Posted by Katsuya on 13th 4月 2010

SONGKRANG 水かけ祭りは半端ねぇ

人で溢れかえるチェンマイのソンクランお祭り会場

今日の朝食は、ゲストハウス併設のカフェでおしゃれなブレックファースト。

朝起きて、朝食探しに出かけようと思ったが、スタッフのおねえさんの説明を聞くとなんだかめんどくさそう(一言で言うと全身ずぶ濡れになる)だったので、そんな流れに。そのまま、明日行く予定のトレッキングの相談をし、要望を満たす(エレファントライド、首長族、バンブーラフティング)一人1,000バーツのコースを提供している会社へ決定。

その場での支払いだったが、手持ちがなかったので街へ両替に行くことに。

●くるわくるわ水の応酬

ソンクランは見つかったらアウト。バケツで水の攻撃に合う

今日はソンクラン初日。

先ほど、宿のカフェでタイの情勢をネットで調べていたら、後ろから「どうですか?様子は」と日本語で話しかけれ、こんなところで日本人に遭遇。どうしてもソンクランに来たかった女性2人組み。もうその辺で始まっているらしく、既に朝やられたそうだ。ということは、ちょこっと両替に行くだけでは済まなそう。

早速、昨日市場で買った水鉄砲に水を充填し、お金やパスポートなど持ち物すべてをウォータープルーフにし(ジップロックに入れる)気合を入れて出発。

宿を出た瞬間、道のあちこちからくるわくるわ、水の応酬。

水鉄砲で攻撃してくる人もいれば、ホースで直接かけてきたり、挙句の果てにはバケツで頭からかけられたいりなんて技も。

こっちは、小さな水鉄砲なので、ほとんど反撃できず速攻でずぶ濡れに。ただ、今日も気温は40度近いのですごく気持ちいい。まあ、何よりみんな笑顔。道行く人やバイク、車やトゥクトゥクなど通るものすべてが水をかけられまくるのだが(よくバイクとか転ばないね)、快く新年を祝いあっている感じがとてもピースフルでいい!タクシン派と政府軍の衝突も水鉄砲でやればいいのに。

●やっとのことでメインの通りに

街中ではバンドの演奏に盛り上がるソンクラン

右手に水鉄砲、左手にデジカメ(もちろん防水ケース入り)で、とてもゆっくり地図が見れない。

ってことで何度か道を間違え、ようやく銀行のあるメインのストリートに到着。お祭り初日のチェンマイの活気はものすごい。ストリートの左右に大きなステージが設置され、スカバンドの演奏に盛り上がる観客がいたり、トンランスをがんがんかけて踊る人たちがいたり、パンクをかけながらビールを売っているお店があったりと街中大盛り上がりだ。

結構、メインの通りで特に道路の封鎖をしているわけではないので、人であふれた道路を通行する車は大変そう。こりゃ、そこらじゅう大渋滞だろう。

そんな、なんでもありの無礼講テンションに見えて、ちゃんと礼節をわきまえているのもこの民族の平和さを感じる。例えば、行く人行く人ところ構わず水をかけるのだが、交通整理をしているおじさんには水をかけないとか、トゥクトゥクも客が乗っている後ろの席だけ狙うとか、飲食店にはかからないようになど、色々注意して楽しんでる。

もちろん、到着した目的の銀行の入っている大きなショッピングモール内では一切水鉄砲の引き金には手をかけないし、悪乗りをしている若者がいなかったのは意外だった。

●やっとのことで両替を完了し宿に戻る

さて、今回2回目の両替。前回同様1万円を両替し、これでひとまず安心だ。

日本では当たり前のクレジットカードでの支払いが難しく、現金がある程度ないと不安だったからだ。恐らく、往復30分もあれば十分な距離を2時間以上かけてゲストハウスに戻り、まずは着ている服を洗濯ロープに吊るす。トレッキングの費用も払い、ダイビングのメールのやり取りなどを済ませ一息ついたところで、次の移動手段を考えることに。

バンコクからチェンマイへは、AirAsiaで来たのだが、帰りは夜行バスで帰る予定。ただ、チケットはまだとっておらず、その旨宿のおねえさんに相談。すると、一同「まだ取ってないの?この時期は混んでてやばいよ」との渋い反応が。

ちょっと調べてみると色々バス関連をあたってくれていたので、こちらで念のため飛行機をチェック。一応、飛行機は空いているようだが、一人3,000バーツ前後と高めだ。バスの調べてくれた結果を待って、ダメそうなら予約しよう。

その間に、今日の夕食についても相談する。地球の歩き方に載っていた伝統のタイ料理が食べられそうなお店について聞いてみるも、お正月はCLOSEだそうだ。他にも、いくつか知っているとのことだったので、あたってもらったがFullやCloseと残念な返答が帰ってきた。

ところが、1件だけ近くにいい店が開いていたとのことで、今日の夕食は決定!しかも、バスもチケットが取れたよとのこと。ようやくバンコク行きの足が確保できて安心だ。

●これからディナーでも容赦なし

いつでも容赦なく水をかけてくる

さて、日も落ちてきたので、トゥクトゥクを呼んでもらい、紹介してもらったお店へ向かうことに。あたりは、昼間と違い若干涼しくなってきた。

これからディナーに向かう観光客でしかも涼しくなってきてるからと、タイ人のモラルを信じていたのが甘かった。レストランにつくころにはびっちょり。。さすがに寒い。。これは、タイ人のモラルの範疇らしい。まあ、正月だし無礼講とトゥクトゥクを降りると、きれいな服を着たお店のスタッフが出迎えてくれた。

非常に伝統的で素敵な建物のお店だ。

入り口を開けてもらい、お店へ入ろうとすると「ここで靴を脱いでください」と流暢な日本語が。昼間、街中でも「これ、おいしそうだね~」なんてあきえと話していたら「日本人ですか~?」と日本語でタイ人に話しかけられた。

レストランの店員さんも街中で話しかけた女の子も日本語を勉強し始めてそんなに経っていない(1年くらいだそうだ)という。なぜ、今まで自分は語学をもっと勉強しなかったんだろうとちょっと後悔。

高級レストランでタイ料理ディナー

注文を決めるころ、「寒いですよね~」と大きなタオルを貸してくれた。夜道で水をかけられ、着いたお店でタオルをもらう。人の優しさが何倍にも感じるとてもいいお祭りだ。

さて、レストランの会計では、普段の屋台の10倍くらいのバーツを支払い、呼んでもらった車を待つ間、店員さんと日本語で世間話。「タイの結婚式は1万バーツくらいでできるよ」とか「このレストランでこの間日本人とタイ人で披露宴をやった」、「コップンカはチェンマイではコップンチャーオという(女性だけ)」などタイの文化を教えて頂く。

迎えに来てくれたのは、レストランのオーナーのご子息。最初、100バーツと言われた送迎代をタダにしてくれ、水をかけられても濡れない素敵な(普通の)車で送っていただいた。

●洗面台に大量の蟻!

明日はトレッキングだ。

そういえば、朝8時くらいに迎えに来るから、その前までに朝食を済ませておいてねと言われていた。早速近くのセブンへ朝食を買出しに。すでにタイで何度セブンへ行ったか分からないほど、利用している。というか、コンビニはセブンしかないのかな。

明日の朝は早いが、世界一周の旅はホントにやることが多い。洗濯やらメールのやり取りやら、今後の計画やらお金の管理やらで今日も夜はふけていく。

と、寝る前に歯磨きをしようとしたら、洗面台に大量の蟻が!!(あれ、洗面台って黒かったっけ?って思うほど。。)朝、ワインを洗面台に捨てたのが原因みたい。。

かつやcat

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