Rurrenabaque Day 3 ルレナバケのアマゾンツアー3日目
いよいよ、ルレナバケのパンパツアーも今日で最終日。
●朝から大雨。でもピラニアはしっかりゲット!
今日の最初のイベントは、サンライズを見に行くこと。
日の出の時間に合わせ早起きするも、ロッジの屋根を叩く嫌な音がする。
急いで外を見ると、かなりの大雨。。
もちろん、これでは朝日どころか、パンパツアー最後のイベントであるピラニア釣りも厳しいのではないか。
朝食の後、ここのロッジの飼い猫「ネグロ」に挨拶。
人懐っこい猫なので、ここに来て以来癒されっぱなし。
しかし、そんな彼にも天敵がいる。
それは、ここの飼いワニ「ネルソン」。
勝手口から中を覗き込むネルソン。
テーブルの影からネグロが警戒する。
一触即発な雰囲気。
まあ、お互いいつもこんな状態だろうから、幸いイルカとアナコンダのような関係にはならず、気づいたら2匹ともどこかへいっていた。
さて、今日のメインイベントであるピラニア釣りはどうなるか。
ガイドのシモンに確認すると、やはりボートを出して釣りに行くのは厳しいとのこと。
ただ、「ここで釣れるよと」ロッジの前を指差す。
ホントに??
半信半疑のみんな。
ただ、シモンは釣り糸と餌の鶏肉を用意している。
たしかに、川を見るとさっきから水鳥がなにやら漁をしている。
ということで、ロッジの前でピラニア釣りスタート。
と、始めるやいやな、クニくんがピラニアゲット!
サイズはちっちゃいが、このピラニアはレッドピラニアといい結構獰猛な種類らしい。
実際、やってみると、川に糸をたらした瞬間にちょいちょい食いついてくる。まさに、入れ食い状態のピラニアに満たされた川だが、なかなか釣り上げるのが難しい(そういえば、昨日この川で泳いだな・・・)。
雨の中、しばらくやっていると、徐々にコツが掴めてきた。
食いつくかつかないかの瞬間に糸をピッと引くと、口に針が引っかかり釣り上げることができる。
少しでもタイミングが遅いと、餌の鶏肉だけ取られ後の祭り。
釣れたピラニアは、バケツに入れておく。
ネグロは興味しんしん。
次の瞬間。
「ネグロが川に落ちた!」
何が起きたのかびっくりし、声の方向を見ると、焦りながらも必死に川からロッジへ飛び戻るネグロ。とりあえず、無事でよかった。
猫は本来、水が苦手なはず。なのに、なぜ川に飛び込んだのか。
後でバケツを確認すると、ピラニアが一匹減っていた。
●簡単には帰らせてくれないアマゾン
ルレナバケからラ・パスへ戻るためのフライトが迫っている。
最後のおいしいママ(ロッジの食事係)のご飯を堪能し、急いでボートへ乗る。
パンパツアー初日、大雨にやられた川を下っていく。
朝降っていた雨もやみ、何事もなく帰れるかと思っていた矢先、川の真ん中でボートのエンジンが止まった。
実は今朝、ボートのガソリンが少ないから買いに行きたいんだけど現金を持ってなくて貸して欲しい、とシモンから頼まれ、お金を貸した。
そのお金でガソリンを買ったはずだから、ガソリン切れってことは無いはず。
しかし、皆の期待を裏切りシモンは言う。
「どうやらガソリンが切れたようだ」
いやいや、だって今朝お金貸したでしょ!
そのとき、ちょうど仲間のボートが近くを通る。馴れた手つきでシモンは仲間のボートからガソリンを分けてもらうとエンジン始動。何事も無かったかのように、ボートは川を進み始めた。
このボートは、相当燃費が悪いのか、それとも。。
ボートは予定時刻をちょっとだけ押し、岸へ到着。迎えに来ていた車に急いで乗車し、ルレナバケの町を目指し、ひたすら悪路を進む。
ルレナバケの町へ到着すると、その足で空港まで行ってもらう。なんとか、時間には間に合いそうだ。
到着したルレナバケの空港は、相変わらず閑散としている。
その様子にそこまで疑問は持っていなかったが、空港職員と話すシモンの様子がなんだかおかしい。
「今日の飛行機はキャンセルだって。。」
さすがはボリビアクオリティ。
この国を旅する時は、先の予定を組んではいけないかもしれない。
ツアー会社まで送ってもらい、シモンとお別れした後、ラ・パスとルレナバケを結ぶ飛行機を飛ばすAmazonesのオフィスへ。
飛ばないのは当然でしょというような表情で、お菓子片手に手続きをするAmazonesのスタッフ。
「明日の8時にここに来て」
その一言で手続き終了。
結構慣れたけどね。そんな対応にも。
今日も、ルレナバケへ来た初日と同じ「ハポネス」という名の、日本人のいない安宿に宿泊し、たまたまこのツアーに一緒に参加することになった4人で、最後のルレナバケの夜を楽しむ。
なんだかんだあったけど、メンバーにも恵まれ楽しいツアーでした。
かつや
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