Easter Island Day 10 イースター島10日目 イースター島にピースボート襲来
2,3日前から、イースター島に日本人が700人来るという噂が島に広がった。
そう。今日、明日と日本人700名を乗せたピースボートが上陸するのだ。
●宿のおばあちゃんをお手伝い
いま泊まっている宿のおばあちゃんに手伝いを頼まれた。
約束の朝7時に港へ行くと、何やらお土産の露店を設営している。
ピースボートの上陸は、いつも静かなイースター島にとってめったに無い商売のチャンス。
ということで、今日、明日は島民総出でツアーや土産物屋など、観光客相手のビジネスに力を入れるようだ。
沖には既に側面にPEACE BOATと書かれた大きな船が停泊している。
イースター島には大きな船が入れる港が無いため、ピースボートの乗客は沖から小船に乗り換え島へ上陸するらしい。その上陸ポイントが、ダイビングショップが並ぶ島の小さな港。そこに、臨時の土産物屋が並びだす。
ツアーバスもたくさん集まりだしてきた。
一体、この小さな島のどこにこれだけのバスが・・と思えるほど、島中からマイクロバスやワンボックスがかき集められ、ピースボートの日本人を歓迎する。
上陸までもうしばらくかかりそうなので、朝ごはんのついでに教会のミサに行ってみることに。
●ローカルなイースター島の日曜礼拝
イースター島には教会が一つある。
毎週日曜日、他のキリスト教地域同様にここでもミサが行われる。
朝9時から始まる日曜礼拝を覗かせていただく。
小さな教会は島民で満員。
牧師がありがたい言葉を話す。
トロピカルなスケールの賛美歌が流れ、島民は手を取り合い皆で歌う。
ヨーロッパの荘厳な雰囲気の教会でのミサも見ごたえがあるが、この島のミサの雰囲気もすごくいい。
ローカルなコミュニティがきちんと形成され、毎週こうやってひとつの宗教をベースに絆を深められる仕組みが、この島の素敵な雰囲気を作り出しているのかもしれない。
この教会にはイエス・キリストと、マケマケの神が共存する。
とてもいいバランスでこの島は回っている。
●みやげ物を物色
ピースボートの700人は半分ずつに分かれて、今日明日とイースター島に上陸するらしい。
今日の上陸組みは島内のモアイツアー。そして、明日は主にツアーを組まないフリーの組。
ということで、ピースボーター達にお土産が買い占められる前に、今日のうちに欲しい物を買っておかねば。
結局、目ぼしいものは無く、宿に戻ってモアイビールでイースター島の暑い午後をしのぐ。
にしても、はるばるイースター島まで来て、滞在が1日だけとはもったいない。
こんな、ゆったりとした南国の午後の時間を楽しむことができないなんて。
かつや
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