Go to Rurrenabaque プライベートセスナでラ・パスからルレナバケへ
今日のラ・パスからルレナバケ行きのフライトは16時半なので、余裕を持ってチェックアウトの準備ができる。
●ルレナバケ行きのフライトキャンセル!?
ところが、10時を回った頃ドアのノックに部屋のドアを開ける旅行代理店の人が来ていた。
どうやら、今日のルレナバケ行きのフライトで問題が発生したようだ。今ここでどうこうできる話ではないので、一緒にルレナバケのパンパツアーを申し込んだ4人で代理店へ来てほしいとのこと。
急いで、4人で旅行代理店へ。
なんと、今日の飛行機はキャンセル。
ラ・パスからルレナバケへ行くAmasonasという飛行機会社は、アマゾンの天候が原因なのかよくフライトがキャンセルになるらしい。
そのため、16時半のフライトがキャンセルになっても次の日のツアーには参加できるように、次の最終便、翌朝の始発と乗る飛行機がずれても大丈夫なように、余裕を持って予定を組んだはずなのに、次乗れる飛行機は翌日の同じ時間16時半の飛行機だという。
いやいや、うちらにも次の予定があるし。。
アマゾン行きを諦めることも視野に入れて話を進める。
すると、遅れて入ってきたお兄さんから提案が。
4人乗りのプライベートセスナなら用意ができる。
但し、1人当たり+100ボリかかる。
100ボリ追加か~・・・。
ちょっと悩むも、宿から空港への送迎もしてくれる&空港使用料も無しでOKということで、空港までタクシーで50ボリはかかるらしいし、ちょいのせで今日行けるなら(しかもプライベートセスナだし)ということで、その特別機をお願いする。
代理店のスタッフのタダの友達かと思ったら、なかなかすごいお兄さん。
しかも、出発は1時間後ということで、宿に戻り急いで荷物まとめる。
ピックアップに来たタクシーに乗り込み、20分程走ると空港へ到着。
ん?何かがおかしい。
軍服を着た兵士が空港入り口にいるし、空港敷地内に入ると軍用機まであちこちに停まってる。
そして、今日の君らのパイロットだ。と紹介してもらった操縦士は完全に空軍な格好をしている。
代理店のお兄さん、一体何者??
1人+100ボリでボリビアの軍を動かすなんて。
そして、目の前に現れたのは4人乗りのプライベートセスナ機。
操縦士、副操縦士、乗客4人とちょっとした荷物入れ。
かなりちっちゃい飛行機。まるで車に羽が生えたかのよう。
ホントに飛べるか不安だったが、PMに見送られながら(そんな重要人物じゃないよ。。)バラバラと音を立てて回りだしたプロペラはゆっくりと飛行機を前進させ、小さな主翼で揚力を生み出すとあっという間にラ・パスの街が小さくなっていった。
ふらゆらと右に左に揺れながら、徐々に高度を上げていく。
ちなみに、普通の旅客機と違い、アナログな操作計器の並ぶセスナでは、離陸時の電子機器規制などももちろんないため、写真も摂り放題。
それ以外にも、旅客機と違う点は他にもある。
例えば空に浮かぶ雲。
ぶつかると致命的なのか、大きな雲はかならず避けて通る。
そして、上昇する速度。
非常にゆっくりで、いつまでも地上の景色を楽しむことができる。
オンボロセスナ万歳。
20分程すると、もうそこはジャングル。密林とくねくねまがった茶色い川を上空から眺めつつ、空中散歩を楽しむ。
景色も良く、小型セスナは気持ちいい。
小さな街が見えてきたと思うと、右に大きく旋回。そして、徐々に高度を下げ、小さな滑走路に無事着陸。それにしても、ルレナバケの空港は小さい。唯一短い滑走路だけが舗装されているだけで、駐機場(って言っても草ボウボウ)に向かう道は砂利&泥の道のため、空の上よりも気を遣って飛行機を運転している気がする。
もちろん、ターミナル的なものはオンボロの小屋があるのみ。飛行場の敷地内には、馬や牛がちらほら。何はともあれ、無事到着した飛行機から降りると、もうそこはジャングルの気候。肌にまとわりつくような湿度と気温。
いよいよジャングルの生活が始まる。
インカツアーの人が迎えに来てくれていたので、ルレナバケの飛行場から町まで送ってもらう。
しかし、オフィスに到着すると何とタクシーの運転手が1人10ボリだと言い出した。出た!と思いつつも、インカツアーのルレナバケオフィスの人に聞いてみると、空港から町までの送迎はツアー料金に含まれていないという。
いやいや、ラ・パスのオフィスで確認した時は、ルレナバケの空港から町まで無料送迎だよといってたし。
しばらく、ルレナバケオフィスとラ・パスのオフィスで電話やり取りが続き、空港からのタクシー代はインカツアー持ちということで一件落着。
●ルレナバケの安宿「Residencial Japon」
Residencial Japonは、インカツアーの1ブロック隣にある安宿。特に日本人宿という訳ではないが、日本人も多く泊まるらしく、評判も良い為ルレナバケの宿はここに決定。
部屋は広く快適。シャワーは水のみでトイレの電気も付かず、WiFiも無し、部屋のファンも言わないと回してもらえないなど宿の設備は最低限だが、1泊寝るだけだしキレイな宿なので問題なし。
ルレナバケの安宿「Residencial Japon」宿泊費用:1人20ボリ
●ルレナバケの町を散策
ルレナバケの町はコンパクト。
宿は中心部にあり、宿から3ブロックも行けばもうそこにはジャングルの川が流れている。
今日は特にやることもないので、ルレナバケの町をぶらぶらしてみる。
ラ・パスで買えなかった、アマゾンツアー必需品の白シャツと帽子をゲット。
さすが、ルレナバケ。
ジャングルツアー用に必要なものがそこら中に売っている。
折角なので、川まで出てみる。
鳥がペットのオレンジジュース屋さんで、川を見ながら絞りたてオレンジジュースを飲んでいると突然の雨。これが噂のスコールか。あたり一面あっという間に雲に包まれ、地面は一瞬で水浸し。雨の勢いがハンパない。パンパツアーでも降られるかもしれない。
20分もすると、何事も無かったかのように雨は上がり、また町は動き出す。
夕食は、ルレナバケで食べられるフランス料理という案もあったが、高かったので地元の食堂へ。炭火焼のバーベキューは、格別だった。
明日はいよいよパンパツアー。晴れますように。
かつや
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