Archives for "037_ペルー(Peru)"
In Lima リマの街を散策
リマの次の目的地は、マチュピチュ観光の拠点にもなるクスコ。ということで、今日はクスコ行きのバスチケットを買いにリマの街へ出る。
●複雑なリマの街の長距離バス
リマの街には、長距離バスのターミナルというものが無い。
そのため、バス会社がそれぞれのオフィス前から好きかってに各地へのバスを発着されているようだ。
これがまためんどくさい。
ターミナルに集まっていれば、様々なバス会社に行き先と値段を聞いて回れるが、リマ市内に点在するバス会社のオフィスを聞いて回るのは不可能。
そのためInfoや情報ノート、他の宿泊者などから事前に情報を集め、まずは宿近くの長距離バスの発着所らしきところから行っていることに。
Letica通りにあるバスの発着所は、どうやら比較的近距離のようで、クスコまでは出ていない。窓口のおじさんに教えていただき、2ブロック先のAv.Grauにある「CIVA」というバス会社のチケット売り場へ。
ちょっとだけディスカウントしていただき、リマからクスコまでセミカマで1人100ソル。チリやアルゼンチンなどと比べると結構安い。
しかも、他の長距離バス会社はセントロには無く、ビクトリア地区やサン・イシドロ地区に点在している。
ということで、クスコ行きはCIVA社に決定。
○リマからクスコへの行き方
リマのセントロ(旧市街)からは、CIVA社が便利。
オフィスは、Av.Grauのグアウ広場近くと、Paseo de la RepublicaとAv.28 de Julioの交差する所の2箇所にある。
バスの発着場所は、Av.28 de Julioの方のオフィスから。
スタッフの対応や荷物の管理もしっかりしており、クスコ行きは夜、朝、昼と3食付き。クスコへは、カマ・セミカマクラスで所要20時間。
移動費用
リマからクスコへのバス運賃(CIVA社 セミカマ):1人 100ソル
●セビッチェとペルー料理
ペルー料理といえばセビッチェ。
美味しいセビッチェが食べられるセビッチェリア(Puno通り443)へ行ってみることに。
セビッチェとは、白身魚と玉ねぎなどの野菜をマリネしたもの。
前菜として位置づけられるらしく、メインでロモ・サルタードとカウカウを注文。
海の幸白身魚を使ったセビッチェは、なかなかの味(セビッチェの決め手となるパクチーはちょっと苦手だけど。。)。
メインのロモ・サルタードはかなりうまかった。とろとろになったジャガイモとジューシーなロモ(牛肉のヒレ)。そして、皿の半分をしめるライス。
昨日の中華街を見てもそうだったように、ペルーの人とは味覚が近いのかもしれない。
ちなみに、カウカウは今まで食べたことのないような味でした。
セビッチェ&メインで1人 6ソル
・ ・ ☆ ・ ・ ☆ ・ ・ ☆ ・ ・ ☆ ・ ・ ☆ ・ ・
●リマのセントロの美容室でカラー!
えー、ここだけあきえが担当です。
イースター島くらいからそろそろしなきゃなー。て思ってた、髪のカラー。
えーっと、前にしたのはイギリスだったっけか?
チリかアルゼンチンで美容室に行く?
それとも自分でカラーの液剤買ってきて宿でしちゃう?
どうしようかなーと悩みに悩み、ついにここまでプリンになってました。
やばいです。
基本、サングラス乗っけて隠します。
で、歩いてたんです。ぷらぷら~と。中華街。
したら声をかけてくる女性の客引きさんが。
「美容室でカラー、しない?」
手元には髪のカラー一覧表。結構ちゃんとしてる。
気になるお値段は、25ソル。(言い値35ソル→交渉後25ソル)
※ リマの通貨はソル。 1ソル = 約30円 。
750円でカラーが出来るならお買い得
しかもお店できちんとしてくれるならいいかも~
てことで行って来ちゃいました、
南米はペルー、リマの美容室でヘアカラー初体験♪
結果は果たして??
お店の中はこんな感じ。
地元のセリョリータ、セリョーラがたくさん
意外とちゃんと美容室。
後ろから見ると、ますますやばいプリン。
客引きのセリョーラがそのまま私の担当です
(何人か客引きしてたけど、もしかしたら客引き=全員美容師さんなのかも?)
ちゃーんとケープも着せてくれて、髪もブロッキングしつつカラー剤を塗っていってくれます。
思ったよりちゃんとしてる。
液剤を塗り終わった後はカラーが浸透するまでの待ち時間。
その間に私の担当美容師さんは・・
あれ?
どっかいった。
・・客引きに行ってしまったようです。
待ち時間に客引きして、終わった頃に新規を連れて戻ってくる。
なんて効率のいいサービス(笑)
お姉さんの客引きが成功するのを祈りつつ、カラーが浸透するのを待ちます。
待つこと
10分、20分、30分、40分・・・・
40分間、だーれもチェックにし来ない。
こんなに放置してカラーって大丈夫だったっけ??
不安になる私。
どうしよう。
自然な茶色で頼んだ髪色が金髪になるまで放置されちゃったら・・
他の店員さんに伝えようかどうしようか、
悩んで悩んで
イザ!言うぞーーてときに
戻ってきてくれました。 ほっ。
ご新規を連れて
髪の色をチェックするセリョーラ。
色はOKらしい。が、
新規のカラーが終わってからじゃないと、洗い流してくれないっぽい。。
頭、ヒリヒリしてきたよーー
またまた不安~になった頃、ご新規さま終了。
無事洗い流してくれました。
すっきり★
ちゃんとタオル&ドライヤーで乾かしてくれたよ。
気になる髪の色は・・こんな感じ
すっごい綺麗に染めてくれた~
大大大満足
ムラもほとんどありません。
ヘアマニキュアなのか?
ブリーチはせずにカラーを乗せてくれるだけなので、
髪も痛まず逆にウルウルに
脱・プリン。
後でスーパー行ったときにヘアカラー剤コーナーみたけど、
自分でするセルフ剤でも25ソル以上したし。
美容室で綺麗に染めてくれて、このクオリティはすごい。
リマにこれから行く、女の子パッカーは是非お試しを
●リマの美容室「Brigitte」
行き方:中華街のすぐ近く。AV.Abancay通りから、中華街の門がある通りを右へ。
歩いてるとHSBCがあり、その横のビルの2階か3階。
客引きのセリョーラ達もその辺りにカラー一覧表持って立ってます。
住所:Jr.Andahuaylas 745Segundo Nivel
HSBCの横、雑貨屋さんが入ってるビルです。
あきえ
・ ・ ☆ ・ ・ ☆ ・ ・ ☆ ・ ・ ☆ ・ ・ ☆ ・ ・
●移動に備えてスーパーで買い物
リマの街では、その辺(路上)で食べ物を売っていたり、途上国特有の街の匂いがしたりと、中米や中東のような雰囲気だが、その一方先進国のようなお店もたくさんあるのが南米流。
情報ノートでスーパーの場所をチェックし、明日の移動に備えて買い物に。
街の中心部アルマス広場とサン・マルティン広場のちょうど中間地点にあるスーパーメトロは、まるでアルゼンチンやチリのように洗練された巨大スーパー。
さらに、価格はペルーなのでついつい色々買ってしまう。
明日移動なのに。。
スイカ、食べ切れるかな。。
かつや
China Town in Lima リマの中華街で癒される
ほとんど寝られないままリマの空港で朝を迎える。
●リマの現地通貨ソルを手に入れる
初めての国に訪れてまずやることといえば、その国の現地通貨を手に入れること。
リマの通貨ソルを入手するため、リマの空港内にあるATMにCITI Bankのカードを差し込んでみるも、手続きの最後でなぜか「お取引できませんでした」と表示される。
空港内には何台かATMがあるが、どのATMも一緒の系列のため、引き出しは諦め、手元のドルを両替することに。
久しぶりの両替だったためレートが気になったが、空港出口付近にある両替商は以外とレートが良く、ドル⇨ソル 2.705と100ドルで270ソルを手に入れることができた。
●タクシーでリマの旧市街へ
現金も手に入ったので、空港からリマの旧市街へ移動する。
ホルヘ・チャベス国際空港からリマの旧市街までは、いくつか移動手段があるようだが、ペルー初日ということもあってこの辺のバス事情や治安など理解していないため、とりあえずタクシーを利用することに。
もちろん、リマの空港にも他の発展途上国同様、タクシーの客引きはたくさんいる。
バックパック担いで空港内を歩くものなら、すかさず「タクシー?」と声をかけてくる。
事前にある程度調べてあったので、ホルヘ・チャベス国際空港からリマの旧市街までのタクシー料金は、20〜25ソルが目標。
しかし、空港内の客引きは45ソルスタート。交渉しても40ソルまでしか下がらない。
思ったより物価が上がっているのか?とも思ったが、空港内のミネラルウォーター同様ここの敷地内は特別料金なのは間違いない。
ということで、敷地は広くない空港なので、歩いて空港の外へ。
タクシーはバンバン走っており、荷物を持って立っているだけでタクシーは停まってくれた。
「セントロまで行きたいんだけど。」
「じゃあ、20ソルで。」
おお、さすが。話が早い。
20〜30分くらいの道のりをひた走り、しかも、ホテルの目の前まで送り届けてくれ、ジャスト20ソル。
ペルー初日、なかなか好調なスタート。
早速、チェックインを済ませ、しばらく続いた移動の疲れを癒しにリマの中華街へ繰り出す。
●リマの安宿「ホテル サンフランシスコ」
リマの旧市街の中心部にある安宿。
サンフランシスコ教会のすぐそばで、長距離バス乗り場や中華街も近くなかなか良い立地。
部屋や共同の水周りも清潔で、屋上スペースにはちょっとしたキッチンも有り。洗濯スペースも広く快適。
また、日本語の情報ノートも有り。情報量も結構充実している。
WiFiはあるらしいが、故障中で使えず。ちなみに、ネットにつながったPCやWiFiは有料。
住所:Jr. Azangaro 127
宿泊費用:ドミ 1泊 20ソル(1人)
●リマの中華街で沖縄そばを食べる
ホテル サンフランシスコの情報ノートには、中華街の情報も充実している。
その中でも特に目を引いたのは「沖縄そば」。
中華街の門近くのそのお店に入ると「うどんでしょ?」と早速店員さん。1杯 6ソルの沖縄そばを頼み、出来上がりを待つ。
それにしても、このお店をはじめ中華街全体は現地人だらけ。隣の席でも現地の人が沖縄そばをすする。リマでは、中華や日本食が人気のようだ。
待つこと5分。
沖縄そばが完成。きしめんのような麺に透明なスープ。生姜が効いていてなかなかうまい。東京で食べるちょっとした沖縄料理店の沖縄そばよりもうまいかもしれない。
折角なので、情報ノートにあった話題の中華のお店も回って見る。
肉まんはちょっと残念な感じ。
餃子は本番中国な感じでうまかった。
それにしても、ここ最近の移動はハンパ無かったし、昨日も空港でほとんで寝られなかったため、ちょっと疲れてきた。
リマ観光は後日ということで、今日は宿でゆっくりしよう。
かつや
Arrive at Santiago and Go to Peru! サンティアゴ到着!そしてペルーへ
怒涛の南米北上はまだまだ続く。
●オソルノからサンティアゴ到着
オソルノからの夜行バスは、朝8時くらいにサンティアゴのサンティアゴバスターミナルに到着。
今日のサンティアゴからリマへのフライトは21:00なので、それまでに最後のサンティアゴ観光をする。
サンティアゴで唯一見たかったのが、国立自然史博物館にあるロンゴロンゴ板。ロンゴロンゴは、イースター島で昔使われていた文字で、そのロンゴロンゴが彫られた木板のオリジナルはこの博物館にしか無いらしいからだ。
イースター島の博物館も閉鎖してたし、ここがラストチャンス。ということで、地下鉄を乗り継ぎサンティアゴの国立自然史博物館へ。
国立自然史博物館最寄り駅のQuinta Normal駅に到着。
すると、駅構内で国立自然史博物館の特別展がやっており、本館に行く前にちらっとのぞく。
その後、地上へ出て国立自然史博物館を探すも、なかなか見つからずその辺のおじさんに聞いて、何とかたどり着く。
公園を横切って、国立自然史博物館に到着するも何かがおかしい。
明らかにひと気が少ないし、メインの入り口付近が思い切り工事中。
むむっと思いながら入り口へ行くと、門はクローズ。そして、駅の展示を見てね的な貼り紙がしてある!
結局、ロンゴロンゴは見ることはできず、公園で簡単なランチを済ませ、まだ早いが特にサンティアゴでやることもないため、足取り重くアルトゥロ・メリノ・ベニテス国際空港へ向かうことに。
○サンティアゴ市内から空港への行き方
地下鉄Pajaritos駅からアルトゥロ・メリノ・ベニテス国際空港へ空港バスが出ています(空港バスは他の駅からも出てる)。
バス会社2社が運行しており、今回はTur Busを利用。ちょっと高いが、車両が快適。
移動費用
地下鉄Pajaritos駅からアルトゥロ・メリノ・ベニテス国際空港へのバス運賃:1,700ペソ
●なかなかウザいアメリカ行きの飛行機
チェックインの前にしばらくロビーでWiFi。日本の津波の被害をここで初めて知ることになる。想像以上に甚大な被害にとても心配。
その後、無事チェックインを済ませ、免税店で買い物。
あきえが化粧水を購入するも、何故かその場では商品を受け取れず搭乗ゲートの後に渡すという。
水物なのでセキュリティの関係か?でも、セキュリティチェック受ける前に水は処分したし、セキュリティゲート後の免税店の商品なのにな。。と半分状況を飲み込めないまま、免税店を後にする。
搭乗時間までは、空港ラウンジでほっと一息。サンティアゴの空港には、Priority Passが使えるラウンジが3箇所あるが、その中でも航空会社系じゃないところをチョイス。
食べ物も豊富で無料WiFi も有り、そして飲み物も持ち帰りができるタイプの缶などで用意されていた。ということで、リマに着いてから飲む用にとちょっとだけ頂く。
そして、いよいよリマ行きの搭乗が開始。搭乗ゲートは乗るまでに二転三転しなかなか惑わされたが、時間通り搭乗はスムーズに行われた。
ところが、チケットもぎりの後、タラップへ向かう通路の途中で何故か荷物チェックが行われている。
そして、次々と没収されていく液体物。
もちろん、セキュリティチェック後に制限区域内で買った飲み物。通常価格の3倍以上で売られている飲み物を、中には全く開封することなく没収される方も。
苦笑いしながら「誕生日おめでとう」と未開封のミネラルウォーターを置いていく欧米系の観光客。
例外無くラウンジから貰ってきたジュースもここで飲み切るか、置いていけと係員から指示。
この不自由な程のセキュリティは、恐らくこれから乗る飛行機がサンティアゴ発、リマ経由のニューヨーク行きだからだろう。
免税店で買った化粧水も、この後に渡されるという意味がようやく分かった。
アメリカ行きの飛行機、ほんとにめんどくさ。
先に言ってくれりゃいいのに。
●3ヶ月ぶりにサンティアゴを出発
去年の12月14日にメキシコからサンティアゴに入ってから、約3ヶ月チリ・アルゼンチンを中心に(途中イースター島の往復など含め)南米の南部をぶらっとした。
そして、いよいよサンティアゴからOne World世界一周航空券、次の目的地ペルーのリマへ向かう。
滑走路から勢いよく空へ飛び出したボーイングから眺めるサンティアゴの夜の街並みは、今日の雲一つ無い天気のおかげもあってものすごくきれい。
3時間ちょっとの短いフライトだが、安定飛行になると機内食くが
配られた。チキンとトマトのラザニア。LAN航空の機内食はそこまで美味しくなく、ちょっと飽きてきた。
●定刻通りリマへ到着。荷物検査も無事パス
LAN航空530便は定刻通り、現地時間の23時くらいにリマのホルヘ・チャベス国際空港へ到着。
入国時の荷物検査(税関)は、メキシコの時と同じくロシアンルーレット式の荷物検査。
預け荷物を受け取った後、出口に設置されたボタンを押し、”青”なら素通り、”赤”なら徹底チェックが待っているというもの。
確率をちょっとでも下げるため、ウチらは荷物を一つのカートにまとめボタン一回の勝負。
光ったライトは、みごと青。
良かった。
もちろん、青のライトが光るとX線はおろかチェックは全く無い。
チリのあの食べ物の持ち込みに対する入国チェックの徹底ぶりを経験すると、逆にこんなのでいいのかと不安を感じるほど。
まあ、時間がかかる検索よりも楽でいいのは確か。
●リマの空港は空港泊には向いてない
もう、夜も遅いので、今日は街に出ずにリマの空港に泊まることにする。
しかし、リマのホルヘ・チャベス国際空港にはなかなかいい感じのベンチが無い。
欧米系のバックパッカー達は、半分野生の民族なので、硬いタイルの床を物ともせず、その辺の地べたに寝っ転がっているが、さすがに地べたはきつい。
色々探したあげく、大きなソファー席のある喫茶店で24時間空いている店があったので、今日の宿泊はそこに決定。
まだ、金銭感覚がアルゼンチン・チリのまま、ペルーにしてはかなり高い飲み物やご飯を頼み、夜明けを待つのでした。
かつや