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Posted by Katsuya on 26th 10月 2010

Museo Mural Diego Rivera ディエゴ・リベラ壁画館へ行く

巨大な壁に描かれたディエゴ・リベラの傑作

メキシコシティでは、日本人宿ペンションアミーゴに泊まっている。

この宿、建物も古く設備もなかなかボロイのだが、唯一(!?)すごいのが中庭の壁に描かれた絵。この絵は、巨匠ディエゴ・リベラの描いた最高傑作「アラメダ公園の日曜の午後の夢」をパクった壁画なのだ。

当初、壁画の中に「神は存在しない」とリベラが書き話題になったことで有名なこの絵が、近くの美術館で見ることができるというのでこれは見ておかねば。

早速、Hidalgo駅近くのディエゴ・リベラ壁画館まで歩いて行ってみる。

●しばし傑作に見入る

途中、行き先表示の看板があさっての方向を向いていたため、若干迷ったが歩き方に書かれているような強盗被害もなく無事到着。

博物館の外では、地元の人達がチェスを楽しんでいたり、平和な雰囲気。

エントランスを通り、美術館の中へ入ると、すぐ右手に壁画が展示されている部屋がある。しかし、「まずはその他の作品を見て、最後にここに来なさい」と係員に壁画の部屋に入るのを止められ、仕方なく1階、2階とリベラの作品を見てその作風など雰囲気を掴むところから始める。

すると、2階からは1階に展示されている壁画が一望できる場所があり、まずは遠いところから壁画の全体像を見ることができた。ぶっちゃけ、他の作品はそこまで…な感じなので、すぐに1階に降り間近でリベラの最高傑作を見てみる。

壁画の横幅は非常に広く、ダイナミックに活き活きとメキシコの著名人が描かれている。時代背景や書かれている人物など正直詳しくは分からないが、その巨大な壁画に圧倒され、部屋に用意されているソファーでしばらく壁画をゆったりと眺めてしまった。

中央のガイコツの婦人が絵全体のアクセントになっていて、広い壁面を存分に活かしたとても素敵な作品だ。

入場費用:S割引で無料

●パスタパーティ

ペンションアミーゴのディエゴ・リベラ

宿に戻ると、皆でパスタを食べようとお誘い頂いた。いわゆるシェア飯と違い、皆で食材をもちよりその材料でできる夕食を作るのは一体感があっていい。旅人は時に孤独。帰属意識という人間の欲求を感じる。

そんな良い仲間たちが集う日本人宿ペンションアミーゴは実に快適(最初にボロイとか書いたけど…)。そして、本物のディエゴ・リベラを見た後に、中庭の壁画を見るとこれまた忠実に再現されていることに感心する。描かれている人物の顔はオリジナルとは全く違うらしいが。。

ということで、当初2泊3日予定だったメキシコ滞在はまだまだ続く。

Posted by Katsuya on 25th 10月 2010

VIVA TEPITO メキシコシティの問屋街ティピートへ

人と店で賑わうメキシコシティのティピート

今日はメキシコシティの問屋街ティピートへ行く。

ティピートには様々なお店が軒を連ね、安く色々な物が買えるというエリアだが、治安の悪いエリアでもあるらしい。普段からよく通っている人からするとそうでもないらしいので、ティピートに詳しい方をガイドに同じ宿の宿泊者達とティピートツアーに出かける。

●活気あふれるティピート

クローンCD・DVDがいっぱいのティピート

宿近くからローカルバスに乗り、ティピートへ向かう。

ペンションアミーゴからは30分もかからない時間でティピートへ到着。日中はそこまで治安は悪くないとのことだが、念のため万全の注意をしながら問屋街を散策する。

観光客こそ少ないが、ティピートは買い物を楽しむ人々で溢れかえり、一見すると観光地のような盛り上がりを見せている。通りの脇にはTシャツやバッグなど衣料品を扱うお店や、フルーツや軽食など食べ物を扱うお店など楽しい雰囲気。

さらにツアーご一行はティピートを中に進む。中に入るにつれ、品揃えが変わってくる。特にこのエリアの売れ筋はクローンDVDと書かれた、いわゆるコピーCDやDVD。有名アーティストのCDや映画DVD、ゲームソフトなどがうず高く積まれ、日本円にして数十円という破格で販売されている。

CDやDVDは特に目的ではなかったため、見物だけし、さらに奥へ進む。

今回ティピートに来た目的は、タバコを買うこと。到着したタバコ屋さんでは、1カートン65ペソ(約450円)というこれまた破格でタバコが販売されており、初めて見るWinという銘柄を購入。カナダで買った一番安いタバコが1箱1,000円(カートンじゃなくて、たったの1箱ね)したのがウソのようだ。

その後、大きなタコスを食べたり、メンバーそれぞれの欲しい品を買ったりし、ティピートを後にする。あきえが欲しかったTシャツは、めぼしいものがなく断念。

特にスリなどの被害にあうこともなく、ティピートを楽しむことができた。ちなみに、お店が一斉に閉まる火曜日は特に危険らしいので、訪れる曜日は気を付けましょう。

Posted by Katsuya on 24th 10月 2010

In Mexico City 起きたら午後のメキシコシティ

タコス屋のおやじ

昨日の夜は、仲間の一大事ということで明け方まで起きていた。

無料の宿の朝食を楽しみにベッドに入ったのだが、目が覚めたらもう午後。。時間が経つのってあっという間。

●旅のプランニングとウォルマート

特に、今日どこかに行く予定はなかったので、今後の中米の予定を午後の時間を使いプランニング。先進国や観光国と違い、中米の移動は結構難易度が高く、ルートを考えるだけでも一苦労。

一旦、次のOne Worldのフライトまでの日程をざっくり考え、恒例のウォルマートへお買いものへ出かける。

この辺りでは、ウォルマートは高級スーパーらしく、確かに周りを見てみると客層がリッチな気がする。まず、広い駐車場にはいつも車が一杯。1個5ペソ(約35円)のタコスをいくら売っても、立派なアメ車は買えないだろう。そして、家族連れの服が違う。地下鉄の中で夜遅くまで物売りをしている子供もいる国なのに、ここにいる子供はとても綺麗な服を着ている。

どちらも日本だったら普通の光景なのに、途上国にいると色々と考えさせられてしまう。

生まれてしまった格差は、いつか挽回できるのだろうか。

ちょっとしたスーパーへの買い物も、世界一周の旅では貴重な体験となる。

とは言っても、ただスーパーで買い物をしただけの一日でした。

Go To JAPAN 日本への道のり

成田空港

○緊急帰国

今日は一日宿にいた。

ブログの更新(私が書くのだいぶ久しぶり・・)したり
今後の予定立ててたらあっという間に夜になり・・・
そのまま一日が終わり・・おやすみなさい。Zz

・・の予定でした。

でも、
夜に緊急事態が発生。

黄熱病の予防接種を一緒に受けに行った旅人の一人、
カッシーのご家族の様態が急変したとの事。
急遽これから日本に帰国しなければいけない事態となり、
その場にいたバックパッカー全員で最短で日本に帰れる飛行機を探す。
真っ赤な目のカッシーを見ていると、私まで泣きそうになってくる。
でも、いまは飛行機を探さなきゃ。

いま、メキシコ時間で夜の11時半。
ここは中米。日本への直行便は飛んでいない。

フライトスキャナーで最短で帰れる便を探す。
・・いい便がない。直前だからなのかもしれないけれど、
最短で明日の夕方18時到着になってしまう。
アメリカから日本への便は多いので(ロサンゼルスやサンフランシスコ、ダラスなど)
経由地を選択して調べたり、航空会社のサイトで直接検索したり、旅行代理店のサイトも見たり。
皆でありとあらゆる方向性から最短経路を調べだす。

こんなときだけど、改めて思う。バックパッカーの皆さん、すごい・・
ダラスは?いや、サンフランがいい。ここの航空会社は遅れるから、こっちにしたほうが・・
旅のプロの人達ばかりだから、下手な旅行会社よりずっと優秀な知識を持っている。

飛行機を探し出すこと1時間余り・・・あった!
航空会社のサイトから直接調べていた人がサンフランシスコ経由成田着の便を発見。
時間も日本に14時到着と早い。
急いで航空会社へ電話を繋ぐ。
直前なのでネット予約するよりも電話のほうが確実だからだ。

緊急事態だという事を伝え、無事チケットの予約が完了。皆、ほっと一安心する。
14時着と18時着。普段ならそんなに気にしないかもしれない。でも今は1日以上違う気がする。

飛行機はメキシコシティを朝6時に出発する。
メキシコの夜は治安がいいとは言えない。
宿の人に事情を話しなんとかタクシーも呼んでもらえる事に。
急いで荷造りをし、タクシーが迎えに来るまではあっという間だった。

明日からペルーへ行く予定だったカッシー。
まだ、ここが中米の玄関口メキシコシティだったから良かったのかもしれない。

大変なときなのに、最後に皆にいらない荷物を置いていってくれたり
(皆のたかりようがすごかった(笑))最後まで気遣いもあって。

日本に無事到着しますように。
ご家族の方と早く会えますように。

遠い場所にいるってやっぱりもどかしい。

あきえhouse

Posted by Akie on 22nd 10月 2010

Make the Mexico student Card & Go to the Teotihuacan メキシコ国内学生証とテオティワカン

テオティワカンの太陽のピラミッド

今日こそ。学生証を作りに行く。(写真はテオティワカン)
宿の無料ご飯を食べ、学生証作りへ

○メキシコ国内用の学生証作り

これも宿の情報ノート参照。

メキシコの宿、ペンションアミーゴの情報ノート

情報ノート

昨日も書いたけど・・・
メキシコ国内では国際学生証より、メキシコ国内用の学生証のほうが有効らしく
遺跡タダ、バス半額、飛行機も割引になる(!)という事で作りに行くことに。
逆に国際学生証は使えないことが多いらしい。
しかもメキシコシティ近郊にあるマヤ遺跡「テオティワカン」を見に行くだけで
元がとれちゃうらしい。

地下鉄を乗り継ぎ、学生証作成センターSETEJへ。
目印はブラジル料理店。
そのビルの2階に入っているとの事だったけど、
どうやらレストランは閉店してしまったらしくちょうど一階は工事中だった。
次はコンビニが入るみたい。

インターホンを押し、「学生証を作りたい」と伝え階段で2階にあるSETEJへ。
中にいたのは小柄でかわいらしい感じのお姉さん。

メキシコ国内用・国際学生証どちらも作成できる場所なので、
どっちがいい?とまず聞かれる。
メヒコ!(メキシコの意味)と答え、もちろん国内用を選択。

「学生証持ってる?」と聞かれ、トルコで作った学生証を差し出す。
トルコで作った学生証はヨーロッパ対策に年齢を26歳以下にしたものだったので
本当は実年齢で作りたかったけど、顔写真が載ってるそれらしいものがない。
かつやは日本の免許証を持ってたので、それを出す。いいなぁ。
(日本語だとなんて書いているか分かんないので、免許証=日本の学生証だよーで結構通る)

お姉さん、特に何も言わずに受け取り、それぞれコピーを取っていた。

次に。渡された紙に氏名・生年月日・学校名などを書く。
かつやはメキシコに実際にある大学名を記入。
私は国際学生証と同じ学校名を。

最後に学生証に乗せる名前や生年月日・学校名などに間違いがないか
確認をお願いされ、チェック。
うん、大丈夫。(私24歳になってるけど・・)

なんで日本の学生証だよーっていって運転免許証渡してるのに
メキシコの大学名が入った学生証作れるんだろう・・・システムがよくわからん。

とりあえず一人50ペソ(350円)で無事学生証ゲット。

○マヤ遺跡「テオティワカン」へ

続いてメキシコシティ近郊にあるマヤ遺跡「テオティワカン」へ。
せっかくメキシコ来たし、観光らしいとこいかなきゃね。
学生証の効果も試せるチャンス。

再び地下鉄を乗り継ぎ、今度は北方面バスターミナルへ向かう。
ここから遺跡行きのバスが出ていて、1時間で着けちゃうらしい。

○結構大変?メヒコ学生証

テオティワカン行きのバス会社窓口へ到着。
もちろんココでメキシコの学生証を出す!・・が。
なぜかダメ。学割にはならず、正規料金を取られてしまう。
「えっメヒコだよー!」といってもスペイン語の返事しか返ってこないので理由も分からず。

バスは10分後に出発するというので、仕方なく正規料金で片道分を購入。
1人で70ペソ(490円)うーん高い!なんでだろー。嘘ものだって分かるのかな?
・・ちょっと先行き不安になる2人。

バスはすごい渋滞で1時間遅れの2時間で遺跡に到着。
入口に係員がいて、再びメキシコの学生証を見せる。

じぃぃ~~~っくりと、裏まですみずみまでみる係員。
そして・・・

出された答えは
なんと「ノー」

えっなんでなんで!メヒコメヒコ!と二人でアピール。

すると、あっちいってみて。と、反対側に座ってた物売り風のおじちゃんを指さす。
あっ。あの人、物売りの人じゃなかったんだ。。

再度メヒコアピールしつつ、学生証を見せる。
・・・じっくり見た後 ・・・
「OK~」

ほっ。よかったよかった。
なんとか第一関門クリア。

でもなぜかその先にもチェックポイントがあり、再びメキシコの学生証を見せることに。
またしてもじぃぃ~っくりとチェックする係のおばちゃん。
結果大丈夫で2人とも無料で入れたけど、
メキシコで学生証使う時はメヒコアピールが大事なのかも?

なんだかんだ入場するまでチェックポイントがあったけど、
本当に一発目でいきなり元が取れた。びっくり。
通常入場料51ペソのところ、学生証パワーでなんとタダ。学生証ってすごい。

遺跡も、ここに来るまで散々中東で遺跡を見まくっていた為
正直あまり期待してなかったけど、思ったよりよかった。

メキシコに来るまでピラミッドはエジプトにしかないと思ってたけど、メキシコにもある事を知った。
テオティワカンはラテンアメリカ最大の都市遺跡で、紀元前2世紀頃に建造されたメキシコ最大の宗教都市国家。
ここに高さ65m・底辺の一辺が225mという巨大なピラミッドをはじめとしたピラミッド群がある。

興味深かったのは、このピラミッド群を建造したテオティワカン人は8世紀頃に謎の滅亡を遂げてしまったのだけど
後にこの地を訪れたアステカ人たちがこのピラミッド群を見てこれこれ神々が建てた都市だと信じ
彼らの宇宙館ともいえる「太陽と月の神話」の舞台としたこと。
現在ピラミッドの名前も「太陽のピラミッド」「月のピラミッド」といったアステカ人たちの呼び名で呼ばれている。

人間が作ったものなのに、人間が作ったものとは思えない程の荘厳さを感じさせる遺跡。

遺跡内部は広大なので、見学に3~4時間はかかる。
実際私達もさらっと見学して終えようと思ってたのに結局3時間位必要だった。

遺跡内部には、巨大なサボテンの木やアロエが自生していた。
綺麗な赤い実をつけたサボテン。
ここはジャングルの中?と思うほど巨大化したアロエ(これが普通の大きさなのかもしれないけど)
中米に来たんだなーという事を実感する。

テオティワカンの巨大サボテン テオティワカンの巨大アロエ 物売りのおじさん

一番のおすすめは太陽のピラミッド。
一番高いピラミッドなのに頂上まで登ることが出来る。
(エジプトは基本ピラミッドへの登頂禁止。作りも登れるようにはなっていないので、その違いも興味深かった)
遺跡のある場所は高地なので空気も希薄。日差しも強いし階段もかなり急で疲れる。
でも頑張って頂上まで登りきって見る眼下の景色は最高だった。
ツアー客の盛り上がりは相変わらず激しかったけど、、
登って良かった~
思えばこんな感じの遺跡見学、中東振りかも。

テオティワカンの太陽のピラミッド

紀元前の大昔の遺跡に登り、遺跡からぼーっと景色を見る。
遠くに別の遺跡が見えて。

贅沢な時間だなぁ・・
ビーチでのんびりするのもいいけど、やっぱりこんな場所が好き。

そら

気付けばもう西日。
夕暮れ前に遺跡を後にする。

帰りはバスの運転手さんから直接バスチケットを購入。学割で購入できた。2人で35ペソ(245円)
バス会社の窓口で買うともしかしたらチェックが厳しいのかもしれない。

帰りは渋滞にも巻き込まれず、ほぼ定刻通りの1時間でメキシコシティに到着。
だがちょうど帰宅ラッシュの時間だったようで、地下鉄は人で溢れていた。
さすが世界有数の人口密度の国。地下鉄の混み方は朝の東京みたい。
スリに合わないように注意しつつ、宿を目指す。

○久しぶりのお魚料理

宿では、自炊で久々ちゃんとしたごはん。
近くのスーパーでお魚ゲット。ごはんも炊いて、フィレオのムニエル、キャベツとネギの中華スープ、キャベツサラダと豪華な夕食。
魚の名前はフィレオ。味はかなり淡白。かまぼことかお鍋に合いそう。
お肉用のソースが合うお味。
ん?もしかして。
マックのフィレオフィッシュの「フィレオ」って、この魚の事かも。

○ペンションアミーゴの居心地

この宿、日本人宿だけど、韓国人も結構泊まってる。
その中におもしろい女の子が。
韓国語、英語、スペイン語、そして日本語を話す強者。
さっきまでスペイン語で話していたと思ったら、急に英語になったり日本語になったり。
頭の回転も速いし、かわいいし、おもしろい。
まだ23歳。すごいなぁ。

ここの宿、最初は2泊位の予定だったのに
なんだかだらだらしちゃってる。。

いま宿泊してる人がいい人ばっかりだからかもしれない。
やっかいな主っぽい人もあんまりいない。よかったよかった。

今後の予定・・
キューバ、ジャマイカ行きたいけど、飛行機高いしなー
コスタリカに幻の鳥も見にいきたいし、ビーチ行ってダイビングもしたい。
意外も中米もやること盛りだくさんかも。

わーそれにしてもーお金がないっ
ピンチだー

○学生証作成センターSETEJへの行き方

地下鉄「Sevilla」駅下車。
住所:Durango252 一階は現在工事中。恐らく今後コンビニ。
地図は情報ノートの写真見てください。
「104」のインターホンを押し、「学生証を作りたい」と伝えるとドアのロックが解除され、
ビル内へ入ることが出来る。階段で2階にあるSETEJへ。
再度インターホンを押し、要件を伝え作成センターの中に入る。
ちなみに・・スペイン語で「学生証を作りたい」は下記参照。コレで通じましたkira

キエロ アセール タルヘタ デ エストゥディアンテ
¿Quiero  hacer   tarjeta de estudiante
~したい  作る   学生証

○メキシコシティからテオティワカンへの行き方

地下鉄で北バスターミナルへ。5番線の「Autobuses del Norte」駅 下車。
ここから遺跡行きのバスが毎日15分毎に出ており、所要約1時間。
バスターミナル入って左端にある「Autobus  San Juan Teotihuacan」という会社から
遺跡行きのチケットを購入する。獅子舞の絵が目印。

メキシコシティ内地下鉄移動費用(片道/乗り継ぎ自由):3ペソ(1人)
メキシコシティからテオティワカンへのバス移動費用(定価):35ペソ(1人)
テオティワカンからメキシコシティへのバス移動費用(学割):17,5ペソ(1人)

あきえhouse

Posted by Akie on 21st 10月 2010

yellow fever vaccination in Mexico 不毛な一日~メキシコで黄熱病の予防接種~

メキシコ、黄熱病の病院

今日はちょっと不毛な1日。

中米・南米は黄熱病のリスク国が多く、
黄熱病の予防接種証明書(イエローカード)がないと入国できない国もあるので
今日は黄熱病の予防接種を受けるべく、午前中から病院に行こうと考えていた。

もちろん・・日本であらかじめ予防接種は済ませ、イエローカードも取得してきたんだけど
なんとかつやがイエローカードを紛失。
日本から持ってきたお財布の中に入れ、バックパックの奥底に閉まっていたんだけど
いつの間にか無くなっちゃってたらしい。

黄熱病の予防接種証明書、イエローカード

これは私の。

どっかで盗まれた?かは不明。
まぁ、しまってたのがお財布の中だったから、お金~!って思われて盗まれちゃったのかも。
入ってたのはイエローカードだけなのにね^^;

もう予防接種自体は済ませているので、再発行出来ないのか色々調べてみたけど
結構めんどくさいらしく結局再度受けることにした。
一度打っていても、特に問題はないらしい。・・たぶん。

情報ノートによると、ここメキシコシティでも格安で受けられる病院があるらしく
イエローカード取得後、その足で学生証も作りに行こう・・というのが今日のプラン。

安宿に置いてある情報ノート。貴重な情報が盛りだくさん。これは黄熱病について

情報ノート

そう、学生証。トルコで国際学生証はゲットしてたんだけど
メキシコは国際学生証じゃなく、メキシコ国内の学生証がかなり威力を発揮するらしい。
遺跡がタダになったり、バスが半額になったり、飛行機も学割で乗れたり。
これは作らなきゃ。

早起きして朝一で出かけよー!と思ってたんだけど

昨日寝たのは夜中の3時頃。
旅人さん達との話しがおもしろくてついつい夜更かししてしまう。

朝ごはんの為に頑張って9時に起きて
(ここの宿には朝食無料サービスが!!最安値なのにすごい。早いもの勝ちだけど(笑))
朝食後に軽く調べものをして宿を出発しようとしたのが結局12時半。

ちょっと出発時間遅れちゃったね~なんて話しながら、宿のコモンルームであるダイニングに行くと、他にも今日黄熱病を受けに行く人達が。

これから行くんですーと言うと、
「あれ?もう午前の部終わりじゃない?午前中13時迄で、午後は15時からだよー」
・・とびっくりなお返事。

そっか、ここスペイン語圏。ラテンの国だった!

シエスタだー。

ラテンの国にはシエスタっていうお昼寝タイムが存在してて、
大体午後14時~16時位迄閉まっちゃうお店が多い。スーパーだったり食堂はもちろん、会社も長いお昼休みの時間になる。

これから行ってもちょうど閉まってしまう時間。
なのでしょうがなく午後の部再開まで宿でたらたら待つことに。
14時半。やっと出発。

○黄熱病の予防接種を受けるべく病院へ

総勢4名で(私はただの付添い)
地下鉄乗り継いでやっと病院に到着。

病院

・・したけど、、なんと今はもうやってないらしい。
最初受付っぽいところで「黄熱病を受けたい」と伝えると、そこで待ってて。
と待合室で待たされる事30分位。
ようやく1人目が呼ばれて診察室へ。しばらくして戻ってくる。
もう受けたのかな?と思ってたら
黄熱病のワクチンがないらしく、近くの病院でワクチンを買った後に再度戻ってこいとの事。

皆で近くの病院へ買いにいく。が、そこも品切れ。

・・最初の病院へ戻る。

ドクターに伝えると、
今どこの病院で黄熱病の注射が打てるか分からない。ネットで調べてから行った方がいいよ。
とのお言葉。

ネットって言われてもなぁ。たぶんスペイン語オンリーだろうし、、
としばし4人途方に暮れる。
けどここで粘ってもしょうがないので今日は一旦帰宅することに。

ちなみにここまでの会話、全てスペイン語
そして4人の中にスペイン語分かる人、ゼロ。けどなんとか理解できたってすごい。

この時点でもう17時・・
学生証作りに行くには遅い時間だし、あんまり暗くなってから出歩くのも不安。
まだあんまり治安状況を掴めてない2人。
今日は大人しく宿最寄りの駅まで帰る。

○屋台でメキシコ料理を食べ歩き

このまま一日が終わるのはなんかやだなーと、近くの屋台を食べ歩きして観光気分。
うん。おいしい。
今日は食べ歩き観光の日だね~よかったよかった。と無理やり納得する。

ペンションアミーゴ近くの露店。屋台がたくさん並んでいる。安いし活気もあり

食べ物以外にも色んな露店がぎっしり。

メキシコの屋台で食べ歩き

○旅続行の危機

これで今日1日は終わるのかな~と思ってたんだけど・・

でも。

宿に帰ってから・・
本当の今日のメインイベントがはじまりました。

伸びに伸びてたお金の集計
。。。。。。ちゃりーん。。。。。
。。。。
。。。

前半使いすぎ。。。。
あと5ヶ月、大丈夫??

1日4000円予算のはずが、なんと現在6000円
2000円オーバー。
後半は1日2500円(!)で過ごさなきゃいけない事が発覚した。

浮かれ気分から現実にもどる二人。
今後はほんとシビアに動かなきゃ、、

1日6000円・・・
せっかくだから~て前半楽しみすぎたのかも。

わーお金。お金。世の中ってやっぱりお金なのかな。。
とりあえずメキシコは1日1000円以内目安で頑張ります。(長距離移動日除く)

あきえhouse

Posted by Akie on 20th 10月 2010

Go to Mexico メキシコ入国

メキシココーラ

ダラスの宿を早朝に出発し、いざメキシコへ。

○国際線でも機内食のないアメリカン航空

カナダからアメリカへ飛ぶときにも利用したアメリカン航空。
そのときもそうだったんだけど、この航空会社、国際線なのに機内食が出ない。

ワンワールドのチケットを日本で購入する際、
カナダ→アメリカ間の機内食が出ない説明は受けていたものの、
他の路線については特に聞いていなかったので今回は出るかと思いきややっぱりなし。

格安航空会社だったら分かるけど、なんで出さないんだろう?
機内食って国際線ならではの楽しみだったりするので、ないのはちょっと残念。
そこまで予算を削って果たして魅力的なのだろうか。
9.11以降大変な状況にあるアメリカの航空会社ならではなのかもしれない。
という事で、お昼はダラスの宿で握ってきたおにぎりを機内で食べる。

○メキシコ到着!

飛行機は3,4時間で第30ヶ国目のメキシコへ到着。

二人とも今迄で一番の最高レベルの厳戒態勢で望む。
だってメキシコの治安をネットで調べたら、腕時計してるだけで腕切られるとか
地下鉄でいきなり強盗に身ぐるみひっぺがされ周りの人は見て見ぬフリとか・・
恐ろしいことしか出てこなかったメキシコ。
メキシコの治安、どうなってるの??

タクシーのほうが安全だとは分かりつつもそんなお金はなし。
空港のハジのハジまで歩いて地下鉄へ。何度か乗り継ぎを繰り返し宿に到着する。

メキシコの地下鉄

なんとかまだ無事。腕ある。ふー・・
今日はこわいので、宿近くのスーパー、ウォルマートに行き終了。
暗くなったらおそわれる。。。。

スーパーはアメリカ系で広かった、でもダラスのが楽しかったかも。

メキシコシティの巨大スーパー、ウォルマート

※後でそこまで危なくないって事を知る。
腕時計してるだけで腕切られるとか昔の話しらしい。
メキシコは中米の中では安全なほうみたい。まぁ、油断は禁物。

○ダラスフォートワース空港

出発ロビーに無料のインターネット&電源有り。
但し、ノートパソコンの場合、LANケーブルが必要。フリーWiFiは無し。

○メキシコシティの安宿 ペンション・アミーゴ

フリーWiFi・キッチン・冷蔵庫・フリー調味料に加え、
何とフリーウォーター(おいしいお水)&朝食付き!!
朝食は早い者勝ち。パン・軽食・コーヒー・ミルクなど。
コモンルーム(ダイニング)と広い中庭・ハンモック有り。
水回り:若干設備は老朽化しているけど清潔。毎日清掃してるっぽい。
宿泊費用:一泊目80ペソ。二泊目以降は70ペソ。個室も同料金なので、2人旅の人にはお勧め。
WiFiも快適に使えるし、水回りも結構清潔だし、いい宿。個人的には大好き。沈没注意です。

あきえhouse

Posted by Katsuya on 19th 10月 2010

In Dallas JFKの暗殺されたシックスフロアへ行く

ダラスシックスフロアミュージアム。このビルの6階からジョン・F・ケネディは狙撃された

ベンチで仮眠を取り2時間くらいすると、寒さと大勢の人の気配に起きてしまう。

まだ早朝の4時過ぎ。早朝から目的の飛行機に乗り遅れまいと皆忙しそうだ。また、ダラスはまだこの時期暖かく外は半袖でも大丈夫なのに、空港内は真冬の様な寒さ。冷房強すぎで、風邪ひきそう。。

●前回泊まったダラスの宿へ

しばらく空港でウトウトしながら、宿のチェックインの時間を待つ。

ようやく街も動き出す時間になったので、この間ニューヨークに行く前に泊まったDallas Irving Backpackers Stopへ。TREでの移動は痛い目を見たので、今日はバスで移動。費用も安くあがり、待ち時間が少ない分、バス移動の方が快適。

10時チェックインで予約したのに、宿に到着するとスタッフはおらず、電話をすると11時に来るとのこと。結局、スタッフが来たのは12時前で、前回もチェックインは待たされたので、この宿は居心地は良いが時間に余裕があるときでないと厳しいかもしれない。

○ダラスフォートワース空港からSouth Irving駅への行き方

ダラスフォートワース空港から南リモートパーク行きのフリーシャトルバスで南リモートパークへ。そこから、408番のバスに乗ると30分程で到着します。

ダラスフォートワース空港からSouth Irving駅バス移動費用:1.75ドル(1人)

●偉大なるJFKの暗殺されたシックスフロア

ようやく宿のチェックインも完了し、ダラス観光へ出発。

South Irving駅からダウンタウンへバスで移動し、ジョン・F・ケネディの暗殺されたシックスフロアへ。

これまで、ジョン・F・ケネディのことを詳しく知らなかったが、このシックスフロアミュージアムでいかに彼が偉大だったかを初めて知ることになった。

このミュージアムでは、ジョン・F・ケネディの活躍した60年代アメリカの文化の紹介から始まり、アメリカが抱える問題、そしてジョン・F・ケネディがどのようにそれらを解決していったか、そして彼がどのような最後を迎えたかなどが、パネルや日本語のオーディオガイド、ショートムービーやその他展示物などで詳しく紹介されている。

キューバ危機、アフリカ系アメリカ人に対する人種差別、冷たい戦争、核戦争の危機、日米和平など様々な問題を解決し、そして人類への偉大なる資産であるアポロ計画を実現するなど、あの短期間でこれだけの仕事をこなすことができたのは、彼のカリスマ性やリーダーシップが計り知れないものだったのだろうと実感した。これだけの案件を抱えるのを想像しただけで、ぞっとする。。

そして、印象的だったのは、彼が政治家として絶頂期に他界してしまったことで、無限の可能性を永遠のものにしたということと、人類が戦争を終わりにしなければ、戦争が人類を終わりにしてしまうというジョン・F・ケネディの一言。

ジョン・F・ケネディはホントに偉大な大統領だったのだろう。

○シックスフロアミュージアム入場費用:13.5ドル(1人)

●ダラスといえば大型スーパー

日本でおなじみのドーナツもダラスのスーパーでは安く売ってる

前回、ダラスにステイした時もお世話になった宿近くのスーパーへ夕食の買い物に。

アメリカ郊外のスーパーはとにかく売り場も売っている物もビックサイズ。1kg近いバケツアイスが1ドルちょっとで売っていたり、コーラも販売最小単位が2ℓだったり、肉の大きさもハンパない。さらに、ニューヨークやカナダと比べてずっと安い。そりゃアメリカ人の体型もああなるわなと納得。

今日のメニューは親子丼。宿にはフリーの醤油も置いてあり、久しぶりの日本食を満喫。

明日は、いよいよアメリカを離れメキシコへ移動する。

かつやcat

Posted by Katsuya on 18th 10月 2010

Back to Dallas ダラスのフォートワース空港で空港泊

朝を迎えたダラスフォートワース空港

今日は、メキシコ行きの飛行機に乗るためにダラスへ戻る。

ニューヨークでお世話になったエリスちゃんともいよいよお別れ。いい人に出会えてよかった。

●US Airwaysでダラスへ

大事な腕時計を空港で破損。急ぎは禁物。。

今日のダラス行きは、ニューヨークへ来た時と同じUS Airways。

いつもと同じようにチェックインカウンターで搭乗手続きをし、続いてセキュリティチェックへ。

アメリカ、特にニューヨークはせっかちな人が多い。セキュリティチェックのために荷物をトレイに広げている時など、早くしろばりに後ろからトレイを押してきたりする。空港だし忙しいのは分かるけど、ここで急いだってしょうがないでしょ。

無事、セキュリティゲートを通過。

チェックを通った荷物をしまっていると、またしても後ろからおばちゃんがつっついてくる。分かったよ。急いでしまうから。とその時、嫌な音が。

「パリーン」

空港の石材が敷き詰められた床に、ブルガリアで買った大事な腕時計が落下。打ち所が悪く、無残にもフェイスが割れてしまった。やっぱり焦りは禁物だな。修理にいくらかかるんだろう。海外旅行保険の使い方を調べないと。

それ以外トラブルはなく、フィラデルフィアで便を乗り換え、無事ダラスへ到着。

○今日の格安航空:ニューヨークからダラス

今日搭乗する格安航空会社はニューヨークに来たのと同じUS Airways。フライトも時間通りでセキュリティゲートでの事故以外問題なしでした。

ダラスからニューヨークへの飛行機移動費用:160.4ドル + 荷物代25ドル(1人あたり)

●ダラスフォートワース空港で夜明かし

ベッドまで貸してくれたダラスフォートワース空港の夜

ダラスへ到着したのは、夜の9時過ぎ。

フォートワース空港から安宿まで距離があるし、車社会のダラスでは公共交通機関での移動が大変なので、物騒な夜のダラスでの移動は控えることに。ということで、今日はダラスフォートワース空港で空港泊。

到着したターミナルは既にほとんどのカウンターが締まっており、照明も消えている場所もある。ここに朝までいれるか不安だが、まあ大丈夫だろう。安全そうな場所を探し、防犯カメラの目の前に陣取る。

空港で時間ができたので、色々と作業をするためにまずは電源を探す。すると、清掃係のおじさんがおすすめの電源プラグがあるポイントを教えてくれ、バッテリーが底をついていたPCをつなぐことができ、ちょっと奥まったところスペースでゆっくりと作業することができた。

しばらくPCで作業をし、さっきの席へ戻るとなんと簡易ベッドが用意されていた。あきえが一人でベンチにいると、セキュリティのおじさんが「ここで寝るの?じゃあ、ベッド持ってきてあげるよ」と簡易ベッド、枕、ブランケットと3点セットを用意してくれたらしい。

ダラスフォートワース空港の夜。係員の人たちが妙に優しい。

そういえば、前回ダラスのフォートワース空港に来た際、チェックインカウンター横に謎の簡易ベッドが置いてあった。本来は飛行機の遅延など緊急用だろうが、他の人たちも結構このベッドを使って寝ていた。

残念ながらベッドは1つだけなので、今日はベンチで仮眠。

Posted by Katsuya on 17th 10月 2010

In NewYork ニューヨークの街を練り歩く

ニューヨークといえばタイムズスクエア。休日の穏やかな雰囲気はすごくいい

今日は実質ニューヨーク滞在最終日。ということで1日かけて最後のニューヨークを楽しむ。

●ニューヨークのBookOFFで地球の歩き方をゲット

今日は日曜日。仕事が休みのエリスちゃんがウチらの街歩きに付き合ってくれることに。

最初の目的地はマンハッタン中心部にあるBookOFFニューヨーク西45丁目店へ。

アメリカの次はメキシコへ行くが、情報が無いため地球の歩き方をBookOFFで探す。売り場は広く、日本の書籍も数多く揃っており、ガイドブック類も地下の売り場の一角にあった。中古のため種類は多くはないが、無事メキシコ編を発見。03-04年版と少し古いがなんと1ドルと破格だったので、迷わず購入。ついでに持っていた最新のアメリカ編も売りたかったが、売値も1ドルなので一旦保留(イギリスで4,000円弱で買ったのに…)。

ダンキンドーナツで軽い昼食のあと、次の目的地へ。

●ニューヨーク街歩き定番コース

人々がくつろぐNYの公園

まずは、タイムズスクエア。

よくTVで見る光景に、NYに来た実感が沸く。ここで行われるニューイヤーのカウントダウンは盛り上がるらしい。

そこからチェルシー、グリニッジ・ビレッジ、SOHO、チャイナタウンとニューヨークの休日の雰囲気を楽しむ。大きな通りの両側にはビルが立ち並び、無機質な都会を感じる一方、ところどころ大きな公園があり人々が休日を楽しむ姿を見ていると意外とゆったりした街でもあると感じる。同じ都会でも、やはり東京とは何かが違う。

歴史を感じる立派なブルックリンブリッジ

続いて、ブルックリンブリッジ。

なぜこの橋が有名な観光コースなのかはよく知らないと、エリスちゃん。彼女も歩いてここを渡るのは初めてらしい。30分かけてブルックリンブリッジを渡りきる。橋の上からはニューヨークの街を一望でき、歴史を感じるブルックリンブリッジと共にここが観光名所なのはよくわかった。

ブルックリンブリッジを渡り切り、マンハッタンからブルックリンへ。この辺は、閑静な住宅が立ち並び一気に落ち着いた雰囲気になる。マンハッタンからすぐ近くの住宅地ということで、やはり高級住宅地らしい。

●WTC跡地へ

今は工事中のワールドトレードセンター跡地

最後に向かったのは、ワールドトレードセンター跡地。

現在は新しいビルの建設まっただ中のため、一見ただの工事現場。ただ、9.11のニュースやその後のドキュメンタリー映像などで、このエリアの大惨事の光景は今でも鮮明に記憶に残っているため、その映像と今見る景色がリンクし非常に感慨深い。

近くにあるWTCメモリアルセンターでは、時系列で並べられたテロ直後の写真や、ビルに突入していった消防士のヘルメットなどが展示されており、あの事件がここで起きたことを人々に伝えていた。犯人のアラブ人の写真を見ると、中東の人々に色々と良くしてもらっただけに複雑な気持ちになる。

戦争が無くなる日はくるのだろうか。

●再びブルックリンブリッジへ

とここで、買ったばかりのPENからパーツが無くなっていることに気が付いた。

記憶をたどると、どうやら人で溢れかえったブルックリンブリッジで無くしてしまったようだ。ちょっとしたパーツなので、諦めてもいいが、この先買える気もしないので、とりあえず探しに行くことに。

夕方のブルックリンブリッジは、まだ多くの人で賑わっている。地下鉄の出口から丹念に探していくが、なかなか見つからない。もう踏みつぶされて粉々か、橋のすぐ横の車道に転がっていったか、諦めかけたその時、前を歩くエリスちゃんが何かを拾い上げた。

あった!

橋の縁ギリギリにあったパーツは何とか無事。さすがニューヨーカーは洞察力が鋭い。見つかる可能性は低かっただけに、すごくうれしい。

これでニューヨーク散策は終了。

プラスチックバケツの打楽器演奏 in NY

帰りの地下鉄に乗るためホームで待っていると、どこからともなく打楽器の演奏が聞こえる。アメリカやヨーロッパの国々では、当たり前のように電車のホームや車両内で楽器の演奏を行っている人を見かける。見慣れてはいたが、異様にうまいので近くまで見に行ってみる。

見える位置まで移動すると、なんと彼らが叩いていたのはペンキか何かが入っていたであろう空のプラスチックバケツ。バケツの裏面、縁など叩く位置で色々な音を作り出している。さらに、叩いているバケツを足で動かしバスドラム代わりの低音まで一つのバケツで作り出しているのだ。

しかも、演奏する2人の息がぴったり。ニューヨークの最後にいいものを見させて頂いた。

●最後の夜は日本のカレー

お礼の気持ちを込めて、今日の夕食は日本のカレーを作る。

ニューヨークのスーパーでは、日本食が置いてあるところもあり、近くのスーパーで日本のカレールーをゲット。家に帰り、いつもの手順でカレーを作る。インドネシア生まれのエリスちゃんは、アジアンテイストが大好きなので、日本のカレーもきっと口に合うだろう。

おいしくできたカレーを3人で食べる。大満足のNY最後の夕食だった。

明日はいよいよNYを離れ、次のメキシコへ向かう便が発着するダラスへ戻る。

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