Posted by Katsuya on 26th 11月 2010

Tikal in The Jungle 密林の中のティカル遺跡

ティカル遺跡4号神殿からの景色はやばい

今日は、マヤ遺跡最大の規模を誇るといわれているティカル遺跡を見に行く。

正直、マヤ遺跡はメキシコのテオティワカン行ったし・・・とか思ってたけど、ティカル遺跡は意外と良かった。

●スパイダーモンキーがお出迎え

朝、フローレス島内のATMで現金を調達したり、明日のパレンケ行きのチケットを手配するなどして、ティカル遺跡行きのシャトルバス最終の10時にぎりぎり乗車。

10人乗りくらいのワンボックスで、ティカル遺跡を目指す。

12時半くらいにバスはティカル遺跡へ到着。

今回、宿でお願いしたツアーは移動のみという内容なので、1人150ケツァールの入場料(高!)を払いティカル遺跡へエントリー。

入場ゲートをくぐってからもしばらく車で移動し、駐車場に到着すると、ガイドがティカル遺跡トレッキングコースの入り口まで案内してくれた。

一番の見所は4号神殿とガイドがしきりに言っていたので、途中の見所を見つつティカル遺跡一番奥にある4号神殿まで行ってみることに。

ティカルの森の入り口でスパイダーモンキーがお出迎え

森の中を進んでいくと、早朝のツアーでもウリになっていたスパイダーモンキーが木の上で何やらうごめいている。まさしく、森の住人な雰囲気。なかなか幸先のよいティカル遺跡見学。

更に森を進んでいくと、道はぬかるみ木々は静けさを増し、鳥の声や時折動物の動く気配がする。観光客にはほとんで出会わない。密林の雰囲気をじっくり味わいつつ、途中ぽつぽつ密林が開けコンプレックス(ピラミッドの複合体)に出くわす。

遺跡そのものもすごいが、この密林が他の遺跡にない魅力を感じる。

この中に遺跡が隠れているのでは?と思えるような、不自然な山の形をした場所に木々が生えていたり、次の見所まで密林をひたすら進まなくては行けないなど、整備された遺跡では味わえないような冒険体験ができる。

そして、何よりティカル遺跡発見当時のことを考えてしまう。

道も何にも無い密林の中に突如現れる不思議な建造物。考えるだけでゾクっとする。

●ティカル遺跡4号神殿からの景色はやばい

ティカル遺跡の「失われた世界」へ登る

そんなことを考えながらひたすら密林を進む。

すると目の前がぽかっと開け、まさしく密林の中に突如不思議な建造物が現れる。4号神殿だ。

今回、残念ながら修復工事中だったため、発見当時の感動は味わえなかったが、急な階段を登り神殿のてっぺんからティカル遺跡全体を見渡すと、当時の発見者達が味わったであろうミステリアスな光景が目の前に広がっていた。

遺跡の上からみるティカル遺跡はほとんどが密林。普通の森の景色。しかし、所々ぽつんと遺跡が頭を出している。

ティカルが繁栄していた当時は、ここから見える景色もだいぶ違っただろう。そして、街が滅亡し、自然界の生命力がそれを飲み込む。ジブリの世界みたいだ。

その後、定番の失われた世界や1号神殿などを見て回る。

歩きつかれて、駐車場に戻り16時出発のミニバスでフローレスへ。

○ティカル遺跡への行き方

パブリックトランスポーテーションは無いので、フローレスにある宿や旅行会社でツアーを申込みましょう。ちなみに、うちらはホテル⇔ティカル遺跡の往復送迎のみを申込み。

ティカル遺跡へのバス移動費用:60ケツァール(1人)
ティカル遺跡入場費用:150ケツァール(1人)

●明日は早朝出発。パレンケへ

宿に着くころには、フローレスの湖に太陽が半分浸かっていた。

そして、明日はパレンケへ向けて早朝(5時!)出発。ということで、結局フローレス島を楽しむことはできずちょっと残念。

最後のグアテマラ料理を宿近くのレストランで食べ、長かったグアテマラを去る支度をする。

かつやcat

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