Prison in Lapaz ラ・パスの刑務所ツアー
ポトシからの夜行バスは、6時にラ・パスのバスターミナルへ到着。
●ラ・パスの刑務所ツアーを探す
前回と同じく、今回もラ・パスの宿はエル・ソラリオ。
しかし、朝の6時過ぎに行くも、今は満室ということで、チェックアウトの時間まで待つことに。
10時過ぎ、無事部屋を確保することができた。
さて、ラ・パスと言えば刑務所にかなり特徴があるらしい。
以前、どこかで会った旅人に「ラ・パスにはジェイルツアーというのがあって、おもしろい」と聞いたことがある。歩き方には一切載っていないので、試しにロンプラを見てみると確かにラ・パスの刑務所の話が載っていた。
どうやらラ・パスの刑務所は独立したコミュニティで、中で囚人が商売を行い、自分の部屋の鍵を持ち、家族と暮らし、ペットまで飼っているらしい。さらには、部屋(監獄?)もお金を払って借りないといけないという。もちろん、自分で稼いだお金で。
これはおもしろそう。
ただ、旅行代理店に聞いてみるも、今はもうジェイルツアーを扱っていないらしい。見学したいのなら、警察と交渉したほうがいいとのこと。
ということで、教えてもらった地図を頼りにラ・パスの刑務所に行ってみる。
ちなみに、ラ・パスの刑務所のある場所は、サン・ペドロ教会隣のサン・ペドロ広場に面するAcosta通りにある。
噂では警察にお金を払ってツアーをやってもらうというが、正門を見張っていたポリスに「中を見たい」というと、家族か兄弟など面会者がいないと入れることはできないという。
何か今日は一般人で溢れかえっており、何かの特別な日なのだろうか。
裏門に回ると、欧米人ツーリストが5,6人で門番と交渉している。ガイドのような現地の人も一緒だったが、結局中には入れず。
もう、ラ・パスの刑務所ツアーはやっていないのだろうか。残念。
●ラ・パス日本人会のチャリティーコンサート
ラ・パスでは、今から1ヶ月前くらいに大きな水害があったらしい。
その被害への義援金として、今回のコンサートの売り上げがすべて寄付されるという。
最初のプログラムは着物ショー。
会場はほとんどが現地のお客さんなので、結構盛り上がっていた。
次は、ビッグバンドによるフォルクローレというボリビア音楽の演奏。
演奏レベルも高く、なかなか楽しい時間でした。
最後は、日本人ギタリストによるギターソロ。会場が冷え切ったところで休憩・・・のはずが、ここで多くのお客さんが退席。
ということで、うちらも日本人会館の上にある日本料理「けんちゃん」に避難。
南米の魚「トゥルーチャ」をふんだんに使った、トゥルーチャ刺身定食。
これがまたヤバイ。
トゥルーチャの味はサーモンをもうちょっとさっぱりさせたような、かなり美味しい魚。
65ボリ(約800円)とボリビアの物価を考えると、とんでもない高級料理だが、日本でも食べられないとびきり美味しい日本食なので、ついつい頼んでしまう。
他の料理もかなりレベルが高い。
ラ・パスのけんちゃん。もしかしたら、世界一おいしい海外の日本食屋なのかもしれない。
ごちそうさまでした。
かつや
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