Posted by Katsuya on 23rd 1月 2011

Ramen in Paraguay イグアス移住地でラーメンを食べる

イグアス移住地の日曜日はラーメン。餃子もヤバイ

昨日イグアスの滝ショートトリップを終え、イグアス移住地へ戻ってきた。

●地元のおじさんに感謝

パラグアイの国境の町シウダー・デル・エステから、イグアス移住地へ戻るためのバスを探す。

行きは園田さんに送って頂いたため、帰りのバスをどこで乗るか検討が付かず、とりあえずそれらしいところをウロウロ。しかし、そこを通るバスは7km地点や15km地点など近距離のバスばかり。

タクシーの運転手に聞くと、バスターミナルまでここから4kmあるからタクシーに乗らないとだめだよ、と。それでも、タクシーに乗る気にはならず、バスターミナル方面に歩いてみる。そのうち、30kmくらいまで行くバスが通るのではないかと思いながら。

まだ明るいのは幸いだが、道を進むにつれ人通りが無くなってきた。シウダー・デル・エステは決して治安の良い場所ではないらしいので、暗くなる前にバスを捕まえねば。

しかし、バスターミナルまでの地図もなく、場所もなんとなくしか分からないので、地元の少年サッカーを見ていたおじさんに道を聞いてみる。

あっち?そっち?とスペイン語の道案内に四苦八苦していると、「よし。分かった。一緒に行こう」とおじさん。

「あのマンションはアラブ人のコロニアルであっちがスペイン人のだ」とか「俺はアスンシオン出身でシウダー・デル・エステには仕事で3年前から来ている」など、色々と世間話をしながらバスターミナルを目指す。

結構、遠い。タクシーの運ちゃんの話は本当だったようだ。運ちゃん、疑ってごめん。

バスターミナルも近くなってきた頃、うっすらと日も暮れてきた。周辺には物乞いがたくさんいる。

「彼らは仕事をしようとはせず、靴もはかず、体も洗わない。そして、物乞いや、時にはスリを行うから気をつけろ」とおじさん。物乞いで近づかれたら、立てた人差し指を横にチッチッと振るのが、ここのお断りのサインだそうだ。

ようやくバスターミナルに到着。夕暮れに見る周辺の治安はあまりよろしくない。

おじさんお勧めのバス会社まで紹介してもらって(ちょっと高かったけど)、おじさんはそのまま帰宅。もちろん、チップなどの要求もなく「家に帰るついでさ」とさりげない一言。サッカー見てたのに、20~30分の道のりを送って頂いた。

危うく治安の悪い町で途方に暮れるところだった。本当に家に帰るついでだったとしても、見知らぬ外国人をバスターミナルに送り届けるなんて、なかなかできるもんじゃない。

旅先では、困っているときに大きな親切を頂くことがある。訪れた国の印象は、そういった人々の優しさが大きく占める。逆に、そこに住んでいる人々に対していい印象を持てないと、国全体の印象もそうなることが多い。日本は「言葉が通じない国」と欧米人に良く言われる。どんなに英語がしゃべれなくても道案内くらいはできる。

困っている人がいたら、人種問わず助けないと。

シウダー・デル・エステのバスターミナル。ここからアスンシオン方面へ41kmがイグアス移住地

○シウダー・デル・エステからイグアス移住地への行き方

シウダー・デル・エステの中心部から4kmはずれにバスターミナル有り。そこから、アスンシオン行きのバスを探し、バス乗車時に「41km地点で降ろしてくれ」と伝えておけば、イグアス移住地入り口で降ろしてくれます。

シウダー・デル・エステからイグアス移住地へのバス移動費用:25,000グアラニー

●イグアス移住地の有名なラーメン

そして、昨日は夜遅くなってしまったにもかかわらず、ペンション園田さんも快く受け入れてくれた。

パラグアイ、素敵な人達ばかりだ。

イグアス移住地の楽しみ方というのが、ここにある情報ノートに書いてあった。

今日は日曜日。

何とイグアス移住地には、土日の11時~13時しかやらない幻のラーメン屋があるという。ラーメン屋のラーメンなんて、日本を出てから食べていない。これは行かねば。

近くの球場では、イグアス移住地50周年の野球をやっていたが、盛り上がる試合を横目にラーメン屋を目指す。

この時期のパラグアイはとにかく暑い。強い日差しもさることながら、湿度も高い。日本の内陸部の夏って感じ。

ようやく目的のラーメン屋に到着。外から見ると店舗という雰囲気はなく、ただの一軒家。目印は庭にやけに車が停まっていることと、入り口に書かれた小さないらっしゃいませ。

入り口を開けると店内は思いのほか広く、おばちゃん達が威勢よく働いてる。早速、ラーメン、餃子、ライスの黄金セットを注文。しばらく待つもなかなか注文の品は来ない。さすが、土日だけの名店。お客さんが多い。しばらく前に来ていたペン園仲間のJunさんの冷やし中華も、一向に来る気配がない。

確認すると、ラーメンは後から来た隣の席の人のところへ行っており、冷やし中華にいたっては消えてしまったようだ。そして、冷やし中華を急いで作り直す厨房では、ドンガラガッシャーンと食器のなだれが発生してんやわんや。まだ、しばらくお預けだな。

パラグアイでラーメン・餃子・ライス(日本米)の黄金セットが食べられるイグアス移住地

久しぶりのラーメンはシンプルな醤油。だしも恐らく魚系であっさりな感じ。さらに、餃子もライスも完全に日本品質。海外で食べる日本食というと、何かしら違う部分があるが、ここは移住地なだけあって完全に日本。

ごちそうさまでした!

イグアス移住地のラーメン、餃子、ライス:26,000グアラニー(約500円)

かつやcat

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