Bran Castel ブラン城へ行く
ヨーロッパに来るとカゼを引く。
いつの季節もヨーロッパではなぜかカゼが流行っており、大抵うつされる。そして、今日起きると肺が痛い。昨日、くしゃみが止まらなかったので、まだ本格的な症状は出ていないが恐らく風邪をひいた。ということで、今日は吸血鬼ドラキュラの舞台となったブラン城へ行く。
ブラン城へは、ブラショフのアウトガラ・ドイ(バスターミナル2)からバスで1時間くらい。バスが到着すると、早速ブラン城が見えてきた。ここから先はバスを降りて徒歩で向かう。ブラン城周辺は、かなり観光地化されており、土産物屋や食べ物の屋台など軒を連ね、時折音楽の生演奏をしていたりと楽しい雰囲気だ。
いよいよブラン城の敷地内に入るところでチケットを購入。城は小高い丘の上に建っているので、坂を上り入り口を目指す。少し登ったところで入り口を発見。夏のシーズンのため、観光客が多いが、団体客をかき分けなんとか中へ入り込む。
お城の中は、非常に入り組んでおり、たくさんの部屋がある。調度品なども恐らく当時のまま保管されているようだ。窓からの景色や部屋の様子などいい感じだが、お城という雰囲気ではない。むしろ、ドラキュラという雰囲気も一切なく、素敵な豪邸見学でした。ルーマニアの初秋の風が気持ち良い。
●ブラン城への行き方
ブラショフのアウトガラ・ドイから1時間に1本くらいバスが出ている。帰りは、降りたところの反対側から同じようにブラショフへバスが出ている。チケットは運転手から購入する。ブラショフのアウトガラ・ドイへは、市内12番のバスとかで行ける。
◇費用(1人分)
ブラショフからブラン城へのバス:4RON
ブラン城入場料:10RON(S割引)
ブラショフ市内バス:1.5RON
●市内バスでやられそうに
夕方になりカゼの症状も本格的になってきた。
ブラン城から戻ってきたアウトガラ・ドイで市内バスに乗り換え、宿に戻ることに。ところが、バス乗り場でバスのチケットが売っておらず、乗ったバスでも運転手がなぜがチケットを売ってくれない。と、すぐにチケットコントロールの係員が乗り込んできた。その時点でチケットを持っていない者は反則切符45RONを買えというのだ。やられた。運転手もグルになって反則金をむしり取る作戦だ(もし車内で買えないんだったら、そう言ってくれればすぐ降りたのに…)。
他にも、同じ手口に引っかかった2人の旅行者がいて、係り員に対し必死の抵抗。口論を続けているうちにバスは終点に着き、他の乗客を降ろした後もドアを閉めやり取りは続く。しばらくすると、バスの外で「そんな奴ら(悪質な係員)の話を聞くな」と激怒りしている若者が現れる。こちらもドアを開けて降ろせと抗議。すると観念した運転手がドアを開けた。すぐに、うちらは外の窓口で正規のチケットを買い、その場を後にすることができた。
この国は、オフィシャルな人たちも悪さをするらしいので、気を付けよう。
あと、欧米系のバックパッカーは宿の冷蔵庫のものを勝手に食べるので気を付けよう。
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