中の0時にカイロからダハブへ向けて出発。
プライベートバスは砂漠をひた走り、朝の9時にダハブへ到着。
カイロのホテルでチャーターしたバスは1人120ELと、通常のバス運賃+各バスターミナルへのタクシー移動を考えるとそれほど変わらない。
しかも12人くらい乗れる座席に3人の乗客と、広々と使えたのでとても快適に移動できた。
しかし、到着地で問題発生。
ダハブの街に入ってすぐに、最初から乗っていた現地人と、ツーリストの白人女性がまずバスを降りる。
ウチらは、そのままバスに乗っていると、運転手はここがバスの終点だと言う。
でた!話が違う!
カイロのホテルで予約した時は、ダハブの目的のダイブショップまで送ると言う約束だった。
ということで、もちろん抗議。
すると、おまえらもここで降りろと、現地の客+白人のツーリストが反論してきた。
なんでお前らが、と思ったが、仕方なく乗客のはずの2人と言い争っているうちに運転手はいなくなってしまった。
しまった。。
逃がしてしまった。っていうか、おまえら関係ないじゃん。あー朝からめんどくさい。。
まあ、降りたところから目的のダイブショップまで歩いて5分くらいだったので、時間のロスはあまりなかったが、いきなり気分の悪いダハブIN。
●ダハブのDeep Blue Diversへ
さて、今回アドバンスを取る予定のDeep Blue Diversへ向かう。
幸い地球の歩き方に出ていたので、難なく到着。
しかし、ダイブショップはあいにく工事中で、中に入っていくのがやっとだったが、2階に上がると日本人がたくさんいて、ちょっと安心(なぜかこの旅では工事中の場面によく当たる)。
まだ朝も早いので、そこにいた日本人はみんな寝起き。宿泊者の方にスタッフを起こして頂き、説明をうける。宿は工事中&狭い男女別ぎゅうぎゅうドミだったので、ホテルは別で探すが、アドバンスはDeep Blue Diversで申し込むことに。
ちなみに、ここはPADIのみの取り扱いで、ウチらはオープンウォーターをSSIで取っていたので、それでもアドバンスが取れるか不安だったが、問題なくOKとのこと。
正式な申込みは後程ということなので、次は宿探し。
●ダハブで格安リゾートホテルへ
折角のリゾート地ダハブなので、プール付きのホテルを第一候補にそこへ向かう(とはいっても1泊1室2千円くらい)。
ルームチェックを行い、良さそうだったので、ちょっとだけディスカウントして頂き(180EL→160EL&1日10ELのWiFiを無料に)チェックイン。
ウェルカムドリンクの後、意気揚々と部屋に入るもここでまたもや問題発生。
トイレの水が流れない。。
フロントへ行き、係りの人に治してもらうも、すぐに使えなくなる。
何度かそれを繰り返したが、一向によくならない。
リゾートホテルとはいえ、ここはエジプト。品質は伴わない。
さすがに、時間がもったいないので、フロントにルームチェンジを要請。すると、嫌な思いをさせたお詫びなのか、かなり広い(ベッドが4つもある!そんなに要らないけど。。)部屋を用意してくれた。
もちろん値段はディスカウントのまま。ラッキー。
○ダハブの安宿「Yasmina Hotel」
ダハブ中心部にある、プール付きの格安リゾートホテル。
設備は若干問題あるが、部屋やプールは快適でスタッフも問題なし。Deep Blue Diversへも近く、クーラーや朝食も付いているので、快適にダハブライフを過ごすことができる。
宿泊費用 ダブル1室:160EL
●Deep Blue Diversでアドバンスを申込み
ホテル近くのエジプト料理屋で、あきえお気に入りのコフタとエジプシャンパスタ(麺ゆで過ぎな感じ)を頼む。
今日初めのお客さんなのか、一から炭を起こし、肉をセットし焼いてくれたコフタは時間はかかったけど出来立てで、今までで一番おいしかった。
その足でダイブショップDeep Blue Diversへ。
工事中で足の踏み場もない、エントランスを通り抜け、2階へ。
今度は、日本人インストラクターZENさんが迎えてくれた。
アドバンスの説明を一通り受け、料金を支払い、米ドルで払った方が安いというウワサもあったが、実勢レートだったので、エジプトポンドで支払いを済ます。
その後、PADIの教材を使い、早速学科が始まる。オープンウォーターと違い、筆記のテストはないらしいが、学科のテキストを見ながらテストみたいなのがちょいちょい出てきて、書く量が多くて大変。
今日は、明日実践する項目だけ学科を行い、後は宿題に。
こりゃ、結構時間かかりそうだ。
ホテルへ戻り、夕方の時間だがまだまだ暑いのでひとまずプールへ。
泳いでいる人も子供が何人かくらいで、快適に使えた。
水が冷たくて気持ちいい。
その後は、3ヶ月歩きまくって汚れた靴を洗ったり、なかなか繋がらないWiFiの設定に苦戦したり、山のようにある宿題をちょこっとやったりであっという間に寝る時間。
明日は久しぶりのダイビング。楽しみだ。
PADIアドバンスド・オープンウォーター取得費用:205USドル(1人)
かつや
Cairo Last Day カイロ最終日。ダハブホテルの子猫ともお別れ
長く滞在したカイロも今日で最終日。
●カイロのスルタンホテルからダハブホテルへ移動
朝起きて、昨日ホテル前の屋台で買ったマンゴーを食べて(2LEで買ったマンゴーは熟れていてかなりおいしかった)いると、まてしても日本人が訪れる。
彼は昨日の夜、エジプトに入り、空港で一夜を明かした後、朝一番で市内に入ったという。南米から世界旅行をしてきた話を聞いているうちに、あっという間に時間がたってしまった。
波乱万丈な旅行者の話は聞いているだけでおもしろいし、南米の貴重な情報を教えて頂いた。
楽しかったスルタンホテルを後にし、荷物を預けているダハブホテルに戻る。
●カイロ最終日は今後の調べごと
カイロ最終日なので、カイロで一番おいしかったアイス屋さん(地球の歩き方に載っているアブドよりおいしい)でアイスを食べ、近くのショッピングモールの地下のフードコートでケンタのバーガーを食べる。
味は、日本のモノよりちょっとヘルシーな感じ。
ダハブホテルに戻ってからは、今後のルートなどWiFiを拾い調べごと。
格安航空券を探したかったが、海外発となるとインターネット上になかなか情報が出てこず、格安航空会社1社1社調べるのも骨が折れるし、うまい具合探せない。
粘り強く色々検索をしていると、結構使えるサイトを発見。
こりゃ、便利。
○スカイスキャナー
格安航空会社も含め、多数の路線を一発で検索できるサイト。各社の値段比較も簡単で、ここから航空券の予約&購入もできる。
おかげさまで、今後のルートもざっくり決まり。
これで、安心してダハブに行ける。
仲良くしてくれたスタッフや、たくさんの猫ともこれでお別れかぁ。長く滞在すると、離れるのがちょっと寂しい。初めてダハブホテルに来た時と比べ、子猫もだいぶたくましくなったな。
今、身ごもっている母猫の子猫が見れないのはホントに残念だが、0時発のプライベートバスでカイロからダハブへ向けて出発!
かつや